カップサイズの正否は別にしても、凄いナイスバディーな女神様を押し倒さなかったアドルさんはある意味凄いと思う今日この頃……
つい先日まで、魔物と命がけの戦いをしていたはずが、今のアドルが行っているのは女神の宮殿の空中庭園で土いじりである。ここまで大きく変わるとは。そうアドルが内心、急激な状況の変化に戸惑いがあるのは普通な事とも言えた。
農具の殆どが不思議と健在だったのは、この女神の宮殿を包む女神の神聖な力故なのだろうか? いずれにしてもこうして使える道具がある。という事は非常にありがたいものがあった。
ただ、フィーナと過ごす中で彼女の様子がおかしい。これをアドルははっきりと感じ取っていた。ダレスを始め、多くの男達に辱められていたのだから当然なのだが、基本的に一人でいる事を拒み、アドルの傍にどんなに離れても、視界の範囲内にアドルを捉える範囲を必ずキープしていた。
実際、空中庭園で野生化したハーブや野菜を手入れをしているとフィーナも手伝うが、常にアドルの傍にある。沐浴の時はフィーナに請われてアドルも共に入るし、夜寝る時は腕の中に悪夢に魘される事も見て取れた。何度も頭を撫でなていると目が覚め、そのアドルの姿に安心するとまた眠りにつく。
夜中トイレに行き、戻ってくると半狂乱になったフィーナがいて宥めるのに時間がかかった。そのため夜トイレにたつ時はフィーナを起こして共に行く事になっている。
だが、アドルだけは拒絶されずに、フィーナに必要とされる事実がアドルには嬉しいと思う。ただ以前の様にフィーナには魅力的な笑顔を取り戻してほしいとも思う。大切な存在を手に入れたからよかったではないか。等とダレスが口にしていたが素直に喜べるものではない。大切な娘をこの様な状態にさせられたのだ。
「どうか、しましたか?」
心配そうな表情でフィーナがアドルの瞳を覗き込む。少し考え込んでいたのだろう。作業がとまっていたアドルに何かあったのか、不安になったのだ。これがゼピック村での生活であればここまで過度な心配や不安は見せなかった。先日のあの一件以来、フィーナの精神的な不安定さがアドルへの依存度を急激に高めているのは間違いなかった。あの陵辱の記憶が想像している以上に、フィーナの心深くまでダメージを与えている。ダレスや男達にあのまま陵辱され続けていたら、アドルがフィーナを受け入れなかったり、他の男達同様に陵辱していたら。きっとフィーナの心は壊れていただろう。とも感じられた。同時に、アドルに必要とされなくなるのではないか? そんな不安もあるのだ。
今はそれだけではなく、女神ではなくただの娘として生きる事とへの不安、レアと別れる事になった事でも葛藤まで抱えているのだ。アドルが村に出ると言った時頑なに留守番を拒否して一緒にいくと拒んでいた。アドルが危険を承知で折れる事で二人で女神の宮殿を出た事で、あの騒動になったが、フィーナの精神状況を何とか安定させる必要がアドルには感じられた。
「いや、ここ全体を畑にしても二人で生活するには食料が足りないからどうするべきか、ちょっと考えてた。
魔物達が持ってくるというのを待つというのも問題あるし」
食料の問題を不安に思っているのは事実であった。その事で、フィーナを不安にさせない様に話を変える事に成功したアドルだが、実際アドルにとってこれは頭を悩ます問題でもある。
きっとアドルとフィーナの為に魔物達が村に食料を調達しに行っている。生活においての食料以外の必需品も必要であり、他にも魔物が近くの木を切り倒しては近くに山積みにしている。薪にするためだけではなく、必要なものを作るのに使う為でもある。
これは確実に村人達の生活を圧迫する事であり、それはフィーナ程人間に対して憎悪のないアドルにとって気に病む所であった。もうひとつ問題があるのは、食料調達が魔物に依存するとなれば、兵糧攻めにあう可能性もあるのだ。
「それに、ジェバ達がどうなってるか心配だしね」
アドルの言葉にフィーナが頷く。フィーナが懐いていた盗賊ゴーバンの母親。フィーナを実の娘の様に世話をしていたのを考えると、二人とも互いに心配しているのは間違いない。他にもデミといった親しい娘達もいるのだ。
フィーナと話し合って、ゼピック村に手を出させないと決めていた。ミネアの街なども同様である。ただ、住人の中で希望者がいれば大陸に移動させる事はする。これが基本的なアドルとフィーナの決めた事である。他にも浮遊大陸の村々でフィーナに対して否定的でなかったり、アドルを手助けしてくれた者が希望した場合、アドルの故郷の村の希望者は基本的にフィーナは受け入れるつもりだった。だがそれ以外は決して助ける気は彼女の中にはなかった。
フィーナが女神であった頃の王国は既に滅んでいた。自分の居場所がない。女神故にアドルといられない問題。でもアドルを守る為なら、ダームをアドルが倒せばきっと進んで魔を封印していただろうフィーナ。だが過去助けた人間達の子孫を見て、陵辱されて、アドルと結ばれてこの結論を導き出したのはある意味当然の帰結だが、今でもアドルの中にはシコリとして残っている。この選択は正しいのだろうか? と。
「さあ、あんまり手を止めてると暗くなってくるし、急いで作業を終えようか」
アドルが意識を切り替える様に声を出すとフィーナが笑顔で頷く。考える事もあるが、今を生活する上でやる事は多いのだ。土いじりだけではない。人として生きる為に、二人が作業に没頭していった。
2
