ここ数作品、なぜかアナル責めを無性に書きたくなっていまして、ちょこちょこと書いていましたが、今回はがっつりアナル調教です。スカトロは私が苦手なのでありません。
妖怪。それは霊力をもたない常人には見ることもできない、けれども隣を歩く隣人のようなもの。
彼らは人間たちが住まう人間界とも、人間が死後に向かう霊界とも異なる異世界――魔界を住みかとしている。
だが遥かな昔より、彼らは時として人間界へとやってきて、あるいは人間界で生まれ、過ごしてきた――――人間に害する存在として。
妖怪は人を喰らい、悪しき人の心に巣食い、悪事をなすと言われている。
全ての妖怪がそういった存在ではない。全ての人間が善良な存在ではないここと同じく。
なればこそ、果たして妖怪はすべからく悪で、人間とは守るに値する善なる存在なのであろうか。
垂金権造。
彼ほど善良とは程遠い人物もまたいないだろう。人をはじめとした生き物を喰い物にするだけでなく、彼は妖怪ですらも己が欲望のための贄とした。
ボディーガードに多数の妖怪を雇い、人と殺し合わせるなど序の口。氷女を監禁・拷問して貴重な宝石を生み出させ続けるといった行いまでも喜々として行っていた。
「ふひひひ。いいざまじゃのぅ」
垂金はだぶだぶの贅肉にまみれた頬を緩めていた。
「っぅ! ……あ、あんた。こんなこと……あの世の遣いにこんなことやっていいと思っているのかい!?」
垂金の視線の先には壁から生えた剥きだしの尻が文句を訴えていた。
染み一つない白い肌。安産型でやや大きめではあるが、ヒップから太腿にかけてのラインはすらりとしており、美脚といっていいだろう。
強気な語調とは裏腹に声は震え、ついでに尻も震えていた。
「ひひひ。あの世のことじゃろうと金で解決できんことはないわい。現にその遣いとやらも儂の金の力でこの通りじゃろうが」
「っっ」
――幽助、桑原くん……ッッ!――
本来は人間を妖怪から守る役目をもつ霊界の使者は、監禁された氷女の少女を救出するために霊界探偵を垂金の館へと派遣した。
運命にない死から蘇った男と、人間にして規格外の霊感を有する男。そして霊界の水先案内人にして霊界探偵助手、ぼたん。
彼らは(ぼたん除く)普通の雑魚妖怪であれば(それでも常人にとっては災厄のような存在だが)相手にもならないほどの強さを有していたが、垂金の雇った妖怪ブローカーの強大すぎる力の前に彼らはなすすべなく破れた。破れ、そして捕えられた。
ついでの雑事のように一度気絶させられたぼたんは、気が付くと裸に剥かれ、目の前にはカメラ、後ろには壁。両腕は手首から壁にはめ込まれて指先しか動かすことができず、目に見えるのは腰から上だけで、指先を見ることはできない状態になっていた。下半身の方も剥き出しされ、足首に取り付けられた鉄環つきの鉄棒によって、両脚は閉じることも開くこともできないように拘束され、壁に架けられている。
ぼたんからは見ることもできないが、垂金はカメラを通じてぼたんの上半身側の姿が見えていた。ポニーテールにした水色の髪、まだ少女から大人になりきる直前くらいに見える白く染み一つない肌。
目を覚ましたぼたんの顔は、勝気にカメラを睨みつけているものの、その顔には羞恥と屈辱が隠し切れずに現れている。
「これまで様々なおなごを、それこそ人も妖怪も見てきた儂じゃが、あの世の遣いとやらを扱うのは初めてじゃ。ひひひ、BBCの連中め。ひと稼ぎさせてもらうぞい」
もとよりこの男の非道極まる下劣さは知っていた。それだけに、捕らえられた今の状況が悪いというのは分かってはいたが、垂金の言葉にぼたんは顔を青褪めた。
ぼたんは見た目通りの少女の年齢ではなく、どころかこの世の住人ですらない。
あの世の遣い――霊界の水先案内人、つまりは西洋でいうところの死神に相当する存在なのだ。
