それと、僕の中のモカはこんな感じかなぁ、って書きました。
追記:久しぶりにハート(♡)入れて書いてます。皆さんはあるのとないの、どちらが好きですかね?
「バレンタインデー・モカちゃん♪」
「無理やり入れたね」
元々の曲のリズムに無理やり合わせつつ、妙なポーズでそれを決めている少女──青葉モカが僕の家に来た。
何で来たのかは容易に想像出来る。
なんせ今日は世の男子が何かしらの形で浮かれるあの2月14日。そう、俗に言うバレンタインデーだからだ。
「○○が好きそうだったから〜」
「……嫌いじゃないけど」
「おー、○○が蘭みたい」
「あーはいはい。とりあえず冷えるから中に入りなよ。先に2階上がってていいからさ」
基本的に用事や友達から呼ばれない限りは家から全く出ない僕だが、そんな僕にしつこくまとわりついてくる人物がいる。それが青葉モカという人物。
普段から超マイペース。
自分の流れを崩さず、またちょっとやそっとでは崩れることの無い中々のメンタルの持ち主。
それでいてバンドというまさに僕のような人間とは真逆のことをやっていたりもする。
そんな僕とモカが何故関わってるかというと、自分にも分からないことが多い。
先程言ったように滅多なことでは外に出ない僕がモカと出会ったのは近くの珈琲店での出来事だ。
店の近くで友達と待ち合わせをしていると突然モカから声をかけられたのだ。
『ねーねー。外寒いでしょー? こっち入りなよー』
時期的には去年の12月。まぁ確かに寒かったし、無駄に早く来すぎたから時間つぶしにはいいかな、なんて考えながらその言葉に乗っかり店の中に入る。
店の中は暖房が効いててとても暖かく、コーヒーの匂いも相まってとてもリラックス出来る雰囲気だった。
とりあえず適当に空いている席に腰をかけて──。
『…………』
『…………』
『……なんで横に座るの?』
『え? だってあたしもここに座ろうと思ってたからー』
これがモカとの最初の会話だった。
というか、全てはここから始まったんだと今になっては考える。
友達が来たのは30分後。その間で僕とモカは趣味が合うということで一気に仲良くなっていたのだ。
僕がたまたま持ってたマンガについて熱く語っていたり、逆に僕も好きなゲームについて語っていた。
その次の日、僕は「もしかしたら──」とモカに会いに行くかのようにその珈琲店に顔を出していた。そしてその行動は無駄にはならず。
『つーぐー──って、お?』
その日以来、僕はその珈琲店──羽沢珈琲店の常連となっていた。
それから半年ぐらい経ったある日だろうか。他の人から僕らについてとある質問を貰った。
『モカと○○ってさ、付き合ってるのか?』
まぁ何とも馬鹿げた質問だと思った。
ただ趣味について語り合ってるだけなのにそれが男女というだけで彼氏彼女になるだなんて、安直すぎるにも程がある。
『うん。そだよー』
『──は?』
僕とモカはそういう関係ではない──のだが、モカはいつもの表情を全く変えず、さも当然かのように返事をする。
『お、おいっ! 何言って──』
『──ね?』
『っ』
否定の言葉を言おうとするが、モカに指を絡まされるように手を繋がれて思考が停止してしまった。
──とまぁ、過去にそんなことがあり今では普通に周囲からはカップルだと思われてる僕ら。……いや、実際には違うけど。
しかし、だからだろうかモカは昨日ラインで『明日チョコとプレゼント持っていくからー。楽しみにしててねー』と謎のメッセージを送ってきた。
よく分からないが彼女(仮)としてのせめてもの行動なのだろう。と、僕は捉えている。
「(嬉しいからいいけどさ……)」
2人分の飲み物を用意した僕は2階へ向かう。
それにしてもチョコは分かるがプレゼントはなんだろう。チョコがプレゼントじゃないのかな……。
昨日のメッセージを思い出しながら移動していると、既に自分の部屋の前に着いていた。
部屋の中からは何やら袋をガサガサとする音が聞こえる。
「モカ? 何してるの?」
「んー?」
扉を開けると“何か”を頬張るモカがそこには居た。
床にぺたりと座っているモカの周りには市販のチョコがいくつか開けられていて、モカの手にはおそらくそのチョコだろう物が掴まれていた。
「……チョコ? え、それ……」
「ん、あー違うよー。○○にあげるチョコはこっち。これはあたしの個人的な物だから」
