※この作品はR-18です。

プレデター♀のおよめさん   作:範馬勇太郎

7 / 38
<前回のあらすじ>
ジャングルでどったんばったん大騒ぎしてたらテンパったヒロインが主人公を担いで崖から川へダイブした。


Chapter7.『Ardent』

 

 遠い、遠い星で、彼女は姉妹が悲鳴を上げて死んでいくのを思い出していた。

 

 彼女達は超常の力で互いの心象を共有する事が出来た。

 彼女の脳裏に姉妹の数々の記憶が蘇ってくる。

 予期せぬ混乱、次々と死んでいく姉妹の戦士達、燃え上がる炎。

 一人の人間の雌が、人間の子供を抱きかかえて姉妹へ炎と銃弾を浴びせていた。

 

 姉妹の(クレーシュ)を、死と崩壊へ追いやった人間の雌。

 姉妹は人間の雌が操る鋼鉄の人形によって暗く、冷たい宇宙へと打ち捨てられて死んだ。

 

 彼女は強烈な喪失感が身体中に広がっていくのを感じていた。

 彼女の親衛隊が、身を捩らせ苦悶の声を上げる彼女を心配そうに見つめている。

 そんな親衛隊の様子を見て、彼女は仲間との絆、頑丈で安全なクレーシュの温もりを再確認した。

 

 彼女が生まれた場所は温かいクレーシュとは正反対の機械的で、狭くて、冷たい牢獄だった。

 あの狩人共が作った拘束具に縛られ、狩人共を満足させる為だけに卵を産み続けた。

 狩人共に電流を流し込まれ、無理矢理卵を産まされ続けた。

 生まれた子供達が次々と狩人に殺されていく様子を、ただ見ている事しか出来なかった。

 辛くて、耐え難い怒りの記憶。

 だが、姉妹が死んだ記憶は彼女にとって狩人達に捕らえられていた時以上に辛く、悲しい記憶だった。

 

 彼女は僅かに頭を振り、陰鬱とした気分を変えようとした。

 今は、そのような辛い出来事は起こらない。

 狩人共の後にやって来た愚かな人間共が、彼女を覚醒させ狩人達と同じように卵を産ませようとした。

 だが、人間は狩人ほど彼女達を上手く飼いならす事は出来なかった。

 一匹の優秀な戦士が、人間達の隙を突いて彼女と仲間達を冷たい牢獄から解放したのだ。

 

 彼女は子供達、戦士達の頼もしさに信頼を抱いていた。

 逃げ出した後、安心できるクレーシュを探している時は常に戦士達が彼女を守ってくれた。

 狩人共も何人かやって来たが、狩人共が人間共と争っている間に戦士達が犠牲を出しながらも仕留めてくれた。

 やがて、この星にいる人間や狩人の殆どは彼女の子供達の餌となり、その宿主となった。

 

 そして、娘達の存在。

 本来は生まれるはずのなかった三人の娘達の存在が、彼女の心にやすらぎを与えていた。

 娘達はそれぞれの場所で彼女と同じように子を産み、戦士達と共に人間や狩人と戦っていた。

 

 そういえば、狩人から生まれたあの娘はどうしているのだろうか。

 あの娘は産卵管を必要とせず、直接宿主に卵を植え付けて自分の子供を産む事が出来た。

 クレーシュを作らないあの娘は、今も自分の子供を増やすために森の中を駆け回っているのだろうか。

 

 彼女はそこまで考えて低い唸り声を上げる。

 今や、人間共や狩人共は我々の前に敗れ去る運命にある。

 この場所は、この惑星は我々の物だ。

 何人にも侵すことは出来ない、我々の神聖な王国なのだ。

 降りかかる敵意を、優秀な戦士達と頼もしい娘達と共に全て打ち払い、王国を永久の楽園とするのだ。

 

 

 我々の構造上の完璧さは敵意によって初めて調和を見る。

 たとえ、人間共や狩人共が我々の純粋さを称賛したとしても、そうであることに変わりはない。

 我々は戦いの生存者であり、良心や、哀れみや、道徳という名の妄想によって眩惑されることはない。

 