これまで人も妖怪も関係なく食い物にしてきた垂金といえども、流石に死神のような存在を犯したことはない。
今のぼたんは、仮とはいえ現世における肉体をもった、しかも囚われの身にある少女でしかない。
垂金はその初物を含めて彼女自身を商品にする気なのだろう。
「坂下。コイツが売り物になり次第、BBCに競売にかけるぞ。調教師にしつけをさせておけ」
「はい。手配いたします」
側近の部下に命じ、それは速やかに承諾されて命が下っていった。
ぼたんはなんとかこの状況から脱しようと腕を動かそうとしたり、脚をジタバタとしていみたり、腰をゆすってみたりするが、壁に埋め込まれたかのような状態はかわらず、忌々しげに壁を一瞥してからカメラを睨みつけ、
「ひゃっ!!」
突如襲ってきた感触に声を上げた。
「な、なにしてるんだいっ!?」
驚き、感触のもたらされた方、下半身の方へと視線を向けるが、そこにあるのは無機質な壁でしかなく、その先で彼女にとって恐るべきことが行われようとしていることは、彼女の知る由もないことであった。
ぼたんからは見えない壁の向こう側では
「へぇ~、これが霊界の女の尻ですかい」
垂金の部下の男が尻に向かって問いかけていた。……だけでなく尻穴を指で弄っていた。
男は軽薄そうな独り言を喋りながら、膝立ちになってばたんの尻に向かい合い、はじめは指先を滑らせるように、割れ目を柔らかく撫で動かしていた。
生尻は必死にその指先から逃れようと左右上下に揺れ動き、けれども男の指先は決してそれを逃さずに、執拗に執拗に、割れ目の上からラインを描き続けた。
数分間も動かしていると、汗やほかの潤いが指先を濡らすようになってきていた。
腰を振り続けることに徒労感を覚えたのか、無駄な抵抗だと悟ったのか、尻の動きはわずかに弱まってきており、それを見て男は撫でる動きを止めて、ずぽっと人差し指を穴につき入れた。
「—―――!!! —―――!!!!」
「おーおー、元気なこって。なるべくその元気が続いてくれよ、っと」
ビクゥッと尻が跳ねるように動き、先ほどよりも大きく動こうとする。
男は指を入れているのとは反対の手で尻を掴み、挿入している指の第一関節を曲げて穴の中を擦った。
ビクッビクッと激しくもがくように尻が揺れる。
その動きは突然始まった肛虐にパニックを起こしているかのようであり、けれども逃れることなどできはしなかった。
肛門は男の指をきつく締め付けており、潰されそうになる圧力の中、男は指先をぐりぐりと動かして直腸の浅いところを責めた。
ぼたんの脚が内股気味にがくがくと震え、男は反対の指も尻穴に入れて、両指を左右に引いて肛門を広げて中を覗き込んだ。
「—―――!!? —―――!!!!」
「さすがはあの世の遣いってことですかねぇ。尻の中は綺麗なもんでさぁ。死神ってやつはクソもしねえってことなんですかね?」
それはぼたんの体が霊体を入れる仮初のものだからだろうか。
普通の人間や妖怪であっても臭うはずの臭さがなく、指先にもこびりつくものがなかった。
もちろん、だとしても、ぼたんの受ける恥辱が軽くなるものではなく、また、男が物足りなさを覚えたからといって手を抜く理由にはならない。
男はぐにぐにと、菊門を抉じ開けるような動きをして括約筋をほぐしていく。
菊の花弁の一枚一枚を伸ばすようにむにむにと丁寧に尻穴を開いては閉じ、開いては閉じるのを繰り返しており、ぼたんの脚は拘束された中でできる限りの暴れっぷりを見せていた。
男は一度尻穴から指を抜くと、隣にある机の上に目をやった。そこには様々な薬品や道具などが用意されており、男はその内から一つの薬品を手に取った。
そのピンク色の容器にラベルはなく、その中身のクリームを手に取りだすと、再び尻穴へと手を伸ばした。
