ダークエロよろず短編集 作:カード読み込み
東欧の大地は、血と泥と、そして女の嬌声で敷き詰められている。
解放の季節。その名が示すのは、麗らかな春の訪れなどではない。
秩序という枷が外れ、猛獣たちが本能のままに交尾と殺戮に興じる、
狂瀾の宴の始まりである。解放軍という名の疫病神が、
世界中の小国の屋台骨を白蟻のごとく食い破り、
崩壊の連鎖が極東から西欧までを貪り尽くした。その残骸の中で、
辛うじて形を保ちながらも、ひどく歪な姿で喘ぎ続ける三つの国があった。
サガ帝国、シガ王国、そしてルモォーク王国。これらの国家の誕生と存続は、
まさに大国たちの都合により散脂のように捏ね上げられた、哀れな肉人形の喜劇に他ならない。
サガ帝国。連盟の防衛拠点として東欧の要衝に築かれた、巨大要塞 のような国家である。
その建国の経緯は、欲望を一身に受け止めるべく股を開かされた初夜の惨劇そのものだ。
大国同盟からの圧力を防ぐ盾として、国際魔導騎士連盟はこの地に獰猛な要塞を造り上げた。
必然、その国家構造は初めから破綻。国力の大半を軍事力に注ぎ込み、
食料すら他国の施しに頼るという、冒涜的な均衡の上に成り立つ飢餓の帝国。
皇帝を頂点とした絶対王政は、民衆の飢餓を狂信で塗り潰すための蓋然たる手段に過ぎない。
長年に渡る同盟からの凌辱的な圧迫は、帝国の内臓を腐らせ、
骨髄にまで憎悪の瘡蓋を刻み込んだ。なぜ自分たちだけが、
連盟の盾として酷使されねばならないのか。その不満は化膿し、
やがて国家そのものを内側から食い破る爆発的な膿汁となって噴き出さんとしている。
サガの民は、飢えと怒りに震えながら、それでもなお戦火の炎に身を焼かれ、
滅びの美しさと性的な陶酔が隣り合わせであるかの如き、危うい程の悲哀を孕んでいた。
シガ王国。元は同盟の一部に過ぎぬ属地であったこの地は、
サガ帝国の建国に呼応するかのように独立を宣言し、
主を裏切って連盟の褥に身を投じた淫婦のような国である。
その生存戦略は、独り身の女子が生き抜くために大腿を開き、
支配者の都合の良い逢瀬の場を提供するのと何ら変わりがない。
サガ帝国とは盟友であり、同時に互いの喉元に剣先を突きつけるライバルでもある。
裏切りの原罪を抱えるこの国の政治情勢は、
まさに泥沼の中で交尾する蛇のごとき狡猾さを極めている。
解放軍の支援を受けた第五王子が、王位という最も甘美な蜜を求めて
現支配層に挑戦状を叩きつけたのだ。王族の血族たちが、
権力というフェロモンに酔いしれ、互いの肉を食み合う。忠誠も理念も、
この闘争の前ではただの性的な興奮剤に過ぎない。シガの王宮は、
策略と欲望の体液が滴り落ちる、触手劇の舞台と化している。
そして、ルモォーク王国。
水桃の王国という、余りにも艶めかしい異名を持つこの小国は、
二つの猛獣の狹間に挟まれた、ひ弱な処女のごとき存在である。
サガとシガという二つの殺戮装置が鬩ぎ合う国境線。
その緩衝地帯として建国されたこの国の運命は、
二つの大国の摩擦を受け止める肉壁の如きものであった。王族が桃色の髪を持つという、
天与というよりは呪いに近い特徴は、
まさに大国の欲望の毒を受けて変色した肉の萌芽を思わせる。瑞々しく、
そして被害妄想的なまでに脆いこの国は、二つの肉棒から注がれる
政治的な体液の圧力に耐え続け、今にも崩れ落ちそうなほどに熟れ悶えている。
ルモォークの王女たちが放つ微かな甘やかな吐息は、
国家の存亡という重圧に耐えかねて漏れる、
絶頂の悲鳴と危惧の区別がつかぬほどに暧昧であった。
国際政治とは、舞台の上の修羅の戯れであり、
その舞台裏では常に弱者の肉体が贄として捧げられてきた。
連盟と同盟という二つの巨大な陰莖が、東欧という名の之子を巡って睾丸をぶつけ合い、
解放軍という名の梅毒がその傷口から全身に広がっていく。
サガの剣戟、シガの謀略、ルモォークの沈黙。それらはすべて、
大国たちの性的な飢餓を鎮めるための、狂乱的な前戯に過ぎない。
小国の悲劇は、ただ大国の快楽の余波に翻弄される肉の人形の無様な舞踏であり、
それらの国家の建国の経緯と現状は、まさに被虐の悦びと痛覚の境界を失った、
一つの巨大な倒錯劇なのである。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
外事局の廊下は、冷房が効きすぎているのか、
それともここで交わされる言葉が常に氷のように冷徹で、血のように生臭いからなのか、
ひどく寒々としていた。壁の向こうでは、大国同盟と国際魔導騎士連盟の綱引きが、
無数の小国の運命をチップとして賭けられて続いている。そのチップの中に、
サガ帝国第21皇女、メリーエスト・サガも含まれていた。
彼女がここにいる理由は単純明快、極めて卑俗な「物乞い」のためだ。
飢餓の帝国と揶揄されるサガは、連盟からの支援がなければ
明日のパンすら民に配ることができない。理知的で冷静、
形式張った態度を崩さないメリーエストは、しかしその頭脳を回して導き出した答えが
「他国への依存」であることに、唇を噛み締めるほかなかった。
国の存続という大義のために、皇女としての誇りは背丈ほどに縮こまり、
ただひたすらに低姿勢で頭を下げ続ける日々。
