※この作品はR-18です。

ダークエロよろず短編集   作:カード読み込み

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グレイフィアの堕落

 前回のあらすじ:

 魔王サーゼクスの妻にして「銀髪の殲滅女王」グレイフィア・ルキフグスは、

 シオン・バアル率いる大王派の台頭により追い詰められた夫の政権を救うため、

 部下のゴンドに禁忌の人体実験を命じた。早期の成果を求めた彼女は、

 自ら若返りの術式で「ビナー・レスザン」という少女に変身し、実験体として身を投じる。

 しかし研究室の防衛術式が暴走し、互いの記憶と認識が曖昧になる中、

 グレイフィアはただの被検体としてゴンドに淫紋を刻まれ、調教されてしまう。

 

 最初は屈辱と嫌悪に抗っていたビナー(グレイフィア)だったが、

 淫紋による強制的な発情と容赦ない快楽責めによって次第に理性を削り取られていく。

 サーゼクスへの貞操さえも快楽の奔流に飲み込まれ、彼女はゴンドに種付けされ、メスとして屈服していく。

 一ヶ月に及ぶ実験期間中、彼女は何度も妊娠と出産を繰り返され、

 魔王級の肉体と精神を徹底的に開発され、データを供出するための道具として使い潰された。

 

 実験終了後、本来のグレイフィアに戻った彼女は、

 自らが被検体として陵辱され尽くした事実と心身に刻まれた快楽の深手を抱えながらも、

 成果を出したゴンドを複雑な表情で見つめるしかなかった。

 そして後にサーゼクス夫妻に子宝が授かった際、主君のためと自らを犠牲にした忠誠の結末に、

 グレイフィアはどこか虚ろな目でその祝福を受け入れることとなる……

 

 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 冥界の深淵に沈む古城の一室。

 靜寂を破る産声が、冷たく重たい空気の中に響き渡ったのは、

 あの禁忌に満ちた実験から十ヶ月後のことであった。

 

 膝元に抱いた揺りかごの中で、

 産着に包まれた赤子が小さな手足をばたつかせている。

 エルウィン・グレモリー。グレイフィアが産んだ、新しい命の名であった。

 

 銀色の産毛。透き通るような白皙の肌。その無垢な面差しには、

 間違いなくサーゼクスの面影が映し出されていた。

 魔王の血を引く、気高きグレモリーの血脈。しかし、その双眸の奥に宿る昏い光、

 そして何よりこの命を成す根本となった雄の因子は、あの貧弱な下級悪魔のものだ。

 サーゼクスとグレイフィアの血を引きながら、

 その存在の土台にはゴンドの精気が染み付いている。

 禁忌の交わり、恥辱の受胎がもたらした呪われた奇跡。

 本来ならば到底相容れるはずのない血と魂が、

 淫紋の呪いによって無理やり融和させられた異形の仔。

 

「……貴方が、私の……」

 

 グレイフィアは、複雑そうに眉を寄せながら我が子を見つめた。

 銀髪の殲滅女王としての誇りも、サーゼクスの妻としての貞淑も、

 全ては泥濘に沈んだ。この仔を産み落とした瞬間、彼女の身体に刻まれた淫紋は消滅した。

 だが、快感と屈辱の記憶は子宮の奥底に、そして乳腺の最深部にまで深く燒き付いていた。

 

 エルウィンが小さな口を震わせ、空腹を訴えるように泣き声を上げる。

 その声に抗えず、グレイフィアは禁欲的なメイド服の胸元を寛ぎ、

 豊潤な白き膨らみを露わにした。出産を経てもなお、

 衰えるどころか母性の影響かさらに豊さと質量を増した爆乳。

 その頂に屹立する乳首は、もはや授乳のためだけの器官ではなかった。

 淫紋の調教によって敏感に作り変えられたその突起は、

 冷たい空気に触れただけで疼き、期待に潤んで充血していく。

 

 エルウィンの口が、差し出された乳首を捕らえた。

 無心に、しかし力強く吸い付かれた瞬間、

 電流のような快感がグレイフィアの背筋を駆け上がった。

 

「あッ……♡」

 

 甘く、痺れるような嬌声が唇から漏れる。ただの授乳であるはずだった。

 我が子に命を分け与える、神聖で荘厳な行為。

 しかし、彼女の身体は違う反応を示していた。

 牙を剥く快楽の亡霊が、乳房の内側から彼女を責め苛む。

 

 乳首を愛撫される記憶。あの貧弱な中年の唇と舌に貪られ、

 熟れきった果実を力任せに揉みしだかれ、捏ね回された背徳の記憶。

 吸啜られる感触が、あの男に犯された感覚と重なり、子宮の奥が熱く疼いた。

 

「んっ……くぅぅっ……♡ い、イカない、……これくらいで……♡」

 

 自らの口元を手で覆い、はしたない喘ぎを押し殺そうとするが、

 身体は正直に反応してしまう。太股を無意識に擦り合わせ、

 乳首から乳房の根元へと走る痺れが、

 下腹の奥底の淫核を直接刺激するかのように淫らな波紋を広げていく。

 

 母性。我が子を慈しみ、命を育む尊い本能。

 その波が、背徳の快感と混ざり合い、

 グレイフィアを甘美な深淵へと引きずり込んでいく。

 抗いがたい母性の疼きが、淫紋の残滓による肉の快楽と同調し、

 彼女の魂を内側から侵食していくのだ。

 

 赤子の必死な吸啜が、乳腺を刺激し、甘い母乳を吐き出させる。

 噴き出す白濁の蜜。それは赤子を癒やす糧でありながら、

 同時に彼女を悦楽の泥沼へと沈める毒でもあった。幼い命が、

 自らの命を吸い尽くすかのように貪欲に乳を飲む姿。その無垢な営みが、

 グレイフィアにとっては愛する夫サーゼクスを守るための犠牲の証であり、

 同時に最も汚辱に満ちた背徳の甘美そのものだった。

 

「エル、ウィン……♡ 私の、子……♡ あぁっ、飲んで……♡ 私の、全部を……♡」

 潤んだ瞳で我が子を見つめる美貌には、母性の慈愛と、牝の恍惚が混ざり合い、

 妖艶な色香を醸し出していた。身をよじり、太股を内股に閉じて快楽の波に耐えながら、

 グレイフィアは恍惚としながら禁忌の仔に乳房を与え続けていた。

 彼女の心には、サーゼクスへの愛と、

 背徳の快楽が永遠に消えぬ染みとして、深く刻み込まれていたのである。

 

 冥界の深淵に沈む古城の静寂は、

 グレイフィア・ルキフグスの昂ぶった呼吸だけが乱していた。

 膝元に抱いた揺りかごの中で、禁忌の仔エルウィンが母の豊かな乳房から糧を貪る音が、

 水音を立てて部屋に響き渡る。

「ちゅぱっ……ちゅぱっ……」という無垢な吸啜の旋律が、

 彼女の理性を溶かし、背徳の泥沼へと深々と引きずり込んでいく。

 

 グレイフィアは恍惚と絶望が入り混じった表情で天井を見上げていた。

 硬質な透明感を誇る麗しい美貌は紅潮し、銀の睫毛に縁取られた瞳は潤み、

 虚ろに揺れている。もはやその顔にあるのは、誇り高き銀髪の殲滅女王の威厳ではない。

 ただ、雄の精を注がれ、子種を孕んだ牝だけが許される、蕩け切ったメスの貌であった。

 艶やかな唇から漏れる吐息は甘く痺れ、白皙の頬を伝う汗が彼女の堕落を際立たせる。

 

 胸元では、禁欲的なメイド服のボタンが外され、

 はち切れそうなほど膨らんだ乳房が露わになっていた。

 出産を経てさらに質量を増した爆乳は、重力に逆らうように豊かに隆起し、

 白磁のような肌に青白い血管が浮き出るほど張り詰めている。

 その頂に屹立する乳首は、淫紋の調教によって作り変えられた性感帯そのものであり、

 エルウィンの舌と唇が触れるたびに脳髄を直接揺さぶるような電流が奔る。

 

「あっ……♡ あぁっ……♡ んっ……♡ またっ……♡ また、おっぱいがっ……♡」

 

 乳首を吸われるたびに、乳腺から母乳が噴き出す快感と共に、子宮の奥が熱く疼く。

 あの忌々しいゴンドに開発され、幾度となく種付けされた肉の記憶が蘇るのだ。

 ただの授乳行為が、彼女にとっては絶え間ないオーガズムの波となって押し寄せる。

 太股は無意識に内股に閉じられ、

 湿り気を帯びた秘所がメイド服の布地越しに疼き、愛液を滲ませている。

 

 彼女は自らの身体が恐ろしかった。淫紋は消えたはずなのに、

 その刻印は肉の深淵にまで浸透し、

 彼女を永遠に「快楽に屈服する雌」へと作り変えてしまったのだ。

 サーゼクスへの愛と忠誠は微塵も揺らいでいない。愛する夫のためならば、

 自らを犠牲にする覚悟も変わらない。しかし、その崇高な精神とは裏腹に、

 この身体はゴンドという下級悪魔の精気と快楽を渇望し、貪欲に悦びを貪ろうとしている。

 

「んくっ……♡ はぁっ……♡ エルウィン……♡

 私の、子……♡ もっと……♡ もっと飲んで……♡」

 

