さて、行為後の後始末を終えたのですが……。
「先生……性格変わりすぎ……ヘタに誘惑できないなぁ♡」
困惑している風に言ってはいますが、花丸さんの声色は嬉しそうです。
「でも、荒々しい先生も素敵でした♡」
「そう言ってくださって助かります。 年甲斐もなく興奮してしまい……」
「でも、でも。マルは愛されてるって実感できたから良かったな♡」
「花丸さん……」
「マル。先生の特別なんだって……えへへ♡」
花丸さんのはにかんだ笑顔に、ドキドキしてしまいます……。
まったく……一回りも年下の少女の言動に翻弄されるとは……恋は盲目とは、よく言ったものです。
「しかし……私は花丸さんを怖がらせてしまいました……」
「だったら、マルのお願い聞いてほしいな♡」
「お願い……ですか?」
「二人きっりの時は、行為の最中以外でも、マルの事を呼び捨てで呼んでほしいな♡」
「学院でもですか?」
「そうですよ♡」
「そうですか……では、花丸」
「はい♡」
「花丸……大丈夫ですか? 顔、真っ赤ですよ……」
「そういうせんせだって真っ赤……大好きな人から名前を呼び捨てで呼ばれるのが、こんなに気恥ずかしいなんて……予想外♡」
「花丸の、その笑顔を見れただけで……私も気恥ずかしさに耐えたかいがあったとゆうものですよ……」
「えへへ♡ ところで、せんせ」
「何ですか? 花丸」
「あの……この前の宿直室のと今日の修繕室のって、撮られてるのかな?」
「ああ……流石に奥の書庫には珍書も有りますからカメラが設置されてますが、その二部屋には基本的に生徒が入らないので設置されてませんよ……もしかして、花丸は撮られたのを視たかったんですか?」
「ち、違うからっ! ただ、マルは……他の先生が見られるか確かめたかっただけで……」
「写真は見たいって言ってましたからね花丸は。 だからかと思いまして……今度は保健室や体育倉庫でなんて……」
「いくら、せんせからのお誘いでも嫌だなっ! マルの厭らしい顔を見て良いのはせんせだけなんだから……」
「冗談ですよ。 私だって、花丸の可愛い顔を他人に見せたくありませんからね。 其れなら、今度私の家に泊まりに来た時に‘‘ハメ撮り’’しましょうか?」
「ハメ撮り……せんせの助平ぇ」
「勿論、花丸も撮っていいですよ」
「其れなら、良いかな。 うふふ♡ ちょっと楽しみかも♪」
「花丸も助平ぇですよね……」
「せんせの前でだけだも~ん♪」
こんな会話をしている間に……。
「うゅ、マルちゃん、先生どこ~」
「ちょっと……先生もずら丸は何処にいるのよ~」
図書室内では、奥の修繕室に居る私と花丸を探して、黒澤さんと津島さんが声を上げていたんです。
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「花丸、2人が来る事を忘れてましたね……」
「ご免ね!! ルビィちゃん、善子ちゃん……」
修繕室から出たら黒澤さんと津島さんが居たので、花丸に聞いたら……。
「え?……先生……ずら丸の事……」
やってしまいました!
先程の行為の余韻か? すっかり油断してしまい……。
「マルちゃんの事……呼び捨てで呼んでる?……良かったねマルちゃん♪」
「ありがとう、ルビィちゃん♪」
どうやら、花丸は黒澤さんに何らかの相談をしていたみたいですね……。
「やるじゃない♪ おめでとう♪ ずら丸もリア充になったからって、私達とも付き合いなさいよっ♪」
どうやら黒澤さんと津島さんは、私達の事を祝福してくれるみたいですね。
やはり、内浦の人は優しいですね……津島さんは違いますが……。
此れからは、もっと積極姿勢で行きますか。