※この作品はR-18です。

女神が堕落する時   作:濡れ書生

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HDDクラッシュで草稿吹き飛んでしまいモチベダウンしたので番外編をば……

モブ達がフィーナをアドルに取られた的な話を書きたかった結果
リハビリ兼ねて投下、内容はご容赦を



〇 覗き部屋

「アイリスは結婚してしまったし、ここを使うので一番の大当たりはデミだけかぁ」

 

 古びた住宅の中を早く人が入って来いと覗く男。その中は午前中誰かが綺麗に清掃していた様子である。それの意味する所を知っている男の声が興奮に踊る。この家の住人はかなりの昔に妻が病を患い、病院のあるミネアの町へと移住したままずっと空き家であった。

 問題となったのは、無人となったこの家をどうするか? という問題である。そのまま使わずに済ませるのはもったいない。誰かが使わないと傷みが進むのは避けられないのだ。だが誰かが使おうにも権利争いが生まれる。管理する手間もかかる。そこで村で決議を取って決まったのが、この家を共有財産として利用しつつ、旅人やミネアから急患で訪れた医師が宿泊する時の家にする。という事にきまったのだ。

 普段客のいないこの家の使い道は大抵物置的に使われていたが、以前の住人が残していった寝具がある。人の居住が無い為きめ細かい手入れがなされない所から、どうしても長い歳月を経て傷みも進んでいる。だが、寝室周りは傷みは少なく、絶好の村の逢引の場所にされている。時折利用する人間により補強されているこの家だが、逢引の場所だけではない。独り者の男達の楽しみの場所。男女の営みを覗き見る場所にもなっていたのである。

 

「逢引に使う印が戸口につけられたし、久しぶりにデミが来てくれればいいんだけどなぁ」

 

 村で美人とされる娘達の内、アイリスはルタと所帯をもってしまった。結婚前は関係を結ぶのに場所も時間も限られる為、幾度もこの家を利用していた事で男達のおかずに良く使われていたのだが、今では二人の家があるのでここを利用する事がなくなってしまった。

 ともなれば、この村で若い娘の数は限られ、容姿も含めると覗き見するのに大当たりとなるのはデミ位であろう。最近一躍アイドルとなったとてつもない美少女が一人やってきたが、身寄りもなく親しい人間もいない。男達が声をかけているし、自分達もそうなのだが今だに誰にも靡く様子がない。つまりここを使うという予想から外れる。

 他の娘達は歳は若くても体つきの悪さや容姿に問題がある。もっとも、これは件の少女やデミ、アイリスがこの村の規模で考えれば飛びぬけた容姿の持ち主であり、デミやアイリスの逢瀬を盗み見てきた事で男達の目が肥えてしまったのだ。

 何れにしても、女達には秘密にされた特に若い男達の数少ない娯楽であり、久しぶりの男女の逢瀬と暇な男達は集まってきていた。自分の横にも男がおり反対側にもいるだろう。元々覗きの穴は何度も修繕を重ねる中で、男女の逢瀬の場となり、男女の営みがなされる場所と知っていた男が完全な修復をしないで、簡単に覗きに使える穴を残して隠していたのが始まりだが、長い月日で壊れた場所、男達が新たに作った穴とが増えて覗き見る男達が増えた現状でもある。

 

「エッダの婆さんやルチア婆さんの所の孫が来たら俺帰るからな」

 

 何度か外れを経験しているのだろう。隣の男がそう呟くのだが、外れであっても帰る男は少ない。好みではない。際立って美しくない。だとしても娯楽の少ない村で、女の裸を見る機会は少なく、女を楽しむ事の少ないこの村では贅沢を言っていられないのだ。

 

「しっ!」

 

 隣にいた男が警告を出して息を潜める。反対側の男達も気が付いたのだろう。訪れた人影に期待を膨らませて体を屈めて部屋の中へと視線を向ける。少しずつ床の軋む音が聞こえる。歩幅や足音の大きさから軽い体格。女のものであろうと予測を立てる。扉が開かれた。それは開いた扉から明かりが室内を照らしている事で分かる。ただまだ一人だけ。女の方が先に来たのだろう。

 

「少し……早かったかしら?」

 

 暗い静かな家の中で一人でいる事に、少し怯えを含んだ声色の少女の言葉が聞こえてくる。その時その場にいた男達全員に衝撃が走る。この玉を転がすような声の持ち主はこの村で一人しかいない。最近赤毛の冒険者が保護してきた少女、フィーナの声だったのである。

 

「嘘だろ……まさかフィーナなのか」

 

 愕然とした男の声。高嶺の花。誰しもが狙っていた娘。多くの男達がアプローチを掛けて玉砕してきた少女がこの場所にいる。それはつまり、既に"誰かのモノ"となっている証左だ。そしてこの村の男達の性格上、自慢しないなんて事はない。となれば、自然とアイドルとなっているこの美しい娘の相手となるのは、間違いなく赤毛の冒険者だろう。

 そんなこの部屋に入ってきた少女が灯りの燭台をテーブルの上にいて、手にしていた荷物を置く。遠くから見ただけでも、荷物に衣類が見えるのは、そういう事なのだと男達を思い知らせる。用意していたシーツで中央に備えられたベットのメイキングしたり、この場を共有する娘達が持ち込んだクッションを並べ、その一つを胸に抱えてベットに腰かける。何故中央にベッドがあるのだろうか? とフィーナは考えたが、まさかこの場を使う男達が覗きをする見学者に対して見せつける為にこの場に動かした等知る由もない。そんな事を考えながらそわそわとした様子で待ち人を待つ少女の姿はこの場で男女の営みを行ってきた娘と何ら変わりはなかった。

 

「くそっ! アドルの野郎か……」

 

 隣の男が憎らし気に歯ぎしりをする。アドル・クリスティンがこの村に来てから、瞬く間に若い女達の注目を集める存在になり、村の雰囲気が変わった。特に長い時間をかけて口説き落そうとしていた娘がいたのに、アドルに夢中になり自分には歯牙にもかけなくなった。自分と程度の差はあるが似た状況になった男は多く、アドルに対して負の感情を抱く男達は多い。

 それだけ多くの娘の注目を集めておきながら、絶世と言える美少女すら手にいれたのだ。恨みや妬みがないわけがない。あの美しい娘がアドルに抱かれる。交わるのだ。そう考えれば考える程、胸をかきむしりたくなる様な傷みや焦燥感、苛立ちが募る。

