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金曜日だというのに定時にあがれる。
(冷蔵庫の中の物、使い切らないと……)
そんな事を考えていたら、スマホが震えた。
(ルビィちゃんからだ♪)
『あきらおじさん、明日はライブ本番前だから1日お休みなのぉ♪ ルビィ、あきらおじさんに甘えたくなっちゃったから会ってくれますか?』
勿論、俺も会いたいから直ぐに返信する。
『えへへ♡ あのルビィね、居残り練習してたから、まだ学院にいるのぉ♡ 迎えに来てほしいなぁ♡』
ルビィちゃんからの返信を見て、車で浦の星女学院に向かうと、校門前にルビィちゃんが立っていた。
「ルビィちゃん、お待たせ♪」
「あきらおじさ~ん、失礼しま~す♪ 今夜は……あきらおじさんの部屋でシたいなぁ♪」
「何時もは外なのに?」
「うん♡ ルビィ、あきらおじさんの事、好きになっちゃたから♡」
「すっ……ぶっ!!」
ルビィちゃんの言葉に驚いてしまい、思わず急ブレーキを踏んでしまい噴いてしまった。
「す、好きって……本当に?」
「うん♡ だって、あきらおじさんはルビィ達の事を気遣ってくれたもん♡ ほら、ルビィこんなんだから……道具みたいな扱いされる事が多かったから……だから外でしかエッチしなかったの……射精させちゃえば、大人しくなる人が殆どだったから」
「そ、そうか……」
外でのセックスはルビィちゃん達なりの防衛術だったんだ……マルちゃんからも聞かされたけど、少々複雑な気分になり……アクセルを踏み込んでいた。
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部屋に着くと、ルビィちゃんは徐に冷蔵庫を開けていた。
「うん、此れなら何とかなるかなぁ? あきらおじさん、夕御飯作ってあげるぅ♪」
「ほ、本当に? あまり、無かった筈だけど……」
「えへへ……ルビィにお任せだよぉ♪」
数分後に出来てきたのは、余り物で作ったとは思えない豪華な物だった。
「す、凄い……」
「えへへ♪ ルビィ、お料理も得意なんだよぉ♪ さぁ、食べて、食べて♪」
ルビィちゃんに勧められるままに、炒め物に箸をのばす。
「う、美味い♪」
「よかった~♪ あきらおじさんはビール飲まないの?」
「う、うん。それじゃ、もら……」
俺が言い切る前に、ルビィちゃんが冷蔵庫からビール缶を出して来て、コップに注いでくれた。
おおっ♪
コップな淵、ギリギリに注いでくれた。
「ルビィちゃん、注ぎ慣れてるんだね?」
「うん♪ ルビィの家、宴会とかよくするからねぇ♪」
「へえ~。流石は、元網元家……」
自分との格差を感じてしまう。
少しへこんでいると、ルビィちゃんが隣に座って来た。
「はぁいぃ、あ~ん♪」
箸ですくったまま、口元に持って来ていた。
やっぱり、ルビィちゃんは聡い娘だな。
「あ~ん♪」
ここは、俺の部屋だから……躊躇なく口を開く事が出来た。
何ヶ月ぶりかな? こうして楽しく食事をしたのは……。