「はっ、ふっ、ん……」
「あらら、ぐったりしちゃった」
力なく体に回された腕にもたれ掛る智花の息は荒く、その表情は前髪に隠されてうかがい知ることはできない。ただ、絶頂の名残のような汗に紛れて落ちた涙の滴がその思いの発露だった。そんな智花を面白そうに見下ろしていた意地の悪い少女はにやにやとした笑みを浮かべながら智花の耳元へと顔を寄せた。
「あれぇ、もしかしてイッたの初めてなの? あんだけ男に媚びてたし、てっきり新しいところでも同じようにやってたのかと思ったわ」
あざけるような口ぶりに智花は顔を上げて、キッとした眼差しを向けた。自分のことに限って言えば、負い目もあった。初めて会った男たちに蹂躙されることへの羞恥や恥辱、絶望感もあった。だが、大切な仲間のことを、友人のことを乏しめるような言葉に、智花は凛とした眼差しを取り戻して睨みつけた。
「ふーん。またその目」
後ろ手に拘束され、口元には自らの帯を噛まされ、着付けていた着物はすでにその裸身を隠す役目を放棄していた。肌着のキャミも大きく捲れあがり、その胸元まであらわとなり、秘所を守るはずのパンツはすでに手元にもない。羞恥の混ざった赤い顔だが、その眼差しは鋭く、彼女の本質をしっかりと保っていた。
そしてその眼差しを向けられた少女は、すっと表情を消して、冷たい眼差しを返した。
「私、あんたのその目、嫌いなのよね」
強く前だけを、敵を見据える目。その目はかつての彼女と同じように感じたのだろう。すっと視線を外して、手に持っていた携帯をいじった。
「ほら、さっきのあんたのイキ顔。よく撮れてるでしょ」
「……」
自らの股に男が顔を近づけ、涙を流しながら悶えている姿。男の姿は絶妙な位置関係からとられたのか、その顔を見ることはできないが、智花の痴態はしっかりと写されていた。その姿を客観的に見させられてぎゅっと唇をかむが、それでも強い光をたたえて朝比奈を見据えた。
「ふーん。そう……じゃあ」
変わらぬ眼光にいらだちを覚えたのか、しかし朝比奈は不意に智花に背を向け、智花の持っていた小物入れへと手を伸ばした。
「あんたのオトモダチに、この写真送るっての、面白そうじゃない?」
「っ!!」
「おいおい、俺のにも送っとけって」
「あっ、顔色変わったね。いいね、その顔」
拾い上げたのは智花の携帯。告げられた提案に智花は瞬時に絶望的な思いがよぎり、その顔を見た男が嬉しそうなった。
「んんっ!! んむっ!」
智花の携帯には、真帆や紗季、愛莉やひなた。友人たちのアドレスもあれば、何よりも大切な人のアドレスも含まれているのだ。顔色を変えた智花は再び拘束から逃れようと、身をよじって抵抗を示す。だが
「ほいっと、次はもっと可愛くイク顔撮ってもらおうね」
「ふっう!! んぅんん!!」
中断していた秘所への愛撫が再開し、脱出のための抵抗は愛液で濡れた小さな豆を抓まれたことで、ビクリと体を震わせるものへと変わってしまった。
抓んでいた指は繊細な動きで豆を覆っていた皮をゆっくりと剥いた。
「ふぅーーっ!」
十分に愛撫されたとはいえ、今までよりも過剰ともいえる刺激は快楽よりも断然に痛みと認識されて智花は大きく身を捩った。
今まで人目に触れることのなかった桃色の小さな豆が名も知らぬ男たちの手によって野外に晒され、弄られていた。
「ひぐっ! ふっ! んんっっ!」
「あれ? こんだけ濡れてんのに、痛そうだな?」
「おいおい、もっと優しくやってやれよ」
剥かれた陰核に与えられる刺激は、男たちにとってはひどく弱い力でのものだったのだろうが、初めて直に与えられる刺激に智花は苦痛による涙を流して、身を捩った。
「とりあえず初お披露目の一枚でも撮りますか」
「はーい。チーズ。」
「ふぐ、んんっっ!!」
智花は無理やりに股を広げられ、剥きだしの陰核を強調するように抓まれた状態で近距離から秘所を撮影された。直接的には触れてはいないが、皮を引っ張られるようにして陰核の周りを抑えつけられているため、撮影音にも気づかないほど智花は悶えていた。
「まだ直触りだと可愛そうだし、もうちょい濡らしてあげるか」
「あっ、じゃあ次オレな」
「ひんっ! んっ!」