巨大なサルモンの神殿内部にある双子の女神が居住する為に作られた宮殿。二人だけではこの広い居住空間を使いきれずにもてあましていた。だが必ず使う寝室、厨房や浴場だけでフィーナにとっては、ジェバの家位の大きさで十分なのだ。
ただそれでも宮殿内の浴場は天然の温泉を引き込んでいる。暖かな温水はバーンドブレスで暖められたとも言われているが、この温泉は昼間の作業の疲れを癒し、汚れを落とすと気分がリフレッシュされる。古くから東方の島国では戦傷病者の治療にも使われているのが良くわかるとアドルは思ったし、贅沢だがこの存在はありがたかった。
一日作業を終えて、食事を終えると体の汚れを落として二人、寝室で眠るだけ。この宮殿において確立されている生活サイクルだが、この宮殿の住人においては、それだけではなく、男女の営みを過ごす場所にもなっていた。
あの一件以来中々アドルからフィーナを求める事がない。情熱的に交わったのに、どうしてなのかとフィーナが不安になった。もしかして自分の体が汚れているからだろうか? 同情だから? 不安と恐怖からそうも思ったが、アドルがどうも自分を大切に扱おうとして上手く行っていないのは行動からわかった。
男達に陵辱された事で、フィーナが嫌がるのではないか? 辛い記憶を思い出すのではないか? そういった恐怖や心配がアドルにあるのだ。慎重過ぎる程慎重に。丁寧過ぎる程丁寧に。アドルがフィーナを大切に扱い、丁寧にフィーナに触れる姿に、逆にフィーナからアドルに迫る事になる事が多くなった。
別にアドルから忌避されているのではない。そうと解ればアドルがどこまで自分と触れ合う事が出来るか、アドルがわかる様に、フィーナが自分から示す必要があったし、その必要性を彼女は良くわかっていた。何よりもアドルにあの忌まわしい記憶を上書きしてほしかったから。自分自身の精神的な脆さに気がついていないが、その必要性に理解が行き着く所が女神としての経験故なのだろう。
「傷……いっぱい出来ちゃったんですね」
アドルの背中をフィーナが流していると、何度も共に入浴したが、改めてアドルの体に大小様々な怪我があるのが目立つ。剣などの武器による傷跡だけではない。爪の傷跡や噛み付かれた傷跡が見える。火傷の跡も、色々な傷跡。これらの多くが魔物との熾烈な戦いや、溶岩地帯や氷壁という過酷な道なき道を進んできた痕跡なのだ。
傷は背中だけではない。腕や足、衣服や鎧に隠れた部分に刻まれた数々にフィーナの心が締め上げられる。全ては自分のせいでこうなってしまった。そう考えるとフィーナはアドルに申し訳がなかった。
「傷を受けただけ、その以上に価値のあるモノを手に入れたから問題ないよ」
この冒険の中で、色々な出会いもあったし、神秘も見た。惚れた女の子を手に入れた。その代償ならばこの傷位、アドルに特に問題などにはならなかった。それを真顔で正面から言われてしまえば、意味を理解したフィーナの顔が一気に上気する。
平然とこんな事を口にするのだから、アドルが無意識に多くの女の子を虜にしてきたのだろうな。そうフィーナが直感する。でも、その彼を今は"自分だけ"が独り占めにしている。今まで心の奥底に封印してきた独占欲が満たされる感覚。好きな異性を伴侶に迎える娘たちの喜びとは之ほどまでに心地よいのかと思うと、何故今まで我慢してきたのかと、改めて後悔の念が生まれる。
「アドルさんって……女の子をいっぱい泣かせて来たんでしょうね?」
「そ、そんな事ないよ。付き合った子なんて今までいないし」
一夜の関係は別として嘘は言っていない。だが、何度もアドルに抱かれている事でフィーナはアドルは嘘はついていない。が、全てを正しくは言っていないというのはわかる。恋人はいなかっただけなのだと。
だが、そんな事は別に問題ではない。フィーナという女が、アドルにとって最後の女になればいい。それだけである。でもやっぱり、アドルが見も知らぬ女とベットをともにして関係を持ったと想像すると嫉妬してしまう部分は少なからず存在していた。だからつい、口に出てしまう。
「でも……えっちな事をした子はいるんですよね?」
ジト目で頬を膨らますフィーナにアドルが苦笑する。漸くアドルがフィーナが自分の過去の事で嫉妬しているのだと気がついたのだ。
「まぁ……、ね」
「過去は仕方ないですけど……ずっと一杯中にだしたんですから浮気……駄目ですからね?」
冗談と本気の入り混じった言葉。一歩間違えれば精神的に病む境界線にあるフィーナの言葉に抱擁でアドルが答える。
「フィーナみたいな子をほっぽり出して他の子に手をだしたりはしないさ。
それに、フィーナが怒ると僕じゃかなわないし」
笑いながらもしっかりと感じるフィーナの柔らかな体の感触。これが腕の中にある事に満足感を覚えた。この幸福を感じるのはフィーナだけではない。アドルも同様に気がついてしまった事。手に入れた事でより強く感じる。手放してはいけない。守らないといけない。いまだ結論は出してはいない。だが同じ時間フィーナと共に生きて死ぬ事にアドルの考えが傾き始めていたのはこの時からなのかも知れなかった。
「嘘ついたら、許しませんからね」
自分の腕の中でアドルを見上げる様に見つめるフィーナが囁く。少し突飛な行動をとっていたので安堵した様に息をつくと、男性にこの様な行動を取った事のないフィーナが羞恥からか顔が赤くなっている。少し大胆で、少しいつもと違う嫉妬を見せたフィーナだが、素の部分は変わりがない。そう思えて胸を撫で下ろしたアドルだが、その考えを直に撤回する事になる。
