こんなアカウント、教えられる訳無いだろ……っ!(ぐにゃあああ) となりました。
※ ★回ですがスケベ成分少ないかもしれません。
癖っ毛ショートカットの元気っ子、深雪。しかし今の彼女に普段の陽気さは見られない。神妙な面持ちで腕を組み、ボソリと呟く。
「最近の鳳翔さん、すげーハツラツとしてるよなぁ」
ここは夜更けの食堂。一日の任務を終えた艦娘達が詰めかけそれなりに賑わう時間帯だ。
しかし、そんな中で長机の端席に腰掛ける深雪は、眼下で湯気を上げる夕餉をそっちのけで思索に耽っていた。
「なあ?」
そして、隣・前に座る艦娘に同意を求め視線を向ける。
「うん、提督との出張から随分とご機嫌じゃねえ」
「ハッ! ヤバい匂い……NTRの匂いがする……! まさか私の提督に手出しを……!?」
深雪の言葉に返事をしたのは浦風に秋雲。
「はぁ? 司令官と付き合ってるみたいな言い方すんなよ」
「う"っ……じゃあこの胸の痛みは何!?」
「
彼女達が集えば、文殊菩薩も真っ青のスケベな智慧──もとい無駄言が口から飛び出すのが常であった。
「なんだかこの痛み、
「しょ、正気かよ秋雲……」
「考えてもみなよ、スペックで完全に上回る
蕩けた顔を見せる秋雲。仕事帰りの疲れからか、誰に聞かれずとも性癖を語り始める。
対する深雪は彼女の妄想に否定的なようだ。
「いーやーだ! 寝取られとか……なんで苦しみながらオナらなきゃなんねえんだ!」
「んなっ!? このらぶちゅっちゅ
ばん、と机を叩き睨み合う。そこには幸せを糧にする者、苦しみを力に変える者の譲れない戦いがあった。──と言い飾ればそれなりだが、内容は自慰のネタの対立なのだから始末が悪い。
「まあまあ落ち着きんさい、ほらご飯食べよ?」
火花を散らす二人を苦笑して眺める浦風。どうどう、と宥める仕草に合わせ、彼女の双丘がもちもちと
実の所、今この中で誰よりも興奮しているのは彼女である。
浦風は何者かがオーガズムを感じている(妄想が出来る)ならば、なんでもオカズにできる極地に達しているのだ。動物でも可。
清濁(?)併せ呑む、いわば護身完成に至った艦娘なのである。
「……確かに。冷めちまう」
「……いただきます」
しかしそんな事を他の二人が知る由もなく。
冷静に振る舞う浦風の言葉に、ひとまず目の前の食事を摂る事にしたのだった。
†
ご馳走様を済ませ食器を下げる内に若干頭を冷やしたのか、秋雲は大きく溜め息を吐くと「まあ……」と口を開いた。
「正直"あの鳳翔さんがそんなことするワケ無い"って分かってるから、安心して興奮できるところはあるよ」
「そりゃあな。まじで司令官が喰われてたら、精神的轟沈する艦娘が出るって」
「……お話は終わった?そろそろ提督ブロマイドの見せ合いっこしたいんじゃけど」
深雪と秋雲が適当な着地点を見つけたところで、浦風が切り出したのはブロマイドの話題。
これは、当鎮守府所属の重巡・青葉が秘密裏に販売している提督のオフショット──ではなく盗撮写真の数々である。
「あっそれ! 今月はどうかなぁ」
「エッチなのありますように!」
パッと目の色を変えた深雪と秋雲に浦風は苦笑しつつ、懐からプラスチックの個包装を取り出した。
月毎に変わる内容は完全シークレット、全何種かも不明、ダブり有というソーシャルゲームならば訴訟待ったなしの代物なのだが、それでも圧倒的な需要の下で成り立っているそれ。
もちろん三人はそれなりの枚数を購入している。お互いに公開し合うことで所持・未所持を確認、場合によってはトレーディングへと発展するのが日常であった。
