※この作品はR-18です。

散花凌乱   作:バルボロッサ

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今回は終わりのセラフから以前投稿したクルル・ツェペシのその後のお話です。単行本が発売されてクルル様のお姿が確認できて…本誌の方でどうなったのか知りたいよぉ! ということで妄想熱が再燃した結果です。
あいかわらずエロかわいそうな目に合っていますが今回はスカトロ要素がありますので、ご注意ください。



クルル・ツェペシ 続編

 

「んぬぅるっ! んぷっ! じゅぶっ! んんむっ!! じゅぶっ!」

 

 小さな口に不釣合で剛直としたチンポが、“元”第三位始祖、クルル・ツェペシの高貴なお口に突き込まれていた。

 人という家畜種を圧倒する吸血鬼の中でも、とりわけ上位に位置する貴族。そのクルルのお口を一杯にし、喉の奥まで突きこみ、蹂躙しているのは家畜(人)の雄のチンポだ。

 本来であれば、クルルが腕を薙ぐだけでその体ごと木っ端みじんに吹き飛ぶような脆弱な種族の雄。

 だが今のクルルには、その雄を吹き飛ばすことも、蹂躙してくるチンポを食いちぎることすらもできはしなかった。

 クルルの綺麗な小顔を男が無遠慮に掴み、ためらいも容赦もなく、ただただ己の快楽を貪るためにオナホのようにクルルの顔を前後させて、チンポを扱かせる。

 抗吸血鬼の呪のかけられた鎖で両手を拘束されて吊り上げられ、同じく両脚も拘束されたクルルは、腰を折り曲げ、可愛らしいお尻を突き出した状態で家畜(人)のチンポを受けるしかなかった。

 

「んん゛ん゛ぬっ!!! んん゛んぐっ!!」

「おっ、あっ、で、出る!!」

 

 ドプリと、クルルの口腔に家畜(人)の精液が吐き出され、喉の奥を通り、その体内へと流れ込んでいく。

 

「げほっ。がはっ。はっ……くっ」

「はぁ、はぁ、はぁ……ひっ」

 

 睨みつける眼光は、屈服したクルルの体とは裏腹に、いまだに鋭さを残している。

 先ほどまで欲望の赴くままに蹂躙してはいても、種として圧倒的に上位の存在からのその睨みに、先ほどまでチンポをいきり立たせていた雄は情けなく悲鳴を上げて戦いた。

 

 まともな状態であれば、腕を一振りするだけで肉塊に変えることもできる脆弱な存在。

 しかし

 

「おやおや。ダメじゃないか、女王様」

「――ッッ! フェリ、ドっ!」

 

 クルルにそれは許されない。

 

「可愛いお口にザーメン注がれたら、家畜にだってちゃぁんとお礼を言わなきゃ。ほら。ザーメンごちそうさまでした、って」

「ッッ。ふざ、けるなッ!!」

 

 第7位始祖フェリド・バート―リー。

 今のクルルは、こいつの、いや、サングィネムに存在するすべての吸血鬼の奴隷であり、玩具に過ぎないのだから。

 

 フェリドの策略によって敗れ、上位始祖としての権限を奪われたクルルは、ほかの吸血鬼たちに血を奪われ、代わりに彼らの血を注ぎ込まれた。

 血を奪うという行為は、相手を蹂躙することであり、そして血を注ぐという行為は、相手の存在を自分よりも上位だと教え込むこと。

 そのため、クルルは始祖の血を受けた存在でありながら、他の凡百の吸血鬼の下位に貶められてしまったのだ。

 

 下位の吸血鬼たちにとって、上位始祖の血は極上の甘露にも等しい。

 人間の血とはまた違う。自分の根幹を震わせるような甘く耽溺するような味。

 

