恋姫はハーメルンでもものすごく投稿数が多いのですが、なぜか朱里ちゃんの単独ヒロインって少ない気がするんですよね。特に最近更新されているのは。雛里ちゃんはまだあるように思うのですが…………ということで「そんなことねえよ!」というご意見ありましたら是非教えてください!
私は演義では孔明はあんまり好きではないのですが、恋姫では断然朱里ちゃんです! 華琳さまとか恋とかも好きですけどね。
パチリと、硬質な音が室内に響いた。
黒と白の石が陣地を奪い合う盤上競技――碁を打つ音だ。
遊戯としても嗜まれる囲碁だが、その筋道は兵法にも通じ、軍略家、軍師たちの知力を競うものとしても行われている。
「んくっ……んっ、ぅん…………」
世に伏竜の名で知られる軍師、諸葛孔明――真名を朱里という――もまた、その囲碁をよく打つ一人だ。
肩につかないほどの長さの金の髪。瞳の色は紅玉のごとき色を秘め、幼く見えるその体躯や容姿とは裏腹に、天下の軍師、君主に一目置かれる軍師。
だが今、その彼女は弄ばれる一人の虜囚でしかなかった。
「んんっ! んっ!! あっ、っ、あっ、ぃッッ――――」
「おっと、はわわ軍師ちゃん、ほら早く打たないと」
はぁ、はぁ、と息を乱しながら、朱里は盤上の進行とは別のことに思考を巡らせていた。
—―また……ここ…………――
一体何度目だろう。
天地を失い、体がばらばらになりそうなほどの快楽、その一歩手前。
男の膝の上にその小さな体を座らせられ、陰唇を撫でられ、臀部の柔肉を揉まれ、ふくらみと言うには慎ましい乳房、その頂を摘ままれ、そこへと導かれる……そのあと一歩がない。
「—―――ぁ…………っっ」
乱れた息を整えていると、きゅんと下腹部が切なげに震えた。
朱里はその切なさにきゅっと唇を結んだ。
キッと盤上を睨み、情勢を見極め、そして瞬時に解を、そしてその後を見定めた。
カチャリと碁石を摘まみ、そして震える腕を伸ばして盤上にパチリと石を置いた。
「ほぉぅ…………ふむ。これはいかん。いかんな。長考のし時か」
朱里を膝上に乗せている男は、先ほどまで朱里の秘所を撫でていた手を自分の顎にやり、朱里の乳首を捏ねていた反対の手は、朱里の体を支えるために下腹の前に無造作に置かれた。
――あと一歩。もう少しで……――
そこにその手が触れられれば、どれだけ気持ちがいいかを朱里の体が覚えてしまっている。
それでも男の手は、先ほどまでとは違ってまったく朱里の方へと寄ろうとはしない。
そう、これは規則なのだ。
「ふむ、しばし考えるゆえ……そらお主の責めの番ぞ? せいぜい思考を鈍らせる手練手管を見せるがよい」
「っっ」
朱里の股の間から屹立する肉棒。その大きさは、朱里の臍部にまで届くほど。
彼女が背中を持たれかけさせている男の――朱里の主の軍を破り、朱里たちを捕らえた敵の首領のイチモツだ。
不快な臭いの立ち込めるそれに、朱里は唇を引き締め、そして震える手でそれを掴んだ。
いくらその肉棒が巨大とはいえ、軽く体を支えられているため朱里の口はそれには届かない。
肉棒を小さな両手で握った朱里は、思い出せる限りの知識を総動員して――しかし体験の伴わぬそれは児戯のごとく拙劣とした動きで、その肉棒を扱いた。
† † † † †
盛者必衰の理。常勝不敗ということはいつの世もずっと続くことではない。
勝つこともあれば負けることもある。それが戦だ。
戦に敗れた、結果のみを語ればそういうことだった。
黄巾の乱から始まった乱世においてありふれた一幕の一つの結果だ。
戦に敗れ、捕らえられた将兵たち。どれだけの仲間が撤退することができたのかは、捕まってしまった朱里には分からない。