それが彼女に与えられた、愛しき祖国への唯一の奉仕であった。
「ほう……これがサガの『爆乳』皇女ですか。
噂通り、随分と……食いっぱぐれぬような造りをしていらっしゃる」
背後から響いた粘着質な声に、メリーエストは振り返った。
そこには、異国の男がいた。赤座守。日本の黒鉄家分家にして、
今やサガ帝国の命運を握る男の父親。彼の視線は、メリーエストの顔ではなく、
遥か下方──その胸元にねっとりと張り付いていた。
メリーエストは思わず身を引いたが、その動作すらも男にはご褒美だったらしい。
豊満な乳房がふるりと波打ち、豪奢な金髪と共に揺れるその様は、
理知的な仮面の下に隠された野蛮な肉体美を無遠慮に主張してしまう。
「……赤座守殿。失礼ですが、視線が下品ですわ」
言葉は棘を含んでいたが、その声には微かな震えが混じる。
男の視線は、物理的な熱量を持って彼女の肌を焼いていたからだ。
メリーエストの胸部は、「爆乳」と形容されるに相応しい規格外の質量を誇る。
指で押せば手首まで沈み込み、決して底に辿り着けないような深い柔らかさ。
その膨らみは重力に従い形を変え、呼吸に合わせてふり幅を長く尾を引く。
薄く広がる乳暈と周囲の透けるような白い肌との対比が背徳的で、
頂点の突起は熟れた苺のように存在を主張し、布地越しにも容易にその輪郭を伺わせる。
皇女としての気品と、この豊穣な肉体の落差が、見る者に倒錯した興奮を煽り立てるのだ。
「失礼。あまりにも魅力的な『国宝』でしたもので、つい鑑定してしまいましたよ。
サガ帝国は飢えていると聞きましたが……この部分だけは、妙に贅沢に育っておいでだ」
守は一歩近づき、細長い指でメリーエストの肩に触れた。
その指先は、まるで果実の熟れ具合を確かめるように、するりと鎖骨をなぞり下りていく。
「んっ……!」
メリーエストは短く息を呑んだ。指は止まらず、豊満な丘陵の斜面へと滑り込む。
布地越しであっても伝わってくる手のひらの熱と湿気。
それは体内に眠る雌としての本能を無理やりに呼び覚ますようだった。
「や、やめてください……これは……」
「国のためでしょう? サガは今、連盟という男に養われることで生き延びている。
ならば、その対価として一番魅力的な部分を見せびらかすのは、当然のマナーですなぁ」
ためらいがちに押し戻そうとする手をするりと避け、その膨らみを鷲掴みにした。
「あぁっ……!」
濃厚な感触が掌に満ちる。マシュマロよりも柔らかく、
しかし確かな弾力で押し返してくるこの肉塊は、まさに極上の品物だった。
守は容赦なくその形を変え楽しんだ。メリーエストの理知的な美貌が羞恥で歪み、
金髪が乱れるその様は、「知性と母性が混ざった包容力のある色香」が
崩れ落ちる瞬間でありながら、新たな欲望の火種となった。
腹筋もまた秀逸だった。
鍛えられてはいないが若さと代謝の良さが保つ滑らかな曲線。
腰はくびれ、下腹はほんのりと丸みを帯びて触れれば吸い付くような柔らかさ。
魔力の行使によって微かに熱を帯びた白磁のような肌は、男の手のひらによく馴染む。
そして臀部。豊かな乳房との対比でより強調される極上の曲線。
大輪の花弁を思わせる豊満なボリューム。
歩けばリズミカルに揺れるその様は周囲の男たちの視線を無意識に奪ってきたが、
手の中で為すがままに形を変えられるその無防備さこそが、真の雌の姿であった。
「ふふ……良い鳴き声ですな。メリーエスト殿下。
国のためなら何でもするとおっしゃった。その言葉、嘘ではないでしょぉ?」
守は耳元で囁きながら、耳たぶを軽く噛んだ。
「ひぅっ……! わ、わたくしは……サガのためなら……っ!」
メリーエストは涙目になりながらも、抗うことができない。
国家崩壊の危機にある祖国のため。その大義名分が、彼女自身を縛り付け、
男の好き勝手に身を委ねさせるための甘美な枷となっていた。
外事局の冷たい空気の中で、二人の吐息だけが湿り気を帯びて交錯する。
メリーエスト・サガ。「天覇の魔女」と謳われた皇女は今、ただ一匹の牝として、
その豊かな肉体を大国への貢物として差し出そうとしていた。
◆◆◆
メリーエスト・サガ。その肢体こそが、
サガ帝国が同盟の有力者に差し出す最も輝ける贄であり、その運命を疑いもせず生きてきた。
素材としての身体、教育による気品、そして教養という名の飾り紐は、
すべてこの日、この瞬間、異国の男に穢されるためにあったのだ。
「ふむ……実に見事な逸品ですなぁ」
外事局の一室。冷たく無機質な壁に囲まれたこの密閉空間で、
赤座守の濁った声がねっとりとメリーエストの耳朶に絡みつく。
指先は、まるで高級絹織物を鑑定するように、肩口から滑り落ち、鎖骨のくぼみをなぞり、
そしてゆっくりと、服地の上からその巨大な乳房の頂を探り当てた。
「ひ、ぁ……っ」
メリーエストの唇から漏れる吐息は、冷房の効きすぎた空気の中で白く濁る。
豊満な双丘は、布地を突き破らんばかりに存在を主張し、その質量は指を深く、
どこまでも深く沈み込ませる。指で押せば手首まで埋もれ、
決して底に辿り着けないような深い柔らかさ。それは、
熟した果実が今にも蜜を滴らせんとする直前の、危ういまでの張りと弾力を秘めていた。
