※この作品はR-18です。

女神が堕落する時   作:濡れ書生

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愛欲に堕ちる女神
○ 1


「ふぁ…………っ」

 

 気だるさで体が重く、四肢の拘束からまともに動けぬ中、娘が頭を持ち上げて下腹部へと視線をむける。その先には愛しい赤毛の青年が自分の腰に手を回し、ベストポジションを取っている。赤毛の青年のそそり立つペニスは直ぐにでも自分を穿ちたいと主張するが如く、ビクリと振るえながら、天へとその威勢を示している。

 先ほど嫌がる娘の不浄の穴を犯していた男達とは違う太さと長さ。娘の処女地を踏破するための準備か、割れ目からは先走り液が滲み、いつでも出来ると物語っていた。

 

「お願い、はやく、はやくぅ……っ」

 

 ダレスや先の人間達とは違い、この青年を子供を宿し育む神聖な場所への侵入を許したかった。これをただただ早く迎え入れたかった。苦痛だった快楽。嫌なのに叩き込まれた快美。知りたくもない絶頂を不浄の穴で何度も教え込まれた。

 アドルが間に合わなければ、ダレスの選択しだいでは、処女を奪われ、膣を犯され、快楽漬けにされ、性欲に眩んだ野獣達の欲望のはけ口として扱われるだけではない。ダレスや他の人間の精液で子宮を汚され続ける事で、いずれは望まぬ子を孕まされたかもしれない。

 その恐怖と現実に娘が直面したのだ

 

 

 

 

 直ぐにでも愛する赤毛の青年に抱かれ、体を清めて欲しかった。

 

 

 

 

 愛する者と交わる快楽で上書きしたかった。

 

 

 

 

 処女を愛する者に捧げたいと思った。

 

 

 

 

 子供を宿す神聖な場所に愛する者の子種を受け入れたかった。

 

 

 

 

 他の誰かに孕まされるよりも先に、愛する者の子を宿したいと願った。

 

 

 

 

 この浮遊大陸の事も、守るべき民の事は忘れた事はなかった。だが、人間がした事は守ろうとした娘を裏切ったのだ。過去の王国も幾人もの裏切りがあった。この時代も青年に助けられるまで、不浄の穴をただひたすら陵辱し続けられた。目の前の利益に飛びつき、裏切るのが人間であり、娘にとって、最大の裏切りを許容する事はもう出来なかった。

 

 

 

 

 何度嫌だと拒否しても

 

 

 

 

 何回やめてくれと懇願しても

 

 

 

 

 ただひたすら快楽を娘へと叩き込み、快楽に降れと囁き続けた。受け入れたら神聖な子宮を汚してやると。可憐な唇を汚してやると。ここを使えばもっと次元の違う快楽を教えてやると。犯し続けた。

 娘は全て否定し、恋する赤毛の青年を求め泣き続けた。青年の名前を泣き叫べば叫ぶほど、人間達の嗜虐心と嫉妬心を刺激していた等露も知らなかった。

 

 だから娘は選んだのだ。自分の失敗もあったが解決のための努力してきた。だが結果は娘の尊厳を踏みにじり、汚して来たのだ。そんな彼らやその仲間を助ける必要なんてあるのだろうか?

 彼らが勝手にして自分達の欲望を優先するのならば、自分も知った事ではない。娘も自分の為に生きる事を選んだ。だからこうして、受け入れても、青年の胸に飛び込んで行けないと戒めていた、愛しい青年を受け入れようとしていた。

 

 顔を真っ赤に上気させ、潤んだ瞳で青年を見る。何度も辱めを受け、教え込まれた快楽のおかげで娘の可憐な秘所に咲く花は白い愛液で濡れ、見る全ての男達の欲望を刺激するだろう。

 自分の秘所から香る性臭が更に自分を知らず知らずに興奮させ、青年の侵入を急いてしまい腰が艶かしく動く。

 

「ああっ!」

 