「ひぎッッ!! っあ!!! ぎッッッ!!!」
ぼたんの目に映るのはただ無感情なカメラのみである。
そしてそのカメラに映るぼたんの顔は、下劣な輩によってもたらされる、見えない下半身から送られてくる刺激によって歪み、苦悶の声を上げていた。
「ひぐっ! ぃぅっ!」
ぼたんからは見えない下半身側の部屋では、垂金の部下の男の一人がぼたんの桃尻に手を伸ばし、すぼまった尻穴に指を入れ、丁寧に丁寧に、ほぐしているのだ。
爪が掌に食い込むほどに力を込め、背筋がエビぞりに折れ曲がらんばかりに背中を仰け反らせ、懸命に抗いを見せるぼたんだが、顔の見えない壁の向こう側で行われている“作業”を止めることはできない。
「あぐっ! も、やめ、ぎっ!!! やめてっ!!!!」
お尻の穴の、浅い部分をほぐしていた責めが、だんだんと奥へ奥へと動いていっていた。
人間ならば排泄するためだけの器官。仮初の肉体に宿っているぼたんにとっては使うはずのない穴を弄られる不快感は、わけのわからないものに塗りつぶされていた。
そして、次第次第に、なぜかはわからないが、下腹部が熱くなり、お尻を中心にしたむず痒さが広がっていくのもまた、ぼたんは止めることができなかった。
「ふ~ん。あの世の遣いっても尻穴弄られれば感じるし、薬にもしっかり反応してきてるっと。はは。弄ってもいねえのに、前穴も濡れてきてるじゃねえか」
尻穴の中に催淫剤を塗りこみ、弄り続けている男は、その下に露わになっている秘部からも蜜が滴るように濡れているのを見て笑った。
右手の指を2本、ぬぷぷと深くまで入れていく。第一関節を超え、第二関節まで潜り込む。そのまま腸壁を擦りながら抜き差しを繰り返すと、疲労からか動きが緩慢になっていたぼたんの脚が再び元気よく暴れだした。
「悪いねえ。俺としてもそっちの穴にぶっこんでやりてえところだが…………」
男は届かない声を尻にかけながら、尻穴を弄る右手は止めずに、左手で秘所をくぱりと開いて下から中を覗き込んだ。
愛液が零れ、男の顔に垂れかかるが、膣中はばっちりと確認できる。その奥を隠すように膜が張っているのもばっちりだ。
それがこの肉体が仮者だからなのか、それとも真実初めてだからかなのかは分からないが、いずれにしても初物の証があるということだ。
陰唇を割開いていた左手を離し、再び尻穴へと戻した。
すでに二本の指が抜き差ししているそこに、さらに左手の人差し指を引っ掻けるようにして差し込んで広げ、二本指は根元まで奥に押し込んだ。
「お? おぉ?」
ガクガクと震えていた脚がピーンと強張り、尻穴がこれまで以上に一際強く締まった。
「そうそう。今のがケツ穴でイク感覚だよ、死神ちゃん」
向こうからはこちらの様子は見えないし、マイクを切っている今はこちらの声も届かない。
ただカメラを経由して届けられる上半身側の部屋の様子――ぼたんの顔は見るからに絶頂の嬌声を上げていた。
「ちゃぁんと感じるケツマンコにしてやるからな。おたくの前の“初物”にはでっぷり超えたブタどもが、俺の目玉が飛び出しても足りねえくらいの値段をつけるんだろうからなぁ」
目玉が飛び出す、というのは比喩でも何でもない。
男のクライアントである垂金権造という男は、金を稼ぐためにはどんなことでもやってのける男だ。
霊界の人間などというとそれだけで稀少価値のある一品だが、美少女といっていい容姿の彼女自身を売り物にするだけでなく、その処女膜を破る権利や犯す権利までもを別個に売りに出す気なのだ。
調教過程で初物ぶち破りましたなどということになれば、絶好の稼ぎのネタをつぶしたことになり、それこそ男の目玉をくりぬかれるだけでは済まない。
ゆえに調教はアナルで行われる。
確実に処女のまま、自らで破ることのできないようにした状態で、霊界の水先案内人は調教されなければならない。
