※この作品はR-18です。

BanG Dream! ~少女との思い出~   作:小鴉丸

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感想返信してないけどちゃんと読んでます。
返したいけどリアルが忙しい時に毎回来るんですよ。でもそのおかげで頑張ろう、って気に毎回なってます(ありがとうございます)

と、久しぶりの鴉です。
今回も百合回でして──なんかすいません。それでは
(今回は少し書き方を変えてます)


美竹蘭×羽沢つぐみ

「だ、だめ……っ! 蘭ちゃん……」

 

「……っ」

 

 目の前には涙目のつぐみ。そしてあたしは……跨っている、のだろうか? 妙に曖昧な感覚を保ちながらあたしはあたしに身を任せていた。

 つぐみのはだけている服をゆっくりと1枚1枚脱がしていき傷のない肌を露出させていく。

 小さいながらも女の子を主張する胸の膨らみ。華奢な身体。光に照らされる白く綺麗な肌。そして、それらを覆い隠すように存在する、つぐみの純粋さを表現しているかのような純白の下着。

 

「……ぅ、ぁ」

 

 ブラを外そうと背中に手を回すと弱々しい声を発したあと、顔を両腕で隠したつぐみ。

 小刻みに震えるその姿は恐怖に満ちていることを表していた。

 

「ごめん」

 

 なんて声を発してみるも本人に届いてるのか分からない。確認を取らずにあたしはつぐみのブラを外した。

 顕になるのは、あたしよりも小さくとても柔らかそうな胸。

 

「ん……あっ……蘭、ちゃ──んぅっ!」

 

「つぐみ、つぐみ……っ」

 

 柔らかい、いくらでも揉めそうなくらいに。

 引き寄せられ、それとも張り付いて? あたしの手はその魅力的な丘から離れなかった。

 そうなれば続けるしかないだろう、仕方ない事だ。

 

「つぐみ、固くなってる」

 

 揉んでるうちに固くなっていた桃色の粒を指でくりくりと刺激する。その度に身体は跳ね、艶っぽい声が響く。

 

「ひうっ!? やめて、やめてよぉ……!」

 

 身体を捩りながら抵抗をするも意味などない。むしろその行為は……。

 

 ……ふと妙な感覚に襲われる。

 きっと魔が差した、というのは今のような時を言うのだろうか。

 もっとつぐみの乱れる姿を見てみたい。普段聞けない声を聞きたい。そして──。

 

 あたしの欲をつぐみにぶつけてみたい。

 

「っ、ぁ……ふぁ?」

 

 先程まで離れなかった手が自然と離れあたしはつぐみの下側に移動する。無言のまま両手をつぐみのスカートの中に入れて──。

 

「な──。ら、蘭ちゃん! だめっ、ダメっ! ……そっちはダメなの……ねぇ! 蘭ちゃ──」

 

 そんな声を聞きながらあたしは──…………。

 

 

 

 

 

「つぐ……み……」

 

「つぐ~? もー、蘭ってば彼女の名前を間違えないでよー」

 

「……モカ? どうして……」

 

 なぜモカが家に、それもあたしの部屋に居るのだろうか。昨日泊まりでもしたのだろうか、いや、そんな記憶はない筈だ。

 

 と、寝起きの脳で考えているとモカがあたしの制服を投げ付けてきて。

 

「ボケるには早いよー。今日は学校でしょー、遅刻するよー」

 

「うん」

 

 全くもー、とぶつくさ言いながら部屋を出ていく。

 完全に覚醒していない状態のあたしはまだ意識が曖昧だ。何気なく手を広げたり閉じたりを繰り返していると、夢の内容が蘇ってきた。

 

『ん……あっ……蘭、ちゃ──んぅっ!』

 

「…………」

 

 服を制服に着替え顔を洗い目を覚ます。

 

 よし、あたしはおかしくない。おかしくない。

 

「おっはよー! ら……ん?」

 

「よぉ、珍しい……?」

 