フィーナの手がそっと伸びてアドルの股間へと移動していく。フィーナと触れ合い、フィーナの裸体を見て、体の感触を味わった事で半立ちになっているアドルのペニスへとたどり着くとやわやわとアドルのペニスを刺激していく。
「フィ、フィーナ?」
普段とは違う形でのフィーナの誘いに戸惑うアドルにフィーナが微笑む。自分の体に見て、触れて、反応を始めている男性の象徴に嬉しさがある。フィーナがアドルの両脚の間に膝まずくと、アドルのペニスを両手で包み優しく触れていく。フィーナの顔が近い為に、呼気が男性器をなぞり、アドルの腰が思わずビクリと反応する。
「あはっ、大きくなりましたね」
隆起していくアドルのペニスを見ていたずらっぽくフィーナが笑う。何度も夢の中で嫌な記憶がよみがえるその中で、フィーナがリリアという娘が輪姦されていたのを思い出していた。記憶の中では手や口でペニスを扱いたり頬ぼっていた。歯を立てずに口をすぼめて吸い上げたり、舌で舐めているのを見て、膣での性行為の様に男性を喜ばせる事が出来ると理解していたのだ。
不浄の穴でも出来たのだから、手や足でも出来ておかしくはない。事実、アドルに秘部を愛撫されると体がとろける程の快楽を与えられていた。男も女も同じ刺激を違う形で与えれば快楽を得る事が出来ると理解しており、だからこそアドルの為に、彼を喜ばせる事になるのなら、自分に夢中になって、自分を手放す事がない様にしたい。そう思うと、進んでアドルのペニスを両手で優しく扱き上げていく作業に熱がこもる。
「う……っ」
「これが……私の中に何度も入ってたんですね……」
フィーナがアドルのペニスの先端に顔を近づけ丁寧に指先で捏ねながら観察している。アドルと交わっても、相手の性器をちゃんと見た事のないフィーナにとって、目の前にすると恥ずかしさもあるが、何度も受け入れた象徴というのは興味もあった。
そのフィーナの愛撫にアドルのペニスが完全に隆起し、続けられる刺激から少しずつ先走りがにじみ始める。
「何か、出てきましたね」
自分が愛液をにじませるのと同じ様な事なのだろうか? まだまだ経験や知識が乏しいが、それでもアドルが刺激を受け、心地よく感じているのは間違いない。そう思うとフィーナがうっとりとした表情でにじみ出た液体を舌で舐め取る。恥ずかしさを我慢すれば、アドルも自分のをしてくれているのだから何も問題がない。
「うぅ……っ、少ししょっぱいですね」
フィーナが呟きながら舌で味わった味をアドルに伝える。そしておずおずと亀頭を口に含むと、先端部をにじみ出る液体ごと舐め続ける。
(うっわ……。これ、凄い……)
腰や足先がまるで浮いているかの様な感覚。何度か経験のある行為だが、この自分の体が浮遊している様な落ち着かない感覚は初めてであり、思わず声が漏れ出るのを抑える事が出来ない程の快感がアドルの体を走りぬける。フィーナがリリアがしていた様に、アドルの肉茎を丁寧にしゃぶっていく。
「んん……っ、ん……んふ……んぅ、んううっ」
桃色の舌がねっとりと動きまわり、ピチャ、ピチャ、と音を鳴らしながら懸命に舐め、扱いていく。
「ま、待……った、フィーナ……」
腰から湧き上がる射精感にアドルが慌てながら、出来る限り優しい動きでフィーナの頭を両手で動きを止める。だがフィーナは舌を伸ばして鈴口を舐め上げて刺激を続ける。必死な表情のフィーナにアドルの理性が戻る。ただ体を合わせたかっただけではない。そう気がついたのだ。
「……フィーナ……これ以上はまずい……」
アドルが腰を快感で震わせながら止める様に言葉を漏らすが、フィーナはまるで聞く耳を持たない様子でアドルのペニスへの愛撫を続けていく。両手でフィーナの頭を離せば良いのに、アドルが快楽を前にそれが出来ない。未だ体の奥に残る薬の影響が、与えられる快楽で残滓が燃え上がり、理性を圧倒していく。
「ん……んんっ……、はむ……ちゅ、ちゅぅ」
ペニスの先端を咥えると、先端から興奮で血管が浮き出る肉茎を舌で舐め、吸い上げる。更に、リリアが強要されていた様に睾丸へと片手を移して優しく手で包むとマッサージするかの様にも見上げる。嫌な記憶だが、男が快楽を得ようとしていたのを思い出して、それをアドルへと行う。
アドルを手放したくない。アドルが他の誰かに夢中になっては嫌だ。自分だけを見てほしい。あれだけ汚されたのだ。もしかしたらアドルの心が自分から離れるかもしれない。そうならない様に懸命にアドルに快楽を与えようと刺激を与え、その刺激がゾクリとした電流となってアドルの体を走る。
「そろそろ……ですか? 出してくださいね、私……大丈夫ですから」
堪えるアドルをフィーナが見上げなら微笑してそう告げると、ペニスをまた頬ばり、出し入れを再開する。
「んぅ……んむぅ……んふ、ぷ……っ、んんっ」
フィーナが初めて行う行為なのは陵辱行為を延々と中継されて確認していた事からアドルは理解している。恐らく、この口淫はリリアの陵辱を見て覚えたのだろう。嫌な記憶を何度も思い出しているという事。だが同時に行為で男が快楽を得るという事を理解もしたという事。そしてそれで自分を喜ばせる為にしているとアドルが理解している。
決して上手な行為ではない。時折歯によって僅かな痛みも感じる。舌の慣れない動き。ぎこちない吸引。だが全てが自分の為にされている。フィーナが捨てられるのではないか、そんな恐怖が根底にあるのだ。愛おしさと同時に痛々しさも感じる。そして苦しさで眉が曇り、唾液まみれになりながら懸命に両手でペニスを上下させ、睾丸を刺激していく姿に欲望が高まるのを感じる。大切にしたい。自分のものにしたい。自分だけでこの娘を汚したい。色々な感情がアドルを高ぶらせていく。
