※この作品はR-18です。

I・S~迷い込んだイレギュラー~   作:S-MIST

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「グヘヘヘヘ」といけない妄想をしている内に、一話分書いてしまいました。
本編書けよゴラァと思っている方々、大変申し訳ありません。
次は本編書きますのでどうぞご容赦の程を………。m(__)m


第15話 とある日の雌犬ども(エロイラスト有り)

 

 ハウンドチーム。

 束博士のオリジナルIS(ACシリーズOP機)を与えられた、“世界最強の単体戦力(薙原晶)”直属の部下達。

 彼女達は、世界中の賞金首に恐れられる存在だ。だが日常生活では薙原晶をご主人様と呼び、いつでもどこでもチンポを受け入れ中出し(膣内射精)を悦ぶ、男にとって都合の良い女達でもあった。

 そして今日、朝からご主人様の性処理に使われているのはユーリア・フランソワ。コールサインはハウンド2。

 腰まである燃えるような赤髪で、性格は外見通り勝気で高飛車。男は自分に貢ぐ為に存在すると思っている女王様。

 だが今は、ただの性処理係であった。

 ご主人様に言われるがままに制服のスカートを捲り、デスクに手をついて、いやらしく尻を突き出している。

 場所はカラード社長室。ドアが閉められている時、会社の人間は決して入ってこない。

 だから、存分に可愛がってもらえる。

 そう思っただけで、下着代わりに着ている試作ISスーツのクロッチが勝手に開いた。愛液を垂れ流すいやらしい肉壺が丸見えになる。早くブチ込んで欲しいと思えば、淫貝がスーツによってくぱぁと開かれた。男に女の奥まで見せて、早く早くと懇願しているのだ。

 するとご主人様は、すぐに突っ込んでくれた。長く太く硬く反り返ったチンポが濡れた肉壺を虐め、淫撃が子宮を揺さぶるたびに、甘い声が室内に響いていく。

 次いで胸元に手が伸び、ブラウスの中に入った手が豊かな双丘を揉みしだいた。でもISスーツ越しでは物足りない。勃起している乳首をもっとギュッと抓って欲しい。そう思えば、胸の部分が勝手に開いた。

 

「なんだ。そっちも弄って欲しいのか?」

「はいぃ。アンッ、弄って、ンッ、下さいぃ」

 

 ユーリアは蕩けた女の顔で懇願する。

 ご主人様の前で強がっても無駄なのだ。

 既に幾度となく抱かれた。初めは強がりもしたが、今まで全戦全敗。無尽蔵の体力とデカチンポで、自分が女である事を思い知らされていた。ましてハウンドチームの面々は、晶の性処理係となれるように肉体感度が引き上げられている。

 そんな女が乳首をコリコリされギュッと抓られながら、肉壺を虐められて耐えられるはずが無かった。

 あっという間にイかされてしまう。

 だが晶をご主人様と仰ぐユーリアは、自分だけがイくのを良しとしなかった。

 ご主人様にも気持ち良くなって貰おうと、懸命に腰を振って肉壺に入っているチンポを扱いていく。

 これに晶は、中出し(膣内射精)で応えた。

 性処理係に選択権などない。いや、仮に選べるとしてもユーリアは中出し(膣内射精)を選んだだろう。

 ぶっかけて欲しくて外出し(膣外射精)を懇願する事はあっても、中出し(膣内射精)を断る理由などないのだ。

 お腹がタプタプになるまで中出し(膣内射精)され、マーキングしてもらう。想像しただけで、子宮が疼いて堪らない。

 こうしてユーリア・フランソワは、朝からタップリと可愛がられたのだった――――――。

 

 

 

 ◇

 

 

 

 時間は進み、その日の午後。

 晶はハウンドチームの面々を引き連れ、PMC業界の会合に出席していた。場所は市内のホテルで、到着した瞬間から多くの視線を集めている。だがそれも、仕方のない事であった。

 何せPMC業界というのは、男の多いむさ苦しい業界だ。

 女がいない訳ではないが、絶対数が圧倒的に少ない。

 そんな中で美人揃いのハウンドチームが、目立たないはずがなかった。

 加えて周囲の男どもの妄想を刺激してやまないのが、ハウンドチームの晶への対応である。

 首輪という絶対強制権があるとは言え、実に甲斐甲斐しく世話を焼いているではないか。

 羨ましくないはずがない。

 いつしか周囲の屈強な男どもは、妄想の中で彼女達を犯し始めていた。

 組み伏せチンポを突っ込み、泣きながら止めてと懇願する女に中出し(膣内射精)して優越感に浸る。或いは快楽で蕩けさせ、女から求めさせ奉仕させる。

 欲望のままに、彼女たちは犯されていた。

 妄想の中で。

                               

 ―――妄想の中で犯されるハウンドチーム―――

                               

 XINN様より頂きました。感謝です!!

