食事も終わり、ジェバが村長の家に向かってから少し時間が経つとアドルとフィーナの二人だけになる。灯りをもって場所をテーブルから暖炉の前に変えたが、普段であればアドルの話をフィーナが目を輝かせながらアドルの傍で時にわくわくしながら、時に不安な表情に、頬を上気させながら聞いているのだが、この日ばかりは違う。散々アドルはジェバに先ほどフィーナの事で話をしていて、意識しまくっているのだ。
フィーナも、娘達からせっつかれてしまった。特に他の娘に奪われる前にどうにかしないと。その会話からアドルにどうやって迫れば良いのか考えるがいい考えも浮かぶわけではない。
二人とも緊張と思案で無言のまま、お茶を飲みながらどうにかしないとと、焦りが募るばかりである。この状況をジェバや娘達が見れば、アドルにフィーナを押し倒せ! とか、フィーナにもっとくっつけ! と声を出していただろう。
「そ、そういえばここの所、大変だったって聞いたよ」
何とか話の糸口。そして先に話を発展させる為にアドルがやっと口を開く。
「えっ、ええ。皆さん結構お怪我なさったようで。もう少し慎重に、気をつけて欲しいですね。何かあってからでは遅いですし。皆さん良くしてくださってくれてるので心配です」
男達に迫られる事を思い出したのか、フィーナの表情が少し暗くなる。暫くアドルが準備の為に村に滞在する為同じ事は起きないだろうと思うが、そうなる前にフィーナも自分から動いて状況を変えないと。そう決意をあらたにする。
「アドルさんも無理はしないでくださいね? アドルさんにお礼も出来てませんし」
「勿論。ちゃんと引き際は心得てるよ。それとお礼なんて考えなくてもいいから。フィーナが元気になってくれればそれだけでいいよ」
善意での行動ではある。だが人間である以上どこかしら下心があるのは否めないと、言ったアドル自身思う。惹かれている女の子なのだ。笑顔になって欲しいと思うからこそ色々助力を惜しまない。その結果、関係が発展すればいいなと思う所も無論存在している。そこを卑怯だとか考えてしまうあたり、精神的に潔癖な所があるのかも知れない。そんな内心の葛藤に向かっていたからこそ、フィーナの起こしたアクションに戸惑う事になる。
「でも、やっぱり助けて頂いたお礼はしたいです。何も出来てませんし……」
そういってフィーナがアドルに近寄り、密着すると上目遣いにアドルを見上げる。デミ達から教わった男を落とす所作の一つだが、どうやら本当に効果がある様にフィーナに思えた。アドルが普段より赤面している様に思えたのだ。
まさかフィーナが村娘達からそういった事を覚えたと思ってもいないアドルである。フィーナが潤んだ瞳で自分を見上げる姿は、アドルの平常心を正面から爆砕していく破壊力があり、心拍があがるのを自覚していた。
「それに何時もして貰っているばかりですから何か、アドルさんに私もしてあげたくて……。
お礼だからとかじゃなくて、その……」
頬を染めて見つめるが、上手く言葉が繋がらない。だが言葉が続かないのなら、行動で示さないと。そう言われた事を思い出し、そのままアドルの後頭部に手を回しながら、ゆっくりと顔を近づける。心臓が破裂するのではないか。心臓が鼓動を打つどくんという音が痛いほどに感じており、それに連動するかの様に耳まで火照っているのを感じる。きっと耳まで真っ赤になっているんだろうと、鏡を見ないでも分るほどだ。緊張で目を閉じたが、アドルならきっとわかってくれるだろう。
どの位たっただろうか。数秒かもしれない。数十秒かもしれない。もしかしたら数分たったかもしれない。それだけ長い時間に感じる程、時間の感覚がフィーナの中で狂っていた。だが、期待していた時は確かに訪れるのはわかった。
