第21章 手紙 残り2時間45分 天海春香
第1節 最も自然な愛
「ううぅん・・んっ・・」
私は千早ちゃんの唇にむしゃぶりついている。お互いに一糸まとわぬ姿になっていた二人は、裸のまま絡みついているのだ。
私は千早ちゃんの上に覆いかぶさり、指を絡め合わせている。しばらく、私たちは濃厚なキスを交わしていた。
私は恍惚とする千早ちゃんの表情が見たくて、唇を離した。
「気持ちいい?千早ちゃん?」
「・・・いい。最高に良い。春香の舌遣い・・・最高にセクシーよ。」
千早ちゃんは、うっとりと私を見つめている。
私は微笑した。少しだけ大人の色気というものが分かってきたような気がする。
私は上体を起こし、そのまま態勢を変えて、千早ちゃんの右隣りに寝っ転がった。千早ちゃんが私を求めるように、体を私の方に90度傾けてくる。私も千早ちゃんの方に体を90度向けた。私たちは向かい合うように横を向いている。
私は千早ちゃんの左頬に手を添えた。
「・・・ごめんね、顔・・・まだ痛む?」
「大丈夫、まだ痛いけど・・・少しはましになってきたから。」
千早ちゃんの顔は、まだ腫れ上がっている。それでも千早ちゃんの顔は、裸電球に照らされて、凹凸のある陰影を映し出しているが、まるで彫刻の様に美しい。静かに生命力を燃やしているかのように、その表情は儚いのだ。
「美しい顔・・・。」
「そういう春香だって。」
千早ちゃんも細くて美しい手を私の右頬に添えている。私たちは見つめ合っている。千早ちゃんは、もっと情熱的な交わりを期待していたのかもしれないが、むしろこちらの方がドキドキする。心と心が結びついている感じがする。
「ねえ、千早ちゃん。私の想い・・・聞いてもらえる?」
「もちろんよ。」
「私たち・・・いろいろな関係になったよね。最初は赤の他人だった。それが知り合いになって、やがて『友達』になった。それが『親友』になって・・・秋月先生の下で暮らし始めて、私たちは『家族』になった。」
「そうね。」
「そして・・・一人の男性を巡って奪い合って・・・私たちは『宿命の敵』になった。」
千早ちゃんの表情が暗くなる。
私は微笑した。
「その争いを乗り越えて、今私たちは・・・『恋人同士』になった。」
「ふふっ・・・確かにそうね。」
私は体を千早ちゃんの方に近づけると、そのまま彼女の唇を奪った。私は左足を千早ちゃんの両足で挟み込むように絡ませる。
千早ちゃんが興奮している。興奮して、はあっ、はあっ、と荒い息を立てている。
「千早ちゃんの息遣い・・・感じるよ。」
「そういう春香だって。」
千早ちゃんが私の左胸を触った。
「春香、ドキドキしてる。」
負けじと私も千早ちゃんの胸を触った。
「千早ちゃん、柔らかいね。」
千早ちゃんが苦笑した。
「感想違うでしょ。」
「ふふふっ、いいボケでしょ?」
「今は笑ってあげるわ。」
「それじゃあ、普段は面白くないみたいじゃない。」
「ふふっ、そんなことないわ。」
こんなバカを言っていられるのも、あと2時間32分しかない。
「うんっ・・んんっ・・。」
私は千早ちゃんの唇にむしゃぶりついた。そのまま左手で千早ちゃんの乳首を刺激する、左乳首をはじいたり、つねったりして、只管いじくっている。
「んんんん~。」
千早ちゃんが嬌声をあげる。気持ちよくて顔をしかめる彼女の顔は、どこか加虐心をそそらせる。
私は千早ちゃんの唇から顔を離した。
「すっごくえっちだよ。」と私は言う。
「・・・恥ずかしい。」
