一般人として過ごす女神様を書きたかった……反省はしている……
以前ツイかどこかで呟いたデミに勝負下着を購入させられるフィーナ、というのを妄想していて何としても書きたかったシチュ……
イースの世界って一応想定してるのは8~9世紀ぽいけど大砲とか艦船が装備していたり、一般の村の家に窓ガラスがあったりとするので下着もきっと発展してたりするんだろうと思っています
匿われているのに姿を晒したり、目立つ行動するのも問題あると思うけど色々と接するというのは大事という事で一つ
やっぱり男が想像して書こうとすると女の子同士の会話が全然上手くいかない辛み
冬休みになったら本編書きたい
贅沢を知らない。贅沢をしなくても満足出来る。これは美徳と言える部分である。だが生活水準を下回る過度な倹約というのはまた見方が変わってくる。そしてそれを倹約する人間が気が付かない。というのは良くある事である。
だからこそ、青い髪の清楚な少女に最低限の生活環境を整える為の助力をジェバから求められた時、デミは喜んで協力する事を選んだ。これは青い髪の少女が少しお洒落をすればその美貌を更に引き立てる事が出来る。美しい・可愛い少女を更に良くしたい。元からある部分を最大限引き出したいと思う心もあった。
青い髪の少女がそれだけ自分の心を掴んでいるのだろう。好かれやすい少女。護りたいと思わせる少女。それだけの魅力が確かにあった。
「いいフィーナ。ジェバはね、貴方の事を本当の娘の様に思っているの」
そうフィーナに向かって慎重に言葉を選びながらデミが言葉を紡ぐ。フィーナ自身もそれは感じているのはデミは理解している。そしてフィーナも本当の母親の様にジェバを慕っているのもまたデミは知っている。
傍から見ても、フィーナは魔物に囚われていた所をアドルに助け出されて、ジェバの家に匿われている。という関係から間違いなく、ジェバと親子の関係へと変化し始めていると感じていた。それはジェバが古くから伝わる占いや薬草の作り方と言った秘伝の知識を惜しむことなくフィーナに全て教えている事から理解出来る事だ。
本来この知識はトバの家系の者にしか教えない事である。だがゴーバンは盗賊となった事で直系としてこの知識を継承させていく事は難しくなるだろう。それ故にサラがその役目を担う事となった。だからこそゴーバンも稼がなくなって良くなった事により、更に盗賊稼業へと進ませる事になったのだが。
ただサラがトバ家を継承する。それなのに不思議とジェバは薬草の作り方等をデミ達に教えていた。それは無意識の内にサラ程の力が無かったとはいえ、サラが殺され、トバ家の知識が途絶えると感じていたのかもしれない。そう思えば行動は理解出来るものだった。
だがそんな不安を解消する少女が現れた。それがフィーナであり、ジェバは自分の全てを教えている。それこそトバ家の全て。それも占いも含めてであり、占いを学んでも誰も成功させる事は出来なかったがフィーナは少しずつながら成功させている。血こそ繋がっていないが新たな継承者が出来た事。これはゼピック村で村長と同等の影響力がり、村を守るトバ家が存続する事は喜ばしい事だった。
「それは解かっているの。でもだからこそ贅沢をして家計の負担になる事は出来ないわ……」
根が真面目というのはこういう時困りものである。ジェバがわざわざ自分に年頃の娘としてのお洒落や化粧の一つでもフィーナに教えてやって欲しいし、お金を出すからフィーナに買う様に説き伏せて欲しいというのは、ジェバの親心であり微笑ましい。フィーナも理解していて嬉しいと思いつつ、だがフィーナが家計を考えると謝絶する。これはフィーナもジェバもお互いを考えての結果だけに、どっちも責め辛い。
「違う。それは違うわフィーナ。よく考えて?」
苦笑しながら一つ一つ、フィーナに懇切丁寧にトバ家の事とフィーナの事を、フィーナが気が付かぬ視点で教えていく。
「トバ家は村から考えられない程裕福な家よ? それこそ村長と同等の財力と、村長以上に影響力があるの。
ゴーバンさん達を恐れても、対決しなかったのは義賊的な活動もあったけれど、私達のもう一人の母ともいえるジェバの息子だから。
そんなトバ家の新たな娘を迎え入れようとしているの。なのに裕福な家庭の娘となろうとしているフィーナが質素、慎ましい生活をしていたら、娘とは名ばかりの身寄りのない少女を恩を売ってこき使っているとジェバが思われてしまうの」
