※この作品はR-18です。

女神が堕落する時   作:濡れ書生

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フィーナ編同様、先にある程度の未来での描写から始まっています
このパートでやっと陵辱、孕ませと、タグにある内容、快楽落ちとバッドエンドらしくなりそうです
リリア、レアのNTR要素がありますのでご注意下さい。タグ登録忘れていたので付け足しました
ボリューム増えすぎて分割すべきだったかなと少し後悔


魔を孕む女神
○ 1


「へへっ、魔に従うと決めて正解だったぜ」

 

 体中を流れる汗を拭いながら男がにやにやと笑う。自分の周りにはやはり三人の男が汗を拭って体力の回復のための休憩を図っていた。先ほどまで激しく何度も体を動かしていた為のものだが、その疲労は大変心地よく満足の行くものだった。その理由は目の前で行われている狂宴、男達の目の前で三人の男を相手に淫らに腰を振る女神の姿があった。

 

「ん……んん……っ」

 

 チュゥッ……チュッ、チュパッ……チュウゥ……

 

 普段の彼女の、涼やかな声を発する口から奏でる音とは思えない音が、唾液を隙間から溢れさせた口元から広がる。その顔は快楽に染まり男のペニスに吸い付いて、手でペニスを掴むと口と手で男から精液を搾り出す為の淫技を見せている。それと同時に自ら腰を振る動きと、突き上げてくる振動に体を揺さぶられており、その状況で手と口で男から精を搾り出す事を行っているのだ。

 女神の下に体を入れている男は膣を肉茎で貫いて、繰り返し激しく腰を突き上げており、膣奥を何度も男根の先端で突き上げては絶え間ない快楽を伴った刺激を送り込み、極上の体を持つ女神の体をビクリッ、ビクリッと快美感で小刻みに何度も震わせている。

 もう一人の男は女神の柔らかな逆ハート型のヒップを掴み、不浄の穴に奥深くまでペニスを突き刺し腰を打ち付けている。その度に肉のぶつかる打音が響いていた。

 

 

グッチュ……グッチュ……グッチュ

 

パンッ、パンッ、パンッ

 

 下から突き上げられる度に粘性の高い姫鳴りが響き、背後から貫かれる度に鳴り響く打音が、女神の口から奏でられる音と淫靡なハーモニーとなり、更に女神を淫らにさせて口と腰の動きを加速させていく。

 

 

「んっ……んあっ、ぁっぅ……くふぅ……あっ……」

 

 顔や体、身に着けた服に綺麗な部分はない程に男達の精液に汚れ、むせ返る程の精臭を放ちながら、快楽に支配された顔で口をペニスで塞がれたまま声にならない声を上げる。

 

 

女神として秩序を司る威厳は失われていた

 

 

女神の神々しいまでの美貌は快楽に染まりきり、同一の存在とは思えなかった

 

 

 貪欲に、秩序の女神と思えぬ勢いで男達の精液を求め淫らに振舞う姿は疲れからの衰えを一切見せず、淫欲に溺れた女神を見れば自分の肉棒が隆起するのを感じる。何度も女神の口に吐精してはそれを飲ませ、何度も直腸に白濁を注ぎ込み、神聖な膣には女神を孕ませる為に多量の精液を満タンになる程満たし続けてきた。にもかかわらずこの痴態を前にしておとなしく分身がしているなど不可能だった。早く体力が回復しろと願いながら女性型の魔物が用意した水を一気に飲み込んでいく。

 

「あれだけやってもなかなか尽きない体力。あれだけやっても尽きなかった精力。そしてこの回復速度。

 神官の末裔を探してる人間狩りで捕まってリリアちゃんと、フィーナ様を犯してアドルって奴に殺された。

 たけど、こうして蘇ってレア様を犯してガキ孕ませる事が出来るんだ。世の中どう転ぶかわかんねぇな?」

 

 一人の呟きに回りの男らが頷く。

 

「フィーナ様の膣を味わえなかったのが心残りだったけど、そっくりのレア様を味わえてるしな。

 まぁ俺達の体の子種はダーム様の子種だから、出来るのは人間じゃねーけど、俺達のガキを女神様に種付けして孕ませる感覚は変わらんぜ」

 

「女神様を、しかも好きな男の前で犯すなんて、背徳的だが俺ら人間を苦しめた元凶を責めれて鬱憤も晴らせて最高だしな。

 その上、女神の愛情を一人奪った男が発狂させれるなんてご馳走もある。大体女神なのに人間の恋人を作ろうだなんてな」

 

 ゲラゲラと男達が笑って女神を眺める。先ほどたっぷりと双子の姉神を陵辱してきた。その間今の女神に群がる男達は凄まじい形相で順番待ちをしていたが、今の自分達も同じなのかもしれない。それほどまでに女神の美貌は凄まじいものであり、膣の具合も尻の締りも、口の具合の良さも別次元だった。

 リリアと言う娘も屈指の美少女であり、膣の具合も素養も大人になって、継続的に性の技を仕込んで大事に使っていけば人生で一、二を争う娼婦になっただろう。だがそれが霞んでしまう程に姉神は女神だけあり完璧で最高の快楽を与えてくれた。妹神の不浄の穴の良さも肌触りも乳房の感触も全て姉神と同じだった。それを考えると妹神を犯せなかった事はただただ惜しい。だが当初妹神を犯せずアドル・クリスティンに殺された悔いも恨みも今ここで発散できていた。

 

「早くまた女神様にぶち込んで種付けしてやりたいぜ。

 ま、怒るなよご同業?」

 

 隆起していく分身の硬さと熱さを感じながら鎖で拘束された、自分達と同じようにダームの魔力により蘇らせられた動く死体に、蘇った仲間=同業と評し男達が侮蔑した目と嘲笑をもって、リリアに犯されている様を眺める。リリアには動く死体がアドル・クリスティンに見えている様だ。男達に輪姦、今や淫らな乱交をしている姉神は妹神のフィーナに見えている様子でもある。確かに女神は瓜二つだったが、アドルと死体は似ても似つかない存在であるのにだ。

 これはダレスが幻覚を見せていると聞いたが、追い詰められた少女の心の動きは妹神のフィーナからアドル・クリスティンを自分のもにしようと、妹神(と思っている姉神)の前で奪い取るために激しく交わり、子供を宿そうとしている。その執念には男達に恐怖を感じさせるものがあった。

 リリアは自分が男達に輪姦されて快楽に落ちながら、アドルとフィーナの濃密な愛の営みを見せられたのだ。自分の状況と、フィーナの愛する男と結ばれた幸せとの格差で絶望を味わい、フィーナと同じ相手に密かに想いを寄せていたのに、アドルはフィーナを抱いて自分の伴侶とし、激しく愛し合う姿を見せ付けられるというもう一つの絶望を味わっていた。

 フィーナは陵辱こそされたが処女や接吻といった乙女の重要なものは守られ、多くの人間が見ている前で排泄を強要されても、ダレスや男達に不浄の穴を陵辱され絶頂を迎えされても、それをアドルが見ていたのに、アドルはフィーナの全てを受け入れていた。だが自分にはその様な人物はやってこないし、アドルが助けに来ない現実。

 自分もフィーナと同等の屈辱を受け悲惨な状況なのに、リリアが自分の恋が敗れ去った事実と、体中汚された行為。女神と違い自分だけが継続される状況からリリアの心を粉々に砕くには十分だったが、この現実はリリアだけではなくマリアやレアの心を破壊するものとしても使われていた。

 ダレスがアドルとフィーナを人間と離間させるためだけにただ愛欲に狂わせたのではなく、姉神達の心をへし折る為に行わせていたのだから、ダレスの計画には男達は素直に感心するしかなかった。事実心が壊れたリリアは、故に簡単にダレスに命じられた通りに動いているのだ。

 そのリリアは神官に従う者の末裔らしく、この動く死体の子を孕む役目が与えられている。女神ほどではないとはいえ、美少女を孕ませる事が出来る男にうらやましいと男達は思う。どうやらこの死体こそが、過去姉神と恋仲にあったとも聞くが、魔を封印する為に結ばれる事はなかったという。

 過去と今を比べれると中々に面白い状況である。妹神が自由を司り、姉神が秩序を司っていたともいうが、

 自由故に妹神は愛する男を選んだ。そして互いの想いを確認して、心も体も捧げる事が出来た。結ばれてはならない二人が結ばれる。まるで街の娘達が喜びそうなハッピーエンドで終わる大衆演劇を思わせる内容の様である。世界がその後どうなるかは別にしてだが。