智花の乳首をこねくり回しながらさらに、陰核をトントンと指先で刺激すると智花はそれが合図であるかのように、打指に合わせて腰をくねらせた。
「じゃあ、クリちゃんいただきまーす」
「ふぁ、んんんんーーっ!! ――――っ!!!」
智花の股の間に顔をいれた男は、今度は秘裂を舐めることなく、いきなりクリトリスへとむしゃぶりついた。先ほどの甘噛みとは違い、舐るように、口腔で味わうように舌で苛めると智花の腰は今までにないほど跳ね上がった。
「――――っっ! っっ~~~~!!!」
息が続かないほどのクンニによって、智花の悲鳴はすでに音にならない叫びとなっていた。暴れようとする智花を押さえつける力はますますと増していき、秘所から聞こえる水音はぐちゃぐちゃと卑猥な音を響かせていた。
時に舌先で転がすように、時に強く吸引するように、唇ではむように、異なる感覚が次々に智花の下腹部から駆け巡り、もはやそれが痛みなのか、不快感なのか、別のモノなのか判別がつかなくなっていた。
「――――っ!! んぐっ―――――っっ!!」
「おっ、なんかキテるっぽい?」
「しっかり抑えとけよ」
時折、酸素を求めて喘ぐようにぱくぱくと口を開き、ついに限界に達したのか智花の脚がピンと伸び、細かく震えた。それを目敏く見つけた男たちは、声をかけあって、智花の体を押さえつけた。智花は自由になる首をひねり、最後の抵抗とばかりに嫌がるように顔を左右にふるが、クリトリスを責めていた男はとどめとばかりに、カリっと軽く歯をたてた。
「ッッ!! んんっっ!!!! んんーーッッ!!」
体中を押さえつけられた智花は、身体を丸めようとする咄嗟の動きを封じられて、アクメダンスを決めた。
「イッたみたいだぜ」
「2回目か? 今度は早かったな」
「はぁ、はぁ、はっ! んくっ!」
息を乱して絶頂の余韻に沈もうとする智花だが、男たちは関係ないとばかりにその乳首を弄っており、高みに上らされた智花の敏感な体を休みなく蝕んでいた。弄られ続けている乳首は痛いほどにピンと固く張っており、体は男たちの涎と智花自身の汗とによって濡れていた。特に執拗な舌責めを受けている秘所は加えて溢れ出した愛液もあって淫靡な姿を晒していた。
「さすがにここでやっちまうとヤバいか?」
「別にいんじゃね? てか今さらだろ、それ」
智花の体を玩具のように弄びながら男たちは次の行動を、智花にとって絶望をもたらす行動を話し合っている。会話の合間に智花のあえぐ声が上がるも、誰も智花の体を弄る手を止めようとはしなかった。
「まあ、俺ら優しいし、あんま痛がらせちゃ可愛そうだから」
話がまとまったのか、男たちの一人が智花の顎に手をかけ、視線を合わさせるように顔を向かせて楽しそうに話し始めた。
「きりよく5回くらいイかせたら、女にしてあげよっか」
「っ!」
女になる、という言葉の意味は智花には理解できなかったが、少なくとも解放されるという希望を抱けないことだけは分かった。そして、あと3回は、先ほどの苛烈な責めを、頭の中を真っ白に染め上げる恐ろしい感覚を自分に与えようとしているという恐怖だけは分かった。
「んっ! んやっ!!」
「んじゃ次、これとかいってみようぜ」
男の言葉に智花は思い出したように抵抗を取り戻すが、すでに智花の身体は疲労でいつもの力の半分も出せてはいなかった。もっともいつもの力が出せていたとしても、数人の男に押さえつけられたこの状況をどうにかすることはできなかっただろう。
智花の目の前の男がこれ見よがしに見せたのは一見すると可愛らしい色合い、ピンクの小さな豆のような機械だった。だが、その用途は今の状況を鑑みれば、智花にとっていい結果をもたらすものでないことは明らかだった。
「ん、んんっ!!」
「いい感じに濡れてるし。智花ちゃん、感度イイから抑えとけよ」
智花の背後の男ががっちりと智花の体を抑え込み、左右の男が智花の股を開かせてその太腿に圧し掛かった。ピンクの機械を手に持った男は、にやにやとした嗤いを浮かべながら智花の秘所にその機械を近づけ、
「んんっっ!! ん、んん――――っ!」
右手でその機械、ローターを智花の蕾に押し付け、左手のスイッチを弄った瞬間、智花の腰が今まで以上に跳ねた。