まわしていた腕が緩むののがわかったから。それはアドルの頭が近づいたからだ。
僅かな呼気を感じたから。それはアドルの顔が近くにあるからだ。
そして最後に唇に触れる柔らかな感触。ずっと思い続けていた事が叶った瞬間である。
ジェバや多くの娘達の後押しを受けて、こうやってアドルと話をして、行動に移し、記憶を失い身寄りのない、一人で生活できないお荷物な娘を受け入れてくれた。大切に扱ってくれるアドルに胸が熱くなる。
「好き」
唇が離れた時に発せられたか細いフィーナの言葉。だが懸命に想いを伝える言葉にアドルがフィーナの耳元で耳朶を擽る返事を告げる。
「僕もだよ」
その言葉だけで天にも昇る様な心地よさがフィーナを包む。アドルに抱擁されるとジェバと抱き合ったのとは違う心地よさがある。ジェバの場合母親に抱かれている様な安心感があったが、好きな男に抱かれる満足感と守られていて、同時に求められているという感覚。完全な至福の一時だった。だが位置関係がよろしくないのか、抱きしめられていたはずがいつの間にか気がつくと娘達が話しをしていた所謂恋人座りとなり、後ろから抱きしめられる形になった。
「もしアドルさんと関係が深まったらしてもらうのよフィーナ。すっごい心地良いんだから!」
そうデミが力説していたのを思い出す。どの様な座り方かと実演された時には特に感じなかったのだが、いざアドルからされてみれば、後ろから抱きしめられると、アドルの呼吸を感じ、背中から包み込まれる暖かさと安心感がある。デミが力説してたのが良くわかった。これはキスするとか、色々話を聞いていたが、それらに比べてこれだけで不思議と満足できてしまう。
「でも二人っきりで恋人座りになったら、普段の状態よりも雰囲気が良くなってる可能性もあるし、アドルさんから求めてくる事も十分に考えられるわ。
だからちゃんと心の準備はしておくのよ。アドルさんだったらフィーナが嫌ってちゃんと言えば無理に求めるなんて事はしないだろうけど、始めからまだする事を考えてないのなら、あまりアドルさんを期待させちゃ駄目だからね?
男の人って凄い気にするみたいだから」
そんなデミの言葉を思い出す。何故思い出したかといえば遠慮気味だが、アドルの手が自分の体を優しくマッサージするかの様に動いている。フィーナの反応を確かめ、もしまだフィーナの心の準備が出来ていないのなら、今回はこれで終わらせるつもりなのだ。アドルとしては気持ちを確認できただけでも十分で、キスを含めれば大きな進歩である。おそらく初めてだろう事を考えて、フィーナの反応を見て決めようとしてくれるアドル。この動きは話に聞いた男達の行動と同じだったのでフィーナが嬉しくなる。
「記憶がないから、その……経験があるかわからないから……、あの……優しくしてくださいね?」
フィーナが意を決して、アドルに振り返って告げると、フィーナが見て驚く程に、髪と同じ位真っ赤になったアドルの顔がある。デミ達がアドルがフィーナにぞっこんになっているといっていたが、フィーナはとてもではないが信じられなかった。自分の容姿はこれだけ男に言い寄られるのだから、自信をもって問題ないものだろうとは考えていた。だが、アドルに対しては神殿探索を中断させたり、記憶を失っている事で、聞き込みや一緒に近くを診て回る等、色々と彼に苦労と労力をかけさせた迷惑な娘。それ位にしか思われていないだろうと考えていたのだ。
だがこうやってみるとジェバやデミ達の言っていた通り、完全にフィーナの魅力にアドルが陥落していた。それがこんなアドルの反応から見て取れる。これならもっと自信をもってはじめからアドルに接すれば良かった。そんなフィーナの考えを知らず、アドルがもう一度フィーナを抱きしめると服の上からフィーナの柔らかく実った乳房に手を添える。