 待ちに待った青年の赤黒い逞しい肉棒が娘の肉ビラをかきわけ、少しずつ自分のものだと刻み込む様に侵入してくる。

 娘を気にかけながら娘の秘部の割れ目を、青年がペニスで押し広げ、ゆっくりと娘の中へ沈めていく。

 

 

「っくぁ! ………ぁっ………ぁっ………っく………ぅ」

 

(奥に………奥に入っ………てきてる………)

 

 ゆっくりと奥へ、奥へと子宮を目指し入り込んでくるペニス。娘は自分の身体の中に青年のペニスを入れられる感触に陶酔しきり、処女であるにも関わらず、まるで何度も性交の経験のある娘の様に痛みの事など全く気にならない様子で体を震わせている。

 

「くっ……はぁっ……ぁ……まだっ、これ……以上……ぁっ…は、はいるっ……の?」

 

 気が狂いそうになるぐらいの快感。快感に意識を流されまいと必死になりながら、体に埋まるペニスを見て不安そうに青年を見る。

 その娘の元々の美貌に加え、表情は与えられた快楽で涙腺と唾液腺が緩み、口からは止め処ない量の唾液が流れ、潤んだ瞳で不安に彩られた顔で青年を見上げる表情には、赤毛の青年の欲望が強く刺激される。今すぐにでも一気に娘をむさぼりたい。

 

「もう少し、頑張れるかい?」

 

 それをひたすらに堪え、初めての膣での性交を行う娘を気遣う。

 

「うん、きて……。あふっ」

 

 そんな青年の優しさに心が温かくなる。ダレスや男達と違う、自分勝手な陵辱と違う。自分の全てを捧げる事の嬉しさと痛みを遥かに上回る快美感と、愛する青年に埋め尽くされる充足感。埋め込まれる青年の分身に比例する様に背中を反り返らせながら、娘は長い睫毛を伏せていく。

 

「好き……。好きぃ……」

 

 不浄の穴だったとはいえ、犯された時に叩き込まれた乱暴な快楽とは違う。同じ快楽なのに、ここまで心が満足出来るとは思わなかった。優しい青年に愛おしさがこみ上げる。拘束された四肢が恨めしく思う。これがなければ、青年を抱きしめ一体感を強めたのに。そう思うと体の芯がいっそうと熱くなるのを感じた。

 

「お願い…………キス……キスして」

 

 娘の愛らしいおねだりに青年が微笑みながら娘の唇に自分の唇を落とす。たったそれだけで娘から更なる愛液が分泌され、ぐじゅり。と結合部から溢れ出し、いつしか発情した雌の強烈な匂いを放つ。

 

「たまらない。全部入れるよ?」

 

 確認という形の宣言。青年が更に残った部分を埋め込む為に前屈姿勢を強めると先ほど以上に強い圧迫感に娘は大きく仰け反った。

 

「くっ、はぁ…………っ」

 

 ゆっくりと、そして力強く膣を青年が自分のものだと刻み込んでいく。初めて男根を受け入れる膣なのに、十二分にとろけた娘の膣は自分を犯したダレスや人間より大きなペニスにも確実に受け入れていた。まるで始めからこの青年の為だけに作られた様なフィット感。背筋を走る電流に体を震わせながら、娘は体を脱力させ、熱い吐息を漏らしてしまう。

 

「凄い。トロトロなのに、締め付けて扱きあげられてる。その上で更にうねってる」

 

 青年とは違い、娘の初めての膣での交わり。だが与えてくる膣の快楽に青年が顔を顰める。何人かの少女や女性と関係を持ったが、これほどまでの快感は初めてあった。これが名器というものなのだろうか。いずれにしても絶世の美貌の娘から与えられる最高の締め付けに青年が必死に耐えるしかなかった。

 娘も青年の声が霞んで聞こえる中、青年が顔を顰めているのが、否定的なものではなく、交わりから受ける快楽で果てぬ様に耐えている。というのがわかる。双方とも感じる快感と一体感に更に締め付けが無意識に強まっていく。