「あ、おはよう蘭ちゃ──」

 

 家を出て真っ先につぐみの目の前に立ち両肩を掴む、そして。

 

「おはようつぐみ」

 

「え、う、うん。おはよう……?」

 

 あたしの挨拶により1日が始まった。

 

 

 

 ───────────────────────

 

 

 

「なんか今日の蘭おかしかったね」

 

「だなー。変な物でも食べたか?」

 

 みんなで登校した後、私達はそれぞれの教室へ。お昼は蘭ちゃんの希望で別々に食べることになったので、次に蘭ちゃんと会うのは放課後ということになる。

 

「こういうのは彼女さんに聞いた方がいい。と、いうことで! 彼女さん、何かあったんですか!?」

 

 ひまりちゃんのエアマイクで私を指名される。

 

 彼女さん──とまぁ、私と蘭ちゃんは付き合っている。女の子同士だけどお互いの想いは本物で真剣にお付き合いしているつもりだ。

 

 告白されたのは10月。

 蘭ちゃんから真っ直ぐに想いを伝えられ戸惑い、答えを出すのに少し時間はかかったけど、みんなのおかげで私自身の気持ちに気付きそれを受け入れて晴れてお付き合いをすることとなった。

 お付き合いしていると言っても普段と変わることはあまりなく、変化したのは2人きりの時間が増えたことだ。それと……たまにキスをするくらい、だろうか。

 

「え? えっとぉ……」

 

 話を戻すが、私は蘭ちゃんから何も聞いてない。昨日までは普通だったから。

 

「昨日までは何もなかったと思うけど」

 

「え~本当ぉ~? なんかこう、大人になったとかはないの~?」

 

「お、大人?」

 

 ニヤニヤとしながら肘でつつかれる。

 大人とは何だろうか。成長という意味なのは理解してるが、そんなに急になるものなのだろうか。

 

「あれだよ~蘭と身体を交えたりとか──あたっ!?」

 

「場所を考えろ! 教室なんだぞ!」

 

 ひまりちゃんが言い終える前に巴ちゃんが頭を叩いて中断させた。

 遅れてその意味を理解した私はわとわたと慌てる。

 

「ち、ちがっ……! そんなことしてないっ! やってないんだよ、本当だよ!?」

 

「あははっ、真っ赤になっちゃってーつぐは可愛いなあ。うりうり~!」

 

「もう! ひまりちゃんってば!」

 

 そんなこんなやり取りをしていると担任の先生が入ってきて指示を出した。その合図でひまりちゃん達はそれぞれの席に着きHRが始まった。

 

 その日の授業は全部上の空だったとあとの私は思う。

 

 

 

 ───────────────────────

 

 

 

 つぐみ達とのご飯を断ってのお昼。

 違和感を感じながらモカから貰ったパンを食べていた。

 

「ねぇ蘭ー、今朝なにかあったんでしょー? そろそろ教えてくれてもいいんじゃないのー?」

 

 そのモカは朝からこんなふうにずっとあたしに付きまとってくる。あたしを心配してのことと分かってるから強くは断れずに、無言を貫き通しているのだが、それが昼まで続いてるわけだからさすがに申し訳なくなってくる。

 いやしかし、悩んでる内容がそういう(・・・・)ことなんて知ってモカはあたしを幻滅しないだろうか。

 

 チラリと視線を向けるとあたしをずっと見てたのかモカと目線が合う。

 

「うっ」

 

 目を慌てて逸らすとモカはため息のあと、ゆっくりと口を開いた。

 

「……別にあたしはこんな蘭に慣れてるからいいけどさー、つぐをあまり心配させないでよねー。蘭だってつぐの不安な顔見たくないでしょ。少しでも解決に繋がるなら力は貸すからさー話してみてよー」

 

 そんなの──。

 

「……今朝……」

 

「うん?」

 

 分かってる。分かってるから言いづらいのに。

 

「夢で──……」

 

