ストーリーとしては、任務に失敗した学園都市の闇サイドの女の子たちの処分場という設定です。
色々謎技術がありますが、まぁ、学園都市なので……
今回の話には洗脳、性格改変が含まれますのでご注意ください。
学園都市には闇がある。
“外”と比べると科学力に30年の開きがあると言われる学園都市。
名目上は日本の一都市でありながらも、独自の外交や生活を営む異常都市。
なによりも、投薬や電極を脳を刺激するなどといった手法を思春期の子どもたちにためらいなく使用し、パーソナルリアリティに基づく“超能力”を獲得させる学園。
そんな、異常でありながらも、“超能力”への憧れや高い水準の科学力に魅力を感じて学園都市に預けられる子どもは多い。
しかし一方、中には親によって学園都市に捨てられたような存在である
異常を異常と思わない日常。それがこの学園都市には積み重なっている。
無論、そこに暮らす者たちの中にも、その異常を認め、訴え…………そして消えてしまう者もいる。
逆にその異常に自ら身を委ね、あるいは流れのように堕ちていってしまう者もいる…………。
「あら? 今度の入荷品は貴女だったのね」
「アンタは……」
その日、絹旗最愛はかつて自らがクソの溜まり場のような所へと送り込んだジト目の少女と再会した。
再会したその少女の名は、布束砥信。もっとも、その名を絹旗は知らなかったし、これからも知ることはない。
「ようこそ、学園都市の暗部さん。いえ、もう違ったわね。無能な能力者さん、だったわね」
なぜなら、布束も絹旗もともに、学園都市の学生という枠組みにはすでにない存在。
学園都市の闇の中に堕ち、そしてその中ですらも汚泥の底に沈んだ者たちなのだから。
かつて布束砥信という少女は、大脳生理学の研究分野において名を馳せていた。
その実績は名のある企業においても認められるほどで、その研究内容は学園都市が誇る
だがある時期、彼女はとある研究に携わり、そこでとある実験動物とふとした会話を行った。
その実験動物は、単価にして18万円ほどの、虐殺されるためだけに存在していたはずの“少女のクローン”で、本来であれば、そんな“物”に感情を求めることなどなかったはずなのに。
ふとした会話をきっかけに、研究者であった布束砥信は彼女たちを人間として見てしまい、虐殺の実験を中止するために奮闘し――――――その結果失敗した。
その失敗を作り出した張本人であるのが、当時学園都市の暗部の一つ、学園都市統括理事会直下の組織である“アイテム”に所属していた絹旗最愛であった。
とある企業に潜入して実験中止の工作を狙った布束に、絹旗は防衛のための傭兵役で企業に雇われ、布束の苦肉の工作を阻んだ。そして絹旗は布束を捕らえ、学園都市の闇側に引き渡し、以降、2度と会うはずではなかった……のだが。
しかし運命の悪戯か、あるいは、同じく学園都市の闇を知るものとして必然だったのか、二人は再び出会ってしまった。
学園都市の闇の掃き溜まりで、暗部間の抗争に敗れた上に、任務に失敗し、役立たずの烙印を押されて廃棄された奴隷と、新人奴隷の案内人として。
「超余計なお世話ですね。ところでアナタのその超イカれた格好はなんのつもりですか?」
イカれた格好、と絹旗が揶揄するように、布束の装いは子女の装いとして常識的なものではない。少なくとも研究者として一度は名を馳せた少女の服装としては明らかにおかしかった。
「Unfortunately、ここではこれが制服のようなものよ。アナタもすぐにコレが馴染むわ」
淡々と着こなしている布束の装いは、有り体に言えばビキニの水着だ。
ただし、ややゴシック的な特徴をフリルに残しつつもトップの布には穴が空いており、そこからピアスのぶら下がった乳首が露出、アンダーにもスリットが空いていて使い込まれた陰唇と皮がめくれたピンクの肉芽が丸見えの状態だ。
無感情のようにも見えるジト目のまま語る布束に対して、侮蔑の表情を向ける今の絹旗の装いは普段の彼女のものそのままだった。
ふわふわしたニットのワンピース。
ただし裾が短く、彼女自慢の脚線美が存分にアピールされており、ともすればその付け根にあたる聖域がチラ見しそうで、しかし周到に計算されていて普通に動いていては決して見えない。
絹旗最愛は――というよりも、“アイテム”は抗争に負けた。
顔も名前も知らない“上”から下された任務で、いくつかの暗部と抗争を繰り広げ、彼女たちは敗れ、不用品であるかのように廃棄された。
