月と幻想を司る龍神(♂)に恋したオッサンは全力で堕とす事にたそうです。 作:厨二豆腐
ココ最近、投稿が早いのもつまりそう言う事です。
現実怖い現実怖い現実怖い、むしろ爆ぜろリアル!
不動は困っていた。
と言うのも今の現状に対してである。
「……」
先程からずっと沈黙している龍神の少年、そうあの後から朧が口を聞く事は愚か、見向きもしてくれないのだ。
理由は分からなくも無い、不可抗力とは言え朧の痴態を見てしまったのだ。
先程は思いっきりかなりハイになってはいたが、ハーレムウハウハ目的で転生する奴など、だいたいが前世がヘタレでコミュ症のボッチである。
簡単に言えば、彼は両思いじゃないとそう言う事はしたくない系の、純情派なヘタレ野郎なのである。
そして朧は揺らめくように立ち上がると、そのまま外に歩いて行く。
「あっ……」
不動は咄嗟に手を伸ばすが、先程痴態を見てしまった、罪悪感、嫌われたくないヘタレ根性から、身体は硬直したように動かず、不動は外に出ていく朧を、見届けるしか出来なかった。
朧は何時にもなく苛立っていた、龍神はストレスを溜め込みやすい種族である。
生活には負の感情を内側に抑え込まざる終えない。
龍には逆鱗と言う特殊な鱗が身体の何処かに1枚存在する。
これに何かが触れた時、始めて龍はストレスを発散する事が出来る。
この呪われたような器官だが。その代わりに常に感情を抑制出来ると言う利点もある。
だが今の朧はその逆鱗の力もありながら苛立っていた。
まぁ当然と言えば当然だろう、雄である自分があろう事か人間、しかも自分と同じ性別の存在にイカされ痴態をさらしたのだから。
「おやこんな所にまさかの龍か?」
朧は声のした方を睨みつける。そこには朧とは違う二本の角を生やした大男がたっていた。
「鬼がなにようじゃ? 言って奥が今の儂は気が立っておる……生憎、逆鱗の制御もきいておらぬわ」
「へぇ……」
それを聞いた大鬼は笑を浮かべる、鬼は元来戦い好きな奴らである。
今の朧は力が加減出来ないも同義と来れば血が滾らない訳が無かった。
そして大鬼は大地を爆散する勢いで大地を蹴り上げると、そのまま朧目掛けて拳をふる。
朧はそんな大鬼の攻撃を右に跳躍し交わすが、大鬼の拳から放たれる風圧に衣服が少し破け、頬などに切り傷が出来る。
朧は頬より流れた血を拭うと、大鬼を睨みつける。
「儂は気が立っていると言ったはずじゃが?」
「ハッ! 上等じゃねえか! 加減が出来ねえんならやりがいがあるってもんよ」
「…戦闘狂が………」
そして好戦的な笑を浮かべる大鬼だが、すぐさま驚いて後に跳躍して朧から距離をとる。
「儂は気が立っていると言った……それでも死にたいようじゃからな…………呪うならぬしの浅はかさを呪うんじゃな」
そして朧を中心に黒い煙や半液状の黒い物資が出現する。
大鬼は冷や汗を流し、その光景に息を飲んだ。
その表情にはもはや余裕の色は無い。
目の前の黒い半液状物質と黒煙、それに触れたら死ぬ。
そう本能的に大鬼は理解したのだ。
鬼と言う種族は、闘争は好むが龍と言う種族同様にプライドが高い。
ならば死なばもろとも、玉砕覚悟でぶつかるか?
否、先程一撃を交わされたばかりだ。
そしてその光景に気を取られ過ぎていた。
大鬼は浅はかさだったのだ。
朧と戦うのであれば、あらかじめ朧の力を起源などの知識を、持っておくべきだったのだ。
そう、例えば朧が幻術を得意としている事などは最も知っておくべきであった。
そして……大鬼は
あれから数時間、不動は必死で自問自答を繰り返し遂に謝る事を決意して走っていた。
「クソッ! 何処にいるんだよ!」
不動は焦りながらそう叫んだ。
朧を探してあれから数時間がたっている。
そんな中、近くから強大な轟音が響いた。
その轟音を聞いて不動は焦った。もし轟音のした方に朧がいたら。
朧は龍神だよほどの事でも無ければ無事である、だがそれでも不動は胸騒ぎから駆け抜ける。
そして不動の目の前には黒煙と黒い半液状の物質。
触れた木々は枯れ果て腐り落ち、大地は黒ずむと言った状況。
不動も本能的に理解するアレに触れれば死ぬのだと。
そして不動は能力を行使して、黒煙と黒い半液状物質に触れた時の自身えの影響力をゼロにし、すぐさま駆け出した。
投稿したのは良かったのですが、見直して見て納得の行く出来でなかったので修正させて頂きました。
たぶん…しばらくはこのヘタレ主人公のせいで濡場が書けないかも……