 秩序を司った姉神は、秩序を守るが為に、過去封印を選んだ故に結ばれずに愛する男とその子孫の前で、フィーナとアドルの愛情あふれる性交を見せ付けられながら、自らは快楽に堕ちるという状況に追い込まれる事になった。

 二人の司ったものが故に違う結果を表す事になった。そしてそれを計画し実行させて成功したダレスの功績が如何に大きいか、わかるというものだった。事実神官の末裔を一人褒美として貰い受けて新たな魔王を生み出す為に種付けを行っているのだから。そんなダレスが新たな魔人誕生の為に、そして女神を孕ませ新たな魔王を生み出す計画の為に自分達を魔の眷属として復活させてくれたのだから、ダレスには感謝しかない。

 

「互いに惚れ合った男の前で、しかもそれが女神様で、犯して孕ませる。こんなに最高なもんだと知ってれば人間の時に他人の女を男達の前で犯してやったのにな」

 

 女神と男。互いに好意を寄せた者同士の前で犯し、快楽に狂わせて、孕ませる。これ程までに雄としての本能を満足させるものだとは思わなかった。そして愛する女神が快楽に堕ちてよがり狂う姿を見て、あの死体に負の魔力が高まっていくのが見える。魔人化とダレスは呼んでいたが、新たな魔王の誕生となるのも、もう少しであろう。新たな魔王の誕生と、その魔王の子をリリアに孕ませて誕生させるという大きな仕事を同時に行うサバト。

 少なくてもこのままダレスについて行けば姉神を犯す事ができ、強靭な体と長い命を得るという点で、普通の人間の生に比べて十分に得な人生と感じられた。そんな姉神の陵辱の横で鏡に映るのはアドルとフィーナの互いの愛を確かめあい、互いに快楽を貪る行為。これは双子の女神の今を白と黒のコントラストの様に表し、見ている者に衝撃を与える。

 そしてこれをこの浮遊する大地にいるもの全てに、常に鏡で見える様にしているという。姉神は完全に魔に屈服し、妹神は人間に絶望して愛する男と幸せだけを追求して魔と対立はなくなった上、魔に必要な物を作り出す。これが延々と見せられるのだ。そしてアドル・クリスティンは自分達を認めない人間をこの浮遊大陸と接続した島から追放するという。その結果この島で起きた出来事は大陸に広まるだろう。魔に対抗できる術を持つ妹神の堕落と、姉神が魔王を産み落とす事実が。

 人間達から抵抗の意思を奪い取り、絶望を与える。女神への不信が高まるのは間違いない。そしてこの事実はアドル自身の選択で追放された人間達により全世界に拡散されるのだ。アドルは自分達こそ殺したが、他の人間を殺戮するのには躊躇するとダレスが見越していた通りであり、恐ろしい程に分析し綿密に計画されていると男達は思う。

 視線を動かしてみれば、彼らを蘇ら手駒にする様に進言したダレスは神官メサの末裔の娘を犯す事に時間を費やしていた。これは単に時間潰しである。今エステリアと呼ばれる島と接続したが、浮遊大陸にもエステリアに住まう人間も、まともに対抗する力を失っている。新たな魔王誕生には時間がかかるが、だかといって今、妹神を急かせてもあまり意味がないのだ。

 姉神、リリア同様に快楽に堕ちたマリア=メサに自らの子種を種付けしながらダレスが待っているのは、自ら講じた策の最後の段階に必要な物の完成である。妹神が作り出す黒真珠をダームの力に染めあげて、ダームの命令に絶対服従する様にリリアに精を搾り取らせている魔人化する死体に埋め込む。これが魔人化の最後の締めである。

 この黒真珠の完成がアドル・クリスティンに匹敵する剛の者を新たな魔人とし、意のままに操る事が出来る事になるのだ。そしてその魔人と、ダームがレアを孕ませ産み落とされる魔王達の数が揃う事でフェルガナ地方での大きな戦にも負ける事はなくなるだろう。

 新たな黒真珠が完成するまでの長き時間は、自分達が延々と姉神を犯し、自らの体内に溜め込まれたダームの子種で姉神を孕ませる夢の時間が続く。我が世の春。そう男達には思えてならなかった。ダレスの計画通り、僅かな時間でフィーナをここまで堕落せしめ、魔の眷属として男達を蘇らせてレアを快楽に堕し、その恋人の魔人化が進んでいるのだから当然な事だろう。

 男達の視線の先で姉神に群がった男達の動きが早くなる。体内にあるダームの精を注ぎ込む時が来たのだ。姉神から言葉にならない絶頂を告げるくぐもった声と同時に男達が体を震わせながら、姉神に限界までそれぞれの男根を押し込んでいる。口や膣、不浄の穴で果てるのを眺めていたが、まだまだ体力的にも余裕があり交代には時間がある。待ち続ける事に飽きた男が一人、快楽に落ちる前の姉神を見たいと思った。ゆっくりと壁にかけられた一つの鏡に近づいて手で触れと鏡面が波の様に泡立ち、ダレスが作り出した女神達やリリアの陵辱の光景が再生される。

 それは妹神の陵辱前、姉神とリリアに何があったのをか記録していた光景であった。

 

 

 

2

 

 

 

「こ、ここは……」

 

 意識を取り戻すと、自分の両手が上手こての状態で拘束され、その腕を支点に天井からぎりぎりつま先が地面に付く程度の位置で空中に吊り上げられた自分の状況に驚く。

 

「フィ、フィーナ!? いるの!?」

 

 慌てて周囲に視線を巡らせるが、自分の半身の姿はない。その中で薄暗い一室にどうやら自分が監禁されている事に女神レアが気が付いた。水路ほどではないが湿気の高さから、ここが神殿の地下であると解る。だが声の響く関係から広い部屋である事しかわからない。それ程に暗く、何もない部屋なのだ。

 

「くっ……こっ! こんなのものっ!」

 

 周囲に誰もいない事を確認し、何とか拘束が解けないか力を込めるが女の細腕では簡単に鎖の拘束を破れるわけはない。だが拘束されているのは女神レアである。本来の彼女の魔力を持ってすれば簡単に解けるはずの拘束はびくともせずに、むなしく鎖同士が擦れ合う金属音を響かせるだけだった。

 女神としての力が失われている。以前の戦いでの記憶を思い出し、力を弱められる結界をレアが思い出た事でその状況に似た状態なのだろうという事に思い至った。悔しさで歯噛みして無駄と理解していても体を捩って鎖を揺すってみるが、結果は徒労に終わった。

 

「フィーナは大丈夫かしら……」

 

 魔力を封印され、女の力ではどうにも出来ないと一旦行動を止めて脱出を模索する中、半身の妹を思う。フィーナも同じ様に拘束されているのだろうか? 今のあの子の精神状態ではかなり厳しいものになるだろう。アドルが魔王達を蹴散らして自分より先にフィーナを助け出してくれれば良いのだが、そう内心願っていると、部屋の奥に光が灯るのが見える。

 

「……鏡?」

 

 部屋の奥、そこには姿見にしては大きな鏡が備え付けられている。その鏡が発光していたのだ。身構える事も出来ず、怪訝そうに見つめる。その見つめた先の鏡の鏡面がゆっくりと波紋が立つ様に振るえ出し、鏡の前とは違う光景をその鏡面に映し出した。

 

「ダ、ダレス!」

 

 鏡に映るのはあの時、待ち伏せをしていたダレスである。どうやら場所は違う様で地下室の扉の前で口角を上げて笑いながら何かをしゃべっている。少しずつ、ダレスの姿と共に鏡からその声が響き始めた。

 

「貴様達は騎士や神官、その従者の末裔だ。故に我らに逆らったその始祖の罪を償ってもらう。

 そこで死んでいる者の様に、な」

 

 ダレスの言葉にその場の空気が凍った。表現以上にそれを示す様に大の男達がピクリと体を震わせる事が出来ないのだ。ダレスの周辺には逆らった事で胴と足を引き裂かれた死体。体中黒焦げにされた人だったもの。そして石像に変えられた人間が、倒された事で粉々になった破片が飛び散っていた。