 フェリドによってクルルから吸血する行為と、供血する権利を得た吸血鬼たちは、こぞってクルルを貶めた。

 それだけでなく、フェリドは家畜(人)にまでクルルを陵辱する権利を与えた。

 玉座の上で、凹凸の少ない幼げな肢体を、幾度も、幾重度も、幾百度も、クルルは陵辱された。

 

 そして玉座から降ろされた後は、かつて女王であったことを敢えて思い出させるためにか、露出の多い、黒を基調としたゴスロリミニの彼女の服と同じ衣装をクルルは着せられていた。だだしそれは精液と彼女自身の愛液とに漬け込まれて、淫猥な匂いが染み付いている。

 同様に精液を吐き出され続けた彼女の口にも精液の味と臭いがこびりついていた。

 ただし、当然ながら下着などは身につけることを許されておらず、ミニのスカートから覗く脚部は、愛液と精液で濡れた卑猥なおマンコが丸見えだ。

 

 彼女の牙は長く血を吸っておらず、代わりに精液を啜らされ続けた。

 吸血鬼が存在するために必要な分の血は、クルルの存在を蹂躙するために直接吸血鬼たちが彼女の肌に牙を喰い込ませて注ぎ込んだ。

 

「物覚えが悪いね、女王様は」

 

 もはや吸血鬼の女王などと、飾りにもなっていない無残な姿。

 それでも、まだ、女王としての自我が彼女に残っている以上、その陵辱は終わることがない。

 

 

 

 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 

 

 

 

 パンッ、パンッ、と肉を打つ音が連続し、ぐしゅぐじゅと淫猥な水をこねる音が響く。

 

「んぎっ♡♡ んひぃ゛い゛っ♡♡ お゛っ♡♡ あ゛っ♡♡ はぁっ♡♡ わら、しの、ぉ尻っ、ぅおぁっ♡♡ はぁっ♡♡ やめっ♡♡ ひぎっ♡♡」

 

 お尻をつきだした姿で拘束されるクルルの、その小さなお尻に、まるで吸血鬼の白杭を打ち込むかのように、剛直のチンポが抜き差しされて、抉り返していた。

 

「ひぐっ♡♡ お゛ひい゛い゛い゛っ♡♡ あぐっ♡♡ あ、アあああっ♡♡♡♡」

 

 今日もまた繰り返される家畜チンポによる陵辱。

 血の主人となったフェリドの指示により、淫乱なほどに開発されてしまったクルルは、突き込まれる家畜チンポによって乱れに乱れ、屈辱に歪ませているはずのつもりの顔はトロ顔に崩れていた。

 

 パンパンパンと、ストロークのリズムが上がり、そしてクルルの胎へと家畜(人間)の精液がぶちまけられる。

 

「あぐ、ん゛ん゛ん゛っ♡♡ ん゛~っ♡♡ ん゛ん゛――――ッッ♡♡ はぁ、ぁ、ま、た……ぁぅ。くっ……」

 

 これで何度目だろう。

 クルルへの責め、射精はアナルへと定められていた。

 虜囚の扱いを続けられてなおスレンダーで魅力的なクルルのお腹が、ぷっくらと膨らむほどにアナルから胎の中へと精液を注ぎ込まれていた。

 

「たぁくさん注いでもらったねぇ、女王様」

「………………」

 

 クルルの棘のある美麗な顔も、慎ましやかな胸も、雄のチンポをしごいて精液を絞り取ることを教え込まれた膣も、どれだけ精液を飲み込んでも生を育むことのない子宮も、開発されたケツマンコも、その体の全てがもはやクルル自身の物ではなく、血によって支配を受けたフェリドの物となっている。

 

「おやおや。女王様の可愛いお尻の穴から家畜の精液が漏れちゃってるよ」

「ッッ」

 

 収まりきらずにたらりと白濁の液が漏れる肛門を、くにっと割り開くとともに浴びせられた嘲笑に、クルルはギリッと歯を噛みしめた。

 彼女自身の体を含め、何一つとして、クルルの思い通りになるものなどない。

 

