「○○様。こころ様の着付けが完了致しました、ご確認を」
「え、あ……はい」
何回もこのようなやり取りはしてるけど黒服さんと話すのは未だに慣れない。慣れないのはこの家の雰囲気もあるからだけど……。こんな現実離れした豪邸に一市民の僕が入れるなんてまだ夢なんじゃないかと思う。
だけどこの豪邸は僕の想い人の家……だから夢とも思いにくいわけで……。
「じゃーん! お着替え完了よ!」
と、そんな考えを吹き飛ばすように開いた扉からは僕の恋人である弦巻こころが浴衣を着ていて、見せつけるようにくるくると回っていた。その度にひらひらと袖が揺れ、それに合わせるようにこころの綺麗な金の髪も揺れる。自分では何気なくとっている行動なのだろうが、自然にそれは踊りを踊っているようにも思える。
「ねぇねぇ○○! どうかしら、あたし似合って──きゃっ!?」
前々から言っていた浴衣を着れたからか少しはしゃぎ気味のこころは僕の前まで駆け足で寄ってくる。しかし慣れない浴衣にいつもの動きが制限されていて……僕の前で体勢を崩してしまった。
「! こころ様──」
瞬間、横にいた黒服さんが動く。だがそれよりも早く僕は動いていた。受け止めるために手を広げるとぽす、と腕に収まる。
「っと……。大丈夫こころ? 怪我はない?」
「えぇ、○○が抱きしめてくれたから安全だったわ。……ふふっ、ありがとう!」
“抱きしめた”じゃなくて“受け止めた”つもりなんだけど……この際どうでもいいかな。こころが無事だったから。
「(それにしても……)」
腕に収まるこころを見下ろす。
ふわりと漂う香りはいつもと同じだ。最初こそはドキドキしていたが最近ではようやく馴染んできた感じがする。だけど今回は浴衣だ。いつもと全く違う姿、ライブの時もだがそれ以上に特別という雰囲気が溢れている。
僕の視線に気付いてかこころは僕を見上げた。その金の瞳は僕だけを見据えている。
「──可愛い。いつもより綺麗で……とても……」
「え?」
朱色の浴衣はとてもこころに似合っていた。
いつも腰まである髪は簪によって後ろで綺麗に纏められていて普段は見ない髪型だ。それもあり白い肌が──うなじがよく見えてしまい、不覚にもドキッとしてしまう。
そしてやはりというか、押し当てられる胸の柔らかさに意識が持っていかれ──。
「○○は卑怯ね……そんな事をさらりと言うなんて……」
「恐らく無自覚かと。○○様はある種の才能をお持ちのようで」
「っ、そんな事? 一体何の……」
2人の声に意識を戻される。
危ない危ない、邪な事を考えそうになってたから助かった。しかしこころが言った言葉の意味が分からない、僕が何か言っただろうか。何も言ってない気がするが……。
「本当に覚えてないのですね。心の声、でしょうか。口に出てましたよ。『可愛い』と」
「えっ!? う、嘘ですよね?」
「本当よ! ん~っ! 嬉しいわ、本当に……そう言ってもらえて嬉しい……んっ!」
「ん──っ!?」
突然首の後ろに手を回されて引き寄せられる。そしてそのまま、こころの柔らかい唇が僕に押し当てられた。
「んっ、ちゅ……んんっ……」
自然と受け止めていた腕に力がこもる。
流されてはいけないと理解はしていても、その柔らかさに正常な考えは吹き飛ばされてしまいついスイッチが入ってしまった。
「こころ……っ、ん……」
「んぅ、ん……ちゅ、ぅん……ぷぁ、っ」
唇が離れ、それと共にこころの顔が離れていく。窓から差し込む夕暮れによる光はその顔を照らして、髪も美しく輝いていた。
「ふふ……見せつけてくれますね○○様」
「あっ! す、すいません!!」
しまった、完全に2人の世界に入り込んでいた。黒服さんがいなかったらそのまま──いや、流石にそれはないか。
「それでは暗くなるまで屋敷でお待ちください。……それでは、こころ様をよろしくお願いします」
「あ、はい。分かりました」
そう言い残して黒服さんは部屋を出ていき僕らはこころの部屋へと向かったのだった。
……そういえば、黒服さんの表情が少し緩んでいたのはきっと気のせいだろう、うん。
「早く暗くなってほしいわね~」
やはり祭りが楽しみなのだろうか、いつも以上にワクワクとしているように見える。
それにしても浴衣姿のこころは可愛い。こんな機会ではないと見れないだろう。
「うん、そうだね……」
身体のラインがくっきりと見え邪な想像が膨らむ。先程の柔らかな感触を思い出してそれは加速してゆく。
あ、まずい。考えてたら少し……。
「……む。ちょっと○○聞いてるのかしら!」
「え!? こ、こころ……! 今は──おわっ!?」
適当に返事したのに対し腹を立てたのか腰を下ろしていたベットに僕を押し倒し覆い被さる。