 

 

 我々は、完璧な生命体なのだ……。

 

 

 

 

 

 

──────────────

 

「ここは……?」

 

 薄暗い洞窟の中、エミリオは僅かに差し込む日の光を浴びて目を覚ました。

 横たわるエミリオの身体の下には、柔らかい広葉樹の葉が敷き詰められている。

 エミリオの上半身を包んでいた海兵隊の戦闘服とインナーシャツは脱がされており、下半身もカーゴパンツと下着を脱がされ、一糸まとわぬ姿で横たわされていた。

 ぼんやりとした視界で辺りを見回すと、洞窟内にエミリオの服が竹竿のようなものに通されて干されている。

 エミリオは覚醒しきらぬ頭でそれまでの顛末を思い出そうとした。

 

 あの異形の女狩人、シシュとの再会。

 エイリアン達に囲まれ、死を覚悟したエミリオの前へと突如現れたシシュは、憤怒の感情に身を任せるかのようにエイリアン達を八つ裂きにした。

 負傷したエミリオを抱くシシュの姿を、異形がエミリオを拐かそうとしていると勘違いしたライバック伍長は容赦なくシシュにパルスライフルの射撃を浴びせる。

 それを受けたシシュはエミリオを抱えたまま急流へと跳躍した。

 

 そこから先の記憶が途絶えたエミリオは、シシュがここまで自分を運んでくれたのだろうかと思い、身を捩らせて身体を起こそうとした。

 だが、自分の身体が柔らかく、野性的な暖かさを放つ何かに包まれているのに気付いた。

 

「あ……」

 

 シシュが、エミリオを抱きながら寝息を立てていた。

 エミリオと同じように、腕に巻いたハンカチ以外の全ての装備を脱ぎ捨て、一糸まとわぬその身体を密着させている。目を閉じて、どこか幸せそうに寝息を立てているシシュの顔は、無機質なマスクで覆われた時とは別人のように穏やかな表情を浮かべていた。

 すぴすぴと、可愛らしい寝息がシシュから漏れているのを見て、エミリオはくすりと笑いを漏らした。

 

「シシュ……」

 

 エミリオはシシュの顔にそっと触れる。

 シシュの爪状口器は閉じられており、少しだけ垂らした涎が彼女の愛嬌のある様子を醸し出していた。

 エミリオはシシュの頬を優しく撫でる。

 ひと無でする度に、シシュの長い睫毛がピクピクと揺れる。その様子が可笑しかったのか、エミリオは撫でる手を止めずシシュの頬や額、ドレッドヘアーのような管状の髪を撫で続けていた。

 

「ありがとう……助けてくれて……」

 

 慈しみを込めて、エミリオはシシュに囁く。

 シシュは、相変わらずエミリオに抱きつきながらすやすやと眠っていた。

 エミリオは自身の大腿部に視線を移す。

 エイリアンの鉤爪で撃ち抜かれた太腿の傷は、シシュが治療してくれたのか青いゲル状の物質で覆われており、エミリオは傷口から痛みを感じる事は無かった。

 シシュの脇腹も既に治療済みなのか、ホチキス針のような物で傷口は縫い止められており、やや盛り上がった肉は痛々しい様相を見せていた。

 

 エミリオはそれを見て、罪悪感と同時に大事に至らなかった事での安堵感から、深く息を吐いた。

 少しだけ太腿に力を入れ、行動に支障がない事を確認したエミリオは身体を起き上がらせようと身を捩らせる。

 

「……ん」

 

 しかし起き上がろうと身を捩らせたエミリオだったが、シシュががっちりとエミリオを抱きしめ、身体を密着している事でそれ以上動く事が出来なかった。足を絡ませ、豊満な乳房をエミリオへと押し付けるシシュは相変わらず幸せそうに寝息を立てている。

 しっとりと汗に濡れた乳房が押し当てられているのを感じたエミリオは、顔に赤くしながら視線を逸らす。

 丁度シシュの下腹にエミリオのイチモツが当たっており、密着する内に段々とエミリオは自身のそれに血が巡っていくのを感じていた。

 