 ダームの力で蘇った事で、そもそもの魔力に人以上の力も得たダレス。そのダレスには赤子の手を捻る様なものであり、その力に男達が逆らう意思を削ぎ、後ずさりさせる。

 

「……だが、私とて慈悲がないわけではないぞ?」

 

 そう笑うと部屋に立てかけられた鏡に手を向ける。そこに映し出されたのは拘束されたレアとは違い、拘束されていない美しい少女が一室に閉じ込められている光景。部屋の中央には台があり、壁に大きな鏡がある位だが、部屋の四方には香炉が置かれており、何か香を炊き込めている様にみえた。

 

「どうせ神官の血筋、神官の従者の末裔として死ぬのだ。少し位良い目を見させてやろう。

 鏡に映るリリアという小娘が扉の向こうにいる。部屋には女を淫らに変える淫薬が炊き込めてある。処女ですら快楽に狂うものだ。全て快楽として受け止める故、充分に楽しめよう。

 さぁ死ぬ前にたっぷりと好きなだけ犯してやれ。

 あの娘の体も、心も全て貴様らのものだ。好きに壊れるまで楽しむが良い」

 

 笑って姿をかき消す様に消えるダレス。残された男達が戸惑ったものの鏡に映る少女を見て男達がざわめきを見せる。鏡に映るのは娘は本当に美しいのだ。不安と恐怖から潤んでいる大きく綺麗な瞳。鼻筋も綺麗に整い、柔らかそうな唇と形の良い顎。少女らしい幼さを残すが十二分に美少女と言える容姿の少女。

 体つきは発展途上の為、決して大きい部類ではないが、年相応に実った胸の膨らみと座っている状態からわかるお尻の丸み。足の肉付きも良く、貧相な子供と違い、男の欲望を叩き付けても充分に楽しめる体である。押し倒し欲望の限りをぶつけたい。どうせ死ぬのなら。そんな思いが男達に渦巻き始める。

 事実、鐘の音に合わせて何人も処刑されていく人間を見てきた。今さっきも目の前で引き裂かれた者、石にされた者、炭にされた者がいるのだ。ダレスの言う通りだ。どうせ殺されるのなら、せいぜい快楽を楽しんでから死のう。そんな思いが男達の中で理性を大きく上回り始める。

 

「どうせ死ぬんなら、あの娘と楽しむのもありだな……」

 

 誰かが呟いた言葉。だがすぐに反対の声も上がる。

 

「だからと言って何も罪のない娘を陵辱する罪を犯すのか?」

 

 正論であるが、この絶望的な状況に追い詰められた男達に聞く耳等持つ者は少ない。

 

「じゃあ、そこで大人しく処刑されるのを待ってろよ。

 俺は行くぜ。行ってたっぷり楽しんでくるわ。女神様は助けに現れないし、こんな逃げ場のない所にいたら、ここから逃げおおせても何れ死ぬ。

 それなら死ぬ前にせいぜい楽しんでから死ぬさ」

 

「俺もだ。それに、あんな美少女は滅多にいない。そんな娘を犯せるのなら楽しみたいしな」

 

 一人の男が理性より欲望に支配されるとそれは伝染したように、周囲の男達の広がり、次々に理性より本能を優先しはじめていくのが見える。反対したのは一人の男だけで、他全員は少女を犯す事に賛同して扉を開こうとするが、それを反対した男が一人で何とか止めようと間に入っている状況。最初は冷静だった会話もだんだん大きな声となり、怒鳴りあい罵声を飛ばすものへと変わる。

 そして、それが止めようとしていた男への凄惨なリンチへと変わるのには時間はさほどかからなかった。短時間の暴行ですぐに男がピクリとも動きを見せなくなった。あれだけの男達に暴行を受けたのだ。生命に関わる怪我なのがわかる。だが誰もその男に見向きもせずに勢い良く扉を開け放つのが見えた。

 

「そんな……神官や騎士団の末裔が……」

 

 鏡に映る光景にレアが顔を顰める。男達がリリアを陵辱すると決断を下した。それを止めようとした男を集団で暴行した。鏡から移る光景を見ただけでも、あの青年は助からないだろう事はレアにもわかる。それほどまでに目を背けたくなる見た目からわかる怪我が多い。

 自分達に過去仕え、共に魔と戦った者達。過去自分達が守った者達の末裔。それが自分達から、死ぬのだからと娘を陵辱しようとする等信じられなかったし、信じたくない。そしてそれを止めようとした正しい考え方の人間を集団で撲殺する。人間とはこの様なものだったのか? こんな人間達の為にフィーナと共にあの時、あの想いを封印して黒真珠を封印したのか? 信じられない結果にレアが唖然としたまま鏡を見つめるしかなかった。そして同時に思いだす。過去のイースで起きた戦いの事を。これが人間の本当の姿なのだろうか?

 

「えっ!? あ、あの……」

 

 ズズズッと石床を擦りながら開かれた扉をおっかなびっくりに見ていたリリアだが、そこから現れたのが人間である事に安堵の息を付いたが、全員が血走った目で自分を見ているのが見えた。途端に先ほど以上の恐怖がリリアの体を縛る。神殿の一角に他の人間達と隠れ潜んでいた時と違う。この男達はあの時の人とは違う何かだ。リリアの頭の中でそう理性が警鐘を鳴らしている。思わず声を掛けるが男達は立ち止まる気配がない。逃げないと。そう本能が理性に命じる。

 だが、意識を取り戻して以降、リリアがこの部屋の中を調べていたが特に脱出できそうな場所はなく、扉を一人では到底空けられない重さだった。男達が入ってきた入り口には男達がまだ多くいる。とても逃げれるとは思えない。身を守る様なものもない。隠れる場所も、閉じ篭る様な場所もない。あったとしても、今のリリアの殺気立った男達を前に腰が抜けており、逃げる事は適わなかっただろう。

 

「な、なにっ!? なんなんですか!?」

 

 恐怖に表情を引きつらせながら後ずさりして男達と距離を取ろうとするが、ゆっくりと男達は半円を描くように包囲してリリアを壁際に追い詰めながら、嗜虐心のにじみ出た笑顔を見せる。何故男達が現れたか解らない。言える事は男達が何をしようとしているのか、自分の身に何が起きようとしているのかであり、それをリリアが悟ってしまった事だ。

 

「やだっ! いや、来ないでくださいっ!」

 

 壁際まで追い詰められ動く事もかなわずに自分の体をしっかりと抱きしめて震える姿。美少女が恐怖に震える姿に男達が一斉に美しい獲物に群がっていく。リリアが自分が男達の我慢の堰を決壊させた事など思いもせずに、男達に圧し掛かられ、衣服を破り取られていく。肺が破裂し、喉から出血するのではないかという程に悲鳴をあげるが、誰も悲痛な悲鳴に動きを止める者はおらず、その後ろでは開け放たれた扉は悲劇を小さな一室に封じ込める様にゆっくりとしまって少女の悲鳴が部屋の外へと響く事はなくなった。

 

 

 

3

 

 

 

「やだぁ! たっ、助けて! アドルさん! アドルさん!」

 

 圧し掛かれ無造作に乳房と女陰を弄られる。リリアの悲鳴に聞く耳も持たず、自分勝手な愛撫に痛みを感じる。好きでもない男に体の全てを見られ、荒々しく体を弄られる恐怖と屈辱とが体の痛みと合わさり助けを求める声を上げる勢いを強めるが、その声は赤い髪の青年をこの場に呼び寄せる事は無かった。

 

「恋人か? それとも好きな男か? 残念だけどリリアちゃんは今から俺達に犯されるんだぜ」

 

「痛いのは最初だけだ。直ぐにアドルって奴忘れる位になるよ」

 

 好き勝手な事を男達が口々にしゃべりながらリリアの髪の匂いや体臭を嗅いで、露になった秘部に口をつけ、荒々しく揉み解される乳房に吸い付く。

 

「やだ、気色……悪いっ!」

 

 必死の抵抗も男の力に適うはずも無い。地面に押し付けられて悲鳴を上げるしか出来ない自分に悲しさを覚えるが、その抵抗も直ぐに封じられる。

 

「うるせぇな! 静かにしてろや」

 

 突然男の一人がリリアの唇を奪う。当然の行為にリリアが目を白黒させて顔をそらせようとするが、頭を固定され、初めての接吻を欲望に支配された男にじっくりと奪われ続ける。

 

「んんっ……ん……」

(アドルさんにって……思ってたのに……)

