月と幻想を司る龍神(♂)に恋したオッサンは全力で堕とす事にたそうです。 作:厨二豆腐
朧は目を覚ます。
「ここは⋯⋯は! そうじゃ! 儂は不動と戦っ て!」
そして慌てて朧は周囲を見回した。
そして黒い泥の中に浮いている先程自分を打ち倒した男を見つける。
「不動!」
月の神秘の化身である朧は不動が死んでない事を瞬時に理解し全力で不動に近づいた。
そして泥から彼を引っ張り出す。
情けなくもやりきったような顔で眠る不動の顔を朧は除き混む。
「⋯⋯馬鹿者め」
そんな眠り込む不動に朧は笑顔でそう言うのだった。
──────ーーーーーーーーー・・・
その後、朧は不動を運んだ。
幸い朧が普段使用している住処は無事だった事もあり、朧は不動を住処に運ぶとそのまま寝かせる。
「不動⋯⋯」
小さな声で朧は呟くと、何か悪戯を閃いたのかニヤリと笑を浮かべる。
そして不動の身体の上にのしかかり不動の顔の前に自身の顔を近づけた。
そして暫くして不動はうっすらと目を覚ます。
「やっと起きたようじゃな」
そう朧が呟いた瞬間だった。
突然朧の後頭部に不動は手を回すとすぐ様自分の顔に引き寄せる。
そして、朧と不動の唇と唇が重なり合う。
「───!?~~~~!!?」
朧は自分に何が起きたのか、理解が出来ぬままパニックを起こして戸惑う。
だが離れようにも不動の手が逃がさんとばかりに朧の頭を固定する。
それにより朧は更に戸惑う、そんな朧の僅かに空いた口元から、次の一手として不動の舌が進入する。
そして、それに慌てて縮こまり逃げる朧の舌の逃走を不動の舌はその逃走を許さないとばかりに絡めとる。
周囲に木霊する水音、その音と不動の舌が朧の脳内から判断力を奪って行った。
──────ーーーーーーーーー・・・
不動はぼやけた思考が覚醒する。(ん?) そして不動は気が付くと今の状況に頭の中が真っ白になり硬直する。
何故なら今、不動は朧の頭を固定して口付けをして居たからだ。
しかも唇と唇が軽く触れ合うキスでなく、舌と舌を絡め合わせたデープキスと言われる口ずけである。
「ぷはっ!」
不動は慌てて朧の頭を引き放す。
そして上半身を起こし朧の顔を除き混む。
その瞬間、不動は思わず息を飲んだ。
何故なら目の前の愛しい龍神は、完璧に高揚して行き荒げに潤んだ瞳で不動を見詰めていたからだ。
そしてそんな朧を見た不動は襲いたい衝動に狩られるが、ヘタレな部分が彼の理性をギリギリの所で止める。
だがそんな不動を見ていた朧は先程の口付けの余韻がまだ残っていた。
更に完璧に意識が朧気になっている為、もっと欲しいと言う思いが朧の脳内を埋め尽くす。
そして、その欲求に従うままに朧は不動の後頭部に手を回しそのまま口ずけした。
そしてそれが不動のなけなしの理性を振り切らせる。
そして不動は片腕を背中を支えもう片方の手をミニ浴衣の裾から忍ばせ朧の乳首を摘む。
「んふ────ッ!?」
朧は思わぬ刺激に身をよじらせ甘い声を上げる。
不動は更に朧の乳首をこねくり回す。
「ん──んふ───んん───!?」
朧は口を塞がれるままに身をよじらせながら与えられた感覚に戸惑う。
だが不動の攻めは更に続きそしてついに不動は
「─────ッ!!!?」
そして朧は何十倍にも膨れ増幅された快楽により、軽くイキ、頭の中は真っ白になる。
糸を引いてお互いの唇が離れる。「朧⋯⋯」 もはや行き荒げに視点が合わない龍神の名を不動は口にするのだった。