※この作品はR-18です。

艦これ survival!?   作:片栗虎

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夏イベが始まりました!!

1面を甲で行こうとしましたが、ヌ級にやられて詰みそうです。


最後の戦い……

「大潮……」

 

「響ちゃん?」

 

4人の生き残りが一堂に会した。

 

「……」

 

「……」

 

「……」

 

「……」

 

誰も何も言わなかった。

 

ただお互いがお互いを見つめ合って、時間だけが経過していく……。

 

大潮達も朝潮の仇を討ったが、自らが進んで殺人を犯したいと言う類では無かった。

 

響もやる気の無い相手を殺そうとは思えなかった。

 

しかし、お互いこのゲームから脱出など出来ないことも悟っていた。

 

「……もう、いいさ」

 

響はインパクトドライバー(0.5Φのドリル)を自らのこめかみに当てようとする。

 

「え?ちょっとまって!!」

 

大潮は響の腕を掴んだ。

 

「離してくれないか?」

 

響は精も根も尽き果てた様な表情で大潮を睨む。

 

「脱出も出来ない、君達は私には殺せない、私にはもう何も無い……」

 

「ずるいですよ!1人だけ逃げるつもりですか?」

 

「どうして止めたの?馬鹿なの?」

 

「え?」

 

突然背後から声をかけられた大潮は、反射的に後ろを向いた。

 

「大潮!避けて!!」

 

響の声も虚しく、大潮の頭部には重厚感溢れるナタが打ち込まれていた。

 

「ほぉんと、馬鹿ねぇ?死にたい人は死なせてあげれば良いのにぃ〜」

 

荒潮は大潮の頭に突き刺ささったナタを引き抜くと、大潮は糸が切れた人形の様にその場に崩れ落ちた。

 

荒潮は続け様にすぐ後ろで、恐怖で硬直した満潮の顔面へナタを打ち込んだ。

 

「……」

 

満潮の頭部は、叫び声を上げる間もなく真一文字に引き裂かれ、真っ二つになった。

 

「……そんな、どうして?」

 

響は現状が理解出来ず、混乱してしまった。

 

「どうしてぇ?そんなのぉ、決まってるじゃない?」

 

荒潮はナタを振り上げて、ゆっくりと響に近寄る。

 

「生き残るのはァ、私だからよぉ?」

 

醜悪な笑みを浮かべてナタを振り下ろす。

 

「くっ……」

 

響はなんとか後ろにさがりナタを避ける。

 

「この島に来て色々あったお陰で、それなりに修羅場には慣れてるんだ……誇れる事ではないけどね?」

 

これまでの経験のお陰で大潮達とは違い、非常時に陥った時の精神的なショックには耐性が出来ていたのだ。

 

「あらぉ?貴女のインパクトドライバーよりもぉ、あたしのナタの方が大きいわねぇ?」

 

荒潮は嬉しそうに満面の笑みを浮かべ、再びナタを振り上げて無防備に響へ近寄る。

 

「……今までの相手と比べると……二流だよ……荒潮」

 

実践自体は木曾戦以来初めてであったが、これまで幾人の死を乗り越えて来た響にとって、荒潮は敵ではなかった。

 

響はナタを軽く避けると、荒潮の懐に入り……。

 

「コレで私も殺人鬼の仲間入りか……」

 

荒潮の喉元目掛けてドリルを突き立て、スイッチを入れる。

 

「きゃああぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁ!!!」

 

ゴリゴリっという嫌な感触と大量の血が噴水のように吹き出て、ドリルの回転によりそこら中に飛散する。

 

「あががごごがごごこぉおぉおおお!!?」

 

響はそのまま更に押し込んでいく、そして木にぶち当たって止まった。

 

ドリルは荒潮の喉、首を貫通して背後の木に刺さっていた。

 

「…………」

 

荒潮は喉から流血し、口からは真っ赤な泡を吹いて動かなくなった。

 

「はぁ……はぁ……」

 

響は息を切らせて尻餅をついた。

 

響の純白の制服、色白の肌が血に濡れて赤く染まる。

 

「キンコンカンコーンってか?響ちゃ〜ん優勝おめでとう!すぐに迎えに行くから、そこで待っててねー?」

 

待て次回!?




次回!遂に艦これsurvival完結!!
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