※この作品はR-18です。

散花凌乱   作:バルボロッサ

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こちらの作品ではお久しぶりです。
今回は(今回も?)タイトルに反して知っている人は多いかと思います。
二次創作では比較的メジャーどころの「緋弾のアリア」からです。と言ってもそのスピンオフである緋弾のアリアAAにでてくる少女、火野ライカがメインです。

 物語は原作IV巻、28弾のシーンからの回避不能のbad endコースです。
武偵高の女子って、あの制服で柔道(?)の投げ技をやってますけど、内股とかかけたら絶対中見えますよね。



緋弾のアリア
火野ライカ


 武偵高1年の火野ライカは持ち銃であるアサルトライフルを手に、人気のない廃倉庫を歩いていた。

 

「逃がすもんかよッ……!」

 

 勝気な瞳は怒りを宿し、姿の見えない敵を見つけようとしていた。

 親友とその妹を狙う魔の手。毒使い夾竹桃との交渉は失敗に終わった……いや、元々破綻させることを前提に捕まえるつもりで親友を行かせたのだ。

 だが、あかりの合図を起点に風魔陽菜の奇襲で攻める第一波は失敗した。

 酸と毒の混合霧によって無防備にされた陽菜は弛緩毒を受けて戦闘不能に陥った。

 あかりと志乃は市街地での戦闘を避けるために夾竹桃を広域に誘導し、その移動先、人気のない廃倉庫待ち構えていた火野ライカは陽菜の確保に向かった戦妹の島麒麟から

 

 女子にしては大柄な体躯。

 引き締められた四肢は膝上の長さの短いスカートから伸びでており躍動感を見る者に想像させる。

 しかしその胸部には男勝りの性格とは裏腹に豊かなバストが膨らんでいた。クセのある金髪はポニーテールのように結んでいる。

 武偵高では強襲科に所属し、同年の男子に対しても引けを取らない近接格闘の腕前を誇る少女だ。

 その腕前に自信を持つライカは暗くなりつつある廃倉庫でもその猛禽のような瞳で獲物を探していた。

 

 だが

 

「アリから逃げるサソリはいないわ」

「!!」

 

 その狩人に、蠍の手が伸びる。

 黒く長い髪。日本人形のように整った容姿に、やや古風にも見える制服を着用した少女。毒使い夾竹桃。

 

 かちりと微かな音がライカの手元で鳴るが、ライカは横合いから突然現れた敵に驚きつつも、倒すべき敵と認識してその手にあるアサルトライフルを夾竹桃に向けた。

 

「動くな!!」

 

 自身が身に纏っているように相手も防弾衣服を着用しているのは明確。ライカは驚きも僅かに戸惑うことなくトリガーを引いた。

 

「!!?」

 

 だが、その銃口が火を噴くことはなかった。

 いつの間にかアサルトライフルのトリガーに南京錠がかけられており、引き金を引くことができなかったのだ。

 

「っ!」

 

 判断は一瞬。ライカは銃を捨てると同時に跳び上がり、夾竹桃の顔面にドロップキックをしかけた。

 ドッッ!!! と蹴り飛ばされた夾竹桃。受け身はとっただろうが、易々と吹き飛ばせた敵にライカは油断なく視線を向けた。だが、着地したライカはスカートから伸びる太腿にチクリと微かな痛みを感じた。

 

「?」

「毒されやすそうないい体をしてるのに。肌なんて見せて」

 

 打撃は確かに通ったのだろう。

 夾竹桃の頬は赤く、ライカとは対照的にクセのない真っ直ぐな髪は乱れている。

 手櫛で整えながらライカを見る夾竹桃の眼差しは、狩られる者ではなく狩る者。暗闇から忍び寄り、隠した毒尾をもって一息に突き刺す。

 

「!!? な、何だ。これッ……!!?」

 

 夾竹桃と瞳があったのをきっかけにしたかのように、ライカの体は異変をみせていた。

 豊かな胸の頂きは制服の上からでも分かる程にぷっくりと膨らみ、下腹部からはむずむずとした掻痒感にも似た感覚が湧きあがる。

 敵と相対しているという状況にもかかわらず、ライカは顔を朱くして堪えきれずに膝をついた。短めのスカートを引っ張り、自らの恥部を隠すようにして。

 