 

「私も…………っ。気持ち…………いい…………っ」

 

 一息ついた娘が体を震わせながら下腹部から感じる充足感と快美感で占領された部位へと視線を向ける。とめどなく溢れる自分の体液に濡れた二人の恥毛が絡み合っているのが見え、娘が安堵する。

 

(全部…………。よかった……ひとつになれてる……)

 

 ペニスを受け入れた秘部をヒクつかせながら、青年のペニスが全て納まった事に満足する。みっちりと隙間なく根元まで青年の男根が納まっている。膣はとろけきっており、愛する相手の子供を受胎する為の準備を整え、後は吐精を待つだけである。事実、膣に受ける感覚は既に痛みはない。僅かに動けばこすられる度に甘い痺れる感触。圧迫感から呼吸が辛いものの、不快感は一切なく、ただただ快楽のみしかなかった。

 何よりも挿入による幸福感だけでなく、青年との一体感が良かった。ペニスの雄雄しい反りも、張ったエラも女壷は優しく包み込みんでいる。自分を孕ませる事が出来る愛おしい青年のペニスに隙間なく吸い付いて、ペニスの形に合わせて膣が包み込むだけでなく形を変えている。青年が動く事がないのに関わらず、娘の体が熱く甘く蕩け、体中をしっとり濡らしていく。体の脱力も先ほど以上に顕著でもう、首を起こす事ができない。

 

(も……ぅ……ダメ……。気持ち……良す……ぎて……何……も……考えられ……ない)

 

 このまま、なすがまま、自分が青年のものだと、まだ周辺に転がる息のある人間に知らしめる様に無茶苦茶にされたい。思考が飛び飛びの中、そんな考えが沸き起こる。

 

「あぁっ!? はあぁ!」

 

 青年がゆっくりと腰を使い始める。清楚な柔肉がそれに連動してねっとりと絡みつき、愛しいペニスを健気に愛撫していく。

 大きく引き抜かれ、引き抜いた分いっぱいまで埋め尽くす。単純な往復運動。それだけで脳内が真っ白に染まる。背筋を快楽が、ゾクリとした感覚として体を流れる。瞳を閉じ、甘い感覚をただただひたすらに享受する中、感じる不浄の穴を犯された時と違う桁違いの快感に娘は喉を晒す様に体を仰け反らせる。同時に、くっと反らせた事で切なそうに突き出された豊かな乳房に青年が汗にぬれた手を這わせる。

 

「凄く、気持ち良いよ……。フィーナも気持ち良いかい?」

 

「い、いい……。んあっ、はぁあっ、いいのっ……っ。んあっ……んふぅ~~~~」

 

 青年のペニスと繋がった事での幸福感に浸る暇もなく、覆いかぶさった青年が、耳元で名前を呼び、今の状況を問われる。懸命に娘が伝えようと口を開くと青年が答えを言い切る前に唇を奪い、悠々と舌を差し込んで互いの唾液を交換する。自分の唾液を味わってもらい、青年の唾液を嬉しそうに味わう。もう体中が気だるく青年とキスを交わし続ける為に首を支えるのも娘には辛かった。

 逞しい青年のペニスはそんな中でも初心な膣の感触を楽しみながら次第に腰の振りを早く、激しいものに変えていく。

 

グチュッ グチュッ グチュッ

 

 結合部から鳴り響く姫鳴りに娘が更に興奮を高め、体中を赤く染め上げる。

 

「初めてなのに、全部飲み込まれて、締め付けも凄い。少しでも気を抜いたらイキそうだ」

 

 口を離した時に漏れた青年の言葉に耳朶が痺れる。娘が自分が気持ち良くなるだけではない。ちゃんと青年も気持ち良くなってくれている。その事に満足感を覚える。

 

「う……んっ」

(嬉しい……)

 