 だが、そんな感情が渦巻くのと同時にあの娘がどの様な乱れ方をするのか? 快楽に溺れる表情はどんなものなのだろう? と知りたい、男とまぐわう姿をこの目で見たい欲望もある。そしてこの場にいた男達は結局欲望に勝てずにその場にとどまったのだ。

 そこに玄関に走ってくる足音と、その扉が開かれる音が聞こえる。フィーナの待ち人がやってきたのだろう。既に家の中に明かりがあるのを見て、既に想い人が待っているのを理解したのか、足早に扉を閉めた後に寝室へと向かって歩き出す。

 

「ごめん。待たせたかな?」

 

「いえ、私の方が早く着いただけですから」

 

 ベットに腰かけていたフィーナが照れから顔を少し赤らめて微笑む。待っていた人が来た事。ジェバは内心二人の行動を推察しているのだが、母親の様なジェバに隠れた二人だけの逢瀬と、肌を重ねる事に期待からの興奮と、隠れて行うという行為に胸がドキッ、ドキッと強い鼓動を打つのをフィーナに感じられる。

 デミやアイリスからこの場の話を聞かされ、先に印をつけていたものが使用する優先権がある。ともルールを教えられた。でも、他に誰か人が来たら? そんな予想や緊張感もアドルの前でベットに腰かけている娘の興奮を高めるエッセンスになっている様子であった。

 

「ここ、こんな風に使えたのか」

 

「はい。デミやアイリスから……その、二人の時間を作るにもゴーバンの小屋をアドルさんが修理するまでは場所も時間も限られてしまうから、ここを利用するといいって」

 

 この家が長く使われていたのが逢引の場所として機能していた。という理由も知ってフィーナの右隣に腰かけたアドルが苦笑いをみせるが、アドル以上に衝撃を受けたのはこの部屋を覗く男達である。アドルがゴーバンの小屋を修理をしているのは誰しもが知っていた。当初これはフィーナが生活する家の為だろうと皆が考えていた。

 元々この家は共有財産である以上、フィーナが村の住人となるとしても住居をどうするかの問題があり、それこそ誰かの養子になるか、誰かと夫婦になる。もしくはジェバ庇護下である以上私財とも言えるゴーバンの小屋を使うのが順当であった。

 何よりもフィーナが一人で生活するには大きさの問題もあった。この家は五人以上の家族が生活に使っていた家である以上持て余す大きさなのだ。女一人で家を維持するのは非常に難しい問題があるのだ。長老たちがフィーナを村に迎え入れる意向を示していたが、それは間違いないものだと理解できた。

 いずれにしてもジェバの元からフィーナが独立する事。二人の関係から行けば間違いなくゴーバンの家が修繕されればそこにフィーナが生活し、そこでアドルとの関係が結ばれる。もしかしたらアドルもフィーナとそこに住む可能性すらある。元々嵐の結界で島からの脱出は不可能なのだ。そうなれば二人が何れ夫婦になるのは間違いないだろう。

 

「マジかよぉ」

 

 狙っていた少女が人のものになった。その現実を改めて将来の予測と合わせて突き付けられて絶望の声が漏れる。だがそんな周囲を知らずアドルとフィーナが会話を続けていたがいつのまにか会話が止まる。と、ゆっくりとアドルが大きなクッションをフィーナの背中に移動させて寄り掛からせると覆いかぶさる様に唇を奪う。

 遂に始った。周囲で覗く男達達から絶望と興奮がまた一段と高まる。クッションに背中を預けたままアドルに覆い被さられたフィーナがアドルの背中にゆっくりと手を回してアドルの行為を受け入れる。唇を合わせるだけの優しいものから、少しずつアドルが舌をフィーナの口に差し込み、その奥へと侵入させる。

 

「んふぅ……んっ」

 

 フィーナの口からくぐもった声が漏れる。二人の熱く火照った唇同士が結合した部分からは、ぴちゃ ぴちゅ と音が響く。その熱烈なキスから発せられる音がフィーナを更に興奮させ、体をびくり、びくりと震わせる。ゾクゾクとした感覚が背筋を走り、ショーツの奥にある花園からはたったこれだけでしっとりと濡れてくるのが感じる。そんな中しっかりと手はアドルに回されて離れていくのを拒む愛らしさがある。

 既に何度かアドルとフィーナは体を合わせている。女達の情報ネットワークは男達には中々入らない為に、村の長老達がフィーナを住まわせる意向だけしか把握していなかった男達だが、このフィーナの反応の良さやアドルの受け入れ方は未通の娘ではありえぬ男を知っている娘そのもの。まさか二人が何度も関係を結ぶ程深化していたとは考えもしなかった。

 

「何でアイツばっかり……」

 

 男の怨嗟が漏れるがこれを聞いた隣の男も同じ想いであった。この村にあの赤毛の青年が来てから村の信用や娘達の視線を集めるといった良い思いをする。何でアイツばかりなのか。村での貢献を考えれば当然なのだが、男達の心に沸き起こる勘定は理性で押さえが効くものではなく、強く握りしめた手の平に爪が食い込み痛みを与え、心にも一方的に惚れていた娘が別の男に抱かれている事の絶望をもたらしている。だが、肉体的傷みも心の痛みも受けながら部屋へと視線を向ける事は止める事が出来ずにいた。

 視線の先にはアドルがフィーナと熱い舌を交える口づけを交わしながら、右手がフィーナの豊な胸の膨らみへと伸びる。アドルとの行為を考えてノーブラでいたフィーナの胸に服の布越しに感じるアドルの手の厚さにビクッと体を震わせる。そんな柔らかな胸の感触と柔らかさをアドルが楽しむ中、フィーナは嬉しそうに鼻を鳴らして拒否する事はない。

 

「んん……っ、ん……」

 

 アドルの手の動きを受け入れ、服の上から乳房を優しく愛撫されると、美しい少女は愛する赤毛の青年との行為に期待が高まり、性欲が際限なく高まるのを感じていた。

 部屋の中で行われる好いた者同士で行われる前戯。夢であると信じたいが手から来る傷みは、これが現実なのだと男達に知らしめる。

 そんな視線の先ではアドルがフィーナの胸を先ほどより少し大胆に左の膨らみを救い上げる様に揉み、衣服の上から解かる程自己主張を行っているフィーナの胸の頂きを指で押しつぶす様に刺激を与え始める。その刺激が甘く蕩ける電流となってフィーナの体を駆け巡り、アドルとの深いキスで感じる呼吸の息苦しさがいつの間にか甘い好ましいものへと変化していく。

