※この作品はR-18です。

例えば、こんな話をいかがですか?   作:セレブロス

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第11話

ズラ丸に手を引かれて、家の中に連れ込まれちゃった。

 

(私は、まだ学生で……責任なんて取れないのに……)

 

「ばっちゃ〜ん、ただいま〜。ばっちゃん?」

 

ズラ丸が家の奥に向かって声をかけるけど誰も出てこない。

 

「おかしいなぁ? よっちゃん、ちょっと待っててほしいずら」

 

そう言って、ズラ丸は中に入って行って……。

 

私は1人、玄関内に取り残される。

 

ズラ丸の家は、お寺の本堂の隣……同じ敷地内にあって……現代の一般的な家だった。

 

“トテトテテ”

 

軽快な足音をさせながら、ズラ丸が大きいタオルを持って戻って来たの。

 

「はい。よっちゃん、タオルずら♪ 拭いちゃって」

 

「ありがとう……お家の方は?」

 

「ばっちゃん……敬老会の御茶会に行ってるって……じっちゃんとお父さんは本堂にいるだろうけど……この家、完全防音だから大丈夫ずら♪」

 

ますます上がる訳にはいかないわね……。

 

“もうすぐお風呂が沸きます”

 

まるで、私の思考を無視するように……機械音声が流れて来て……。

 

「タオル、ありがとう。それじゃ……」

 

私が出ようとすると……。

 

「よっちゃん……そのままじゃ風邪ひいちゃうよ? 折角お風呂、準備したんだから……ね?」

 

ウルウルした眼で私を見上げるズラ丸の可愛さに……私は黙ってされるがままになっていたの。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

まさか、ばっちゃんが居ないなんて……。

 

これは、仏様の思し召しずらね。

 

何としてもルビィちゃんより先に既成事実を作らなきゃ♪

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「よっちゃん。制服は今、乾燥機にかけてるから……マルの部屋着置いとくね♪」

 

脱衣場からズラ丸の声が聞こえる。

 

私は湯槽に浸かりながら聞いていて……。

 

(お寺ってお金あるのね……)

 

マンションのユニットバスとは違い……脚の延ばせる湯槽に感嘆の息が漏れる。

“ガララ〜”

 

「マルも一緒に暖まるずら〜♪」

 

「ズ、ズラ丸!? 何、入って来てるのよっ!!」

 

「マルも雨に打たれたんだから……風邪ひいちゃったら、よっちゃんのせいずら」

 

言いながら、シャワーを当てると、直ぐに湯槽に入って来たの。

 

(うう〜。やっぱりズラ丸のオッパイ、大きいわね。……ブイみたいに浮いてるじゃないの!! 下は処理してるの? まさか無毛症(パイパン)なのかな……)

 

「よっちゃん……マルのオッパイ気になるの……触っても良いよ♪」

 

思わず、手を出しそうになっちゃう。

 

でも……駄目よっ。

 

「ズラ丸……私が両性具有で、性欲方なのは分かってるはずよね?」

 

「分かってるよ……だから、迫ってるんだから」

 

「私は……社会に出て……責任取れるようになってから、したいのっ!!」

 

思わず大きな声が出ちゃう。

 

「やっぱり、よっちゃんは“善い子”ずら♪ そんな、善子ちゃんだからマルは大好きなんだよ♪」

 

思わず見とれちゃう笑顔で言われたら……。

 

「な、何よ、それ。悩んでる私が馬鹿みたいじゃない……」

 

「善子ちゃんは難しく考えすぎずら♪」

 

「あ〜っ!! もう、なるようになれよっ!! 花丸。貴女を私のリトルデーモン……永遠の従者にしてあげるわ!! これは、その契約よ♪」

 

 

私は花丸の頬に手を添えて瑞々しい唇にキスをした。

 

「んっ……ちゅ、ちゅる、ちゅるるっ♪」

 

「んっ、んん〜〜〜っ!! プッはぁっ……花丸、貴女ねぇ……」

 

し、舌入れて来るだけじゃなくて、思い切り吸い付いてるんじゃないわよっ!!

 

「此れがマルの答えずら♪ 何時までも此所に居たら逆上せちゃうから、マルの部屋に行こう?」

 

そのまま、手をひかれてしまう。

 

結局、主導権は取れないのね……はぁ〜っ。

 

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