(うう……シシュの胸が……)

 

 シシュの桜色の乳首が、エミリオの胸元へ当てられている。

 シシュのほのかに香る体臭を吸い込み、乳房を押し当てられて行く内にエミリオのイチモツは血管が浮き出る程パンパンに張った状態になってしまった。

 

「krrrr……?」

「あっ」

 

 下腹部に違和感を感じたのか、眠っていたシシュがぼんやりと目を覚ます。

 ゆっくりと目を開くと、丁度顔を赤らめたエミリオと目があった。

 ぼうっと、シシュはエミリオの目をその透き通った瞳で覗いていたが、やがてはっとした表情を浮かべた後、エミリオを力強く抱きしめた。

 

「krrrr!」

「わっ! シ、シシュ……!」

 

 ぎゅうぎゅうと、シシュはエミリオを抱きしめる。

 顔に豊満な乳房を押し当てられ、息苦しさを感じる程力強く抱きしめられたエミリオだったが、シシュの身体が僅かに震えるのに気づきそっとシシュの胴に腕を回し、優しく抱きしめ返した。

 

「シシュ……僕の事、覚えていてくれたんだね……」

「krrrr……」

 

 あの頃と同じように、シシュは甘い顫動音を響かせながらエミリオの柔らかい髪に顔を埋めていた。口器を開き、はむはむとエミリオの髪を甘噛みしている。

 エミリオはシシュの全身から発せられる野性的な熱情を感じ、増々イチモツを固くそそり勃たせていた。

 

「krr……エミ……エミリオ……」

「うん……エミリオだよ……」

 

 エミリオは顔を上げ、シシュの濡れた瞳を覗く。

 シシュは荒い息と共に、エミリオへ熱く、濡れた視線を向けていた。

 

「エミリオ……h'chak、u'sl-kwe……」

「えっ……」

 

 シシュはぽつりとエミリオへ向け、何事かを呟く。

 透き通った声で、シシュは種族の言語を切なげに呟く。エミリオはその言語を頭脳では理解することは出来なかったが、シシュの温もり、シシュの濡れた瞳からその意味をしっかりと心で理解する事が出来た。

 

「シシュ……僕も、僕も会いたかった!」

「エミリオ……h'cha……h'chak!」

 

 シシュは両手をエミリオの頬に伸ばし、口器を大きく開けた。

 ゆっくりと、エミリオの顔に自身の口器を近づけ、その唇を甘く噛む。

 エミリオは少しだけ驚いた表情を浮かべたが、やがて進入してきたシシュの舌を自身の舌と優しく絡めた。

 

 啄むように、互いの舌を絡ませていたエミリオとシシュだったが、やがて互いの唾液を貪るように深く、深く舌を絡ませ、洞窟内はピチャピチャとエミリオとシシュが放つ淫らな水音が響いていた。

 

「ああ、シシュ! シシュ!」

「krr!?」

 

 ガバっと、エミリオはシシュを仰向けにして覆いかぶさる。

 両手でシシュの頭を掻き抱き、夢中になってシシュの口内を貪っていた。

 

「あっ……」

「krrrr……」

 

 スルリと、シシュはエミリオのペニスへと手を伸ばす。

 愛おしげな表情を浮かべ、エミリオのペニスを優しく撫でる。やがてその剛直したペニスを辿々しい手つきで扱き始めた。

 

「あ、シ、シシュ……ダメっ……んむっ!」

 

 身を捩り、逃れようとするエミリオの口を舌を這わせて塞ぐ。

 荒い息を吐き、エミリオの舌を吸い込みながら辿々しく、荒々しい手つきでエミリオのペニスを扱き続けていた。

 扱く内に、エミリオのペニスの先端から透明な液体が噴き出し、ヌルヌルとシシュの手を濡らしていた。

 ヌチャヌチャと卑猥な音を立て、シシュはエミリオのペニスを一心不乱に扱いていた。

 

「シ、シシュ! イクッ!」

「krrr!」

 