ブタどもがせいぜい高値をつけたがるように、オークションの時にあんあんと喘ぎ声を大にしてイキまくれるように。
アナル絶頂を迎えたぼたんの下半身は、ぐったりと脱力し、時折ぴくぴくと微痙攣している。
男は道具の中から不揃いな大きさの玉がいくつも数珠つなぎになっている道具を手に取った。
「あの世の景色とやらは知ったこっちゃねえが、まあそこの景色が見えるようにはしてやるからせいぜい愉しめや」
菊門に玉の一つを宛がい、にゅぷんと押し込んだ。
初めの一つはピンポン球大の大きさで、ミリミリと尻肉を無理やりに押し広げ、飲み込まれる。ビクンと大きく下半身が震えた。
そしてそのまま二つ目を押し当てた。尻が嫌々と揺れ、球を押し返そうと抵抗するが、そのまま力を入れて押し込む。
二つ目は一つ目ほどは大きくなく、それがゆえにぼたんの尻は抵抗むなしく二つ目を受け入れた。
だが一つ目の球がより奥にまで進んだことが刺激となって尻がビクビクと震える。
三つめは一つ目よりもやや大きめ。菊門がそれ以上の侵入を阻もうと強く抵抗するが、男はそれに負けじと強く押し込める。
「お。なかなか抵抗してくるじゃねえか。往生際が、悪い、ぜ、っと」
ぐぐぐぐ、と押し込めると、一度は抵抗が通じたのか玉が押し出されようとするが、三つめの球が半分ほど押し返されたところでさらに力を込めて押し込んだ。
排泄しそうになる感触を往復されて尻が跳ねた。
アナルビーズの終わりはまだまだ遠い。
上半身側の部屋では、ぼたんが息を荒くしてぐったりとしていた。
「も、もう許しとく、れ……おっ、おしりっ、おなか、が破け……ひぎっ!」
断続的に襲い掛かってくる尻穴への挿入感は、10を超え、もうすぐ20に届こうとしていた。それは腸に押し込められた物の数も20ほどということでもあり、重くなった腹が破けてしまいそうなほどに苦しくなっていた。
ぼたんは「はぁ~、はぁ~」と重い吐息を吐き、口からは唾液が糸のように垂れた。
一つが入れられてから、次の玉が入れられるまでの短い時間がぼたんに与えられた苦しいながらの休息であり、繰り返されたそれにいつしか体がその間隔を覚えてしまっており、
「はぁ~……ぃぎっ!! ぉあ、ああああああああっ!!!!!」
突然襲い掛かってきた引き抜かれる感覚にぼたんは絶叫した。
通常の排泄とは異なる、意図しない排泄の感覚。
自らの意思に反して広げられる肛門と、中身を引きずりだされるかのような感覚。
アナルビーズが一気に引き抜かれ、腹にため込まれていたものがお尻に向かっていき、ぬぽんぬぽんぬぽんと次々と吐き出されていく。
次々とビーズが肛門を通っていき、そして最後の一つがぬぽんと抜き出された時、ばたんは腹部の重みからの解放感と括約筋の弛緩に怖気とも思えるほどの快感を覚えて荒く息を吐いた。
「はぁっ! はぁっ! …………ひぎっ!!!」
激しく荒い呼吸をしながらも、アナルを解放されたことによる余韻に浸っていたぼたん。だがそんな安寧はほんの数秒も続かずに破られ、再びの挿入感がぼたんを襲った。
「ま、またお尻!? も、もうやめっ、いぅっ!!」
先ほど異物を強引に引き抜かれ、未だぱくぱくと開閉して締まりきっていない肛門に、再び先ほどのアナルビーズがあてがわれ、先ほどよりも滑らかに入れられていった。
「あぅっ! ぅうっ! ぃあっ! あぐっ!! ひぎっ!! あっっ!! もっ!! あんっ!!!」
にゅぷ、にゅぷ、にゅぷ、と先ほどよりも入るスピードが速いのは、ぼたんの尻穴を閉める括約筋が先ほどよりもほぐれ、行為に適したモノへと変わってきているからだろう。
「ケツ穴はだいぶほぐれたな。すっかりケツマンコを覚えたみてーだし」