 そう口にしようとして、また唇がふさがれる。再度口内を青年の舌が制圧したために艶かしい鼻にかかったうめき声にしかならない。

 

「あっ、あっ、はぁ、うんっ、あんっ、うむ、うぅ、んっ、んぁっ」

 

 グチュッ、グチュッ……

 

 必要以上に潤ったペニスの注挿運動から発する、性交に慣れた女が発するであろうこの音。これを初めて男と交わった娘が響かせる中、吐息が熱を帯びてゆく。

 

(この……人を……諦めないで……よかった……)

 

 娘が幸せに染まる中、青年のペニスが膣壁を抉る感触も僅かにあった痺れる様な痛みも今では完全に消え去り快楽に変わっている。深々と抉られた時に子宮まで届いた時に感じる圧迫感と感触に呼吸が詰まらされる。青年が若いながら経験が豊富なためか、抜群なコントロールで抜き差しの力を加減し、ペニスをじっくりと膣のいたる所を刺激し、娘の弱い所を探りながら、快感を与えていく。

 

「あん…………っ」

 

 子宮を突き上げられる時には、ペニスの先端部を子宮の入り口に押し付け、体全体で優しく押し付けてくる。激しい動きから、膣奥を優しく責められ、刺激が圧倒的な快感へと変わる。何度もペニスで子宮を娘をいたわる様に突かれる内に、娘は体の奥から何度も叩き込まれた嫌だったはずの疼きを覚える。

 

(奥……っ、気持ちいい……)

 

 亀頭部で軽く押し潰されるような刺激。優しい子宮へノックするかの様な刺激が、娘の反応を見ながら早い律動へと変えていく。不浄の穴を犯された時に感じた絶望感や嫌悪感はまったく感じない。優しく、高みへと誘うペニスの生み出す律動が、子宮を溶かし始めた。

 

「もっ……あっ、あっ、わたっ、私でっ、きもち、よく……っ、なっ、あぁ、あぁん」

 

 青年と唇が離れると互いの唾液が混ざり合い糸を引く中、娘が自分の体で青年に快楽を享受してほしいと願いを口にする。その言葉を受けた瞬間、青年のペニスがたっぷりと奥まで埋め込まれる。神聖といえる子宮の入り口にペニスがあたり、目と耳にじんじんと快楽の痺れが広がる。青年へ向けた言葉は娘の想像以上にいやらしい声色となっていた。

 

「ダレスやあの男達にされたのを、絶対忘れさせるから」

 

「いやぁっ、嬉しい……。くっ、あっ、はっ、うむぅ」

 

 青年の表情が喜色を湛えながらもう一度唇を合わせる。ゆるみきった唾液腺から溢れる唾液を啜られ、娘が体をビクンと体を反らせる。好きな男に口内を侵され、舌を絡めとられる感覚が嬉しくて切ない。もっともっと可愛がって欲しい。青年から送られる唾液が流れ込んでくると匂いも味も甘美なものと感じ、進んで飲み干す。もっと味わいたい。飲みたい。飲ませて欲しい。同時に自分のも味わって欲しい衝動が生まれる。

 

(こんな……。こんな素敵な事を押し殺そうとしてたなんて……)

 

 薄暗い部屋の、体を拘束する台の上で、服を破かれ殆ど機能を失い裸同然となった姿を晒して喘いでいる自分。しかも膣や唇を奪われこそしなかったが、散々辱めを受け続けてきたのだ。そんな汚れた自分を受け入れてくれた事の嬉しさと、尚も拘束が解けなかった事で体を動かせぬ状態の中、こんな形でセックスしている自分がいまだに信じられない。状況を把握し、受け入れた自分を理解すればする程胸の奥まで締付けられるほど、心臓がドクッ、ドクッ、と高鳴り大切な何かをぼんやりと消していく。青年が唇を離すと豊かな胸に口を運び、乳房の先端にある突起を吸い上げてくる。

 

「はんっ、はぁ! あっ、あっ、だめぇ、あん……っ、ああっ! だめなのっ!」

 