 

【挿絵表示】

 

 妄想の中で快楽負け。

 

【挿絵表示】

 

                               

 ―――妄想の中で犯されるハウンドチーム―――

                               

 それが分かっているからこそ、ハウンドチームは面白くて仕方がない。

 彼女達は自ら望んで奉仕して、ご主人様に中出し(膣内射精)してもらっているのだ。断るなんてありえない。

 今日もそうだ。ユーリアが一番はじめだったというだけで、エリザとネージュも可愛がってもらっていた。奥にタップリとマーキングしてもらい、顔にも体にもかけてもらっている。でも一番ご主人様を感じられるのは中だ。中が一番良い。

 でもここにいる男どもは、妄想することしかできない。

 “世界最強の単体戦力”直属の配下という地位は、この場にいる者達にとって、手の届かない高嶺の華と同じなのだ。

 だからネージュ(ハウンド3)は会合の休憩時間で、どうとでも取れる他愛のない会話を楽しむ事にした。

 精々妄想して、マスでもかいていればいい。

 ここはホテルのラウンジ。さぞかし多くの人間が聞き耳を立てているだろう。

 

「ねぇ社長」

 

 隣に座っているご主人様()に話しかける。

 

「どうした?」

「ISスーツメーカーから、幾つか試作デザインが送られてきていました。どれにしますか?」

「ああ、アレか。何か気に入ったのがあったか?」

 

 ハウンドチームが使用しているISスーツは、束博士お手製の超高性能スーツだ。

 態々性能の劣る物を使う理由はない。

 だがメーカーにしてみれば、彼女たちは広告塔として余りにも魅力的だった。

 容姿・スタイル・実績・知名度、あらゆる点で条件を満たしている。

 なので自社のデザインを採用してもらう事で、自社ブランドの宣伝に使おうと考えていたのだ。

 送られてきたのは、その試作品である。

 もっとも今まで、採用されたメーカーは無いのだが。

 

「まずは社長の意見を聞いてから、と思いまして」

「お前達が着るヤツだからな。任せるよ。気に入ったデザインがあれば教えてくれ」

「私達が気に入っても、社長が気に入らなければ意味がありません。私達は貴方の部下であり、もしも採用したら奥方様(束博士)に作って貰うのですから」

「分かった。帰ったら見てみよう」

「お願いします。ああ、でも実際に着用したところを、見て貰った方が良いですね。デザインが良くても、着てみると似合ってないという事もありますから」

 

 さり気なく吐かれた言葉が、周囲の男たちの妄想を刺激した。

 会社に戻ってISスーツの試作品選び。しかも実際に着用してとなれば、内容は水着美女の鑑賞会に等しい。

 そしてデザインだけが評価対象で性能を気にしないというのであれば、視線の向かう先は胸元や背中の布面積のカット具合、腰から尻にかけてのくびれ、スーツの尻や股間への食い込み具合だろう。

 加えて何より大事なのが、社長の意向が最優先ということだ。

 つまり薙原晶がチェックの為にどんな事をしようとも、彼女は受け入れると言っているのだ。

 男どもの妄想が加速していく。

 ISスーツはどんなデザインだろうか?

 彼女達の魅力を引き出すとなれば、間違いなく布面積は少ないだろう。今現在ハウンドチームが使用しているような、モノキニタイプ(後ろから見るとビキニ、前からみるとワンピースに見えるタイプ)だろうか?

 胸元は大きなVカットで、豊かな双丘が零れそうになっているかもしれない。股間はハイレグだろうか? 意外とローレグかもしれない。背中は大きく露出しているに違いない。もしかしたらサイドも大胆にカットされているかもしれない。

 そんな物を着た絶対服従の美女が目の前にいて、何をしても良いとなれば、手を出さない男はいないだろう。

 社長は、どんな風に味わうのだろうか。

 押し倒す? それとも跪かせて奉仕させる?