二度目になるアナルビーズの挿入を終えた頃には、男の目の前にはピクピクと微痙攣する女の下半身と、触れてもいないのに床に水溜りをつくるほどぐしょぐしょに愛液を滴らせるマンコがあった。
最初に指を突っ込んで掻き分けた時に塗り込んだ媚薬はもう十分すぎるほどに浸透しているし、これだけほぐれていればケツマンコとして十分に使え、お金持ちのブタの方々がチンポをぶっこんでも善がらせることができるだろう。
だが、それでは到底最低条件にも達していないだろう。
あくまでも今調教していたのはケツマンコだ。
初物としての価値のために前穴は手つかずだが、流石に未調整のままでお金持ちのブタの方々の競りに出すわけにはいかないだろう。
不興を被り、ケチでもつけられて値が下がれば、自分の首が物理的に飛ぶ……だけならばまだましな死に方だろう。
というわけでケツマンコの調教が完成した程度ではまだ不十分。
何をされても、どんな扱い方をされてもアヘ顔晒して、ぶっ飛ぶくらいに――それこそ閻魔の裁きで天国に行くことよりも、買われた先のご主人様にチンポぶっこまれて天国にイいくことを望むほどの天の遣い(笑)にすることが男の務めだ。
前穴に指をツッコんで、もしも膜を傷つけてしまうと事なので、男はその上にある突起を、すでにひくついて触ってほしそうにしているクリトリスに狙いを定めた。
恥丘はすでにしとどなく濡れており、触れるとわずかにびくつきが大きくなったが、もはや跳ねるほどの元気はないらしい。……ので、そのまま男はクリトリスをきゅむと抓んで皮を剥いた。
びくつきがさらに大きくなり、拘束されている脚がジタバタと無駄にもがく。
男はクリトリスを抓む手はそのままに、もう一方の手で机の上に置いてある道具の中からクリップをとった。
そのクリップは少し特殊で、ピンチの部分に2本のひもがついており、その先には小さな卵型の機械――ローターがそれぞれついていた。
男は、皮膚を挟めばそこそこに痛そうなそのクリップで――
「―――――ッッ!!!!!」
皮を剥いたクリトリスを挟んだ。
これまでにないほどに尻が暴れ、ギシギシと壁がわずかに軋む……のは気のせいだった。
ただカメラに映るばたんは歯を食いしばって痛みを堪えているようだ。
「おーおー。この程度で痛がってたら、ご主人様たちに買ってもらってからが地獄だぜ?」
傷をつけたわけでもないのに、快楽よりも痛みが勝ってしまっているぼたんの様子に男はやれやれ鼻をならした。
オークションでどの金持ちがこの霊界の案内人を買うのかはわからないが、どいつもこいつも暇を持て余して人の不幸を楽しみにしているような金持ち連中なのだ。
まっとうな犯され方はしないだろう。
ただ今、調教師がそんな風に売り物を傷つけるわけにはいかないので、いずれ彼女に待ち受けているものからするときわめて穏当な方法を続けることになる。
男はひもを介してクリップについているローターのスイッチを入れた。
「―――――ッッ!!!? ――――ッッ!!!!」
宙づりのローターが暴れ、ガツガツとお互いにぶつかっては離れ、また近づいてはぶつかってという動きを激しく繰り返しており、ひもを介して振動と衝撃とがぼたんのクリトリスに伝わって刺激を与えた。
カメラの中のぼたんが限界まで背をのけ反らせて絶叫しており―――がくんと逆に体を曲げて大きくびくついた。
下半身側ではプシュッ!! シャァアァァと潮を吹いていた。ローターの振動と衝突の刺激に耐えきれず絶頂したのだろう。男はそのタイミングで、ローターの強度を―――さらに強めた。
「―――――ッッッ!!!!!!」
壁に囚われている手首から指先までもがピーンと張り詰めて、無理やりに絶頂に押し留められる。
一度絶頂すれば、体は抑制しようとするはずだが、そのタイミングで無理やりにもう一度絶頂を叩き込まれたぼたんの体は、絶頂から降りられなくなり、しかしまだイキ足りないかのように錯覚した状態に陥っていた。