学園都市に7人しかいないレベル5の一人、
認識した能力者をどこまでも追跡できる
様々な爆発物と近接格闘をこなすフレンダ=セイヴェルン。
そして暗闇の五月計画の生き残り、
そんな人員を要するアイテムは、学園都市の深い闇、暗部の中でも選りすぐりの組織だった。
だが、その時の抗争には、麦野と同じレベル5を要するような同等以上の組織がいくつも絡んでいた。
結果、抗争に敗れた彼女たちは役立たずの烙印を押されて廃棄。絹旗のように捕らえられた幾人かは売り払われた。
――ずいぶんとイカれた場所ですが……やっぱり。超当たり前のことですが、能力は使えませんよね――
絹旗は変態的な格好の布束に先導され、左右の脇を黒服の男たちに固められて歩きながら、あたりの様子を伺っていた。
本来であれば、
体表付近の窒素を自在に操り、一見すると怪力のような力を生み出し、自動防御を展開する
それが使えれば、絹旗は銃弾を含むなまなかな物理攻撃は効かず、能力の使えなさそうな男2名をぶん殴ってひき肉に変えることくらいものの数秒あれば事足りる。
だが、能力者も収監する施設らしいこの建物で、そんな物騒な力の行使が許されるはずはない。
学園都市謹製の能力を封じるための装置が仕掛けられているのだろう。能力には当然のように制限がかけられており、窒素を操る能力さえなければ、絹旗は見た目通り、12才の女の子程度のか弱い力しか発揮できない。
なまじ鉄壁の防御と、一撃必殺の怪力を能力が代替しているだけに、絹旗は同じアイテムの仲間であるフレンダのような格闘戦術は修めていないのだ。
そのため、能力の封じられた今は、ただ冷静に周囲を観察することが、唯一の対抗手段であった。
愛らしいとも表現できるほどに幼く見える容姿の絹旗だが、暗部での汚れ仕事を長くこなしてきただけに、この程度で取り乱すことはない。暗部の仕事では血を見ることや骨を叩き折ることや、肉片を見ることだって当たり前にあったのだ。
だが、そんな場数を踏んだ絹旗にとっても、周囲の様子を見れば、そこは狂っているとしか言えなかった。
絹旗が連行されている通路から見える部屋は、透明な壁で仕切られた牢獄のようであり、その中を見ることができる。
部屋の中には、絹旗や布束と同じく、“失敗”し、役立たずの烙印を押された元・暗部の学生らしい女の子と、彼女たちを使っている男たちがいた。
「うふふ。うフフフフ……お友達。わたくしのおマンコをハメてくださるおチンポ友達がこんなに……」
「そうそう、お友達のちんぽは大切に扱わなきゃね」
黒いツーサイドアップの髪の少女は、絹旗よりも若干年上なのだろうか、絹旗と比べて豊かな胸をしているが、着ているものはなにもなく、その豊かな胸で男の肉棒をしごいてパイズリしていた。
パイズリしながら、少女は恍惚の表情を浮かべていた。
「彼女はアナタと同じ、アナタの先輩になるわね」
「暗部、ということですか」
「Exact。たしか、“スクール”という組織のスナイパーで……名前は覚えてないけれど今はラッコちゃんと呼ばれているわ」
「…………」
絹旗の視線の先に気づいた布束が、求めていない説明をしてくれたが、その中に因縁を感じる組織の名前があって、絹旗は黙然とした。
“スクール”とは、麦野と同じレベル5の能力者を有する暗部の一つで、そして抗争において“アイテム”を撃破した組織だ。
その暗部の組織のメンバーの一人が――元メンバーの者が、まるでここの狂った仕事こそが本職とでもいうかのように、パイズリをしつつ、別の肉棒にも突き上げられて喘いでいる。
――――――――なにかが決定的に狂っていた。
「その隣の部屋のは、
「なッッ!」
“ラッコちゃん”と呼ばれた少女が痴態を繰り広げている隣の部屋でも、同じように淫靡な光景が繰り広げられていた。
絹旗よりも年上な、けれども高校生か大学生くらいにしか見えない肉感豊かな少女が、おっぱいを丸出しにしてブルンブルンと震わせながら男の上に跨り、狂っているかのように腰を振っている。
その少女は――――
「むぎ、の……」
学園都市のレベル5、その第四位。“アイテム”の中核メンバーにして名実的にリーダー。――――――麦野沈利だった。
「オラオラ、どうした粗チンどもがッ! そんな短小で学園都市のレベル5をどうにかできると思ってんのかよ、おほっ! もっとデカくてバキバキのちんぽをこの間抜けでエロしか取り柄のねぇ、雌豚ボディのレベル5の淫乱マンコにぶち込んでみやがれ、えひゅぅっ!!!」
