月と幻想を司る龍神(♂)に恋したオッサンは全力で堕とす事にたそうです。 作:厨二豆腐
リアルが忙しく、リアルのストレスで常に精神不安定でナイーブな為、気が向いたらたまに投稿するつもりです。
物語を中心に書こうと思っているので、しばらくは濡場は無いです……すみません。
神様転生、チートな力や異能を持った存在に転生する二次制作や小説などでの王道的転回の一つ。
だだ二次制作などの作品などでは 主人公達が暴走するあまり作品を崩壊させる事もザラにあった。
そしてここにとある神様は、とんでもない計画を実行した。
そう転生者の転生者による転生者の為の世界。
1から世界を創造し、1から転生者達のみで世界の歴史を構成する。もちろん産まれる子供はその転生者達の子孫であり、定期的に転生者を送り込んでも問題無い世界を創造し造り上げる計画が設立されたのだ。
そして彼らは世界を創造し、転生者達を次々と送り込んだのである。
そしてここに1人のヨレヨレのスーツを着ている無精髭を生やしたボサボサの黒髪のオッサンがいた。
彼の名前は神逆不動、転生特典を得た転生者である。
「はぁ……」
彼はテンプレの王道的な転生に憧れ、転生したのだが転生先は転生者がザラに溢れかえっている世界だ。
俺強ェー的にハーレムウハウハを想像して転生したが、蓋を開けたらシビアな現実、まるでチータ達だけで構成されたような
もちろん転生者次第なら楽しむ事も出来るだろう。
だが考えて見てみると良い、そんな世界が何年も続けば、いずれ組織化し多くのギルドまたはコミュニティが形成されるのは目に見えている事だ。
そして組織に所属出来ず孤立する新参者も出現するようになる。
そう彼はまさにその溢れ者だったのだ。
そして彼はオンラインゲームで言うところの、ソロプレイヤーのように生きていた訳である。
そして彼は現在森の中を探索していた。
彼のようなソロプレイヤーが生き残る方法は、様々な組織の傭兵となるか、嘗ての転生者達の置き土産とも言える、眷属の中でも魔物や幻獣と言った存在などを狩り食いつなぐか、行商人などの護衛などが挙げられる。
そして彼はそんな複数の方法の中で魔物を狩り食いつないで生活していた。
「はぁ……何やってんだか……ん?」
そして森の奥を歩いていると彼はとある違和感に気づいた。
「同じ場所をグルグルグルグル……幻術か何かか」
彼はそう判断すると、すぐさま能力を行使する。
影響力操作、ありとあらゆる現象や事象の因果律に干渉して、発生する結果を変化させる事それが彼の持つ能力であった。
そして彼の視界は変化し目の前の光景に彼は息を飲んだ。
雪のように白い肌をした艶やかで滑らかな腰まである長い黒髪。
黒曜石のような漆黒のつぶらな瞳。
頭部の両脇から生えた二本の龍角。
赤い襦袢の上から黒地のミニ浴衣に赤い帯をした人外の少女が目の前に立っていた。
「ほう……この儂の幻術を解くものかえ」
少女は中性的な声でそう呟くと両手を広げ、
「まぁ良いわ儂は
朧の問いかけに不動は答えない、いや答えられなかった。
何故なら不動は目の前の少女に見とれてしまっていたからである。
そして不動はついに行動にでた。
そして朧に目掛けて跳躍すると見事な土下座を披露した。
「惚れました! 俺と付き合って下さい」
「は?」
朧は不動の行動に思わず呆然となる。
「お主、言っている事が理解出来ておるのか?」
「俺は真剣だ!」
「いや……そうでなく儂は雄じゃぞ」
そして不動は朧の一言に土下座したまま硬直し、ゆっくりと顔を上げる。
「……マジで?」
「……どうやら分かっておらんかったようじゃのう……」
朧は呆れたような哀れむような目で、不動を見る。
そして不動は白目を向いて地面に倒れ込むのだった。