ただ朱里と同じく捕らえられてしまい、そして虜囚となっている仲間が幾人かいることは確かだ。
愛紗、鈴々、星、桃香、雛里。彼女たちがこの城塞のどこかに幽閉されているのは、どうやら間違いないというのがこの数日の朱里の数少ない成果だ。
軍師として自軍を勝利に導くことができなかった朱里。その彼女は捕らえられた後、しばらくは虜囚として牢に幽閉されていた。
その待遇が変わったのはこの数日のことだ。
――“慰み者”――
端的に表すとそれが今の朱里だ。とはいってもただ“それ”だけの相手をしているわけではない。
圧倒的な軍の力を誇っているからか、首領は朱里にとってより屈辱的な取引もちかけてきたのだ。
“囲碁にて首領を打ち負かすことができればその日は朱里にも、彼女の仲間にも一切手をつけない。”
それが取引の内容だ。
天下に轟く伏竜の知略を見せよということ、それは朱里にとって悪くない取引に思えた。
戦で敗れたのは、純粋に兵力の差だ。
いかに一騎当千の武人が居たとしても、いかに策を巡らしたとしても、相手に倍する大軍をもって押しつぶすという正道の戦術によって劉備軍は敗れた。
首領の囲碁の実力がどれほどかは分からないが、それでも朱里には囲碁の盤上では自身の敗北という結果は想定していなかった。
だが結果は朱里の全敗。
この数日、毎日のように囲碁の相手をさせられ、そしてその数と同じ日数だけ朱里は首領の肉棒を小さな体に受け入れさせられていた。
「さて、これで……どうじゃな?」
「!」
首領の肉棒を懸命に扱いていた朱里はパチリという石の置かれる音に意識を呼び戻され、盤面を見た。
先に想定していた手筋の内の一つ。
悪手というほどではないが、凡庸な手だ。
盤上の形成からすると優勢なのは朱里。終局まではあと一息。
“今までと同じ”
何事もなければ、詰めを誤らなければ、朱里が5目以上の差をつけて勝つ。
この数日、同じように何度も何度も迎えた局面だ。
「…………っ、んっっ!」
碁石に手を伸ばし、それを摘まもうとした朱里。
だが碁石に指が触れた瞬間、朱里のピンと勃起した乳首を摘ままれ、碁石を摘まみ損ねた。
「くんっ! んんっ!! や、ぅん!!」
「ほれほれ、どうじゃね伏竜殿? この手はなかなかじゃろう?」
愉悦交じりの声。背後にいる首領の顔を見ることはできないが、おそらくその顔には劣情に塗れた下劣な哂いが浮かんでいることだろう。
左の乳首は摘ままれたまま、コリコリと扱かれ、右の乳首はピンピンと左右に弾かれる。
首領の顔が朱里の首元に埋もれるように近づけられ、薄桃色に上気した首筋を舐め上げられる。
ぞくぞくとした感覚が電流のように朱里の体を駆け巡り、反射的に朱里の手が碁石ではなく、首領の腕へとのびる。
「いやぁ。く、ん。っぁあ! あ、あっ!! あぁあっ!!」
制止しようとのびた朱里の腕は、しかしその細腕では到底首領の自由を留めることはできず、首領は片手を朱里の臀部へと移した。
するすると太ももを撫でるように通り過ぎ、股の付け根を擦り、菊門に首領のごつごつとした指が届いた。
ぐにゅりと尻穴に指が入り込み、朱里の腰が跳ねる。
股の下から伸びる首領の肉棒と、朱里の濡れぼそった一筋の秘裂が擦れ、望まずして強い刺激が朱里の脳を白熱に焼いた。
ただの囲碁ではなく、二つの攻守が入れ替わる勝負を朱里は強いられていた。
盤上での番と房中の番。
相手の持ち番で思考している間、その集中を妨げることを行う。ただし決して相手を傷つけない。
それがこの“賭け碁”の決め事だ。
朱里とてこの勝負に思うところがないわけではない。
だがこの勝負に勝てば自身も、そして仲間にも手を出さないという約定があるため――それをこの男たちが守るかどうかはともかく――朱里は屈辱的なこの勝負を行っていた。