「媚薬よ。強すぎて体に毒だけど」

「っぁ!!」

 

 野に咲く経口毒、夾竹桃。

 その名を冠するこの毒使いは数多の毒を使いこなす。その中の一つだろう。

 即効性のものらしきその毒は、一秒ごとにライカの体を害している。隠すように自分の体を抱き、その口からは堪えきれない快楽が溢れるように涎が垂れる。 

 

「好きな人の事でも考えてゆっくりと愉しみなさいな」

 

 見下ろす夾竹桃の眼差しで、その声で、敏感な肌が刺激されたようにビクリ、ビクリと体が震える。

 

「なっ、なんでこんな……!」

 

 顔を上気させ、瞳に涙を溜めて見上げるライカは、少しでも敵意を見せようと震える口を開いた。

 

「お姉様!? ライカお姉様ぁ!!」

「ひっ……! あぅっ!!」

 

 だが耳元のインカムから、麒麟の自分を案じる声が響いた瞬間、ライカは背を仰け反らせて喘ぎ声を上げた。

 夾竹桃の言葉を真に受けたわけではないが、耳元で響く戦妹の声に、ゴシック人形のような愛らしい少女の姿を思い描いてしまい、ライカの体はビクッビクッと反応していた。

 四つ這いに崩れ落ち、乱れた制服の裾からは滑らかな背肌が覗いており、口元から垂れ落ちた涎が地面を濡らしていた。

 

「だってあなた。見るからにウブそうなんだもの」

「ああっ!!」

 

 夾竹桃は止めとばかりにむき出しの背肌をつつっと撫で上げた。

 ライカ得意の近接戦の距離。

 だが、倒れ伏したその体は起き上がることはできずに嬌声をあげて悶えた。

 

「――っ! ――ぁ!!」

 

 敏感になった肌は衣服のこすれや床との接触ですら感じてしまい、インカムから聞こえてくるライカを心配する声は脳内に桃色の妄想を掻き立ててしまう。

 去って行った夾竹桃はあかりと志乃の方へ向かって行ったのだろう。人気のない廃倉庫だが、夾竹桃に取り付けていた発信機の動きから麒麟にもこの場所は伝わっている。

 時間は多少かかるだろうが、きっとあの少女ならば来てくれるだろう。

 

「ひンっ! ―――ふ、ぁっ!」

 

 床に押し付けている胸をなんとか引き剥がそうと腕に力を込めるが、ガクガクと震える腕にはまったく力が入らない。

 

 膝をつき、上半身を地面に押し付け、尻を上げてビクビクと揺れる様は、不埒な妄想を掻き立てるに十分で、ここが人気のない廃倉庫であったことを不幸中の幸いと、まともな思考状態であったなら感じずにはいられなかっただろう。

 

 

 そう、誰もここに来なければ…………

 

 

 

 ――――あれからどれほどの時間がたったのだろう。

 10分、20分、あるいは1時間もたったかのように感じられる――――

 

 体感時間ではそれほどに長く感じられた今も、未だに救出は来なかった。

 

 毒爪によって刻みつけらた媚毒はまるで衰えてはおらず、逆に時間を追うごとにますます体は敏感に、そして発火した体の火照りは火傷するかの如くに熱くなっていた。

 

「――――ッ! ンッ―――――!!」

 

 断続的に白熱する思考は時間の間隔も体の間隔も狂わせていた。

 

 だが、そんな狂った感覚の中、本来は優れた聴覚が、麻痺しながらも廃屋に響く足音を伝えてきた。

 

 待ち望んだ後輩の足音……

 

「ったく、あのブテーのヤロー。今度あったら覚えてやがれ」

「よく言うぜ。涙目になって逃げだしたやつが」

「ぎゃはは」

 

 ではなかった。

 なぜなら、その足音は必死にライカを探そうとするモノではなく、だらだらと歩く足音だったのだから。

 しかも聞こえてくるのは複数の男の話し声。

 