 好きな男に口付けを交わし、舌を絡ませ、乳房を揉まれながら乳首を吸い上げられる。時には手で首や腋まで優しく刺激され、偶にでる否定の言葉の声色は淫らに染まり、恥ずかしさからの言葉だとわかる嬌声であった。

 

「感じてくれてるんだね。中がひくついてるよ」

 

「そんなぁっ……、うそっ、ですぅ、あんっ、はぁぅ、あっ、あっ、くぅっ」

 

 青年の言葉に恥ずかしさで頭を振る。気持ち良いのは事実だ。でもそれを認めるのはあまりにも恥ずかし過ぎた。そんな娘を素直にさせようと、大きく引き抜かれたペニスをまたいっぱいに奥へと収める。その刹那、聞くものを身震いさせるほどのいやらしい声が漏れ出る。体に与えられる充足感に益々体が痺れていく。

 清楚で、可憐な娘が悩ましく体を仰け反らせ、体が不足する酸素を取り込もうとする姿を見て青年が生唾を飲み込む。

 

「嬉しいよ。エッチな声を出してくれて、クリも乳首も硬くなって、女神なのに僕を受け入れてくれて」

 

「それっ、貴方だからっ、アドルさっ、んっ、だからっ、あふっ」

 

 大好きな青年だけに心を許した。そして体も許す事が出来た。立場や危険から解き放たれた事で、たがが外れた娘の甘い淫靡な声はとどまる所を知らない。巧みな青年の動きに合わせ淫らな声で歌いながら、動きによって明滅する意識をなんとか持たせる。

 青年が楽しんでいた娘の胸から手を離して、台へと移動させる。体を支えると、娘を、そして自分を絶頂へ導くために本格的に腰を遣い始める。決め細やかな白磁の肌の股の間で、筋肉質な腰がうねる。その動きに体が動き、枷の存在が邪魔に感じるが、それすらも娘にとっては快楽のスパイスとなった。

 

「あう……っ、あ! はぁっ、あ……、やっ、やっ、あぅ、いいっ」

 

 青年のペニスが先ほどと違う一定のリズムを刻む。初めての中、初めて刻まれる心地よく、性感を違う形で刺激される抽挿運動。リズムの変化だけなのに、突然の変化から巻き起こる快楽にわれを忘れ、娘は快楽に潤んだ瞳で青年だけを見つめる。

 三回浅く突いた後に、一度最奥まで挿入しきるリズム。単純だが浅い部分でより多く感じる部分を刺激された後に、奥を優しくノックされる快感に蕩ける表情は、青年に自信を持たせる。初めての娘が快楽におぼれている。大切な相手を喜ばせる事が出来て嬉しいのは娘だけではない。この青年にとっても嬉しいものだった。

 

「はぁ、うぅ、あぅ……っ」

 

 白く染まった愛液で蕩けきった膣壁を青年のペニスが優しく、それでいてしっかりとした強さで抉り、こすりあげていく。その摩擦感が背中を襲う快楽の電流を流す。連動する様に娘の秘部から姫鳴りがますます粘液性の高いものへと変化するが、それが更に娘を興奮させていく。

 

「フィーナ。僕と呼吸を合わせられるかい?」

 

 娘が耳鳴りがする中、青年が耳元で囁く。一瞬何の事かわからなかったが、青年の言葉を少しずつ理解すると目を閉じる。青年の律動はもうわかっている。青年が娘の膣の浅い部分を刺激する時には呼吸を浅く、速度も合わせる。深く突きこまれた際にはそれにあわせる様に深く、大きく息をする。

 

(あ……これ……す…………ごい……)

 

 呼吸を合わせた事で、青年の律動から生み出される甘い痺れがより強くなる。甘い気だるさが秘部から背中、体中に広がり、頭の奥で白い小さな閃光がいくつも破裂する。

 

「うあっ、凄い。ただでさえ良かったのに更に吸い付いて締めあげられる」

 

