蘭の時のように少し書き方を変えました。
今回はエロシーンに♥を入れていますのでよろしくお願いします。(ほんの少ししか入れてません)
夏休み真っ最中という事で、今日は親戚が俺の家に泊まりに来るらしい。
その親戚の名は戸山。
泊まりに来るのはその親戚の子の2人で片方は高校1年、もう片方は中学3年のとても仲がいい姉妹だ。
年頃の娘がこんな男と一つ屋根の下で過ごすのは抵抗は無いのか、と俺は思う。
「あぁ○○、香澄ちゃん達が来たから出迎えてやりな」
そんな事をぼーっと考えていると婆ちゃんからその親戚達が来たと伝えられる。俺は立ち上がってから玄関に向かう。
「お兄ちゃーん!」
「はぁ……。久しぶりだな香澄」
ドアを開けるや否や抱きつかれる。これは毎度お決まりの展開なので驚きはしない。
「もう、○○さんに迷惑でしょお姉ちゃん」
しっかりとした少女が一礼して、後ろから歩いて家に入ってきた。
「だって~」
「はいはい、いいから部屋に荷物を置いてこいよ。俺は居間で待ってるからな」
そう言うと2人は返事をして自分達が寝る部屋に荷物を置きに行った。
親戚の戸山というのはこの2人の事だ。戸山香澄と戸山明日香。2人はとても仲が良くて、昔はよく一緒に行動をしていたのを覚えている。
俺は先に居間へ行って、人数分のお茶をコップに注いで待つ事にした。そして──。
ドタドタドタ!!
「うわーい!」
激しい足音が聞こえたかと思うとまた香澄が抱きついてきた。
こいつは昔からやたら俺に抱きつく癖がある。きっと1人の男ではなく兄として見ているから男女の壁を香澄は作ってないのだろう。
そんな姉とは違い、明日香はそういうのに気付いてきている。昔は明日香も抱きついてきていたのだ、それが最近は抱きつかなくなった。安心感もあるが不思議と寂しさもある。
「ねぇねぇお兄ちゃん、何して遊ぶ?」
「いや何してって、俺は勉強をしたいんだが……」
高3の夏、勉強をするなら今のうちだ。夏休みで部活も終わり、時間はたっぷりとあるから元々やろうと思ってたのだ。
「というかお前は終わってるのか? 宿題とかあるだろ」
「うっ! ……な、無いよ~? お、終わらせたもん……」
あからさますぎるぞ、香澄……。
目を逸らしているからその言葉の真偽が丸分かりだ。明日香も少し遅れてから居間にやって来た。……その手にはノートや教科書を持って。
「何嘘言ってるの、全然終わってないじゃん」
「うぐぅ! あ、あっちゃん……何を言ってるのかな……?」
ため息をつきながら明日香は畳に座って机にノートなどを広げる。
「花火大会行くんでしょ? それなら今のうちに終わらせた方がいいよ」
「ううぅ……」
ゆっくりと立ち上がり居間を出ていく、恐らく宿題を取ってくるのだろう。
「偉いぞ明日香、姉とは大違いだな」
「う、○○さん恥ずかしいからやめてよ……」
褒めるつもりで頭を撫でたら、少し照れられる。
明日香はこういったスキンシップが苦手な部類だ、姉妹でこうも違うとなかなか面白い。
「おっと悪いな。それじゃ、俺は部屋に居るから何かあったら呼んでくれ」
手を退かして、俺は居間から出る。すると扉の前で宿題らしきものを持った香澄が立っていた。
その香澄は何故かニヤニヤとしながら俺に質問をしてくる。
「お兄ちゃん、あっちゃんの頭撫でてたでしょ~?」
「? 撫でてたが……何かあるのか?」
「別に~? それでさそれでさ、私の頭も撫でて~」
そう言うと頭を突き出してくる。
どうして撫でないといけないんだ……、こんなにも撫でられるのが好きだったか?