もちろん、通常の囲碁とは異なるこの条件においても、勝算はあった。
雛里とともに艷本、春本で学んだ房中術。その技術を用いれば、少なくとも一方的な戦いにはならない。あとは通常の囲碁の戦いで趨勢を決める。
それが朱里の戦術方針だった。戦で自軍を勝利に導けなかった朱里の、それがせめてもの償いだった。
だがそれは、所詮机上の空論、脳裏に描いた空想でしかなかった。
首領の手管は、朱里のそれとは違い、“実地”に磨かれたものだった。
閨で、そしておそらく蹂躙した戦場、略奪の地で、幾人もの女を相手取って磨かれたものだったのだろう。
朱里は懸命に学んだ知識を活かそうとしたが、想定していたものよりもずっと大きく、醜悪な男のイチモツに、思いきった責めができず、ぎこちない手つきで扱くくらいしか出来ないのに対して、男は膝の上に置いた朱里を思う様弄った。
囲碁の最中は傷つけないという条件があるために挿入こそないが、首領の手は、舌は、朱里の体中の性感を探りあて、朱里の集中を散々にかき乱した。
朱里は打つ手を思考する余裕もなく喘ぎ声を上げさせられ、秘所からは愛液が泉のように溢れ、明晰な頭脳は蕩けた。
だがそれでも対局中に絶頂を迎えることだけはなかった。
いや、そこまでさせてもらえなかった。
絶頂の一歩手前、そこまで上り詰めた途端、首領は朱里を弄ぶ手を止め、朱里が次の一手を打つのを促すのだ。
思考は千々に乱れ、本能が上り詰めることを求め、狂おしいほどにあと一歩を願ってしまう。
そんな状態にあっても、稀代の軍師としての頭脳をもつ朱里は、わずかな時間で打ち手を読んで、次の一手を思考し、局面を優勢へと導いていた。
だが…………
「さてと、これで、終局じゃの」
パチリと盤上に最後の一手が打たれた。
朱里の呼吸は乱れに乱れ、口の端からは抑制を外れて涎が溢れ、紅潮したその顔は幼く見えるその容姿とは裏腹に淫靡さに塗れていた。
「はぁ、はぁ……この、局は、わたしの、勝ち、んんんんっっっ!!!」
結果は読みを上回る10目差での朱里の勝利。
そこまで読み取れなくとも、勝敗自体は複雑な盤面の形を整えて地の目を数える整地の作業を行うまでもなく明らかなことだ。
朱里は一刻も早く勝敗を決しようと荒い息をおして告げようとするが、それを遮るかのように男の指が朱里の陰核を摘み上げた。
「さて、それはどうかな?」
「やっ! 勝負は、もう、ぅんんっ!!」
「勝敗は整地をして数えなければ分からぬであろう?」
「んんんんっ!! あ、や、あっっ!!!! あ、ああああああああっ!!!!!」
ここまで寸止めし続け、破裂寸前まで溜め込んだ陰気を爆発させんとするかのような苛烈な責めに朱里が一気に絶頂へと導かれた。
それは一度では収まらない。
陰核を捏ね、陰唇を捲り上げ、その中に指を侵入させ、朱里の弱いところを撫で上げる。
言葉を続けるどころではない。
朱里は秘所からは潮を吹き出し、両手でしがみつくように首領の腕を掴んだ。
絶頂を迎えた朱里。それが下りるのを待たずに男は朱里の陰核を片手で苛め続け、もう一方のでは朱里の直前の抗議を無視して整地を始めていた。
「や、待って! 勝敗は! ああああっ! や、やめっ!!!」
悲痛な朱里の叫びをよそに、整地は一方的に進められていく。
「あぁ~~ッ!! あ、あ、っ、ん、んんッッ――――!!!!」
今まで通り。
首領一人の手によって。
そして、勝敗はいつも通りの結末を迎えた。
「あ、ああ…………」
あれから短い時間の間にもう一度絶頂を強制された朱里は、光を失った瞳で整地が終えられてしまった盤面を見た。
15目差で朱里の敗北。