 

「んはぁ」

 

 効果は顕著に表れ、アドルとの口での結合が離れたと同時にフィーナの口から男達の耳を打つ雌の声。飛び切りの美少女が発情している証が変化として現れた。

 

「はぁっ……はっ、はぁぅ」

 

 じっくりと服の上からのアドルの愛撫に顔を赤くしながら声を我慢し、快美感に浸り始める表情を見られる事が恥ずかしい。そう思ってに顔を背ける。目は既に潤んでいて快楽と興奮がどれほどのものか、見ただけでもフィーナの身の置かれている状況が理解出来る。

 

 

 それほどまでにアドルの愛撫が凄いのか?

 

 

 それともフィーナが尋常ではない程感じるタイプの娘なのか?

 

 

 そんな疑問が男達の頭の中を駆け巡る。見るだけで触る事も、感じる事も、確かめる事も出来ない。そんな光景を男達は唾を飲み込んで見守る。その間にアドルの愛撫する動きを弱め、大きく開いた胸元からフィーナの肩を片方ずつ引き抜くと大きな乳房がまろびでる。服の上からでもわかった大きなフィーナの乳房は白くシミ一つない白絹の様な肌で、型崩れのしない美しい形を保っていた。少し体を動かすと柔らかい弾力が見て取れる。その頂きにはピンク色の頂きがしっかりと存在を示す様に固くとがっていて、先ほどのアドルの愛撫で固さをまして、目の前の赤毛の青年ただ一人の為に次に行われる行為を待っていた。

 

「すげぇ……あんなに大きいのにまったく型崩れしないのか。それにアイリスやデミですらあんな綺麗な色じゃないのに」

 

 何度も覗きをしてきた中で美人と噂の娘達を観察してきたが、フィーナの形や大きさ、そして乳首の色は芸術の域と感じられる。そんな綺麗な乳首を見つめていると赤いものに視線を遮られた。

 

「あんっ」

 

 フィーナの可愛らしい声が響く。アドルがフィーナの胸の頂きを口に含んだのだ。片方の乳房は先ほどと同じくゆったりと優しくこねる様にアドルの手が揉み上げ感触を楽しみ、片方の乳房は時折わざとちゅっ、ちゅぅぅぅ、と音を立てて吸い上げる。

 何故わざとかとわかるのかといえば、その都度フィーナが左手を口元に運んで恥ずかしそうに表情を歪めるのだ。それをアドルは視線を向けて確認している。気を良くしたアドルが舌や唇で片方の乳首を嬲り、片方は指で愛らしい少女の頂きをコリコリと擦り刺激を与え、優しく指で押しつぶす。

 

「やっ……そんな、いじめないで……くださぃ」

 

 瞳を潤ませながらの懇願。あの清楚な娘があんないやらしい表情でこんな言葉を紡ぐのか。アドル以外には誰にも見せぬ表情を盗み見て男達の鼓動が跳ね上がる。長時間の愛撫で既に秘められた場所も濡れてきただろう。

 そう考えたアドルがフィーナのワンピースの裾をまくり上げていくと、布地が足を擦れる感覚にフィーナが声を小さく上げ、擦れる感覚と露わにされていく事で感じる外気との温度さに体が震え、小さな吐息がもれる中、遂に秘められた場所を露わにさせる。

 現れたのは清楚な白い下着からも解かる程、フィーナの愛液で濡れている部分。アドルの行為に体はすっかりと発情しているフィーナの女の象徴であった。そこにアドルが乳房にあった手を伸ばしていけば、下着の上からくちゅり、と触れた時に湿り気のある音が響くと同時に、フィーナに子宮まで響く快感がショーツ越しの秘裂に感じる。

 

「濡れてるね。そんなに気持ち良かった?」

 

 アドルが乳首から口を離してそう耳元で囁く。耳元で感じる好きな男の声と息遣いに体を震わせながら小さく何度も頷くフィーナ。左手は口元にいまだあり、その所作が艶めかしいものに感じるのはアドルも、それを覗く男達も同じだった。

 素直にアドルからの快楽を示したフィーナに唇を触れるだけの軽いキスを続けると、フィーナの秘められた場所に伸びたアドルの指がショーツの秘裂にそって上下に擦る様に刺激を与えていく動きに合わせて先ほど以上にぬちゅぬちゅと音を響かせてフィーナの羞恥心を煽る。

 

「あっ、あっ、ふぅっ」

 

 愛撫に合わせてショーツを女陰に食い込ませ、あふれる愛液をショーツにしみこませながら、フィーナの快楽に濡れた甘い喘ぎ声を上げる。女陰部から聞こえる発情した雌特融の滑り気のある水音が室内を響かせていると、普段と違う、誰もいない場所、隙を見ての今までの逢引と違い、声を堪える事もなくフィーナが体を弛緩させ、愛する男の愛撫を受けいれ快楽の声の大きさを上げていく。

 アドルからは気持ち良いのであれば教えて欲しい。二人きりで声を我慢しなくて良い場合は声を上げて欲しい。そう何度も交わる度に言われている。

 それをフィーナは懸命に実践していた。まさか覗かれているとも知らないフィーナ。そんなフィーナの反応が周囲の男達の欲望を更に煽り、二人程我慢しきれなくなったのだろう。ズボンを下すと自分の分身を手で扱きながらフィーナを夢中で見つめる。

 その先にはアドルからの刺激で体が小刻みに痙攣しているのが見える。絶頂が近い。それを見てアドルが更に指の動きを強め、乳房に吸い付く。愛する少女の女陰の濡れ具合を確認したアドルが今度はショーツの中に手を進入させ、アドルの愛撫で愛液で濡れた陰部を直接刺激し始める。フィーナがその感触に溺れる間もなく、アドルの指がフィーナの肉襞をゆっくりと広げていく。長時間恋する男によって高められた快感によりそこは白くそまった愛液を滲ませている。アドルの為だけの場所。そのフィーナの秘められた場所に、指が侵入しフィーナが体を震わせて小さく息を飲む。

 

「んあっ、ん……っ」

 