「凄い吸い上げ……気持ち良過ぎる」
アドルが完全にフィーナを止める事を諦めた。膨れ上がる欲望を解き放つ事だけが頭の中にある。フィーナの柔らかな頬がアドルのペニスを吸い上げ、頬の部分に入れるように頬張ると、形がアドルのそれにあわせて膨らみを見せる。
「……んぅふ……んんぅ……ちゅっ……」
リリアがしていた様に、フィーナが吸い上げる動き、頭や手の動きにリズムを付け、アドルに絶妙な快感をペニスから与えていく。
「もう……だめだ……っ」
腰に湧き上がる射精感にアドルが体ブルブルと震わせる。このままではフィーナの口内に果てると慌てて身じろぎする。
「フィーナ……っ、駄目だ!」
フィーナの頭を両手で掴んで慌てて自らのペニスから離させる。リリアに行為を強要していた男達は、口内に果て、白濁を飲ませていたのを見ていた事から、口で受け、飲む方が良いと思っていたフィーナには驚いた様子を見せる。だが口は離れても手の刺激が止まる事もなく唾液と先走りでぬれた肉茎を扱き、アドルを絶頂の頂へと登り詰めさせる。
「う、くぅ……っ」
「……はぁ……っ」
アドルのペニスから放たれる熱い欲望のそれはフィーナの顔の前で弾けており、見る者全てを虜にする相貌や髪の毛を汚してゆっくりと滴り落ちていく。顔にかけている男もいた様だが、ほぼ全ての男がリリアに口内や膣内へ射精を繰り返していたのを思い出して、これで問題なかっただろうか? と不安そうな表情になり、進んで次の行動に移る。
「……ふぅ……アドルさんの……凄い……はむっ」
先ほどまでの行為と、顔にかかった体液の熱さと、濃厚な精臭にフィーナがくらくらと眩暈を感じながら、ゆっくりとアドルのペニスを咥えると残っている体液を舐め取り飲み下す。続いてリリアに男たちが強要していた様に、ビクビクと震えるペニスに吸い付いて中に残る精液を吸出してはゆっくりと嚥下するフィーナの喉の音が響く。
「んっ……んぅ……うぅ」
男達がリリアにさせていた行為を思い出しながら、アドルから吸い上げたものを嚥下すると、今度は自分の体に付着した精液を指で集めては口に運んでいく。どうすれば男が喜ぶかわからない。フィーナの中でわかる範囲でひたすらアドルを喜ばせる様に懸命に動く姿は妖艶さよりも、自分が捨てられない様にと必死な、儚げな雰囲気が強く滲み出ていた。
フィーナがアドルの放出した体液を綺麗に口に収めた時、アドルがゆっくりとフィーナの体を抱き寄せて、しっかりと胸に抱きしめる。
「そんな心配しなくても良いし、無理しなくても良いから」
お湯を汲んでフィーナの頭からそっとかけて汚れを流し落としながら、フィーナをアドルの膝の上に座らせて、瞳を見つめながら優しく声をかける。その言葉にフィーナがビクリと肩を震わせ、瞳が揺れる。アドルに向けられる視線は先ほどと変わらずに不安と恐怖があるのが見える。
「僕は君のものだよ」
アドルの言葉にフィーナの手がアドルの手を強く握る。
「でも、私……」
最後まで言葉にならなかったが、何を言わんとしているかを理解して心が締め付けられる様な感覚を覚える。
「私、誰にもアドルさんを渡したくないですから」
フィーナが思いつめた顔で声を震わせる。
「だから、どんな事でも出来ますから。嫌な事だって、痛い事や辛い事も……。だから、男達があの娘にさせてた事だって私っ」
フィーナがアドルの手を握ると胸で抱きしめる様に強く抱える。
「私じゃだめですか? やっぱり汚れちゃった女の子じゃ、したいって思いませんか?」
フィーナの瞳から感情が高まって涙があふれ出、頬を流れ落ちる。アドルが何か言おうとして一度言葉を飲み込むと自由な手で改めてフィーナを抱きしめる。アドルの腕の中で僅かに震え、アドルの鎖骨あたりにフィーナが顔を押し付けると涙が流れるのを感じる。
「したいって思うよ」
フィーナの耳元で囁くと、驚いた様にフィーナがアドルを見上げる。陵辱からまだ時間もたっていない。フィーナと積極的に関係を持つ事もアドルには戸惑いがある。大切に思うからこそ、不安にさせている。だから積極的にフィーナが行動にでているのだとわかる。
どうやったら伝えられるだろう。
どうやったら心の傷を癒せるだろう。
どうやったら一緒にいたいと思っていると信じてくれるだろう。
本来ただ交わるだけでは伝える事は出来ない。でも今は時間をかけて、そしてこの時は交わる方が良い。アドルがそう判断すると、ゆっくりと地下からくみ上げた温泉がかけ流しで浴槽から流れでている床にフィーナを押し倒す。流れる湯に流されてフィーナの髪が床に広がっていくのを確認しながら、床の部分に肘をついてアドルが覆いかぶさる。
「ふぅん……んんっ……ふぅ……」
今は言葉以上に行動で示す事が肝要だ。アドルが積極的にフィーナと舌を絡ませて自分の唾液を送り込み、同時にフィーナの唾液を舌でかき混ぜて味わう。その行動に嬉しそうな貌でフィーナが唾液を飲み込みながら自らの手をアドルへと回す。
言葉での確認は要らない。フィーナが自分が女性として求められている。必要とされている。それを実感出来る様に、フィーナを怖がらせ無い様細心の注意を払いながら積極的に形の良い乳房に手を添えてもみながら指先で先端をころころと転がしていく。
「あ……っ」