 

 唇を奪われた事でリリアの瞳から大粒の涙が溢れる。いつか好きな男に全てを捧げたい。それが自分が助けた。自分の薬を作る為に尽力してくれたあの赤い髪の青年なら。そんな事を思っていた。

 この大きな戦いが終わったら、勇気を振り絞って彼に思いを告げよう。この想いが実るのならばこの唇を捧げて二人っきりで過ごし、夜にはまだ早いかも知れないけど一夜を共に出来たら。

 そんな事も考えていた。だが実際は男達に裸に剥かれ、名前も知らない男達に体を嬲られながら唇を奪われる。そんな現実である。どうしてこうなってしまったのか? 赤い髪の青年ならきっと間に合う。そう思っていたのに、間に合う気配はまったく無い。薬の時が奇跡だっただけなのか。そんな半ば現実逃避の思考が頭を巡る中でも男達の陵辱が止まる事はない。

 

「可愛い乳首してんな。いっぱい吸って大きくしてやるぜ」

 

「綺麗にぴたりと閉じてるけど、俺達で立派に開通させるとか、楽しみだ」

 

 乳房と女陰にしゃぶりついている男達の声にリリアの意識が思考から戻ってくる。だが口は今もなお奪われ続けて声も上げられず、体中を嘗め回され乱暴な愛撫に痛みが体中を走る。

 だが、リリアの中で変化が生まれる。乱暴にされているはずなのにジンジンと体が熱くなってくる。気が付けば乳房の先端は硬くしこり、揉まれながら乳首を吸い上げられるとビクンと体が反応してしまう。呼吸が唇を奪われている事で荒くなる。女陰は嘗め回された唾液以外のもの、じんわりと秘部から溢れ出てきた水分でぬれ始めている。愛液がわずかながら滲み出てきたのだ。乱暴されているのに体がリリアが気が付かない間に反応し始めている。しかも体を守る反応とは違う様子に、薬の効果というのを思い出し、これがその効果かと納得する。年齢や反応、リリアの女陰を見れば恐らく生娘。アドルという男とすませていたとしても、回数は少ないと思えたのだ。

 

「嫌だ嫌だって割には随分濡れてるな。淫乱なんじゃないか?」

 

 だんだんと乱暴な快楽に飲み込まれようとしていたリリアに、薬の効果を知りながら、あえて男が耳元で囁くと、はっと意識を取り戻したのか顔を真っ赤にしてリリアが首を振って否定しようとする。だが、固定された状態では小さく動くので精一杯である。それでも否定しようとする姿が何とも健気であり、より男達の嗜虐心を煽る事となった。

 女陰にしゃぶりついている男が閉じられた女陰をゆっくりと開いていく。衆目のある場所で暴きだされていく襞に触れ、擦りあげながら、女陰を開く事を止める事は無い。ビクッビクッと手足が震えるが男達に抑えられた状態では痙攣を起こしている様にしか見えず、そんな艶かしい状態を見て周囲の男達が早くやれ、早く変われとリリアを嬲る男達を急かす。

 

「まだ男を知らないな。綺麗な色合いだぜ。残念だったなアドルってやつはこんな凄い良い初物を味わえないんだからな」

 

 女陰を弄る男の隣にいた男がリリアの秘部を見て生唾を飲み込みながらにやにやと笑みを浮かべる。

 

「なんだなんだ、好きな男がいたのにいつ抱かれても良い様に体を綺麗にしてなかったのかぁ!」

 

 女陰を攻め立てていた男がリリアに聞かせる様に大きな声を上げる。

 

「マンカスたまって、すげー臭いぞ。こんなの見たらアドルって奴も千年の恋も冷めるってもんだぜ」

 

「良かったな、今それが解かって。といってもアドルと会う頃には初物じゃなくなってるけどな」

 

 男達の言葉に力なくリリアが首を小さく振る。年頃の娘が汚れていると言われる事の屈辱感は大きく、アドルが見たら嫌うと言われたら涙が溢れて止まらない。どうして自分がこの様な目に会うのだろうか? どうして男達は乱暴するのかが理解出来ない。どこで自分は行動を間違えたのだろう? 魔物に捕まる様な迂闊な行動をしてしまったから? 自分の行いのせいと思うと後悔しか心にわきあがってこない。

 

「アー、もう我慢できねぇ!」

 

 女陰を弄繰り回していた男が立ち上がりズボンを脱ぐ。そこから現れたのは力強く上に向かってそそり立つ生殖器。もしリリアがこれを見たら卒倒しただろう醜悪さだが、幸か不幸か唇を長々と奪われ続けている事でそれを目にする事はなかった。

 

「そろそろぶち込んでやるぜ」

 

「んっ! んんっ、ん!」

(やだ! や、やめてっ!)

 

 男の言葉と衣擦れの男から何が起きるのか、簡単に想像がついたリリアが恐怖で顔を白くしながら懸命に拘束から逃れようとするが、男達の力に適うはずもない。何よりリリアが知らず知らずのうちの吸い込んでいた淫薬の影響で体に力がはいらず、まともに力も入らない。それを尻目に男は合図してリリアの足の拘束を解かせると両足を脇に抱え込んでいく。唇を奪っていた男も、乳房を愛撫していた男達も離れ、もうリリアに触れているのは両手を押さえている一人の男だけになった。

 

「そんな……っ、おっ、おねがいですから……やめっ…………」

 

 最後まで言い終わる事も許さず、男の亀頭がゆっくりとリリアの肉襞に触れるとぬちゅり、と男の唾液と愛液の混ざった水音が響く。アドルに捧げたい。そう思っていた場所に性器が押し付けられ、少しずつ腰を見せ付けるように押し付けてくる男に何とかしようにも、両手も両足も押さえられている状態では何も出来ない。腰を動かしても逃れる事等とてもではないができようもない。そんな目の前の恐怖に慄く美しい少女を犯すべく、男が固く尖った男根を突き刺していく。

 

「やめっ、やめて……、ひぃ……っ! いった…………うぁ……あ……」

 

 女陰を左右に押し広げる感覚がまるで又裂きを受けているかの様な激痛となってリリアを襲う。体を杭で貫かれる様な、強烈な痛みと異物が入り込む感覚。小さくあ……、あ……と声を漏らしながら痛みで体を震わせ、涙は枯れる事を知らずにまだまだ多く流れ出ている。そんなリリアを気にする事もなくねじ込まれていく男根に小さな抵抗がある。いまだ未通の証であるもの。それを感じ取り、男が笑う。

 

「いっただっきま~す!」

 

 その言葉とともに、小さな抵抗を踏み潰す様に推し進めていく。自分の大事なもう一つの初めてを奪われた事をリリアが理解する。唇も、初めても好きな男に捧げる事が出来なくなった。その事実に悲嘆する暇もなく、痛みは常にリリアを肉体的に痛めつける。

 男の男根が少しずつ、また少しずつ誰もが侵入したことない娘の処女地へと消えて行く。初めてを奪われてもなお、異物を拒むかの様に膣は必死の抵抗で男の侵入をキツさで迎える。だがそんな抵抗等では男を押し止める事は出来ない。ささやかな抵抗を払いのけ、体内の奥まで男根を抉り込まれ、リリアは顔を背けて硬い石の床に体を預けている。

 

(こんな……ひどい……。アドルさ……ん、に……あげたかっ……たのに……)

 

 膣内部に熱い異物がある感覚。それが体内の奥深くまではまり込んでいる。激しい痛みが、心の中で好きな男にもう立てない状況まで汚されたという事実と合わさり絶望で心も体も支配される。呆然としたままリリアが顔を背けたまま、視線を冷たい床に落とし、枯れる事のない大粒の涙が流れている。

 だが、痛いはずなのに、辛く苦しいはずなのに、男根が密着しているその奥からジワリ、ジワリと何かが這い出てくる感覚をリリアは僅かながらに覚える。

 

「ふぅ……。リリアちゃんの処女はアドルって奴じゃねぇ。この俺が頂いたんだ。しっかり覚えとけよ」

 

 顔を逸らすリリアの頤をつかみ、自分に顔を向けさせる。

 

「若いだけあって凄い締りで、食いちぎられそうだぜ」

 