「今月は8枚買っちまったぜ」
「やるじゃん、秋雲は6まーい」
「うちも6枚じゃ」
机の上に中身が透けない黒い包装がいくつも並ぶ。それじゃ、と深雪の一声でそれぞれが袋の上部の切り口をつまみ、小気味よく引っ張った。
「おっ……お!?」
「うわあ、エッロ……」
「当たりじゃな!」
各々が鳴き声を上げながら複数枚を開封していく。
「あ、被った」
「これヤバ……っ! ……あーいてて、秋雲お腹いたい。10分くらいお手洗い行ってくるっ!」
「バレバレの嘘つかんの。抜く気じゃろ」
「ぐっ、ぐぬぬ……」
最後の一つを引っ張り出した所で、手に入れたブロマイドを整然と並べていく彼女達。
「さあ、じゃあお手並み拝見と──」
おもむろに立ち上がった三人は円陣を組むように等間隔に机を囲む。
鼻下を伸ばした顔に影を落としながら、目下の写真を一望したのだが──
「「「…………」」」
皆一様に口をあんぐり開けて固まった。
何故か。
──それは、彼女等にとって
曰く、とある写真は提督が
元々薄手なその下着は肌の色を透かせるエロティックなもの。だが世の女性が見たいと願う胸部の突起は、シャツの裾を掴む提督の腕によって遮られていた。
しかし、むしろ見えないことにより想像力を喚起し、更なる興奮へと高める舞台装置と化している。
また、他のある一枚は提督が革靴と靴下を脱いでいる最中を写していた。ややニッチなものだが、男性からの
意地悪な笑みを浮かべた提督に自らの両足首を掴まれた上、彼の形のいい素足でショーツ越しに陰部を揉み込まれ、無様に果てたいM気質の艦娘のニーズに応えたショットと言える。
「これ、これ……エロ……っ」
極め付けは、執務室でうたた寝する提督の写真であった。
昼下がりの陽気にあてられたのか椅子に背を預けて安らかに眠る提督。その股間には──スラックスを押し上げる確かな怒張の存在が。
神聖視すらされる男という生物、そのとびきり美しい寝顔と、生殖が可能な事を生々しく主張する男性器のギャップ。
提督の
今まで配布されてきたブロマイドなら、良くて提督の鎖骨を捉えたもの程度が
「はっ……はぁっ……」
「……今回はトレード無しで」
「賛成。……なあ、もう解散せん? 解散しよ? 部屋戻るね?」
少女達は肉欲に脳のメモリを侵されながら言葉を紡ぐ。浦風は片時もブロマイドから目を離せないままに、震える手でそれらを回収し始めた。
興奮のあまり上気した顔からは汗が、股座からは
「──それじゃっ!」
深雪の台詞を皮切りに、大慌てでブロマイドを片付ける三人。自室で、厠で、はたまた何処かで──秘所を弄りたい、甘美な悦楽に浸りたい。それしか考えられずに、少女は急ぐ。
「また明日!」
「あ、ちょっ……!」
秋雲は他の二人と足並みを揃えられず出遅れてしまった。乱雑にかき集めた写真を胸に抱え、出口へと向かう彼女。
──その時、例の
†
テートク、最近どうしてしまったんでしょう。まるで人が変わったみたイ……。
そう独り言ちたのは、当鎮守府の第一艦隊旗艦・金剛。彼女は遠洋での深海棲艦の掃討任務から艦隊全員ほぼ無傷で帰投した後、
何故艦隊の仲間達と同行していないのか? その理由に先程の言葉が深く関わってくる。
「……最近の皆は特に
──我らが提督に対し、周りの艦娘は獣のような欲望を抑えられずにいる。
それが、金剛にとって不快でしかなかったのだ。
金剛がこの鎮守府に異動したのは数年前。そして、現在ここを統括する提督も同タイミングでの着任であった。
艦娘として生を受けてから元気