「今更恥じたってしょうがないでしょ。もっと気持ちよくさせてあげる。仰向けになって。」
千早ちゃんは、私に言われるがまま、仰向けの姿勢になった。私はそれに覆いかぶさるような形になりながら、二・三歩後ろに下がった。そして四つん這いの姿勢になり、千早ちゃんの胸に顔をうずめた。
そして舌先で、千早ちゃんのピンク色の突起を舐めまわしていく。
「ひゃん!い・・いいわ・・・春香。はぁぅん・・・あぁぁん・・・。」
気の抜けるような甘い声を出している。
私は千早ちゃんの左乳首を舌で攻めている間、右手を千早ちゃんのクリトリスに持っていく。
「あああん、そこ・・気持ちいいぃぃ。」
右手の人差し指で、クリトリスの突起部を丁寧に撫でていく。
「あああぁあぁ・・・。ヤバイ、春香のそれ気持ちいいぃぃ。」
千早ちゃんの目がとろけてくる。
今度は右乳首を丁寧に舌ベロで愛撫する。勃起した千早ちゃんの乳首を丁寧に、口の中で転がしていく。
それと同時に私の左手は、今度は千早ちゃんの密壺へと近づけていく。
「ああぁん。」
千早ちゃんの密壺に触れた瞬間、千早ちゃんは大きく声を上げた。単に触れるだけで声を上げるなんて、それだけ今彼女は敏感になっているのだ。
千早ちゃんのアソコは愛液で湿っていて、今にも愛液が溢れんばかりだ。
私は顔を上げて、千早ちゃんのだらしない顔を覗き込む。
「千早ちゃん、そんなに気持ちいの?」
私の左手は彼女の膣の中をかき混ぜている。そして気持ちいい部分を探しているのだ。
ビチャビチャビチャビチャ。
千早ちゃんの膣内が、愛液の書き混ざる音で、猥褻なハーモニーを奏でている。
「千早ちゃん、こんなに音がしてるよ。」
「いや・・・言わないで。」
千早ちゃんの顔が紅潮している。興奮と恥ずかしさ、そして快感のカルテットが同時に押し寄せているようだ。
「ああぁ・・・ああぁん・・ああああぁ!」
千早ちゃんの気持ちいところ、みーつけた。
「ああぁん!あああぁ!あっあっ!あっあっあぁぁん!」
私は膣の中のヒダの部分を丁寧に、かつ激しく攻め立てる。そしてそれと同時に、私は千早ちゃんの右胸を強く吸い上げるのだ。
「ああぁあぁ、おっぱい気持ちいい!アソコもきもちいぃぃぃい!」
今まで恥ずかしいと言っていたのに、それがまるで嘘のようだ。
「あああーーだめだめだめだえ!いくいくいくぅう!!」
次の瞬間、千早ちゃんが体を大きくクネらせた。どうやら、オーガズムに達したらしい。
彼女がけいれんしているのを確認すると、私は千早ちゃんの顔に自分の顔を近づけた。
「どう?気持ちよかった?」
「え・・ええ・・・いかった・・・。」
私はほんのり笑顔を浮かべて、彼女の唇にしゃぶりついた。
「じゅるぎゅるじゅるずるにゅる」
いやらしい音が口元で鳴り響く。
「はああっ・・はあっ・・・はあっ・・。」
私は千早ちゃんの隣で仰向けになった。
「ねえ、千早ちゃん。私・・・千早ちゃんのこと勘違いしてたんだ。」
「はあっ・・・はあっ・・。」
まだ彼女は息を切らしているようだ。私はお構いなしに続ける。
「私は極端だったの。千早ちゃんは、私のことが好きで、私の為に何でも行動してくれるんだって思ってた。私の為に苛めから救ってくれるし、私の為にお母さんを殺してくれるし、私の為に秋月先生に頼み込んで一緒に生活させてくれた。そして、大好きな先輩を譲ってくれて、その彼と結ばれるために自分を犠牲にしようとしてくれた、そう思ってた。」
「・・・それは、はあーっ、はあっー、買い被り・・・すぎよ。」