 抗いがたい母性の疼きが、淫紋の残滓による肉の快楽と同調し、

 彼女の魂を内側から侵食していく。

 幼い命が自らの命を吸い尽くすかのように貪欲に乳を飲む姿。その無垢な営みが、

 グレイフィアにとっては愛する夫サーゼクスを守るための犠牲の証であり、

 同時に最も汚辱に満ちた背徳の甘美そのものだった。

 豊潤な白き膨らみに顔を埋める我が子の頭を愛おしげに撫でながら、

 彼女は甘い嬌声を押し殺すことができなかった。

 

 グレモリー家の誇り高いメイドであり、魔王の妻である彼女が、

 今はただの牝として喘いでいる。その事実自体が彼女をさらなる羞恥と興奮へと突き落とす。

 白濁の蜜を吐き出す乳房は、赤子の口と舌によって愛撫され続け、

 絶え間なく快感を生み出す淫らな器官と化していた。そしてその快感は、

 下腹部の奥底にある淫核をも無遠慮に刺激し続ける。

 

「あぁっ……♡ ダメ……♡ イッちゃう……♡

 授乳でっ……♡ イッちゃうなんてっ……♡」

 

 身体をよじり、背筋を反らせて快楽の波に耐えようとするが、

 その努力も虚しく、甘い痺れが全身を支配していく。

 エルウィンの喉がゴクリと鳴るたびに、自分の命が吸い取られていくような感覚と、

 子宮が痙攣するような絶頂感が同時に襲いかかる。彼女は涙目になりながらも、

 我が子から乳房を引き離すことができなかった。

 

 サーゼクス・ルシファー。彼女が全てを捧げる主であり夫。

 この禁忌の仔もまた、彼を守るための犠牲の上に成り立つ命であるならば、

 グレイフィアはこの背徳的な快楽も甘んじて受け入れるだろう。

 しかし、その身体が快楽に溺れ、メスとしての歓喜を叫んでいることは、

 彼女自身にも否定できなかった。

 

「んっ……♡ はぁっ……♡ サーゼクス様ぁ……♡ 私はっ……♡

 私は貴方のお役に……♡ あぁっ♡ 立てているのですっ……♡ ぅぅっ……♡」

 涙ながらに訴える言葉は、誰に聞かせるでもなく虚空に消えていく。

 ただ残るのは、乳房から溢れる白濁の甘い香りと、

 子宮の奥底で燻ぶる淫らな疼きだけだった。

 グレイフィアは蕩けた瞳で我が子を見つめながら、

 再び訪れようとする絶頂の予兆に身を震わせた。彼女の心には、

 サーゼクスへの愛と背徳の快楽が永遠に消えぬ染みとして深く刻み込まれていたのである。

 その染みはこれからも彼女を苛み続けながらも、

 同時に彼女を甘美な地獄へと誘い続けることだろう。

 

 

 産着に包まれた幼子に与える白き蜜。その一滴一滴が、

 我が子の体内へと注ぎ込まれていく感覚。それは本来、至上の幸福であるはずだった。

 しかしグレイフィア・ルキフグスの内部で脈打つ官能の炎は、

 その神聖な行為を背徳の儀式へと塗り替えていく。

 

「んっ……♡ ああっ……♡ だめっ……♡ また、子宮が……っ……♡」

 

 乳房の奥深くから吸い出される甘い痺れが、

 子宮の入り口を叩く。淫紋は消えたはずなのに、

 彼女の身体の芯に刻まれた淫らな記憶は決して消え去らない。

 むしろ授乳の度に、あの男に与えられた快楽を思い出し、

 下腹部の奥底から込み上げる疼きに身を震わせる。

 禁忌の仔を育てる母乳を与えるたびに、

 牝の肉体は開発され、さらなる絶頂を求めてしまう。

 

 その貌はもはや、銀髪の殲滅女王の威厳をかなぐり捨てていた。

 硬質な美しさを誇る白磁の肌は紅潮し、汗ばんで輝いている。

 宝石の如き黄金の瞳は、今は快楽に潤み焦点が合わず、

 物欲しげに虚空を見上げている。

 形の良い眉はだらしなく下がり、キリリと引き締まっていた口元は

 半開きになって荒い息を吐き出している。

 

「はぁっ……♡ あっ……♡ も、もう……♡ 搾られてるっ……♡」

 

 赤子の小さな口と舌が、熟れきった乳首を扱き、

 乳房そのものを揉みしだいているような錯覚に陥る。

 その度に彼女の背筋を甘い電流が奔り、

 メイド服の下でくびれた腰が淫らに揺れ動く。

 禁欲的なロングスカートの内側では、

 むっちりとした太股が汗で濡れ、閉じた内腿の奥で、

 誰にも触れられていない秘裂がひくつき、愛液を滴らせている。

 

「くぅっ……♡ イク……♡ またイッちゃう……♡」

 

 切なげな声で宣言した瞬間、ついに絶頂が彼女を貫いた。

 子宮がぎゅっと痙攣し、膣壁が何もない虚空を締め付け、

 メイド服の胸元を自らの母乳と汗で濡らしながら、グレイフィアはイキ顔を晒す。

 眉根を寄せ、目の端に涙を浮かべ、だらしなく開いた口から

 だらりと舌を垂らしながら絶頂するその顔は、

 かつて「最強の女王」と呼ばれた悪魔とは思えぬ痴態であった。

 羞恥と快楽が混ざり合い、その表情は歪なほどに蠱惑的で、

 見る者の劣情を否応なく掻き立てる。

 

 絶頂の瞬間、乳汁が赤子の口から溢れ、

 その白濁が彼女の豊満な乳房の谷間を伝い落ちていく。

 汗と母乳が混ざり合い、てらてらと光る谷間は

 まるで別の体液を思わせるほど淫猥であった。

 赤子はむせび泣きながらもなおも乳を求め、

 グレイフィアは絶頂の最中でも母として子を離せず、

 絶え間なく続く快楽の波に、もはや思考を奪われてしまう。

 

「ふぁっ……♡ あっ……♡ これ……♡ すごいっ……♡

 しぬっ……♡ こんなので死んじゃうっ……♡」

 

 だらしなく涎を垂らし、イキ顔を晒しながら悶える彼女は、

 サーゼクスを守るという強い決意と、

 牝としての快楽に蹂躙される矛盾に苛まれていた。

 禁忌の仔に与える母乳は、彼女から生気を奪いながらも、

 底知れぬ快楽をも同時に注ぎ込む。それはまさに、

 愛する夫への忠義の証であるはずなのに、

 彼女の身体と心を、確実に「牝」へと貶めていく甘い毒だった。

 

 もはや授乳なのか、自慰行為なのか。

 あるいはゴンドに調教されていたあの日々の残滓なのか。

 グレイフィアには区別がつかない。ただこの瞬間だけは、

 我が子を慈しみながら、禁忌の交わりを追体験する、

 背徳的な自分を許してしまうのだった。この矛盾と背徳こそが、

 今や彼女を生かす糧であり、地獄へと続く道標だった。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 エルウィンの喉が小さく鳴り、唇から白濁の滴りが零れ落ちた。

 腹を満たした禁忌の仔は、満足げな吐息を漏らし、

 あどけない顔を乳房に押し付けたまま、安らかな寝息を立て始める。

 その無垢な寝顔を見下ろすグレイフィアの瞳には、

 慈愛と、拭いきれない背徳の色が交錯していた。

 

「……おやすみなさい、エルウィン」

 

 指先で産毛を撫でながら呟く声は、甘く掠れていた。

 授乳による絶頂の余韻で、身体の芯はいまだ燻ぶるように熱く、

 子宮の奥底で収縮を繰り返している。乱れた禁欲的なメイド服の胸元からは、

 豊潤な白き膨らみがはみ出したままで、母乳と汗の混じった粘ついた液体が、

 扇情的な谷間をてらてらと伝い落ちていた。

 

 本来ならば、直ちに衣服を正し、美貌に浮かんだメスの貌を拭い去り、

 冷酷な女王としての仮面を被り直すべきであろう。

 しかし、今の彼女にはその気力すら湧いてこなかった。

 

 肌から立ち上るムッとした色気、母乳の甘い香り、

 そして下腹部に残る痺れるような疼き。それら全てが、

 彼女の意識を甘美な泥濘に沈めて離さないのだ。

 

 脳裏に去来するのは、あまりにも追い詰められたグレモリー家の現状であった。

 シオン・バアル。あの圧倒的な超越者を擁する大王派の台頭により、

 かつて冥界を治めた勢力図は完全に瓦解した。

 サーゼクスが率いる現政権は最早風前の灯火。

 カテレアがレヴィアタンとして魔王に据えられるという噂まで囁かれている。

 

(……セラフォルー様……)

 

 盟友であったセラフォルー・レヴィアタンが、

 今やシオンの足元に跪き、正妻として奉仕しているという現実。

 それは彼女にとっても無関係ではなかった。

 同じく愛する夫を守るため、禁忌を犯し、

 己の肉体を穢し続けた自分と彼女を隔てるものは何だろう? 

 

 あのゴンドへの人体実験もそうだ。

 一時の感情に任せて独断専行し、自ら進んで被検体となり、

 結果としてサーゼクスに子を授けることに繋がった。

 だがその過程で得てしまった快楽は? 

 あの貧弱な中年に貪られ、快楽に屈し、

 何度も絶頂を教え込まれた背徳の記憶は? 