 

 

 

 

「…………それってただの蘭が欲求不満なだけでしょ」

 

「ですよね」

 

 話してしまえばさっきまでの緊張が消えていった。緊張は消えた、しかしその後に残ったものは。

 

「ごめんね~あたしがつぐだったら襲えたのにねー」

 

 何でこんな奴に話したのだろうという後悔だ。

 

「襲わないってば。つぐみの泣く姿なんて見たく……見たく……」

 

 夢の光景が思い出される。

 

 夢。あたしの望むもの。いつかの現実。

 そう捉えるととても全面否定することは出来ずに口ごもってしまう。

 欲求不満と言われればそうなのかもしれない。つぐみをあたしだけの物にしたい、あたしの印を刻みたい。そのための行為、つぐみの身体に触れ、その証拠を残したい、と。

 

「ない。と言えば嘘になる……」

 

 あたしの言葉に流石のモカでも「うわぁ」と漏らすほどだった。

 幼馴染み、それも彼女の泣き顔が見たいだなんて宣言されると誰でもこうなるだろう。

 

「んー……でも、つぐなら受け止めてくれそうだけどね~。ほら何だかんだで肝が据わってる? みたいなとこはあるじゃん。蘭の思いの一つや二つ、受け入れるんじゃないかなぁ」

 

 肝が据わっているのはあたしも思う。

 みんなが悩むことを進んで「やろう!」と言い背中を押すのだ。本人は気付いてないのかもしれないが、それに関しては全員が思ってることだろう。

 しかしそれとこれとは話が別というか、何というか。

 

「言わないと何も始まらないよ?」

 

「そんなの、分かってる」

 

 モカは飲んでいたジュースを置くと、携帯を操作し始めた。一瞬ニヤリとしたようにも思えるが……気のせいだろう。

 

「……『蘭が欲求不満でつぐを』」

 

「? ……あ! ちょ──!」

 

 初めは何を、と思ったが理解した瞬間に止めに入る。

 つぐみに今の内容をラインで送るつもりなんだろう。

 

「『襲いたい、って』」

 

「バカ、バカモカ! 嫌がらせのつもり!?」

 

「おっとと~。あまり暴れると間違いそうだよー。あ」

 

 服を引っ張り引き寄せたところで変な声を上げる。「あ」とは何だろうか。

 無言のままモカが携帯の画面をあたしに向けてきて、そこに表示されていたのは。

 

「な、ななっ……」

 

「ななななー?」

 

「何で送ったの!?」

 

 送信されていた先程のメッセージ。そしてすぐについた既読の文字だ。意識を失いそうな感覚を堪えモカにしがみつく。

 

「あぁ、ガクンガクンしたらダメだよー。吐いちゃう~」

 

 まずい。これをつぐみがどう受け取るかによって放課後の接し方が変わる──っ!

 

「あー、これはまずいですなー。既読は付くけど返信が来ないですぞ」

 

 ますます血の気が引いていく感じがする。

 

 呆然としたままそれからの時間、放課後のつぐみ達と会う時間まであたしは混乱していた。

 

 

 

 ───────────────────────

 

 

 

 学校が終わり今は帰宅して家にいる私達(・)。とても気まずい雰囲気の中、私は口を開けれずにいた。

 

『ここは盛んなお二人の邪魔にならないように、あたし達は退散しますか~』

 

『頑張れ~! つぐ~、蘭~!』

 

『まぁ、程々にな』

 

 もう~! みんながあんなこと言うから変な雰囲気になっちゃったじゃん!

 

 因みに“私達”と言ったのは蘭ちゃんと2人きりだからだ。蘭ちゃんはというと、私の部屋に来てからずっとそわそわとしている。

 

「あ……あの、さ」

 

「ひゃい!!」

 

 お互いの無言が続くと思った矢先に話かけられ思わず変な声が出てしまう。

 

「流されるまま家に上がったけど、店は……」

 

「あ、あー。今日はお父さん達が用事でもう閉めてあるんだー、今日は帰りが遅いらしくて……」

 

「そっか」

 

「「…………」」

 

 ……え、まさかこれで終わり!? 蘭ちゃんから振ったのに!?