「おぉ。いい感じじゃん、悦んでくれてるみたいだし」
「んんっ! んんっ!! んぐっぅ~~っ!!」
続けざまに2度も絶頂を迎えさせられたことで、元々敏感だった智花の体は完全に快楽を受け入れてしまっているのだろう。智花の体は自身の意思を裏切るように男たちを喜ばせる反応を示していた。
「ふぐっ! ふっ!! んんんっっ!!!」
「ほらほら、遠慮しないでイっちゃっていいよ」
無機質な機械音が響き、智花が少しでも強すぎる刺激から逃れようと肢体を捩るが、数人がかりで押さえつけられ、強すぎるその刺激を逸らすこともできずに喘ぎ声を上げた。
「はいはい、こっちも忘れちゃだめだよ、智花ちゃん」
「んんっっ!! んんん!!」
下半身からの強烈な刺激に気を取られていた智花だが、その不意を衝くように男の一人が智花の乳首にもローターを当てた。
股間に当てられた冷たい機械は智花の愛液に濡れてあっという間に熱を帯び、乳首はもはや充血しすぎてそそり立っていた。
「頑張ってる智花ちゃんかわいー。もう一個追加してあげる」
「おい、膣中気をつけろよ、最初に破りてーんだから」
「ふんんっ!! んんんっっ!!!」
イくまいと必死に耐える智花の痴態を愉しげに眺めながら、男たちの蹂躙の手がやむことはない。
そして押し当てられた機械からの刺激により、智花の体がピンっと強張って、限界を露わした。
「3回目~」
「智花ちゃん頑張らないと、あと2回イったら処女喪失だよ~」
「んあっっ!! んんっぐっ!!」
限界を示す強張った肢体。だが、それにもかかわらず、男たちはそのまま機械を秘所、そして乳首に押し当て続けた。
脳を焼く白熱する閃光。呼吸ができず、体のあちこちが、火傷したように熱い感覚を送ってくる。
智花は必死に内股を閉じるように力を込めた。快感の嵐の中で、そうしなければなにかが失われていくことを危惧して。だが、男たちは容赦なく、智花の股を開かせ、遠慮なく膣を弄り続けた。そして
「んんっ!! んん~~~~」
「おっ。あーあ、智花ちゃん、おもらししちゃったよ」
「気持ち良すぎたんだね~」
限界を超えて、智花の秘所の力が入らなくなり、ちょろちょろと黄金色の液体があふれ出した。それは快楽から出てくる愛液とは異なる匂いを放っていた。
この年になって人前で失禁する。しかも、自分を厭らしく見ている男たちの目の前で。その恥辱に消えてしまいたくなるほどの屈辱を覚えるだろう。それが通常の状態であれば。
「おもらししちゃうようないけない子にはおしおきだよね」
「こっちいく?」
智花の目には涙が溢れており、それと同時に口に詰め込まれた帯も唾液で変色してしまっている。
涙を流す智花。男たちは、少女の悲しみを気にも留めずに、粗相をした智花をお仕置きするためと称して、智花の肛門を指さした。
そして
「ひぐっっ――――!!」
くぐもった絶叫が響いた。
「1個目~。2個目ぇ……」
「おお、入る入る。こっちは破る心配ないからどんどん入れられるよな」
「ふぐぅ―――!! ぅぐぅ―――!!」
男たちは、先ほどの機械を愛液で濡らしてから次々に智花のお尻に詰め込み始めた。
快楽を訴えていた声が、再び痛みを訴えるものへと変わった。排泄のための器官に詰め込まれた異物感に智花は渾身の力を込めて暴れるが、それで放してくれるような者はここにはいなかった。
「おお。3個入った。ローター何個あったっけ? 入るだけ入れてみようぜ」
「えーっと、あと3個だな」
「んじゃ、あとはこっちと、こっちにも一つずつだな」
智花の苦痛に歪む表情を笑いながら楽しんでいる男たちは、さらに膣内にも一個、そして両乳首にそれぞれローターを張り付けた。
いくら小さな機械といえど、腸内を圧迫するそれは苦痛以外のなにものでもない。お尻から3本のコードを生やされ、敏感な部分からも強すぎる刺激を加えられた智花が、叫ぶこともできずにパクパクと口を開閉させ、涙に濡れる瞳を大きく見開いている。
「よーし、準備できたな。しっかり抑えつけとけよ」
男たちは智花の体を抑えつけなおして、手のあいた一人は6つのローターのリモコンを握った。そして、
「!!!!! ~~~~~!!!!」