「出来るだけ、善処します」
アドルの言葉にフィーナが笑顔になる。求められると嬉しいという気持ち。異性として見られている。それを実感してフィーナはただただ嬉しかった。
アドルがジェバの家で宿泊する時に寝室として使っているのはゴーバンが一緒に住んでいた頃の部屋である。簡素な作りのベットと机が置かれていただけの質素なものだったが、今ではアドルが探索で使用する装備や、調整・修理する道具が置かれている。質素な上に、そういった荷物があるためか山小屋の様なそんな印象を与える。
そんな部屋も、今日は村に本人の意思と関係なく騒動を巻き起こしている娘、フィーナがいるお陰でか華やかな印象になっている。だが、それも直ぐに華やかさから、艶やかなそしてアドルの劣情をおこさせるものへと変わる。羞恥に耳や胸まで赤く染まった娘が身に着けていたワンピースと下着を脱いで机の上に綺麗に畳んで、その美しい裸体をアドルの前に晒したのだ。
「綺麗だ……」
上半身裸でベットの準備を終えてアドルが振り返ると、フィーナが恥ずかしそうに豊かな胸と秘部を隠す仕草が目に入る。淫靡さよりも、美しさをアドルが感じる。16を超えれば大人として扱われる時代。アドルも故郷や旅をする中で女性と関係を持った事はある。だがそんな短いとはいえ色々な女性を見てきた中でフィーナ程の美貌と抜群のプロポーションをもった女の子は初めてみる。
「は、恥ずかしいです……」
フィーナが体を隠したまま、潤んだ瞳で上目遣いでアドルを見つめる。
(これは……まずい)
アドルが思わず息を呑む。20年に満たない人生経験だが、フィーナというとびきりの美少女が裸で上目遣いにアドルを見つめるのだ。普通の男でもフィーナの裸体を見れば欲望を抑えるのが難しい。その上でフィーナに、恥ずかしさに頬を赤らめて潤んだ瞳で見つめられる。こんな状況にとてもではないが抗う事が出来る人間などいない。アドルも例外ではない。豊満な胸や柔らかそうな唇。羞恥心から僅かに潤んだ瞳から目を離す事は出来ない。暴発しそうな自分を懸命に抑えながらフィーナへと手を伸ばす。
「あっ」
不意にアドルに抱き寄せられた事でフィーナがびくっと体を震わせ驚きと戸惑いの小さな声を漏らす。怖がらせないように、フィーナの頤あげて、反応を確認してフィーナに口付けを落とす。何とか荒ぶる自分を落ち着かせるためにズボンの上からアドルがフィーナにみえない様に自分の足を抓るといった涙ぐましい努力を続ける。フィーナから優しくと言われたのだ。経験がない。あっても覚えていないフィーナをリードしないといけない。だがやはり、フィーナを前にしてそれを抑えるのは難しいものがある。
「んんっ、ふん」
長いキスのためか、なれていないフィーナが呼吸をとめてしまった事で苦しさ感じているのがわかり、そっと一度唇を離すと荒い呼吸でフィーナが息をつく。
「はぁ……はぁ……あのっ、私慣れてなくて……」
「大丈夫だよ」
キスもまともに出来ないのかと、嫌われないだろうか。そんな不安なフィーナの表情に頭をなでながら抱擁すると、安心したのかアドルの胸元で安堵のため息が聞こえる。それにしてもフィーナを抱擁した事で豊かな双乳が柔らかくアドルの胸に潰れ、フィーナの胸の中央にある突起の感触が擦れる事でアドルを刺激していく。何をしても、何をみても、フィーナの全てはアドルの劣情を刺激し煽るのだ。
それはフィーナも同様で肌がこすれ合う度にフィーナの息が荒くなる。抱擁される感覚だけではない。胸が擦れる度に僅かな刺激がフィーナの中で少しずつ変わっていくのがわかる。