「そう。実際はそうじゃなかった。かといって、私のことを心の底から利用しようという気持ちもなかった。別に千早ちゃんは、私のことを積極的に裏切ろうと思っていた訳じゃない。」
「はっ・・・はっ・・・。」
「千早ちゃんは・・・実に人間らしかっただけなんだよ。私のことが好きで、私の為に何かしたい、そう思ってくれる。だけど、やっぱり自分も可愛いし、恋心には勝てない。だから、欲望にもある程度負けて行動しちゃう。でも、節制が強いから、『それじゃダメだ』って思って、ちょっと強引に軌道修正を掛けようとする。実に、人間臭い。」
「・・・そう見えるの?」
ようやく千早ちゃんも息を整えてきたようだ。
「千早ちゃんの心の中を覗いてみて、そう思ったんだよ。千早ちゃんは、別に悪意があってそうしてきた訳じゃない。理性と欲望、天使と悪魔のせめぎあいの中で、自然とそうなってしまったに過ぎない。」
「・・・悪魔が勝ってしまったせいで、とんでもない結末を招いてしまったわ。」
「完璧な人間なんてこの世にいないよ。人間だもの。欲望に負ける時だってある。千早ちゃんの場合、たまたま不運が重なっただけ。」
「・・・・・。」
私は千早ちゃんに体を密着させた。
「私・・・ずっと千早ちゃんに裏切られたとばかり思っていた。さっき赦すって言ったけど、それでも千早ちゃんの言葉を信じられなかった。うんうん、心の底で、信じたくなかっただけ。千早ちゃんの言葉を認めてしまうと、私が今まで思い悩んでいたのが何なんだってことになっちゃうから。」
「表面的に見れば、裏切ったとしか思えない事しかやっていないんだから、当り前だわ。」
「表面的に見ればそうだったと思う。だけど、千早ちゃんには・・・悪意がなかった。私を裏切ってやろう、傷つけてやろう、そういう思いがなかった。」
「そんなこと思ってたら、最悪の人間じゃない。」
「ずっとその最悪の人間だと思っていたのよ、私。」
「当然よ。私はそれだけのことをしてしまった。」
「でも、そうじゃなかった。」
「そうじゃなくない。」
「そうじゃなくなくない。」
「そうじゃ・・・もうやめましょう、こんな話。死ぬ前にする話じゃない。」
私は起き上がって、千早ちゃんの顔を見つめた。
「私は・・・千早ちゃんの本当の気持ちから・・・目をつぶってた。千早ちゃんが何を考えて行動して、どう思い悩んで・・・私のために何をしようとしてくれたか。結果なんてある意味どうでもいい。私にとっては・・・大好きな千早ちゃんが、私を裏切ろうとなんて思ってなかった、そのことが・・・一番大事。」
「・・・私の言葉、信じてくれるの?」
私は笑顔で「うん」とつぶやいた。
「嘘だと思わないの?自分に都合のいい話をしているって、思わない?」
「さっきも言ったでしょ。千早ちゃんは『バカ』だって。そんなこと考える余裕なんてないんだよ。私が一番よく知ってる。千早ちゃんは、ずる賢くなんてない。だって、もしずる賢いんだったら、もっとスマートに人生生きられるはずでしょ。こんなにも愚直に生きなくてもいい。」
「はあー、すっかりバカ定着ね。」
でも千早ちゃんは笑ってくれた。
「そう、それでいい。」
私は、千早ちゃんに覆いかぶさって、またキスを交わした。
「千早ちゃん。今度は・・・私に懺悔させて。」
私はタイムカウンターを一瞥した。あと2時間17分。
「いいわ。聞くよ。」