 

 ――まず、い……――

 

 聞こえてきた声に、自らの痴態を思い出したライカは、なんとか物陰に隠れようと必死に体を起こそうとした。

 やってくるのが味方か敵かは判断できない。だが、少なくとも今のこんな姿を、男には見せたくはない。

 

「ひンッ!!」

 

 だが、動こうとして体が地面とこすれ、その感覚で軽く達してしまったライカは1mも動くことはできずに蹲った。

 

 そして、

 

 

「あ? なんか居んぞ」

 

 足音はライカの居るすぐ近くまでやってきていた。

 

「ぁ、ぅ、ひんっ!!」

 

 上気した顔を上げ、涙で滲む瞳をなんとか開いて声の主を見た。

 武偵の証である制服は着ていない。逆にそれとは対立するかのような街の不良と思われる装いだ。

 体のあちこちにピアスを通し、腕にはシールかタトゥかは分からないが仰々しいイラストが描かれている。

 

「あっれー? こんなとこでどーしたのー?」

「なんかビクビクしてるけど、もしかして楽しんでる真っ最中?」

 

 2人、3人、いや5人は居るだろう。

 身動きの取れないライカを少年たちは取り囲んだ。

 

「おい。こいつの服。武偵の制服だぜ!?」

「ああ!?」

 

 赤と白のセーラー服。そして腕に描かれた校章に気づいたのだろう。少年の一人がライカの身元を明らかにすると、少年たちは色めきたった。

 後ろめたい所があるのか、少年たちは武偵という響きに一瞬だけたじろいたが、目の前の少女が明らかに悶えている様子ににやりと好色な笑みを浮かべた。

 

「へへ。そっかそっか。ブテーさまはこんなところでオナる趣味をお持ちとはな」

「ち、ちが、ひっ!」

 

 否定の声を上げようとするも、ライカも気づいていた。少年たちの下品な視線があからさまに自分の体を舐めまわしているのを。

 

「へっへっへ。一人で楽しんでんじゃねえよ。俺らが相手してやんよ」

「ひんっ!! や、んんっ!!」

 

 男の一人がライカの体に触れた。瞬間、白熱した電流がライカの体を駆け巡り、一際大きくビクリと体が跳ねた。

 

「おいおい、コイツマジかよ。触られただけでイッてんじゃねえか?」

「ひあっ! は、ぅっぁ! っあ!」

 

 ライカの口が大きく開き、体が仰け反り、白い喉が震えた。

 

「青姦希望なんだろ。おい、一応誰か来ねえか見張っとけよ」

「この間の奴はオメエからだったよな」

「ちぇっ。ちゃんと後で代われよ」

 

 ライカの良すぎる反応に、この少女武偵に対する脅威を完全に頭から消し去った男たちは、この状況を思う存分楽しむための準備を整えることにしたようだ。

 

「おら、独りで善がってねえで起きろよ」

 

 乱暴な言葉と共に、ライカの後ろに回った男が四つ這いのライカの体に抱きつき起こした。

 蹲っていた体が無理やり起こされ、背後に座り込んだ男にもたれかかるように座り込まらされた。

 

「ひっ あ、アッ……!!!」

 

 それは愛撫なんてものではなかった。ただ抱き上げただけだ。

 たまたま胸元近くに腕が触れ、疼いていた下腹部が圧迫された。ただそれだけでライカは小さく気をやってしまった。

 

 起こされたライカは自分を見つめる男たちの視線に気がついた。

 好色の眼。

 普段男女と言われて縁遠いものの、それでもミニのスカートを穿き、抜群のプロポーションを持つライカだ。今までライカの腕前を知らずにすりよってきたバカは何人かはいた。そのすべてを返り討ってきた自慢の力は今は発揮できない。

 男たちも、抱き起したことでぶるんと震えた大きな胸。普段は強気に見下してくる武偵の生意気な顔が発情して涎と涙とを流す。嗜虐心をそそるその体と表情に、ごくりと喉を鳴らした。

 

「やめ――ッ、あああっ!!」

 