そして誓ったのである。提督を穢してはならない、私が守る──と。
元々男性が貴重な世の中、また更に貴重な男性の提督とあって艦娘達が浮足立たない訳も無く、彼が着任した初めこそ
だが、そこまでの事態に陥ることは無かった。何故か。
それは、提督が女性をあまり得意としなかった故に、艦娘と彼の心の距離感に大きな開きがあったから。
要するに、提督が高嶺の花過ぎたからである。
指揮こそすれ、日常的なコミュニケーションなど望むべくもないような状況。だから少女達は性的欲求を諦める事ができた。
──
ある日突然、提督の態度が豹変した。
それまで執務室で摂っていた食事は食堂へと顔を出すようになり、目があった艦娘に笑いかけながら手を振る。きっちり着用していた制服は「暑い」と切り捨てラフな格好に。
隙を見せるようになった、と言うのだろうか。お陰で"絶対不可侵な高嶺の花"から"死ぬ程エロい上司"へと印象が変わり、艦娘達の抑圧されてきた欲求が表面化してきたのである。
人が集まればやれ提督エロい、やれ提督舐めたい、提督提督提督。彼に対して騎士のような忠誠を抱いていた金剛は、ついに艦娘達にうんざりしてしまったのだった。
思い返すと湧いてきた若干の苛立ちを、提督と出会って世界が鮮やかになった記憶──心の中の宝箱に大切にしまわれた宝石の輝きで霧散させ、やや虚勢じみた鼻歌を交じらせつつ庁舎へ足を踏み入れる。
と、食堂を目前にして駆逐艦が中から駆け出してきた。
「あっ! 金剛さんごめんなさい!」
「ワっ!?」
「待ってってばー!」
深雪と浦風、少し間を置いて秋雲の三連星のような猛撃を、素っ頓狂な声を上げながら紙一重で避ける。
「び、be carefulネ……」
「すみませーん!」
落ち着きのない背中を見送りながら、何だったのかな、と金剛は呟いた。そのまま歩みは止めずに食堂へと入る。
結構な時間だが、未だ内部は盛況である。金剛はカウンターで夕食を受け取ると、数多の艦娘で雑然とした中央を避け、長方形に伸びた机の末端の席に腰掛けた。
「……いただきマス」
黙々と料理を口へ運ぶ金剛。
元来どちらかといえばはしゃぐ側だった彼女は、喋る相手に事欠くこの状況が不満ではあった。ただ提督に関する下世話な話を聞かされる事を拒否する感情と秤にかけた結果、こうするしかなかったというだけだ。
しかし金剛にも一度だけ、周りの話に乗ったことはあった。
『ワタシだって、シたいよ。……キスとかハグとか』
頭を撫でてもらったりとか。
彼女にとっては結構な内心の暴露。しかしそう打ち明けた途端、周りの艦娘達の笑顔が引き攣ったのを金剛は見逃さなかった。何故かは分からない。妙に生温かい空気になった理由はなんだろうか。
ため息を一つ吐き、咀嚼のペースを速める。とにかく早く食事を済ませて寮へ戻ろう、そう思った矢先であった。
「……what?」
机の下に長方形の何かが落ちているのが目に入った。
ひとまず箸を置き、それに手を伸ばした金剛。摘んだ指の先からは、ざらつきの無い非常に薄い感触が伝わる。
「光沢紙……?」
胸元まで寄せれば、それは何の変哲も無い
きっと誰かが何かしらの作業でもしていたのだろう。早くも興味を無くした金剛はフンと鼻を鳴らし、お冷の注がれたグラスに口を付ける。
そのまま紙を机の上に放ろうとして──
「……ぶっ!!?」
──光沢紙を裏返した途端に水を吹き出した。
食堂内の幾らかの視線が自分に向けられる。慌てた金剛は咄嗟にその紙を懐にしまい込むと、机にかかった水を急いで布巾で拭った。
えっ……テートクの、写真?