「・・・私、千早ちゃんのこと、本気で憎んでた。焦ってた・・・。このままだと演技じゃなくて、本当に千早ちゃんに先輩を取られちゃうって、心配でしょうがなかった。私・・・伊織から・・・千早ちゃんを本気で殺すことを示唆された・・・。千早ちゃんが死んで、楓が犯罪者になれば・・・邪魔者はいなくなるって・・。話を聞いたときはもちろんびっくりしたけど、でも、かなり自然に私の中にアイデアとして入ってきたの。今から考えれば、どうかしていたと思う。・・・ごめんなさい、千早ちゃん。謝って済む話じゃないって・・・そういいたいのは分かる。だけど、私には、そうすることしかできないの。」
「もうすべては時効よ。過去にどんなことがあったかなんて、もう関係なくなるんだから。」
私は首を横に振った。
「そうだとしても、けじめはつけたい。」
私は立ち上がり、千早ちゃんの隣に映ると、そこで膝まづいた。
「ごめんなさい、千早ちゃん!」
千早ちゃんが驚いて、体を起こす。
「ちょっと・・・春香、そんなこと・・・私望んでないわ。」
「私の自己満足なの!千早ちゃんばっかりなんてずるいから、私もさせて!・・・私、あの事件が起きて、千早ちゃんと会えなくなっても、ずっと恨んでた。千早ちゃんの気持ちなんて、考えたことなかった。ちょっと考えれば、千早ちゃんが本気で殺されようとしていたことは、分かる話だったのに・・・。そんなこと考えようともせず、千早ちゃんが私を裏切ったとしか考えなかった。」
「私も春香から逃げていたから・・・。」
「お互いに逃げていたんだよ。少なくとも、千早ちゃんがホテルに移った直後には、まだ連絡が取れた。だけど、私たちは一度も連絡をお互いに取ろうとしなかった。」
千早ちゃんは、ゆっくりと起き上がる。そして私に声をかけるのだ。
「頭を上げて、春香・・・。」
私はゆっくりと頭を上げる。
「うわっ」
次の瞬間には抱きしめられていた。
「春香・・・私、閉じ込められて初めてよかったって思ったよ。春香と一緒に過ごせたおかげで・・・私たち、仲直りすることができた・・・。」
本当だ。もしこうやってお互い腹を割って話せなければ、もしかしたら、お互いに勘違いしたまま断絶してしまっていたかもしれない。それどころか・・・あの病院が、私たちが顔を合わせる最後になったかもしれなかった。
複雑な気分だ。この事件のおかげで・・・私たちの絆が再確認されるなんて。
だから私はぎこちない笑顔を浮かべるのだ。
「これも、犯人の狙いなのかな?」と私は尋ねた。
憎しみ合っていた二人が和解する。そして、お互いにとって、お互いがとても大切な存在なのだと知る。
「そんなはずないでしょ。あの人がやっていることなんだから。」
それもそうだ。私たちは、あの女の思惑に打ち勝ったのかもしれない。
千早ちゃんが私に囁く。
「ねぇ、もっと気持ちいいことしよう。どっちも気持ちよくなれるやつ。」
「うん、いいよ。」
「じゃあ、仰向けになって。」
千早ちゃんが抱擁を解くと、私はその場に寝そべった。すると、千早ちゃんは私と180度反対の方向を向いて四つん這いになり、もぞもぞと後退する。見慣れない姿勢に困惑している。
「何を・・・するの?」
「お互いのアソコを舐め合うの。これなら二人とも気持ちよくなれる。」
そういって彼女は、自分のお尻を私の目の前に突き出した。彼女の膣は、依然としてトロトロの愛液を垂れ流している。
「ああんっ。」
千早ちゃんが私のクリトリスにキスをしてきた。
「さぁ、春香も。」
「う・・・うん。」
私は彼女の大陰唇に沿って、ゆっくりと舌を這わせていく。
「あああぁんっ、いい、いいわ!上手よ春香。」
千早ちゃんも負けじと、私のクリトリスを愛撫する。
