私はゆっくりと目を開けた。
飾りっ気の無い天井を静かに眺める。
仄暗い部屋の明るさにも目が慣れた所で私は目線を横に向けた。
私の隣には静かに呼吸を繰り返す雅がいる。
左手で脈を確認しながら、私の身体を寄せる。身体の位置をずらし胸を雅の頬に当てる。右手を雅の胸に優しく乗せる。耳元に唇を近付けて「雅、好きだよ♡」と囁く。
どれも身体的反応は有るものの、脈が変わらない。
ぐっすりと眠ってらっしゃる。
はぁ~、よかったぁ~。もう、ほんと、一時はどうなるかと・・・。
時間を溯ること数分。
雅が想定外の反応を見せた時、私は仰天し大慌てで雅の隣に滑り込んだ。そして、寝たふりを決め込もうと目を固く閉じたのだ。
そして、冒頭に戻る。
もー、驚かせちゃって。と穏やかな表情で寝息をたてる雅の柔らかい頬をふんわり小突く。
ピクピクッとした愛らしい仕草を見ながら、再び股の間に滑り込む。
先程急いで寝たふりをしようとしたため服は捲れたまま、素敵なお腹が見えていた。
なんとなく表面に見えている雅の愛おしい腹筋を凹凸に合わせて手の腹で撫でる。
無いとは言っても表面からはよく見えないだけで触ればボコボコと結構ある。
身体の部位の中でも触って気持ちいいのは、私は力の入っていない筋肉だと思う。
脂肪のたぷたぷ感と違って筋肉は質量があるからずしっと手応えがある。それでも力は入ってないから柔らかい。この話を分かってくれるのは雅しか居ないのが残念だ。
存分に腹筋を堪能した私は雅を苛める体勢を整える。
大の字に寝る雅の股の間に膝を立て、脇腹の傍に手を置いた。雅の股に挟まれるように四つん這いになった私はそれでも内股だった。雅を襲っているという興奮、今まで溜めてきた欲望、渇望、寝ている所を襲うという背徳感。それらから来る溢れんばかりの性欲を今は抑えておく為、私はきつくきつく股を閉じていた。
身体を支えていた私の手を布団から離し、代わりに肘を支えにする。こうすることで私の顔は雅の身体に急接近し口づけを容易にする。空いた手は横に広がる腕の二の腕に乗せて多少の抵抗を無効化している。そして、準備が整った所でさっき思いがけず中断してしまった乳首への攻撃を再開する。
「きゃひ!?ひゃ、ひゃぁぁ・・・!」
雅の乳首を咥え込むと今度は予想通りの反応が返ってくる。
今までとは全然違う扇情的な反応に更に興奮した私はもっともっと雅の胸を苛める。
「にゃあぁぁぁぁぁぁ!!やっ、にゃ、ひぅ!」
胸の先端をこちらも舌の先で擦るように舐めると全身を震わせながら悲鳴をあげる。
「うぅんん!にゃ、にゃめぇ、にゃめてぇ・・・」
気持ち固くなり始めた乳首を今度は舌全体を使って押し倒すように舐め付けると寝言なのか拒否するような言葉を漏らす雅。
「・・・うにゃあぁ!?ひきゃぁぁ・・・」
同じように舌の面で次は胸の肉ごと舐める。多くはない雅の胸筋でもしっかりとした舌への反発を感じられる。
2度目の攻撃でコリコリに固くなった乳首を私は私の顔を胸に押し付け雅が起きない程度にアグアグと強く噛んだ。
「かはっ・・・!?あがっ・・・、やっ、やぐっ・・・!」
雅は噛みつく私を身体から引き離そうと必死に頭を掴み持ち上げようとする。
だが、雅の腕は私の手によって二の腕を拘束されていてろくに力を入れられていない。
その間にも私は乳首を噛み続ける。そして、
「あぐっ、っふ、んっ、・・・!?ひっ!やあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!!!!」
噛んでいた乳首の先をチロッと舐めた事により、雅の寝ながらにしてあった理性が飛んだ。
ガクガクと身体を震わせながら雅の全身から力が抜けていく。頭を押していた手からも力が抜け、頼りなく私の上に乗せられている。
過剰な刺激に反応した雅の身体は刺激に対応する力が弱まっていき徐々に敏感な身体へと変わっていった。
閉じられた瞳から涙を流したまま震える雅の頬に手を添えると、より一層強く震えるも私の手に猫のように頬ずりをしてくる。
さすがに乳首を苛めるのはここら辺でやめてあげることにする。これ以上やってしまうと起きてしまう危険性が高くなる上、何より雅が壊れてしまうんじゃないかという恐怖感が私を蝕むように襲った。。
雅を壊すのは雅が起きてる時だけ、そう心にしっかりと刻み込む。
すっかり涎まみれになった雅の乳首をこんなこともあろうかと用意した雅専用"柔らかいウエットティッシュ"で優しく拭いてあげる。
ティッシュを乗せただけで悲鳴を上げる雅の為ゆっくり時間をかけて拭き上げた。
拭くごとに上がる悲鳴に心が痛んだが、それでも雅の悲鳴に背筋をゾワゾワと襲いたい欲望が再び登り始めていた。
少し雅にクールダウンしてもらおうと休憩をとる。起きたら大変だし。
今度もさっきと同じように股の間に四つん這いで陣取る。そのまま丁寧に雅と身体を重ねる。
雅の悲鳴は重なった私の胸の間に吸い込まれていった。
悲鳴が収まると、窒息しないように重ねる位置をずらしてあげた。もう少しゆっくり寝ても良いかもしれないと思い身体を重ねたまま私も夢の世界へダイブした。
こんなつまらない話でも毎話読んで下さる方々ありがとうございます。せめて、面白く読めるよう精進していきますので、これからもご愛読して頂けたらと思います。
本編である『非リアが恋するって誰が言った?』は小説家になろうにて連載中です。できたらこちらと合わせて読んで頂けるとありがたいです。