だが、このままアドルに任せるわけにはいかないとフィーナが意を決するとそっとアドルにベットに腰掛ける様に促す。フィーナに従い段差の低いベットにアドルが腰を下ろすと、そのアドルの足の間に向かい合う様にフィーナが四つんばいになる様にして体をいれる。
今までフィーナは、ずっとアドルに色々としてもらってきたのだ。少し位は自分が返さないと。少しでも気持ちよくなって欲しい。気持ちよくしてあげたい。純粋な想いに支配されていた。だからこそ、普段とは想像も出来ない大胆な行動をフィーナは取れた。そっとアドルのズボンに手をかけてアドルの男性器を取り出す。だが予想していたものとは違う大きさに息を呑む。娘達の話しの中で出てくる大きさを考えるとアドルのは大きい部類なのだ。だが、既に裸になっているフィーナは気後れする事なかった。
『手や口、胸で男性のそれを刺激するの。基本的にやる事は同じで、上下に優しく扱くの。それが手でするか、口でするか、胸でするかの差だから』
デミ達に教えられた事を思い出し、言われた通り実践すべく、おずおずとアドルのそれにフィーナが手を伸ばす。太く、熱くたぎりビクビクと震えるそれに手を添えるとフィーナの柔らかな手の感触にアドルが身震いする。
まさかフィーナがこの様な淫技を習得しているとは思えない。手や指の動きからも不慣れなものはわかる。この様な行為にフィーナが踏み切ったのはきっと誰か、フィーナと仲の良いデミ達若い娘達に教えられたのだろうと思う。そのフィーナはそっと片手でアドルの男性器を包み込んだ右手を優しく上下に扱いていく。フィーナが手の中にあるアドルの肉茎の熱さにフィーナの鼓動が高鳴り、わずかに漂うアドルの雄の香りにくらくらしながらも、フィーナは手を止める事なく動かし、上目遣いにアドルの反応を伺う。自分の仕方がまずく、アドルに痛みがあるならば直ぐに直さないといけない。だが心配した程の問題はない様子にまずは安堵する。
それにしても、とアドルが思う。フィーナは完全に無自覚なのだが、上目遣いにフィーナに顔を覗き込まれるというのは男心を擽る。特に惚れた娘のフィーナがするのだからその威力は絶大だ。ただでさえフィーナから手淫を受けている事からぞわぞわと心の中にある欲望の水位が上昇するのがわかる。これも誰かがフィーナに教えた事だとしたら、とんでもない事をしてくれたと困惑と同時に感謝もしてしまう。
手の上下運動になれてきたのか、フィーナが少しずつ与える刺激を変える。ただ上下にするだけでは気持ちよくはなるかもしれないが満足はしないと言われている。だから複合的に色々と刺激を与える事を言われていたのを思い出したのだ。
「し、失礼……しますね」
フィーナの可憐な唇が小さく開くと、右手でアドルの肉棒を扱きながらその先をおずおずと、少しずつ咥える。まさか不慣れなフィーナのここまで大胆な行為。
「うっ」
この手淫から口淫への変化に驚き、アドルの腰が浮き上がる。今までと違うアドルの反応にフィーナが心配そうに視線を向ける。むずかゆい快感に晒されながらアドルがフィーナを安心させる様に頭を撫でているが、フィーナの口内は唾液に満ち、アドルの分身と擦れる度に口の中の柔らかい肉質感が一層引き立って、アドルがこの感覚に酔いしれる。もしフィーナが口淫に慣れているのなら、フィーナの頭を抑え、自ら腰を速く動かして自分の男性器との摩擦を激しくして快楽を得たいと思う程の気持ちよさ。
アドルがどうやら自分の児戯程度の行為でも快感に浸っている。快美感に酔いしれている。そのアドルの姿に安心と嬉しさをフィーナが覚えた。どうやらこれで大丈夫な様子で、初めてのフィーナの口淫にそれなりの快楽を得てる事が出来た。それが解かればフィーナにより大きな自信を与え、やる気を高める。