言いながら手のチョコを口の中へ運ぶ。
「あ、ありがとう……」
手渡された箱はご丁寧にリボンが可愛らしく巻かれていて、いかにもバレンタインという感じがする。
同年代の女子からこうしてチョコを貰うのは初めてだったので胸が高鳴る。
「あとはプレゼントなんだけど〜。……少し準備がいるから部屋の外で待っててくれるー?」
「う、うん」
準備をするほどのプレゼント……なんだろう、無性に気になってきた。
僕はモカの言う通り部屋を出る。出る直前に「そのチョコでも食べて待っててよ〜」と言われたので、扉を見るような形で壁に身体を預け待つことにする。
「(……美味しい)」
モカから貰ったチョコはおそらく手作りだろう。市販でこんなチョコを見た記憶がない。
扉と向かい合いつつチョコを食べること5分。それくらい経ったくらいに部屋の中が少し騒がしくなった。
「モカー? いま変な音したけどー?」
『んー。気にしないでー』
僕の言った変な音というのは何かが落ちる音のことだ。ドスン、と物が落ちるか人が倒れるかの音が聞こえたのだ。
あまりにも気になったので扉に耳をあてて中の音を聞いてみる。
「…………」
聞こえるのはモカが独り言を言いながら何かをしているのと、袋をガサガサとする音だけだった。
『いいよ〜』
──そして待つこと10分くらいだろうか、部屋の中にいるモカから声がかけられた。
そんな大掛かり……部屋の中を飾り付けでもしてたのかな、なんて思っていたが、扉を開けると僕の全く予想してない光景が広がっていた。
「も──モカ!?」
「はーい。あなたのモカちゃんですよ〜」
目の前に広がっていた光景……それは、モカが服を脱いで下着姿ということ。
そしてそれだけではなく、モカ自身に赤いリボンが巻いてあり……。
僕は反射的に背を向ける。
「ふ、服着てよ! なんて格好を──!」
普通に背を向けて見えないのに、重ねて目を閉じている僕だが、そのまぶたの裏には一瞬だけしか見てないはずのモカの肌が焼き付いて離れない。
柔らかそうな胸や白い四肢。色々と女の子と連想させるような部分が鮮明に、ハッキリと残っていた。
「○○〜?」
後ろからは目を逸らしたことに不満があるように僕を呼ぶ声が聞こえる。
「せっかくのプレゼントなんだか、貰ってもらわないと困るよ〜」
ぷ、プレゼント? “それ”が?
あまりにも飛びすぎた発想で思考が追いつかない。モカは一体何を考えてこんなこと……。
「ねぇ、○○──」
「──っ!?」
突然背中に柔らかい感触が伝わってくる。そしてモカの声は耳元で聞こえていて。
「女の子の気持ち、無駄にしちゃダメなんだよ?」
その声は僕の理性を徐々に削っていく。
無駄になんてしていない。
というよりも、受け取るに受け取れないプレゼントを前にして、僕はどうすればいいというんだ。
口だけの関係、真実ではないことを適当に言ってるだけの関係なのにそんな身体どうしの交わりは持ってはいけない。
「やめよう……モカ。そういうのは本当に好きな人だけにやってよ。いくら冗談でも……僕だって男なんだから、ダメなんだよ……っ」
モカがどうかは知らないけど、いくら口だけだとは言い、僕はモカに好意を寄せていることは確かだ。
だからこそちゃんと告白もしていない、こんな偽りの関係でそんなことは遊びでもやってはいけない。
「……あたしは○○のこと好きだよ?」
「それは趣味の合う友達として──うわっ!?」
反論をしようとする。するとその時、僕の視界が急に傾いた。
後ろにグイッと引っ張られるような感覚と共に僕は床に倒れ込む。
「いっ──つ……。今度はな──」
「あたし、本当だよ」
その言葉は今までにない程の近さで聞こえた。
いつの間にかモカは僕に跨るような体勢になっている。
モカの顔は文字通り目と鼻の先、少しでも動こうものなら簡単に触れるだろう。
「冗談じゃないんだよ? ……もう抑えれないんだ、○○のことが好きだって気持ち」
「(ま、まずい……。色んな意味でまずい……!)」
この告白もだが、それ以上に僕の視界に入り込む情報がまずい。
モカの顔が目の前にあり直視したくなかった僕は下の方に自然と視線をズラしていた。なのだが、下にずらすということは現在下着姿のモカのを見るということほかならない。
何が言いたいかと言うと、現在僕の視界にはモカの谷間が映ってるのだ。