 

 と、とりあえず話を拡げないと。と私は頭をフルに回転させ話題を作ろうとする。

 今日の話? テレビの番組? バンドのこと? どれも話しても拡がる気がしない。やはり悩むなら聞いた方がいいのだろうか、だが内容が内容だから……でも気になるし……。

 

「すぅ……ふーーっ。よしっ」

 

「つぐみ?」

 

 深呼吸。そして覚悟を決める。

 姿勢を正し、正座をしたまま蘭ちゃんの方を向く。

 

「ら、蘭ちゃん!」

 

「な、なに?」

 

 私のただならぬ雰囲気に蘭ちゃんは返事をするも、顔はひきつっていた。

 

「お昼のモカちゃんから来た“欲求不満”ってどういう意味なの!!」

 

 言ったーーーー!! 言っちゃったよ、私!

 

 言うと同時に目を閉じて下を向いていた私には、現在蘭ちゃんがどんな表情をしているかは分からない。

 目を見開いてるのか、それともまだひきつったままなのか。

 

 無言のまま過ぎた時間は短いのだろうがとても長くも感じた。本当は1分くらい、だが私には30分にも感じれる。

 蘭ちゃんの返答を待ってると突然体が横に倒れたから驚いて目を開く。すると私は蘭ちゃんから押し倒されていた。

 

「こういう……意味だよ。つぐみ」

 

 向けられる視線がいつもと違う。視界が蘭ちゃんに占領されている。

 少し、怖い。

 そんな気持ちを押し殺して私は覚悟を口にする。

 

「ぃ……いい、よ」

 

「……本当に? 嫌なら嫌って言ってよ。あたし、止められないよ」

 

 悲しそうな顔、そんな蘭ちゃんは見たくない。

 私はとん、と両手で蘭ちゃんを退かすようにする。目を閉じ立ち上がる蘭ちゃん、それにより私は動けるようになった。

 そのままベッドに移動して私は名前を呼んだ。

 

「我慢しないで、何があっても私は蘭ちゃんを嫌いにならないから。受け止めさせてよ。……先に進みたいのは、1人じゃないんだから」

 

「──っ」

 

 2人分の体重が掛かりベッドが深く沈む。

 

「優しくするから……。ありがとう、つぐみ」

 

 近付く顔に合わせて目を閉じた。直後に唇が重なる感覚に襲われる。

 何度もしているキス、だけど今回は違った。

 指をお互いに絡めると唇を離し優しい顔で。

 

「口、開けて」

 

 言われるままに口を開ける。今度はその状態で再び顔を近付けてきて……。

 

「(あ、舌が)」

 

 感じたことの無い感覚が舌に伝わる。

 苦しい。けど、不思議と嫌じゃない。どちらかというと嬉しい。

 私も蘭ちゃんに応えたい、と舌を動かすと唇で啄まれた。

 

「あっ……ぅ、はっ」

 

 少し気持ちいいと思ってしまう。

 その快感に浸っていると蘭ちゃんが手を離した。そして私の両耳を塞ぐ。

 

 何だろう。

 不思議に思ったあとの行動でその意味に気付く。

 

 じゅ、じゅるっ。……ぴちゃ、ちゅ……くちゃ……。

 

「(音が響くよぉ……)」

 

 頭の中に直接舌が、唾液が交わる音が響いてくる。鳴り止まぬことなくずっと、ずっと……。

 

「あっ……あ、蘭ちゃ……んんぅ」

 

「ちゅ……じゅる……。ぷぁっ。……つぐみ、可愛い」

 

「や、やだ……恥ずかしいから、言わないで……」

 

「でもそういう所も好き」

 

