※この作品はR-18です。

例えば、こんな話をいかがですか?   作:セレブロス

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悪戯からの恋曜日
始まり


 

 「う……込んでる」

 

 校外のスイミングクラブに所属している私は、ほぼ毎日バスを利用している。

 

 家から学院迄は自転車通学しているの。

 

 どうやら、その日は電車が事故で動かないらしい。

 

 珍しく車内はすし詰め状態。

 

 身動き出来ない程では無いけど、動けば近くにいる人にぶつかっちゃう。

 

 (……じっとしてるしかないか)

 

 「きゃっ!」

 

 お尻に何か当たってる?

 

 (……幾ら何でも、意識しすぎだよね?)

 

 こんなに込んでるんだもん、当たったって仕方ないよね、うん。

 

 (……でも、一寸イヤだな)

 

 ワザとでないのは分かっているけど、ずっと触られているのは気になっちゃうよ!

 

 「えっ……?」

 

 お尻に違和感が……手が動いてる?  

 

 「ん……」

 

 間違いない、私のお尻に触れていた手が、ゆっくりと動いてたの。

 

 だって……私のお尻を揉んできたんだもん。

 

 私なんて筋肉質で、触ったって硬いでしょ?

 

 (痴漢……本当にいるんだね)

 

 他にも女の人は居るのに……どうして?

 

 勿論、他の人なら良いって訳じゃないよ。

 

 痴漢はいけないことだもん。

 

 「や……嫌……」

 

 なのに、私の口からは大きな声が出ることは無かったの。

 

 幼馴染みの千歌ちゃんから、よく痴漢されるって聞いていたけど。

 

 いざって時には、本当に声が出せないんだね。

 

 「曜ちゃんなら、痴漢されても捕まえられそうだよね」

 

 なんて、千歌ちゃんは言っていたけど……。

 

 (出来ない……そんな事……できないよぉ、千歌ちゃん……)

 

 こんなにねっちっこく揉まれたの初めてで……怖く成っちゃって声が出なかったの。 

 

 (ど、どうして……どうして、私なんか……)

 

 私は不思議でしょうが無かった。

 

 車内では他にもっと女の子らしい娘がいるし……それなのにこの人は私を選んだ。

 

 偶然なのか、狙っていたのかは分からないけどさ。

 

 そんなの知りたくないし……。

 

 「ふ……んっ……」

 

 お尻が撫で回される。

 

 其れが凄く気持ち悪かった。

 

 誰でも良いから助けてほしい……お尻を動かすと、手も其れに追従してきて……気持ち悪い……。

 

 だけど……知られたくない。

 

 (こ、こんなの、恥ずかしすぎるよぉ……)

 

 「え!……や、やっ……んんっ!」

 

 此れまではスカートの上からだったのに、スカートを捲って来て中に着ている水着の上から揉んできたんだもん。

 

 きっと痴漢の目には、私の競泳水着がハッキリと見えているんだろうな。

 

 (恥ずかしい……スカートなおさせてよ)

 

 私は妙な居心地の悪さと恥ずかしさをかんじていたの。

 

 (あぅ……揉み方。変わった?)

 

 「ん……んんっ!」

 

 痴漢の手の動きが、激しく成って来てるよ!

 

 や、やだぁ……。

 

 (お尻の穴……ツンツンしてきたぁ!……もう……いやぁ……)

 

 私が色々と限界を迎えようとした瞬間、バスが停車した。

 

 「お、降りますっ! 通して……!」

 

 降りる停留所より、かなり前だけど……背に腹はかえられないよ!

 

 まぁ、トレーニングだと思えば良いんだし。

 

 痴漢の顔を見たけど……何と女の人だったの。

 

 赤みがかった腰まである髪をした……私より年上ぽっい人。

 

 (どうして?)

 

 私は考え様としたけど……何も分からなかった。

 

 ~~~~~

 

 お父さんの転勤で急に引っ越す事に成って……可愛い子猫ちゃん達にお別れしなきゃいけないのは悲しかったけど……愉しませてくれそうな娘、見つけちゃった♪

 

 うふふ♪

 

 これからが愉しみだなぁ♪

 

 ~~~~~

 

 む~!

 

 曜ちゃんったら、痴漢?痴女に触られて、抵抗しないなんて……曜ちゃんの事はチカが守ってあげるよ!

 

 「千歌ちゃん、お隣に越してきた桜内さんが挨拶に来てるの! 千歌ちゃんも降りてきて」

 

 志満姉の声に玄関口に降りると……そこには。

 

 え!?

 

 曜ちゃんに悪戯していた痴女がいたのっ!!

 

 

 

 

   

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