「あああーーん、千早ちゃんの舌遣いも最高っ!」
気持ちいい。こんな方法があったなんて、知らなかった。
「春香・・・好きよ、春香!」
千早ちゃんはクリトリスから、小陰唇へと移り、ぺろぺろと勢いよく舐めまわしている。
「ああんっ、千早っちゃぁんっ!大好き!私も好きぃ!」
千早ちゃんに舐めてもらっている、私の汚いところを。それがうれしくて、そして気持ち良すぎて、意識が飛びそうになりながらも、私は千早ちゃんを満足させるべく、舐めまわす。クリトリスにキスをして、舌先で膣の中を突っついてみる。
ぴちゃぴちゃぴちゃ、千早ちゃんの密壺の中から妖しい音が鳴っている。
「あああぁぁあっぁっ、きもちぃいぃ!やばいそれ!あーんっ!」
千早ちゃんも真似して私の膣に舌先を突っ込んだそして激しく舌先を掻きまわす。
「うぉおおああーぁあっっ!かなりイキそう!」
ぴちゃぴちゃぴちゃ、どっちの膣からもマグマが噴火しそうになっているのだ。
「ヤバイやばいやばい!」
私の方が限界だ!びしゃっ!
「きゃぁっ」
私の膣から透明な液体が流れ出た。
「ごめんっ、千早ちゃん、顔にかかっちゃったよね。」
「うん、でも春香のだから。それよりも・・・私をイカせて。」
私は千早ちゃんのお尻に深く顔をうずめて、舌先をさらに膣壁に密着させた。それだけでなく、両手を使って千早ちゃんの美しい双丘をもみしだく。
「あぁあlっつつつつう!それよそれよ!やばいよ、出ちゃうよ!イッちゃうよ!ねえねええ、もう我慢できないぃぃい!あっっ・・・!ああぁ・・。」
千早ちゃんが体を大きく震わせた。どうやら逝ってしまったらしい。千早ちゃんは、そのまま息も絶え絶えに倒れ込んでしまった。
「はぁー、はぁー、はぁー。」
「大丈夫?千早ちゃん。」
「えー、ええ。はぁー、はぁー、大丈夫よ。」
千早ちゃんは、くるりと回転して、私の隣で仰向けになる。私たちはお互いに仰向けになっていた。私はタイムカウンターを一瞥した。残り1時間49分30秒、もう2時間もない。
千早ちゃんと一緒にいれる時間、一刻も無駄にしたくない。私は千早ちゃんに身体を密着させ、そして手をつなぐ。私は体ごと右側に向けた。
「千早ちゃんも、こっちを向いて。」
千早ちゃんもゆっくりと体ごと私の方を向いた。私と千早ちゃんの顔の距離は、10センチもない。
「春香・・・幸せになってね。」
「またその話?」
「そうよ、何度だって言いたい。私の分まで、幸せになってほしい。」
「プレッシャーだなー。」
「気張らなくていいわ。春香には・・・あなたを支えてくれる人がたくさんいる。その人の力を頼って。」
「うん・・・分かった。」
「春香には・・・先輩がついているじゃない。『あの人なら』きっと、あなたの力になれるはずよ・・・。」
ん?何だろうか・・・。この既視感。どこかで・・・聞いた、いや見た記憶がある。
「春香?どうかしたの?」
「いや・・・なんていうか。どこかで見たことがあるような感覚が・・・。」
「何か思い出せそうなの!?」
思い出す・・・。思い出せそうだ。あの手紙の内容。たしかあの手紙には・・・伊織からもらったあの手紙には・・・「先輩に頼れ」そう書いてあったのだ。
「私、千早ちゃんのお母さんが恐ろしくて・・・もう逃げられないって思って、自殺をしようとしたの。その日に、伊織の執事をしていた新堂さんが私の元を尋ねてきた。そして、伊織からの手紙を受け取った。」
「その手紙には・・・なんて書いてあったの?」
「その手紙の中には・・・。」