 再度キスをする。今度は普通にだ。

 話を誤魔化された気がして少しムッとなる。

 

 蘭ちゃんは私の服を少しずらしてお腹を撫でる。冷たい感触が伝わってきてピクリと反応してしまう。

 

「服上げて」

 

 撫でていた手が言葉と共に少しずつ上に侵入してゆく、それを導くかのように私は服を捲っていった。

 やがてブラが顕になると背後に手を回してホックを外された。

 

「そ、そんなに見ないで……」

 

 胸を凝視され恥ずかしくなりつい隠してしまう。その手を優しく退かされ、今度は蘭ちゃんの手が私の胸に触れた。

 片方は胸の突起を転がすようにして触り、もう片方は味わうように吸い付いていた。

 

 擽ったい。

 でも蘭ちゃんが幼い子供のように思えて、それが可笑しく感じた。

 

 

「ん……ぁ、ね、ねぇ蘭ちゃん」

 

「……ん?」

 

「な、何でだろう……お腹がムズムズして、落ち着かないの……」

 

 脚をもじもじと擦る。トイレとは少し違う感じ、でも何だろう、キューッとする。

 私の言葉を聞いて蘭ちゃんは目を見開いていた。何か、驚くことでもあったのだろうか。

 

「つぐみって自分でしたこと、無い?」

 

「した、って……何を?」

 

 分からないまま返事をすると時間が止まったかのように動かなくなる。

 

 何かおかしなことでも言っただろうか?

 

「もし、辛かったら言ってね? 無理はしないで、つぐみの身体が大事なんだから」

 

「う、うん?」

 

 真っ直ぐに目を見られ真剣な顔で言われる。

 

「ひうっ!?」

 

 強い刺激が身体を走った。

 何事かと思うと蘭ちゃんの指が下着越しに私の大事な部分に触れていたのだ。

 

「ら、蘭ちゃぁん……」

 

「大丈夫。近くに居るから安心して」

 

「うん……うっ、んぅっ!」

 

 優しく擦られる。それは、沿うように撫でられるように、その優しさに愛情を感じながらも未知の快楽へと身を委ねていた。

 

「濡れるから下着脱がすよ」

 

「えっ、あっ……あ、あぅ……。ううっ」

 

 下着に指を引っ掛けて降ろされる。

 残ったのは私の丸見えになった大事な所。そこをまじまじと蘭ちゃんに見られて更にキューッとしてしまう。

 恥ずかしさ、興奮と様々な感情が混じり合い頭がぐちゃぐちゃとしてくる。

 

「綺麗だよ」

 

 再び触れる指。同じところに触れてるはずなのにさっきとは感じが全く違う。布1枚無いだけでここまで変わるのか。

 

「入れるよ。痛かったら言ってね」

 

「っ~~~~!!!!」

 

 侵入し奥へ進んでゆく。

 ぬぷ、ぬぷ……と遮られることは無く突き進み全て入る頃に私は既にぐったりとしていた。

 

「ふぅ、ふぅ……あ、ぅあ……」

 

「……う、動かすよ」

 

 動かすというのは指をだろう。しかし入れられただけでこんなになってるのに、動かされたら、と思うとその後自分でどうなってしまうのか分からなかった。

 

「えっ。待っ──んんっ!?」

 

 カクンと指を曲げられて刺激が脳まで届く、声を上げそうになったが蘭ちゃんがすかさず唇を塞いだためその声は漏れることは無かった。

 

「んっ、はっ……つぐみっ」

 

「ふうっ、ひう……蘭ちゃん、蘭ちゃん……っ!」

 

 舌の感触と指の刺激で頭がおかしくなるくらいに気持ちいい。

 こんなに気持ちいいことがあったなんて、それとも好きな人にしてもらってるから?

 私の大事な所から溢れた液が指と交わりくちゅくちゅと音を立てて、とてもエッチだ。

 

 口を離すと指も抜かれる。

 これで終わりだろうかと一息付き油断したところに新たな快楽が追加された。

 

「あぅっ!?」

 

 な、なに!? これ……っ!