あれは白紙ではなかったのだ。印刷されていたのは、穏やかな日差しに照らされる天使のような寝顔。軍服越しに伝わるがたいの良さ。そして……。
「〜〜ッ……!」
きゅううん、と下腹部が不随意に収縮する。唐突の鋭くも淡い感覚に腰を捩った金剛は、一瞬で網膜に焼き付いたそれによって全身の火照りを感じ始めていた。
このまま
興奮で鋭敏になった皮膚の感覚に鳥肌を立てながら、彼女は必死で残りの料理に手を付ける。
†
ドアノブを捻り、バタムと大きな音を立てて扉を閉めた。
「ハァ……ハァ……っ」
艦娘寮、金剛の自室。食事を終えたその足で帰宅した彼女は、扉に背を預けて肩で息をする。
呼吸に合わせて上下する豊満なバスト、その部位にある内ポケットの中に、持ち帰ってきてしまったあの写真がある。
僅かな理性が取り出す事を拒否した。再び目にしてしまえば最後、提督への清らかな尊敬、忠誠の心が、純粋な恋慕の気持ちが穢されてしまうだろうから。獣のような感情で濁ってしまうことが恐いから。
しかし一度鎌首をもたげた性的興奮は、もはや自らの意思で抑えられる域を軽く超えていた。
「……っ!」
身体が、熱い。我慢ならずひしと自らを抱きしめれば、露出した肩から二の腕にかけて赤く灼けている。
恐らく顔も同様なのだろう、頬が燃える感覚に額から垂れる汗。無意識に擦り合わせる内腿は、快い感覚を下腹部から脳へと送り届ける。
深い呼吸を繰り返し、心の中でのせめぎ合いに意識を向けること数分か、数秒か。
──テートク、sorryネ……。
ついに理性が最後の一歩を譲ってしまった。金剛は心の中で彼に謝ると、胸元に手を伸ばす。
表面に脂が付かないように丁寧に指を添える。するりと取り出された写真は、月明かりが差し込む部屋の中で異様な存在感を醸し出していた。
わなわなと手が震えた。視線が上下に定まらない。
交互に見やるのは、提督の顔、下腹部。
「はっ、はっ……」
無意識の内に、空いている手が金剛の胸元へと滑り込んでゆく。
柔らかな脂肪を包む手触りのいい
「んっ」
肉丘の頂点、そこにぽつんと存在する乳頭に人差し指が触れたのだ。
指先でそこに狙いを定めると、親指と中指で乳輪の周りを抑える。やや押し広げるように圧を加えれば、柔く沈む指先と反比例するように突起の主張が強まった。
そして自由をきかせた人差し指を曲げ、爪の先でその先端を蹂躙する。
かり、かり。
ぴくり、と思わず肩が跳ねた。
胸の先から、くすぐったいような、甘く痺れるような感覚が広がってゆく。
ぶわりと広がる鳥肌に指先の突起も硬くなり、さらしが押し上げられてぴんと張る。
ぽつりと浮かび上がる乳首に対し、刺激の方法も爪先から指の腹へと移行した。
頂点を撫でる。側面を擦る。
感度を増したそこを労るように、慈しむように。
すり……すりすり……
小さな円運動で周回する。何度も、何度も。
「はン……っ」
すりすりと断続的な刺激が走り、思わず声帯が震える。
気持ちいい。じんわりと脳を焦がすこの感覚。それに呼応するかのように、ショーツが下腹部の奥からの湿りで温くなる。
ドアに背を預け、甘美な刺激に吐息を漏らす、美しい女性。
潤んだ瞳で提督の写真を見つめるその表情は、普段の快活な彼女からは想像できないほどに淫靡なものだった。
「……ッ」