それ以上伸ばすことのできない体を、ビクゥッビクゥッと痙攣させていた。
カメラの様子からもぼたんのもう限界だと言わんばかりの状況が見て取れ、男はにやりと笑って―――――
「アァァ―――――ッッッ!!!!! アァ゛ァ―――――ッッ!!!!!」
目の前がチカチカと明滅し、喉が破けんばかりの絶叫を上げてぼたんはイっていた。
散々にお尻を弄り回され、腹に詰め物をされ、お尻から広がる火照りと疼きで恥ずかしい部分が鋭敏に、そしてびしょ濡れになっていたところに与えられた鋭い激痛。
クリトリスを何か強力なクリップのようなもので挟み込まれた激痛が引く前に、そこから強い振動と衝撃とが繰り返し繰り返し追加され、堪えることなどできずに絶頂したのに、今度はそこに追撃を受けて降りられなくなった。
立て続けに限界が抉じ開けられていく。
果てることの上限が次々にぶち壊されていき、理性が吹き飛んでいきそうになる。
実時間にして1分にも満たない時間が、ぼたんにとっては数十分にも感じられ、ようやく永い絶頂からわずかに降りられようとした。その途端
「アァァ――ッッ!!! アッ、ッ、ッッ!!? ぉお゛ほぉぉぉ―――――ッッ!!!!!?」
お腹の中身が引き抜かれた。
そう思えるほど強烈に、お尻から数珠つなぎにの玉が引き抜かれていった。
先ほどよりも肛門の筋が柔らかくほぐれているとはいえ、絶頂によって前後の穴が締まっていたところなのだ。
緩めることを意識できずに締め付けていたモノを引き抜かれたことで、ぼたんは野太い音を喉から絞り出して絶叫し、ずずずずると長いアナルビーズが引き抜かれて肛門が開放された後、許容量を超えた刺激の奔流によってぼたんの意識は断ち切られた。
カメラの向こう側に映るぼたんの上半身は、しばらく絶頂によって反り返っていたが、男がアナルビーズを引き抜いてもうひと押しした後、電池が切れたかのようにがくんと折れて意識を失ったようだ。
「あ~あ~。あの世の遣いってもこの程度で気絶かよ」
意識がなくなって、露出している下半身も脱力しているが、クリトリスを挟むクリップとローターの振動は無機質な音を発し続けており、未調教の蜜壺からぴゅっ、ぴゅっと愛液が吹いている。
先ほどまでアナルビーズを呑み込んでいた菊門はひくひくと開閉を繰り返しており、太いモノを突っ込んで欲しいと求めているかのようだ。
「休んでる時間なんてないんだぜぇ、死神ちゃん? なにせイかれたご主人様方の競りに間に合わせなきゃなんねぇんだからな」
男の手元には、極太のバイブや凶悪な媚薬、アナル拡張用クスコ、クリトリスリング、尿道プラグ、ほかにも中を弄るためだろう玩具など、ぼたんの“初物”を損なうことなく娼婦のような体に仕立てるための道具はまだまだ残っているのだ。
ひとまず男はぼたんを起こすために、イボ付きの極太バイブを手に取った。
囚われた霊界案内人の休息の時間は長くは続かない。
その後霊界は、従来であれば手を出さないはずの人の問題に手を出すこととなる。
その決定には売り物となった霊界案内人を救助するという目的の元、彼女の上司であるコエンマの、その父である閻魔大王の決定によるものだった。
霊界特務によってBBCの人間のもとから救出された霊界案内人は、すでに探偵助手としても案内人としても使い物にはならなくなっていたが、閻魔大王にとっては、大きなきっかけをもたらすこととなった。
以降、コエンマは霊界探偵の管理者としての任を解かれ、閻魔大王の管理の下、人間界への関与が行われることとなる。
人間は善で妖怪は悪。
閻魔大王の、ひいては霊界の主張するその正義のもと、霊界は人間界への関与を強めていくこととなるのであった。