 どちらにせよ、至福の時間に違いない。

 周囲の男どものそんな妄想を敏感に感じ取ったネージュは、内心でニヤニヤと笑っていた。

 外見が清楚な金髪美女の実際は、腹黒&小悪魔なのだ。

 

「お前なら何を着ても似合いそうだけどな」

「似合っているだけではダメです。動きやすさもチェックしてもらわないと。他人から見たら、動きが悪くなっている場合もありますから」

 

 これはスポーツ選手のウェアを考えて貰えれば、分かりやすいだろうか。

 例えばスピードスケートや水泳の選手にとって、ウェアの違いは馬鹿にできないほどのタイム差を生む。

 だから社長自らチェックして、と彼女は言っているのだ。

 

「分かった。なら格闘訓練かな。それが一番分かりやすい」

「はい。宜しくお願いしますね」

 

 ISスーツを着た、金髪美女との格闘訓練。

 これで妄想の捗らない男はいないだろう。

 訓練中なら何処に触れようと、全く問題ない。

 例え手が胸に触れて揉んでしまっても、寝技の最中にISスーツが脱げかけても、指がクロッチの横から滑り込んで肉壺にズッポリと嵌っても、全て合法なのだ。

 そして訓練は最後までやってこそ訓練だ。

 胸を揉まれた程度で怯むなら、再教育が必要だろう。繰り返して揉んで、揉まれる事に慣れさせてやるべきだろう。

 肉壺を弄られて怯むようなら、弱点克服の訓練が必要だろう。まずは指で執拗に弄ってやって、克服できないようならもっと長くて硬いもので、丹念に突いてやるべきだろう。

 最後の鎧であるISスーツが脱げそうになるなど論外だ。他に欠点が無いか、徹底的に調査するべきだろう。勿論着用したままの方が、調査が捗るのは言うまでもない。

 周囲の男たちがそんな妄想でネージュを犯している中、彼女は彼女で色々と妄想していた。

 すると、コアネットワークで通信が入る。

 

(ったく何を考えている)

(あら、そういえばご主人様には筒抜けでしたね。興奮しました?)

(AV男優になった気分だよ)

 

 ハウンドチームの3人は、ご主人様()に隠し事ができない。

 首輪の機能により、思考情報を丸裸にされているからだ。

 ネージュはそれを利用し、自分がご主人様()との格闘訓練の最中に犯される、というシチュエーションのイメージ映像を送りつけていた。

 場所はカラードの訓練室。

 黒いモノキニタイプのISスーツに身を包んだ彼女が、リングのど真ん中で組み伏せられ、種付けプレスをされている。

 デカチンポが淫貝をピッチリと押し広げ、ピストンの度にいやらしい声が響き、何度も何度も好き放題に中出し(膣内射精)され、ザーメンが肉壺に擦り込まれていく。

 ネージュ(性処理係)は、どこまでも従順に受け入れていた。

 むしろ両手両足で抱きつき、引き寄せ、もっともっととおねだりしている。

 そうして存分に可愛がられた彼女は、引き抜かれた愛液と精液でドロドロになったチンポを、丹念に舐め始めた。

 勿論、男のは硬いままだ。

 だからまた、イきまくって敏感になっている肉壺に突っ込んで欲しい。性処理係の穴は、貴方を満足させる為にあるのですから――――――という感じの内容だった。完全にセルフアダルトビデオである。

 

(良いじゃないですか。それとも私が相手では、お気に召しませんでしたか?)

(いいや。次は是非、お前が妄想したシチュエーションでやろうと思ったね。覚悟しとけよ。ロープブレイクなんてないからな)

 

 つまり精力絶倫体力魔人のご主人様の体力が続く限り、リング上で犯されるということ。

 想像しただけで、ネージュは女の部分が疼くのを感じた。

 

(はい。私は貴方のものです。だから、存分にしゃぶり尽くして下さいね)

 

 こんな会話をしている間に休憩時間は終わり、会合が再開されたのだった――――――。

 

 

 

 ◇

 

 

 

 会合の席で、話を聞いていたエリザ・エクレールは思った。

 

(早い話が私達の真似をしよう、という訳よね)

 

 カラードが世界に与えた影響は大きい。

 成功者を真似て、後を追い、追い抜こうというのは極々普通の考えだ。

 

(でもまぁ………無理よね)

 