フィーナの硬く尖った乳首に唇で優しくキスすると、口に含んで硬いそれを転がして味わう。まるで先端から母乳が出る様にちゅう、ちゅうと音を立てながら吸うとゾクゾクとした感覚がフィーナの体を駆け抜けて刺激を受けていないはずの乳首まで連動して完全に硬くそそり立つ。
「はぁぅ……ぁぁ……」
処女雪の様に白い肌。シルクの様に滑らかな肌触り。適度な感触で手を押し返してくる柔らかなさわり心地は、過去のどんな女性でもフィーナに敵うものではなかった。胸への愛撫を続けながら乳首を吸い続けていると切羽詰まったフィーナの声にアドルが乳首を口に含んだままフィーナの顔へと視線を向けると、フィーナが顔を赤くして快楽に蕩けた表情を右腕で隠してアドルに見られない様にしている。
「隠さないで顔を見せて」
腕をそっと外してあらわになったフィーナの顔がりんごの様に赤く、恥ずかしさを湛える表情が昼間の少女とは違い、自分だけが見えるフィーナの表情にアドルの征服欲が満たされる。
「フィーナは僕のものだから、全部見せてほしいな?」
悪戯っぽいアドルの笑みにフィーナが戸惑うが、自分のものだと言われたのが嬉しかったのか、フィーナが視線を逸らしながらも、顔を隠す事はなく、アドルの求めに全て応じていく。
「アドルさんが望むのなら……何でも見て良いですよ」
恥ずかしながら、微笑みながらアドルを見つめる。その視線にアドルが顔を赤らめる。
「凄い綺麗だよ」
フィーナの表情がアドルの心を強く打ち、まるで好きな子を前にした10才の少年の様にアドルが緊張する。今までの関係から中々見れなかったフィーナの新たな、本来の一面に感じられた。そのアドルの言葉にフィーナが一瞬驚いた後、嬉しさから満開の花の様な笑みへと変わる。
(やっと……ジェバの家の時見たいに笑ってくれた)
アドルがフィーナの笑顔に嬉しさから見とれながらも愛撫を続け、乳首を吸っていたのを中断すると、舌で肌をなぞりながら、乳房から胸の谷間、谷間からおへそ、と下へと向かって動いていく。アドルが何をしようとしているか、それをわかっているが、見せてほしいというアドルの言葉にフィーナがそっと受け入れて、体をびくっと震わせながらアドルの後頭部に手を回し、自分がして貰った様にアドルの頭を撫でる。
フィーナが自分の為に全て受け入れる事に嬉しさを覚える。そして自分が求められているとわかって表情が緩むフィーナにアドルが安堵すると、そのまま頭を下半身へと移動する。明るい浴場に晒された秘部からは愛撫で反応を示したのか、女の香りが漂い、うっすらと愛液が滲み出ていた。アドルがそっと指先で合わせ貝の様に閉じられた割れ目をそっとなぞる。ぬちゅと粘性の水音してアドルの指先に愛液がまとわりついて、アドルの指が淫靡に光を反射させる。
「恥ずか……しい……」
フィーナの声にアドルがおかしな所はない。そう声をかけながら脚の間に体を入れる。視線の先には愛液が溢れ、流れ出ており、アドルが思わず生唾を飲み込む。何度も見てきた場所なのに、いまだに見飽きる事のない場所。自分の欲望が強く刺激される場所。そこに何度も指を上下に走らせ、自己主張をしているクリトリスを指で軽く押し上げる。
「ひぃん」
鼻にかかった甘い声がフィーナから漏れる。刺激を快感として受け止めているのがわかると、指の腹で転がす様に刺激していくと肉芽が少しずつ大きくなりその主張を指に反発として返してくる。その肉芽にアドルが口を寄せて乳首にした様にクリトリスを愛液と一緒に吸い上げてみる。
「あっ!? あぁぁっ」
フィーナが快楽に染まった声を上げ、太ももが閉じられる。だがアドルの頭があり、完全に閉まる事は無く、柔らかな太ももで頭を挟む形となり、その心地よい感触がアドルの側頭部に感じながら、フィーナの秘部を舐め、閉じた秘裂を開いて除いた襞を吸いながら広げる様にやさしく引っ張る。
フィーナがゾクゾクとした感覚と連動する様に体をビクビクと震わせ、その痙攣にあわせて呼吸が乱れている。体中が上気して赤くなり、体温も上がっているのだろう。触れると熱さを感じて、快感を享受しているのがわかる。何度か肌を合わせてフィーナの弱い所をある程度把握しているアドルがそこを基点に何度も責めると、フィーナが声にならない喘ぎ声を上げながらアドルの頭を掴む。
その手の力を感じてアドルがより強く舌を動かすと、わざと何度も淫らな水音を何度も立ててフィーナの羞恥心を刺激する。同時に何度も弱い部分を刺激しながら人差し指を秘裂に沈ませて上の方をやさしくこする様に刺激しながら、こちらもくちゅくちゅと音を立てる。
恥ずかしさと与えられる刺激にフィーナが絶頂の兆しを感じ、何度も腰をくねらせながら、背中を逸らせる。
「だめぇ……もうっ、もう……」
フィーナの腰が浮き、アドルの頭を挟む太ももの力が強まる。
「あっ!? ああああ……っ」
浴場の中でフィーナの絶頂の悲鳴が反響して響き渡る。何度も体を痙攣させながら、体の力が抜け落ちて床に体が接地する。荒い呼吸が浴場の中を響く。フィーナがオーガズムを感じているのを理解していて、アドルが更に溢れ出ている愛液を吸い上げながら刺激を繰り返すとフィーナの体が痙攣してさらに愛液を滲ませている。
「フィーナ、いいかな?」
フィーナのオーガズムを見て、限界を飛び越えたアドルが、口を離してフィーナへと声をかける。
「いっぱい……気持ちよくなってください」