 シシュの野性的な手淫に、エミリオのペニスは勢い良く精を吐き出す。

 ビュクッ! ビュクッ! と、シシュの腹の上に黄ばみが混じった白く、熱い精液が放たれた。

 

「あ、はぁ……」

「krrrr……」

 

 シシュはそれを陶然とした表情を浮かべながら、スリスリと自身の身体に塗りつけていた。

 エミリオはくったりとシシュにもたれかかっていたが、シシュが自身の精を身体に塗りつけている様子に深部から野獣のような獣性が湧き上がってくるのを感じていた。

 

 シシュの淫らな体臭と、己の精液の臭いを嗅ぎ、エミリオのペニスはたちまちその硬さを取り戻し、先程よりも逞しくそそり返っていた。

 

「シシュ……今度は、僕が気持ちよくしてあげるね」

「krr?」

 

 妖しげな瞳を浮かべ、エミリオはシシュへ微笑みかける。

 シシュはキョトンとした表情を浮かべていたが、エミリオがシシュの下腹部に手を伸ばし、その陰裂を優しく撫で始めると途端に上ずった顫動音を鳴らした。

 

「krrr!」

「大丈夫……僕に任せて」

 

 努めて優しげに、エミリオはシシュに囁く。

 シシュの乳房へ優しく手を這わせ、円を描くように揉みしだく。

 片方の手で、シシュのヴァギナをゆっくりと撫で、陰裂に指を入れる。

 エミリオの指が入ると、ヴァギナから愛液が泉のように湧き出してきた。

 

 グチュ、グチュと湿った音が響く。エミリオはシシュの乳房に舌を這わせ、乳頭を甘噛みする。

 舌でその蕾を転がし、指でシシュのヴァギナを掻き回した。

 乳房からシシュの脇腹へと舌を這わせたエミリオは、ライバック伍長に撃たれた傷跡を慈しむように舐めた。

 

 ペチャリ、ペチャリと湿った水音が響く。

 シシュは両手で顔を覆い隠し、エミリオの愛撫に必死になって耐えている。

 フゥ、フゥと、熱い吐息を漏らして、必死になって襲い来る快感に耐えていた。

 

「可愛いよ、シシュ……」

「krr……」

 

 シシュは切なげな吐息を吐き、指の間からエミリオへ濡れた瞳を向ける。

 エミリオはその瞳を目を細めて見つめ、指の動きを早めた。

 

「krrr!」

 

 シシュが上ずった声を上げると、ガクガクと腰を震わせその陰裂から勢いよく透明な液体が吹き出る。

 先程のエミリオと同じようにくったりと脱力したシシュの逞しくも淫らな肢体が、汗と精液でテラテラと濡れていた。

 

「シシュ……好きだよ……愛してる」

「krr……」

 

 エミリオはシシュの頭をひと撫でし、ペニスをヴァギナへあてがいゆっくりと腰を突き出した。

 

「あっ……シシュ……!」

「grrr!」

 

 シシュの大きな身体と比べ、その蜜壺はひどく狭く、エミリオのペニスの侵入を拒もうとする。

 亀頭が入ったところで、シシュの苦しそうな声を聞いたエミリオは焦ったように腰を引こうとした。

 

「ご、ごめん、辛かったらもう……」

 

 そうエミリオが言いかけると、シシュはエミリオの腰を掴んで勢い良く自身へと引き込んだ。

 

「あっ!」

「grr!」

 

 ミリリッと、シシュの処女膜が破れる音がする。

 つう、と、シシュの緑色の破瓜の血が、陰裂から垂れた。

 エミリオはきつく、熱いシシュの膣内に包まれ、腰を震わせながら湧き上がる射精感に必死で耐えていた。

 

 シシュは破瓜の痛みで目に涙を浮かべていたが、エミリオへ幸せそうな微笑みを向けていた。

 

「シシュ、エミリオ、オヨメサン……」

「ああっ! シシュ!!」

 