 青年の表情からも完全に余裕は感じられない。腰使いがシンプルで、自分の快楽を得やすいものへと変える。娘の高まりを見て、自分も同じタイミングで達する様に変えたのだ。

 

ぬちゅ ぬちゅ

 

 何度も打ち込まれるペニスに娘の意識は薄まり、視界が白くなっていく。いまでは耳鳴りもおおきくなり青年の声も聞き取り辛い。これは何度も不浄の穴を犯された事で感じた絶頂を知らせるもの。だが、あの時の心を壊しかけた絶望感や悲壮感、嫌悪感はまったくなかった。

 

「く……るぅっ、あぁ、はぁ、きちゃうっ、のっ、お、おねがっ!」

 

 青年から送られ続ける快美感に、休むことなく喘ぎながら娘が青年を見つめる。手足の枷がなければ、自由に動かせたのなら、両手両足を青年に絡めともに絶頂の頂へと登るのに。

 しかし、両手足の自由が奪われている事で、以前犯された事と今の快感を比較し、あまりの充足感と快感に胸が苦しい程に高まる。大好きな青年に自分の全てを捧げ、子供を宿す神聖な行為をする本能レベルでの満足感からなのだろうか。

 

(も……ぅ…………どう……でもい……い……)

 

 捨てたものの他に、何かもうひとつ、これだけは失ってはいけない何かがあったはずだったが、もう思い出す事も諦めた。愛する男に抱かれ、その子供を残す事以上に、大切な事があるのだろうか?

 青年のペニスが先端部が子宮口を制圧するたびに、娘の意識が飛びかける。甘い喘ぎ声を響かせる中、膣から抜き差しされるペニスは娘の白く泡立った愛液で染めながら、何度も何度も娘の膣を自分のものだと主張する様に出入りしていく。

 

「中にだすよ」

 

 青年の宣言に飛び飛びの意識の中でも、ずっと期待し待ちわびていた言葉に娘の顔が歓喜に包まれる。

 

「だしてっ! なかにっ! あっ! あんっ! ぜんぶぅ……」

 

 大切な子宮を、愛する男の精で満たして欲しい。愛する男の精液を奥に注がれたらどうなるだろうか。冷静で、正気でいられるかわからない。それほどまでに強い襲い来る感覚。

 

「イースっ、なんてっ、人間なんっ、てっ、みんないっ、いらないっ!」

 

 迫り来るものに体を仰け反らせ、喉をから搾り出される娘の決別の宣言。

 

「女神っ、無理だかっ、らっ、あきらっ、めるてっ、もうやだぁ」

 

 ここにいない半身への懺悔に近い言葉を喜びの涙を流しながら叫ぶ。愛する者を前に大切なものを奪われかけた事、愛する者と一つになれた事。絶望と蜜の味を知れば答えは簡単だった。

 

「私っ、アドルさんのっ、ものにっ、してっ! あっ、かちゃっ、んっ、孕まっ、あんっ、だめだめっ、いっちゃ、いっちゃうっ!」

 

 禁断の言葉を娘。イースの双子の女神であるフィーナが叫ぶ。心に秘めた純愛が実った瞬間。だが女神として決して許されてはならない事。女神という立場も全て捨て、愛する青年、アドル・クリスティンだけのものになった。その事実と愛し合う行為から生まれた痺れが腰から脳天まで一気に駆け巡り、理性の全てを吹き飛ばす。

 

「すきっ、あい……して、ああっ、またいくっ、いくっ! アド……ルッ、さ……イッ、イクゥ」

 

 絶頂の中、アドルへ心の偽らざる本当の気持ちを叫んだのは、アドルへの愛情の深さをあらわしていた。そのフィーナの純愛がアドルを高ぶらせ、フィーナを征服しようとする欲望を爆発させる。アドルは一心不乱に腰を打ちつけ、白く染まった愛液で満たされた、子供を宿す事のできる神聖な子宮に最後の一撃を叩き込む。