そうデミが指摘すると思わずフィーナが考え込む。事情を知っている村の人間ならそう思う者は少ないだろう。とはいえ、事情を知らぬ者がみたらどうであろう? 自分が母と慕うジェバにそんな悪評が立つ。そう考えるとフィーナとしては考えと行動を改める必要があるのは事実だ。
「それにこうも考えて? もしフィーナとアドルさんが結婚して子供が生まれたとしてよ? その子供をフィーナはどうする?」
アドルとの結婚。アドルとの間に子供を授かる。そんな未来を想像する。きっとアドルは家族の為に頑張ってくれるだろう。畑を維持して治安を守り、時には遠出をして物品の販売や薬草の材料集めといった危険な仕事もする。フィーナはそんなアドルを支えながら子供を育てる。きっとジェバはフィーナが仕事で子育てに手が回らない時に「仕方ないね」と笑顔でアドルとフィーナの子供、ジェバにとって孫の子育てを手伝ってくれる……
「ちょっとフィーナ。幸せな妄想も良いけど話は途中よ?」
思わず呆けている少女にデミが苦笑いを浮かべている。恥ずかしい姿を見られた事に気が付いたフィーナが顔を上気させながら妄想はしてないと慌てて頭を振る。なんとも可愛らしい姿に正直羨ましさをデミが覚えるのは、自分がフィーナと同じ状況になっても、こうは思われないだろうからである
「まぁ、いいけどね……。とにかく、子供が生まれたらフィーナはどうする?」
「ど、どうって?」
「生まれて来る子供に貧しい生活をさせたい?」
デミの言葉に勢いよくフィーナが首を横に振る。
「贅沢が出来なくても、お腹いっぱいにご飯を食べさせてあげたい……。女の子なら綺麗なドレスとか着せてあげたいし、男の子なら皆と遊べる様に同じ玩具を買ってあげたい」
「でしょ! それと同じなのよ。ジェバはフィーナが自分の娘だと思っているから御飯に困らない様にしたいし、綺麗な衣服で人前に出ても恥ずかしくない様したいし、お化粧を覚えさせたいの。
当然仕事も家事も同じよ。将来、フィーナをアドルさんの所にお嫁にだして、二人で生活していくのに困らない様にと色々教えながら考えているのと同じ。
これはフィーナが可哀想だからとかじゃなくて、本当の娘と思っているからよ」
デミの言葉にようやくジェバの気持ちを理解したフィーナが頷く。
「勿論行き過ぎた贅沢は駄目だけど、フィーナの場合は我慢し過ぎなのよ。贅沢にならない様に、でもジェバが村の皆に自慢できる位のお洒落は覚えないと駄目よ!」
フィーナを自慢の娘とジェバが言える様になる。それは外見の美しさだけではない。立ち居振る舞いや身だしなみも含めてなのだ。フィーナはそういった意味で、身だしなみに対して無頓着とは言わないが、遠慮し過ぎているきらいがある。
ジェバ自身、サラの嫁入りの為に作っていた貯金がある。アドルは探索中溜まったお金をジェバの家計にフィーナと二人分、拠点として使わせてもらっている御礼としてお金を入れているのもある。余裕は十分以上にあるのだ。自分が生活していく上での範囲で収まる経済感覚をフィーナに教えるのも、将来の事を考えると必要であるのだとジェバは考えていた。
「それにフィーナはアドルさんといつも一緒にいたいと思うでしょ? 誰かに奪われたりしないか心配でしょ?」
「そ……それは……」
言葉が小さくなっていくがデミに否定はしない。出来る限りアドルと一緒にいたい。それはフィーナのささやかな願いである。同時にアドルが他の女性の虜になってしまわないか? という不安は常にある。アドル・クリスティンという青年は冒険家で農村の生まれだが、不思議と品格がある。傍にいて安心できる優しさと、多くの異性を夢中にさせる好奇心の翼で活動する活動力を併せ持っている。そんなアドルに好意を抱く少女は多いとフィーナ自身感じている。自分がそうなのだから。だからこそ不安や心配がある。
「ちょっと想像してみて。もしフィーナが農作業していたとする。泥だらけで、汗にまみれた姿でアドルさんがやってきたら、どう思う?」
「嬉しいけど、少し恥ずかしい……かな」
アドルと会えるのは嬉しいし、話して距離を縮めるのは嬉しい。実際何度も肌も合わせ、お互いに快楽を得た。でも出来れば汗や泥に汚れた姿は見せたくない。カッコいいとか綺麗、可愛い姿を維持する事はいつも出来ないにしても、出来るだけマイナス要素の排除したより良い自分を見てもらいたい。きっとそれは男女問わず思う事だろう。そうフィーナには感じられた。
「でしょう? それにフィーナには着替えが殆どない。いつも同じような姿でいたら飽きがきてしまうものよ?
