※この作品はR-18です。

彼女と彼らの物語   作:Kurahe

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妄想2

 寝室に着き、ベットの真ん中に下ろしてあげると刺激には慣れたのか、それとも頭が冷えたのか、いずれにせよストンと何事もなくベットに腰を下ろした。

 

 しまったな~。折角感度を上昇させてたのに、また1からやり直しか~。

 

 感度の上昇込みで次はどう虐めてあげようかと考えながらベットのふちに腰を下ろした。

 

 少しの間座って考えていると、とろけてしまうような汗の匂いと共に後ろから近づいて来たものに温かく抱きしめられた。

 それがあまりに突然で、自然で、心地が良かったものだから、暫く自分が抱き締められていた事に気付くのが大分遅れた。

 

 天に昇るような快感から我に返り、ゆっくりと振り返って抱き付いて来たものを確認する。

 

 抱き付いていたもの、もとい雅は脚は初めに私が下ろした恰好のまま上半身を崩して私に抱き付いてきていた。それは、抱き付くというより、もたれかかっているといった状態と言った方が良さそうな位には。

 

 重たそうな目つきで私の背中にその柔らかい頬肉をこすりつける、ただその行為だけを続けている雅。

 

 初め、抱き付かれている間は雅は冷静になったと見せかけ実は興奮が継続していてベットに着いた今おねだりをし始めたと思っていた。

 

 だが、後ろを振り向いて理解した。

 

 頬をこすりつけてくるのは先程までに引きあがった性欲が体を突き動かしているのに、それを睡魔が邪魔をして何度も行動をリセットさせていたのだ。

 

 今の時間は夜の11時を過ぎたあたり

 

 雅は今日の昼間に3回程へばってしまうほど私と一緒にはしゃいでいたから、この時間でも眠くなってしまうのは仕方ない。

 いや、私としても、家の近くの川で遊んでて突然雅が膝から崩れた時は焦ったよ?

 ただのスタミナ切れだったから、すぐに雅が復活してまた遊び始めたってのも悪いと思っているし。

 

 私は、雅に抱き締められテンションの上がっていた頭を冷やし、雅をゆっくり休ませてあげようと思う。まずはと、私に巻き付いている雅を外そうと雅の腕を掴む。

 

 「ん~ん」

 

 雅は私に反抗するようにさっきまでより強く抱き締める。その後何度か外そうと試みるも締める力が強くなるだけだった。

 

 ふー。これが俗に言ういたちごっこというやつか。らちがあかないな。

 だがしかし!butしかし!こんなことも予想して、私は先人の知恵というものを今日のような日まで溜め続けてきたのだ!

 

 私の頭に入っている数多の文献の中から必要な情報を引き出すのは朝飯前なのである!

 

 そんな教養の深い私が今回のケースの対処に選んだ文献はかの有名なあの『北風と太陽』だ!

 ババン!と効果音を雅を起こさないように付け加え早速行動に移る。・・・え?何?説明?北風と太陽だよ?分かるでしょ?分からないの?もう・・・出直してきな!

 まあ、簡単に説明すると、人に何かさせるには力尽くではダメなんだよってお話。

 

 OK?よし。話を戻そう。

 

 早速行動に移った私は私を抱き締める雅の事を撫でてあげる。

 今雅が抱き付いているのは私のせいで処理しきれず残ってしまった性欲が問題している。

 ならば、その性欲を満たしてあげればそのままゆっくりと眠ることができるだろう。

 

 ナデナデ。ナデナデ。ナデナデナデナデ。

 

 雅は嬉しそうな顔を見せるが、一向に腕を離してくれない。

 ふむぅ、刺激が足りないのかな?

 次は雅の頬を揉んでみようと思う。

 

 押し付けていない方の頬をフニフニと摘まむ。

 

 ――柔らかい。

 

 背中に押し付けている時点で柔らかいことは分かっていたがここまで柔らかいとは想像もしていなかった。

 なんて表現すればいい?マシュマロ?大福?ああ、強いて言えば常温(20℃)に置いて5分が経過した雪見だいふくと同じか、それ以上の柔らかさ。とにかく、心地よい柔らかさだということは理解して頂きたい。

 

 少し引っ張ってみたり、指先で押し込んだり、表面を撫でてみる。

 

 はあぁぁぁ・・・。気持ちいいよぉぉぉ・・・。

 もう誰にもこのほっぺは触らせんぞ!このほっぺは私一人だけのものだ!

 ・・・はっ!いやはや、失礼いたしました。お恥ずかしい所を見られてしまいました。

 

 閑話休題。

 

 超絶プリティーでラブリーなマイリトルダーリンの雅のほっぺを本能の赴くままに弄っていると、私を締めていた雅の腕が少し緩んだ。

 

 そこで抜け出せば万事解決したものを、雅のほっぺの虜になってしまった私はもう少しだけと、ほっぺを堪能していた。

 

 それは突然のことだった。

 雅の頬を堪能しながら触る私の手首がガシッと掴まれたのである。

 

 声は出なかったものの、内心かなり驚いていた。さっきまでは拘束していたから反撃にも遭わなかったが今回はやばい。手首を掴まれている上、背中も取られてしまっている。

 

 やばいやばいやばい。

 

 雅が私が虐めた事に怒って、私をそのままベットになぎ倒してきて、何も出来ない私を上から抑えこむんでしょ?そして、

 

 「ししょー、今日ししょーが僕にやった罪は償ってもらいますからね」

 

 とか言って、私がいやいや言っているのも無視して、胸やら、おへそやら私の苦手な部位を焦らすように虐めるんでしょ?そのあと、私が疲弊しきって動けなくなった頃に私の秘部を雅の逞しいアソコでグチャグチャにかき混ぜるんでしょ?えろどーじんみたいに!えろどーじんみたいに♡

 

 掴まれた私の手は案の定引かれたので、私は雅に身体を預けることにした。

 したのだが、雅が私を支えることなく私は雅のお腹を枕に倒れてしまった。

 胸から伝わる鼓動。雅のそれは平常心そのもののそれであり。別段興奮しているのではないことが薄々分かり一つ言えることがある。

 

 ――ただの寝相だったぁぁぁぁ!!!

 

 そうだよ、よく考えたらそうじゃん!雅はもう身体動かせない位の体力のはず。むしろ、動かしている方がおかしいほどに。

 そして、今の睡魔の状態は雅の触られたら感じてしまうほどの体質を無効化してしまうほど。そんな今の雅が私を引き倒すなんて到底不可能。

 

 私がそんな期待過剰による自己嫌悪に呵まれていると、雅に捕まっている腕の指先が熱源の近くに動かされていることに気が付いた。

 

 私が腕を見るのと、私の人差し指・中指・薬指の3本が大きく開けた雅の口に食べられるのは同時だった。

 

 指が溶けてしまうようなほど熱い雅の口内。指と指の間を抜ける、水とはまた違った少し粘っこい熱を持った液体。私の指に纏わり付く熱い液体を一気に吸い取ったかと思うと、熱い液体を纏った舌で私の指先や指と指の間を味わうように丹念に舐めていた。

 

 抜け出そうにも私の腕は雅によって、がっちりと押さえ込まれているから抜け出せない。

 あと、雅に舐められているのがとっても気持ち良くて、抜け出すのが勿体ないというのもほんの少しだけ理由になっている。ほんの少しだよ?ほんの少し。そうだな・・・大体8割程度。

 

 はあ、指は咥えられているし無理に逃げようとして雅を起こしちゃってもしょうがないからもう少しだけこの状況に甘んじておくかな。

 イヤーホントニザンネンダナー。




まだまだ、妄想編続くよ
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