とある雑居ビルの一部屋で
“カッン、カッン……”
沼津駅の傍の裏通りにある古いビル。
その外階段を私は駆け上がる。
制服のスカートだけど、こんな所殆ど人が来ないし……見られたとしても、リトルデーモンだけだしね。
「お待たせ、リトルデーモン♡」
~~~~~
こんな雑居ビルに似つかわしくない、可愛い女の子の声が……。
俺は古美術商を営んでいて。
彼女……ヨハネちゃん……ヨハネ様と知り合ったのは彼女が中学生の頃だ。
中二病……普通の人からは、引かれるくらい彼女は黒魔術や、そういう物に興味があって……俺の店はネットで知ったらしい。
それ以前に知ってはいたのだが……実は彼女の父親とは若い頃からの知り合いで……相談されていたのだ。
そんな縁で……彼女と知り合い。
年甲斐もなく、彼女と男女の仲に……。
津島には殴られたが……。
今では、喜ばれている。
「ヨハネ様の御尊顔を拝し恭悦至極。 ……今日は黒ですか」
「うむ……って、覗き込まないでよ♡ もう、見たいなら言えば見せてあげるのに♡ 困ったリトルデーモンね♡」
浦の星のシックな黒のセーラーを着たヨハネ様は、スカートを自ら捲ろうとしているから、慌てて止める。
「違うんですよ! ヨハネ様から見せるのは!」
「ほ~んと男ってバカみたいね♡ 今日だっけ? 集まるのは。 さぁ~て、準備しちゃいますか♪」
~~~~~
ずら!
館長さんに連れて来られたのは古いビルで……。
マル、制服のままだから……下にいる館長さんにスカートの中、覗き込まれてるずら♡
勿論、今日も下着は、着用してないから……剥き出しの、観音様を視られちゃってるずら♡
興奮からか、ホトが……。
「花丸さん、そのドアです」
~~~~~
ルビィ、御主人様と梨子先輩と一緒に古いビルの外階段を上がってるの♡
「ひゃん♡」
風が吹くと……御主人様に命令されて短くしたスカートが捲れて……ショーツが視られちゃう♡
ルビィ……興奮してきちゃった♡
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もう、用務員さんったら♡
お願いされたから……スカート丈を歩いてる時、ショーツが隠れる、ギリギリの長さにしてるのに。
なのに、下から覗ける外階段を上がれなんて♡
誘ってるのかしら?
でも、合わせたい人達がいるって言っていたし?……。
ルビィちゃんったら、スイッチ入ちゃいそうになってるし……。
「そのドアを、ルビィさん、梨子さん」
普段道理の呼び方……残念ね……。
「は~い♡」
「はい♡」
ルビィちゃんと2人でドアを開くと……。
~~~~~
「あら? リリーにルビィじゃないの」
「え、ヨハネちゃんじゃない」
「ヨハネ様? どうして……」
「今晩もお世話になりますよ、津島さん……いや、ヨハネさん」
「あらあら不思議な縁ね。あっちには花丸も居るわ」
私は、アゴを動かして2人にもう1人の場所を示すの。
「ルビィちゃんに梨子先輩、どうして?……それに、用務員さん……」
「花丸さんのお知り合いなんですか?」
「ルビィちゃんとは、何回か会ってるはずずら。 此方は最近転校してきた桜内梨子先輩」
「えっと、桜内梨子です」
「私、沼津図書館の館長をしております……」
「お嬢さん、此所では彼の事は館長と呼んでくれ。 俺は店長と……用務員さんはこんな別嬪2人を連れて来るなんて、やるなぁ」
「いや、梨子に関しては、偶然で。 自分の本命はルビィだから……梨子も後で確り可愛がってあげるから」
あら、リトルデーモンったら慌ててリリーに此所でのルールを説明してるわね。
まさか、用務員のおっちゃんの連れがルビィとリリーだったなんてね……。
後半は、リリーにだけ聞こえる様に言ってるんでしょうけど、このヨハネイヤーにかかれば、確り聞こえているわ。
リリーも満更じゃなさそうだしね。