それに比べて、アドルさんを狙っているライバルは常に自分を綺麗に磨いて、お洒落して魅力的で新鮮な自分をアドルさんに見せているのよ?」
「うう……っ」
デミの言葉にフィーナの言葉が詰まる。そう、アドルに好意を抱く娘達はアドルを振り向かせる為にいつも全力なのだ。今はアドルの心が自分に向いている。それは間違いないとフィーナは思っている。
でもそれに胡坐をかいて、フィーナが自分を磨く事を怠って、ただ彼を思うだけでいては、アドルが他のライバルに転ぶ事も十分にありえるのだ。それだけ魅力的な相手。そんなアドルの心を独占し続けるのに何も努力をしない訳にはいかない。その現実をフィーナがデミに示されるとフィーナに動揺が浮かぶ。
フィーナがアドルの心を自分から離れない様にと、デミや村で知り合った娘達から色々なレクチャーを受けている。初めて結ばれた時だけではない。湖でデートをした時にアドルに足を見せたり、わざと前かがみになって胸元を顔を真っ赤にしながら見せて少しずつアドルをその気にさせてみたり、言葉で誘う事が出来ない時に行動の示し方や、距離の縮め方を学んでいた。
もっとも、その時は無自覚にフィーナがやり過ぎてしまった。アドルを煽り過ぎて村の独り身の若い衆がフィーナを欲望の籠った視線で見つめる状態と同じ様に興奮させてしまい、アドルからまだ日も高く、屋外なのに何度も求められてその欲望を幾度も体内で受け止める事になった。最初こそ村の男達の様で怖かったが、それでも優しく、そして情熱的に本気で自分を求めてくれるアドルの姿に嬉しさを覚えたフィーナである。
だがそういった事でライバル達をリードしていたとしても、他のライバルに比べて違う点で見れば引き出しの数が少ないのは事実であり、フィーナにとってこの点は間違いなく不利なのだ。村のパートナーがいる男性が浮気をしたり、酒によって一夜の過ちを……といった事もあったと聞く。そう、フィーナにとって他人事ではない。それを指摘されるとフィーナの表情に不安の陰りが生まれる。
「ジェバだってフィーナの母親として娘の恋愛を応援してるし、良い男なら結婚相手に臨むわ。そういった事からも、フィーナがアドルさんを逃さない様にお洒落して欲しいと思っているのよ?
大体フィーナの相手がアドルさんなら猶更よ。あれだけの優良物件な男の人はいないし、私だって彼氏が居なかったら間違いなく狙ってたわ!」
そうデミが力説するとフィーナもアドルが誉められた事に嬉しそうに笑顔で頷く。本当自分が褒められるより、アドルが褒められたり、ジェバが尊敬されているのを知ると喜ぶのだから不思議な少女である。だからこそ、アドルと早く夫婦として結び付けて安心させたいと思うのかも知れない。そうデミが思う瞬間でもある。
「だからジェバを安心させるためにも、最低限の衣類や化粧品は買いましょう?