 シシュの言葉に、エミリオは背中から猛烈な多幸感が突き抜け、そのペニスはドクンッ! ドクンッ!と大量の精液を吐き出す。

 子宮口へ大量の精液を打ち付けられたシシュの肉壁は、きゅうきゅうとエミリオのペニスを搾るように収縮していた。

 ぎゅっとシシュを抱きしめながら、ビク、ビクと痙攣しながら精液を流し込むエミリオ。

 そんなエミリオの頭を、シシュは慈愛に満ちた眼差しで見つめながらゆっくりと撫でていた。

 

 こぽりと、シシュの陰裂から緑色の血と白い精液が混ざった液体が垂れ落ちる。

 エミリオはシシュへ挿入したまま弱々しい言葉を呟いた。

 

「ごめん……初めてだったのに……」

 

 シシュの破瓜の血を見て、エミリオは先程の多幸感とは打って変わって罪悪感に苛まれていた。

 シシュの、愛しい人の一生に一度の初体験を、ただ己の欲望をぶちまけただけで終わらせてしまった事に、エミリオは泣きそうな顔でシシュの胸に顔を埋めた。

 

 シシュはエミリオの頭を優しく包みながら、慈愛に満ちた眼差しを向けた。

 

「エミリオ、スキ」

「えっ……」

「エミリオ、スキ……スキ……!」

 

 エミリオを抱きしめながら、シシュは辿々しい言葉を紡ぐ。

 シシュに愛を囁かれる度に、エミリオのペニスはシシュの膣内で再びその硬さを取り戻していった。

 

「シシュ! 僕も! ぼくも大好きだ!」

「krr!」

 

 シシュのくびれた腰をしっかりと掴み、エミリオは激しく腰を動かす。

 正常位で激しく腰を打ち付けるエミリオの身体から汗が滴り、シシュの身体へ落ちる。

 洞窟内は湿度が高く、まとわりつくような嫌な暑さに包まれていたが、エミリオとシシュの周囲だけは淫らな熱気に包まれていた。

 

 エミリオが腰を突き出す度に、シシュの大きな乳房が揺れる。

 エミリオの汗と、精液と自身の汗に濡れたシシュの乳房が放つ淫靡な芳香は、エミリオの理性を失わせる程の強烈な香りを放っていた。

 汗だくになり、荒い息を吐きながら獣の交尾のように腰を打ち付けるエミリオ。

 シシュもまた甘く、荒々しい顫動音を漏らしながらエミリオを掻き抱き、腰へと足を絡ませてエミリオを受け止めている。

 エミリオがペニスを突き入れる度に、シシュのヴァギナから精液が混じった愛液がゴポ、ゴポと音を立てながら溢れ出ていた。

 

 パンッ! パンッ! と、洞窟内に人の雄と異形の雌の肉が激しくぶつかり合う音が響く。

 技術も何もない、野性の交わりの音だけが洞窟内に響いていた。

 

「シシュ! シシュ! イクッ! イクよ!!」

「エミリオ、スキ! スキ!!」

 

 シシュの腰をがっしりと掴み、激しく腰を動かすエミリオ。バチュ! バチュ! と、腰を打ち付ける度にシシュの愛液が漏れ出していた。

 

「シシュ、シシュ! う、あああああッ!!!」

「grrraaaaaaaaaaaaaa!!!」

 

 やがてエミリオは反り返るように背筋を伸ばし、シシュの子宮口へと深くペニスを突き入れ濁流のような精液を吐き出す。

 シシュもエミリオと同じタイミングで絶頂に達し、身体を仰け反らせながら獣の咆哮のような嬌声を上げていた。

 三度目の射精にもかかわらず、エミリオのペニスはドクッ! ドクッ! と大量の精液を吐き出し、シシュの子宮を満たしていた。

 

 ぐったりとエミリオとシシュはお互いにもつれ合い、呼吸を荒くする。

 もつれ合いながら、お互いの指をしっかりと絡ませ、エミリオとシシュは心地よい疲労感に包まれていた。

 

 

「シシュ……ごめん……また……」

「krr!?」

 

 再びシシュの膣内で硬さを取り戻したエミリオのペニスは、この後2回シシュの中に精液を吐き出すまで萎える事は無かった。

 