口の中に咥えたアドルの亀頭にフィーナの桃色の舌がそっと這い、全体を舌で舐め回しながら、興奮に潤んだ瞳でアドルを見上げる。どんな女性相手よりも大きく膨らんだ自分のペニスをフィーナが四つんばいになって扱きながら咥えている。フィーナの美しい顔が自分の股間にあってアドルに奉仕している事が信じられない。しかも、フィーナは懸命に手でアドルの男性器を扱き、先端を咥えて舌で刺激を与えているのだ。フィーナの唾液に塗れた男性器が滑りながら灯りの光を反射している。
「ん……んんっ…………」
フィーナの舌がアドルを喜ばせようと懸命に動き、アドルのペニスを舐め回す。慣れてきたのか大きくアドルのペニスを頬張ってアドルの男性器を上下に刺激し、深く加えた時は舌で肉棒を鈴口を目指して遡り、浅くなった時は鈴口を音が出るほど吸いあげながら右手で浅くなった分アドルのペニスをしごいていく。完全に勃起していたと思ったアドルだったが、更に自分のペニスが痛いほどに大きく膨らみ、それを感じたフィーナが一度口を離して驚いた表情になる。
「うそ……まだこんなに大きく……」
だが、半ばトランス状態にあるフィーナはくちゅりと音を立てながら再度口内にアドルを含むと鈴口を舌で刺激していく。既にアドルからカウパーがにじみ出ているが、フィーナは味の変化に気がつく事もなく、ただひたすらアドルに快楽を与えようと口と舌を動かしながらアドルを見上げる。
「うぉっ……」
決してフィーナの手の動き、口の動きや閉め方、舌の愛撫は上手なものではない。だが好きな娘がしてくれているという満足感と充足感がアドルを高ぶらせていく。『好きな女としたら早漏になるかも知れないから、そうなったら教えた技術で気持ちよくさせてあげるんだよ』と、アドルに性の手ほどきをした女性の言葉がアドルの頭に唐突に思い浮かんだ。こういう事か。と理解したが、解かった所でどうにかできるものではない。
「……はぁ、凄い」
口を離すと自分の唾液以上にアドルの男性器がぬれているのに気がついた。これが男の先走りというものかと思うと、ちゃんとアドルを喜ばせているのだと目で見てわかる事から笑みが浮かぶ。フィーナ本人は意識していないがそれが凄まじい程に妖艶であり、アドルが生唾を飲み込む音が響く。
「痛い所とかないですか?」
フィーナが右手で二人の唾液と先走りで滑るペニスを刺激しながらアドルを見つめる。その瞳から目を離せないアドルがフィーナが手で与えてくる刺激に腰を時折震わせながら大丈夫。とそれだけ口にする。
「良かった……」
そう満足げに、そして嬉しそうに微笑むと先ほどと違い大胆に、舌でアドルのペニスをなめ、全体を刺激して吸い付く。それがアドルの視界の中にある。意識してないのは手や舌や口の動きからわかる。どうやら素でこれが出来ているのだから、フィーナに技術がともなってきたらと思うと背筋がゾクリとする。
「んふぅ……んんッ」
男性器全体を吸い上げ、鈴口の割れ目に舌先を入れるように刺激するとアドルの体がぶるぶると震える。
チュッ……チュパッ……チュウゥ
フィーナがアドルを喜ばせようと奉仕している音がアドルを耳から刺激し、体の刺激と合わさる事でアドルの欲望を煽り、ペニスが限界を超えて反り返らせる。同時にフィーナもその音に欲情し興奮を高めて勢いがとどまる所を知らなかった。何もしていないのに秘部は愛液で濡れ始めていたがフィーナは自分が濡れている事に気がつく事もないまま、アドルの男性器の先端を咥えて舌先で愛撫しながら、両手で男性器を握りゆったりとした動きで上下に擦りあげる。もうフィーナの頭の中にはデミ達に教わった知識を思い出してアドルを絶頂に導くしか考えがない。淫靡な瞳のフィーナにアドルが腰が浮き上がりそうな程の快楽を与えられる。自分の興奮度合いもあり、このままでは本当に絶頂に導かれるという気がしていた。