「あたしの話聞いてたの!」
「え、あ、あぁ……聞いてたよ……っ」
「目を逸らさないで!」
そんな無茶な……。逸らさないと胸が、というか胸に視線が行くってのに……。
チラリと視線を向けるとやはり浴衣の隙間から豊満な胸が覗いていた。その谷間がとてつもない魅了を発している。
「……ぅ、あ」
僕は息を呑む。
しかしこころは何でもないように身体を近付けてくる。そんな時だった。
「ちょっと……ってあら?」
ぐいっと押し上げられる感覚がした。どこが? それはとある部分しかない、身体のラインや胸を見て元気になった僕のモノ……ズボンの上からでも分かる勃起したモノだ。
それに気付いたこころはぐいぐいと脚で押し上げる。
「こ、これって……ど、どうして硬くなってるのかしら……?」
「そ……れは……」
ここでバカ正直に「浴衣姿に興奮しました」とか言うと、いくらこころといえ引かれるに決まってる。
考えろ、考えろ僕! こんな所で考えても仕方ないけど……!
「──でも……こ、これじゃあお祭りに行けないわね。しょうがないからあたしが鎮めてあげるわ」
勢いよくズボンを下げられ僕のモノが空気に触れる。ギンギンに勃ちきったモノがこころの顔の前に現れ、荒くなっているこころの息が裏筋を刺激した。
「く、ぅ」
「相変わらず……大きいわ○○の……」
ちゅ、ちゅ……ちぽっ……ちゅぷっ。
「ここ、ろ……っ!」
小さな口を精一杯開けて咥え込む。亀頭を重点的に舌で攻め徐々に射精感を高めていく。そして顔を動かし上下に口全体で刺激を与える。
「ん……ちゅ、ん、んんっ……」
しかし
フェラに慣れてないのかこころはぎこちない。それもそうか、このモノを咥える行為自体し始めたのはごく最近だ。
「んあ、ちゅ……ぷ、うぷ……ぅ」
頑張っている事は伝わるのだがそれまで。こころには悪いが……
「ごめんこころっ!」
「──!! んぐぅ!?」
頭を両手で掴み無理矢理に上下に動かす。
「おう゛っ!? ……お゛……ぶふっ……!!」
突然の行動に驚き震える華奢な身体、金の瞳は見開かれこの出来事に脳が追い付いてないようだった。
モノは口いっぱいに押し込まれ喉奥まで到達している。その狭さが絶妙に気持ち良かった。
「あ゛……う゛っ……! おう゛ッ!? ──!!」
相手の意思に関係なく動かし続けしばらくして射精感が込み上げてきた。先程よりも強い感覚……更に背徳感がそれを加速させていく。
「で、射精る──ッ!」
「!? おぐぅっ!? ん゛ん゛っ──お゛う゛ッ……ぐ…………う゛ふっ!!」
喉に突き刺し射精する。それと共にこころの身体は跳ね始めた。
「────げふ……っ……」
射精が止まる頃にはこころの口から精液が溢れていて、どうやら意識が飛んでいるようだった。痙攣は続いていて口から吐き出す度にそれは起きている。
ふと窓を見ると、外は夕暮れに染まっていて
「こ、こころ? さっきのは悪かったって機嫌直してよ~」
「…………」
祭りに来てからこころは僕から顔を逸らし続けている。流石にアレはやりすぎたか、と後悔をする。しかし前にこころは──。
『乱暴にされるの慣れてはないけど……あなたの物になったみたいで、嬉しいわ』
と言っているのだ。それもどことなく嬉しそうに……。
もう分かるだろう。そう、今回のようなパターンは初めてなのだ。
「こ、こころってば!」
するりと人を避けながらどこかへ向かっている。祭りなんか目にくれずただただ、どこかを目指し歩いている。
「(~~っ! 強引にでも止めた方がいいのか? でも分からない、何を考えてるのか……てか、浴衣なのに速い!)」
祭り会場から少し離れる。
既に人の声は遠ざかっており、明かりが無い木々の中へ足を踏み入れていた。
「(確かこの方向は隠れた神社がある場所……今入った木々を抜ければ近道になるはず──)」
「──っ!」
瞬間、ガシッ! と抱き着かれる。驚く間もなく僕は地面にこころと共に倒れ込んでしまった。
「な──。ここ、ろ──うむぅ!?」
「ん──ちゅ、ちゅむ……ちゅっ、ちゅ……ぷあっ」
キス……そのまま上に馬乗りになる。浴衣を着崩し豊満な胸が現れた。微かに木の隙間から差し込む月明かりにより照らされた胸は先端が尖っており何故かビンビンとなっていた。
「はぁ、はぁ……。○○……待ってたわよ……」
「うぁ……っ!?」
後ろに回された手で器用にズボンのチャックからモノを取り出され手コキをされる。
「もう、大きくなったわ……ふふっ」
「(? 服の上に何か染みてきて……)」
勃起したモノの上にこころの秘部が添えられる。その時僕は見逃さなかった、僕の上から離れる時に銀の糸が垂れていたのを。
ぐに──ぷっ、ぐぐっ……ズプゥ!
