※この作品はR-18です。

艦これ ちょっとえっちな小説   作:寺内ともしげ

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うーちゃん発情期

 雨音を聞きながらだと作業が捗るのはどうしてだろう。明日の演習と出撃の編成予定を組み終わり、大きく背中を伸ばす。残りはボーキサイトを重視した遠征部隊に組みなおすことと――

 

 

「しれいかぁ~ん、おしごと終わり? 終わったぴょん?」

 

「休憩だ。もう少しで終わる」

 

 

 それを聞いた卯月はぷくーっと頬を膨らませた。今の秘書官は確かに卯月だが、任せるような仕事は無い。暇なら遊びに行っていいと言ってあるのだが、執務室が気に入っているのか専用の椅子から動く様子は無い。餅のように膨らませた顔を机の上に投げ出している。

 

 

「少しって~? ごふん? じゅっぷん?」

 

「夕飯までには片付くと思うぞ」

 

「えぇ~!?」

 

 

 ガタと音を出して椅子から立ち上がり、やだやだ暇だぴょん遊ぶぴょんはやくゲームの続きするぴょんと駄々をこねながら絨毯の上を転げまわった。年頃の娘を持った気分だな、それじゃ愛娘の為にとっとと仕事をやっつけますかと気合を入れたとき、卯月の動きが止まった。のそりと立ち上がると、ニヤけ面をしながらこちらに向かってくる。努めて目の前に集中しようとするが、どうしても机の下にもぞもぞと潜り込む彼女が気になって仕方ない。

 

 

「卯月、何やってるんだ」

 

「司令官はしごとしてていいぴょ~ん。気にしない気にしなーい」

 

 

 言いながら膝の上によじ登って、俺の胸に抱きつくような姿勢になる。卯月は身体が小さいからそこまで邪魔にはならず、仕事ができる事はできる。だが集中出来る訳がない。夏の蒸し暑さのせいでやけに薄着で、密着する胸や腰の柔らかさがこれでもかと伝わってくる。それにお菓子のような甘い匂いが鼻をくすぐってくる。「およ?」と何かに気づいた卯月が、ニヤけた顔のまま見上げてきた。

 

 

「どうかしたか?」

 

「しれいか~ん。これって、もしかしてぇ~?」

 

 

 俺の股間をむにむにと片手でいじり始める。少しだけ大きくなってしまったらしい。不覚。

 

 

「司令官、うーちゃんで興奮してる~? やっぱりロリコンだったぴょん」

 

「……疲れてるのかもな。それに最近は忙しくて、その、抜いてないし。決してお前みたいな子供に興奮するロリコンではない」

 

 

 再び卯月の頬が膨らむ。子供と言われた事が癪に障ったらしく、胸に頭突きをしてくる。まったく痛くは無いが。無視して仕事を再開すると、股間に柔らかい刺激を感じた。見ると、卯月が自分の腰を擦り付けるようにもぞもぞと動いていた。

 

 

「お、おい卯月。何やって……」

 

「ん~? ただの子供のイタズラだぴょん。気にしないではやく終わらせてよぉー」

 

 

 ぐいぐいと腰を押し付けながら、こちらを挑発してくる。スカート越しで見えなくとも、薄布一枚隔てたその柔らかさは伝わってくる。もう完全に大きくなっていたが、卯月は動くのをやめなかった。胸に顔をうずめる卯月の髪の甘い匂いと、股間の柔らかさに理性が崩されかけた時、部屋のドアがノックされた。ぴくりと小さく身体が跳ね、卯月は動くのをやめる。

 

 

「失礼します。東京急行遠征隊、帰投しました」

 

「……や、弥生か。入れ」

 

 

 ドアを開け、一礼してから弥生が入室してくる。他の艦娘がいないのは幸いか。机の前まで来たとき、俺に抱きつく卯月の様子に気がついたのか冷たい目を向けてきた。

 

 

「あー、弥生。これは」

 

「わかってます。卯月が駄々を言ったんでしょう。これが遠征の報告書です」

 

「ああ、助かる。後は……っ」

 

 

 言ってる途中で卯月の腰の動きが再開する。卯月にアイコンタクトを送ろうとしたが、顔をずっと胸に押し付けたままで表情が分からない。とにかく、今は弥生の対応が先だ。

 

 

「……司令官?」

 

「すまん、貯蓄資源から明日の遠征先を検討していただけだ。後はこちらで引き継ごう。ご苦労だった」

 

「ん……。司令官、お疲れ様」

 

 

 相変わらず気づいたのか気づいてないのか読めないポーカーフェイスのまま、弥生は一礼の後に部屋を去って行った。一息安堵のため息を吐いてから、卯月を引き離そうとして気がついた。小さくだが、荒く、小刻みな呼吸になっていた。擦り付ける腰の動きに合わせるように、はっ、はっ、はっ、と息を吐いている。確認する為に額を軽く押してみると、とろんとした焦点の定まらない瞳を向けてきた。その顔はすっかり発情して真っ赤になっている。初めて見た卯月の女の顔に、熱くたぎる物が込み上げてくる。それを頭を振って押しとどめ、卯月を身体から引き離した。

 

 

「弥生が来て興奮したのか? バレるかも、見つかるかもしてないって」

 

「ち、違うっぴょん。その……」

 

「まあいい。後は俺がやるから、卯月は部屋に戻って休め」

 

 

 普段の卯月からは想像も出来ない弱弱しい声だ。膝の上から下ろすと、ぼーっと俺の顔を見つめ、それから覚束ない足取りで執務室から出て行った。仕事……終わるのかな、この状態で。

 

 

 

 ――――――――

 

 

「どうかしてるよ……」

 

 