 

「……はぁっ……♡」

 

 思い出した途端、乳首が再び硬度を増し、

 子宮がきゅんとうずいた。淫紋は確かに消えたはずなのに、

 まるでその形をなぞるように皮膚の下で疼きが這いまわる。

 この身体は、もはやサーゼクス一人のものではない。

 あの男の精気と快楽が肉の隅々まで染み込み、

 消えることのない烙印となってしまったのだ。

 

(それでも……サーゼクス様さえ守れるのならば……)

 

 グレイフィアはぎゅっと拳を握りしめた。

 爪が掌に食い込む痛みだけが、僅かに正気を繋ぎ止める楔となる。

 例えこの身体がどれほど穢れようとも構わない。

 例え背徳に塗れようとも構わない。

 愛する夫と愛する家を守るためならば、

 この身などいくらでも差し出そう。

 

 ルネアス様もトダーの元で必死に戦ってくださっている。

 あの百戦錬磨の女狐が男に陵辱され、尊厳を破壊されながらも、

 グレモリー家のためにと泥水を啜っているのだ。

 

 ならば自分も、彼女と同じ道を行くだけだ。

 サーゼクス様のために、私はもっと汚れよう。

 もっと背徳に染まり、もっと快楽を貪り、

 そしていずれ来るべき日のための糧となろう。

 

 決意と共に吐いた息は、やはり熱く甘く、

 官能の余韻を孕んでいた。胸元に残る乳首の疼きも、

 子宮の奥に蟠る熱も、もはや否定しようのない現実なのだ。

 

 愛しいエルウィン。

 貴方はその罪と罰の上に生まれた命。

 貴方を守り育てることこそが、

 私がサーゼクス様にお示しできる唯一の忠義なのかもしれない。

 

 眠る我が子をそっと揺りかごに預け、

 グレイフィアはゆっくりと立ち上がった。

 乱れた服装を改めようともしない。

 彼女の心には今、鮮烈なまでに燃え盛る闇の焔が灯っていた。

 それはサーゼクスへの愛であり、グレモリー家への忠誠であり、

 そして牝としての肉欲を煮えたぎらせた煉獄の炎でもあった。

 彼女は歩き出す。冥界の嵐に向かい、

 もはや後戻りすることなど叶わぬ茨の道を。

 その貌はまだメスの蕩けた色香を残したままではあったが、

 眼光には鋼鉄の意志が宿っていた。

 グレイフィア・ルキフグス。銀髪の殲滅女王にしてグレモリーの忠臣。

 彼女の闘いはまだ始まったばかりなのだ。

 ◆◆◆

 

 

 実のところ、グレモリー家の存続は、もはや確定している。

 あの圧倒的超越者、アルシオン・バアルは、

 リアスとの間に極めて親密で良好な関係を築いていたからだ。

 たとえそれが、上級悪魔としての誇りを踏みにじり、

 逆バニー姿で失禁させられるような恥辱に満ちた支配であろうとも、

 リアスがシオンの掌中で飼い慣らされている以上、

 名門グレモリーの灯が消えることはない。

 

 では、サーゼクス・ルシファーはどうなのか。

 私の愛する夫、紅髪の魔王は生き延びられるのか。

 その答えこそが、グレイフィアを憔悴させ、狂気へと駆り立てる根源であった。

 

「サーゼクス様……」

 

 呟く声は、甘く、切なかった。

 禁欲的なメイド服の胸元は未だ乱れ、

 白磁のような肌には紅潮が引かず、母乳と汗の交じった粘液がてらてらと光を弾いている。

 授乳によって屹立した乳首は、布地の擦れだけで微細な痙攣を繰り返し、

 子宮の奥底では、あの男の精気を注がれた記憶が生々しい疼きとなって蘇る。

 

 淫紋は消えた。だが、感度は決して元に戻らなかった。

 あの貧弱な中年悪魔に開発され、幾度となく絶頂を刻み込まれた身体は、

 もはやサーゼクスだけのものではない。

 禁忌の仔を育むための母乳さえも、

 彼女を悶絶させる背徳の快楽の媒体に成り果てている。

 

 だが、構わない。

 愛する夫が生き延びられるのならば。

 

 グレイフィアは、白濁の滴りが垂れる乳房を自らの手で鷲掴みにし、

 強く揉みしだいた。乳肉が指の間から溢れ、淫猥な音を立てる。

「んっ……♡ あぁっ……♡」

 

 疼く子宮。潤む秘裂。

 身体の奥底から湧き上がる牝の欲情に、彼女は唇を噛み締め、涙を浮かべた。

 セラフォルーは正妻として、シオンの性奴隷に成り下がった。

 ルネアスはトダーの妻として、尊厳を蹂躙されながら体を差し出している。

 

 ならば、自分はどうするべきか。

 サーゼクスが魔王の座を追われ、

 権力の渦に飲み込まれて肉塊と成り果てるのを指を咥えて見ているのか? 

 いや、そんなことはさせない。

 

 サーゼクス様、貴方が生き延びる道はただ一つ。

 貴方が貴方であることをやめ、

 シオンの配下として完全に服従し、命乞いをすること。

 そのための切り札が、私なのです。

 

 グレイフィアは蕩けた瞳で虚空を見据えた。

 思考は背徳と忠義でねじれ、狂気の均衡を保っている。

 この身をシオンに差し出し、

 あの超越者の性欲処理の道具として奉仕すれば、

 シオンはサーゼクスの命を奪うまい。

 たとえそれが、セラフォルーやルネアスと同じ、

 あるいはそれ以上の恥辱に満ちた生であろうとも。

 

 身体が疼く。

 シオンに犯されることを想像しただけで、

 下腹部の奥が熱く滾り、秘裂から愛液がとめどなく溢れ出す。

 それは恐怖であると同時に、

 背徳の極みに達した牝の歓喜でもあった。

 

 ゴンドに調教されたこの身体は、

 雄の精気と暴力に飢えている。

 ならば、その淫らな性質をフルに利用しよう。

 サーゼクス様を守るための「肉壁」として、

 私はシオンの欲望を全て受け止めてみせる。

 

「はぁっ……♡ サーゼクス様……♡ 私は、貴方の……♡ 貴方の、牝ですわ……♡」

 

 自らの乳房を揉みしだきながら、

 禁断の快楽に咽び泣く痴態を晒す最強の女王。

 その脳裏には、愛する夫の無事を祈る純潔な愛と、

 他の雄に貪られることを渇望する汚らわしい欲情が、等しく燃え上がっていた。

 

 揺りかごの仔は、靜かに眠る。

 母の狂気と背徳の乳汁に育まれながら、

 グレモリーの血筋は、暗く歪んだ未来へと繋がれていく。

 果たしてサーゼクスは、妻が身を捧げた真実を知る由もないまま、

 その命を永らえることができるのだろうか。

 そしてグレイフィア自身は、

 この背徳の生に耐え抜き、心を壊されずにいられるのだろうか。

 答えの出ぬ問いが、冥界の闇に溶けていく。

 彼女はただ、疼く身体を抱きしめ、

 甘美な地獄の底へと沈んでいくしかなかった。

 ◆◆◆

 

「叔父さま……♡」

 

 王の執務室に、鈴を転がすような甘い声が響く。

 それは悪魔社会を統べる超越者、アルシオン・バアルの耳元で囁かれた。

 

「リアス、欲しいものが有るの……」

 

 紅髪の姫君は、漆黒の椅子に深々と凭れる叔父の肩に手を置き、

 上体を密着させるようにして擦り寄っていた。

 かつては高慢なまでに凛としていた勝ち気な青い瞳は、

 今はただ蕩けるように潤み、細められ、従順な光を宿している。

 グレモリー家の次期当主としての矜持は脱ぎ捨てた。

 逆バニーで失禁した恥辱も、今は遠い過去だ。

 

「言ってみろ、リアス」

 

 シオンの低い声が、部屋の空気を震わせる。

 その声には、絶対的な余裕と、獲物をいたぶるような嗜虐心が滲んでいた。

 許可を得た仔犬のように、リアスの表情がぱっと華やぐ。身を乗り出した拍子に、

 たわわに実った果実が重力に逆らうように、大きく揺れ動いた。

 

 まず目を奪うのは、その豊潤な膨らみだった。

 ただ大きいだけではない。張りと弾力に満ちた極上の質量が、

 重力に逆らうようにして形を保っている。

 シオンから見下ろすその光景は、まさに芸術品だ。

 深く刻まれた谷間の陰影は、見る者の劣情を容赦なく刺激する。

 汗ばんだ肌はてらてらと光り、薄い鎖骨のラインを伝って、

 爆乳のふくよかな頂へと視線が吸い寄せられていく。

 

「私ね……」

 

 リアスはシオンの首に腕を回し、さらに身を寄せた。

 豊かな乳房がシオンの胸板の上で押し潰され、

 柔らかく形を変える。布地の上からでも分かる、その弾力。

 むっちりと肉厚なのに、ウエストはきゅっと引き締まっている。

 そのコントラストが、かえって乳房の質量を強調し、

 男の目を惑わせるのだ。

 成熟しきった果実のような尻肉は、無意識なのか、

 それとも計算なのか、シオンの膝の上でゆっくりと円を描く。

 

「サーゼクスお兄様のこと、お願いね?」

 

 少し潤んだ瞳で、シオンを見上げる。

 サーゼクスの名を出した瞬間、シオンの瞳が一瞬だけ細められたが、

 彼女は怯まない。むしろ、その変化を感じ取って、嬉しそうに微笑みさえした。

 

「叔父さま♡ あなたの手で助けてあげてほしいの。もちろん、

 あなたに歯向かうことのないように、私がちゃんと尻尾を踏んでおくから……」

 