 下腹部を指とは違う感覚が襲ったため反射的に上半身を起こし見る。するとそこには大事な部分を舐める蘭ちゃんの姿があった。

 

「だ、ダメ! 汚いっからぁ」

 

 舌でその部分を愛撫され、先程とは比べ物にならない快楽が身体を襲った。

 

「だめ、蘭ちゃん……っ、わたし怖い、怖いよぉ……!」

 

 ──危ない。

 

 意識がどこかに行きそうな程の快楽が一気に流れてくるから。目がチカチカとして蘭ちゃんの姿すらボヤけてしまう。

 当の蘭ちゃんは水音と共にうっとりとした表情で舐める口を緩めずにいた。

 

「蘭ちゃん、蘭ちゃん! やめて、やめてぇ……戻れない、怖い……だめぇ……」

 

 強く髪を引っ張ったことで意識をこちらに戻せたのか、蘭ちゃんは私を確認するなり口を慌てて離してくれる。

 

「ごっごめん! つぐみ!」

 

「はっ、はっ、はっ…………ゆ、指ならいいから……口は、だめ、っ」

 

 真っ白になりかけてる中で言葉を紡ぐ。

 

「……分かった。今度はゆっくりするから……」

 

「うん……」

 

 指を入れられ掻き回される。

 先程とは違い身体が小さく跳ねる度に私の状態を確認される。

 ……気遣いは嬉しいが、それはそれで恥ずかしくもある。

 

 しばらくすると口ほどではないが快楽が走り抜けた。

 

 ビクン。

 

「ぁ、あああ……っ。ま、また、まただよぉ……。 蘭ちゃん……蘭ちゃんっ」

 

 恐怖に飲まれそうな私を抱きしめて背中をさすってくれる。

 

「大丈夫、いるよ。あたしがいるから……安心して、イッて」

 

 耳元で優しく語りかけられ、安心からか力が抜けた。入れ替わるように未知の感覚が身体全体に周り……。

 

「……! らんちゃっ、あっっ……はっぁ……!! ああああぁっ……!!!」

 

 私の身体が大きく跳ねた。

 そのまま太ももで蘭ちゃんの腕を挟み込むようにして2、3回、大きく腰が痙攣した。

 

 こんな快感知らない。

 お腹のあたりがきゅんきゅんして、目がチカチカする。

 気持ちよすぎて意識が飛んでしまいそうになるのを、私は必死に目を開きながら耐えていた。

 

「はっ……、はーっ、はーっ」

 

 呼吸がおぼつかない。

 快感がゆっくりと収まっていくのを感じる、けど、それと共に意識が遠のいていく。

 

 完全に意識が落ちる前に蘭ちゃんの口が動き──。

 

 ありがとう、つぐみ

 

 私はその言葉聞いた後に意識を手放した。

 

 

 

 ───────────────────────

 

 

 

 意識を失ったつぐみを膝枕してあげながら、あたしは頭を撫でていた。

 可愛らしく寝息を立て姿はとてもさっきまであんなことをしていたなんて思わせる様子はない。……はだけた服は別として、だ。

 

 それにしてもつぐみは本当に純粋だった。

 まさか自分ですることの意味を知らないのは動揺を隠せない。

 

 これはつまり、だ。

 本人でも触れたことの無い部分に他人のあたしが最初に触れ、印をつけたのだ。凄い罪悪感めいた何かを感じてしまう。

 

「ありがとう、つぐみ。こんなあたしに付き合ってくれて」

 

 心の底からそう思う。

 あたしはつぐみの身体が冷えないようにして目を覚ますまで横にいることにした。

 

 目を覚ましたらまたお礼を言おう。

 あたしの彼女でいてくれてありがとう、と。

 これからも幸せが続くように、と。

 




今回は少し長いですが読んでもらった方、ありがとうございます。

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