大体フィーナが家の家事を手伝っている報酬とも言えるのだから、遠慮はいらないわ」
デミのジェバの母親としての立場と、アドルの心を掴む為という説得にフィーナが抗う事は結局出来なかった。
2
ゼピック村にミネアの街から行商が来る。魔物の徘徊する危険な中をやってきて村人達に必要な日用品を販売する為だが、元々はミネアの街で購入されていた薬品といった必需品商品を送り届ける隊に商人が乗っかっている。
取り扱う商品が必需品と違い嗜好品や日用品の為、一見贅沢に見える。嵐の結界で封じ込められていつ魔物に襲われ皆殺しにされるかわからないという事もある。だがこういった普通の生活を営む事が治安維持だけでなく、集団として生きていく事で秩序をもたらす要因の一つとなっていたのは誰も否定できない。だからこそ誰も批判もせず、商人達も暴利を貪る事もせず、皆で支え合う状況が作り上げられていた。
そんな商人達の中に珍しい客がいた。商人達が初めて見る客。アドルに救われ、匿われていたフィーナという娘である。村で屈指の美しい娘の一人であるデミと一緒に衣類を見て回る姿は、デミだけではないアイリスといった娘達ですら霞ませる美貌の娘なのだ。そんな彼女の存在は大いに人目を引いた。
「はて、あの様な娘。エステリアにいたかな?」
と長年商いで島中の人間と触れ合う事の出来る商人達にとっても初めてみる娘。外からの観光客がとりのこされたのかな? と考えるのは致し方ない所であろう。まさか失われし古代王国の女神とは思わない。何れにしても人目を引く美貌の客。そしてそれがトバ家の人間ともなれば上客である。お近づきに慣れれば商売としても、美しい娘と知己を得ると言う事でも損はない。男達が内心色めき立つのは避けられない事であった。
「これなんかもフィーナの体形に合ってて、料理の邪魔にもならいし、かといって地味でもないから良い感じじゃないかしら?
私はバストないから無理だけど、フィーナはスタイルが良いから難しい服も簡単に着こなせそうで本当羨ましいわ」
色々と服を選ぶ中で、デミがフィーナを着せ替え人形宜しく色々と服を見繕っては試着させていく。商品を運んできた商人もフィーナ程の美貌とスタイルをもつ娘がいるとわかってからは力を入れて、フィーナの体形を採寸しては色々と服を並べて二人に見える様にしている。中にはサイズが合わないものもあるが、数日は村に逗留する事になっているのだ。その間に直してフィーナに合わせるとの力の入れようである。上客だからというだけではない。綺麗な娘を更に綺麗にする。その喜びはデミと同じものであり、いつの間にかデミと商人は連携しており、フィーナを戸惑わせる程である。
「これ等は屋外での農作業の時にでも使え、上部な生地を使っているので長持ちしますよ。
それに汚れが目立たない上、お嬢さんの綺麗な髪を引き立ててくれる」
次々とフィーナの前に並べられる衣服は平時の働く時に着る衣類と、アドルを前にした時の為、最低限その両方でも問題ないもの。と真剣にデミ達が選んでいる。ただフィーナとしては可愛いと思うし、綺麗だと思う衣類、動きやすそうで洗濯や傷んだ時の直しもしやすそうだと思うが、どうしても目が行くのは価格である。
デミの説得でジェバの思いも理解出来たが、やはり簡単に今までの感覚が変わるものではない。ちょっと高いな。購入する枚数を減らして着まわそうかな? と頭の中で考えが広がっていく。ただ言える事はこうしてデミと一緒に買い物するのは楽しい。アドルの前にこれを着て立った時どんな反応を示すだろうか? 可愛いと感じてくれるだろうか? 綺麗だと褒めてくれるだろうか? そう考えると胸がドキドキと高鳴る。初めての経験に自然とフィーナも気分が高揚していくのを感じた。
「正直、中々購入してくださるお客様もすくなくなったし、購入してくださるのならお安くさせていただきますよ」
これは商人にとって本音である。物価が少しずつ上がっていく中、こういった衣類の需要は落ちていく。それ処か購入にぶつぶつ交換も何れ始まるだろう。金の価値が変化していく中、現状必要性がそこまで高くない商品を購入してくれる客は有難いものでもある。
商品が売れ、これだけの娘を更に綺麗に出来る。商人と職人の双方の喜びを満たしてくれる客であるのだからサービスも良くなる。ピムの様な商人がこのエステリアでは異質なのだ。