重力に従ってわずかに形を変えるその膨らみは、
呼吸のたびに長く尾を引く振動を繰り返し、劣情を無遠慮に煽り立てる。
「これがサガ皇女の『国宝』ですか。なるほど、噂に違わぬ爆乳だ。
飢餓の帝国で、よくもこれだけの肉を育て上げたものですなぁ。
連盟からの支援物資は、大方この乳房の脂肪に姿を変えているのでしょう?」
守は、まるで市場で家畜を品定めするかのような口調で嘲りながら、
親指と人差し指で布越しに乳首を摘み上げた。薄く広がる乳暈が、
透けるような白い肌との対比でより卑猥に浮かび上がる。頂点の突起は、
熟れた苺の如く硬く凝り、その周囲の皮膚は粟立っていた。
「これは……教育の賜物ですわ……っ、サガの皇女は、いついかなる時も、
連盟諸国の……皆様を、おもてなしいたします……」
彼女は震える声で、教科書通りに叩き込まれた文言を棒読みする。
そう、これがサガ帝国の教育だった。気品と教養は、
すべて「穢しがい」を増すための香辛料に過ぎない。皇女としての自尊心など、
交渉のテーブルに着くための通行証であり、いざ褥に上がれば、
それはただの薄汚いシーツとして無残に剥ぎ取られる運命にあるのだ。
「結構。実に結構ですな。では、サガ帝国の国益のために、
まずはその国宝で、わたしの老骨に活を入れて頂きましょうか」
そう言うなり、守はメリーエストの細い手首を掴み、股間へと導いた。
布越しにもわかる、ねっとりとした熱と異様な膨らみ。
理知的な瞳が、恐怖と隠しきれない好奇心で見開かれる。
「これが……」
「ええ、これがサガの未来を決める鍵ですぞぉ。さあ、メリーエスト皇女殿下。
祖国のために、貴女のその無駄に豊かな乳房で、わたしをもてなして下さいな」
メリーエストは奥歯を噛み締めた。脳裏をよぎるのは、故国の窮状。
連盟の支援がなければ、明日にも民は飢え死にする。
決断は、初めからどこにも存在しなかった。ゆっくりとその場に跪き、
震える指で男のベルトを外す。現れたのは、血管の浮き出た凶悪な肉の凶器だった。
年齢を感じさせぬその剛直は、老獪な男の生命力そのものであり、
サガ帝国という小国の命運を握る、まさに権力の象徴でもあった。
覚悟を決めると、その豊満な双丘で肉棒を包み込んだ。
指で押せば手首まで沈むその柔肉の中に、硬く熱い異物が埋もれていく。
周囲の白い肌との対比が、この上なく背徳的な光景を作り出した。
顔を近づけ、先端にそっと口づける。皇女としての気品は、
もはや男の獣欲をそそるための前戯でしかない。
「んっ……ちゅ……」
「おお……これは……極楽ですなぁ。まるで天国の泥濘に溺れているようだ」
守の濁った声が、メリーエストの羞恥心をさらにあぶり出す。
涙をこらえながら、自らの乳房で男の一物を丹念に扱き始めた。
その動きはあまりにも献身的で、そして卑猥だった。まるで熟練の娼婦のように、
舌を這わせ、唾液を滴らせ、自慢の乳房の谷間を肉壺へと変える。
「んぷ……っ、あむ……れろ……」
「そうです、その調子ですぞ。さすがはサガが誇る最高級の性奴隷。
単なる素材としてだけでなく、教育の面でも一級品だ。その教養のすべてが、
今、わたしの肉棒を悦ばせるために捧げられている。この構図こそ、まさに芸術ですなぁ」
そう、彼女はただの性奴隷ではない。素材と教育によってランク付けされた、
最高級の「皇女」という名の商品だった。誇り高きサガ帝国第21皇女の知性は、
今や男の肉棒をいかに気持ちよくさせるかという一点にのみ捧げられている。
その倒錯こそが、この政治の裏舞台における最大の娯楽だった。
しっとりと湿度を増す室内に、粘着質な水音と、
メリーエストの押し殺した嗚咽だけが木霊する。国家存亡の危機は、
一人の美女の痴態によって、ねっとりと、
しかし確実に、新たな局面へと進んでいくのであった。
高級官僚のための落ち着いた応接室は、今や、一国の皇女を品定めし、
しゃぶり尽くすための料亭の個室と化している。教養とは、客の嗜好を瞬時に見抜き、
最も喜ばれる献身を選択するための智慧に他ならない。気品とは、
その痴態に高級感という名のスパイスを振りかける、
まさに「穢しがい」を増幅させるための装置である。
メリーエスト・サガ──サガ帝国が誇る最高級の「素材」は、
赤座守という名の美食家の前に、自らを最上級の料理として差し出そうとしていた。
神話の怪物をも惑わせたという、伝説の「国宝」。
重力に逆らうかのように、白く神々しいまでの輝きを放つそれは、
しかし異国の老獪な指にかかれば、ただの柔らかな玩具でしかない。
この、規格外の質量こそが、「ドスケベボディ」と蔑まれ、
それでいて渇望される、サガ皇女の宿命そのものだった。
「ん……ちゅ……れろ……」
亀頭にそっと口づける。まるで高価な宝玉に接吻するかのような恭しさで。
しかし、その唇はすぐに大きく開かれ、凶器を根本まで呑み込まんとばかりに
貪欲な動きを見せ始めた。同時に、「爆乳」と讃えられる二つの肉塊が、
まるで意思を持つ生き物のようにうねり、
肉棒の根元から先端までを余すところなく擦り上げる。
「おお……これは……素晴らしい……。さすがはサガの最高級品ですなぁ。
まるで、極上の羽毛布団に包まれながら、熟練の芸者にしゃぶられているかのようだ。