 そう言って、妖艶に笑う。

 その姿には、かつての高慢さは微塵もない。

 ただ従順に、しかししたたかに、

 己の色香を武器にして男に取り入る牝の計算高さがあった。

 漆黒のドレスから伸びる白く長い脚が、無防備に組み替えられる。

 むっちりとした大腿部の内側がちらりと覗き、

 禁断の果実へと誘うかのようだ。

 

「いいだろう」

 

 シオンの声には、熱がこもっていた。

 彼は、リアスの背後から手を伸ばし、その豊満な乳房を下から掴み上げる。

 ずしりとした重み。指の間から溢れ出るような極上の肉感。

 リアスは熱い吐息を漏らし、シオンの胸に頭を預ける。

 

「あっ……♡ ありがとう……♡ 叔父さま……♡」

 

 甘い声で囁きながら、リアスは全身をシオンに預けた。

 乳房の柔らかな弾力が、シオンの掌を押し返す。

 汗ばんだ肌からは、むせ返るような若さの香りと、

 濃厚なフェロモンが立ち上っている。その腋の下はうっすらと湿り、

 肉感的な腰から尻にかけてのラインは、無言の誘惑を発していた。

 

「本当に、私が望めばなんでもくれるのね?」

 

「お前が望むならな」

 シオンの掌中で、リアスの豊満な肉体は淫らに蠢く。

 彼女の指先が、シオンの胸をなぞる。

 権力と欲望が交錯するこの執務室で、

 もう一つの取引が靜かに成立した瞬間だった。

 

「しかし、本当にサーゼクスを説得できるのか?」

 

 シオンの声は冷たかった。まるで氷の刃で肌をなぞられるような、

 研ぎ澄まされた響きが執務室の空気を震わせる。

 膝の上で甘えるリアスの豊満な肉体を抱きしめながらも、

 その視線は遠く、冥界全体を見渡しているかのようだった。

 

「お前の兄上は、誇り高い男だ。それは俺もよく知っている。しかし……」

 

 言葉を区切り、シオンはリアスの紅い髪を撫でた。

 

「もし彼が私の配下になることを承諾しなければ、もう庇いきれない。

 お前の願いであっても、だ。私には大王派の長としての責任と面子がある」

 

 その言葉に、リアスは息を呑み、シオンの胸に顔を埋めた。

 彼女の豊潤な乳房が押し潰され、白い肌がてらてらと汗の光を反射する。

 シオンの掌は相変わらずその肉感的な膨らみを弄びながら、

 冷徹な現実を突きつけ続けた。

 

「サーゼクスが魔王ルシファーの座にしがみつくならば、遅かれ早かれ潰されるだろう。

 セラフォルーの様に上手くはやれまいよ。あれは正妻として、

 今はよくしてやっているが……もし彼女が最後まで抵抗を続けていたら、

 容赦なく処刑していた」

 

 その言葉に嘘はなかった。シオンは圧倒的な力を持つ超越者であり、

 暇つぶしに新興宗教まで創設してしまう気まぐれな暴君である。

 しかし同時に、大王派という巨大な派閥を率いる為政者として、

 非情な決断を下すことを決して躊躇わない男でもあった。

 

「リアス、お前は私の……特別な存在だ。だからこそ、

 お前の願いを叶えてやりたいと思う。だが、サーゼクス自身が私に膝を折らなければ、

 どうしようもない。それはお前も理解しているな?」

 

 リアスは無言で頷いた。彼女の青い瞳には涙が滲んでいたが、

 それは決して弱さからくるものではなかった。愛する兄を救うために、

 自分がどう動くべきかを必死に考えているのだ。

 

「わかっているわ、叔父さま」

 

 リアスは顔を上げ、シオンの頬に手を触れた。

 

「お兄様を説得してみせる。必ず……」

 

 そう言って立ち上がった彼女の肢体は、

 漆黒のドレスから零れ落ちそうなほど豊かで、蠱惑的な曲線を描いていた。

 引き締まったウエストと、むっちりとした臀部のコントラスト。

 そして何より、先ほどまでシオンが弄んでいた乳房は、

 布地の上からでも分かるほど硬く乳首を尖らせていた。

 

 

 

 

 リアス・グレモリ──―それは駒王学園の二大お姉様として

 謳われた学園一の美少女ではない。

 シオンという絶対者によって丹精込めて育てられ、

 彼好みに調教された「寵姫」であった。

 

「叔父さま……♡ 見て、こんなに乳首が……♡ ひくひくして、熱くって……♡

 全部、叔父さまのせいよ……?」

 

 執務室の天蓋付きの寝台の上。

 リアスはシオンの眼前で膝立ちになり、両手で自らの双丘を持ち上げてみせた。

 かつての勝ち気な青い瞳は、今はとろりと溶けた蜜のように、

 隷属する雄を見上げている。逆バニーでの屈辱を経て、

 彼女の身体は見違えるほど官能的に進化していた。

 

 まず目を引くのは、熟しきった果実のような圧倒的な乳房だった。

 重量感に満ちた二つの塊は、重力に逆らうように形を保ち、

 白磁のような肌の表面には青く細い血管が透けて見える。

 汗ばんだ谷間は湿り気を帯びて艶めかしく輝き、

 豊かな膨らみの頂点でいやらしく尖った乳首は、

 充血しきって小指の先ほどにまで肥大していた。

 

 その乳首はもはや、ただの性感帯ではない。

 シオンに夜ごと開発され、吸われ、歯を立てられた結果、

 性感が過剰に増幅されているのだ。少し指で弾かれるだけで、

 甘い痺れが子宮まで響き、簡単に達してしまう。

「叔父さまが悪いんだから……♡

 こんなに敏感にしちゃって……♡ 舐められるとすぐイッちゃいそう……♡」

 

 上目遣いで責めるような視線を向けるものの、

 その口元はうっとりと緩んでいる。

 漆黒のレース下着から溢れ出る爆乳は、

 正面から見るとプルンプルンと躍動し、

 目を離すとさらに扇情的だ。

 ウエストは細くくびれ、腹筋は薄っすらと割れてはいるが、

 それは痩せているのではなく、

 無駄な贅肉を削ぎ落とした上で、極上の肉感を残したものだ。

 

 そして後ろ姿──むっちりとした臀部の曲線は、

 まさに「熟した果実」のそれだった。

 脂肪をたっぷり蓄えた尻肉は、

 歩くたびに扇情的に揺れ動き、男の劣情を誘う。

 引き締まった太股から脹脛にかけてのラインは、

 適度な肉感を保ちつつも、すらりと長く伸びている。

 

「お兄様のこと……よろしくお願いね……?」

 

 そう耳元で甘く囁きながら、

 リアスは自慢の爆乳をシオンの腕に押し付ける。

 その柔らかな弾力は、シオンの理性を蕩かすには十分だった。

 彼女はよく理解しているのだ。

 この肢体こそが、サーゼクスを救うための最強の武器であると。

 

 

 

 グレモリー家の古城には、二つの異なる静寂が満ちていた。

 一つは、追い詰められた当主夫妻の部屋に横たわる、絶望的な沈黙。

 もう一つは、客室にて繰り広げられる、甘く背徳的な嬌声を孕んだ密やかな空気。

 

 廊下を歩くグレイフィア・ルキフグスの足取りは重い。

 禁欲的なメイド服の下、授乳によって熟れきった乳房は未だ熱を持ち、

 歩みを進めるたびに擦れる布地が開発された乳首を刺激し、

 子宮の奥に疼きを走らせる。サーゼクスを守るためならば、

 この身をシオンに差し出す覚悟は決まっている。

 だが同時に、その想像だけで身体が熱く滾り、愛液が溢れる自分が恐ろしい。

 あの貧弱な中年に刻まれた快楽の呪縛は、

 妻としての貞淑を根底から蝕み始めていた。

 

 一方、城の一画にあるシオンが勝手に使っている私室兼執務室では、

 全く別の論理が支配していた。

 

「んっ……♡ ふぁっ……♡ 叔父さま……♡」

 

 漆黒のレース下着一枚となったリアス・グレモリーが、

 椅子に深く腰掛けるアルシオン・バアルの足元に跪き、

 彼の足を恭しく、そして艶めかしく愛撫していた。

 

 彼女の豊潤な乳房は重力に従い垂れ下がりながらも豊かな張りを保ち、

 動くたびに熟れた果実のように重たかに揺れる。

 シオンの手によって丹精込めて耕され、躾けられたその肉体は、

 もはやイッセーだけのためのものではない。

 女体の汎ゆる性感帯はシオン好みに開発され、

 彼の手が触れずとも、その声や視線だけで疼き始めるようになっていた。

 

「イッセーは私の恋人……♡ 大好き……♡ でも……♡」

 

 口付けられた太ももの内側から太い血管を舐め上げながら、

 リアスは蕩けた瞳で絶対の支配者を見上げる。

 彼女の中に矛盾はなかった。イッセーへの純粋な愛情と、

 シオンへの隷属は「別腹」なのだ。

 心は永遠に兵藤一誠に寄り添いながらも、

 この肉体的な快楽と服従だけは、この超越者にのみ許されている。

 

「叔父さまのオモチャになるのも……♡ 好き……♡

 あぁっ……♡ 乳首触られると……♡ 腰が抜けちゃう……♡」

 

 シオンがつま先で潤んだ秘裂を弄ぶと、リアスは甘い悲鳴を上げて背筋を反らした。

 肥大化した乳首が硬く屹立し、疼きを訴えている。

 イッセーには見せたことのない、いやらしく歪んだ痴態。

 しかしそれはリアスにとって恥辱ではない。

 絶対者に傅き、その欲望を全て受け止めることこそが、

 今の自分に課せられた悦びであり、サーゼクスを救うための鍵でもあるのだから。

 