「(い、意外と……)」
胸を見て思わずそんなことを考えてしまう。
そんな僕の様子というか視線に気付いたのか、モカはわざとらしくブラの隙間に指を入れチラッと見せつけるように動かしてきた。
「お願い……あたしを貰って……。色々言ってるけど、○○だって期待してるんでしょ」
その言葉とともにモカは僕のモノのある部分を手で優しく撫でる。
「こんなに大きくして、バレないとでも思ってたの?」
異性にその部分を触られ尚更興奮してしまう。
確かに気付けば僕のモノはズボンの上から分かる程にパンパンなっていた。
そのままチャックを下ろされ、勃起しているモノはそのまま勢いよく外に姿を現す。
「っ、大きい……ね」
初めて見るのだろうそれを目にして、モカは動きが固まった。
心做しか少しモカの息が荒くなった気もする。
「わ……こんなに熱いんだ……」
「モカ……っ」
自分の手ではない手が初めて触れ変な感覚に襲われる。
「はぁ……っ、はっ……」
そのままモカはモノを掴み上下に動かし始めた。
「こうするんだよね?」と上目遣いに聞かれつつ、ぎこちなさ残るその手つきは僕の興奮を異常な程に高めていく。
手を動かす度に射精感が上がってくる。
自分でするのと大違いなのは女の子が……それも気を寄せている子がしてくれているからなのだろう。
「くっ……モカ、射精る……っ!」
「え……あ、うんっ。いいよ……そのまま──」
モノの先端から勢いよく白い液体がほとばしる。
「くぅっ……!」
「わっ」
気持ちよさにビクッ、ビクッと痙攣し腰が少し浮いてしまう。
「(こんなに射精したの初めてだ……)」
モカの手には僕の精液がかかっている。それをモカは凝視して、その後僕のモノに視線をやる。
顔が、身体が熱い。熱でもあるのではないかというくらいに熱く感じる。
「すご……こんな……」
「ごめんっモカ!」
「ひゃぁ!?」
我慢できずに今度は僕がモカを押し倒す。
らしくない声を上げつつ、押し倒されたことに動揺をする。
僕自身、こんなことやりたくなかった。しかしこんなのをされて黙ってるほどアホじゃない。
「そっちが悪いから……こ、後悔、しないでね……」
「後悔よりも……あたしは幸せと感じるかも」
頬を染めつつ今の状態を“幸せ”だと言う。
なんだ、本当に……期待していいのか? モカは僕のこと……好きなのか?
「──さ、触るから……」
僕は自分の手をモカの下半身──秘部を覆い隠す布を重ねる。僕の言葉にこくりと頷くと、まるで触りやすくするかのように脚を少しだけ開いた。
唾を飲み込みつつも僕はモカの秘部を覆う下着に指を触れさせる。
「モカ、濡れてる……」
「んっ……♡」
くち……、と水音をたて指が下着に沈んだ。
指が触れるとほぼ同時にモカはビクリと身体を小さく震わせ、声を漏らす。
今までに聞いたことの無い声に僕の鼓動は更に速さを増してしまう。
「(か、可愛い)」
モカの知らない一面をもっと見てみたい。その一心で、白に浮び上がる染みを広げるかのようにスジに沿って指を動かす。
「焦らさないでぇ……っぅ」
それを焦れったく感じたのか、モカは僕の手を掴みそのまま下着の内側に突っ込んだ。
「!?」
「○○の見た時からここがむずむずするの……だから、ね……?」
指はスジに入りかかり人の体温を直に感じている。
今まで体験したことの無いことに対し、僕を未知への探究心がつき動かした。
指の間接を曲げモカの秘部──膣内へ指を侵入させる。
「あっ、んっ……♡」
くちゅ、くちゅ、くちゅっ。
その中は暖かく、とても不思議な感触がした。
指を器用に動かし、モカの内側を擦る。
「っ……ふっ……んぅ♡」
僕が指を動かす度に身体を震わせ声を漏らす。
可愛い。
ただその事しか頭にない。モカの事しか考えれない、匂いも感触も、全てがモカに包まれるような……。
「っ、は……あ……♡」
「……!」
とろん、とした表情で身体を震わせるモカはとても艶っぽく、僕の我慢は限界に達した。
それはモカも同じだったらしく、僕の手を退かしながら。
「ねぇ……あたし、お腹の奥切なくて……。我慢できないよ……」
自分の秘部を指でくぱ……、と開きつつ僕を誘った。
「き……きて……。○○の、ちょうだい……っ♡」
「──っ。モカ、力……抜いてて……」
モカの秘部に己のモノを重ねる。
ぬちゅ……、という音と共に僕のモノは徐々に奥へ侵入してゆく。
