※この作品はR-18です。

超人が幻想入りしたようです   作:樽タル

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1話です!
少し中途半端ですが文才がないからね。
しょうがないね。


1話 男の名前

~博麗神社~

 

宴会を中止にし、博麗神社には霊夢と紫と男以外の姿はない。

 

霊夢「それで?説明してもらおうかしら紫。この男は何?」

 

紫「霊夢の許嫁よー?」

 

霊夢「うるさい死ね」

 

紫「……ちょっとくらいリアクションしてくれてもいいんじゃない?」

 

霊夢「私は今すこぶる機嫌が悪いの。手短に話しなさい」

 

紫「わかったわよ~。この方は私が外の世界から連れてきた助っ人よ」

 

男「俺は了承してないんだかな」

 

霊夢「って言ってるけど?そもそも何の助っ人なのよ」

 

紫「今、この幻想郷に引き込まれようとしている者達が多くいるわ。その中には私すら超えた力を持つ者もいるの」

 

霊夢「ふーん。つまりこの男はソイツらが好戦的だったときの戦闘員ってこと?」

 

紫「そうなるわね」

 

霊夢「でもその人が紫より強いようには見えないけど」

 

紫「見えるだけよ。彼の力は敵に回せば恐ろしいけれど、味方につければ何にも勝る武器になるわ」

 

霊夢「能力?どんな能力よ?紫を超える程ってよほどのものなんでしょうね?」

 

紫「そうね。私も本人ではないから詳しく説明できないけれど、簡単にいえば最強の矛と最強の盾を両立させてしまうような能力よ」

 

霊夢「最強の矛と最強の盾を両立?おかしなことを言うのね」

 

紫「私からはそうとしか説明できないわ。先程も言ったように、私は本人ではないのだからね」

 

霊夢「なんか胡散臭いわね。紫が言ってるからかしら?」

 

紫「……流石に酷くないかしら?」

 

霊夢「紫は胡散臭いでしょ」

男「お前は胡散臭いだろ」

 

紫「うわ~ん!声を揃えて言うことないじゃない!籃~!」

 

紫は従者の名前を叫びながらスキマの中に逃げていく。

 

 

 

男「あれが管理者で大丈夫なのか?この世界」

 

霊夢「まぁね。それで、紫の依頼受けるの?」

 

男「一応な。合言葉ありの依頼は基本的に断らない」

 

霊夢「合言葉って、さっきの法がなんたらってやつ?」

 

男「ああ」

 

霊夢「あれってどういう意味合いがあるの?何かの暗号?」

 

男「説明するのが面倒だから自分で解釈してくれ」

 

霊夢「む、ケチね。それくらい教えてくれても良いじゃない」

 

男「知って面白いことなんざありゃしない」

 

霊夢「あーそうですか」

 

霊夢は面白くなさそうにブスッとした顔と声で男にそう言うと不貞腐れたように畳に寝転がる。

 

霊夢(何なのよコイツ。私が聞いちゃいけないっての?だいたい、紫よりも強いってのも怪しいのよ。境界を操るよりも強い能力なんてそうそうあるわけないじゃない。紫も馬鹿ね)

 

霊夢の怒りはなぜか紫へと向かい、さらに不機嫌な表情になる。

 

男(この女随分と態度がデカイな。いずれ痛い目を見なきゃいいんだが…)

 

二人がしばらく沈黙していると籃に慰めてもらったのか、紫がスキマで帰ってきた。

 

紫「ん?何か嫌な雰囲気ね。貴方達何かあった?」

 

霊夢「何でもないわよ」

 

紫「あらそう…。それで、依頼は引き受けてもらえるのかしら?」

 

男「合言葉ありなら断りゃしねえよ」

 

紫「そうよね。合言葉だものね」

 

紫は含みのある笑いを見せながら男に言う。

 

紫「あ、そういえば名前聞いてなかったわね。お聞きしても?」

 

紫の言葉に霊夢はピクリと反応し、静かに聞き耳をたてる。

 

男「名前らしい名前はねえよ。向こうではモルスで通ってた」

 

紫「モルス…ね。あまりに似合わない名前ね」

 

モルス「他人が勝手につけた名前だからな」

 

紫「まぁでも、貴方の仕事的にはお似合いと言えるのかしらね」

 

モルス「俺の知ったことじゃねえな」

 

紫「フフフ、そう言わないで。それじゃあ、契約成立ね」

 

モルス「ああ。まずは何からすればいい?」

 

紫「実はまだ貴方の出番はないのよ。この山の麓に家を用意してあるから、とりあえずはゆっくりしててちょうだい。必要があったら呼ぶわ」

 

モルス「そうかい。ならその家とやらに行くとするかね」

 

そう言うとモルスは神社を去っていった。

 

 

霊夢「…ねえ紫」

 

紫「何かしら?」

 

霊夢「モルスってどういう意味なの?」

 

紫「全ての生物に終わりをもたらす者。死神よ」

 

霊夢「死神……ねぇ」

 

霊夢は既にここにはいない者のことを考える。

死神と呼ばれる程の力がいったいどのようなものなのか、それは何故紫よりも強いことになるのか、気がかりな事が多く、霊夢とても寝付くきにはなれなかった。

 

 

 

~モルス宅~

 

へぇ。そこそこいいサイズの家だな。

玄関から入るとリビングがあり、そこから各部屋に繋がっている。

台所に風呂にトイレに押し入れ。

2階への階段がついていて、そこは俺の寝床らしく、ベッドに布団と少し小さめの窓がついてる。証明は明るくも出来るが、基本的には少し暗めだ。

そしてどういう技術かはわからないが、外に音が全く漏れないようになっているらしく、気兼ねなく契約の話が出来るようになっている。

 

なかなかな厚待遇だな。

これなら一人でも十二分に暮らせる。

後は……暇潰しだな。

 

モルス「とりあえずあちこち飛び回って見るか」

 

モルスは自宅から出ると能力を使い、時速約200キロで飛び出していった。

 

 

彼のこの行動で自分達に多大な苦情が来ることを霊夢達はまだ知らない。

 




1話終了です。
次回は『激闘!紅魔館』ですの。
どうか次回もお楽しみに~♪
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