整地前に見えた勝利は、朱里の2度の絶頂の間に消えてなくなっていた。
「ふむ。これは儂の勝ち。そうだな孔明?」
「ひ、卑怯です!」
「卑怯? ほう、なにがかね?」
「石を、整地を誤魔化すなんて!」
整地というのは本来、信頼と互いの監視のもとに行われる。
盤面に置かれた石をずらして目地を数えやすくするのが本来の目的なのだ。だが男は勝敗の最後、勝敗が明らかになっても投了をせずに整地に持ち込み、整地を誤魔化すことによって勝敗をひっくり返したのだ。
「どこにそんな証拠があるのだね? んん?」
「くっ!」
この数日、朱里は同じ手で何度も敗れ続けた。
無論朱里とて無策だったわけではない。
整地で誤魔化されないようにするために、整地の際、気を保たせようとした。
整地に持ち込ませないほどに――相手の地をすべて奪うほどの勢いで攻め立てたこともあった。
だがそれは上手くはいかなかった。
首領の囲碁の力量は朱里からすると明確に格下だが、それでも途中で全滅させることがたやすくできるほどに凡愚というわけではない。その前に手の途中であれだけ焦らされ続けていれば朱里自身の打ち手も鈍っていて当然だ。そして男は最後に確実に朱里を呆けさせられるよう、敢えて対局中は寸止めさせ続けているのだ。
囲碁と知力において上回っていようとも、色の手練において圧倒的に劣っている朱里にこの盤面を覆すことは不可能だった。
「難癖をつける悪い軍師には」
「や、やめ」
唇を噛みしめ認めがたい敗北を悔やむ朱里。首領はその小さな体を持ち上げ、屹立する肉棒の直上へとずらした。
「お仕置きが必要じゃ、なっ!」
「—―――—―――!!!!!」
ずんっっ。
寸止めと、その後の2度の絶頂によって濡れぼそり、ふやけたとはいえ小さな体相応に小さな朱里の膣。
その膣内はたったの一突きですべてを埋め尽くされ、肉棒の先端は膣奥へと至り、女性の聖域である子宮の入り口を叩いた。
激痛と、それを上回る快楽。
朱里は身体が芯からはじけ飛びそうになるほどの激流に呑まれ、声にならない絶叫を上げた。
膣内が痙攣をおこし、細かな収縮と弛緩を繰り返し、朱里の脳内を閃光が埋め尽くした。
男は深い深い絶頂へと堕ちてぴくぴくと痙攣している朱里を人形のように持ち上げ、上体を勝敗の決した盤上に乗せた。
「んぁ、んくっ、んんんんっっ!!!」
肉棒が引き抜かれていく感触。充溢する膣内を亀頭のエラが擦っていく感触に、朱里は膣を丸ごと引き抜かれてしまうような感覚に襲われて声を上げた。
「どれ。それでは今日も敗北した軍師は、大人しく戦利品の扱いを受けてもらおうか、の!」
「—―――――ッッ!!」
そして再びの突貫。
膣奥に届いてなおあまりある男の肉棒は、破城槌のように子宮口を破らんばかりに責めた。
「はっは! 先程から膣が痙攣しておるわ。堪え性のない軍師どのじゃの、孔明ちゃんは! じゃが、覚えておるかの? もう一つの賭けを!」
「はわ、アッッ! アッ!! ん、くああっ!!」
一つの勝敗がつき、そしてもう一つの戦いが始まる。
「すでにイッてしまったようじゃが、まあよい。今からということにしてやろう。それ!」
「ぎぃっ!!!」
ズン、ズン、と腰が振られ、充満するその膣肉を蹴散らすように肉棒が進撃と後退を繰り返す。
「今日は何人、守れるかのう!」
「ぃッッ!!! く、んんんっ!!!」
もう一つの賭け。
それは朱里の絶頂の回数で、仲間の凌辱される人数が変わる、というものだ。
一回絶頂すると愛紗、二回なら星も、三回なら鈴々も、四回絶頂したら桃香、そして五回イッたら雛里も。それぞれ幾人の男に陵辱され、女としての尊厳を奪われ、精液を叩きこまれる。