口調だけは、以前の麦野の面影を残していた。
自分こそが一番の女王様であるかのような傲岸な態度は、しかし発言の中身や行動とは一致していない。
張りのある巨乳をぶるんぶるん揺らし、その誘惑に従った男はきゅむ、と先端の乳首を摘んで弄ぶ。
麦野の顎が上がるようにして背中が仰け反り、下から貫かれ、股間から脳天までが一直線になって絶頂していた。
「そん、な……こんなの、超ありえません……」
麦野はプライドの高い女だ。それが相手をけなすためならいざ知らず、間違っても自分のことを雌豚などと言いはしないはずなのに……
「beside、ほかにもアナタのお仲間はいるわ」
「――――ッ!?」
自分の見たものが信じられのか、さしもの絹旗も動揺を隠せておらず、しかし布束はそれに追い打ちをかけるようにさらに隣の部屋を指差した。
そこに居るのは麦野とは違い、豊満な体つきをした少女ではない。
トレードマークを表しているのかベレー帽の着用を許されており、北欧系のようなきれいな長い金髪には精液の白濁がこびりついている。
スレンダーな体型は少し前までは絹旗と同等くらいだったのに、今は明らかに絹旗よりは少し大きい程度の形の良い美乳。
自慢だった脚線美は、惜しげもなく男たちの衆目に晒されており、チラリズムを煽るためにだったのか、すでにほとんど意味をなしていないながらもミニのスカートだけは穿いているが、その下にはタイツはおろか下着すらもない。
「ニヒヒ、あむ。結局、んぐ、ちんぽの奉仕には、おぐっ、私のフェラが、むぢゅ、一番って、あむ、わけよっ!」
「はぅぅんッッ!!」
そして以前と変わらないようにも見える明るい調子で、見も知らぬ肥満男のチンポにむしゃぶりつき、爆弾を巧みに操っていた手で肉棒の竿をしごいていた。
吸われている男は、気持ちの悪い声を発しながら恍惚とした表情を浮かべており、フレンダの卑猥にうごめく口腔にザーメンを発射する寸前といった調子だ。
「むぎのんばっかりにおいしい思い、おひぃっ!! いいとこ、ひぐぅっ!! させて、ひぎっ!」
「あらら、どうした、の? フレ、―――ンダ、ちゃんっ? 下のお口が寂しそうにしてけど、今度は上のお口の方が止まってる、よ?」
「あぐっ! あっ! らめぇっ! そこらめっ! イクからっ! けつマンコ弱すぎてすぐイッちゃうわけだからぁっ!」
愉しげにフェラチオで奉仕するフレンダの上の体とは別に、下の体の方はまた別の男によって弄ばれており硬くそそり勃った肉棒をアナルに突きこまれ、絶頂していた。
「フレ、ンダ……麦野…………」
学園都市の暗部などというものは超イカれたところであるということは嫌になるほど知っていた。
絹旗自身、
他人の精神性・演算方法の一部を意図的に植え付ける、などという、人格を蹂躙するかのような非人道的な計画の被験体である絹旗にとって、彼女が生きられるのは当然、学園都市の闇の中でしかなかった。
そんな闇の中でも、仲間と呼べるような者たちはおり、それが麦野であり、フレンダであり、滝壺であった。
そんな数少ない仲間と呼べるような女たちが、性格はそのままに、しかし価値観を上塗りされたかのように男のチンポに狂っている。
「――――ッッ!! オマエ、まさかっ!?」
そう、“価値観が上塗りされたかのような”変貌ぶり。
それができるだけの技術が、非倫理さが、学園都市にはあるのだ。
絹旗自身が被検者となった“暗闇の五月計画”のように、人格や価値観などを変える方法など、この街ではいくらでもあるものなのだ。
「ほら、調整中の入荷品があるわ」
布束が指さした部屋には、2台の機械が並んでいた。
カプセル状のベッドのような機械―――
その中では、二人の少女が、いままさに学習を受けていた。
「あれらも元暗部からの入荷品よ」
そのどちらもが、カプセルの中で裸で拘束された状態で、横たわっており、頭部から目元を覆うような機械を取り付けられている。
ただ、二人の様子は対照的だった。
「あ゛~……ぁ゛~……」
カプセルに“やっくん”という名札の貼られた長い髪の少女は、まるで白痴のように口を開きっぱなしにして涎を流し、言葉にならない声を漏らしている。
「Well、彼女は薬品の調合のエキスパートだったのよ。However、その効果を自らの身体で検証することになった結果、あの様だけどね」