これが、パイフェラ……いや、『わからせパイフェラ』というやつですかな?」
守の濁った賞賛の声が、メリーエストの脳髄に突き刺さる。
彼は、自らの加虐心を満たすためだけに、この行為に「再教育」という名をつけていた。
尊厳を守ろうとする心をへし折り、快楽という鎖でがんじがらめにする。
気高い皇女が、家畜同然の雌へと堕ちていく過程こそが、最大の愉悦なのだ。
「んっ……ぷはっ……はい……。わたくしのような……未熟なメスは……
もっともっと……教育していただかなくては……。さあ……どうか……
わたくしの、この……サガ皇女のドスケベボディで……もっと汚いおちんぽを……
徹底的に……いやらしく……ご奉仕させてくださいませ……」
美しい容貌は、涙と唾液と先走り汁でぐちゃぐちゃに汚れ、扇情的な肢体は、
自ら進んで醜悪な肉塊に絡みつく。教え込まれた通りの卑猥な言葉を紡ぎながら、
さらに激しく腰を振り始めた。乳房全体が波打ち、
粘着質な水音が部屋にグロテスクなまでに反響する。
「んんっ……! じゅるる……! ちゅぱ……! あむっ……!」
理性も教養もかなぐり捨てて、ただひたすらに肉棒にむしゃぶりついていた。
サガ帝国の未来を背負う皇女とは目の前の雄を悦ばせることだけを至上の喜びとする、
一匹の淫らな牝犬。高級官僚の醜い中年の一物に、
国宝と謳われた己の美貌と肉体のすべてを捧げ、媚びへつらう。
この倒錯こそが、大国政治の暗部に巣食う、最も生々しく、最も甘美な現実なのだ。
「はぁ……はぁ……守様……。どうか……どうか、サガ帝国に……
これからも変わらぬ御厚情を……。そして……その証として……どうか、このメスを……
メリーエストを……あなたの御立派なモノで……満たしてくださいませ……」
彼女は懇願する。自らの尊厳を売り渡すことで、
祖国の明日を買おうとしているのだ。守はその姿を、
まるで壊れたオルゴールでも見るような、嗜虐的な笑みを浮かべて見下ろしていた。
この後、どのような凌辱を受け、いかにして「再教育」され、
最終的に何を産み落とすことになるのか。その絶望的な未来に思いを馳せながら、
ゆっくりと、熱く滾った自身の欲望を、爆乳に挟まれたその顔面へと向けて解き放った。
白濁の雨は、黒鉄家分家の当主たる赤座守が放つ、
圧倒的な支配の 象徴 として、サガ帝国第21皇女の美貌を無惨に白塗りにしていた。
網膜を焼くような澱んだ湯気は、物質というよりも呪いそのものであるかの如く、
瑰麗な麗人の顔面に粘り気のある糸を引きながら、重力に従ってしたたか落ちる。
流麗なウェーブを描くはずの銀髪は、鼻汁と精液と涙が混ざり合った
粘液で薄汚れた枕絵のようなありさまであり、キツめの端正な顔立ちは、
濁った白濁のマスクの下で表情をなくしかけていた。
「白銀の戦乙女」と謳われた美貌は、慰み物としてのディテールを際立たせるための、
余計な装飾を漆塗りで塗り潰された惨状そのものだ。
濃厚な鼻腔を満たす潮の香りと、腐った果実のような精臭。
生理的な嫌悪感が喉の奥を突き上げるが、メリーエストはそれを嚥下した。
吐き出すことなど許されない。この男の体液こそが、
今のサガ帝国にとっての命綱なのだから。
唇を震わせ、閉ざされていた瞳をゆっくりと開く。
銀色の睫毛に絡みついた白濁が、まばたきと共にこぼれ落ち、頬を伝って顎の先から滴る。
それは、皇帝への忠誠を示す白き花汁にも見えたし、
売春婦の恥辱を証明する痘瘢にも見えた。
「……はぁ、はぁ……っ。あ、あぁ……」
唇がわななき、喉の奥から掠れた吐息が漏れる。
沸き立つような羞恥と、焼けるような背徳感が、子宮の奥底を鈍く痺れさせた。
軍神のごとく戦場を駆けた女は、股間に泥のように這いつくばり、
顔面という、人間にとって最も重要な壁を、
精液という最も卑猥なペンキで塗り替えられている。
メリーエストの中にある「皇女」というアイデンティティを絶望的なまでに侵食し、
代わりに「メス」という卑しい本能を植え付けていく。
守は、満足げに鼻を鳴らした。
目の前で、国宝級の美女が自分の放った汁で顔をぐちゃぐちゃにしている光景ほど、
征服欲を肥大化させるものはない。
特に、その顔が理知的で気位の高い女のものであれば尚更だ。
精液で曇ったガラスの如き眼差しで、見下ろす男を見上げるメリーエスト。
その瞳には、反抗も怨恨もなかった。ただ、抽斗のような虚無と、そこに内在する,
底なしの獣欲だけが湛えられていた。
「ご……ご主人様……」
喉の奥から、媚びた声が出た。
公的な場では決して聞かれぬその呼称は、彼女が自ら鎖を首にかけた証であった。
皇女としての自尊心を、自らの唇で裁断したのだ。
「お……オチンポ様が……まだ、お漏らしになって……」
震える手で、胸元を掴む。
「爆乳」の異名を取る、豊潤な丘陵地帯。赤座守の体液で汚れたその砲身は、
まだ亢奮の余韻でぬるりと光っている。則ち、聖域を汚された衛士の刀を磨くように、
侍女の義務としてこれを清めねばならぬ。いや、これは義務ではない。
彼女の体躯に刻まれた、最高級の性奴隷としての本能的欲求だ。
豊かな乳房の谷間に、男の欲望の残骸が溜まっている。
白濁の小川が、二つの肉山の間を縫って流れ落ちる様は、