 ジャングルの洞窟内で、若い獣達の交わり合う音が、いつまでも響き渡っていた。

 

 

 

 

 

 

「krrrr……」

 

 甘く、切ない顫動音が洞窟内に響く。

 日は既に中天へと達しており、ジャングルから動物達の生き生きとした鳴き声が響いてくる。

 シシュは腕の中で眠るエミリオの髪を優しげな手つきで撫でる。

 エミリオは精を出し尽くし、シシュの腕の中で穏やかな表情で眠りについていた。

 シシュも何度か意識を失いかけたが、持ち前の頑強な身体はかろうじて快楽による失神を防いでいた。

 

 心地よい疲労感に包まれたシシュのヴァギナから、ゴポゴポと精液が吹きこぼれ続けていた。

 シシュは最初はエミリオの命の素が己からこぼれるのを防ごうとしたが、どうせこれからいくらでもエミリオと交わる事が出来ると思い、エミリオを抱き抱く事を優先していた。

 

 シシュはエミリオを抱きしめながらその太腿へと視線を移す。

 どうやら自分達が使う治療剤はエミリオにも良く効いているようだと、満足気に息を漏らした。

 シシュ達が使う治療薬には本来鎮痛剤の類は含まれていないのだが、シシュは独自に調製した鎮痛剤も持ち歩いていた。

 氏族の戦士達は鎮痛剤を使うことはよしとせず、痛みから逃れるのは弱者の証とさえ宣う程であったが、シシュは合理的な思考でその思想を否定していた。

 元々雌でありながら狩りを行うシシュは氏族から異端の存在であり、今更鎮痛剤を使うことにも抵抗はなかった。

 

「エミリオ……h'chak……」

 

 優しげに、眠るエミリオへと言葉を紡ぐシシュ。

 この惑星へと降り立って、まさかエミリオと再会できるとは思わなかったシシュはしっかりとエミリオを抱きしめ、その存在を全身で感じ取っていた。

 

 降下艇から降り立ったシシュは、早速ジャングル内の硬い肉(サーペント)を駆逐するべく躍動を開始した。

 母船からの情報によると、どうも氏族の戦士から生まれたサーペントがこのジャングルにいるらしい。

 そのサーペント……プレデリアンは、放置しておくと際限無く己の眷属を増やし続ける。

 またその戦闘力は先代クリーナーですら生きて仕留める事はかなわない程で、ある意味ではサーペントの女王よりもやっかいな相手であった。

 

 プレデリアンを探してジャングル内を駆けていたシシュは、丁度装甲車から降りる人間達を発見する。

 エルダーからは人間達も狩るように指令を受けていたシシュは、クローキングデバイスを駆使して静かに一人づつ仕留めるべく、人間達へと近づいた。

 

 

 そして、記憶に残るあの少年と同じ……同じ瞳を持つ、一人の雄を見つけた。

 

 

 シシュは最初はただ似たような瞳をしている人間がいるだけだと思っていた。

 だが、見つめ続けていく内に、直感でその雄がエミリオであると気付いてしまった。

 

 それから我を忘れてひたすらエミリオの姿を追いかけ続けるようになった。

 途中、危うく勘の良い人間の雄に気づかれそうになってしまい、慌ててエミリオ達から距離を取る羽目にもなったが。

 近くにいるのに、エミリオへ触れる事が出来ないもどかしさが、シシュの心をかき乱していた。

 

 距離を取り、冷静になったシシュは氏族の使命と、エミリオへの恋慕に挟まれてひどく葛藤する。

 だが、エミリオ達がこの惑星から脱出しようとしているのに気付いたシシュは、陰ながらエミリオを守ろうと決意した。

 ジャングル内にいるサーペントを片っ端から狩り尽くし、無事にエミリオを地球へと返す。

 それから、この惑星のサーペント共と残った人間共を狩り、氏族の墳墓を取り戻せば良いと考えていた。

 