「もっと……♡ もっと叔父さまのお世話させて……♡

 お兄様を助けてもらうためなら……♡ 私は何でもするわ……♡」

 

 腰をくねらせながら自ら秘裂を擦り付け、

 牝犬のように懇願する次期当主。その表情には隷属の恍惚と、

 愛する兄を救いたいという切実な願いが同居していた。

 廊下ではグレイフィアが震える手でシオンの部屋の扉に触れ、

 内部ではリアスがシオンの剛直を迎え入れようとしていた。

 二人の女性は同じ屋根の下で、

 それぞれの方法で愛する者のために身を捧げようとしている。

 だがその道はどちらも、破滅と背徳に満ちた茨の道であった。

 愛と忠誠という名の呪いが、彼女たちを冥界の深淵へと誘い続ける。

 

 グレモリー家の古城にそぐわぬ、粘着質な水音が廊下へと漏れ出していた。

 グレイフィア・ルキフグスは、震える手でその扉を押し開ける。

 彼女が目にしたのは、あまりにも鮮烈で、あまりにも淫猥な光景であった。

 

「あぁっ♡ あっ♡ あっ♡ 叔父さまっ♡ おっきいっ♡ 子宮がっ♡ 壊れちゃうぅっ♡」

 

 漆黒のレース下着もろもろ剥ぎ取られ、白濁した汗と愛液にまみれたリアス・グレモリーが、

 天蓋付きの寝台の上で雄の欲望に貪られていた。

 かつては誇り高き姫君であった彼女の肢体は、今や牝犬のように四肢を突き、

 シオンの剛直を奥深くまで咥え込んで悦び喘いでいる。

 重力に従って大きく揺れ動く豊潤な乳房。その頂で肥大化した乳首は充血し、

 シオンの手によって摘まれ、ねじり上げられるたびに、リアスは甘い悲鳴を上げた。

 

「んっ♡ そこっ♡ だめっ♡ またイッちゃうっ♡ イッちゃうぅぅっ♡」

 

 開発された女体はもはや抵抗を知らない。秘裂からは泡立った蜜が溢れ出し、

 シオンの勇猛な肉槍を歓迎するかのように収縮を繰り返す。

 その無防備でいやらしくも美しい痴態に、グレイフィアは息を呑んだ。

 喉が渇く。子宮が疼く。かつてゴンドに刻まれた背徳の記憶が、

 目の前の光景と重なり合い、彼女の理性を灼き尽くしていく。

 

「入るなり、去るなりして扉を閉めてくれ。

 露出趣味はソコまで無い、わけでもないが、今はそんな気分じゃないんだ」

 

 シオンの冷ややかな声が響く。ピストンのリズムを緩めることなく、

 彼は侵入者を見下ろした。その声には、絶対的な支配者としての余裕と、

 獲物をいたぶるような嗜虐心が滲んでいた。

 

「……はい」

 

 グレイフィアは短く答え、意を決して部屋へと足を踏み入れた。

 そして、後ろ手に扉を閉めると、カチャリと鍵をかけた。

 その金属音は、彼女が自ら背徳の檻に入ったことを告げる鎖の音であった。

 

 サーゼクス様、許してください。

 愛するあなたを守るためならば、私はこの身を汚します。

 例えそれが、地獄への片道切符であろうとも。

 

 しかし、扉を閉めた瞬間に彼女の顔に浮かんだ表情は、決意だけではなかった。

 上気した頬。潤んだ瞳。半開きになった唇から漏れる熱い吐息。

 それは明らかに、「発情したメスの貌」であった。

 

 あの貧弱な中年に開発された身体は、

 すでに快楽なしでは生きていけない壊れた肉壺と化しているのだ。

 シオンとリアスの交わりから漂うムッとしたフェロモンの匂いは、

 彼女の嗅覚を刺激し、子宮の奥底で燻ぶる淫らな疼きを爆発させた。

 

「あっ……♡ あぁっ……♡ 叔父さまっ♡ もっと♡ もっと奥までっ♡」

 

 リアスの歓喜の声が脳裏に響く。自分もあのように貫かれたい。

 あのように欲望のままに蹂躙されたい。

 サーゼクスへの愛と忠誠心とは裏腹に、彼女の身体は雄を求めて震えていた。

 

 グレイフィアは鍵をかけた手を胸元へとやり、

 禁欲的なメイド服のボタンを外し始めた。

 自らその豊潤な肉体を晒し出し、支配者への服従を示すために。

 彼女の瞳にはもう、銀髪の殲滅女王としての誇りはない。

 ただ、快楽に飢えた一匹の牝としての渇望だけが燃え上がっていた。

 愛する夫のためという大義名分。

 しかしそれは、自身の淫欲を正当化するための言い訳に過ぎないのかもしれない。

 そう自嘲しながらも、グレイフィアはメイド服を脱ぎ捨て、

 寝台へと近づいていく。彼女の心には、サーゼクスへの愛と背徳の快楽が

 永遠に消えぬ染みとして深く刻み込まれていたのである。

 

 禁欲的なメイド服が床に滑り落ち、

 白磁のような肌が仄かな明かりの下で露わになる。

 グレイフィア・ルキフグスはもはや、

 サーゼクスの忠実なる妻でも、冷徹な銀髪の殲滅女王でもなかった。

 ただ、子宮の奥底で燻ぶる淫らな疼きに突き動かされる、

 一匹の発情した牝に過ぎない。

 

 彼女は四肢を床に這いつくばうようにして寝台へと近づいた。

 その姿は、主人の足に縋う犬のようでありながら、

 背徳の蜜に濡れた艶めかしさを放っていた。

 揺れる豊潤な乳房、汗ばんだ肌から立ち上るフェロモンの香り。

 かつてゴンドに刻まれた淫紋の記憶が皮膚の下で脈打ち、

 彼女を狂おしいほどの肉欲へと駆り立てる。

 

「あっ♡ あぁっ♡ 叔父さまっ♡ おぉっ♡」

 

 リアスの歓喜に満ちた嬌声が耳を打つ。

 漆黒のレース下着を引き裂かれ、白濁した汗と愛液にまみれた肢体が、

 シオンの剛直を深々と咥え込んで悦び喘いでいる。

 その結合部からは、むせ返るような雌の匂いが漂い、

 グレイフィアの脳髄を直接揺さぶった。

 

「はぁ……♡ はぁ……♡ サーゼクス様……♡ 私は……♡」

 

 愛する夫の名を呼びながらも、彼女の視線は釘付けになっていた。

 極太の巨根がリアスの秘裂を割り開き、

 肉厚的な襞を押し広げて出入りする様に。

 その淫猥で魅惑的な光景に、彼女の喉が渇き震えた。

 

 グレイフィアは躊躇なく顔を寄せた。

 シオンの太腿の間に割り込み、

 結合部に吸い付くようにして舌を這わせる。

 

「んっ……♡ ちゅぱっ……♡ れろっ……♡」

 

 まずはシオンの肉槍の根元から。

 張り詰めた血管が浮き出る獰猛な男根を、

 ねっとりと舐め上げる。汗と愛液が混ざり合った粘ついた味が、

 彼女の味覚を犯し、背徳の快楽を昂ぶらせる。

 舌先が亀頭の裏側を掠めると、シオンの腰がピクリと跳ねた。

 

「んくっ……♡ おぉっ……♡」

 

 そして、リアスの膣口。

 極太の巨根によって押し広げられ、

 赤く充血してひくつく敏感な襞。

 グレイフィアは躊躇なくそこに唇を寄せ、肉厚な唇で啄んだ。

 

「ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ れろぉっ♡」

 

 リアスがビクンと仰け反り、甘い悲鳴を上げる。

「あぁんっ♡ そこっ♡ お義姉さまっ♡ 変になっちゃうっ♡」

 秘裂と男根を同時に愛撫される背徳的な快楽に、

 リアスの嬌声は一段と高くなった。

 グレイフィアは構わず、舌先をリアスの膣口とシオンの男根の隙間に差し込む。

 粘つく愛液と先走りの混ざり合った蜜が口内に溢れ、

 彼女はそれをゴクリと嚥下した。

 

「んぐっ……♡ おぉっ……♡ 美味しい……♡」

 

 サーゼクス様。私は貴方を守るためならば、何でもします。

 この淫らな行為も、他種族の雄に貪られることも。

 しかし……この身体は、もう快楽なしでは生きていけない。

 あの男に開発された身体は、雄の精気と暴力に飢えているのだ。

 

「あっ♡ お義姉さまっ♡ 舌がっ♡ 入ってくるぅっ♡」

「んちゅっ♡ ちゅぱっ♡ レロレロレロッ♡」

 

 グレイフィアは夢中で舐め続けた。

 リアスの襞をしゃぶりながらシオンの男根を刺激し、溢れ出す蜜を啜り取る。

 その貌にはもはや理性のかけらもない。

 ただただ肉欲に塗れた牝の貌があった。

 

 

「あぁっ♡ 叔父さまっ♡ おくっ♡ おくにあたるぅっ♡」

 

 騎乗位でシオンに跨ったリアス・グレモリーは、

 自ら腰を振りながら甘い嬌声を張り上げていた。

 艶めかしい朱髪を振り乱し、白濁した汗が飛び散る。

 その躍動する豊潤な乳房は、重力と慣性に従い、激しく上下左右に弾み跳ねていた。

 たわわに実った果実のような二つの塊は、揺れるたびに重たかな波紋を描き、

 白磁のような肌の表面には青白い血管が浮き出るほど張り詰めている。

 