落書きされた名画よりも犯罪的な不協和音を奏でていた。
メリーエストは、舌先を覗かせ、その谷間を舐め上がった。
ねっとりとした精液の壁を、熱く濡れた肉の塊で押し潰す。
乳房を押し合わせ、圧迫することで溢れ出る白濁を、貪欲に口に含んでいく。
「んっ……れろ……ちゅ……ちゅぱ……」
口腔内に広がる、苦くて濃厚な味。
それは、男の支配の味であり、祖国の飢餓を癒やす最悪の聖体拝領であった。
舌の寝床で転がし、歯の根で噛み砕き、喉の奥へと送り込む。
蛋白質の塊が、胃袋に落ちていく感触。それは、物理的な充足感として、
メリーエストの背筋を震わせた。女としての存在意義が、
この行為一点に凝縮されているかのような錯覚。
思考を停止し、ただ快楽の沼に身を委ねる悦び。
次いで、乳房そのものを、剛直の表面に押し付ける。
まだ軟体動物のようにうねる男根を、柔肉で包み込み、残存するカウパー腺液と精液を、
肌の紋理一本一本まで吸い取るかのように擦り上げた。
血の巡りの良さそうな白い肌と、赤黒く変色した男の器官の対比。
術式の残滓による微かな熱を帯びた肌が、猥雑な摩擦熱を生み、
淫靡な湯気が立ち上る。
「んんっ……ふぅ……きれいに……なりましたわ……」
清められたというのは、男根についてである。自分の顔面については、
まだ垢苔のように白濁がこびりついているというのに。
彼女は、ご主人様の武器だけを入念に手入れし、
自身のプライドは塵芥のように棄却した。
「だが、まだ足りませんなぁ。顔も汚れたままだ。
皇女殿下は、自らの顔面も清めて差し上げるべきですなぁ」
守が、肥えた指で、彼女の白濁に塗れた頬をなぞった。
「はい……っ。ご主人様のオチンポ様の跡が……顔に残っております……。
わたくしが……わたくし自身の口と舌で……そのすべてを……清めて差し上げます……」
メリーエストは、空虚な眼差しで虚空を見つめながら、
夢遊病者のように自身の指を顔面に這わせ、白濁を拭い取った。
そして、その汚れた指を、まるで極上の菓子であるかのように、口腔に含んだ。
ちゅぱり、と湿った音が響く。
卑猥な水音は、高潔なる交渉の席ではなく、
磨き上げられた肉便所でのみ許される旨味であった。
すする、舐める、嚥下する。規格外の「素材」としての肉体は、
「教育」という名の背徳のヴェールを纏い、見るも醜悪な肉塊に仕えることで、
歪んだ完成形へと作り変えられていた。国益のため、租税の便宜、そして何より、
理知的な頭脳が選んだ唯一かつ最善の選択としての牝の道。
メリーエスト・サガは、祖国の未来を一身に背負い、
その身を泥濘と快楽の泥盆に沈めていくのであった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
日本国外事局の個室は、沈香と体液の甘い腐臭で充満していた。
テーブルクロスの白さが、逆に繰り広げられる醜悪な饗宴を際立たせている。
メリーエスト・サガ。サガ帝国が誇る至宝、
第21皇女は今、漆黒のバニースーツという、
その肢体を隠すどころか逆に淫らさを増幅させる淫衣に身を包み、
ふてぶてしく構える赤座守のグラスに震える手で酒を注いでいた。
黒い生地に白いファーの付いたバニーガール風衣装。
首には蝶ネクタイ、頭にはウサ耳カチューシャ。
セクシーなハイレグレオタードと網タイツが、
その規格外のボディラインをくっきりと浮き彫りにしている。
「爆乳」の名に恥じぬ豊満な双丘は、布地から今にも溢れ出さんばかりにせり上がり、
呼吸のたびに揺れるたびにファーの縁が擦れ、桜色の突起が布地越しに主張する。
極めつけは、お尻につけられた白く丸い尻尾付きのアナルプラグだ。
歩くたびに尻肉が波打ち、その異物が腸壁を刺激する感触が、
皇女の理性を内側から削り取っていく。
「いやはや、メリーエスト殿下。そのお姿、実に板についておいでだ。
サガの皇女がウサギ耳をつけて酒を注ぐ……
これ以上の『もてなし』があろうものですかなぁ」
守は粘着質な声で嘲笑い、注がれた酒を一口啜った。
その視線は、グラスではなく、
前かがみになったメリーエストの胸元にねっとりと張り付いている。
重力に従ってさらに強調された谷間、
張り詰めた白磁の肌と黒い生地のコントラストが、
嗜虐心をこれ上なく刺激していた。
「お褒めに預かり光栄ですわ、守様。……サガ帝国は、
連盟諸国の方々に献身的に奉仕するためこそある国。
その証として、わたくしめが御奉仕させていただいております」
言葉は理知的だが、その声色には隠しきれない羞恥と興奮の震えが混じる。
彼女は知っている。この衣装も、このセクハラも、
すべては「国益」という名のもとに正当化された儀式なのだと。
知性と母性を兼ね備えた皇女が、自ら獣に堕ちること。
それこそが大国を満足させる最良の潤滑油なのだ。
「ふむ、献身的……結構な心がけです。だが、酒だけで満足できませんぞ」
守の手が伸び、メリーエストの網タイツ越しの太腿を撫で上げた。
ごつごつとした指先が、湿った布地の上を滑る感触。
電流のような快感が走り、メリーエストはビクリと肩を震わせた。
「ひっ……!」
「おや、敏感ですな。ウサギ殿下は足も好きか?