恥ずかしそうにフィーナが微笑む。何度も絶頂に上り詰め、アドルの愛撫で秘部からはくちゅくちゅと粘性の高い水音を鳴らしている。好きな男に愛されて、その精を受ける事に何の戸惑いや拒否する理由があるだろうか。そんなフィーナの陰部は白い愛液がアドルとの指の間に糸を引いてむせ返る程の精臭を広げていた。
3
「あっ、ああっ、あんっ、いやっ、あっ」
硬くなったアドルのペニスが、アドルの為だけの場所、アドルだけが入る事を許された膣に進入し、愛液で満たされた内部をかき混ぜる様に突き進む。アドルを受け入れる度に不浄の穴を陵辱された記憶が沸き起こるが、それを上回る程アドルに満たされる感覚と、幸福感がフィーナを包み、嫌な記憶を塗り潰す感覚に涙が溢れる。
「この姿勢だと深く入るの感じるかも知れないけど、大丈夫?」
「アドルさん……見えないのはっ、いやぁ……っ」
今までアドルと交わる時は正常位や向き合う形を好み、それ以外の体位は嫌がっていた。顔が見えないと相手がアドルではない。そんな考えがよぎり、あの時の様な恐怖があった。だがアドルを満足させないと飽きられたりするのではないか? 捨てられるのではないか? そんな恐怖が渋々今の体位、背面座位を受け入れていた。
アドルに背中を預けてフィーナが脚を開くとアドルの男性器の全てを膣内に収めている。この時、フィーナが向き合うのを好む為、わざと場所を選んで、この場所でアドルがフィーナとつながっている。そっとアドルがフィーナの耳元で正面を見る様にささやくと、目の前に大きな鏡が壁に備えられている。昔は自分の体型を気にしたりした事で、自分達のボディーラインを確認に使っていたもの。だが今はその役目とは違い、アドルに上下に揺さぶられる淫らな自分の姿が映し出されていた。
(やだ……。そん……な、うそ……)
フィーナが視界に収めたのは、鏡の中に映る湯に濡れた髪を振り乱し、淫らに喘ぐ女の姿。まさに初めて見る淫らな雌の自分の姿に驚きが胸を打つ。アドルの突き上げに連動してぶるんと揺れる豊かな胸を両手でまさぐられ、先ほどからアドルが何度もフィーナの体を突き上げる毎に、今だ穢れを知らぬかのようなピンク色の肉壁を見せる秘部が、自分を孕ませようとする愛おしい男のペニスを奥深くまで飲み込み、粘性の高い愛液の姫鳴りがアドルとフィーナの耳に入る。
アドルが視界に入らないと怖い。だが目の前に映る自分は、快楽に蕩けた貌でアドルの肉茎をくわえ込み、抜き差しされる中で見えるそれは自らの愛液で白く染まっている。
「あっ! ああっ、はぁっ! はっ、はずかっ、しぃ……っ、やん」
鏡に映る自分がまるで自分ではない。そんな風に思えてしまう。アドルとの交わりで快楽を得ている。だが、こんなだらしの無い嫌らしい姿をアドルに見られている。快楽の虜になる自分に幻滅しないだろうか? 淫乱な、ふしだらな女と嫌われないだろうか? そんな恐怖が沸き起こり体を震わせる。だが、それを何度も勢い良く挿入される肉茎が子宮まで届く様にはまり、その衝撃にフィーナの体中に甘い痺れが広がり、蓄積されていく。新たな体位、アドルを見れる安心感と、見た事もない自分の貌、アドルの性器を深く咥え込む自分の秘部。それらが視覚、感覚から強い快楽を得るスパイスとなって、まるで初めてアドルと結ばれた時の様に甘く、淫靡な言葉となって放たれた。
「大分膣内でも気持ちよくなれる様になったね」
薬の影響が薄れて来た事で挿入での快楽が弱まっていたフィーナだが、何度もアドルと体を重ねる内に、胸やクリトリス、耳や首筋、腋といったアドルに開発されてきた部位より、より強い快楽を得る様になってきていた。アドルの分身が奥まで入り込むと全体で吸い付いて、初めてよりも柔軟に、体の中にあるアドルの男性器を迎え入れて快楽を与える様に蠢く程に。
「んっ、あんっ、やぁ」
本来フィーナは自分がアドルに体を積極的に味わせる事で自分に夢中にさせようとしていた。それらのに、たわわに弾む胸を弄りながら首筋を舐め上げては耳を甘がみし、快楽に上気した耳にアドルが息を吹きかける。ゾクゾクとした感覚に思わず顔をアドルへと向けると其れを俟っていたかのように唇を奪われて、口内を舌でなぞられていく。アドルによって簡単に快楽に翻弄される自分が、本当は自分がアドルの様にリードしたかったのに。そう思いながらも若い女神だった娘の体は男を虜にする甘い淫臭を漂わせる。
「こんっ……なのぉ……、あふぅ……くっ」
自分がしたいのに、何とかそれを口にしたいのに、アドルの分身が膣壁を削ぐ様に押し入る。アドルの性器が重点的に刺激しているのは、何度もフィーナと交わった事で覚えたフィーナのスウィートスポット。そこを何度も何度も丁寧に刺激されると甘い嬌声が出てしまい、背筋から脳髄まで走る快楽の痺れにビクッ、ビクッと体を痙攣させる。
「我慢しなくていいから、受け入れて」
アドルが耳元で囁きながら耳たぶを口に含む。あらゆる場所を刺激される愛する男との性交の快感にフィーナが弱弱しく頭を振る。本来は体を清める場所。だが汚れても直ぐに清掃が出来て、体も洗える事から、石畳の床が痛いといった難点があっても二人の情事の場所となった場所で交わっていると、アドルを男性器を喜んで飲み込んでいる秘部がきゅうきゅうと締め付けてアドルの呼気を耳元で感じる度に満足感と、満たされる感覚が体中を支配していく。
「あっ、あっ、あっ、はぅ」
むにむにと自らの口から流れ出た唾液が胸まで広がりぬめりを帯び始めた乳房を掬い上げる様に愛撫されながら、フィーナはアドルによって上下に揺さぶられ続けて行く事で思考が白く染まり、考える事を少しずつ放棄していく。