自分の体を守ることのできなかた朱里に与えられた二度目の希望――という名目で行われる精神の凌辱。
ズン、ズンと容赦ない刺突が繰り返さえられる。
朱里は快楽の激流に呑まれるのに抗するため、人差し指の背を噛み、喘ぎの声が上がるのを懸命に堪えた。
「ッッ!! ッッ!! っ、はっ! あ、っ!!」
絶頂さえしなければ、自分さえ理性を保てば、仲間が傷つくのを防ぐことができる。
果たして本当にそれが守られるかは分からないが、少なくとも今のところ約定ははたされているのだ。
朱里の全敗北という形で。
囲碁で敗北という終着を迎えさせられた朱里は、その度に首領に少なくとも5度では済まない回数の絶頂を毎回刻み付けられ、そして気を失うまで犯され続けているのだ。
なにせ今度の賭けもまたイカサマなのだ。というよりももとより朱里に勝ち目などない。
この勝負には決着の刻限がない。—―――つまり、朱里が最低でも5回の絶頂を迎えるまで、終わることは決してないのだ。
明日まで耐え切れば誰にも手を出させないことは理屈の上ではできる。だがそんなことは不可能だった。
囲碁の間に散々に焦らされ続けた体が、この数日犯され続けて完全に性に目覚めて、淫欲に堕ちたこの体が、一度や二度の絶頂では満足することはないのだ。
そして今日も朱里は犯され続ける。
自らの恃む知力によって仲間を守ることができず、得意とするはずの囲碁で敗北したという結果をつけられ、耐え難い悦楽を与えられる。
「イッ!! くぅっっ!!!」
「ははは! まずは黒髪の美丈夫だったなぁ」
耐えようとする理性。開発されつくした淫らな体と求める本能。
拮抗は長くは続かず、絶頂に押し上げられた朱里は、理性の箍を壊され、無意識に脳裏に刻みつけられた言葉を口にした。
そしてそれは一人目の仲間を地獄へと堕とすことと同義。
そして転落は一度に留まらない。
「んんッッ!!!! ん、あっ! あっ、あ……あアァ~~~ッ!!!!!」
「いやっ!!! まって!!! も、アッ!!! ムリでっ! ムリですッ!! こわへ、こわれちゃいますッ!!!」
「アアああアッッ!!!! んぐっ!? んん!! んん――――――ッッッ!!!!!」
2度、3度、4度。
仲間を同じ被虐の床へと引きずり落とすことになる絶頂へと昇らされる朱里。喉から迸る絶頂の叫びを呑み込もうとするかのようにその口すら塞がれてイッっていた。
「ぶふぁ。随分と体は素直になったものよの、孔明よ!」
唇を放し、体を密着させた状態で眺める朱里の顔は上気して蕩け、男と朱里の涎で塗れていた。
耐えているのか望んでいるのか。
もはやそれは快楽に呑まれた朱里の頭脳では判断のつかないところにまでなっていた。
「本当は、皆にもこの快楽を分けてやりたいのであろう?」
「あっっっ!!!! んあっ!!!! ンンッ!!!!」
否定したい――否定すべき問い。
「それとも、独り占めしたいのかのっ! この、チンポを!」
「ち、ちがっ、んんっ!! はぁっ!!!」
ズンッと一際深く肉棒が突き込まれた。膣を壊さんとするほどに深く。朱里の否定の言葉は快楽と痛みとによって押し流され、嬌声となって響いた。
首領はぐいと突き込んだままさらに密着させようと腰を前進させる。すでに奥へと到達した先端が子宮口を押し開こうとぐりぐりと擦りつけられる。
朱里は視界がちかちかと明滅し、口をパクパクと開き、手に当たる感触だけでも確かなものとするかのように首領の体にしがみついた。
股を開き、男のモノを銜え込み、必死にしがみ付くその姿はあたかもすべてを男に差し出して受け入れているかのようだった。
守りたい。
守れなかった。
守らなければ。
誰を? 何を?