 大切なものを全て奪われて涙を流している少女に男が興奮と満足感をもって笑顔を見せる。結合部に目を向ければ自分の男根をふかぶかと飲み込んでいる少女の性器がある。この娘の初めてを奪ったのだ。ここにいる男達で一番最初に、少女が想い焦がれる男ではなく、この自分が。少女を蹂躙した感覚に酔いしれながら男がリリアへと覆いかぶさっていく。

 

「ひっ……、もうや……」

 

 男が動く度に体の中が擦れ、ズキンとした鈍痛が体を走りぬける。だがそれもお構いましでリリアの両脇に手を付くと耳元で囁く。

 

「経験のある女じゃない、犯された女なんだ。

 どうせ犯された女なんて男は見向きもしねぇんだ。おとなしく俺達とスケベな事してたのしもうぜ」

 

「やだあっ! そんな……っ、の」

 

 耳を男に舐められてゾクリとした感覚が体を走る。耳元で囁かれた初めてを奪われた事実。その内容に心が砕けそうになる。汚れた女を見向きもしない。そう言われて涙がまた溢れ出る。もし、アドルが受け入れてくれるとしても、自分からあの青年の前に立つのは無理だ。自分から距離を取ろう。あの青年ならきっと自分より相応しい女性が直ぐに見つかる。そう思えば思うほど、彼を渡したくないという独占欲が湧き上がるが、自分の状況に絶望し、その二つの感情がせめぎあって頭が破裂しそうな程に痛くなってくる。それを尻目に男が本格的に腰を動かし始める。

 

「いっ! あぁ……っ、いた、あぁ……ひぃっ」

 

 体内の感触を楽しむようにゆっくり引いては同じ速度でまた埋没させる。単純なピストン運動に初めてを強引に奪われたばかりの少女を刺激し、大きい痛から苦痛のあえぎ声を漏らす。

 だが防御反応にしては尋常ではない量の愛液が分泌されて、次第に柔らかく男を向かえ入れる様に反応をしめしていくリリアの膣。一度腰が前後する度にリリアの中に感じたくも無い感覚がビリビリと体を走り抜け、痛みと共に淫靡な感覚が少しずつ体を支配し始める。

 最初は痛みと恐怖や絶望で冷や汗を流していたリリア。だが今では腰を突き動かされる度に生まれる感覚で体が火照り始め、しっとり肌を濡らしていた。初めての感覚でリリアがその正体を理解していない。犯されて処女を奪われている激痛と、部屋に炊き込められた女を狂わす魔の薬に侵された効果が如実に現れ始めている。

 痛みがもう一つの感覚で薄れ行く中、困惑した様にリリアが眉を曇らせ戸惑った表情を見せる。その美少女の困惑と、膣内部の変化を感じ取った男がこれが女を淫らに変える淫薬の効果を改めて理解する。

 リリア自身は痛みの他にもう一つ新たな感覚が生まれているがそれが何かまったく気が付いていない。だが苦痛の中で惚けた顔を見れば男達いはそれが何か、直ぐにわかる。リリアが快楽を感じ始めているのだ。何よりリリアを穿つ男はリリアの膣の変化を直に感じ取っている。初めての娘なのにこの膣の緩みや愛液の分泌は明らかに女が快楽を得て、それにおぼれ始める時の反応。痛みと快楽を同時に受けながら、確実に転落を始めている予兆なのだ。

 

「やだぁ、たす……っ、けて……ぇ。アドルっ……さん」

 

 痛みと快楽の両方の刺激に混乱しながら恋焦がれる青年に助けを求める。だが、それが男の興奮を更に煽り、リリアを貫く腰の動きを少しずつ強めていく。

 

「はぁ……っ!」

 

 愛液で溢れた膣を、まるで膣壁をこそぐ様に大きな肉茎が擦りあげていく。本来ならば処女を失ったばかりで痛みだけしか感じない筈が、腰の動きに合わせて魔の淫薬の為に意識を失うとは違う、体の浮遊感を覚える。その感覚がリリアの意識を不安にさせる。犯されているのに、痛みとは違う奇妙な感覚。心臓が早鐘を打つ様にドクドクと鼓動を刻むと痛みとなって感じられる。だがそれも奇妙な感覚を意識させる効果を少しずつ与えるだけであった。

 不快感や痛み、違和感を感じなくなる分、女淫から広がるのは貫かれる度に体中に響く甘い感覚。膣内部を我が物顔で制圧する肉茎は小刻みに動きを変えて膣内部の色々な部分を擦り上げてまだ不慣れな少女の甘い弱点を見つける為に動き続け、リリアが反応を示した浅い膣の天井や、膣内部のざらついた場所を刺激し続ける。

 

(や……っ、なに? なんで……あつい……ぃ)

 

 リリアが沸き起こる感覚に瞼を閉じる。無理やり犯されているのに感じる感覚に困惑と自己嫌悪で顔が歪みながらも、細い手足をピクピクッと震わせている。体に感じる感覚が背筋を駆け抜け頭まで走るゾクゾクとした感覚となって体中に甘い痺れを走らせる事になった時にはもう手遅れだった。薬のせいで体がおかしいとわかっていても何も力のない少女には何も出来なかっただろう。どんなに自分の意識を保つために、口の中で頬を噛んでも、手を強く握り手のひらにつめを食い込ませても、体中を弛緩させる甘い淫靡な感覚は消える事はない。それ所か、男が膣内をかき混ぜていく度に女淫からはヌッチュ、ヌッチュと粘性の高い姫鳴りを響かせている。

 

「あっ、あんっ、いやぁ、やなの、なにかっ、くるぅ! こっ、こわいっ!」

 

 痛みからの喘ぎはリリアの気が付かない内に快楽に蕩けた甘い吐息となっていた。男の動きに合わせて羞恥に顔を赤らめながら、止める事もできないあられもない嬌声を上げる。初めて感じる、体中を駆け抜けるゾクゾクとした甘い痺れをもたらす快感が強くなってくると抵抗する気力も失い、全てを明け渡してもいいと思える様になって、喘ぎ声を抑える努力すら出来なくなる。途端に喘ぎ声が大きくなり、その自分の声にリリアが更にあってはならない快美感に襲われる。

 

「まだ一回目で、俺が射精してもないのに感じ始めたな。

 とんでもない淫乱な小娘だぞ、乳臭いガキと思ってたがとんでもない。

 怖いこたぁねぇんだ。そのままそれを受け入れろ。天国に行けるから心配すんな」

 

 陵辱され、処女を散らされた中で覚える快感に困惑と恐怖に震えるリリアがいやいやと首を弱弱しく振りながら喘ぎ声を上げ続ける。大勢の男達に裸を見られ犯されるのを見られるという状況も何もかもが意識の外へと遠のいていく。今では男のピストン運動は処女相手にするものとは違い、準備の整ったこなれた女を穿つ勢いのそれとなっており、勢いが強まるにつれ、耳鳴りがリリアを襲い、意識が白いもやに掛かっていく。

 

「はぁっ、あんっ、あっ、あっ、あはぁ」

 

 薄暗い地下室の中、穢れを知らぬ清純だった少女が悩ましい吐息を漏らし続ける。リリアの可愛らしい相貌を赤く染め上げ、あふれ出す愛液は白く濁り、床に大きな染みを作り出す程の量となって、淫臭を漂わせる。

 男の動きから生まれる快感は絶え間なく体中を流れ、これから起こる少女を襲う感覚がどういったものか、冷静になった時それが自分に何を与えるものか、考える暇もなかった。

 

「わっ、わたし……ぃ、わたしぃ……っ、アド……ルさん……っ、もぅだめぇ……」

 

 頭の中が真っ白になっていく中、恋焦がれる青年の名前が口から漏れる。好きでもない男に迎えさせられようとしている中、それでも白く染まる意識の中で浮かんだのは赤い髪の青年。初めてみた時から心の中にあった異性が思い浮かんだのは、少女がそれだけ女神の剣士に恋焦がれていた証だろう。

 そんな少女の膣奥を男が何度も貫き体を圧迫する中で、尿意の様な感覚が体に突如生まれる。我慢のしようもない感覚。痛みは既になく、快感と体から沸き起こる体から何かがあふれ出そうとする衝動が腰全体を甘く溶かした瞬間、リリアの意識が真っ白に飛んだ。

 

「あんっ、くるのっ、きちゃ、きちゃぅ! あっ、あっ! だめっ、だめだめっ、だめぇ!」

 

