※この作品はR-18です。

例えば、こんな話をいかがですか?   作:セレブロス

146 / 155
2話

 

 僕……国木田花道(はなみち)が花丸と兄妹じゃないどこらか、家族の誰とも血の繋がりが無いと話されたのは、15歳の誕生日だった。

 

 爺さんの話によると、父さん、母さんは、なかなか子宝に恵まれなくて。

僕を養子縁組したら、花丸を懐妊したとのこと。

 

 

 僕の誕生日は4月3日で、花丸は翌年3月4日。

 

 だから年子の兄妹だけど、同級生でもある。

 

 因みに幼稚園(家の寺の横にある)から同級生からもお兄ちゃん呼ばわりされている。

 

 初日に花丸と祖母さん(園長先生)が、そう呼んだからだ。

 

 因みに花丸の親友であるルビィちゃんと出会ったのも幼稚園でだった。

 

 勿論、花丸と男女の仲に成った翌日に黒澤姉妹には全て話した。

 

 ダイヤさんは、僕の初恋の人だし。

 

 ルビィちゃんとは同級生だし、花丸の親友だから。

 

 「なる程、そんな事が有ったのですわね。ですが、花丸さんの事はどうするんです?」

 

 「えっと、その、実は僕達結婚を前提に付き合う事に成りまして……」

 

 僕は正直に話すと、二人は驚くどころか納得した様に言った。

 

 「確かに、花丸さんに告白されて断る理由は無いですものね。それに貴方も花丸さんが好きなら問題有りませんわ」

 

 「はい。花丸も僕と結婚前提で付き合いたいと言ってましたし」

 

 「良かったね花丸ちゃん♪」

 

 ルビィちゃんが嬉しそうに言う。

 

 「うん♪ルビィちゃん、ダイヤさん。マルは幸せ者ずらぁ♡」

 

 本当に嬉しそうに笑う花丸。

 

 僕はこの笑顔を守りたいと改めて思った。

 

 ~~~~~

 

 お兄ちゃんの15歳の誕生日。まるはこの日の事は生涯忘れないずら♡

 

 夜、寝惚けた振りをしてお兄ちゃんの部屋に行って、お兄ちゃんを押し倒した。

 

 そして、そのまま初めてを奪った。

 

 本当はまるもずっと前からお兄ちゃんの事好きだったずら。

 

 だけど、お兄ちゃんは優しいから、きっと困らせてしまうと思って言えなかった。

 

 でも、もう我慢出来なくて、お兄ちゃんを襲ってしまった。

 

 初めての痛みに耐えながら、お兄ちゃんを受け入れたずら。

 

 痛かったけど、それ以上に嬉しかったずら♡

 

 それから、まるとお兄ちゃんの大人の関係は始まったずら♡

 

 ~~~~~

 

 あはは……ルビィ……告白する前に失恋しちゃったよぉ……。

 

 道お兄ちゃんとまるちゃんが恋人同士になったって聞いた時、頭が真っ白になって気が付いたら家に帰ってた。

 

 どうして?

 

 どうして?まるちゃんなの?

 

 まるちゃんと血の繋がりが無いからって、まるちゃんをお嫁さんにするなんて酷いよ!

 

  だけど心の何処かには、こう成ったことを納得している自分が居るの……。

 

 だって、まるちゃんは可愛いもん。

 

 ルビィの親友だから、祝福してあげるね♡

 

 でも……婚約者に成れたからって胡座をかいてたら、ルビィが取っちゃうからね。

 

 覚悟しててよ花丸ちゃん、道お兄ちゃん。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。