「ほら、フィーナ。服だけじゃなくて下着もちゃんと選ばないと駄目よ?」
「ええ……でも、普通に着替える分だけあればいいし、その……こんな派手なのは……」
そういってデミが示す下着を見て顔を赤らめる。普通の白いショーツやブラならまだしも、下着を扱う女性の商人が取り出したのは白でもレースが付いた可愛らしいものから、布地が薄く肌が好けて見えそうなもの。赤いガーターが目立つ大人びたもの。黒のブラとショーツの面積の少ない煽情的なもの。中には外の大陸から流行っているベビードールと呼ばれるものがであったりとフィーナに取って刺激が強く、衣服の下に隠れるものだけに必要性や、汗や雨で濡れた時に透けて見えたら? と思うと戸惑いがある。
「あらあら、これは別に普段の時に身に着けるものじゃないわよ?」
そう嫣然と女性が微笑む。
「普段見えない部分。でもだからこそ、そういった時により自分をいつも以上に綺麗に、魅力的にしないと駄目なの」
「そうそう。例えばこのドレスはどちらかと言えば祭事や慶事の時に着る。この白いワンピースはアドルさんとデートの時とか最適。この服はお仕事とか汚れても大丈夫で丈夫と用途が違うわ。
それは下着だって同じ。身に着けるに応じたタイミング時があるのよ。所謂勝負下着」
「勝負……って、まさか……」
デミ達の言葉から意味を悟ったフィーナがボンと音を立てたかの様に耳まで瞬間的に真っ赤になる。アドルと儀式を済ませ、心も体もアドル一色に染め上げられているはずなのに、まだまだ初心なフィーナの反応は見ていてデミを楽しませるものである。
「そうよ。アドルさんって人がお相手なんでしょ? きっと夜にベットでこの黒い下着を付けたフィーナさんを見たら、アドルさんは喜んでくれるはずよ。
だって確かに派手な下着よ。それでもフィーナさんが、自分と結ばれるのに精いっぱい喜んでもらえる様にって、魅力的に見える様に努力してくれてるって見てわかるんですもの。
ただ刺激が強すぎるのにから、アドルさんって方いつもよりちょっと乱暴になってしまったり、激しくなってしまうかもしれないけど」
会話の内容以外意味はない女性の言葉だが、以前の屋外での行為を思い出したフィーナが更に顔を真っ赤にする。あの時は正直あそこまで効果があると思わずアドルを刺激した事で、激しく求められた経験をもつだけに少しフィーナも躊躇する。
嫌ではないし、そうなったら良いなとは思う。とはいえ、何事もやり過ぎは行けない。実際あの時疲労困憊となったフィーナを見てアドルがジェバに遠回しに程々にしておきなとおしかりを受けたと聞いているのだ。
「この白いのなら、今のワンピースとかと合わせられるし、いつ何があるかわからないんだから、備えておく事も必要なんだからね。
外での作業中ならアドルさんも弁えてくれると思うけど、デートとかなら例えその時に、その気がなくても、いつ雰囲気が変わるか分からないんだから。
それに備えて色々準備しておかないと、突然そんな状況になってくたびれたショーツとか見られたら、フィーナは嬉しい? 可愛いのとか、アドルさんが喜んでくれる下着の方がいいでしょ?」
確かにこの前デミに説得された様に汚れた自分は出来るだけ見られるのは避けたい。アドルに求められて抱かれる時、自分から抱かれたいと思う時、そんな時に普通の下着や一日過ごして汚れたものより、こういった綺麗な下着、可愛い下着、少し恥ずかしいけどアドルを興奮させる様な蠱惑的な下着といった方が良いとは思う。思うのだが、流石に恥かしさが先に噴出してしまう。
「ア……アドルさんが……喜んでくれる方が……良い……」
それだけ小さな声でフィーナが呟く。その姿に「もう、本当可愛い!」とデミにフィーナに抱きつかれている様子は女神ではなく、ただの一人の村娘そのもので、女性もその二人の姿に釣られて笑みを見せる。
結局普通の気が付けばデミと商人達にあれやこれやと勝負下着を7点含め色々と購入させられたフィーナであるが、良心的な価格で想像以上な量に二人が荷物を抱えて帰ってきた姿を見たジェバが驚かされる事になるのであった。
アドルを煽り過ぎてヘロヘロになるまで求められるフィーナ
勝負下着姿に獣化したアドルにヘロヘロになるまでスケベな事されるフィーナ
そんな補足話を追加で書きたいものの
男の自分が書くとどうしても都合の良いダッチワイフにしか女の子がならないのが本当難しい……