 押さえつけられた両腕ごと、体全体を快感に震わせながら背中を弓なりに反らせる。年齢から考えれば大きい乳房とお尻を悩ましくビクリッ、ビクリッと痙攣させながら、結合部付近からは黄色い液体が勢い良く噴出する。

 犯されながら感じた絶頂は暴力的な程に狂おしく甘いものだった。男達の歓声も聞こえない程に意識が朦朧として体が宙に浮いている様な感覚になる。初めて感じる心地よさに羞恥心は吹き飛び、恋焦がれた青年の姿は掻き消え、口を戦慄かせながらリリアの意識が途切れる。

 美少女が絶頂に昇り詰める姿は男達の興奮を煽り次々に、それぞれの男根を痛いくらいに硬く反りあがらせている。目の前で失禁するほどの絶頂に導かれる淫靡な光景はそれほどまでに男達の生殖本能を高めていた。

 

「あっぶねぇ……食いちぎられる位締め上げられて俺までイクところだったぜ。

 それにしても、お漏らししちゃう位気持ちよかったのか?」

 

 男がぎりぎりで射精をこらえて荒い息を吐く。自分の体に大量にかけられた事で感じるアンモニア臭に普段なら顔を顰める所だが、そんな事を考えている暇はない。これほどの娘、しかも美少女だ。簡単に終わらせるなんてもったいないのだ。一度結合を解くと、ひざ立ちになってリリアを四つんばいの姿勢にさせると汗だくになって震える少女に覆いかぶさる。

 

「っぁ……はひっ、はぁっ、はぁっ、はあぁあ、あっ……、き、きもち……よかった……」

 

 過呼吸になりかけた状態からやっと呼吸が落ち着きを見せ、意識を飛ばした状態から思考が少しずつ戻るにつれて、思わずリリアから声が、絶頂を迎えたという事実が漏れる。あれほどの快感ならもう一度味わいたい。犯されていたのに頭の中がぼやけそんな事を考えるもう一人のリリアがいた。別のもう一人のリリアはホワイトアウトしていた視界からの情報と耳鳴りで途絶えがちだった音、周囲の匂い、床の冷たい感覚、五感を通じてあらゆる情報が一度に頭の中に流れ込んでくると周囲を確認する。

 

「っ……あぁ…………」

 

 自分がはしたなく失禁した事。無意識に気持ちよかったと言葉を漏らした事。これらを理解して頭が焼き切れそうと思える程に恥ずかしさを覚える。思わず声を漏らしたがそれ以上何をいっても何も出来ない。快感の余韻に体を震わせながら涙が溢れる。こんなに汚された。もうどうでもいいや。そんな自暴自棄な思考がリリアの中に生まれ始める。汚されたのだからもう諦めて快楽を味わっていた方が苦痛も何もない。そう思うと心が楽になる。だが赤い髪の青年が頭をよぎると胸が張り裂ける程の痛みを感じ、自棄になりかけている自分を押し止める。

 

「気持ち良かっただろ? 怖い事はない、あれが絶頂、イクってやつだ。

 唇は俺達が貰った。処女も俺達だ。絶頂も俺達が初めてだ。

 そんな女にアドルって奴が振り向くわけ無いだろ? おとなしく俺達と楽しい事しようぜ」

 

「うぅ……」

 

 恋する青年に捧げたかったもの全てを奪われ、犯されていたのに絶頂に導かれた事。体中を汚されてもう、あの青年の前に立つ事は出来るはずも無かった。

 そんな絶望を感じながら絶頂の余韻が引ききる前に、新たな快感がリリアを襲う。

 

くちゅ 

 

 性器同士が擦れ、粘液がいやらしい音を立てる。自分の体からにじみ出た体液の音が男達の声の中なのにはっきりと感じ取れた。

 

「今度は中出しだ。リリアちゃんの全部俺達が貰ってやるよ。

 中出しの次はアナルに入れて二本挿しだ。中出しや二本挿し覚えたらもうさっきの絶頂は目じゃない位凄いぞ。

 二度と普通には戻れなくなるから、楽しみしとけよ」

 

「あ……やぁ……」

 

 先ほどの以上の快楽。それを聞いてリリアが思わず生唾を飲み込む。頭がうまく回らない。早くその快楽が欲しい。痛みの中から生まれ出てきた尋常ならざる快楽。未だ快楽の余韻は残っている。痛みもまだまだあるがそれでも、もうここまで汚されたのだ。このままずっと男に犯されても、一度も二度も変わらない。ならば快楽を十分に堪能した方がまだマシなのかも知れない。

 そんな事を考えるリリアを他所に男は男性器をリリアの女陰に添えて嫌らしく入り口をこねくり回す様に刺激する。男の先走りとリリアの白く濁った愛液がリリアの肉襞で擦れてまざりあい、ぬちゅぬちゅと水音を響かせる。快楽の期待に頭を支配されながらリリアは自分から可愛らしいお尻を無意識に振り、早くと急かす様に男を誘う。好きでもない男の性器で、伴侶や恋人だけが侵入を許される場所に入れて欲しい。男達の子供を宿す体液を注いで欲しい。リリアの知らない所で魔の淫薬は完全に少女の精神を粉々に破壊しつくそうとしていた。

 

「あん……」

 

 焼けどするのではないかと思える程に熱い男根がぐちゅと音を立てて、膣の入り口をこじ開ける。ゾクゾクとした電流が背筋を駆け抜け、体をビクッビクッと男の体の下で振るわせる。また挿入される。恐怖や嫌悪感は薄れ期待に胸の鼓動が高まるのを感じる。

 

(くる……きちゃう……また、さっきみたいに……アドルさん……)

 

 赤い髪の青年が思い浮かんだが、何故彼が思い浮かんだのか、もうリリア自身もわからなくなりつつある。如何して彼に恋焦がれていたのか、少女の心の中をその大きくその存在で占めていたはずなのにだ。

 男の男根の先端がこじ開けたリリアの膣の入り口を更に大きく押し開きながら、きつい膣の締りの中を簡単に押し入って女陰の中にペニスを飲み込ませていく。

 

「あぁ……っ、んんっ」

 

 気が付いた時には全てはめ込まれたしまった。膣奥を先ほど以上にぴっちりと根元まで突き立てられた男根でぐっと押し上げられると妖艶な女を思わせる甘い吐息がリリアの肺から押し出される。

 最初あれだけ嫌だったのに、目も眩む激痛があったのに、挿入される感覚も、膣内部にある異物感も、内臓を押し上げる圧迫感も全てが心地よく、ゆっくりと男が腰を押し付けられると、膣内をかき分けてながら進む圧迫感が頭を真っ白にするほど心地よく、引くときに内臓事引き出される感覚にゾクゾクとした切ない脱力感が脳髄を犯す。ゆったりとした腰の動きで根元まで挿入しては引きずり出すピストン運動をリリアの女陰は健気に受け入れて素晴らしい快感を持って男を歓待していく。

 

「おおっ、さっき入れた時よりも根元まではまり込んでる。

 リリアちゃん、わかるか? 俺のが全部埋まってるんだぞ。ああ、すげぇしまりだ。きっつきつで解れてなかったのに二回目でこんなに絡み付いて吸い付いてきてるぞ」

 

「すご……い……。ああっ、すごいのぉ」

 

 リリアは顔を赤らめて小さく喘ぐぎながら冷たい石床に顔をこすり付ける。その感覚が心地よく、同時にその感覚が女陰部に埋め込まれたペニスの感触をはっきりと感じさせる。

 二度目の挿入なのに、リリアの女陰は完全に男の男根を収めきる。痛みもあるはずなのに、完全に痛みを超える程の快楽がリリアを支配している。

 少女の膣が快感に蕩けてペニスを快楽をもたらすものと認め、受け入れてるのだ。好きな男が相手でもないのに、無理やり犯されているのに、ただただ気持ち良い。もっとこの快楽を味わいたい。リリアがぼやけた頭で何故そんな事を考えているのかもわからずに、男の動きを受け入れる。

 連結した部分から響く粘性の高い水音と腰と尻肉がぶつかり合う音が耳を刺激し、音と連動して伝わってくる快感に思考がかき乱される。

 

「あ……っ、はぁぁっ! だめ……ぇ、これぇ、だめぇっ」

 