この網タイツ、実にいい質感だ。撫でているだけで、
内側から熱が伝わってくるようですぞぉ」
指は太腿から膝裏へ、そしてハイレグの深い切れ込みへと這い上がる。
布地と素肌の境界線。そこは最も敏感な聖域であり、
同時に守のような老獪な男にとっては、最も容易に攻略できる脆弱な城壁でもあった。
指先が下着の横から滑り込み、直接濡れそぼった秘唇に触れる。
「あぁっ……! そ、そこは……っ!」
メリーエストはグラスを置こうとしたが、守の手がそれを許さない。
「お酌の途中ですぞ。手を止めてはいけませんな」と、
指先を秘裂に押し込みながら、冷ややかに命令した。
皇女は涙目になりながらも、震える手で徳利を持ち直し、
空になったグラスに再び酒を注ぎ込む。
琥珀色の液体が注がれる音と、下品な水音がシンクロする。
支配される悦びと、辱められる羞恥が、
彼女の中でマリアージュを形成していく。
「んっ……あぅ……守様……いじわるを……なさらないで……」
「いじわる? これはサービスですよ。ウサギ殿下の尻尾、
ちゃんと入っておりますかな? 確かめて差し上げましょう」
守の手が背後に回り、プルプルと震える尻肉を鷲掴みにした。
そして、アナルプラグのベースを押し込む。
異物が腸壁を掘り進める感覚に、メリーエストは背弓反り、
悲鳴とも嬌声ともつかぬ声を上げた。
「いやぁっ! ああっ! そこ……お尻……っ! お尻変になっちゃ……!」
「ほぅ、これほど締まりがいいとは。さすがはサガ皇女。
前も後ろも一級品の肉壺ですな。わたしも年甲斐もなく興奮してしまいそうだ」
守は満足げに頷きながら、さらにプラグを回転させたり抜き差ししたりして弄ぶ。
そのたびにメリーエストの肢体は痙攣し、豊満な乳房が激しく揺れる。
ウサ耳カチューシャもつられて揺れ滑り落ちそうになるのを、
彼女は必死に首を振って留めようとする。
その姿は、気高き皇女というよりは、
雄に貪られる一匹の牝兎そのものだった。
「あ……あぁ……ご主人様……もう……わたくしは……」
理性の糸が切れる音がした。
知性による抵抗は蒸発し、残ったのは肉体の快楽だけ。
メリーエストは自ら腰をくねらせ、
守の手による尻尾への責めをさらに貪ろうとした。
国のためという大義名分は、最早ただの言い訳に過ぎない。
彼女自身がこの倒錯した支配に目覚めつつあることの証左であった。
「どうしました? もっと注ぎなされ。
サガ帝国のためでしょう? 飽きるまで注ぎ続けるのが皇女の務めでは?」
守の濁った瞳が、獲物を見定める捕食者のそれに変わる。
メリーエストは虚ろな瞳で頷き、再び徳利を傾けた。
溢れ出る酒と愛液。それは国家存亡の危機と隣り合わせの、
濃厚で甘美な夜の幕開けを告げる鐘の音であった。
◆◆◆
一つの国家の命運が、一人の老獪な男の情欲と、一人の皇女の純潔との、
おぞましい取引によって決せられようとしている、閉ざされた褥へと変貌していた。
沈香の甘やかな残り香は、男の加齢臭と、女の処女の汗が混ざり合った
饐えた匂いにかき消され、部屋の空気はしっとりと重く、肌に纏わりつく。
「では、メリーエスト殿下。証を……」
赤座守の濁った声が、静寂を破る。深くソファに身を沈め、
獲物が自ら罠にかかる瞬間を、嗜虐的な愉悦に満ちた眼差しで見上げている。
その膝の上、彼の前に立つメリーエスト・サガは、
もはや漆黒のバニースーツすらも剥ぎ取られ、神話の時代より伝わる彫像の如き、
完璧な裸身を晒していた。月光を溶かし込んだような豪奢な金髪だけが、
この上なく無防備な肢体を装飾し、その白さを際立たせている。
彼女の肢体は、まさに「国家の至宝」という称号に恥じぬ、
奇跡的な造形美を誇っていた。しかし、その美は、
美術館に飾られるための静的なものではない。男の劣情を煽り、所有欲を満たすために、
代々の品種改良と徹底的な「教育」によって研ぎ澄まされた、
生きた武器であり、最高級の「商品」だった。
まず目を奪うのは、その「爆乳」と称される双丘である。
重力に逆らうかのように、白く神々しいまでの輝きを放つそれは、
指で押せば手首まで沈み込み、決して底に辿り着けないような深い柔らかさを秘めている。
薄く広がる乳暈は、周囲の透けるような白い肌との対比でより卑猥に浮かび上がり、
頂点の突起は、熟れた苺の如く硬く凝り、今にも蜜を滴らせんばかりだ。
腰はくびれ、下腹はほんのりと丸みを帯びて、触れれば吸い付くような柔らかさ、
臀部は豊かな乳房との対比でより強調される極上の曲線を描き、
大輪の花弁を思わせる豊満なボリュームで、男の視線を無意識に奪う。
「は、はい……。ご主人様……。サガ帝国第21皇女、メリーエスト・サガ……。
今より、我が身と心の全てを、サガの未来への贄として……ご主人様に……捧げます……」
声は震え、理知的な美貌は羞恥と恐怖に歪んでいた。
その大きな瞳からは、涙が止めどなく溢れ落ちる。これから失われるものの重み、
そして何より、自らの意思で、年老いた男に純潔を捧げねばならないという、
皇女としての尊厳を踏みにじられる屈辱が、全身を紅潮させていた。
だが、その涙こそが、守にとっては最高の美酒だった。無言で、己の剛直を指し示す。
それは年齢を感じさせぬ凶悪な肉塊であり、血管が浮き出た赤黒い砲身は、
今まさに若い処女の血と脂を啜らんと、醜く脈打っていた。