 何度もアドルと交わっているのに、この侵入する感覚に慣れる事はない。未来の夫との甘い性交を期待している膣内に入るアドルの指をきゅんと締め上げる。深く入り込んでくるアドルの指の心地よさにブルブルとフィーナが体を震わせる。何度も挿入しているのに指をこれだけ強く締め付けるフィーナの締まりの良さにアドルが嬉しさを覚える中、ゆっくりと抜き差しし、指を折りまげて膣の天井部を押し、擦って刺激していく。

 

「はんっ! だめっ、だめぇ……そこっ、いいのぉ……っ」

 

 アドルの指が的確にフィーナのスウィートスポットを刺激してくる。結ばれて直ぐにアドルが見つけたフィーナの性感帯は何度も既に交わる事で開発され、簡単に快楽を得るポイントになっていた。何度も的確な感覚と強さでそこを責められ腰が蕩ける様な刺激で包まれていく。尿意に似た感覚を覚え、だんだんと切羽詰まったものとなる。この先に待つ素晴らしい感覚をアドルによってもたらして欲しい。何回もこの一日の間に愛する人によってこの先に導いてもらいたい。期待していた快感と、もっと味わいたい渇望とでフィーナの涙腺が緩んで来たのか、瞳が潤んで口からは唾液が溢れる。

 

「あっ、だめっ、だめだめっ、い……っ、いきまっ、いっちゃいますっ」

 

 アドルから何度も体を交える度に教わった絶頂が近い事を告げる言葉。フィーナがアドルに気持ち良くなってもらいたいのと同じで、アドルも自分に気持ち良くなって欲しい。だから教えて欲しいんだ。そう言われたらフィーナに恥ずかしくても拒否する事は出来なかった。

 

「いいよ、そのまま。そのままイクんだ」

 

 指を先ほど以上に早くフィーナの弱い部分を高速で刺激する。

 

「イッ! ああっ!」

 

 腰を跳ね上げてフィーナが体を震わせる。軽い絶頂。何度もアドルと体を重ねていく内に愛撫だけでフィーナが絶頂を迎える様になった事にアドルが満足した様に笑顔になってフィーナの唇を奪う。

 

「すっげぇ……。前戯だけでいっちまった」

 

 とんでもない淫乱だったのだろうか? まだ前戯だけでフィーナが完全に快楽に染まり、呆けた表情で体を震わせる。二人の行為を見ていた男達だが、まだ本番にもなっていないのに分身を扱いていた男らは既に吐精している。あれだけの美少女の裸体と痴態はそうそうお目にかかれるものではない。だがそれでも男達の分身は強度を失う事は無かった。

 

 

 

 

 傍から見れば見れば異常な光景だろう。村の外れにある家を囲んで覗き見している男達がいる。そしてその男達が自分達の男根を扱いているのだから。だがその男達が囲んでいる家の中では、密かに好意を抱いたり、狙っていた絶世の美少女が半裸で痴態を晒しているのだ。それを見て欲望が暴走しているのだから異様な状況である。

 その家の中では赤い髪の青年がベットの上で青い髪の少女を押し倒し、男性上位の69で赤毛の青年が少女を責めていた。快楽に溺れながら声を上げる少女。女陰部から枯れる事無く陰蜜は湧き出て青年がすすり上げる。

 自分だけ快楽を享受するわけにもいかない。少女が快楽で震える手で青年のズボンを緩め、下着に収められた男性の象徴を取り出す。

 

「なんつーデカさだ……あんな子供みたいな顔して……」

 

「大きさに驚いてる様子もないし、躊躇なくあの可愛い口に入れてる。フィーナはもうあの野郎に相当仕込まれてんな」

 

 男達が夢中になって行為を見つめながら呟いている事を知らず、フィーナが取り出したアドルの肉径の先端を舌で愛撫する様に舐め、大きく口を開いて頬張る。そして与えられる快楽によってヒクついている自分の陰部を刺激し、自分に快美感を与えてくれる青年の為に、肉茎に吸い付いて刺激していく。二人だけの空間と思っているフィーナには恥かしさもなく、ひたすらに恋する男を満足させるために無心になっていた。

 

「んっ……んんっ!」

 

 フィーナの動きに合わせてアドルの腰がゆっくりと上下に動く。いまだ慣れていないフィーナの喉奥まで突き込まない様に動かしているのだ、口内で上下するアドルの分身と、その分身から漂う強い雄の香りにフィーナの頭はクラクラになる。だがそのアドルの雄の香りを近くで胸に吸い込む程にフィーナの陰部からは次々に愛液を溢れ出させ、フィーナの放つ雌の香りを更に強烈なものとしていく。その二人の匂いは覗いている男達が感じてしまうほどの性臭で、室内を完全に淫靡な空間に作り変えてしまっていた。

 

「躊躇なく自分の性器を弄られながらアドルのペニスを咥えてやがる……。

 くそっ、俺が先にフィーナを家に連れ込んでりゃ……」

 

「まさか、女神の如き美人の娘があんな好きものだったなんて……。

 フィーナだけはあんな性行為に溺れるはずないと思ってたのに」

 

 二人の睦み事を覗いて勝手な感想を男達が呟く中で、ベットの上でアドルとフィーナの体の上下を入れ替えると、今度は積極的にフィーナがアドルのペニスを口で扱き上げていく。アドルは下からフィーナの足を開いて刺激で踊る様に跳ねるフィーナの腰を柔らかな太ももを抱える事で固定し、アドルの為の場所へと顔を近づけている。

 

「んっ、ふぁ……っ、ああん……っ!」

 

 彫刻家が精魂込めて作り上げたかの様な、芸術的な程の脚線美の長い脚をさすりながら、フィーナの股間に顔を埋めたアドルが愛液の滴る秘裂を舌でなぞる。同時にフィーナにわかる様に秘部から香る雌の香りを嗅ぐ。何度行為を行っているが、間近で性器を見られ、臭いを嗅がれる事に慣れる事はない。

 あまりの恥かしさで顔が真っ赤になる。だが逃げる事も出来ないフィーナは自分の羞恥を誤魔化す様に、更に積極的に口にアドルの分身を迎えいれ口と舌で愛撫する勢いを強めていく。それに呼応する様にアドルのフィーナへの口による愛撫が強まる。同時に聞こえてきたのはどれだけ淫蜜に濡れているかを示す程に大きな、アドルがフィーナの愛液を味わう淫らな音だった。

 

 じゅるっ、じゅちゅ、じゅちゅるる!