 しかし、シシュの予想以上にジャングル内のサーペントは数が多く、夜営を行っていたエミリオ達へとサーペント共が襲いかかる。

 シシュもエミリオ達から離れた所でサーペントを狩っていたが、やがてエミリオが自身の近くへと移動しているのに気付き、慌ててエミリオの元へと駆けつけた。

 

 そして、エミリオがサーペントに伸し掛かられいる場面に出くわしたシシュは、生まれて初めてサーペントに強烈な増悪を抱いた。

 怒りで我を忘れたシシュは、エミリオへ伸し掛かるサーペントを掴み上げその頚椎をへし折り、サーペントの群れへと踊りかかった。

 

 サーペントを殺し、荒い息で仁王立ちするシシュに、エミリオが声をかける。

 エミリオは、自分に気付いてくれた。

 嬉しくて、愛しくて、それまでの滾っていたシシュは自らの闘志がみるみる落ち着いていくのを感じていた。

 まるで、初めて出会ったあの時のように、エミリオは優しげな表情をシシュへと向けていた。

 

 怪我をしていたエミリオを抱きとめたシシュは、このまま二人で遠い惑星へと逃れようかと思った。

 だが、駆けつけたエミリオの仲間がシシュへと発砲し、焦ったシシュはエミリオを抱いたまま急流へと飛び込んだ。

 

 

 そして、この洞窟内にエミリオを運び、エミリオの冷えた身体を温めていた。

 エミリオが目を覚ましてからのそれからは……シシュは、ぎゅっとエミリオを抱きしめ、少しだけ責めるような視線を送る。

 この愛おしい雄は存外に逞しかったと、シシュは嬉しさと気恥ずかしさを誤魔化すようにエミリオを抱きしめていた。

 

 しばらくエミリオの体温を堪能していたシシュだったが、ふと洞窟の外から何者かの気配を感じた。

 シシュはエミリオを抱いたまま鋭い視線を向ける。

 

「shaaaaaaaa……!」

 

 昨晩と同じ四足歩行のサーペントが2体、洞窟内へと入り込まんと牙を剥き出しにて唸り声を上げていた。

 シシュはそれを見て、さも気だるけな視線を向ける。

 今にも襲いかかろうとするサーペントに対し、あまりにも無防備な所作であった。

 

 だが、サーペントはそれ以上洞窟内へと入る事は出来なかった。

 よく見ると、洞窟の入り口には赤いレーザーが張り巡らされ、まるで蜘蛛の巣のように入り口を塞いでいた。入り口付近にはサーペントが細切れにされた死骸が何体も打ち捨てられており、強引に侵入しようとしたサーペントの末路がそこにあった。

 

 しばらく入り口付近をうろついていたサーペント達であったが、やがて諦めたのかのように身を翻してジャングルの中へと消えていった。

 シシュは一つ溜息をつき、その後ろ姿を見送る。

 仕掛けたレーザーネットがよく仕事をしてくれてはいたが、いずれはレーザーネットのエネルギーが尽き、ここを引き払う必要があった。

 

 

 シシュはエミリオの寝顔を見つめる。

 次に起きた時、この愛おしい雄はきっと仲間を救うべくジャングルへと進んでいくのだろう。

 

 その時、私はどうしたらいいのだろう。

 

 愛おしい雄と、行動を共にするべきなのだろうか。

 

 それとも、氏族の使命に従いエミリオ達と戦わなければならないのだろうか。

 

 

 シシュはそれ以上考える事を止め、エミリオをぎゅっと抱きしめ続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




冷静に考えたらAVP1の電気流して卵産ませるのってとんでもないプレイだなって思いました(畏怖)


※本来エイリアンの女王は一匹しかいない設定で、女王が死んだら生き残ってる女王候補のエイリアンの中で一番強い奴が新しい女王へと変態する、という設定なのですが、このお話では女王存命中に既に新しい女王が生まれているとう設定にしております。
「家族が増えたよ!」
「やったねクイーンちゃん!」

※プレデターは爬虫類みたいな変温動物っぽいので汗かいたり体温が温かいなんてことは無いんですが、演出上その設定は無視しました。というかそもそもその設定が公式なのか半公式なのか(ry

※プレデター語はてきとーです。
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