「んんッ……んぅ……」
『ただ口と舌で男性器だけ刺激するだけじゃなくて、玉も刺激すると喜ばれるわ。でも繊細な場所だから力加減は気をつけて。自分がして貰うみたいに、優しくもむといいから』
色々懇切丁寧に教えてくれたが、今にして思えばデミが詳しい事が非常に気になる所でもある。きっとパートナーと夜な夜な、何度も行為を繰り返し、好きな相手を喜ばせる為に頑張ったのだろう。実際『慣れてきたら、お互い満足、気持ちよくなる為に頑張ると幸せになれるから』とも言っていた。そのお陰で、こうしてアドルを喜ばせる事が出来るのだから、デミには感謝しかない。
デミ達に教えられた通りに上を口の中で舌で愛撫し、右手で竿を擦り上げ、濡れた玉を左手で持ち上げ、やわやわと弄り回して弄ぶ。
(フィーナが僕のをしゃぶっているとか……夢みたいだ)
フィーナの知識と、アドルを想っての行動が、アドルの興奮と合わさる事で通常ではありえない程の快楽を与えられている。何よりも清楚でこういった淫技と無縁と思っていた娘がしているのだ。今もこんな関係に深化した事が信じられない気持ちで、アドルの為に全力で奉仕するフィーナを見つめながら頭を撫でていた。そうする事でフィーナが時折嬉しそうにアドルに視線を向けて、更にペニスへの愛撫を丁寧にしてくれるのだ。夢中になるあまり、時折しゃぶる音が大きなものになって恥ずかしそうな表情をフィーナが見せるが、アドルの反応を見て慣れてきたのか、リズミカルに男性器をしごきながら先端と睾丸への刺激を続ける。アドルが思わず快美感に体を震わせる所をフィーナが覚え、その場所を丁寧に刺激してくる。恐ろしい程の学習速度に、本来は早い段階で切り上げ、フィーナと一つになって精を放つつもりだったアドルはその事を忘れてこのままフィーナに欲望を吸い出して貰う事しか考えられなくなる。初めての娘にそんな所までさせるわけには、と何とか意識を強くもとうとするが、フィーナは何としてもアドルを一度果てさせる為に何度もみたアドルの弱い所を的確に刺激していく。
強弱をつけて肉茎の前後の刺激。時折痛みを与えない程度の力で握る。唾液と先走りが合わさり、ぬちゅぬちゅとフィーナの奉仕であわ立ったアドルのペニスから淫靡な音が鳴る。フィーナの白磁の肌。白魚の様に細く美しい手と指。フィーナの花の様に綺麗な赤い唇と、アドルの赤黒い男の象徴が並んでいるとまるでフィーナを穢している様にも感じ、アドルの支配欲に火を付ける。
夜も更けて来た中、アドルの部屋を奏でられる淫靡な音とフィーナの鼻を鳴らしながらの熱い息遣いだけが支配する。座る姿勢を維持する為に両手をベットにつくが、フィーナにとってそれはアドルが快感を味わっていると解かる事で、その奉仕を積極的にさせるだけである。
(気持ちよさそう。良かったぁ……上手く出来てるみたい)
初めての口淫と手淫にアドルがここまで反応してくれている。このままアドルが絶頂を迎えるまで頑張りたいのだが、そろそろ初めての行為から手も口も疲労がたまり始めている。デミもいっていたが、初めての場合疲れてしまうから上手く手や口で順番に休ませる様にと言われていたのに、夢中になりすぎたためか、そろそろ限界である。
「ん……」
一度口と手を離すと濡れたアドルの男性器があらわになる。これだけ濡れていれば自分もアドルも痛みなく出来るかな? そう考えてよろよろと四つんばいからアドルの股の間に座る様に姿勢を変える。
そんな短い間に動くフィーナの形の良い乳房がアドルの前で揺れる。アドルに口淫していた事から乳房はフィーナの唾液で所々淫らな液体の流れが見える。処女雪の肌は赤く染まり、乳房の先端にある乳首は興奮から硬く尖って存在を強調している。
「ごめんなさい。少し疲れちゃったのでこんどはこっちでしますね」