 グレイフィア・ルキフグスの視線は、その暴れる極上の肉塊に釘付けになっていた。

 彼女は寝台の上に身を乗り出し、両手でその豊潤な双丘を捉えた。

 

「んっ……♡ あぁっ……♡」

 

 ずしりとした重み。指の間から溢れ出すような極上の肉感。

 グレイフィアは躊躇なくその乳房を揉みしだいた。

 揉み、捏ね、捻る。かつてサーゼクスへの忠誠を胸に刻んだその手で、

 今は愛する夫の妹の肉を貪り尽くす。

 

「お義姉さまっ♡ そこっ♡ 揉まないでぇっ♡ 乳首っ♡ 乳首変になっちゃうっ♡」

 

 リアスが抗議の声を上げるが、その響きには羞恥と快感が混ざり合っている。

 グレイフィアは構わず、充血して肥大化した乳首を指先で摘まみ上げ、

 ねじり上げた。親指と人差し指で挟み込み、前後左右に揺さぶるたびに、

 リアスはビクンと背筋を反らし、シオンの剛直を締め上げる。

 

「んくっ♡ ちゅぱっ♡」

 

 グレイフィアは夢中で唇を寄せ、その尖った頂を口腔内に吸い込んだ。

 舌先で乳輪をなぞりながら、乳首を歯で軽く弾く。

 ゴンドに開発された自身の乳房が敏感であることを知っているからこそ、

 どこをどう責めれば最も声が上がるかを知悉していた。

 

「ひゃぁんっ♡ ダメぇっ♡ 吸わないでぇっ♡ イッちゃうっ♡ またイッちゃうぅっ♡」

 

 シオンの肉槍によって子宮を突き上げられながら、

 敏感な乳房を義姉に貪られる二重の快楽。

 リアスはもはや抵抗することさえ忘れ、ただ快楽の波に翻弄されるのみであった。

 

(サーゼクス様……♡ 私は……♡ 貴方のために……♡)

 

 グレイフィアは心の中で愛する夫の名を呼び続ける。

 これはサーゼクス様を守るため。

 この超越者の歓心を買い、彼の命を永らえさせるため。

 そう言い聞かせながらも、彼女の貌には隠しきれない牝の恍惚が浮かんでいた。

 開発された身体は、他者の肉を貪ることさえも快楽へと変換する。

 淫紋の残滓が子宮の奥で疼き、「もっと」「もっと」と飢えた狼のように唸る。

 

(あぁ……♡ 美味しい……♡ リアス様の……♡ おっぱい……♡ 美味しいですわ……♡)

 

 舌で転がし、吸い上げるたびに溢れ出す甘い母乳の味。

 それが彼女の理性をさらに削ぎ落としていく。

 指が食い込むほど強く乳房を鷲掴みにし、形を変えながら捏ね回す。

 その執拗で容赦ない愛撫は、もはや忠誠心などという高尚なものからは程遠く、

 純粋な肉欲の発露であった。

 

「あっ♡ あぁっ♡ お義姉さまっ♡ そんなに強くっ♡ 壊れちゃうぅっ♡」

「んちゅっ♡ ちゅぱっ♡ れろぉっ♡」

 

 口いっぱいに含んだ乳肉を堪能しながら、グレイフィアは上目遣いでシオンを見上げた。

 絶対者の視線と交わる。その瞳には嗜虐心と支配欲が湛えられていた。

 彼女は自らの舌技と手技をさらに激しくし、リアスを绝頂へと追い込んでいく。

 それは主君への献身でありながら、同時に自身の背徳の快楽でもあった。

 愛する夫のためという大義名分。

 しかしそれは、自身の淫欲を正当化するための言い訳に過ぎないのかもしれない。

 そう自嘲しながらも、グレイフィアはリアスの乳房に顔を埋め続けた。

 彼女の心には、サーゼクスへの愛と背徳の快楽が

 永遠に消えぬ染みとして深く刻み込まれていたのである。

 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「あっ♡ あぁっ♡ もうっ♡ 無理っ♡ 壊れちゃうぅぅっ♡♡♡」

 

 騎乗位でシオンに跨るリアス・グレモリーは、もはや自ら腰を振ることさえ忘れ、

 ただ雄の暴力に翻弄されるのみとなっていた。

 シオンの容赦ないピストンが子宮を突き上げ、

 同時にグレイフィアの貪欲な唇と舌が乳房を貪り尽くす。

 逃げ場のない二重の快楽地獄に、彼女の理性は粉々に砕け散った。

 

「んちゅっ♡ ちゅぱっ♡ おっぱい♡ 美味しいですわ♡ リアス様♡」

 

 グレイフィアは夢中で乳房に吸い付きながら、肥大化した乳首を歯で軽く弾いた。

 それが決定打となった。

 リアスは白目を剥きかけ、口からだらしなく涎を垂らしながら、

 全身をガクガクと痙攣させた。

 

「いっ♡ イグっ♡ イグイグっ♡ イッちゃうぅぅっ♡♡♡」

 

 限界を超えた絶頂の波が彼女を飲み込み、意識を白濁させた。

 ズルリとシオンの剛直が抜かれると同時に、

 リアスは崩れ落ちるように横たわった。

 瞳の焦点は合わず、だらしなく開いた口からは呼吸するのも忘れたかのように

 甘い吐息が漏れ続けている。

 汗と愛液にまみれ、無数の歯形と吸い痕がついた豊満な肉体は、

 凄惨なまでの痴態を晒していた。

 

 だが、絶頂を迎えたリアスを尻目に、

 主役である男の欲望はまだ収まっていなかった。

 シオンの股間で猛る極太の巨根は、

 未だ鎌首をもたげ、次の獲物を求めて脈打っている。

 

 グレイフィアはうつ伏せになり、その獰猛な男根に這うように近づいた。

 愛する夫サーゼクスのため。この方の歓心を買い、

 彼の命を永らえさせるためならば、私は何でもする。

 

「サーゼクス様……♡」

 

 心の中で愛しい主君の名を呼びながら、彼女は震える手で巨根の根元を掴んだ。

 ズシリとした重み。血管が浮き出るほど張り詰めた硬度。

 粘膜からは生臭い先走りが溢れ出し、鼻腔をくすぐる。

 

 彼女は恭しく唇を寄せ、亀頭に口づけをした。

 

「んっ……♡」

 

 それは夫への貞淑な口づけではなく、

 絶対者へ服従を誓う忠誠のキスであった。

 いや、それ以上かもしれない。

 淫紋の残滓が子宮の奥底で歓喜の声を上げている。

 この雄に犯されたい。この雄に種付けされたい。

 そう叫ぶ牝の本能が、彼女を突き動かしていた。

 

 舌先で裏筋を舐め上げるたびに、シオンの腰がピクリと動く。

 その反応がたまらなく嬉しい。

 サーゼクス様。私は貴方のためならば、この身を汚します。

 例えそれが、地獄への片道切符であろうとも。

 

「んちゅっ♡ おぉっ……♡ 美味しい……♡」

 グレイフィアは蕩けた瞳でシオンを見上げながら、

 夢中でその巨根に舌を這わせた。

 シオンの肉槍を喉奥まで咥え込み、背徳の蜜に溺れていく

 

「んっ……♡ ふぅっ……♡ おぉっ……♡」

 

 気絶したリアスの華奢な躯が寝台の端で小さく震える傍らで、

 グレイフィア・ルキフグスはシオンの猛り狂う剛直に向き合っていた。

 膝立ちになり、自らの豊潤な双丘でその獰猛な男根を挟み込む。

 ずしりとした重量感が両脇から押し寄せ、熱が乳肉を伝って全身に浸透していく。

 禁忌の仔に与えた母乳と同じ白濁が、

 今は雄の欲望を鎮めるための潤滑油として機能していた。

 

「サーゼクス……♡ ごめんなさい……♡」

 

 愛する夫の名を呪文のように唱えながらも、

 グレイフィアの貌にはもはや悲壮な決意は浮かんでいなかった。

 

 彼女はゆっくりと、しかし確信を持って乳房を上下させ始めた。

 パイフェラ。乳房による奉仕。

 かつて銀髪の殲滅女王として敵を殲滅したその双手は、

 今は雄の快楽を搾り取るためだけに蠢いている。

 豊満な乳房が剛直を包み込み、揉みしだくたびに、

 乳首が擦れ合い、甘い痺れが背筋を駆け上がる。

 

「んくっ……♡ ちゅぱっ……♡ おっぱいが……♡ 熱いです……♡」

 

 ゴンドに開発された身体は、もはや正常な反応を取り戻せない。

 授乳で昂ぶった乳腺は敏感すぎるほど敏感であり、

 シオンの剛直という異物が擦れる感触さえも快感へと変換される。

 白濁した母乳と先走りが混ざり合い、粘つく水音が室内に響き渡る。

 その淫猥な音律が、彼女の耳を犯し、理性を溶かしていく。

 

 パイフェラへの没頭。

 そこには二つの倒錯した悦びがあった。

 一つは、サーゼクスを守るためという大義名分。

 この超越者の歓心を買い、愛する夫の命を永らえさせるためならば、

 この身を犠牲にすることなど厭わないという崇高な自己犠牲。

 だがもう一つは、その建前を利用して自らの淫欲を満たすという背徳の快楽。

 

 あぁ、なんて嘘つきなんでしょう。

 サーゼクス様のためと言い聞かせながら、

 私はこの行為に悦びを見出している。

 浮気相手の雄に乳を揉まれ、その欲望を全て受け止めること。

 それが私をこんなにも昂ぶらせているなんて。

 