「これは困ったねぇ。そろそろ上位始祖の方々にも君の姿をお見せしようと思っていたのに。こんなに汚れていては、お目汚しになってしまうよ」

「!? キサマッ!!」

 

 クルルが権限を凍結された上位始祖会。その中には、クルルと敵対的なレスト・カーなどがいる。

 彼はクルルと同格の――かつてクルルが同位であった第三位始祖であるが、クルルよりも200年ほど若い。年月は吸血鬼に倦怠をもたらすが、同時により年月を経た吸血鬼の方が本来的には強い。だがレスト・カーはクルルよりも若い吸血鬼でありながら、クルルよりも実力的には上なのだ。

 そしてだからこそ、お互いに相性が悪く、嫌い合っている。

 そんなヤツに、今の堕ちた姿を見られればどうなるか。

 

 それはクルルのプライドの最後の砦ともいうべきところを砕くだろう。

 

「というわけで、これから君を綺麗に洗ってあげようと思うんだ」

 

 そしてだからこそ、この変態(フェリド)は止まらない。

 

「ザーメンまみれの体の外も。たっくさんザーメン啜った体の中も、ね」

 

 

 

 

 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 

 

 

 

 

 

「ん゛ぎぃ゛ぃ゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!! お゛ぁ゛お゛ぉ゛ッッ!!!」

 

 吸血鬼には人のように食事として食物を摂る習慣はない。

 ただ吸血による食事を行うのみであり、そのため消化器官は固形食物の消化には適していない。だが、遠い昔に人と、あるいは人が種として分かれた名残として似通った内臓があるのだ。

 それはつまり吸血鬼にも内臓、腸があるということで、

 

「あはは! 女王様のお腹がまるで孕んだ家畜みたいになっているよ!」

「うぐぅぅううっ!!! あぐっ!!!」

 

 クルル・ツェペシは今、人間たちの手によって肛門から極太シリンジを突き刺され、精液の詰め込まれた腸内に浣腸液を注ぎ込まれていた。

 

 代わる代わるアナル射精を繰り返されたことにより膨らんでいたクルルの腹部は、今、極太のシリンジから液体を何度も何度も注入されて、まるで妊婦のように膨らむほどになっていた。

 

「ふぅ! ふぅ! ふぅ! ふ、ぐっ! うぐぅぅううう!!!!」

 

 大量の精液と浣腸液のミックス。

 家畜(人間)とは異なり、本来排泄の機能を果たすことすらない吸血鬼の排泄器官。

 ただただ家畜の肉棒を受け入れるように淫らに開発されてしまったクルルのそこが、本来の用途さながらに、クルルの胎の中身をぶちまけようと生理的反応を起こしていた。

 あのクルル・ツェペシが、美麗な顔に脂汗を浮かべて、肛門から精液をひり出すのを堪えている。

 

 そして腸内に精液を充満させることを命じたフェリドは、膨らんだクルルの胎を嗜虐的に弄んだ。

 

「あ゛あ゛ぐっ!!! やめっ!! わたしの、はらをぐっ! おす、んぁッッ!!!」

 

 精液と浣腸液をたっぷり注ぎ込まれた胎を押されれば、圧迫されたその中身は出口を求めて肛門へと向かっていく。

 

「あ゛あ゛ぁ゛~~~ッッ!!! ッお゛お゛お゛ぁ゛!!!!」

 

 ニヤニヤと笑うフェリド。

 その見下ろす先に居る憐れな女王様は、永きを生きる彼女がこれまで望んだことなど一度もない初めての排泄欲求に悶え苦しみ、必死に耐えようと顔を歪ませる姿がある。

 その生の長さなどまるで感じさせない小さな体躯と容姿。美少女というよりも美幼女と評した方が適切だと思われる女王様。

 