 挿入したペニスを締め付けるリリアの膣の感触を楽しんでいたが、ゆったりとした注送を少し早める。ぬるぬると滑る中を先ほど把握したリリアの弱い所を擦る様に抉ると、少女が甘い快感に体を震わせ呼吸が止まる。膣がきつさはそのままに、だが膣肉は柔らかくペニスの男にからみつく。前後に動く度にかき混ざる感じがより強く感じるのだ。そして子宮を押し上げる突き上げと、奥に感じるペニスの埋没感に意識がまたも白く染まり始める。

 

「二回目だってのにもうこんな締め付けを覚えたのか。たまんねぇ。

 そのままよがってな、またさっきのを味あわせてやる」

 

 少女が快楽に溺れるのを満足そうに眺めながら男が腰を動かし続け、快楽に震える少女の体の胸元に手を回して乳房を荒々しい手つきでもみ始める。

 

「おっ、おっぱいも……っ、いっしょにっ、なんっ、てぇ……あんっ」

 男の手がリリアの体を労わる事も考えない乱暴な動きなのに、まだまだ成長途中の胸を揉み込まれる度に呼吸がとまりそうな程強く心臓が跳ね上がる。快楽を覚えた膣同様に、魔の淫薬は胸への乱暴な行為をも快楽と認識させてリリアを快楽に狂わせているのだ。

 

「胸を弄り始めたら中の締りが一段と強くなったぜ。

 小さいおっぱいでも弄られると気持ち良いなんてもう立派な大人の女じゃねぇか。俺達大人の仲間入りだぜ」

 

「あっ、あぁっ、おとな……っ、わたっ、しぃ……っ、おとななっ、のっ?」

 

 男の手がまだ硬さの残るリリアの乳房を強く掴むと、ジンジンとした刺激が快楽となる。それが女陰から生まれる快感と合わさると相乗して大きな刺激となって体中を走り抜ける。乳房の先端にある頂に指を這わせ、指先で挟むとコリコリと弄くりまわすと、リリアから甘い女の声が漏れ出てしまう。行為になれていないリリアの乳首が硬く勃起して大きく存在を主張していくのが男の指に感触を返す事でしっかりと伝えてくる。

 

「ああ、良い女だ。ただ本当の大人の女ってのは何人もの男を知ってるもんだ。

 男をどうやったら喜ばす事が出来るか、何人も同時に相手にしても男達をイカせる事が出来る。

 リリアちゃんにはその資質があるぜ」

 

 少女の柔らかな尻肉を掴んで何度の奥まで貫き、胸を乳首を苛めながらもみ続けるとじっとりと汗をかき、淫蜜と合わさったくリリアの香りが男の鼻を擽る。強い雌の香り。これがあの清純そうな少女だったとは思えない。このリリアの変化が男達をますます興奮させていく。

 

「あぁ、はぁ、はぁ、あんっ、きもちっ、いいっ、きもちいいっ!」

 

 自分が雌の香りを放っている事等わかるはずもなく、リリアが必死に言葉を紡ぐ。胸と膣から生まれる快感にもう意識は完全に奪われ、処女を失ったばかりとはとても思えない様子である。

 

「乳首をこんなに硬くしちゃってまぁ。

 本当感度も凄いしもっと男を知ったら、凄い経験できるぜ」

 

「あっ、あっ、これよりっ、すごいのぉ?」

 

 辱めを受けているのに快楽を享受するという屈辱的な状況なのに、男の言葉にリリアの体が快楽に震えながら、言葉の意味を考えると更にじゅんと膣から愛液が滲み出て、その快楽に溺れる自分を想像してしまう。

 桃色の小さな乳首を摘みあげ、擦られて、コロコロと転がされる。その間も休む間もなく男の腰は何度もリリアの膣を穿っては快美感を与えてくる。これよりも凄い体験。リリアの中で興奮と共に、この快感を味わいたいという浅ましい程の欲望が少女の心を染め上げる。

 

「とけちゃ……っ、あそこ……っ、とけちゃぅ!」

 

 膣口まで真っ白になるほど愛液が溢れ、腰の動きでかき混ぜられて泡だった中を男のペニスが根元まで沈み込んでは膣の中の愛液をかき出して二人の太ももを濡らし、結合部の下ではこぼれ出た体液が水溜りを作っている。

 

「ああくそっ、もう我慢できねぇ!」

 

 男とリリアの交わりを見ていた一人が我慢の限界を超え、リリアの前にひざ立ちになると天をつく様に勃起した男性器を前にする。

 

「んっ!?」

 

 突然の行動にリリアがくぐもった声を上げる。男がリリアの顔を掴むと勢い良く口の中にペニスを突っ込み、後ろから膣を犯す男と同じ様に腰を動かし始めたのだ。

 

「んんっ……」

(口まで……)

 

 膣と同じ様に口を犯される状況。でもそんな状態なのに、乱暴にされているのに興奮が止まらない。汚らわしいものを口に咥えさせられ、おぞましさを感じるはずなのに、嫌なはずなのに、頭が真っ白になって口と膣を貫かれるのが心地よくてたまらない。

 

「舌をペニスに這わせて、口を窄めて吸い上げろ」

 

 男の指示が飛ぶが、初めての行為で、後ろから犯されているのにそんな事出来るわけがない。それでも男からどやされると思うと、懸命に男に言われた通りに舌を這わせて男根をなめ回し、口を窄めては吸い上げる。

 いつの間にか、リリアが自分から動いては上目遣いで男を見、呼吸が少なくなって朦朧とする意識の中で秘部をひくつかせながら、膣で男を向かえ入れている。

 

「口にペニスを突っ込まれてからまた締りが強くなってきたわ。

 リリアちゃん、苛められて喜ぶ変態だったなんてな」

 

 後ろから貫く男の言葉にリリアの可愛らしい相貌が恥辱に赤くそまる。だが男のペニスには動きを止める事無くしゃぶり続ける。上目遣いのままペニスを頬張るリリアを眺めていると拙い舌の動きだが、興奮から快感が高まっていくのを感じる。

 

「良い調子だぞ、初めてなのに積極的で舌の動きも良い。もっと強く吸って手も使え」

 

「んっ、うぅん」

 

 男に褒められて何故か嬉しいと思う自分がいる。言われた通り強く吸い付き、片手を男の腰に回して、もう片方の手をペニスを握る。どうすれば良いのか? 解からないが後ろの男の動きと、口にペニスを突っ込んだ男の動きと自分への指示から考え、そっとペニスを掴む。そのまま後ろの男の挿送運動に合わせ、舌でペニスの先端を愛撫しながら手で扱き始める。

 

「おおっ、いいぞいいぞ」

 

 男が喜びを見せる中で、リリアがフェラチオに夢中になる。苦しいけど口を犯される事で快美感を覚える自分がいる。本当に自分は変態なのかもしれない。でもそれほどに心地よい。同時に相手も気持ちよくしたい。大人の女はそれが普通だといっていた。自分は大人の女なのだと思うと更に男への口での奉仕は強くなっていく。

 

「んっ、んちゅぅ、ん……、んぶっ」

 

 リリアの行動に気分を良くした男が柔らかな髪を掴んでリリアの頭を前後に動かす。乱暴な男の行動に呼吸が出来ず咽かえるが、気にする様子もない男の乱暴な行動に、後ろから犯す男もまけるものか、と勢いを強める。

 

「ああすげぇ! 膣の中が完全にとろっとろだ。最高だぜ」

 

 カラカラに乾いた喉から声を絞り出すと、リリアへの腰使いを弱い所を刺激する動きから単調な、自分の快楽を得るための動きに変わる。そろそろ限界が近いのだ。

 

(すごい……。こんな、すごいの……)

 

 口と膣に燃えるほど熱く感じるペニスで貫かれて前後から突き動かされる度にリリアの意思が完全に無くなっていく。初めて経験するセックスで初めて経験する三人での交わり。乱暴にされているのに興奮が止まらず、動物のように犯される後背位で背中に感じる男の暖かさと力強さを感じて胸が高鳴る。膣から粘性の高い姫鳴りを響かせ、口からは吸い付く音をはしたなく立てながら、甘ったるい鼻息を漏らす。

 

「おお、そろそろでるぞ! 全部口に出してやるから飲め! 吐き出したら許さないからな!」

 

「んっ! んぐぅ、うっ!」

 