 彼女は確信していた。

 確かに企業の思惑は理解できる。

 ISを開発・販売している超巨大軍需企業体は、自社ISを宣伝したい。

 民間軍事企業(PMC)は、ISという武力を使って安全に仕事をしたい。

 世界中の治安情勢が悪化している今なら、お互い利益のある取引だろう。

 また1年くらい前まではISを使う事に慎重な意見も多かったが、カラードの活躍により、今は積極的に使うべきという意見の方が多くなっている。

 これによりIS保有国は、人道上の理由かつ困難な状況の場合に限り、企業所属のISに出撃を認めるようになっていた。

 これだけの土壌があるのだ。上手くいくと思うだろう。

 だが彼女は、上手くいかないと思っていた。

 何故ならISは女尊男卑の象徴だ。

 よほど人間が出来ているパイロットを引っ張ってこない限り、男を見下すだろう。ISを整備するメカニックも同じだ。そしてISを扱うチームに男がいても、普通は邪魔なだけだ。仮に実力があったとしても、男というだけで見下されてしまえば、チームとして機能する訳がない。必ずどこかで不和が起きる。不和を嫌うなら、女性だけのチーム編成になるだろう。

 そして国の所属であれば、出撃する時は明確な倒すべき敵がいて、そいつを倒せばすぐに帰還できる。だがカラードの真似をするとなれば、数日間外部で活動する事もある。女性だけ、しかも美人揃いのチームが、数日間外部で活動するのだ。

 犯罪者連中が何を考えるかなんて、分かり切った話だろう。

 ましてISという超兵器に、真正面から挑む馬鹿はいない。

 必ず隙を突こうとする。

 

(こいつら、ISを過信し過ぎよね)

 

 対してハウンドチームが賞金首を狩り続けていられるのは、束博士のオリジナルIS(ACシリーズOP機)を与えられているからだけではない。

 強固なセキュリティの施された自宅や潤沢な補給など、後方支援と言われる部分が非常に手厚く行われているからだ。

 

(特にミッション中に体をちゃんと休められる場所って重要なんだけど、そこをしっかりやろうとするとコストが跳ね上がるのよね)

 

 ハウンドチームはミッション中、グローブマスターⅢ(C-17)を改造した、専用輸送機を拠点に活動している。

 束博士の手によって改造されたこの機体は、控え目にいってモンスターマシンであった。

 外見は殆ど変えられていないが、物理装甲のみで対ISミサイルを凌げるという、航空機としては破格の防御力を与えられている。

 この時点で輸送機の皮を被ったナニカだが、内装系はもっとおかしかった。

 メインエンジンは再設計により高効率高出力化され、無補給かつ24時間以内に、地球上の如何なる場所にも到着可能となっている。これに加えイージスシステム並の探知能力、CIC相当の電子設備、小型のシールドシステムやチャフ、レーザー迎撃システム、小道具として使うガンヘッドやパワードスーツの運搬能力、狭くはあるが居住環境まで完備されているとなれば、空中要塞と言っても良いだろう。

 そしてこれほどの支援を受けているからこそ、ハウンドチームは狩りに集中できるのだ。

 

(企業は、どこまでやるつもりなのかしら?)

 

 エリザは元IS強奪犯という経験から、支援の有無が生死に直結する事を良く分かっていた。

 逆に言えば、支援の少ないところは犯罪者にとって狙い目なのだ。

 ISの性能を過信している奴らは特に。

 彼女はご主人様()に、コアネットワークで通信を繋いだ。

 

(もしかしたら今後、鹵獲されたISの救出依頼なんていうのが、来るかもしれませんね)

(確実に来るだろうな)

(でもご主人様)

(うん?)

(ご主人様が助けに行くのは無しですからね)

(何故だ?)

(美人のISパイロットが犯罪者連中に捕らわれて、何もされないと思いますか? ついでに言えば多分チーム全員女性でしょうから、中々楽しい事になると思いますよ)

(ああ、なるほど。なら是非とも行かないと)

(駄目です。女なんて獣なんですから、打算9割助け出された嬉しさ1割で、ご主人様に迫ってくるかもしれません。それに、それ自体がハニトラだったらどうするんですか)

(おや、心配してくれてる?)

(飼い犬が飼い主の心配をするのは当たり前です)

(ありがとう。でも本当にありそうだな。そういう依頼があった時は、気をつけよう)

 

 この時エリザは言葉にしなかったが、本心は首輪により筒抜けだった。

 助け出されただけの奴が、寵愛を頂こうなど許せるはずもない。

 エリザはそんな事を思いながら、ご主人様()の傍らに立っていたのだった――――――。

 

 

 

 ◇

 

 

 

 PMC業界にISを貸し出し、カラードの真似事をさせる。

 これには超巨大軍需企業体の強い意向が働いていた。

 何故か?