 グレイフィアは胸の谷間に顔を寄せ、

 舌先で亀頭と乳房が擦れ合う境界線を舐め上げた。

 生臭い雄の匂いと甘い母乳の香りが混ざり合い、鼻孔をくすぐる。

 その背徳的な匂いは彼女の子宮を直接刺激し、

 下腹部の奥底で燻ぶる疼きを爆発させた。

 

「んっ……♡ あぁっ……♡ おっぱい♡ 気持ちいいです……♡

 シオンさまのおちんぽ♡ スゴイぃ……♡」

 

 乳房を激しく上下させながら、グレイフィアは恍惚と呟いた。

 もはや彼女の中で「忠誠」と「肉欲」の境界線は曖昧になりつつあった。

 サーゼクスへの愛は本物だ。しかし同時に、この背徳の快楽もまた本物なのだ。

 二つの相反する感情がせめぎ合いながらも、

 奇妙な共存関係を築いていく。

 

 母性と性的奉仕の融合。

 かつて我が子に与えた命の糧が、

 今は雄の欲望を満たすための道具となっているという事実。

 その倒錯した状況こそが、彼女をさらなる深淵へと突き落としていた。

 

「イキます♡ 私っ♡ おっぱいでっ♡ イキますぅぅっ♡♡」

 

 乳房を激しく揺さぶりながら、グレイフィアは絶頂を迎えた。

 子宮が痙攣し、何もない虚空を締め付ける。

 同時に乳房から大量の母乳が噴き出し、シオンの剛直と彼女自身の顔を汚していく。

 白濁した液にまみれた蕩けた貌は、

 かつて冷酷な女王と呼ばれた面影など微塵も残していなかった。

 

 グレモリー家の古城には、背徳と快楽の匂いが充満していた。

 愛する夫のためという鎧を身に纏いながらも、

 その下では牝としての本能が疼き続けている。

 グレイフィアはまだ終わらぬ雄の欲望に奉仕しながら、

 自らが深みへと沈んでいくことを甘んじて受け入れていた。

 ◆◆◆

 

「んっ……♡ ぬぅっ……♡ おぉっ……♡」

 

 白濁した粘液が、てらてらと光を反射しながら

 グレイフィア・ルキフグスの豊潤な双丘を伝い落ちていく。

 それは彼女が愛する禁忌の仔に与えたはずの母乳であり、

 同時にこの絶対者の欲望を鎮めるための潤滑油でもあった。

 パイフェラ。乳房による奉仕。

 かつて銀髪の殲滅女王として敵を殲滅したその双手は、

 今はただ雄の快楽を搾り取るためだけに蠢いていた。

 

 シオンの剛直は、彼女の豊満な乳肉によって完全に包み込まれている。

 その感触は、例えようもなく淫らであった。ずしりとした重量感を持つ極上の肉塊が、

 左右から押し寄せ、熱を帯びた血管の脈動を直接乳肉へと伝えてくる。

 汗ばんだ肌と母乳の滑りにより、摩擦は甘い抵抗へと変わり、

 背徳的な水音が室内に響き渡る。

 

「あぁっ……♡ 熱い……♡ おっぱいが……♡ 灼けるぅ……♡」

 

 ゴンドに開発された身体は、もはや正常な反応を取り戻せない。

 授乳で昂ぶった乳腺は敏感すぎるほど敏感であり、

 シオンの剛直という異物が擦れる感触さえも快感へと変換される。

 乳房を上下させるたびに、肥大化した乳首同士が擦れ合い、

 電流のような痺れが背筋を駆け上がる。白濁した母乳と先走りが混ざり合い、

 粘つく液が糸を引きながら彼女の顔や胸元を汚していく。

 

 その光景は、母性と性的奉仕が倒錯した融合を遂げた地獄絵図であった。

 

(サーゼクス、アナタ……♡ もう無理♡)

 

 心の中で愛しい主君の名を呼びながらも、

 グレイフィアは乳房を激しく上下させた。谷間に生じる圧力が剛直を締め付け、

 搾り上げる。そのたびにシオンから漏れる低い唸り声が、彼女の耳を犯し、

 子宮の奥底で燻ぶる疼きを爆発させた。

 

「くっ……!」

 

 シオンの低い唸り声と共に、彼の腰がビクンと跳ねた。

 その瞬間、グレイフィアの豊潤な乳肉に挟み込まれた獰猛な剛直が、

 限界を超えた脈動を始める。

 

「あっ♡ きたっ♡ 来ますっ♡ シオンさまのっ♡ お精気がっ♡」

 

 ドクッドクッという血管の鼓動が、敏感な乳肉を通して彼女の子宮にまで響き渡る。

 次の瞬間、爆発が起きた。

 

 ビュルルルルルルッ!! 

 

 まるで火山の噴火のように、白濁した粘液が勢いよく噴き出した。

 あまりにも濃厚で、あまりにも大量の精液が、

 グレイフィアの美貌を直撃する。

 

「んぐっ♡ おぉっ♡ 熱いっ♡ 顔がっ♡ お顔が汚されてっ♡」

 

 ドロリとした液体が彼女の額から鼻梁を伝い、

 閉じた瞼を白く染め上げていく。

 銀糸のような美しい髪にも絡みつき、

 パールのようにてらてらと光る粘液が首筋へと垂れ落ちた。

 

「んっ……♡ くぅっ……♡ 匂いがっ♡ すごい……♡」

 

 鼻腔をくすぐる、生臭くも濃厚な雄の匂い。

 それはサーゼクスとは全く異なる、

 圧倒的な支配者の匂いであった。

 その匂いを吸い込んだ途端、グレイフィアの中で何かが弾けた。

 

「あぁっ♡ イクっ♡ 私っ♡ イッちゃうぅっ♡ 精液の匂いでっ♡ イッちゃうぅぅっ♡♡」

 

 子宮がけいれんし、何もない虚空を激しく締め付ける。

 同時に乳房からも母乳が噴き出し、

 シオンの精液と混ざり合いながら、彼女の全身を白濁の泥沼へと沈めていく。

 

 ビュッ! ビュルッ! 

 

 まだ射精は続いていた。

 溢れ出す精液は彼女の豊満な乳房をも白く塗りたくり、

 肥大化した乳首を隠すほどの分量が蓄積されていく。

 それはまるで、彼女がこの男に所有されたという

 不可逆的な烙印のように思えた。

 

「サーゼクス様……♡ 許して……♡ でも……♡ 嬉しい……♡

 あぁっ♡ 嬉しいですわ……♡」

 

 愛する夫への背徳的な裏切り。

 しかしその事実さえも、今の彼女には甘美な悦びでしかなかった。

 この雄に汚されること。

 この雄に所有されること。

 それが愛する夫を守るための唯一の道であり、

 同時に壊れた肉壺としての本能を満たす行為でもあるのだから。

 

 射精が終わり、シオンの剛直がゆっくりと力を失っていく。

 しかしグレイフィアはまだ、精液と母乳にまみれた顔を上げようとはしなかった。

 彼女は恍惚とした表情で、白濁に染まった乳房を両手で押し上げ、

 その頂に溜まった精液を舌で啜り取った。

 

「んちゅっ♡ ちゅぱっ♡ おぉっ……♡ 美味しい……♡」

 

 背徳の味が口内に広がる。

 冷徹な女王の仮面は、もはや剥がれ落ちていた。

 あるのはただ、雄に傅き、その欲望を全て受け止める牝としての恍惚だけ。

 

(サーゼクス様……♡ 私は貴方のお役に立ったのですわね……?)

 

 心の中で問いかけるが、答えは返らない。

 ただ、白濁にまみれた彼女の貌に浮かぶのは、

 狂気と快楽が入り混じった歪んだ微笑みだけだった。

 

 グレモリー家の古城には、静寂が戻った。

 しかし、その空気には背徳と欲望の匂いが永遠に残り続けることだろう。

 愛と忠誠という名の呪いが彼女を縛り付け、

 決して逃れられない地獄へと誘い続けるのだ。

 ◆◆◆

 

「んっ……♡ お願いします……♡ シオンさま……♡ 私を……♡ 私をお使いください……♡」

 

 グレイフィアは自ら寝台に上がり、四つん這いになった。

 白濁の精液と母乳にまみれた豊潤な乳房が重力に従い垂れ下がり、

 成熟した果実のように揺れ動く。その背後からシオンが近づく気配に、

 彼女の背筋が期待と恐怖で震えた。

 

 愛する夫サーゼクスを守るため。

 そのためならばこの身を差し出すと決意したはずだった。

 しかし今、現実として迫り来る雄の気配に、彼女の子宮は歓喜に疼き、

 秘裂はすでに濃厚な蜜を滴らせていた。

 

 ゴンドの開発による淫紋の残滓が、皮膚の下で脈打ち、

 熱を帯びた魔力が全身を駆け巡る。理性はすでに限界だった。

 

 ズズズッ……

 

 獰猛な亀頭が、濡れそぼった秘裂を割り開き、

 ゆっくりと押し込まれていく。その太さ、硬度、そして熱量。

 サーゼクスとは全く異なる圧倒的な「雄」の具現が、彼女の中に侵入してくる。

 

「あぐっ♡ ぁぁぁぁっ♡♡♡」

 

 挿れられた瞬間、彼女は直感した。

 コレはダメだ。

 コレに穢されたら、もう人間には戻れない。

 愛する夫への貞淑な妻でも、

 冷徹な銀髪の女王でもない。

 ただのメスとして、この男の性奴隷に成り下がってしまう。

 