申し訳なさそうにアドルに一言謝ってから両手で自分の乳房を掴んで、その豊かな谷間にアドルのペニスを迎え入れる。処女雪の肌と柔らかな乳房の合間にアドルの男性器がある。白と赤黒さのコントラストはアドルの興奮を別の形で煽り立てる。フィーナの体温と鼓動を感じた気がする。そして手や口とまた違う感覚、そしてフィーナの女性を象徴する場所のひとつを、アドルの性器が自分のものだと痕跡を残したかの様な感覚がアドルを刺激してくる。
乳房でアドルのペニスを挟み込んだ後、フィーナが自分の腕を掴み、アドルの男性器を挟んだ胸を強調する様に教わった姿勢を取ると、体を上下させていく。柔らかなフィーナの乳房が上下に動くたびに形を変え、その間から自分のペニスが動きに合わせて顔を出す。
「くっ……凄いな」
パイズリの経験は何度かあるが、フィーナのきめ細かい肌の質感や胸の柔らかさだけみてもとても気持ちよく、痛みもない。腰が宙に浮いている様な快感にアドルが体を震わせる。
村の若い男達が狙い続けた美貌の娘。そのフィーナが自分に好意を抱いて、自分のためだけに裸になって、自分の為に慣れない手淫や口淫、そしてパイズリをしていると思うと、アドルはそれだけで満たされていく。
そんなアドルが快感に惚ける姿を見つめなると、もっともっと気持ちよくなって欲しいとフィーナをの心を刺激して積極的に体を上下に動かしていく。胸に挟まれたアドルのペニスが熱く、乳房を焼けどさせるのではないかと思う程に熱を持ってビクビクと動く中、体を下に動かした時に現れるアドルのペニスの先端に器用に首を動かして位置を確認するとピンク色の舌でちろりとペニスの先端を舐める。
「うおっ、それは、やばいかも……」
思わず漏れたアドルの言葉に気をよくしたのか、フィーナがその攻撃を繰り返し、繰り返し丁寧に行っていく。少しでも好きな男を喜ばせたい。満足させたい一心の行動。その思いに反応したかの様に暴発寸前まで熱くなった肉茎から更に先走りが滲みでてはフィーナの胸を汚しては、アドルのペニスの移動を手助けしていく。
「我慢しないでいいですからね?」
全身を使ってアドルの男性器を扱きあげて奉仕しながらフィーナが微笑む。そのフィーナの胸は自らの唾液と、アドルの体液でねとねとに汚れている。擦りあげる度に胸からぬるぬるとした感触と胸に挟まれた柔らかな感触。舌先で愛撫される感触と、じゅぶじゅぶという音がアドルの耳を犯し、射精感が高まっていく。
「駄目だ……。フィーナ、もう出るっ!」
このままではフィーナの顔を汚してしまう。離すようにアドルが口を開こうとしたが、アドルの射精を堪えた苦しげな声にフィーナがとどめとばかりに最後の力を振り絞って体の上下運動を強める。
「きゃっ」
アドルが限界を超えた瞬間、限界まで耐えたペニスから大量の白濁が放出される。それはフィーナの顔に直接襲いかかり、その綺麗な髪や、驚きで閉じた目、舌で奉仕していた事から僅かに覗いていた舌や、開いた口の中にも勢い良く飛び込む。フィーナと出会ってから他の女性にその気も起きず、一週間以上溜まったアドルの性欲が開放された事で、普段からは考えられないすさまじい量のアドルの精がフィーナの顔を斑に染め上げていく。暫く噴出する白いマグマとその際に跳ねるペニスにフィーナがびくり、びくりと体を震わせながら体全体でアドルの劣情を受け止めていく。
「よかった……。アドルさんがちゃんと気持ちよくなってくれるか不安だったけど、何とか最後まで出来ました」
大量にかかった精液で右目が開けられず、左目だけ開けたフィーナが心底嬉しそうに微笑む。やっとアドルの為に出来た。しかも喜んでくれる行為が出来た。その満足感がフィーナを包み艶美な笑顔となっていた。