 カラードに所属している機体は、とにかくメディアへの露出度が高い。

 戦闘部門、レスキュー部門、宇宙開発部門、いずれもだ。

 出動したなら、メディアが勝手に追いかけてきて宣伝してくれる。

 ISを開発・販売している超巨大軍需企業体からしてみれば、非常に羨ましいと言えた。

 また機体が宣伝されるという事は、必然的に搭乗しているパイロットも一緒に紹介され、世間の認知度は高くなっていく。

 これはISパイロット達にとってもチャンスであった。

 一般的に認知度が高いという事は、(大体の場合において)腕が良いと認識される事であり、自身の名声や権力を高める事に繋がるからだ。

 こうした背景がある中で、会合の後には立食パーティが開かれていた。

 大手PMCはここで、自社がISをミッションに投入できるという事を知らしめる。ISを借りられないところは、借りられるところとコネクションを作る。派遣されてきているISパイロット達は、自分自身を売り込む。様々な立場の人間が、各々に目的を持ってパーティに参加していた。

 そんな中にあっても、一番注目されているのはハウンドチームであった。

 彼女らの周囲には、対応には気を使わなければいけない業界の大物ばかりが集まっている。

 元IS強奪犯という重罪人の周囲に、ISパイロットですら、気を使わなければいけない人間が集まっているのだ。

 エリート街道を突き進んできた者達にとって、これほど屈辱的な場面もないだろう。

 故に羨望と嫉妬の視線が集まる。

 大体、何故彼女らなのだ。

 自分達の方が、実力も容姿もスタイルも経歴も、全て上ではないか。

 それが偶々、“世界最強の単体戦力(NEXT)”に気に入られた。

 たったそれだけの事で、こんなにも扱いが違う。

 不公平だ。理不尽だ。

 派遣されてきているISパイロット達の心に、黒い感情が積もっていく。

 そして自身をエリートだと思っている者ほど、堪え性が無いというのはよくある話だった。

 

「なによ。飼い主に気に入られただけの雌犬が偉そうに」

 

 普段は理性で抑え込んでいた感情が、彼女らの特別扱いぶりを見た事で、高ぶってしまったのだろう。

 本人が思っている以上に、大きな声となってしまっていた。

 妙な沈黙が訪れる。

 だがこの時点では、ハウンドチームは誰も全く気にしていなかった。

 何せ自分達はご主人様()の猟犬であり、女であり、絶対服従の首輪を言い訳にして、好き好んで性処理係までしているのだ。今日だって朝からたっぷり可愛がって貰っている。雌犬と呼ばれたところで、今更だろう。

 だから無視していたのだが、エリート様はそれを反論できない弱者の態度ととったらしい。

 調子に乗って、次々と暴言を吐いていく。

 勿論、晶の耳にも入っていた。

 そしてここで止めていれば、このエリート様は大恥をかかずに済んだだろう。

 最大限大目にみて、酒の席でちょっと行き過ぎてしまっただけ、とする事もできたかもしれない。

 だが、そうはならなかった。

 

「大体、他にもっと実力があって毛並みの良いパイロットなんて幾らでもいるじゃない。なのになんで、こんな薄汚れたのを使ってるのかしら? 人を育てるのは上手いみたいだけど、色香に騙されるなんて所詮は男ね。きっと股を開く女なら、誰でも良いんだわ」

 

 エリート様は特大の地雷を踏み抜いたのだ。

 ご主人様()への侮辱である。

 これに真っ先に噛み付いたのがユーリアであった。

 しかし喧嘩腰に、ではない。

 表面上は、口元が少しばかりニヤついている程度だ。だが目が全く笑っていない。

 そんな表情で、彼女は近づいていった。

 

「ふぅ~ん。じゃあ、毛並みの良い実力ある貴女は、飼い主様(所属企業)にどんな機体や権限を与えられているのかしら? 当然、専用機くらいは持ってるのよね?」

「えっ?」

 

 持っているはずがない。

 専用機を与えられるのは、選ばれた一握りのパイロットだけだ。それを“くらい”という事そのものがおかしい。

 

「あれ? 持ってないの? なら専用輸送機は? 状況によっては小道具も必要になるから、あると便利よ。私達が使っているのはグローブマスターⅢ(C-17)の改良型だけど、貴女は?」

 

 これも、あるはずが無かった。

 ISなら飛んで行けるし、緊急ミッションなら追加ブースター(IS用VOB)を使えばいい。

 そもそも足りないものがあるのなら、後から持ってこさせれば済む話だ。

 理性的に考えれば、それで全く問題ない。

 しかし、羨ましくないと言えば嘘だった。

 自分に与えられていないものが、元IS強奪犯という薄汚れた人間に与えられている。

 それが堪らなく悔しい。

 だから無いという事に、尤もらしい理由をつけて正当化する。

 