 

「くっ、出る!」

 

「だめっ、いくのっ! またっ! とまらなっ、い! あっ、いくいくっ、いくっ!!」

 

 ぐちゅぅ

 

 子宮口まで到達したアドルのペニスがフィーナの子宮を押し上げる。その刹那アドルから待ちわびていた熱い精液が放たれる。同時にフィーナへ三度目の、そして一番巨大な白い爆発が意識を吹き飛ばし、女神は汗みずくの体を限界まで反らしながら、ビクッ、ビクッ、と体を震わせる。

 感じるはずのない感覚。だが、膣の中は確実に知覚しているようで、アドルの放つ子供を宿す事の出来る液体を膣内部で受け止める度、その刺激にあわせてフィーナに小さな絶頂の爆発が続く。

 何度も野獣の様な男達に叩き込まれたのとは違う、幾度も次元の違う押し寄せてくる快楽の波にフィーナが飲み込まれていく。その間もアドルのペニスが震えながら、次々にフィーナの子宮へと精液を注ぎこみ、満たしていく。その量は留まる所を知らなかった。

 

(もっと……も……っと……いっぱい……あいし……て……ほしい……)

 

 立て続けにダレスと見知らぬ人間に犯された事、四肢の拘束、女神としての立場とそれを捨てる決断と発言、これもフィーナを襲う圧倒的なオーガズムを呼び寄せた要因となった。女神として一人の人間だけを愛してはならないのに、愛してしまった事への禁忌。女神の立場を捨てた開放感。忘れてはならないものを忘れた事への罪悪感。

 犯された事、愛する者と結ばれた事。それら複数の事を一度に生み出すという異常な状況のこの部屋の中で、女神は歓喜の涙を浮かべながらビク、ビク、と愛する男から与えられた至福の絶頂の痙攣を繰り返していた。

 清楚で誰も犯してはならない女神フィーナの神聖な膣は、愛おしいアドルのペニスを二度と離さない様にと食い閉め、奥へ奥へと飲み込んでアドルの射精を受け止め、最後まで搾り取る。初めて体験する膣からの絶頂に、子宮は喜び精液を余す所なく吸い上げる様に蠢く。子宮を支配する快楽にフィーナは意識を失っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「女神フィーナと女神の剣士アドル・クリスティンの純愛が成就したのだ。喜んでくれてもよかろう。

 なぁ、女神レアよ?」

 

 いやらしく笑いながら、フィーナの痴態と、決断を見て呆然とするレアの胸をもみしだき、女神の不浄の穴へとペニスを埋没させていく。

 

「うっ、うそよ……。そんな、フィーナ……」

 

 怨敵に尻穴を犯されながら、レアがはらはらと涙を流す。最初はわからなかったダレスの姦計。最初に発したダレスの言葉の意味を理解した時には遅かった。

 

「愛や恋は盲目になるものよ。それも、色恋を知らぬ生娘なら尚更。

 アドル・クリスティンが女になれているのも嬉しい誤算だったが、初めて出会った愛する女が完璧だったのだ。

 互いに大切なものを失うかもと思えば、一線は簡単に越えよう」

 

 レアの直腸を犯しながらダレスが笑う。

 

「フィーナが女神の役割を捨て、イースを捨て、アドル・クリスティンのためだけの女になる事を望んだ。

 アドルも女神を自分だけで独占する事を望んだ。

 二人が望んだつがいになるという慶事ではないか。ちゃんとこの事はイースの人間全てが知る所。

 きっと喜んで祝ってくれようなぁ」

 

 皮肉交じりのダレスの言葉が響く。ダレスの謀ったの段階的に目的は変更したが、アドルとフィーナの純愛を成就させる事。それだけではなく、同時に女神フィーナをアドルとの愛欲に狂わせる事。そして人間と女神を離間させる事。