 男たちの欲望が自分の豊満な胸へと狙いを定めたことを感じ取ったライカは拒絶の声を上げようとして、しかし背後から抱きかかえていた男が胸に手を伸ばしてきたことで拒絶の言葉は喘ぎ声へと変わった。

 大きな胸が、男の指で形を変える。まだ敏感な神経の集まる頂には触れていない。だが、下から寄せるように掬い上げ、むにむにと指を埋めるだけで、脳内に真っ白な閃光が奔り、ライカは喘ぎ声を上げた。

 

「おいおい、もうパンツがぐっしょりじゃねえか」

「ひゅう! 黒の紐かよ! いい趣味じゃねえか!」

 絶対領域と呼ばれるものがある。

 スカートの裾とニーソックスによって創られる魅惑の領域。わずかに見られる脚の素肌が扇情的なその領域。

 だが、それ以上に、その上の聖域がすでに露わにされていた。

 防弾の繊維で編まれたスカートはすでにライカのもっとも大切な場所を視線から遮る役目すらはたしていなかった。

 

 機能性と隠れたファッションとして穿いていた黒の下着は、その本来の役目さながらに男たちの欲望をますます掻き立てていた。

 

 数多の腕がライカの体に伸ばされ、思い思いにその体をまさぐる。

 

 下着の上から恥丘をなぞり、存分に溢れた愛液の存在を男たちに報せる。

 待ち望んだ極強の快楽がライカの脳を焼く。

 

 引き締まった腿を撫で上げられて開かされ、鍛えられた力は全くと言っていいほど発揮されることはなかった。

 サイドの紐がしゅるりと引かれ、あっけなくライカの濡れぼそって光る縦筋を披露した。その割れ目にはあっという間に手が伸び、指が周囲の丘をなぞり、入口を撫で、あっけなく中へと侵入した。

 

「ぅ、あっっ!! ひ、ああああっ!!!」

 

 処理できないほどに膨大な快楽の情報がライカの体を駆け巡り、喉から絶頂の声が迸った。

 

 ――こんな、頭が、おかしくなるっ!!!!――

 

 独り悶えていた時ですら気が狂わんばかりの感覚だった。

 だが、今、ライカの体が、本人の意思とは無関係に告げてくる感覚は、彼女の名前のごとくに、雷のように奔り、火のように熱い。

 

 

 すでにライカの武偵制服は脱ぎ捨てられ、紐のパンツと揃いのブラジャーはとうにホックをはずされていた。

 普段男らしい彼女の中で、一際女性らしさを周囲にふりまく豊満な胸は露わに、ピンクの乳首ははちきれんばかりに屹立していた。

 触ればたしかな弾力を返して指が沈む胸は後ろから強調するように持ち上げられ、張り出た乳首は前にいる男の口の中。

 

「だ、アアッ!! 吸う、なぁあッあ――ッ!!」

 

 反対の乳首はそのままコリコリと扱かれており、左と右、痛いような快楽と舐られる快楽、二つの異なる感覚がライカの胸に充満していた。

 

「こいつどんだけエロいんだよ。さっきからやけに濡れてると思ったら、潮吹いてイきっぱなしになってんじゃねえか!」

「見ろよ! マンコのひくつきがエロすぎだって!」

「うぐっ!! ッァ!! み、るなぁあ!!」

 

 ライカの剥き出しの秘処を弄る手も、当然のごとくにその責めを増しており、下の口はパクパクと餌を求めるように開いていた。

 

 そして、かちゃかちゃという音にライカが目を開くと、そこにはズボンをおろし、そそり立つイチモツをライカに近づけようとしている男がいた。

 

「なっ!!? なにだしてんだよっ!!?」

「あ? なに処女みてーな反応してんだよ。そんなだらっだらに涎たらしてるマンコにやることなんて決まってんだろ」

 

 あまりにグロテスクな光景に、ライカは反応を示すが、その反応に男たちは訝しげな顔を見せた。

 絶句するライカをよそに、男は血管を浮き立たせて怒張するそれをびしょ濡れのライカの秘処にあてがった。

 