金剛は無言で窓際へと足を進めた。
そこにあるのは、普段から旗艦としての書類仕事などをこなすために設置されている机だ。
格子窓越しに月明かりが差し込む長方形の机に対し、何故か
しばらくそのまま立ち、提督の顔を見つめる。
心中に去来する恋慕の情が胸を締め付けた。
まだ、戻れる。
このまま写真は引き出しの奥にしまい込み、お風呂に入ってすぐに眠る。そんないつも通りの日常に帰ってしまおうか。
先程失いかけた理性が、微力ながらも再び立ち上がろうとしていた。
……が、一瞬で砕け散る。
抑え続けていた性欲を前にして、他の何かが打ち勝つ訳が無いのだ。
「我慢できないよ……テートク……!」
自分が情けない。自責の念で今にも泣き出しそうだ。
しかしそんな表情に反して、彼女の身体は欲求に従い、短いスカートを中程からたくし上げた。
露わになる白いショーツ。端に施されたレースやフリルが清純な印象を与える下着だ。
しかし粘性を吸ってふやけたクロッチからは、淫らにも雌の匂いが振り撒かれていた。
彼女は両手を机に置いた。
そして、それに合わせて身体を寄せる。
木製の机の角。軟いカーブを描くそれにショーツが迫り──
「……っ」
くにゅ、とショーツ越しに柔く変形する乙女の秘所。
レースのあしらわれた高級感のあるショーツは今、クロッチからは愛液が滲み出し、固く勃起した肉芽の形状をはっきりと浮き出させている。
そのまま、くいと腰を引く。圧迫されたままに動いたショーツはしわを生み、その下に隠された淫らな核を包皮から引きずり出した。
「んっ!」
先程と比にならない電流が下腹部から走った。
ぬめったシルク生地がクリトリスに集まる神経をなぞる。ぞわりとした感触と机の硬い反発が相互に性感を高めてゆく。
「気持ち、いイ……っ!」
しゅ……しゅりっ。
両手と股にも体重を預け、金剛はその腰を前後させ始める。
一往復一往復をしっかりと味わうように、ゆっくりと、ゆっくりと彼女の肉芽を擦り付ける。
段々と揺する間隔が短くなる。机の角に掛けられる体重も割合を増し、勢いが強まった。
その動きは、獣の交尾のよう。
「はぁ、はぁっ!」
ちゅっ、くちゅっ、しゅり。
愛液をとめどなく漏らす陰裂と下着に鳴らされる水音が部屋に響く。
視界がとろんと潤む。
気持ちいい。
最早、荒げる吐息が皮膚に触れるだけで鳥肌が立つほど敏感になっている。
ちゅっちゅっちゅっ。
月明かりに照らし出されるのは、まるで絵画から抜け出たかのような美貌を持つ女性が快感を求めて激しく腰を振る姿。
情熱的で、淫靡で、そして幻想的なこの光景は、しかし誰にも知られる事のない秘密のもので。
「テートク……っ! テートクっ!」
だからこそ、金剛は自ら封じ込めた思いの丈を、澱のようにどろりとした劣情を吐き出せたのだろう。
目を閉じ、慕う男を呼ぶ金剛。悩ましげに眉を顰めるその瞼の下には、彼女の妄想の世界が広がっていた。
テートク、気持ちいいデスか?
『あ、ああ……っ! 金剛お願いだ、挿れさせてくれ……!』
だーめ、デス、テートク……っ!
士官服をはだけさせて仰向けになり、快感に喘ぐ提督。そんな彼に金剛は跨って、腫れ上がった剛直を迎え入れ──ずに、その先端や裏筋を陰唇で挟み、ぬるぬると擦る。
いわゆる
そんなに挿れたいんデスか……?