「ふ──ぅ、んんっ! はいっ……たァ」
なん──様子が……。
ヒクヒクと蠢く膣内、挿入しても溢れる愛液、いつもとは全く違うこころがそこには居た。
「おっ──きいわ! ○○のおちんちん……んんっ! あっ、いっ……くぅ…ん!」
激しく腰を動かす。その度に金の髪は靡き胸は大きく揺れていた。
「ここ……っ! 締め付けが……」
「っひ……ぁ、あぁっ……あ! ──ひ、く……あぅっ!」
僕の声が、聞こえてないのか? 一体どうして……何がこころを。
……それにしても、一方的だった。まるでこころが気持ち良くなりたいがために僕のモノを使ってるとしか思えない。
「うぁ……っ! もうっ──」
込み上げる射精感を抑える事など不可能でそのまま膣内へと放出してしまう。
「あっ……あ、はっ……ん──あ゛ーーっ……♡」
「(搾り、取られるっ!?)」
やがて射精が終わりモノを抜き取る。だが未だ大きいモノを掴み精液と愛液の混じりあった膣内へと挿入れられる。
ヌプ……と生暖かくキツい穴に沈む。
「キス……○○、キスしたいわ。ね? しましょ……?」
「ま、待って……一体どうしたの!? 何でこんな事を……」
キスのために近付くこころを押しやり行為を止める。それは勿論こんな事をする理由を聞くためだ、荒い息のままこころは答えてくれる。
……が、その理由はあまりにも予想外すぎて。
「○○が……自分だけ満足して終わったからよ? あたしのあそこは……すごく濡れてたのに……」
「? で、でも気を失ってたし……そんな──うぁ!?」
ぬ゛ぢゅ、ぐちゅっ……。
「でもぉ……今はどうでもいいわ……ん、○○のおちんちんが……ぁ! ふうっ、くぅ……あ゛っ! あるからぁ♡」
まるで獣のように腰を振るこころ、そんな彼女にさえ興奮するが……そちらのペースを続けされるわけにもいかない。
襲いくる快楽を我慢しながら僕は細かにこころの腰使いに動きを合わせ始める。
「あッ、いいっ! ○○の……気持ちいいわ! んぅっ……混ざり、あってぇ……熱、いぃ♡」
「(…………今っ!)」
モノの先端まで抜かれかけ再び降ろされる腰。僕はそのタイミングで自分の腰を上げ、モノを突き刺すようにする。
ぐぢゅ、ぶちゅ! くぢ、ばぢゅ……ゴツ──っ。
「い゛ぎっ……!? ──ぁ、ぃ……お……」
子宮に突き刺さったのが分かる。こころは口をだらしなくも開き痙攣していた。
その隙にこころを押し倒し立場を逆にした。
「ふぅ、っ……はぁ……。とんだ変態お姫様だ……そんなにも
ぱっくりと開きヒクヒクと物欲しそうにおねだりをする秘部と、何故か後退りをするこころ。あまりにもその絵が面白くニヤけが止まらない。
「まっ……て。今の……ぉ、でいイった──イッてて──」
よく見るとプシッと何かが飛び散っているのが見えた。
既に正気に戻っているのだろう。そんな事は分かってる、だがこのこころで遊ぶのは
腰が抜け、思うように動けずに逃げる。そしてこんな木々の中だと逃げ道はそうあるわけでもなく……。
「いた、っ──」
木にぶつかり動きが止まる。
「ご、ごめんなさいっ……! 無理矢理にして! 謝る、からぁ! 今は……今はしないで……! あたしおかしくなっ──ぃ」
別に、無理矢理された事に対してこうなってる訳じゃないんだけどなぁ。
「だめ、ダメっ……今びんか──んぎぃ!?」
ただ僕の物が、この行為において僕を物として扱おうとしてた事に対してこうなっただけで。
「いや……いやっ! 気持ちいいっ、イっちゃう……いく、いくいくぅぅぅぅううううう!!!!!!」
モノ全体を締め付けイったのを確認する。しかし僕はまだイっていない。正直あと1回は射精したいのだ、なので──。
「おっ……ぉふっ」
にゅぷぷ、ぷ──ズンッ。
「ああアァぁぁ~~~~ッッ♡ はぁーっ……ぁーー……」
仰け反り返り、モノを抜こうとする度に口からは声が漏れていた。
長く深いストロークはこころの膣内を隅々まで味わい、さっき射精した精子を所々に染み込ませているようだ。
「ハァッ、はぁッ……も、ゆるし……て」
「僕は許してるさ。そもそも怒ってもないけど……」
ずぷっ、ずん! ずぽっ、じゅぽっ、ずっ……ズッ──!