「なっ!? やめろ!! やめろっ!!」 

「おっ? なんだよ、淫乱女のくせに、マンコ挿れられんの嫌がってんのかよ。オイ、しっかり抑えてろや」

 

 必死に抵抗するライカ。そのあまりに遅きに失した抵抗だ。

 挿入直前のその抵抗にイチモツをあてがった状態で狙いを定められなくなった男は苛立ったように周囲の男たちに言った。

 

 周りの男たちは、やれやれとばかりに薄ら笑いを浮かべると、ライカの腕をとり、脚を広げて固定し、後ろからも羽交い絞めにして身動きをとれなくした。

 

「いやっ!! いやだ!! やめろ!!」

 

 揶揄され、ライカは何とか抵抗を試みようと、必死に力を込めてみるものの、いつもの力は全く発揮されず、逆に触れあう肌が何倍にも高められた快楽を告げてしまい、ライカ自身を追い詰める。

 武偵高では強襲科に属するライカは日常的にコンバットナイフなどの刃物を見ることもあり、慣れたものだ。

 だが、今、ライカを貫かんとする肉の槍は、今まで見たどんな凶器よりもライカに恐怖をもたらした。

 

 腕っ節の強い強襲科の中にあっても同級生の男たちを打倒せるライカは男女と揶揄され、男勝りの行動をとりはする。だが、そんなライカでも少女漫画を見て、“王子様に”感情移入してラブシーンを想像することもあるし、可愛らしいものを愛でる少女チックな心も持っている。

 なによりも、数ある毒物の中でも、わざわざ媚毒を選んで打ち込んできた夾竹桃が揶揄したように、ライカは男性経験のない乙女だ。

 乙女心に夢見がちなシチュエーションを抱きだってする。

 

 だが、

 

「へっへっへ。んじゃまあ、まずは味見といくか」

「やめろ!! やめろぉッ!!!」

 

 乙女が抱いた夢とは正反対のシチュエーションによって、ライカの処女は散らされようとしていた。

 

 そして

 

 

「お姉さま!!」

 

 その直前、待ち望んだ仲間の声がライカの耳に飛び込んで、窮地を脱する希望の光が差し込んだ。

 

 はっとして顔を上げるライカ。だが

 

「あ、あ……」

「へへへ。ガキがうろついてやがった。どーやらお仲間らしいぜ」

「お姉さま……」

 

 ライカを助けるはずの仲間、フリフリの改造制服を着た、ライカの戦妹、島麒麟は囚われていた。

 細腕は背中にねじり上げられ、護身の銃が入っている人形は近くには見られない。

 

 ライカの顔が絶望に染まる。

 

「おいおい、そんなガキが武偵やってんのかよ」

「じゃあ捕まっちまった間抜け武偵がどんな目にあうかじっくり教えてやんねえとな」

「放しなさいですの!!」

 

 インカムを通じて“夾竹桃にやられた”ライカの悲鳴は聞こえていた。そして発信機を通じて夾竹桃がすでにこの場を去っているという事も分かっていた。

 ゆえに、周囲の警戒を怠るというあるまじき失態をしてまで、最速の機動力でライカの救出に走ったのだ。

 だが、その拙速は今回においては完全に失策。

 隠れて警戒にあたっていた男の仲間によって不意を打たれて捕縛され、その拍子に武器を隠した人形まで落してしまったのだ。

 

 武偵とはいえ、タイプがある。

 “本来の”ライカのように格闘戦、銃撃戦に強い強襲科。

 対して麒麟は色仕掛けとだまし討ちに特化した特殊捜査研究科だ。特に麒麟はその小柄で愛らしい見た目同様、かなりの非力だ。一応ライカの前の戦姉に師事してある程度の格闘戦はできるが、捕まってしまっては腕力の差は覆しようもない。

 

 分かっていつつも、それでもライカを救おうと必死に暴れる麒麟。

 

「この、ガキィ!!」

「きゃあっ!!」

 

 男は業を煮やしたのか、麒麟の愛くるしい顔に強烈な一撃をお見舞いした。

 

「麒麟!!」

 