涎が流れ出ているのは上の口からだけではない。下の口からもダラダラと溢れ続け、体全体も頻繁にビクンビクンと痙攣を繰り返しており、絶えずその体が絶頂に襲われていることが容易に想像できた。
「それから隣の彼女は――」
「やめろぉっ! 入ってくるなぁっ! ボクの記憶っ! 体っ! おかしくなって! やめろ! やめろって!! やめろって、イッてるだろうがぁぁぁぁ!!!!」
“やっくん”の隣にあるカプセルには、“ナル”という名札が貼られており、中にいるのは、髪が短く、左の目元に髑髏の刺青のある少女だ。
“ナル”の方は、“やっくん”とは異なり散々に喚き声をあげている。
ただしこちらもおマンコをパクパクとさせながら潮を噴いており、何度も体を跳ねさせている。
「見ての通り、まだ学習の途中よ。学習内容は性技の技術と、全身の性感帯化と感度向上。すぐにさっきの人たちと同じように立派な性玩具になれるわ」
「っ…………」
触覚は全身くまなく鋭敏化されて愛撫され、嗅覚味覚はチンポとザーメンの味と匂い、聴覚は絶えず卑猥なリズムが流れ込み、視覚は卑猥に踊る自身姿を写す。
暗部として生きていくために特化していたはずの少女たちが、急速に淫猥な性玩具に作り替えられている。
その光景に絹旗は、ふざけるなっ! という怒声とともに
だが能力を封じられている以上、そんなことができるはずもなく、逃げようにも能力なしでは絹旗には見た目通りの非力な少女としての力しかない。
「さっ、アナタの仕事部屋に行くわよ」
それに加えて、絹旗の精神にもすでに細工がなされているのだ。
――心理定規。
能力が封じられる前、すでに絹旗の精神は精神系能力者の能力によって弄られており、この狂った施設の職員には反抗心を残しつつも服従せざるを得ない精神状態へと心理の距離を変えられてしまっているのだ。
「あ゛~~~ッッ♡♡♡ あ゛~~~~ッッ♡♡♡♡♡♡」
「いやだっ! イヤダッ! そんなの要らないっ! チンポなんてっ! チンポなんっ♡♡ チンっ♡♡♡♡ tinpopenisdick69690721―――――――♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
屍を喰らうかつての暗部の者たちの、少女としての末期の声を背中に、絹旗は布束たちに連れられて廊下を進む。
「くそがッ! こんなのッ!」
「心配しなくてもいいわ」
脳の中を淫乱ビッチに作り替えられるという悍ましい未来に、なんとか抵抗しようともがく絹旗に、先導する布束が淡々と告げた。
「あんなのを見せられて、心配するなと言われても超信じられませんね。」
絹旗の吐き捨てるような言葉。
布束は振り返り、いつものジト目を絹旗に向けた。
――彼女に恨みをぶつけるというのは、筋の通らないことだ。
あの時、彼女は雇い主から襲撃者を迎撃するという任務を受けており、自分は学園都市お墨付きの計画をぶち壊そうと企業を襲撃した側だ。
今、このような場所に堕ちていることこそ、彼女のような暗部に捕まったがためと言えるが、そもそも捕まるような真似をしたのは自分に非があることだとはわかっている。
それに、もとをただせばあんな狂った計画に手を貸していたのだ。2万人ものヒトを虐殺するような計画に手を貸していただけでも、今この狂った場所に堕とされただけの罰を受けるには十分すぎる理由だ。
けれども…………もしもあの時…………彼女に邪魔されなければ…………――――
「……あなたには学習前にここのことを刻みつけてあげる。あなたはあなたのままで、男たちに犯されて、男のチンポでよがり狂うの」
――――“あの時”布束は、実験体である
だからこそ、彼女の学習は後回しだ。
洗脳し、価値観を変革させられた状態ではなく、高位能力者として、学園都市の汚れ仕事を行ってきた元暗部の少女として、そのままの存在として、穢され、陵辱されるさまをこそ、見たいのだ ――――――
「超ふざけてますね。私が――」
「着いたわ」
布束は、わずかに残った煩悶を振り払うように、絹旗の言葉を無視して前を向いた。
そして到着した目的地。
これから“また”、少女を淫獄へと落とすことになる部屋の扉を開いた。
長くなってきたので、一度区切りました。ほとんどのキャラはとある科学の~からですが、一名だけ魔術サイドでどうしても出したかったので出演する予定です。