一応生きていた樽タルです。
今回の話を書いている最中、友人から何故か艦これの魔改造ものを書いてくれと言われたので平行して書いていくかも知れません。
もし書き始めたら是非何もすることがない時にでも読んでみてください。
では6話をお楽しみください。
~紅魔館レミリアの私室~
アークァイド「……ほう。動き出したか」
モルスが騎士と遭遇する数分前、アークァイドは地下でフランドールが動き出したのを感じ取っていた。
アークァイド(館の主よりも力は上か。地下にいるというのに、私までまっすぐに殺気を放っている。それでは自分の位置を知らしめているようなものだ。いや、力の押さえ方さえわからないと言うことか。あまりに幼く、そして危うい)
アークァイド「ふむ。彼女には少し教育が必要らしいな……ガリア」
アークァイドがそう言うと彼の影から黒い騎士が現れた。
ガリアと呼ばれた騎士はアークァイドにひざまづいた。
アークァイド「少しの間彼の相手をしてしてもらう。容赦は無用だ。私が呼ぶまで存分に力を発揮するといい」
騎士は無言で頷き、影になって消えていく。
その直後、ドアがバラバラに壊された。
そこには小さな金髪の少女が笑顔でたっていた。
アークァイド「ククク……随分とノックが強いようだなお嬢さん」
フラン「貴方がお姉様と咲夜を倒したの人?」
アークァイド「いかにも」
フラン「そう。それじゃあ…壊してあげるね!」
フランは魔力を開放し、アークァイドに突貫していくが、すぐに動きを止めた。
アークァイド「どうしたお嬢さん?私を壊すのではなかったのか?」
その顔に先程までの笑顔はなかった。
アークァイド「では教えてやろう。本当に″壊す″ということを」
あるのは目の前の存在に対しての恐怖心だけだった。
~紅魔館廊下~
騎士とモルスが戦闘を開始して僅か十数秒で、廊下はその姿を変えていた。
窓は割れ、壁は崩れ、床はすでに原型をとどめないほどに砕けていた。
モルス「お前マジでガッツあるじゃねぇか!」
モルスがそう言うのも、この騎士は他の影とは違い、正面からモルスと戦闘出来るほどに力が強く、剣術もかなりのものだった。
それに加え耐久性も他と比較にならないほど高く、たまに攻撃をくらいながらも強引に剣を振ってきた。
モルスが殴れば腕で防いで剣で反撃し、蹴りつければ剣で受け止めて即座に体制を立て直す。
モルス「ぶっ飛べぇ!」
モルスが渾身の右ストレートを放つ。
騎士はそれを剣で受け止めるが、衝撃を殺しきれず、後ろに大きく飛ばされる。
モルス「まだ終わりじゃねぇぞぉ!!」
モルスは吹き飛ばした騎士に高速で追い付き、左手に美鈴と戦った時のように光球を作り出した。
それを叩きつけるように騎士に当てる。
光球は騎士に直撃するが美鈴の時のように爆発せず、そのまま騎士を引きずりながら高速で廊下を滑走する。
周囲にバチバチと光球のエネルギーが弾ける音とガリガリと廊下を削る音が響く。
モルスは30メートル近く滑走すると、騎士を引きずっていた腕を強引に持ち上げ、アンダースローのような動きで光球を騎士と一緒にを前方に投げた。
そのまま廊下の壁をぶち抜き、光球と騎士は外に飛んでいく。
しばらく飛んだところで光球は一瞬だけ縮むと爆発した。
空にもうひとつ太陽が出来たかのような光が当たりを包む。
モルス「楽しかったぜ。じゃあな」
そう言ってモルスはボロボロの廊下を進んでいく。
モルスが去ったすぐ後、モルスの作った太陽に黒点ができ、それが広がるようにして太陽を飲み込んむ。
黒点のあった場所には騎士が立っていた。
騎士がモルスを追おうとすると、何処からともなく声が響く。
「十分だガリア。戻っくるといい」
その声に騎士は影となって消えていく。
~レミリアの私室~
レミリアの私室で男は笑んだ。
来る闘争に心を踊らせて。
アークァイド「クククク……さぁ、舞台は整った。時は熟した。残るは私と貴殿の舞踏のみだ」
笑む男の足元にはボロ切れのようになった少女が転がっていた。
6話お仕舞いです!
いやぁ、やっぱり文才がないと酷いことになりますね。
今回のお話も妙なところで終わってしまいましたが、自分の書き物なんてそんなものなので、慣れていただけると幸いです。
7話はアークァイドとフランドールの戦闘を書こうと思っています。
その前に艦これの魔改造をいくつか書くと思いますけどね。