 吹き飛ぶ戦妹の姿に、蕩けていたライカの脳が、戦闘態勢を思い出して活性化した。

 

「てめ、―――――……」

 

 戦闘時の集中力が呼び起こされ、ライカは覆いかぶさる男を吹きとばして勢いよく立ち上がろうと“した”。

 

 だが

 

 ズブリ

 

 と身を起こそうとしたライカの秘処に深々と肉の槍が突き刺さった。

 

「え、あ……? か、は……へ、ァ……」

 

 ズンと体の奥底に銃弾を撃ち込まれたようだった。防弾制服の上から弾丸を撃ち込まれたときの感覚。息が詰まり思考が飛ぶ。

 

 散々に焦らされ、洪水のように愛液を溢れさせていたためか、それとも痛みには耐性があるせいか処女膜を破られた痛みはなかった。

 だが、腹部に響いた重い衝撃が過ぎるとライカの脳は処理を放棄したかのように思考を停止した。

 あまりにも膨大な快楽の波にさらわれ、湧き出た力は跡形もなく霧散していた。

 

 ライカの口はだらしなく開き、舌がピクピクと動き、口の端から涎が流れた。

 瞳は限界まで開かれて、だがその目には何物も写していなかった。

 

「あ? おいおい、マジかよ! コイツ初物だぜ!!」

「はぁ!? それでこれかよ! マジモンの淫乱だなオイ!」

 

 初めて男を受け入れた穴から赤い雫が零れていた。

 男たちは望外の幸運に沸き立ち、囃し立てた。

 

 敬慕する戦姉の股から流れ出る、かつて処女であった証を見た麒麟は絶望に顔を蒼ざめた。

 ライカは無意識に腕になけなしの力を込めて、この現実を拒むように男の体を押しのけようとした。

 

「おっ? なに抵抗しようとしてんの。ムダムダ。もう処女膜破れちゃったんだか、ら!」

「―――ッッ!!! ―――――ッッッ!!!!」

 

 だが、肉棒を引き抜くどころか僅かに擦れた瞬間、再び勢いよく腰を打ち付け、膣内を抉った。

 

「おっ。もしかしてコイツ、処女喪失でアクメ決めてんじゃねえか?」

 

 ぷしゅぷしゅと愛液が潮のように吹きだし、ライカの顔は今まで以上に絶頂していますと告げていた。

 

「う、あ、あ……ひっ……」

 

 男はずるずると肉棒をゆっくりと引いた。エラが膣内を引っ掻き、破瓜の血が混ざった白濁の愛液が溢れた。

 

「あえっ。ら、えへぁ!!」

 

 ビクッビクッと体が震え、必死に酸素を求めて舌を伸ばしているライカ。耐えるライカに追い打ちをかけるように再び腰が打ち付けられた。

 

「やえ……も、やえ、へ……」

「おら。だす、ぞっ!」

「―――ッ!! ッッッ!!!」

「ははっ! 流石は武偵さま、よく鍛えてるじゃねえか。どんだけ挿れても締まり具合が全然変わんねえな」

 

 何度も、何度も、何度も衝かれ、衝かれるたびに、ライカは絶頂を迎えた。

 

 

 そしてライカの横では、またもう一人花を散らされた少女が泣き叫んでいた。

 お姉様、お姉様と来るはずのない“王子様”の助けをすがるように呼び続けていた。

 

「ァ……ぁ……」

「次オレだな。おら、よっ!」

「かっ、は……ァ、ああっ!!」

 

 白濁とした猛りの熱液を静謐なる宮へと叩き込まれ、しかし、それで終わることはなく、男たちは代わる代わる、肉欲のはけ口としてライカと、そして小さな少女の膣へと欲望を叩きつけた。

 何度も何度も、二人の思考が白濁としたもの以外考えられなくなるくらい何度も………… 

 

 




ほり様 期待されている作品があるのがひしひしと伝わってきて、私も描きたいとは思うのですが、そちらはかなり難渋しています。ご期待に沿えない作品を先に投稿したことをお詫びして、あとがきに代えさせていただきます。
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