アドルに向けていた視線を正面に向ければ、鏡に映る快楽に染まった自分と視線があう。恥ずかしさのあまり視線を下に向ければアドルを受け入れている秘部は愛液が白く泡立って、愛する男のペニスを白く彩って、淫液の雫が滴り落ちる様が見える。愛する男を受け入れて互いに快楽を貪る状態に、体中を侵す快楽が強まり、体の奥から少しずつ爆発の予兆を感じ取る。
「無理して僕を気持ちよくしようとも、振り向かせる必要もないよ。初めから、そして今も虜になってるんだから」
「ふあ……あっ、あっ、ほんと……うっ、やんっ」
硬く尖って存在を主張する乳首をフィーナの唾液を塗り込めながらコリコリと刺激する度にフィーナが頬を触れ合う様に体をそらして喘ぐ。自分が肉体的にも、精神的にも求められる。アドルの放つ男の香りに鼓動が高まり、交わる満足感と充足感に甘い吐息が響く。
伏せ目がちに荒い呼吸を繰り返すフィーナの美しい貌を見つめながら、アドルがフィーナと唇を合わせて舌を差し込むと、フィーナの唾液を味わう。花の様な唇の隙間から漏れる吐息がアドルを興奮させる。溢れ出る唾液を執拗にかき混ぜてはそれをアドルが飲み込む。何度も繰り返してきたディープキス。それを嬉しそうに受け入れつつフィーナが視線の先にあるアドルの赤くなった顔を夢中で見つめる。
そんな中でも限界まで膨れたアドルのペニスが、愛液で潤ったアドルの為だけの場所を何度も何度も抉り、根元まで隙間なく埋められる感覚が心地良く意識が飛びかける。男性器のえらが膣内部の壁を擦り、より快感を与えてくれた。時折浅瀬まで引き抜くと何度もそこを刺激されると初めての性交を思い出させて、あの時アドルに与えられた快感の記憶が期待感を高める。腰が快感にしびれ、意図せずにフィーナの腰が淫靡に踊る様にくねる。アドルによって改めて浅い所も性感帯なのだと思い知らされる。
「あぅ……ひんっ」
フィーナの膣全てを味わう様にゆっくりとアドルに貫かれると、先端部が子供を宿す子宮をやさしく押し上げて入り口を開かせようと擦りあげる。溢れ出る先張りしを塗り込める様に動く様子が感じられ、アドルが自分の精液で愛する女の膣を満たして子供を孕ませたいという意思が感じられる。男としての本能。それを感じる事でフィーナの中に歓喜が生まれ、直ぐにでも熱い体液を注ぎ込んで欲しいと無意識に腰がうねる。
「膣の締りが凄い……。そんなにもたない」
「あぁん……っ、はっ、はやくっ、だしてっ、なかっ、なかにぃっ」
アドルの言葉に喜びに体が震える。このまま中に出してもらえれば子供が授かるかもしれない。大好きな人の子供を宿して隣にいる自分を想像して快楽が加速し呼吸が早まる。膣がきゅと断続的に伸縮してアドルに快楽を与える。大せつな男の体液を求める女の淫らで切実な刺激にアドルも限界が近づきつつある。
(このま……ま、いきたい……)
アドルの突き上げが優しいさが少しずつ失われ強い突き上げに変わっていく。耳元に感じるアドルの呼気。これらが膣内を刺激する肉茎が臨界に達しつつあるのは間違いない。早く出して欲しい。フィーナが視線を正面に視線が移る。その先にある鏡に映るのは乳房をアドルの両手が揉みしだき、その手にフィーナが両の手を重ねている。脚を広げてアドルを淫らに受け入れて貫かれている。淫靡で、幸福な姿。
「はぁぁっ、はやくぅ……っ、はぁ、はぁっ、なかにっ、あんっ、なか……っ、だしてぇ」
快楽に蕩けている自分の顔を見ながらフィーナが腰を淫らに振りたくる。アドルの手に添えられた手は積極的に一緒に自分の胸を揉みながら、乳首を刺激して、アドルにも一緒にそれをする様に、積極的にアドルの指を誘導している。
「もう限界だ。全部中に出すから」
アドルが限界を告げるとフィーナの唇を優しく吸い、舌を絡ませながら腰の動きを単調な上下運動に変える。ぐっちゅ、ぐっちゅと一定に膣を突き上げられる度にフィーナの体がビクビクと痙攣が始まる。耳鳴りが強まり視界が少しずつ白く染まる。外の感覚を遮断していくそれは何度もアドルに教えられた喜び。
「だめっ、だめだめぇ、イク、イクのぉ。あっ、あっ、ああっイクッ、いっちゃ……いっちゃう」
体中の肌が泡立ち、あまりに強い快感が背筋を駆け巡る。背中に感じるアドルの体の感触全てが心地よく、手や呼吸からの甘い刺激が快美感となって体の力を弛緩させて脱力していく。白く染まっていく思考。最初は恐怖だった感覚もアドルに抱きしめられている状態から全ては快感へと変わる。
体内でフィーナの白くそまった愛液をまとわりつかせたペニスが子宮を押し上げるように膣内を埋める。快楽でとろけきり愛する男を受け入れる準備の整った子宮にアドルのペニスの先端が密着した瞬間、二人が同時に快楽の頂に達する。
「いくっ、いくいく……っ、あっ、いくぅううううううううううっ!!」
どくっ……、どくっ……、アドルの精液がフィーナの膣奥を何度も打つ。女神だった娘がアドルに背中を預けながら大きく仰け反ると、オーガズムの表情を浮かべている。その自分の表情を、目の前に映る鏡で見ながら、歯をかちかちと鳴らす。オーガズムに達し、体の全てをアドルに預けながらビクリッ、ビクリッとアドルの射精に震える腰に連動する様に断続的に幸せの快感を味わう。
「あ……すごい……。でてるのぉ……いっぱいぃ……」
力が抜けて体を痙攣させる中、アドルが射精を繰り返しているのを背中で感じ、注ぎ込まれる幸福感に涙を流しながら甘える様な声を漏らしながら狂おしい快感をかみ締めていた。