 男が限界を告げる。精を口で放つなんて考えもしない事。子供を作るという事がどういうものか、少しは知識のあるリリアである。どこに精を出せば子供ができるかわかるだけに、子供をなすための精を口に出すとは考えもしない。だがもし精を放たれたらどうなるだろう? 飲んだら? そんな考えがリリアの頭に過ぎる。

 

(もう……いいや、どうせよごれちゃった……から)

 

 強烈な雄の匂いを近くで嗅げば嗅ぐほど、男に征服される感覚に酔い痴れる。その中で舌に感じるのは男の先走りから感じる塩辛い苦味。チュッ、チュゥゥゥ、と吸い付く淫らな音が口を犯す男を限界へと追い詰めていく。

 

「出る、出すぞ! 飲め! 飲めよ!」

 

 リリアにそう命令しながら腰をリリアへと押し付ける。喉の奥までペニスで貫かれ呼吸が詰まる中、海産物の香りを思わせる匂いが口内と喉奥へと放たれる。

 

(なに……これ……)

 

 ビクリッ、ビクリッと震えるペニスから放たれる精液。匂い同様に粘り気の強い濃い精液が口内に広がる。次々に放たれる精液の量に驚くが男はリリアの頭を離すつもりはない。後ろから貫かれながらも口内にたまる液体をごくりっ、ごくりっ、と嚥下する音をはしたなく響かせながら飲み干していく。だが男の精液の粘りは強く喉に絡んでは直ぐに胃へと流れ落ちてはくれない。

 

「おお、そうだ。その調子だぞ」

 

 飲み込んでいくリリアの頭を優しくなでているとリリアも気分が乗ってきたのか、先ほど教えられたように口内に溜まった精液を飲み込みながら、口を窄めてチュッと音を立てて男根を吸い上げる。その瞬間、まだ残っていた精が男の尿道から吸い出されて口の中に溜まる。

 

(おいしい……)

 

 リリアのそんな表情を読み取ったのか、男が満足そうに笑顔になる。

「教えもしないのにペニスの中の残り汁までちゃんと残りも吸い出すか、飲み込みの良い子だ。

 どうだ、うまいだろ? 良い匂いだろ? もっともっと飲ませてやるし、その可愛い顔にぶっかけてやるからな」

 

 少女の痴態に満足したのか、後ろから貫かれて揺さぶられるリリアの頭を口を犯していた男が撫でる。その行為に不思議とリリアの心がきゅんと高鳴る。褒められた事。大人と扱われている事。本来であれば喜ぶ等ありえないのに、リリアはそんな自分に気がつかない程、理性が狂ったまま完全に陵辱による快楽に陶酔しきっていた。

 

(また……きちゃう……)

 

 男によしよしと頭を撫でられ思わず表情が喜色に染まる。だがそれも背後から男性器を激しく前後に動かされ、少女が直ぐに快楽に蕩け正気をなくしていく。

 

「あっ、はぁっ、あっ、んっ、あんっ、イクッ、またイクッ」

 

「ああ~俺もそろそろ出る、出る……っ、たっぷり中に出すからなリリアちゃん」

 

 中に出す。その言葉を聴いてリリアの体がビクッと反応を示す。中に出される。それが何を意味するか思考では理解出来なくなっているが、本能的に避けなければならないと反応したのだ。

 

「どうだ? 俺達のものになれよ。

 なるなら他にいる俺達の仲間がリリアちゃんをもっと気持ちよくしてやるよ」

 

「してっ、もっ、もっとぉ、きもちっ、よくっ」

 

 悪魔の囁き。だがリリアにはもうそれに抗う事は出来なかった。

 

「アドルさっ、なっ、なんてぇ、もういいかっ、いいからぁ!」

 

 忘れていた恋焦がれていた男の名前が口から漏れて、その存在を思い出した。何故忘れていたのだろう? でも、もう赤い髪の青年より、この快感を与えてくれる男達を前にアドルの存在は小さくなって、何でずっと彼の事を考えていたのか理解できない。自分を大人の女性といってくれる。自分に快楽を教えてくれる。精液が美味しいと教えてくれた。そんな男達の方がリリアの中で重要な存在に塗り替えられていた。

 膣を犯す男の動きは完全に歯止めを失い、限界速度で何度も少女のヒップに腰を打ち付けて限界に震えるペニスを打ち込み続ける。愛液に溢れた膣肉も男の限界を悟ったのだろう。相手が誰であろうと関係なく、体は子供を宿す為に膣全体がひくついて絞り取ろうと締め上げる。

 

「イクぞっ!」

 

 その締め付けが止めになった。リリアの尻に腰を押し付けて押し潰す様に密着した男が声をあげて体を震わせる。その男の体の震えに合わせてリリアの奥深くまで突き込まれたペニスがどくりっ、どくりっ、と粘り気の強い精液を膣奥に注ぎ込む。リリアが同時に意識を真っ白に飛ばし無意識に息を呑んでその射精のリズムに合わせて体をビクリッと震わせ、歓喜の涙を流していた。

 好きでもない男、それも初めて会う男に犯された上に胎内に射精された。なのに、絶頂の頂に飛ばされて真っ白に意識を塗りつぶされているリリアの胸の中には幸福感だけがある。幸せだった。性行為がこれほど気持ち良いと知らなかった。男達に犯され、支配されるのがこんなに幸せだったとは思わなかった。

 

「あ……っ、ああ…………っ」

 

 小さく声を漏らすリリアの中で、男根は子宮口に押し付けられたまま快感による痙攣を続けていまだに多量の精を噴出している。

 

「すっげぇでた。これやべぇ……」

 

 男がだらしなく涎を垂らしながらゆっくりとペニスを引き抜く。幸福感に思考が止まったリリアが涙を流しながら痙攣を続けている。

 そんな男の周囲で順番待ちをしていた男達が結合部を見つめると収まりきらない精液が処女の証だったものと、愛液と一緒に溢れ出てくる尾が見えた。

 ダレスの言っていた薬の効果がこれ程とは。処女の娘をここまで淫靡な雌に変えたのだ。思考も弱まって簡単に男達の言葉に誘導されてもいる。この分ならもっともっと楽しめるだろう。

 

「早く交代しろ、次は俺だ!」

 

「人数も多いし、尻の穴も使おうぜ」

 

 余韻に浸っていた男を押しのけて順番待ちをしていた男と場所を変わる。

 

「ああ……きてぇ。もっと……もっとぉ、わたしをめちゃくちゃにしてぇ…………」

 

 意思の消えた瞳で、淫靡に笑いながらリリアが群がる男達を受け入れ、両手で男のペニスを握る。男達の宴はリリアの体力が尽きるまで終わりが見えなかった。




今後、快楽おちや孕ませ、NTR要素が出てくると思いますが、実際書こうとすると心理描写が難しいですね……快楽おちとか、かける人が凄いです。はい
薬の影響があるとはいえ、最初の内は効果が抜けてくると中毒状態におちるまでは、一旦回復すれば冷静な思考もできるので、それに一回で堕ちてしまうのはもったいないですし(ネタ的に)
既に進めているフィーナパートでレア、リリアの展開がある程度ネタばれしてる部分あるので、新鮮味が少ないと思いますがご容赦を・・・
ネタバレ的な部分と時間軸の管理上フィーナ、レアと交互に書いていくべきだったなと反省中です

最終的に以前もちょっと書きましたが、救いとは言えないですが、レアもリリアもマリアも、ダレスの作り出した状況とは違う結果に落ち着く予定です
(あらすじにありますが一応バッド方向なので)


一応、補足として
フィーナパートではアドルとフィーナはジェバからの情報でレアが陵辱を受けている事を知っています
ただレアパートの一話目はフィーナパートでジェバから情報得た時とは後の出来事なので、微妙に状況が違います

その為、レアパート時にフィーナがレアの陵辱を何とかしたいと思っていても、自身の陵辱された心の傷や、恋を諦める様に諭された事、黒真珠の封印といった問題で直ぐに動けずにいます
アドルも今後どうするべきなのか悩んでおり、レア達を助けたいという意思があっても方策が立てられず、フィーナの精神的な安定と、安定を取り戻した事で何か解決策(新しい黒真珠の封印の方法等)が思い浮かぶのではないかと、フィーナの回復の為の時間を優先させている面があります
大切な存在を手放したくない人間らしい弱さのつもりで書いていますが、うまく表現できず思案中です

作中(本編・番外編含)のレアのスケベシーンに関して

  • 凌辱系を見たい
  • 和姦系を見たい
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