残りの一度を耐えて守らなければならないのは…………
「き……」
明滅する朱里の脳裏に、一人の少女が浮かんだ。
大きな帽子を被った妹のように思っている同門の少女。
「んん~?」
「きもち」
自分よりもさらに内気で幼げに見える少女。
いつも一緒で、色んなことを共に勉強した少女。
軍略の本も、政治の本も、ちょっといけない大人の本も。
幼い体で、どれほどの苦痛を味合わされたのか。
これ以上辛い目になんて合わせたくなかった。
けれど…………
「きもちいいん、です!! そこ! 突かれるのが! いいんです!」
「そことは、どこ、じゃあ!」
消えていく。
守りたいという思いも、守れなかったという後悔も。
「わた、わたひの大事なとこ!」
「んん~?」
だってこれほど気持ちがいいのだから。
「おマンコ! おマンコです!」
声を上げた朱里。
男とはにたりと醜悪な笑みを浮かべた。
「ぐふっ。ぬっ。どれ、そろそろ儂もいくぞっ!」
「はあっ!!! ああっ!!」
房中術のお勉強だって一緒に学んだのだ。
ならこれだって独り占めするのはいけないことのはず。
「ぬぅっ、おおおお!!!」
「アアああアッ~~~~~~!!!!」
びゅるびゅると熱く白濁とした熱が朱里の子宮へと放たれた。
「あ、ああ…………」
精を放たれてなお固さを失わない男のイチモツを加えて離そうとしない朱里の膣。
男はそれを強引に引き剥がすようにズルズルと引き抜いた。
「さて孔明ちゃん」
「あ…………」
肉棒が完全に引き抜かれると、朱里は求めていたものをお預けされたかのように切なげな声を漏らした。
「もっともっと、気持ちのいいことを続けたいじゃろう?」
「………………」
沈黙の答え。
それの意味するところは朱里の上気し蕩けきった淫靡な顔が物語っていた。
「ならそろそろよかろう? 真名を言えば、もっと深く繋がれるぞ?」
真名――――
それは本人が心を許した証として呼ぶことを許した名前であり、なによりも誇りの込められた名前。
真名を男に許すということは…………
「――――」
「うんん~?」
ぽつりと、呟かれた小さな声。
「……り、しゅりでしゅ。私の真名は、朱里です」
決して告げてはならない誇りの名。
朱里は快楽と引き換えに自らの誇りを捨てるかのように……与えられる快楽の全てをのみこみたいというかのように真名を告げた。
陵辱者はにたりと嗤い、そしてわずかに小さくなっていたイチモツを先程にも増して勃起させた。
「よ~し、よし、朱里ちゃん。それでは、続きといこうかの」
先程抜いた膣の入口へと、再び肉棒が突きつけられる。
先程と違うのは……
「ひゃい……きて、きてくだしゃい。ごしゅじんさま」
もはやそこに天才軍師、伏竜は存在せず、ただ快楽に呑まれた少女が一人いるということだ。