「ふふふ。粘るねぇ、クルル」

「お゛お゛あ゛ッ!! ふっ、あっ、くっ、はっ! はっ! はっ!」

 

 ―――耐えきれ、た……?――

 

 クルルのお腹を圧迫するフェリドの手が離れ、排泄欲求の波が和らいだことでクルルは息を整える間を与えられた。

 醜態を晒すことなく耐えられた、という安堵を覚えたのもつかの間、湧き上がったのは、屈辱感だ。

 この休憩は自分が責め苦に耐えきれたからというのではなく、単にフェリドが手を休めたからだということに他ならないことに気が付いたからだ。

 本来自分よりも格下の男の掌一つ、気分一つで弄ばれ、汚辱の醜態を晒すことを強いられる。

 そしてそれは、終わったわけなどでは決してなく、ましてやフェリドが慈悲を与えたというものでもない。ただ先延ばしにされ、そしてより深い恥辱を与えんとする前の一時にすぎないのだ。

 

 再びフェリドが合図を送ると、フェリドに従う人間たちがガラガラと何かを押してきた。

 

「な、なに、を」

「じゃじゃーん。そろそろ君の愛液まみれの玉座を何とかしようとおもってねぇ。ほら、これが女王様の新しい玉座だよ」

 

 クルルの眼前にあるのは椅子ではない。

 四本の脚の上に設えられた台座は、座るための上面がほとんど存在せず、少しだけ丸みを帯びた頂点となっており、三角柱を横に倒したようなフォルムをしている。

 そう、家畜(人間)たちのいうところの三角木馬こそが、新たに用意されたクルル・ツェペシ元第三位始祖の玉座だった。

 しかもその三角木馬には一点、男根を模したディルドが屹立しており、それはクルルのマンコを抉る気を満々にしているかのようだ。

 

「ひっ! よ、よせっ! やめろっ!!!」

 

 クルルの顔が恐怖に引き攣り、喉から怯えた声が溢れた。

 ジャララとクルルの両腕を束縛する鎖が上に引き上げられ、同時に両足の拘束が外される。

 排泄欲求の充満しているクルルの小さな体が三角木馬のディルドの直上に吊り上げられ、

 

「あ……あ、ぁ、あ……やめ、やめろ。やめ――――ひぎぃッッ!!!!」

 

 そして下ろされた。

 これまで散々にクルルのマンコに突き込まれたチンポよりもなお太く、そして無機物ゆえに固く、そして熱のないディルドがクルルのロリマンコを深々と抉る。

 力を抜かなければ到底受け入れることのできないだろうサイズ差。しかし吸血鬼となって初めての排泄欲求に襲われる今のクルルには、下半身の力を抜くことなどできはしない。それをした瞬間、フェリドやほかの吸血鬼の前で肛門から精液をひり出すという惨め極まる姿を晒すことになるのだ。

 

「ああああぅぁっ!!! お、おろせぇっ!!! こわれっ! わらひのしり! マンコ! こわれっ!!! ぅくうううううッ!!!!」

 

 ゆえにクルルは、イキ癖のついたトロトロ淫乱マンコで極太ディルドを締め付けることしか選択の余地がなかった。

 限界ギリギリのケツ穴を必死に締め付けるため、膣から快楽が脳天に突き抜ける。

 脚を暴れさそうとしても、それを見越してフェリド自らがクルルの脚を三角木馬に固定させて動けなくする。

 

「ぅごくらぁっ! わらひのナカで動くな、ぁああああああ―――――ッッッ!!!!!!」

 

 そしてさらには機械仕掛けのディルドはただクルルの膣内を圧迫するのみならず、グィングィンと動いてクルルの膣内を抉るように責め立てた。

 決壊は瞬く間に秒読みとなり、

 

「はいはい、大人しく君のための玉座を堪能しなよ、クルル」

「だ、ダメなッッ!!! こんらっ! ほぅんな、キサマラの前、でぇぁぅううううううッッ!!!」

 