「足りないものがあるなら、後から持ってこさせれば良いじゃない。専用輸送機なんて、只の無駄遣いよ」

「あ、無いんだ。なら貴女の飼い主様(所属企業)は、どんな小道具を貴女に与えてくれているの? 貴女自身が言うように実力があって毛並みも良いなら、相応の権限も一緒に与えられていると思うのだけど?」

 

 ISパイロットに与えられるのは、ISという超兵器だ。

 それを上手く使ってこそのISパイロットだろう。

 小道具が必要なら、企業の資本を使えばいい。超巨大軍需企業体の資本力なら、並大抵のものは用意できる。

 この返答を聞いたところで、ユーリアは表情を変えた。

 彼女は元々、男は女に貢ぐためにいると公言していた女王様だ。

 他者を見下す表情が、これ以上ない程に似合っていた。

 

「なにそれ? つまり企業がNOと言ったら、貴女は小道具すら使えないってことじゃない。とすると………あれ? おかしいわね? 薄汚れている私達は専用ISを与えられ、小道具も自由に使える。専用の輸送機まである。なのに実力があって毛並みも良い貴女に与えられているのは、量産型ISだけ。カスタムはされているのかしら? まぁいいわ。で、小道具はその都度申請して、企業のOKが無いとダメ。輸送機も専用じゃなくて、他との共用で使いまわし。随分差があるわね? あ、もしかして貴女、飼い主様(所属企業)に信用されてないんじゃないの?」

「こ、この!! 言わせておけば!!」

 

 激昂するエリート様だったが、そこまでだった。

 ユーリアが近づき、触れ合える程の至近距離で吐き捨てたのだ。

 

「黙りなさい」

 

 高圧的で威圧的な視線と台詞に、相手の気勢が削がれる。

 その瞬間に、彼女は続けた。

 

「自分の立場を分かっていないの? 代わりなんて幾らでもいる、只の雇われパイロットじゃない」

「あ、貴女だってそうじゃない!!」

 

 感情的な反論にユーリアは、自身の首輪を指差しながら答えてやった。

 

「全然違うわよ。私達は首輪を嵌められた犬っころよ。そしてこの首輪がある限り、私達はあの人の部下。私達だけが、あの人の直属の部下なの。代わりなんていない。でも貴女は違う。貴女程度のパイロットなんて幾らでもいるもの。だってそうでしょう? 貴女が本当に実力のあるパイロットなら、今頃専用機を与えられて、更に高いステージにいるはずだもの」

 

 周囲にいた業界関係者は苦笑し、ニヤニヤと笑っていた。

 そんな中で、ユーリアはご主人様()に話しかけられた。

 

「そのくらいにしておけ。無闇に敵を作るものじゃないし、俺も気にしていない」

 

 逆説的に言えば、先ほどの暴言は聞こえていたということだ。

 エリート様の顔が真っ青になっていく。

 

「飼い主が侮辱されたんですよ。忠犬としては、噛みつくところじゃないですか」

「食あたりして、腹でも壊したらどうする」

 

 ある意味で、この台詞がエリート様に止めを刺していた。

 何せ周囲の者達は、あの薙原晶が「お前など噛みつく価値も無い雑魚だ」と言ったと解釈したのだから。

 そんな他者の思惑を他所に、上司と部下の会話は続いていく。

 

「壊しません。それよりも社長」

「ん?」

「この後はどうしますか?」

「大体のところとは話したし、帰るかな」

 

 パーティが始まってから、既にそれなりの時間が経っている。

 退席したところで問題は無いだろう。

 こうして晶とハウンドチームの面々は、会合会場を後にしたのだった。

 ちなみにカラードに帰った後、ハウンドチームの面々はもう一度抱かれていた。

 ネージュは試作デザインのISスーツを着たまま種付けプレスで、ユーリアは黒のオープンランジェリーというエロい姿の騎乗位で、エリザは全裸に剥かれた駅弁スタイルで、それぞれ好き放題に肉壺を突かれて、果てていたのだった――――――。

 

 

 




後半ちょっと真面目臭い文章になってしまいましたが、これでISパイロットが捕らえられてアンナコトヤコンナコトされちゃう背景が出来ました。

つまりエロいことし放題!!

大事な事なのでもう一回。

エロいことし放題!!!!

妄想暴走スパークな作者でした。
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