「ふ♡ ん……はひぃ、ひっ……やぁあ♡」
口付けをしそのままラストスパートに向け腰を打ち付ける。
こころは自ら舌を絡ませにきて、何かを求めるかのように震えながらも僕を抱き締めてきた。
それに応えるように僕はこころのお腹を優しく撫で膣内射精の準備に入る。
「
その部分を撫でながらそう言うと子宮口でキュンキュンと亀頭に吸い付いてきた。
「そんなに欲しいのなら、ほら……あげるよッ!」
ギリギリまで抜き一気に突き刺す。そして……。
ドクン! ビューッ、びゅるるるっ!! びゅく、どくッ……。
「~~~~ッ♡ ぁっ、あ゛~~~~~~!!!!!!」
子宮に流し込むように押し付け全力の射精。
精子が出る度に代わりに意識が離れるような感覚に襲われる。
「ぁ♡ あ~……♡ ふっ、はぁ……はぁっ♡」
びゅ……びゅッ! ……ピュッ…………チュ──ポンッ。
「ゆ、ゆる……ひて……ぇ♡ あたひ、がァ……」
2度目の射精が終わりモノを抜き取るとまだこころは許しを乞いていた。涙を流しながらも言い続け、しかしその表情はどこか満足で──。
「はぁ……許すよ。こっちこそごめんね、こころ」
何に対して謝ったのかいまいち分からないが謝り軽い口付けをする。すると、とても嬉しそうに、幸せそうに笑い。
「えへ……ありが、と……○○……」
笑顔でそう言ったのだった。
空には大きな音と共に光をまき散らす花が咲いていた。それを僕らは眺めながらも歩いている。目的地はこの木々を抜けた先、人の少ない神社だ。
「綺麗ね~!」
「うん。だけど神社に着けばもっと大きく、綺麗に見えるよ」
上空の花火に見とれているがこころは思うように歩けない状態だ。なので僕と腕を組んでゆっくりと歩いている。
「色々あったけど……お祭り……もう花火だけど、楽しもっか」
「えぇ!」
2人でゆっくりと神社まで歩こう……と、した時だった。
「す、すごーーいっ! 花火がすっごくキラキラしてるーーっ!」
「おわっ!? な、何? 誰?」
突然の響いた花火以外の音に驚く。だがこころはそうではないようで。
「あら? この声は──香澄~~!!」
「え? ちょ……!」
ガサガサと草を掻き分け前に進む。その姿はとても数分前までは乱れていたとは思えない程に……。
「あぁもう! こころ、待ってよ! 1人で行くと──」
「きゃっ!?」
「危ない!」
転びそうになるこころを咄嗟に抱える。
「もう……一緒に行くよ」
「ふふっ、ありがとう○○。やっぱり優しいわね」
“優しい”ね……本当にそう思っているのか。
草を分け進むと神社に出た。
そこには浴衣姿の少女達がいて、その子達は僕らを見るなり近付いてきた。
「こころんの彼氏?」
「えぇそうよ! とっても優しいの!」
「見た目からして優しそうだもんねぇー」
複雑だ。知らない人から言われるのはいいが本人が……あんな事をされた後に言うのは、ちょっと違和感が……。
苦笑いをしつつ適当に返事をしていると腕に力を入れられて更に密着をする。
「ねっ? ○○っ」
「あぁうん。そだね」
なんだかよく分からない事になり始めたなぁ、なんて考える僕であった。
書いてて楽しかったです (´∇`)
最近は援交回とか書いてみたいとか思ってたり……
今回も読んでくれた方、ありがとうございます。