 グイとフェリドに両肩を押さえつけられて子宮をディルドが、そしてケツを三角木馬が突き刺し、クルルの理性は白熱に染まり、ぷつり、と、意識を飛ばして絶頂した。

 その瞬間、

 

 ――どぷしゅぅうううう――

 

「ッッッッッ!!!!!!!!」

「あはぁ」

 

 クルルのケツ穴から、白濁の精液の混じった腸液が噴き出し、クルルの可愛いお尻を、そして三角木馬の玉座を汚した。

 吸血鬼となして生きて幾星霜。クルルという吸血鬼のロリ女王様の初めての排泄行為は、自分が嫌悪する格下のご主人さまと家畜と蔑む人間の前で精液を尻からひり出すという恥辱極まりないものとなった。

 あまりにも無様な、かつての女王の姿に、フェリドは嬉しそうに笑った。

 

 永い永い生によって倦む退屈という名の深闇。

 自分以上に長く生き、自分以上に強く、地位があり、そして美しい女王が、舌をつきだし、精液と腸液と愛液を潮吹きした快楽でアヘ顔を晒すという無様極まる姿。

 

 それを自身の手が生み出したということに、フェリドは笑みが溢れてくるのを堪えられなかった。

 

 —―もっと、もっと壊れる姿を!――

 

 フェリドの欲求は絶頂と衝撃とで放心状態のクルルに容赦なく追い打ちをかける。

 吊り上げていたクルルの両腕を下した。

 脱力しているクルルはそのままガクリと堕ちるように三角木馬へと上半身を落とした。

 極太のディルドはクルルが絶頂しようが精液を吐き出そうが、変わらず彼女の膣内を抉っており、三角木馬にしだれかかっているクルルは自失した状態でもビクンビクンと快楽を叩き込まれている。

 クルルの両手は、今度は抱き付くように三角木馬に固定された。そして

 

「さぁて次は女王様のお尻の中をもっともっと綺麗に掃除しなきゃね」

「ぇぁ、ぁ…………ひぎぃっっっ!!!!!!」

 

 フェリドは、自らの手でクルルの尻穴の掃除に着手した。

 金属製のクスコを、精液をひりだしてパクパクと震えているクルルの尻穴に突き刺し、キリキリとそのサイズを広げていく。

 

「ぅえあぉごっ!! ぁめぉっ! ぇりどっ!! もほ、やえあうぐっっ!!!!」

「ほらぁ、浣腸で一回ひりだしたぐらいじゃ、今の君のお腹の中はまだまだ綺麗にならないよ。家畜の精液でびっちり。キレイキレイにしないとねぇ」

 

 クスコで肛門を限界以上に広げたフェリドは、長柄の器具を両手に持ち、それをクルルの腸内へと侵入させた。

 その先端には吸血鬼にすら通用する媚薬が染み込んだ綿がとりつけられており、それを丹念に丹念に、クルルの腸壁に塗りつけていった。

 両手両脚を三角木馬に固定され、膣穴に極太ディルドを挿入されて抉り続けられている状態では、クルルは背を仰け反らせ、舌を突き出し、目を剥いて叫ぶ以外に抗いの術はなかった。

 鼻歌交じりに媚薬を塗り付けていくフェリド。

 器具が腸壁を擦る度に絶頂を深め、嬌声を叫び、その小さく淫靡な体を跳ねさせるクルル。

 

 女王様のイキ果てた声が長く大きな室内に響き渡り、

 

「お゛ほぉ゛お゛お゛お゛お゛ッッ!!!! お゛、ぁ――――――――――」

 

 やがて、ぶつりと、意識が断絶した。

 

「あっ。気絶した。へ~、女王様でも血を吸われる以外で気を失うことなんてあるんだ。へ~」

 