 

 今まで聞いた事のない様な大きな音。アドルがフィーナの陰部を吸い上げている。そう理解した瞬間

 

「っぁく! ああっ! ふあぁああああぁっ!」

 

 与えられる快楽と恥かしさにフィーナの愛らしい唇が開き、その先にある喉の奥からは聞く男達を発情したケダモノに変える妖艶な悦楽の声が響く。フィーナが視線を股下へと向ければ、アドルがいまだに自分の秘部を責める姿が目に入り、恥かしさと快楽と喜びとで涙が一筋流れていく。

 

「あんなに美味そうにフィーナの愛液を啜るなんて」

 

 俺だってフィーナのマン汁啜りたいぜ。そんな声が部屋を覗く男の隣からも聞こえてくる。だがそんな男達の声を知ってか知らずか、アドルはわざとゴクリと喉を鳴らしてフィーナに音で羞恥心を煽り、味わい終えればまたフィーナの秘裂に吸い付いて新たな愛液の分泌を促す。アドルによって固定された足を刺激に合わせてびくりっ、びくりっ、と震わせてフィーナが刺激に陶酔した悩まし気な吐息を吐く。

 アドルの為だけの場所。そこを想い人に口を付けられ、恋する男に愛された事によって湧き出た愛液を啜られる。捧げる事の喜びと、秘められた場所を見られる羞恥、繰り返し与えられる快感にフィーナの思考が薄い靄がかかっていく。

 

「ああ……。こんな……アドルさ……ん」

 

 多くの男達に自分の痴態を見られている事を知らないフィーナ。好きな男に体中を、特に陰部を見られる恥かしさはあるはずなのに、今ではアドルが自分の股間で愛液を啜る水音と、好きな男の興奮を抑えた洗い息遣いも、ぼやけて聞こえ、自分の感情も同様に霞が掛ったように感じ、だんだんと体の力が抜けてくる。

 それでも弱弱しい動きであっても、何とか手と頭の動きを維持してアドルの男根へ愛撫し続けているのはフィーナの強い想いからで、それを感じているからこそ、アドルもフィーナへの責めを継続していくという循環を生み出す。

 

「うん……っ、はぅ、あぅ、くぅん……っ」

 

 言葉にならない声を口から漏らし、遂にフィーナの手の動き止まる。それを見てとったアドルがヒクヒクと愛撫で震えるフィーナの小陰唇丹念に吸い上げ、舌で綺麗になめとっていく。その途中尿道にも必然的に舌が近づき、その都度フィーナの両足がビクッ、ビクッと跳ねて柔らかな太ももがアドルの顔を挟む。

 フィーナの全身から汗が噴き出て濡れた姿にアドルがセクシーだよ。と声を掛けるがフィーナは言葉に答える余裕もなく長い睫毛を閉じ、アドルの徹底した陰部への責めを受け入れるだけである。

 

「あっ! だっ、そこだめぇ……っ」

 

 丁寧に膣口を舌で愛撫していたが、アドルが首を持ち上げて角度を調整しながら舌でフィーナの女陰部を縦断し、綺麗に生えそろった叢に向かっていく。その先にあるのは大きく存在を知らしめる蕾。その蕾を舌で転がし優しくつつかれるとフィーナの呼吸が一瞬止まる。快感を感じるポイントをあまり責めて来なかったアドルが遂にこの蕾を刺激してきた事で、フィーナの体の弛緩が気怠さと相まって動かなくなっていく。

 

「やぁ……っ、んっ、あ、あぁ……っ、はんっ、はぁっ」

 

 アドルの舌と蕾の間に淫らな銀の糸が渡る。それを舌でなめとるとアドルが何度も刺激を与えた事でフィーナの蕾から姿を現した秘肉の真珠へと舌を這わせる。経験の少ないフィーナでも、アドルのそれが女慣れしたものだと解かる程、アドルは巧みに舌でクリクリと突き、コロコロと舐め転がして優しく、そして確実にフィーナの快楽の水位を上昇させて決壊へと押し上げていく。

 閉じられた瞳を開くにも瞼は重く、その瞳の奥では快楽の火花が散って豊満な乳房と、綺麗な脚を震わせ、アドルからもたらされる感覚に甘い吐息を漏らし続ける。

 

「まだまだこんなに溢れて。気持ちよくなってくれて嬉しいよ」

 

「おね……が、いわ……っ、いわないで……くだっ、あんっ」

 

 恥かしさから言葉を発しようとしても、それに合わせてアドルがクリトリスを優しく舌で転がしてきて甘い吐息で言葉が止まる。愛液を味わい啜られる事がフィーナの肉体と精神的に快感を与えて来る。

 そんなフィーナの快楽に浸る姿を確認して、左手を女陰部に向けて半ば愛撫で開き始めた秘裂をゆっくりと開いて、右手の一番長い指をフィーナの秘裂に宛がう。その動きからアドルの行動を悟ったフィーナが小さく息を吐く。指が触れた感覚に背筋に小さな電流が走る。その瞬間にフィーナの下半身を快感による電流が走り抜ける。

 

「ふぁぁぁぁぁっ!」

 

 指の挿入だけなのに、先ほども指を挿入されていたハズなのに、更に長時間の愛撫で準備を整え感度を高めたフィーナの体は、可憐な少女の上半身を弓なりに跳ねさせる程の強い刺激となって背筋を走り抜ける。

 アドルの指がフィーナの膣を指で穿り、今まで見つけ、何度も刺激を与えて開発してきたポイントを責めようと普段のアドルとは思えぬ雄の表情を見せる。

 

 ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ、ぐりぐり、ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ

 

 赤い髪の青年が自分の淫技で快楽に震える少女に笑みを浮かべながら、一定のリズムを持って指を抜き差ししながら、指を回転させて動きに変化を付けながら少女の膣を責める。

 この青年に捧げた場所。それを丹念に、自分が快楽を得る場所を何度も弄られて体を震わされ、同時に先ほどと同じ様に肉の真珠を舌と唇で愛撫されていく。何度かアドルに抱かれて開発が一気に進んだと言えまだまだ初心なフィーナにアドルの責めを耐え凌ぐ事等できず、快感が高まりやっとの思いで開いた目も視界は白く霞んでいる。