『頼む、金剛と繋がりたいんだ……!』
ふふ、どうしましょう。これを耐えられたら挿れてあげマス。
頬を赤らめ、挿入を懇願する提督。対する金剛は冷静で。
腰を前後する度に、刺激を受けた提督の肉がびくりと跳ねる。その感触が金剛の軟肉に届き、より一層の興奮が巻き起こった。
「んんっ、ぁっ……!」
ちゅっちゅっちゅっ。
金剛が夢見る、提督との女上位のセックス。焦らし。彼の
ここも好きデスよね、テートク……。
『あぁ、やめっ、駄目だ……!』
ホラ、やっぱり。乳首も敏感なんデスね。
『うう……金剛っ、出てしまいそうだ……っ』
ええ〜? 早いネ。我慢、して……っ。
提督の絶頂寸前の表情を思い浮かべるだけで、金剛の陰核はその硬さを増した。
「はあっ、はあ……っ!」
今やすり潰されんと机角に擦られる、濡れた秘所。
ピンと伸ばされる脚。
やがて金剛の鼠径部に、びりびりと張るような痺れが走り始めた。
それは確実に彼女の快感の中心地へと、乙女の蕾へと集ってゆく。
『いく……、出る……っ』
私も、もうすぐイクから。まだ出しちゃ駄目っ。
『無理っ、あぁ……出る──!』
……あっ。
『あぁっ! ──うぅっ! っ!』
想像の中の提督が頂に達する。鈴口から吐き出される精は濃く、そして止まらない。
そんな光景に合わせて、現実の金剛にも限界が訪れた。
性感が下腹部で渦を巻く。
そして、痺れが
「い、イク、イク──っ!」
ちゅっちゅっちゅっ──びくっ。
「──ゔぅっ! ぅあっ! はぁっ! 」
絶頂。
びくり、びくりと腰が跳ね上がった。陰裂を机に押し付けたまま、ショーツにしわを生んだまま、幾度も張り詰める太腿。その度に彼女の形のいい臀部にも震えが伝わった。
「んんっ、んっ! ふぅ……っ! 」
頭が真っ白になり、何も考えられない。
下腹部から破裂するように広がる快感。垂れる涎。燃えるような頬。何も咥えていない
ただただオーガズムに打ち震え、飛んでしまいそうな意識を繋ぎ留めるために声を上げる。
それを抑えようと口端を噛むが、しかし意味はなく、性感が減衰するのを待つしかなかった。
びくっ、びくっ……。
「ふっ……はぁぁぁ……あぁ……」
仰け反った背筋をようやく萎びさせ、深呼吸を繰り返す。
足りずにいた酸素が頭に回り始め、金剛は徐々に冷静さを取り戻した。未だにひくつく秘所を机から離し、スカートのしわを伸ばすように手で払うと、金剛はポツリと呟いた。
「……最低、ですよネ……」
深い歓びには深い
濡れた下着と机の角に不快感を露わにし、眉を顰めながら金剛はティッシュを数枚抜き取る。
そして、愛液を拭き取ろうとして──再び目にしてしまうのだ。
提督の写真を。
「……っ! ウソ、また……!」
きゅうん、と下腹部に電流が走る。
それは深く沈んだ精神と反対に、全くの不随意の反射であった。
再び、敏感な箇所に血が巡り始める。どくん、どくんと耳の奥で大きくなる鼓動。
視界がぐらつく。
性的興奮がまた巻き起こった。
「なんで……! んっ♡」
金剛は自らの欲求に抗えず、きゅっと腰を据え、机に陰裂を押し付ける。二度目の自慰が間を置かずに始まったのだった。
その日、夜更けの艦娘寮に、秋雲の悲嘆に暮れた叫びと金剛の嬌声が響き渡った。
しかし周りの艦娘達は声の主を知ることはなく。しばらくの間、艦娘寮の女幽霊という怖い話が流行ったという。
以前活動報告で募ったアンケートより、金剛回(+α)でした。
話は変わりますが、お気に入り・感想を下さる方本当にありがとうございます。感謝しまくりです。
追記:R-18の累計ランキングに拙作がギリギリ(本当にギリ)で滑り込んでました(2020初頭)。いつの間に……。皆様のお陰です、ありがとうございます。