小さな智花の体の中で、爆ぜるように5つのローターが振動した。
「おおー。イってる、イってる」
「あー残念智花ちゃん。5回目だ」
「これってどのくらい大丈夫なんだ?」
「さぁ? 挿れる順番決める間くらいなら大丈夫だろ」
「あぁ゛っ!! あぁぁっ!!」
智花が悶えながらも必死に、足掻こうとしている横で、その手足を抑えつけたまま男たちは、のんびりとじゃんけんをしていた。
「派手にイってるわね。湊」
ビクッビクッ! と絶頂に導かれる智花に悪魔のような少女が声をかけた。
体を暴れさせて受ける快感から逃れようにも動くことはない。
智花は瞳から涙を流し、狂わんばかりの感覚に飲み込まれていた。
「やりぃ!! いっちばーん!」
「ちぇっ。おい、膣中でだすなよ」
決め事が終わったのか、男の一人が嬉しそうに声を上げた。
「ほら。決まったみたいよ湊。あんたの初めての相手が」
「ふぅ―――ッ!! ふっ、ぅぅ!!!」
先程喜んでいた男がかちゃかちゃとベルトを外して下半身を露わにした。
凶器のごとく屹立したモノ。
智花は快楽に飲まれそうになる体で最後の抵抗とばかりに暴れようとして、しかしそれは無駄な抵抗になった。
イチモツが智花の秘所にあてがわれ、びしょぬれのそこをぬちょぬちょと擦りつけた。
今まで以上に恐怖を煽り立てる時間。智花の顔がその恐怖に歪み、涙が流れる。
自らの大切な最初を奪われる恐怖。それは
「それじゃ、いただきまーす」
「ぅ゛ぅ゛っっ!!! ぅぁっ――――ッッ!!!」
長くは続かなかった。
それが良いことだとは到底言えないだろう。智花の口から悲痛な声が上がる。
ブツリ、という音と、何かを貫き通す衝撃が智花の奥から小さくしかし、あまりにも重みをもって響いた。
「う、おっ!! やばっ!! こいつ、やっぱ」
「――――ッッ!!! ッッッ!!!!」
痛みと衝撃に暴れる智花だが、その抵抗はむなしく押さえつけられた。ただでさえ膣内がキュウキュウと絞めつけられて、挿入した男は声を上げた。
イチモツを絞めつける抵抗にもかかわらず、男はガンガンと智花の奥を何度も突き刺した。
それは少女の小さな体のことなどまるで考えていない乱暴なストローク。
やめてやめて!! と思う心は言葉にならず、その思いごと打ち砕くようにズンッ、ズンッ、と突き入れられる。
そして一際強く、奥を衝かれて、
「くっ、おっ!!」
「おい! まだあとが続くんだから膣内はやめろよ!!」
「ちっ! わあった、よっ!!!」
「ふ、ン―――――ッッ!!」
ぐん、とモノが引き抜かれた。
カリが智花の小さな穴の入り口で名残惜しく引っかかろうとし、引き抜かれた瞬間びゅるりと、智花のまっさらなな臍を彩るように、白濁とした液がかけられた。
「ふ、ぅ、ふ―――――…………」
穢された。
その衝撃は幼い智花には計り知れず、ただ、唯一最も大切な秘奥でだされなかったことを慰めに、智花は荒い呼吸を続けていた。
だが、
「よっしゃ、次オレ~」
「智花ちゃん、まだまだ終わらないよー。がんばってねー」
「――――ッ!!!」
智花の絶望をさらに深くするように、男が入れ替わり、智花の秘所にあてがった。
そして……………
凛とした眼差しを消し去るほどの暴力的な愛撫は、一人の無垢な少女の体を変えた。
“祭り”が終わったのは、遠くで響く花火の音がとおにやみ終え、人の気配も疎になっていって、かなりの時間がたってからだった。
祭りのあと、そこにいたのは、望まぬ快楽を植え付けられ、初めての感覚に翻弄され、啼く声も枯れ、手折られた花のごとくに赤い花弁を散らし、打ち捨てられた少女の姿があった。
最も大切な場所からは、溢れ尽きても湧いてくる花蜜がとめどなく溢れ、そしてその中には、樹液のごとき白濁とした液がごぽりと漏れていた。
ということでもっかん編の後編でした。
いやー、ひどいですね。
もっかんあんなにいい子でかわいいのに。
ちなみに私の中では同作品ではもっかんがダントツ1位で2位が野火止麻奈佳、3位が藍田未有ちゃんだったりします。
最近とある昔の作品を読み返して心惹かれたキャラがいるので、最初に構想していたキャラそっちのけで、書いてたりします。