メリーエストは、ゆっくりと動き出す。まるで死刑台に向かう囚人のように、
震える足を一歩、また一歩と進め、守の上に跨った。
その仕草は教育された通りの優雅さを保っていたが、
その内面は恐怖で張り裂けそうだった。震える指で、男の肩に縋りつく。
その肌は冷たく、脂じみていた。
そして、腰を落としていく。まだ誰にも侵されたことのない、
神聖な秘所が、男の剛直の先端に触れる。
「ひ、ぁ……っ!」
熱い。そして硬い。その異物感に、メリーエストは思わず腰を引こうとした。
しかし、教育がそれを許さない。相手を満足させることこそが、己の使命。
そう叩き込まれた彼女の身体は、恐怖に抗って、再び腰を沈め始める。
「んんっ……! あ、ああっ……!」
ぬぷり、と音を立てて、亀頭が割り入ってくる。処女膜が張り詰める痛みに、
視界が白く染まる。それでも、彼女は止まらない。自らの体重をかけ、
その異物を、自らの内側へと招き入れていく。
「教育は行き届いているようですな。そのまま、一気に来てください」
守の冷たい命令が飛ぶ。もはや後戻りはできない。
メリーエストは奥歯を噛み締め、そして、一気に腰を落とした。
ブツリ……という、肉の裂ける鈍い感触と共に、
剛直が彼女の処女を貫き、最奥まで突き刺さる。
「────っっ!!!」
あまりの激痛に、声にならない悲鳴が喉を裂く。涙が弾け飛び、太腿を伝って、
結合部へと落ちていった。赤い血が、男の剛直を伝い、シーツに染みを作る。
それは、サガ帝国が差し出した、あまりにも重い、和平の証印だった。
「教育通り、よくできましたぞ、メリーエスト殿下。
処女を捧げるその痛みこそが、国を守る盾となるのです」
守は満足げに言い放ち、メリーエストの腰を掴む。
痛みと屈辱で咽び泣きながらも、その言葉に、ただ従順に頷くことしかできなかった。
「では、次は動いてくださぁい。これもまた、教育のうちでしょう?」
守の言葉に、メリーエストは涙に濡れた顔を上げ、ゆっくりと腰を動かし始める。
肉棒が内壁を擦るたびに、破瓜の傷口に鈍い痛みが走る。しかし、それ以上に、
教育によって刷り込まれた「奉仕」の本能が、彼女の身体を突き動かしていた。
「んっ……あ……ふ……」
ぎこちない動きで、自ら腰を上下させる。そのたびに、
豊満な乳房が重力に従って激しく揺れ、結合部からは、
処女血と愛液が混ざり合ったピンク色の泡が、卑猥な水音を立てて溢れ出した。
「そうですぞ……その調子です。痛みを快楽に変えるのです。
その肉壺は、そのためにこそある」
「は、はい……っ! ご主人様の……おちんぽ様のために……
わたくしの……まんこは……ありま……っ!」
代々の品種改良と教育によって培われた「オスに都合の良いメス肉」は、
処女の痛みに耐えながらも、速やかに肉棒の形を覚え込み、絡みつく。
その様は、気高い皇女というよりは、もはや一匹の雌犬だった。
「あ……あぁ……! な、なにか……きて……っ!」
やがて、痛みの中に、微かな快楽の芽が生まれ始める。
教育によって開発され尽くした性感帯が、男の剛直を異物ではなく、
悦びを与えるものとして認識し始めたのだ。動きは次第に滑らかさを増し、
涙に濡れた顔は、苦痛だけでなく、抗い難い快楽の色に染まっていく。
「く……っ、これは……素晴らしい……! そろそろ、私も……っ!」
「ああっ! ご主人様ぁ……! わたくしも……わたくしも……へんに……なっちゃ……っ!」
メリーエストは、理性を失い、ただ快楽を求めて激しく腰を振り乱した。
そして、ついに守が最奥で爆発する感覚と同時に、初めての絶頂に達した。
「──っ! あああああああっっ!!」
ビクン、と全身を仰け反らせ、メリーエストは絶叫する。
子宮に、熱く滾った男の欲望が注ぎ込まれていく。
それは、祖国の明日を買うための代価であり、同時に、純潔な皇女ではなく、
一人の男に所有された「メス」となった瞬間でもあった。
絶頂の余韻でピクピクと痙攣する肢体を、守は支える。結合部からは、
白濁に混じって、処女の証である紅い血が、シーツへとゆっくりと染み込んでいく。
部屋には、体液の匂いと、メリーエストの押し殺した嗚咽だけが、いつまでも木霊していた。
◆◆◆
国際魔導騎士連盟の支部が置かれたこの日本国外事局の一室は、
もはや密室の褥と化していた。粘ついた熱気と、老獪な男の脂汗、
そして国家の至宝と謳われた皇女の、純潔と引き換えに滲む甘やかな女体の香りが、
重く絡み合っている。部屋の外、いや、この日本という国の外では、
連盟という名の老いた巨象が、同盟の不気味な沈黙と、
解放軍という疫病の蔓延に、ただひたすらに震えているというのに。
「はぁ……はぁ……っ、ご主人様……サガは……わたくしは……これで……」
絶頂の海からかろうじて浮上したメリーエストが、涙と唾液に濡れた唇で、
まるで救いを求めるようにそう囁く。子宮の奥底に、熱く滾った男の欲望が、
まだドクドクと注がれているのを感じながら。彼女の内腿を伝い、
破瓜の血と混ざり合った白濁が、高級なソファの布地に染みを作っていく。
「ええ、ええ。これでサガは、生き永らえますぞぉ。
実に結構なことですな。しかし……」
赤座守は、自らの一物を咥え込んだまま放心しているメリーエストの、
涙で濡れた頬を、まるで孫娘をあやすような手つきで撫でた。