 

(やだ……っ、アドルさんを……きもちよくさせてあげたいのにぃ)

 

 アドルの体の上で力の抜けた体を震わせながら、快楽の喘ぎ声を上げる。そんなフィーナの膣へと沈められるアドルの指は根元まで何度も沈められて、フィーナの本気を示す真っ白い液体で濡れており、抜き差しする度に粘性の強い音と、糸を引いている。

 

「やんっ、あぁっ、はんっ、ま、また……っ、だめま……っ、いやぁ」

 

 巧みに膣を強弱と深さをコントロールしたピストンで穿たれ、フィーナが耳鳴りに襲われる。何度も交わったが、今回この場所を得た上での行為の為か今まで以上に強い快楽に、痛い程心臓が高鳴り、フィーナの全身が汗みずくになっている。そんなフィーナにとどめをさすべく、アドルがフィーナの肉芽を吸い上げると同時に指を深く沈みこませながら激しく指を上下に振動させる。

 

「いっいくっ、いくのっ、あんっ、ああぁ~~~~~っ!」

 

 膣とクリトリスの同時攻撃に目の前が真っ白に染まり、思考が飛ぶ程に強い絶頂の頂きに押し上げられる。フィーナの絹の様に光沢のある美しい髪が大きく舞う程に体をそらしてビクッ、ビクッと体を痙攣させながら真っ白い世界にフィーナの意識が飲まれていった。

 

 

 

「すげぇ……クンニであれだけイクのか。どんだけ感度いいんだよ」

 

 生唾を飲み込みながら荒い呼吸を繰り返す。フィーナの痴態は凄まじい程の性的興奮を高める。正直、このまま犯罪者として村を追われてもいい。村に怪物の襲撃に備えて用意されているミラーを使い、アドル達の動きを止めて、フィーナをアドルの前でたっぷりと凌辱したい。そんな欲望すら沸き起こる。どうせ嵐の結界で外界と連絡が取れず、脱出も出来ないのであれば何れは怪物によってこの島民は皆殺しにされるのだ。ならば良い思いをしてから死にたいと思う。だが寸での所で男達はそれを耐える。アドルが外界から来たのであれば、自分達も可能ではないか? 外から助けが来る可能性があるのではないか? そう思うと迂闊に犯罪に走る事は出来なかった。

 そんな男達の見つめる部屋の中ではアドルがフィーナから離れ、クッションを置くとそこにフィーナの体を預ける。アドル本人はベットから降りるとフィーナの両足を肩にかけて覆いかぶさる様な姿勢を取る。

 

「上から穿つのかよ。フィーナがそんだけ咥え込めるって事なのか」

 

 アドルのサイズを見た男が絶望した声を上げる。自分達よりもサイズは大きい。そんなサイズをフィーナが迎え入れる。深く挿入出来るまでに回数を重ねている。そんな事は二人が性行為を行うのだからわかっていたハズなのに、実際こうやってフィーナの性器への挿入を前にして現実だと思い知らされる。惚れた女、抱きたいと思った女が目の前で自分ではない男と愛情のこもったキスをして繋がろうとしている。自然と絶望から涙が溢れている男もいる。

 

「すげぇ……あんなの入るのかよ」

 

 絶望に苛まれる男のその横では別の男が目を真っ赤に充血させながらフィーナの性行為に興奮していた。フィーナの体を見ては感嘆のため息を漏らしては更に熱中して中の美しい少女へと視線を向ける。

 そんな男達の共通した思い。あそこにいる赤毛の青年が自分であったのならと想像してしまう。あの美しい少女を抱きしめ胸や股間を愛撫し、組み敷いて体中を堪能する。考えるだけでも興奮して分身の硬度が増して、扱く手の動きも早まっていく。

 

「遂にか……」

 

 色々な感情の籠った言葉が遠くから聞こえる。自分達と同じ感情なのだろう。そんな男達の前でアドルがそそり立つ自分の肉茎。男達の平均を超える大きさ。太い幹を思わせる竿に血管が浮き出ており、先端の亀頭も大きくえらを張り、どんな女でも快楽に狂わせる凶器に思えてくる。

 

(どうして、フィーナを抱いているのが俺じゃないんだ……)

 

 男達がそう現実を悲嘆し、絶望し、アドルへ負の感情を向ける。だが浅ましくも自分の分身はそんな感情を無視する程に固くなって傷みを感じる程で、自分の男根を扱きながらフィーナを抱いているのが自分だ。そんな想像をしてしまう。

 アドルの視線が覗いている男達に一瞥くれた様な気がした。見えるはずもばれるはずもない。きっと視線を一度巡らして興奮を抑えただけなのだろう。だが、男達はアドルにフィーナは自分のものだと視線を向けられて、そう言われた気がした。特にそう思ったのは視線を巡らした後のアドルの勝ち誇った様に見えた表情だった。

 アドルがゆっくりと腰を落としてフィーナの秘裂をかき分け、自分の肉茎を沈めていくと、凶悪な凶器を待ち望んでいたとフィーナの襞がヒクついて絡みつき、飲み込んでいく。

 

「本当に入っていってる……」

 

 男達が体を震わせながら見つめる先で、アドルの女を孕ませる肉の凶器が自分達のアイドルに向かってゆっくりと飲み込まれていく。青い髪の美少女は平均的な身長だというのを考えれば、アドルのモノを受け入れるのは相当にキツイはずだ。だがフィーナの表情はアドルにこれから子宮まで届く程に貫かれる状況に幸せそうに、そして快楽の色に染まっている。

 肉茎の先端が埋没した瞬間、アドルが一気に腰を落とす。ぐちゅりと姫鳴りを響かせながら一瞬にして肉茎はフィーナの中へ埋没し男達の視界から消えた。

 

「清楚華憐なフィーナが本当に全部飲み込んじまった」

 

 男達の驚きを他所にフィーナは可憐な唇を小さく開き、挿入しきった圧迫感と快楽に体を震わせている。同じ男としてあれだけのサイズに驚きだったが、そのサイズを余す所なく受け入れたフィーナもまた信じられない。膣の奥深くまで入ってるはずだ。きっと収まりきらない部分を受け入れる為に内蔵を押し上げる形になっている。