 頭を洗いながら、つい零してしまう。まだ子供の卯月を秘書官にしたのは、感情的な面が大きいのは確かだ。でもそれは、この鎮守府の成長を共に見守ってきたパートナーで、そして何より大切な娘とさえ思っていたからだ。決して男が女に向けるそれではなかった……はずだと思っていたのに。

 と、そこで浴場の扉が開き、誰かが中に入ってくる気配を感じた。

 

 

「誰だ? 悪いが今は――」

 

 

 途中で言葉が止まった。入ってきたのはピンク色のタオルで身体を隠した卯月。その姿に昼間の出来事がフラッシュバックして、顔が熱くなってしまう。卯月はとことこ跳ねるように俺の背後まで来ると、首に手を回すようにして後ろから囁いてきた。

 

 

「しれいかぁ~ん。お背中ながしに来たっぴょん」

 

 

 言うが早いか、背中にごわごわした感触が走った。今まで背中なんて流した事ないだろうに、昼間のアレが原因だろうか。掛ける言葉が見つからずに無言で頭の泡を洗い流す。さっぱりした所で、背中に触れているのが柔らかい感触に変わった。泡越しでも伝わる卯月の肌。薄い胸を押し付けるように、そして擦り付けるように動いてくる。

 

 

「おい、卯月。何を……」

 

 

 言葉を遮るように俺の首に腕を回して抱きついてくる。浴槽の椅子に座って身長が同じくらいなのか、卯月は肩の上に頭を乗せた。そちらを向いただけで唇が触れてしまいそうになる距離感。押し付けられた胸から卯月の心臓の鼓動を感じる。早鐘を打っているのは俺も同じだが、彼女のそれは小さく小刻みで、震えているようにも急かしているようにも思えた。

 

 

「ドキドキ、わかる? うーちゃん昼からずっとこうなんだぴょん……んっ」

 

 

 卯月がまた動き始めた。今度は身体全部を使って絡みつくように。卯月の体温の中に感じる二つの小さな突起。耳元で小さく漏れ続ける甘い声に、もう限界だった。卯月のほうに向き直って、あの時と同じように膝の上に乗せた。顔はもうとろけきっていて、息を切らしたように荒い呼吸になっている。

 卯月が腰を動かし始め、俺の物で自分を慰め始める。今度は隔てるものは何もない。べっとりと濡れているのは、ここが風呂だからという理由だけではないだろう。

 不意に俺の右手首が掴まれた。卯月はそれをぼーっと見つめた後、小さな膨らみへ押し付けた。絹のようなさらりとした、それでも掌に吸い付いてくる白い肌。軽く表面を撫でただけで、肩を震わせて甘い吐息を漏らす。ピンク色に硬くなった乳首をきゅっと摘まむと、背中を弓なりに仰け反らせて声を上げた。

 

 

「ふああぁぁぁっ!?」

 

 

 発情して敏感になり過ぎていたのか、それだけで軽く達してしまったらしい。そのまま力が抜けたように俺の身体へしなだれかかって来る。頬を真っ赤に染め、蕩けきった顔で見上げてくる卯月の顔から目が離せなくなる。卯月は腕を俺の首に回し、顔を近づけてきた。思わず唇を奪いたくなる衝動が込み上げて来たが、最後に残った理性でなんとか押しとどめる。それでも顔を背けることは出来ず、潤んだ瞳を見つめていると。

 

 

「ん……ちゅっ」

 

 

 唇に柔らかいものが触れる。甘い匂いが鼻をくすぐる。彼女の瞳が目の前にあった。

 

 

「えへへ……しれいかんとキス、しちゃったぴょん」

 

 

 囁くような小さな言葉で、何かが吹っ切れた。肩を抱き寄せて顔を押し付けるようにキスをする。何度も、何度も。酔っ払ったみたいに頭がくらくらする。唇が触れているだけなのに頭に火花が散る。もっと卯月を感じていたくて口の中に下を伸ばす。ぎこちない動きで、それでも懸命に俺を求めて卯月の舌が絡んでくる。

 そのまま右手を下へと伸ばすと、漏らしたみたいにぐっしょり濡れていた。毛も生えていない筋をなぞると電気が走ったように身体がびくりと跳ねる。

 

 

「ふああっ! しれ、そこはっ!」

 

 

 ぬるぬるとした彼女の快感の証がとめどなく溢れる。指を動かす度にくちゅくちゅと水音が鳴り、それに合わせて嬌声が漏れる。そうやって責めていると下半身に快感が走った。見ると、卯月が両手を使って俺をこすり上げていた。

 

 

「んぅ……お返し、ぴょん」

 

 

 ぬるぬるした柔らかいものに包まれて限界が近づいてくる。卯月の中に指を入れると、驚くほど簡単に飲み込んだ。指一本でもキツい狭さと、熱く感じる卯月の体温。弱い所を責めるたびに身体は跳ね、とろけた声が出る。そうすればするほど卯月の手の動きも早くなって、もうお互いに限界だった。

 

 

「~~っ、も、もうむり、おっきいの、きちゃう、ふぁあああ!」

 

 

 卯月の身体が痙攣するようにびくびくと動く。込み上げる熱いものをぶちまけるのが気持ち良すぎて、頭がチカチカする。完全に力の抜けた身体を俺に預け、息を切らせながらとろんとした目で見上げる卯月が可愛すぎて、またキスをしてしまう。貪るような長い長いディープキス。

 

 

「しれーかん……うーちゃんは、しあわせぴょん……」

 

 

 胸の中でゆっくりと息を整え、そして規則的な寝息になっていく。本当に幸せそうな笑顔で眠る卯月を軽く抱きしめて乱れた髪を整える。色々と言いたい事はあるけれど、卯月が幸せならそれでいいのかなと思ってしまう。きっと明日もまた、あの元気な姿を見せてくれるだろうから。

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