 これまで、クルルが気絶したのは、名古屋でフェリドに大量の血を吸われた時だけだった。

 その後はどれだけ吸血鬼たちに嬲られようと、家畜(人間)たちに陵辱されて絶頂を極めようと、気絶して果てるなんてことだけはなかった。

 

「それだけお尻からザーメン吐き出したのが堪えたのかなぁ。どう思う、クローリー君?」

 

 クルルが意識を失っても、そのまま腸内をいじくり回していたフェリドは、いつの間にか――人間たちにとってのいつの間にかであってフェリドは気付いていたが――立っている第10位始祖アレイスター・クロウリーに問いかけた。

 

「さぁ? どれが堪えたのかは知らないけど……どうすんのこれ?」

 

 騎士然とした吸血鬼の貴族は、一応仲間であるフェリドからの問いに、呆れ交じりの反応で返した。

 

「もちろん。この後は愉しい愉しい女王様のお披露目会さ!」

「もしかしてそれって……」

「上位始祖会の皆様にも日本の女王が堕ちていたことをお知らせしないとねぇ」

 

 はぁ、と漏れるため息。

 800年ほどの付き合いになったフェリドとの関係だが、名古屋での戦い以降、今までに見たこともないほどフェリドは楽しそうだ。

 そして吸血鬼という老いることのない種になってしまった彼にとっても、フェリド・バートリーというエンターテイナーの披露するプレゼンスは刺激的で退屈を忘れ和せてくれる魅力的なものであることが多い。

 

「その状態の彼女を晒すのかい? 君殺されるよ」

「あはは。その時は君も一緒だね」

「ちょっと」

「冗談だよ。僕だって体裁くらいはちゃんと整えるさ。後でレスト・カー様にこの玩具を差し上げといけないだろうから、見栄えくらいはちゃぁんと整えるさ」

 

 一応クローリーはフェリドの派閥の貴族であり、フェリド自身はクローリーのことを仲間だと嘯いているが、フェリドという男は到底信じることのできる人物ではない。

 気を付けないと、いつの間にか巻き込まれて、あるいは生贄になって死んでいたということがありえるところが面倒なところだ。

 

 フェリドは先ほどまで愉しげに弄んでいた器具を、もう飽きたのか、からんと放り投げた。

 第三位始祖であるレスト・カーとクルル・ツェペシは非常に仲が悪いのでよく知られている。見た目の年の頃合いがよく似ているのに、いや、よく似ているからこそ嫌悪を抱くのか、それとも別の思いがあるからなのか。

 それは知らないがともかく、その彼に堕ちて不様を晒すクルル・ツェペシを渡せばどうなるか。

 これまで格下に散々に嬲られた女王様が、こんどはより嗜虐的な同格者に嬲られる。

 クルルにとってそのどちらがより残酷なのかは分からないが、もしかしたらフェリドにとっては、むしろ次の愉悦の対象はレスト・カーなのかもしれない。

 

 かつて同格でライバル的な関係にあったクルル・ツェペシが、失敗によって格下に捕らえられ自分に献上される。無様なクルル・ツェペシをレスト・カーは喜んで嬲るだろう。

 だが、それを傍で見ている者は、“レスト・カーと同等の”クルル・ツェペシが、すでに凡百の吸血鬼たちの奴隷であり、家畜(人間)たちの精液便器となったことを知っている。

 フェリドにとって見れば、自分よりも格上の者たちが愚かに踊っているように見えることだろう。

 

 クローリーは、三角木馬の上に拘束された状態で、尻穴から腸液と精液と浣腸液を漏らし、膣穴からも愛液を漏らして泉をつくり、家畜(人間)の玩具で善がり狂って失神しているかつての女王様をみやった。

 その顔は、かつて人間であったクローリーにも、どう見ても気高さなど微塵もない、イキ果てた無様な姿にしか見えなかった。

 

 






早くレスト・カーに小ばかにされてぐぬぬするクルルちゃんの元気なお姿を拝見したいです。
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