 だがフィーナの開いた口から甘ったるい長い吐息が漏れる。これは挿入された時に女が自分が感じている事示す反応。美しい少女が雌の喜びを示しているのだ。そんな少女に自分の分身を埋め込んだ赤毛の青年が荒い呼吸で腰を数回ゆっくりと動かす。たちまち部屋の中は結合部から発する姫鳴りと体のぶつかる打音で満たされて、部屋の中の性臭が一段と強みを増したように感じる。

 男達が余裕をもってアドルを迎え入れていると思っていたフィーナだが、実際はそうではなく、額に汗を流しながら膣奥まで貫かれて、押し上げて来る肉茎の質量に意識が飛ぶ寸前である。いくら大好きな男のものであっても、まだまだ経験の浅いフィーナには抱かれる喜びや、快楽に溺れるアドルを見て嬉しくなっているが、まだまだ慣れない体位はいくらでも存在していた。それが今の体位であり、後背位も動物的な姿勢もだが、奥を押し上げられる感覚がいまだに完全に快楽になりきっていない。

 だが、今回に限っては新しい環境、ベットで愛されるという状況からか、快楽の方が勝り始めている。何度かの交わりで確実に膣奥も性感帯へとアドルに作り替えられてきていた。

 

「くる、し……けど、きもち……いいっ」

 

 待ち望んだ者を受け入れた女陰部は盛んに淫蜜を滲ませて、恋する男の生殖器を受け入れては動きを円滑にしようと甘い性臭を広げながら結合部から白い愛液が流れ落ちる。初めてアドルと交わり、処女を捧げた時とは違う、深くまで入れられる挿入感はフィーナに新たな記憶を刻み込む。

 挿入された肉茎が膣奥に達して全体を押し上げる時、フィーナは気が遠くなる程の衝撃を受けて体を戦慄かせる。膣奥からいつも以上に内蔵を押し上げられて明滅する視覚。ただの挿入のはずなのに、体を貫かれている錯覚をフィーナが覚える。

 

「……っく、あぅ……っ」

 

 フィーナの丸いヒップがアドルの動きに合わせて押しつぶされる。村のアイドルとなった少女がアドルの動きが止まるのに合わせて大きく息をはく。可憐な少女が快楽に溺れる姿に外の男達が生唾を飲み込む。アドルも何度か性交を重ねて少しずつフィーナに新しい快楽を得るポイントを作る事が出来て喜びがある。

 

「口淫や手淫だけじゃない、あんな楽々全部飲み込んでるんだから、俺達が考えている以上に仕込まれてるんだろうな……」

 

 粘つく口で中を覗く男がやっとそれだけ口にするが、他の男達にそれにこたえる余裕はなかった。フィーナが眉根を寄せてアドルを受け入れながら息をつく。その姿を一生脳裏に残すべく必死なのだ

 数回動いて止まったままのアドルのペニスをフィーナの女陰部は根元まで飲み込んでヒクついている。限界まで広がっている結合部を見て男達が許されるのなら、この部屋の中に入って皆でフィーナを犯したいと思う程の淫靡さがあった。そんなフィーナの清楚な膣が求めていたものの圧迫感に慣れ始めると、アドルの挿入された肉茎から快楽の痺れが広がり始める。

 

「可愛いよ、凄いキュウキュウと締め付けて来てるよ」

 

 アドルがそんな変化を悟ってフィーナに囁くと恥ずかしそうに首を振る。否定したくとも出来ないフィーナを見て、嬉しさを噛み殺しながらゆったりと腰を持ち上げる。膣内を動くアドルの肉茎。その刺激にフィーナの頭の中に火花が散って体を震わせる。

 

「我慢しなくていいよ。ここには誰もいない。誰にも見られないし、誰にも聞こえない。好きなだけ、僕の為にもいっぱい気持ちよくなってほしいな」

 

 ずぶぅぅぅぅっ、ぬぶぅぅぅぅっ、ずぶぅぅぅぅっ、ぬぶぅぅぅぅっ

 

 アドルのピストン運動が始まり、フィーナを完全に快楽に狂わせようとアドルが肉茎をフィーナの中を律動する。まるでアドルが自分の性器で男達のアイドルを目の前に自分のものだと知らしめる様に、見せつけている様に腰を動かす。

 美少女が青い髪を振り乱しながらアドルの動きに合わせて淫らな声を上げる。アドルの男性器をはめ込まれる度に内蔵が押し上げられて、貫かれる喜びと快美、愛する男に全てを捧げて征服された気分になる。引き抜かれる度に制圧された感覚が内蔵事失われて、違う快感と切なさを感じる

 そんな交互に訪れる感覚にフィーナの相貌から自然と涙が溢れ一筋の流れを作る。

 

「こ、こんな……の……、はじめて……」

 

 何度も抱かれているはずなのに、今日が一番と思える位アドルの男性器への愛おしさを感じ、フィーナの体はびくびくと快感に震えながら快楽に染まった視線をアドルの向こうにある天井へと向ける。

 アドルの腰の動きに体の全てを支配され、一往復する動きに合わせて呼吸し、膣から感じる快美感を体全体に広げる。今まで感じた事の無い快感だった。今までも快感を感じてはいたが、今回何故ここまで違うのか、フィーナには何もかもわからないままに愛する男から送られる感覚に体を揺らしている。

 

「あっ、んぁあ……っ、あっ、あっ、くふぅ……っ」

 

 村のアイドルとなった少女。まるでこういった房事には無縁と思われていた清楚な娘が快楽に身もだえる姿に、二人の睦み事を覗く男達が先ほど以上に激しく自らの分身を扱きにかかる。中には既に吐精したのに、直ぐに強度を取り戻してしごき始めている者もいる。

 そんな狂宴が自分の姿を見て行われているとも知らず、美しい少女は甘い吐息を漏らす。相変わらずアドルの動きは優しいものだ。だが、優しいのに膣奥を貫かれる感覚は凄く気持ち良い。膣の全てで愛する男の男性器の全てを感じ、そして彼に感じさせているから。

 先端部まで腰を引かれ、また根本まで突き込まれる感覚が堪らなく気持ちよい。子宮を押し上げる感覚に背筋にゾクゾクとした感覚が走り、誰にも気兼ねせずフィーナのアドルだけに聞かせる恥ずかしい声があふれ出る。

 

「すご……、すごいっ、すごいのぉ」

 