4
寝室のベットで、アドルの体の上で静かに寝息を立てるフィーナを見て、先ほどの激しい行為を思い出してアドルが自分の分身が力を取り戻すのを感じて、とどまる所のない自分の性欲に呆れて笑みが漏れる。あの後、何度もフィーナの体を堪能した。フィーナの体力の限界もあり、体を清めて衣服を着せてあげたのだが、何度も得たオーガズムで疲れに疲れてふらつくフィーナをお姫様抱っこしてベットまで運んだのだが、途中にはもう夢の世界の住人となっていた。
「気にして、当然だよ……な」
何度もフィーナを抱いたが、フィーナの根底にある不安や恐れを理解してアドルの表情が歪む。陵辱された娘は何人か見てきたが、大抵は男を恐れる事が多かった。フィーナの場合、自分を恐れる事無く受け入れてくれたから良かったが、その分何度も抱かれる事を望んだ。汚れてないのなら抱けるだろう。そう言われたらアドルには迂闊に言葉を返す事は出来なかったが、幸いその様な事はなかった。でも下手に拒否すればフィーナの不安が高まるのは目に見えていた。何度もフィーナを求めている。大切である。傍にいて欲しいと思っている。それを理解してもらう必要と、心の傷を癒していく必要がある。だがそれにかかる時間は膨大になるだろう。
「一緒に生きる時間。か」
何度も考えた事。強すぎる力は危険である。ダームと戦ってはいないが、おそらくダーム達と互角の戦いは出来るし、他の魔王達はみな斃してきた。そんな人間は混乱を呼ぶ。女神の寵愛の独占も問題があるのに、その二つを合わせれば危険と思われても仕方が無い。
フィーナを手放す事も出来るわけが無い。フィーナを手放したとしても、自分が今まで通りの生活が出来るだろうか? 冒険家でありたいと持っていたが、今回の一件でイースの謎を解き明かし、魔を倒すだけの力があるとわかれば、単純に冒険だけをするのは難しくなるだろう。周りがそれを許さないのだ。名声と力は厄介なものだと父親が言っていた事。それがこれなのだろう。
問題に更に問題が増えるだけ。もう手に入れる為に多くの厄介な問題はあるのだ。これ以上増えても問題ない。何よりもフィーナを守るには必要にも感じられた。だが、長く生きるという事はそれだけ幸福と同時に問題も苦労も同じだけ受け入れる覚悟が必要である。
「他の人達を捨てて、それでいいのか?」
そう自問する。他の人。単に他人というわけではない。今回の冒険で知り合った人達の顔が思い浮かぶ。地上ではジェバやゴーバン。命を失ったサラ。この浮遊する大陸ではマリアやハダ達。多くの男に陵辱されたリリアを見捨てる結果にもなる。全てを手に入れる何て不可能だ。だから何を手に入れて守るか良く考えろ。父親の教えのひとつである。
この状況になって初めて全てを手に入れるのが難しいとわかった。ゼピック村を守るとしても、きっと共に生きるのは難しい。距離を置いての生活になるだろう。だが、フィーナは結論を出しているのだ。そう考えると後はどれだけ失うものを少なくする事に心を砕くか。それを考える事に集中しよう。思考をそう切り替える。
手を伸ばしてフィーナの髪の毛をすと、柔らかで艶のある手触りがアドルの手を流れていく。その髪の下ではフィーナの暖かな体が呼吸に合わせて上下している。手にした宝物がどれ程のものか。改めて感じる
「眠れません、か?」
目が覚めているとは思わず、アドルが驚いた表情になると、フィーナが微笑んで手がアドルの頬に添えられる。
「どうすれば、失うものが少なくてすむか考えてた」
「その結果はどうでしたか?」
「取捨選択だからね。覚悟はしてるけど、多くの人間から恨まれるだろうし、苦しい生活が続くことになると思う。きっと普通の幸せとは違うとも思う」
アドルの言葉にフィーナの体が震える。この先、どう選んでも、何をしても未来は辛いものには変わらない。フィーナも考えて行き着いた答え。不安に震えるフィーナの瞳を見てアドルが笑う。
「選んだ事には後悔はないさ。惚れた子となら天国でも地獄でも、どこにだっていける」
何度も話し合っているが、まだまだ答えの出ないものは多い。だが、それでも女神だった娘を手に入れた以上、それを守るのが今は一番大切なのだ。だからこそ決めた事と対峙しないといけない。
「ジェバと会って、全て話すんですよね?」
「そうだね。全部話して全てを知って貰って、決めてもらう必要があるからね」
そう、全てを話して今後ジェバ達にはどうするか決めて貰う。これはフィーナと二人、話して決めていた事。例え自分達と離れるとしても、それでもジェバ達は守ると決めていた。恩もあるが、やはり母親の様に思えたジェバを大切に思っていた。それだけにこの選択を、サラを失ったジェバが受け入れるとは限らない。でも決めた以上行動は起こすしかない。全ては手に入らないかも知れない。でも一番欲した者は腕の中にある。だからもう、迷うことは無かったし、同じ時を生きる事を選ぶのは自然だった。
作中(本編・番外編含)のフィーナのスケベシーンに関して
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和姦比率多いの方が良い
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凌辱の比率多い方が良い
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もっと甘い内容の方が良い