 膣内の襞が剛直に吸い付き、深く深く侵入してくる異物を歓迎してしまう。

 子宮口をこじ開けられる快感に、脳髄が蕩け、

 禁止された薬物に依存するかのような桃源郥へと誘われる。

 

「あっ♡ あぁっ♡ ダメっ♡ ダメですっ♡ 変になっちゃうっ♡

 サーゼクスさまぁっ♡ 愛してるのにっ♡ 貴方だけなのにっ♡

 でもっ♡ おちんぽ♡ 気持ちいいぃぃっ♡♡」

 

 ピストン運動が開始される。

 激しく、容赦なく、子宮を突き上げる暴力。

 それはヒト妻とか、母親とか、関係なく女性の尊厳を穢し、

 メスに貶める最悪のチンポだった。

 

 膣壁が肉槍の形を教え込まれ、快感に耐えきれず無意識に締め付ける。

 グレイフィアはだらしなく口を開け、舌を垂らしながら痴態を晒す。

 

「おっ♡ おっ♡ おぐっ♡ おぉっ♡♡」

 

 腰を掴まれ、前後に激しく揺さぶられるたびに、

 豊潤な乳房が波打ち、乳首が擦れる刺激が理性を削ぎ落としていく。

 母性と性的奉仕の倒錯した融合。

 かつて我が子に与えたはずの母乳が、

 今は雄の欲望を鎮める潤滑油として消費されていく。

 

「あぁっ♡ イクっ♡ イキますっ♡

 おチンぽでっ♡ イカされちゃうぅぅっ♡♡」

 背徳の絶頂が彼女を襲う。

 子宮が痙攣し、愛液が噴出する。

 数多の敵を殲滅してきた女王は、今ただ一匹の牝として、

 目の前の雄に完全に屈服していた。

 

「あ゛っ♡ あ゛っ♡ お゛っ♡ お゛おぉっ♡♡」

 

 シオンの剛直が、グレイフィアの秘裂を無慈悲に押し広げていく。

 その太さ、硬度、そして焼きごてのように熱い脈動。

 挿れられた瞬間に悟った。もう無理だと。

 愛する夫サーゼクスへの貞淑も、母としての矜持も、

 そして何より、自分が「オンナ」であるという尊厳さえも、

 この異形の肉槍は根底から破壊し、ただの「メス」へと貶めようとしている。

 

 ズブズブッと音を立ててねじ込まれるたびに、

 敏感すぎるほどに開発された膣襞が、逃げ場を失ってその形状に迎合していく。

 浮き出た血管が膣壁を削り掻き取り、

 亀頭のカリが敏感なヒダを引っ掛けて引っ掻き回すたびに、

 背徳の電流が脳髄を直接焼き焦がした。

 

「ひぐっ♡ そこっ♡ ダメぇっ♡ 削れちゃうっ♡ お腹の中っ♡ 削り取られてるぅっ♡♡」

 

 ゴンドによって淫紋を刻まれ、肥大化させられた性感帯は、

 もはや通常の性的接触では満たされない飢えた狼と化している。

 シオンのチンポのカタチに合わせて蠢く膣肉は、

 まるで独立した生き物のように彼に吸い付き、締め付け、搾り取ろうと蠢いている。

 サーゼクスを守るため。その大義名分が、彼女をこの屈辱的な行為に留めさせている。

 だが同時に、その建前を盾にして自らの淫欲を満たしているという倒錯した事実が、

 彼女をさらなる深淵へと突き落としていた。

 

(サーゼクス様……♡ 私は……♡ 私は貴方の……♡)

 

 心の中で愛しい主君の名を呼ぼうとする。

 だがその思考さえも、激しいピストン運動によって粉砕されていく。

 子宮口を小突かれるたびに、脳裏にフラッシュバックするのは、

 あの貧弱な中年に種付けされた記憶。そして今、

 この圧倒的な雄に貫かれている現実の快楽のみが、

 彼女の世界を白濁に染め上げていく。

 

「あぁっ♡ 痺れるっ♡ お腹の中っ♡ 痺れて溶けるぅっ♡

 サーゼクス様のお顔がっ♡ 思い出せないぃっ♡

 おチンポ♡ おチンポ気持ちいいぃぃっ♡♡」

 

 太い肉槍が出し入れされるたびに、愛液が泡立ち、

 卑猥な水音が部屋中に響き渡る。

 膣壁はシオンの形を完璧に覚え込み、

 二度と他の雄では満足できないほどに造り変えられていく。

 それは肉体的な改変でありながら、同時に精神的な去勢でもあった。

 妻としての自分を殺し、ただ快楽に従順なメスとして生きるための儀式。

 

「んっ♡ くぅっ♡ イクっ♡ イクイクッ♡

 こんなんでっ♡ イッちゃうぅぅっ♡ メスにっ♡ メスになっちゃうぅぅっ♡♡」

 

 限界を超えた快感の奔流が、彼女を飲み込む。

 子宮が痙攣し、シオンの剛直を歓喜して締め上げる。

 もはやサーゼクスへの愛は、快楽の泥沼の中で霞み、

 ただこの雄に支配されたいという本能だけが、彼女を支配していた。

 

 愛する夫を救うためという鎧は剥がれ落ち、

 その下には淫らに喘ぐただの牝がいた。

 グレイフィアは自ら腰を振り、シオンの肉槍を奥深くへと迎え入れる。

 脳に刻み込まれるメスの快楽。

 それは彼女にとって永遠に消えぬ呪いであり、

 同時に逃れられない甘美な地獄への招待状でもあった。

 ◆◆◆

 

 愛する夫の名を呼ぶ声は、もはや嬌声と見分けがつかなくなっていた。

 

 シオンの剛直に貫かれながら、グレイフィアは何度も絶頂に達していた。

 そのたびに脳裏をよぎるのは、サーゼクスの優しい微笑み。

 しかし今、その面影は白濁に塗れ、原初の快楽の泥沼へと沈みつつある。

 

「サーゼクス、様っ……! 私、はっ……! あああっ♡」

 

 グレイフィアの視界が白く弾ける。シオンの腰の動きが早くなり、

 膣壁を擦り上げる亀頭が子宮口をこじ開けるたびに、

 脳髄を焼き尽くすようなメスの快楽が走る。先ほどまでの建前も、

 母としての誇りも、妻としての貞淑も、この男のチンポの前では無意味だった。

 

「おっ♡ おっ♡ すごっ♡ 子宮とられてるっ♡ ああっ……!」

 

 グレモリーの女として、初代ルネアスのように

 性奴隷となる屈辱にも耐えられると思っていた。魔王の正妻として、

 他の雄に体を差し出す恥辱に耐え、

 夫の命を永らえさせることができると思っていた。だが、違った。

 

 これは快楽による暴力だ。

 性欲処理の道具として、根本から女を破壊するための悪魔の所業。

 膣内のヒダを削り落とし、子宮をチンポの形に造り変え、脳に直接メスの喜びを刻み込む。

 

「やめっ……♡ ちが……♡ 私が、本当に愛してるのは……! んぁあっ♡」

 

 脳裏に浮かぶのは夫と息子の顔。しかし今、その記憶さえも

 快楽という名の白濁液で上書きされていく。記憶の中の夫は微笑むのをやめ、

 代わりにシオンが嗤っている。息子の無垢な瞳は、

 彼女がこの男に母乳を捧げ奉仕する痴態を見つめているかのようだった。

 

「ごめん、なさ……♡ サーゼクスさま……♡ 

 も、むり……♡ チンポ……♡ チンポケースにされるぅ……♡」

 

 膣肉がシオンの形に馴染み、搾り取るように収縮する。

 これは生理的な反応を超えた、淫紋による精神的な屈服の証だった。

 自らの意思で動き始めた腰はもはや止まらない。

 子宮がシオンの精を欲しがり、悦んでシオンのチンポを咥え込んでいる。

 

「イク……♡ イキます……♡ 浮気おチンポで……♡

 メスイキしてしまいましゅ……! んぁあ゛っ♡♡」

 

 背徳と快楽の狹間で、グレイフィアの意識が混濁する。

 最後の一線として保っていた「サーゼクスの妻」という尊厳が、

 シオンの射精によって白濁に溶けていく。

 

「あ゛っ……! 熱いの……! 出てる……♡ 子宮に、出されてるぅ……♡!」

 

 子宮内に注がれる灼熱の精液。ドクドクと脈打つ剛直が、

 自らの形を膣内に刻みつけるように震える。その瞬間、

 グレイフィアの口からは夫の名前ではなく、絶頂の咆哮が漏れた。

 

「んお゛お゛お゛っ♡♡♡!! あ゛あ゛あ゛っ♡♡!! 

 もうダメっ……♡ 子宮が、しあわせで……! しあわせで、壊されひゃうっ♡♡!!」

 

 妻として母としてのグレイフィアの断末魔が響き渡る。

 彼女はもう二度と、誇り高き銀髪の女王には戻れない。戻る必要もない。

 なぜなら、夫の命を救うという大義名分は、もはやただの抜け殻だったからだ。

 

「……サーゼクス。私は……貴方の役に立てたのでしょうか……?」

 

 快楽の海に沈みながら呟いたその声は、返事を待つことなく、

 むせ返るような雌の匂いと共に、虚しく消えていった。

 

 

更新希望の原作

  • 魔弾の王
  • 落第騎士
  • ハイスクールD×D
  • 月姫
  • モブせか
  • マジエク
  • のんびり農家
  • 新妹魔王
  • 八男
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