その手には、一切の情はない。あるのは、ただ値踏みするような、
品定めの眼差しだけだ。
「連盟は、なんとも頼りない。知っての通りサガ帝国を、
こうして私物のように利用しておきながら、ヴァーミリオン皇国への支援は、
ほぼ日本が単独でやっているようなものですねぇ」
守の言葉は、部屋の空気を震わせ、そのまま外の政治情勢へと流れていく。
彼の声は、まるでこの倒錯した情事そのものが、
国際政治の縮図であるかのように響いた。
「大国同盟は、沈黙しておりますなぁ。まるで、死んだ魚の目をした古女房だ。
表面は静かでも、内側は嫉妬と怨念で腐り果てている。
解放軍と呉越同舟してまでヴァーミリオンを壊滅させたかったのは奴ら。
なのに、そこへ息子が単身で割って入り、たった一人で戦争を終わらせてしまった。
同盟にとっては、最もおぞましい結末。あの沈黙は、怒りと屈辱で声も出ないのです」
彼の指が、メリーエストの銀髪を梳く。
その感触に、彼女の肢体がびくりと震えた。
「そして連盟ときたら、これがまた無能の極みですな。
ヴァーミリオンが解放軍に食い破られそうになった時、
奴らは会議室で何をしていたと思う? 議論ですよ、議論。
どの国がどれだけ兵を出すか、その費用は誰が持つか、
そんな無意味な綱引きを、指をくわえて見ていただけだ」
「そんな……それでは……!」
メリーエストの理知的な瞳に、怒りと悲しみがよぎる。
自らもまた、連盟の庇護を求める小国の皇女として、
その無能さに振り回されてきた当事者なのだ。
「ええ。奴らは、問題が起きてからでなければ動けない。
いや、起きてからすら動けない。小国を守るための同盟が、
小国を食い物にするための装置と化している。
サガ帝国がどれほど戦場で血を流そうと、奴らにとっては、
報告書の数字の一つに過ぎんのですよ。だからこそ……です」
守は、メリーエストの顎をくいと持ち上げ、その虚ろな瞳を覗き込んだ。
「我々は、独自に動く。理人クンの武威を以てすれば、
連盟の無能な会議など、塵芥に等しい。
おわかりですな、メリーエスト殿下? あなたのその肉体と、その純潔、
そしてこれから産むであろう胤は、連盟ではなく、
我々赤座に捧げられたのだということを」
「は……はい……っ。わたくしの……この肉体は……
ご主人様と……理人様のための……苗床……でございます……」
メリーエストは、涙をこぼしながらも、そう答えるように教育されていた。
彼女の肉壺は、もはや国を守るための外交カードではなく、
赤座家という絶対的な力に取り込まれるための、ただの接続端子なのだ。
「よろしい。ならば、その無能な連盟に、
最後の奉仕をするとしようか。窓を開けなさい、メリーエスト殿下」
守は、にたりと笑った。その目は、獲物を嬲り殺しにする蛇のようだ。
「窓を……開けるのですか……? こんな……あられもない姿で……」
「ええ。そして、窓の外、この日本の繁栄を見ながら、
もう一度だけ、私に跨るのです。連盟という名の無能な神に、
その痴態を捧げるのですよ。これが、明日をも知れぬ小国を弄ぶ、
国際政治というものだ」
メリーエストは、抵抗することなく立ち上がった。
破瓜の痛みで足元はおぼつかない。結合部からは、守の精液がとめどなく溢れ、
太腿を白く汚している。彼女は、ふらふらと窓辺に歩み寄り、
重いカーテンを開け放った。
ガラスの向こうには、夜の東京。無数の光が煌めき、
平和そのもののような景色が広がっている。
しかし、その平和は、サガ帝国やヴァーミリオン皇国の犠牲の上に成り立っている。
メリーエストは、その光景を背に、再び守の上に跨った。
「ご覧なさい、殿下。あの光の一つ一つが、連盟の無能さを象徴している。
彼らは、自分たちの平穏を守るために、あなたのような小国の皇女を、
平然と生贄に差し出す。そうやって、この偽りの平和は保たれているのです」
守は、メリーエストの腰を掴み、再び自らの剛直を、彼女の中へと沈めていった。
今度は痛みは少ない。代わりに、内側からせり上がってくるような、
抗い難い快楽がある。
「あっ……ああっ……!」
「声を出しなさい。窓は開いている。この痴態を、連盟の連中に見せつけてやりなさい。
お前たちの平和は、このような恥辱と、小国の犠牲の上に成り立っているのだと!」
守の言葉に、メリーエストは、理性を手放した。
窓の外の光に向かって、自らの痴態を晒しながら、激しく腰を振り始める。
その豊満な乳房は、重力に逆らうように上下に暴れまわり、
結合部からは卑猥な水音が部屋中に響き渡った。
「ああっ! ご主人様ぁ! 見てください! 見てくださいませ!
連盟の皆様! これが! これがサガ皇女の痴態です!
私たち小国を守るという、あなたたちの大義は!
このような凌辱を! ただ黙って受け入れることなのですかぁっ!」
それは、絶望的な叫びであり、同時に、抗い難い快楽の絶頂でもあった。
連盟の無能、同盟の沈黙、解放軍の脅威。
すべてを飲み込んだこの密室で、メリーエスト・サガは、
政治という名の強姦劇の、最も美しく、最も哀れな生贄として、
その身をくねらせ続けるのだった。
シガ王国とルモォーク王国のキャラもいつか
更新希望の原作
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