「んっ……ぅぁ……っ!」
「くうっ!」
僕のモノが全部モカに包まれる。その連結部からはやはりというか、血が出ていた。
「く、ぁ……モカ……痛く、ない……?」
「……! ……!」
こくりこくり、とモカは頷く。
しかし手で口を抑え、涙を滲ませている姿を見るととても大丈夫なようには見えない。
僕はその小さな身体を抱きしめる。
「大丈夫になったら言って。それまでは、こうするから」
「ん……」
モカも僕に手を回しお互いに密着する形になる。
無言の空間にお互いの鼓動や体温が伝わり、言葉を交わしている時よりも熱が上昇するのを感じる。
いつも強がってるように見えてたから、こうして自分を──青葉モカという少女をさらけ出してくれるのは、とても嬉しい。
「も……いい、よ……」
1分くらい抱き合った後モカが動いていいと言う。
「え、でも……」
「大丈夫だよ……○○、動きたいでしょ……? 遠慮しないで……」
「そ、それじゃあ……」
僕は言葉に甘えゆっくりと腰を動かし始めた。
モカの膣内はキツいものの、愛液のおかげで滑りがよく、思ったよりもスムーズにピストンが出来た。
「んぅ……ぁ、っ♡ ん♡ あっ……♡」
パンッ、パンッ! と、一定のリズムで腰を打ち付ける。
モカのことを思い一定のリズムでしているがそれ以上に、自慰行為とは全く違う快感に襲われ、これ以上スピードを上げるとすぐに達してしまいそうというのもある。
「モカっ、モカっ!」
「ひぁっ!? ぃ──っ♡」
ゴツン、と奥に到達しモカの身体が大きく跳ねた。
「はっ、はっ……♡ な、に……奥、んんぅ……っ♡ きて……っ♡」
「モカ……モカっ! 好きだ! 好きだっ!」
1度繋がったらもう止められなくなっていた自分の気持ち。それを初めてモカに伝える。
「あたし、も……すきっ♡ だいすき……だよ……っ!」
「(締め付け……強くっ!?)」
まるで“好き”という単語に反応するかのようにキュンキュン締め付けが強くなる。
振り切った想いは、自分の限界を越えさせるには十分な要因だった。
ぐぽっ、ぐぽっ、ずち……ずちゅっ!
「すき、ぃ……○○……のこと……! あっ、うぁ……あっ、ああッ!」
徐々に締め付けが強くなる中、僕の限界はすぐそこまで迫る。
「ごめっ、モカ……僕、もうっ」
「あっ、はっ……♡ あたしもっ……のぼって、きて……んっ! イキそ……だからぁっ」
再び僕らは抱き合う。
しかし先程よりも強く、痛いと感じるくらいに、飛びそうになる意識を留めるように、お互いを感じるように、抱き合った。
「射精るッ……モカ! モカ──っ!」
「ふぁ……ぁ──ああぁああッ!!!!」
勢いよく一番奥に突き付け、射精する。
絶頂からお互いに痙攣する僕達は、繋がったままその余韻を感じていた。
「まだ……出てる♡ えへへ……そんなにあたし、気持ちよかった……?」
「ぅ……うん……」
「そっかぁ……」
その余韻が去るまで、僕らは抱き合って時間を過ごしていたのだった。
「ねぇ、モカ」
「なぁにー?」
行為が終わった後、僕らは背中合わせに寝転がったままだった。
どちらから、というのは分からない。ただ、気が付いたらこういう体勢になっていたのだ。
「僕達……付き合ってる、んだよね」
「そだよー」
先程とは一変、普段のモカに戻った気がする。
「エッチしちゃったからね〜」
「うっ」
改めて口にされると気恥ずかしくなってしまう。
「(でも……)」
あの蕩けた表情のモカはずっと忘れれないと思う。
というか、思い出しただけでモノが反応してしまう。
「ねーねー○○」
「な、なに──」
つい邪なことを考えていたため、急に名前を呼ばれ慌ててしまう。
僕が返事をすると同時に、目の前に後ろにいたはずのモカの顔が現れて──。
「んっ──」
キスをされた。
僕にとってはファーストキス。思考が追いつかないまま、僕は呆然としている。
「えっへへ〜。どう? 最高のプレゼントでしょ?」
でもそれは、モカの気持ちの証明でもあった。
「うん、最高のプレゼントだね。……ありがとうモカ」
書いてて「やべぇ。青葉可愛いぞ」ってなりました
それはそうと、ハートはどうでしたかね? 「あった方がいい」「なくてもいい」等は感想で教えてもらえると、モチベ上がるし色んな意味で助かります
それでは、今回も読んでもらいありがとうございました