1話
今日からは、ルビィはメイドさんです。
お父さんが事業に失敗しちゃって、とある御屋敷の旦那様に買われたの。
でもルビィは良い方かな?
浦女にも変わらず通えるしね♪
あとルビィは坊ちゃま担当なんだぁ♪
お寝坊だったルビィ……でも甘えられなくなったから、ちゃんと起きられます!
ミニスカートのメイド服に着替えてから坊ちゃまの部屋に。
「坊ちゃま起きてますか?」
返事がないから
「失礼します~♪」部屋の中にはいると。
あは♪
まだ夢の中だねぇ♪
「坊ちゃま、起きて下さいぃ♪」
「う~ん。おはようルビィさん」
「如何して布団をかぶっちゃうのぉ?」
「ルビィさんがそこにいるからだよぅ……」
うん?どういうことなのかな?
「ルビィさんのメイド服がミニスカートだからだよぉ!」
「はい?」
「そんな短いの穿いてたら中が見えちゃうよぉ」
あ、だからかあ……坊ちゃま、中学に入学したばかりだから気恥ずかしいんだね、なんか可愛いなぁ♪
「別に見られてもルビィは平気だよぉ♪Aqoursの時も良く覗かれたし」
「ダメだよ!僕の理性が持たないもん!」
「ふぇ?じゃあどうしたらいいですかぁ?」
「少しだけ、ベッドから離れてよ」
あ、そうだよね!
坊ちゃまが上体を起こしてから、傍に近寄って。
「はい、お目ざの水1杯と熱いタオルだよ♪」
「うん、ありがとう♪」
「では顔を拭きますね」
まずは顔から拭くんだけど、眼鏡を外すと可愛らしい女の子みたいな顔が現れるんだよねぇ♪
それにしても、本当に綺麗なお肌をしてるなぁ……。
「あのさ、僕も男だし、もう少し自覚を持って欲しいというかさ……」
「??」
「ルビィさんが可愛らしい女の子だってことを!」
「!?︎」
そう言ってルビィの手を握りしめてくる。
わああ!
ど、どうして手を握ってくるんですかぁ?
ルビィ達まだ出会って間もないんですよぉ?
しかも男の子に握られた事なんてないから、胸がドキドキするよぉ〜!
「ぼ、坊ちゃまぁ〜」
「僕は君が好きになってしまったみたいだ!」
はいぃ?今何とおっしゃいました?
「君の笑顔を見たら心臓が高鳴ったんだ!これは恋だと思うんだ!」
「そ、それはきっと何かの病気ですよ!」
「違うよ!こんな気持ち初めてなんだ!」
拙いですぅ……このままだとルビィ襲われてしまいますぅ……。
その時、部屋のアラームが鳴ったの。
『朝練の時間です』
その音を聞いた途端、我に帰ったのか。
「ごめんなさい!」と言って慌てて部屋から出て行ってしまったのです。
危なかったですよぉ……もう少しで坊ちゃまに襲われてしまうところでしたぁ……。
それから数日が過ぎました。
今日も坊ちゃまの部屋へ。
ノックするといつものように返事がありました。
部屋に入ると、またベッドの中に潜り込んでいます。
でも今回は違いました。
「おはようございます、坊ちゃま♪」
「……」
「あれ?聞こえませんでしたか?」
もう一度言うと、今度は反応してくれました。
「おはようルビィさん」
「はい♪本日も良い天気ですね♪」
「うん……」
「どうかしましたか?」
「うん……ちょっと聞いてほしい事があるんだ……」
「なんでしょう?」
「実は……ルビィさんに言いたい事があります!」
おお!男らしい強い口調だね?
「はい、なんでしょうか?」
「僕の専属メイドになって下さい!」
え?ええっ~!!
せ、専属メイドってことは……おはようからお休みまでの間全て御奉仕するわけで……つまり、毎日あんなことやそんな事をしないといけないわけで……あわわわわわ……!
勿論、全く考えたことが無い訳じゃないし。
成れたら良いな位にしか考えてなかったから……。
けど……。
「はい♡お受けします♡」
そう答えていたの♡自然に♡