 フィーナは犯された事から女神として完全に人間を見限ってしまった。人間がダレスと同じと認識してしまったのだ。それと同時に全てに公平でなければならい女神としてあってはならない、ただ一人の人間を愛する事を選んだ。見捨てたはずの人間の中でただ一人を愛した。矛盾しているが、ダレスがフィーナを追い詰めこの精神状況を巧く作り出した。

 そして、見限った人間の中、アドル・クリスティンだけを特別にし、人間を捨てる。この事実はこの浮遊大陸に住む他の人間達も、この二人の濃厚な交わりをダレスの魔法を経由して全部見ていた。これにより女神を幻滅し信仰を捨て魔からの支配を受け入れるもの。一人の男を愛した女神へ反発するものや、女神を独占したアドル・クリスティンへ嫉妬や、悪意を持つもの。女神を陵辱した同胞の悪事を悔やむもの。人間同士で激しく対立し、中には女神や女神の剣士と敵対・害意を持つ者が増えるだろう。

 

「もう、フィーナもアドルも王国のためと我らに積極的に敵対する理由はなくなった。それどころか、二人の間を認めぬ人間が出てくるのだ。敵となるのはもはや人間。

 二人が自衛以外で邪魔をしないのなら、我らも邪魔も対立もせぬ。好きなだけ神殿の女神の宮殿に住まわせ中立の立場を守ろう。安全な場で愛を語らわせ、互いの体を、快楽を貪りあわせ、人間どもに関係を見せ付けさせてやってもよい」

 

 くつくつと笑いながらもダレスの動きは激しさを増していく。

 

「いや、今の情欲に溺れた状態なら、女神の剣士も簡単に仕留められよう。レア、貴様の様にフィーナをまた、アドルの屍骸の前でたっぷりと汚してやるのも良いかも知れんな。

 それとも、あれだけ色欲に目覚めたのなら、アドルに女をあてがい、嫉妬に狂わせれば、母なる魔の女神へとフィーナを堕とす事も容易だろう。

 愛とは、本当役に立たぬ感情よな?」

 

 今後、あらゆる方策が取れる。女神の剣士という強敵を殺すのも、アドルとフィーナ二人を魔へと堕落する事もできるだろう。そう考えるとおかしくて仕方がなかった。完全なる勝利。最後の仕事も、もう終わる。

 

「女神レアよ。体も十分こなれたであろう。

 さて、貴様の膣を一度も汚さなかった理由を教えてやる」

 

 レアの耳元でダレスが怪しく囁く。

 

「お前にはフィーナとは違う、お前だけの大切なお役目。

 そう、新たな魔王をその腹に宿す尊い使命がある」

 

「ま、まさか……」

 

 ダレスの言葉にレアの顔が青ざめる。レアの子宮を犯さなかった事に疑問を抱いていたし、いつ汚されるか不安はあったが覚悟をしていた。だが、その理由がやっと明かされた。その吐き気を催す様な目的にレアが暴れるが過去何度も試した様に拘束は解ける事はなかった。

 

「ダーム様の準備も整った。フィーナ同様快楽に溺れ、新たな魔王を産み落とすが良い。

 女神レアとダーム様の御子。アドル・クリスティンに殺された魔王達を遥かに超える存在であろうなぁ?

 貴様の尊い使命もフィーナと同じく人間達に余す所なくみせてやろう。安心せよ」

 

 全てがうまくいった。失った魔王達の空席をレアが産み、増やし、勢力を回復するまでにはこの浮遊大陸も下界の島も容易く制圧できる。女神と女神の剣士を失った人間は何も出来ない。失われし古代王国の時代で成し遂げられなかった魔による制圧が、今世でなされ様としていた。

 

 

 

 純愛の成就という姦計をダレスが練ったのは、一日程時間を巻き戻る事になる。

 

 

 

 

作中(本編・番外編含)のフィーナのスケベシーンに関して

  • 和姦比率多いの方が良い
  • 凌辱の比率多い方が良い
  • もっと甘い内容の方が良い
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