 フィーナの瞳には意思の光はなくなり、快楽に染まった瞳になっていた。膣内で感じるはずのないのに、アドルの男性器の形が何故かかんじられる。自分の中でビクッ、ビクッと震える感覚に逞しさを覚える。男性器の先端は熱く柔らかい最奥を貫く銛となって子宮口を押し上げ、一瞬にして体中が快美感で沸き立つ。愛する男に与えられる感覚が至福の時となり、もっともっとこの男性器の存在を楽しみたいとフィーナが思う。

 

「うぁっ、! あっ! あっ! あっ! うぅんっ!」

 

 上から打ち込まれる肉杭がゆっくりと速度を上げてく。女神の様だとも村の男達に言われる娘の腰がアドルの動きに合わせて淫らに連動しだす。アドルを迎え入れる中で覚えたアドルの為だけの腰使い。膣口とその奥はアドルの性器をきゅうきゅうと淫らに締め付けて腰をうねらせ、愛する男の射精を促す。美貌の少女の淫靡な腰のダンスに、それを覗く男達が顔を真っ赤にして鼻息を漏らす

 

(アドルさん……わたしをみて、えっちなかお……してる……)

 

 自分に覆い被さる様に腰を振るアドルの表情が顔を赤くしながら懸命に射精を堪えているのがわかる。その表情が何故か可愛いとフィーナには思える。自分に夢中になっているとも理解できる。これだけの青年を自分が独占している。そう思えば思う程にフィーナは無意識に膣をきゅんきゅんと締め上げてしまう。どんなにアドルが堪えても絶頂に導いてしまうフィーナの淫靡な蠕動する膣内の動き。

 

「うあっ! 凄い締め付けだ。もうもたない」

 

 これに思わず漏れる。そんなアドルの声にフィーナがアドルを夢中にさせる事が出来ていると感じ、更にその動きが強まる。愛する男を膣奥深くまで迎え入れ、お互い気持ちよくなる様に腰を動かし、背筋から頭まで駆け抜ける衝撃を与える杭打ちを思わせる動きに快楽の歌声を響かせながら、その顔を喜色と快楽で染め上げる。

 フィーナの体内を隙間なく制圧するアドルの肉茎がびくびくと震えだす。何度かの交わりで覚えた予兆。それをさとってフィーナが弛緩した力を振り絞ってしっかりと両手と両足をアドルに絡める。待ちにまった、愛する人間と交わる中で重要な行為が近づいているのだ。

 

「んっ!? んんっ……んっ」

 

 アドルの唇が自分に触れ、驚いたがそのまま嬉しい、自分の心も、体も全ては彼のものだといわんばかりにとばかりに受け入れて、フィーナが自分の全てを明け渡す。口も、膣も大切な場所全てを大切な男に捧げる喜びに心が満たされ、満足してしまう。

 アドルと同じ様にフィーナも限界の堤防は決壊まで水位を高め、浮遊感に体を戦慄かせている。アドルに抱かれ感じるそれは膣奥を突かれる度に小さな絶頂をフィーナに与え意識を飛ばしかける。

 唇を離し、腰の動きに合わせて大きく震える乳房を見て更に興奮しながらアドルが最後のスパートをかける。体中が背筋を通じてゾクゾクとした感覚が走り、体中をガクガクと震わせる。結合部から姿を見せるアドルの男性器はフィーナの白く染まった愛液で濡れ、一突きごとにぬちゃと愛液で糸を引く。

 そんな自分の結合部に男達の視線が集中してるなど思いもしないフィーナに最後の時が訪れる。

 

「あっ、くるっくるのぉ、すごいのが、きちゃぅ」

 

 待ち望んでいたオーガズム。だがいつもとは全然違うと予感させる。大きな予兆にフィーナの体が震える。それを聞いたアドルもタイミングを合わせる為に更に腰の動きを速めフィーナの今まで見つけた弱点、今回見見つけた・新たに開発した弱点を執拗に擦りあげながら突き上げ、フィーナの聴覚は完全に耳鳴りに制圧されていた。

 

「だしてっ、アドルさんのっ、いっぱ……っ、あっ、あかちゃんっ、できるのっ、だしてっ」

 

 フィーナがおねだりの声を上げるが既に自分の声すら聞こえていない。体中の感覚がなくなる中最後に残ったのは膣から送り込まれる快感と背筋から脳へと駆け巡る刺激だけであった。フィーナの膣奥にはめ込まれた男性器の先端から勢いよく女を孕ませる為の白い液体の噴出が始まる。

 この時自分の射精のタイミングでアドルが自分の腰をフィーナに更に押し付けに入る。まるで野生動物が雌を絶対に孕ませるかの様に、自分の生殖器を相手の生殖器へと押し込み、子宮の中に精液を注ぎ込む様に。何度も、何度も腰を動かしてフィーナへと押し込むと、大きな絶頂で体を震わせながら、アドルの動きに合わせてフィーナがその都度、何度も小刻みに体を震わせるのがアドルに見える。この時の性行為はアドルにとってもフィーナにとっても鮮烈で一番の快感を伴ったものだった。

 アドル自身が驚く程の射精。何度も注ぎ込まれる精液をフィーナは子宮で受け止める。ただ一人の男の場所を、その男にこれだけ楽しまれ、体液を注ぎ込まれる幸せ。肉体的にも精神的にも満たされてフィーナが意識を霞ませていく。体をクッションに預けたまま、アドルから唇を吸われる。呆けた中で自分も……と舌を動かす事を考えるが、体の力が弛緩して手足も解けてだらりと四肢を投げ出し、アドルの収まらぬ射精の動きに連動する小さな快感の爆発を感じながらフィーナが意識を失っていった。

 

 

 

 

「あんな可愛い顔をしてても、何だかんだやっぱ色男とでけぇチンポがいいのか」

 

 二人の情熱的な交わりを見て、男達の怨嗟の声はますます強まる。だがそれはフィーナに届くはずもない。そして空しい事に二人の房事を見て何度も男達は自らの分身を扱いて射精した。

 そんな状況でも、やはり男達のフィーナへの募る想いは収まるものではない。それ何処か手に入らないからこそより一層強まっているとも言えた。手に入らないものを前にして男達が絶望する中、家の中で一人、アドルだけは満足そうに微笑んでフィーナを両手に抱きしめて自分の幸せを噛み締めながら、その柔らかさと体温を楽しんでいた。

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