翌日の放課後。
『教室では過度の接触は避け、放課後だけ図書室で顔を合わせる』
昨日の帰りのバスで約束させられた通りに、ズラ丸との会合……の、筈だったんだけど。
今日は、黒澤さんも居るのよね。
「ちょ、ちょっとズラ丸!?」
思わずズラ丸に詰めよったら、黒澤さんが「ピギィっ」って言って、ズラ丸の背に隠れちゃったの……何? この可愛い小動物は?
「よっちゃん……ルビィちゃんなら大丈夫ずら……ほら、ルビィちゃん」
ズラ丸の背に隠れていた黒澤さんの手を取って、私の前に移動させて来たわ。
よっちゃんって私の事?
ズラ丸って呼んだ事に対する報復かしら……。
まぁ……名前の訂正しなくていいから……良いかしらね。
私が思考の海を漂っていた間。
黒澤さんはモジモジしながら、私を見上げていたの。
「な、何?」
「あ、あの、この間は有難う御座いました……」
「この間?」
黒澤さんの問いに、頭を捻る。
彼女のウルウルした瞳を見ていると……思い出した……。
「駅前でナンパされてた……」
「は、はい。 そうです。 あの時は、本当にありがとうございました♪」
結果的には……ガラの悪い男達に絡まれてた彼女を救う状になったけど……。
あれって、私の不運スキルの副産物だし……ありがたれるのとは違うのだけれど……。
「はぁ……。 ちゃんと言えたよ〜。花丸ちゃん♪」
「良かったね。 ルビィちゃん」
二人して、何か盛り上がってるし……。
「あの、それで……ルビィも津島さんとお友達になりたくて……」
「そうね……ヨハネのリトルデーモンになら……って、ズラ丸! こっち睨まないでよっ!! あとルビィ、その敬語止めなさいよね……」
「うん♪ よっちゃん♪ あっ、ルビィ、お稽古があるから……それじゃぁね♪」
「ええ、またねルビィ」
「また後でね、ルビィちゃん」
彼女……言うだけ言って、図書室を出ていったけど……笑顔……すっごく可愛いじゃないの……反則よね……。
あれ、下半身に違和感が……。
「ズラ丸! 何してるのよっ!?」
私の股間に、ズラ丸の手が添えられていたのっ!
「ルビィちゃんが帰ったから、さっさく始めたずら」
「ちょ、やめ、止めなさいよ……」
ズラ丸の手首を掴んで、股間をまさぐる手を制する。
あら? 以外と力強いわね!
そんな刺激を受けて、快感に正直すぎるペニスはパンパンに膨れ上がっていたの。
「よっちゃんの此所は正直ずら。 スッキリさせてあげるね……それとも、昨日の夜、たっぷり出しすぎちゃって、チンポが痛いから今は射精したくない……とか?」
私の耳元で囁いてくるの。
「な、何を言ってるのよっ!!」
「そんな大声出さないでよ……マルは一昨日のフェラチオの事を思い出して、一人でいっぱいしちゃったずら」
「……」
「帰ってすぐにパンスト下ろしたら……グチョグチョに染みてて……お漏らししたみたいに大変な事になってたずら?」
ゴクリと、図書室中に響き渡るんじゃないかと思うくらい、大きく喉がなる。
「でも……此所じゃ……」
「それじゃ……此方に行こう……」
困惑している私の手をひくと、ズラ丸は図書室奥の書庫に向かったの。