どんなに疲れていても。
毎日の習慣で何時もの時間に目を覚ます。
(何だか温かい……)
目を開けると従妹の千歌ちゃんが抱き付いていて。
しかも、裸のままで……秘所同士は繋がったまま。
(そうだ……昨晩、僕は千歌ちゃんと……)
従妹の初めてを奪ってしまった……その事に対して後悔はなく、むしろ嬉しいかった。
昨晩の事を思い出して、身動ぎしたら……。
「う……ん? お、おはよう、あき兄♪」
千歌ちゃんを起こしてしまった。
「なんだか……おまたがジンジンする……? あっ!? あき兄と……しちゃったんだよね……」
顔を赤くする千歌ちゃん……うん、可愛い。
「チカの身体、あき兄に変えられちゃった♪」
「ち、千歌ちゃん!?」
「だって……一晩中、あき兄の……オチンチン……挿入されてたんだよ? チカのアソコは、あき兄専用にされちゃったんだもん♪」
流石に、素の状態で隠語を口にするのは恥ずかしいみたいだ。
その部分だけ声が小さくなって、目元がうっすらと赤い。
「ゴメン、千歌ちゃん!!」
いろいろな意味を込めて謝ったんだけど……。
「ねぇ、何で謝るの? あき兄はエッチできれば誰でもよかったのかな?」
「えっ!?」
千歌ちゃんからは、予想だにしない言葉が飛び出して来て。
とても真剣な瞳で千歌ちゃんが俺を見つめている。
その真剣な瞳にのまれて、俺は言葉に窮していた。
「チカはすっごく嬉しかったんだよ? これからもシタイと思ってるんだよ? あき兄は昨夜だけで満足しちゃったのかな?」
「……」
何も言えない俺に対して、千歌ちゃんは小さな声でとんでもない事を言ってきた。
「チカ……エッチに興味があるから……これからも、あき兄とイロイロとしたい……」
「ち、千歌ちゃん……」
何ともいえない雰囲気が二人の間に漂って……。
「輝ちゃ〜ん、千歌ちゃんも起きないと遅刻……」
何時もの時間に起きてこなかったからか、志満姉が起こしに来たのだけれど……。
先に千歌ちゃんの部屋に行っていたらしく、俺のベッドに潜り込んでいると践んだみたいで……まだ寝てると思ったのか、ノックもしないで部屋に入って来て……。
つまり……。
裸でベッドにいる俺と千歌ちゃんを見られたワケで……。
「あら? あらあら? ……千歌ちゃんおめでと〜う♪ お母さんには上手く言っとくから、ごゆっくり〜っ♪」
そう言って、そそくさと部屋を出て行く志満姉。
これは……詰んだ……イロイロと。
「い、イヤ〜〜〜っ!!」
千歌ちゃんの叫び声が、部屋中に響いたのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もう!!
いきなり志満姉にバレるなんて……。
朝食の席では、お母さんから「避妊は確りとね。まだお婆ちゃんにはなりたくないから……千歌が浦の星を卒業するまではね……」なんて、言われるし。
ただ、唯一の救いは美渡姉が仕事に早く行っていた事かな。
(結局は、晩御飯の時にからかわれるんだけど……)
でも……皆、小さい頃からチカの気持ちを(あき兄以外は)知っているから、祝福してくれたのは嬉しかったんだ♪
それと、隣の梨子ちゃんにも朝の絶叫を聞かれたみたいで、心配されちゃったのが少し心苦しいかったな……。