「……宿題が終わったらな、それまではお預けだ。俺に見せた後に撫でてやるよ」
俺は適当に条件を付けて撫でる事を約束する。
こうでもすれば真剣に勉強に取り組んでくれると思ったからだ。
「う、うーん……これは頑張らないと……」
頭撫でるだけでそこまで考えるのは、きっと香澄ぐらいだろう。まぁ、理由はなんであれ宿題に取り組んでくれる点は嬉しい限りだ。
「明日香にも言ったが何かあったら俺の部屋に来いよ、勉強してるから」
そう言うと香澄は「分かったよ~」と返事をして居間に入っていった。
香澄が入るや否や、居間から明日香が声を上げるのが聞こえる。だが楽しそうで何よりだ。
思いながらも俺は止まった足を自分の部屋へと進めるのだった。
「ふっふっふ……」
お姉ちゃんが変な笑い方をしながら居間に戻ってきた。
どうせ、ろくでもない事を考えてでもいるのだろう。
「どうしたの」
宿題の手を進めながら適当に聞き返す。
お姉ちゃんはあたしの向かい側に座って宿題を広げた、そして宿題をするのかと思ったら頬杖をついて私に話し掛けてきた。
「嬉しかった? 頭撫でられて」
「……別に」
素っ気なく答える。「ふ〜ん?」とお姉ちゃんはにやけながら言ってくる。実際あたしは下を向いてるから顔は見てないけど、絶対にやけてると思う。
「私は嬉しそうに見えたけどな〜」
「そう」
からかわれるのは目に見えてるので、極力話に乗せられないようにしながら答える。
「そんな事より早く宿題すれば。花火大会、行けなくなるよ」
「そーだね~。お兄ちゃんとも約束したし~」
ピタッ、と手が止まった。
何を約束したのだろうか。いや、お姉ちゃんの事だからきっと頭を撫でてもらうとかだろう。
「…………」
ないと思うが、もしも一緒に出掛ける──とかだったら? 前からお姉ちゃんが○○さんに好意を持っているのは知っている、だからその可能性も捨てれない。
「な……何の、約束をしたの?」
自然と質問をしていた。
○○さんに気持ちは隠しても、お姉ちゃんに隠すのはダメだと思った。
だって……お姉ちゃんにだけは取られたくないから。
「えー、気になるのー?」
こくっ、と頷く。
「しょうがないな〜。えっとねー、お兄ちゃんと約束したのは──」
「…………」
思わず息を飲んでしまう。
「宿題を終わらせたら頭撫でてもらえるんだ〜!」
思わずため息をつく。それは予想が外れた安心からだろう。
そもそもあたしは、お姉ちゃんの好意が男女の恋愛か兄妹としてのただの好意なのかがはっきりと分かっていない。それさえ分かればモヤモヤとする事もない訳だが……。
「そうなんだ。子供みたいだね」
「子供だもーん」
いつものように笑顔で返事をしてくれる。
「それじゃ勉強しよっかあっちゃん! 花火大会とお兄ちゃんのためにも!」
そのモヤモヤは結局はお姉ちゃんの勢いで掻き消えてしまう。
周りからもよく言われるが、やはりあたしはお姉ちゃんっ子らしい。
「はいはい、分かりました」
今回も結局、お姉ちゃんに流されてお昼ご飯まで勉強をやっていたのだった。
「ん……、あぁ〜〜〜っ!」
ペンを置いて体を伸ばす、ずっと同じ体勢だったので伸ばすと疲れや疲労が一気に外に出ていくような感じがして気持ちが良くなる。
そのまま椅子に体重を預けて体を後ろにそらす、すると、そのタイミングで扉が開いた。
「○○さんお昼ご飯出来たよ」
その扉の前には明日香が立っている。
どうやらご飯が出来たのを伝えに来てくれたらしい。
「ああ、すぐ行く」
短く返事をすると明日香は部屋を出ていく。
……出ていく前に俺の部屋を見渡していた気がするが、気のせいだろう。
俺も勉強道具を軽く片付けて部屋を出たのだった。
居間の机の上には料理が置いてあった。
カレーだ、何の変哲もないカレー。量もあるだろうから夜もカレーか、と思いつつも座布団の上に座る。
「いただきます」
「いただいて、いただいて~」
「もう。お姉ちゃんってば」
カレーを掬ってスプーンを口に持っていく、口に入れた瞬間いつもと味が違う事が分かった。
「婆ちゃん、作り方変えた?」
いつも料理をする時は俺と婆ちゃんの2人でする事が多い。だからちょっとでも味が変わるとすぐに分かる。
「いいや。今日作ってくれたのは香澄ちゃんと明日香ちゃんだよ」
「香澄達が? へぇ、料理出来たんだな」
婆ちゃんの言葉に驚きつつも口に運び続ける。
味の感想は美味い、普通に美味いの一言だ。見ないうちに成長したんだなぁ、と実感されられる。
「美味いな。普通に」
感想を述べると2人は嬉しそうに笑った。
「やったぁ! 良かったねあっちゃん!」
「う、うん……」
顔を染めながらも明日香は嬉しそうに頷く。何だかんだで褒められて嬉しいのだろう。
婆ちゃんもゆっくりと口に運ぶ。
「美味しいねぇ。これなら○○がどっちと結婚しても安心だよ」
「んぐっ!?」
「わぁ! お兄ちゃんのお嫁さん!?」
2度、3度とカレーを味わってから問題発言をする。
結婚なんて……ガキじゃあるまいし。
でも香澄と明日香は俺から見ても普通に可愛いと思うから、こんな人と結婚できたら幸せだろうな。
「話が飛躍しすぎだ。それと結婚なんてするわけないだろ」
「そうかい? あたしは○○は2人のどっちかと結婚してくれたら安心だけどねぇ」
照れる2人を他所に俺と婆ちゃんはカレーを口に運びながら会話を続ける。
「そもそも、そういう関係ですらねぇからな。理想は綺麗なお姉さん系だ」
「2人も背が伸びればきっと美人さんになるわよ」
「その頃には他の奴と付き合ってるかもな」
会話を繰り広げる中で香澄は1人で騒いでいて、明日香は下を向いてちまちまカレーを食べている。
「(俺はゆっくり食べたかったんだが……)」
そう思いながらも時間は進んでいった。
カレーを食べ終えた俺らは片付けをしていた。
婆ちゃんは自分の部屋に戻って、香澄は課題が残ってるからそれを終わらせるのを専念してもらっている。つまり俺は明日香と片付けをしている状態だ。
明日香はさっきの婆ちゃんの事もあるのかいつも以上に口数が少ない。
「………」
「………」
カチャ、カチャと食器同士がぶつかる音と水道から出る水の音が無言の2人の間に響く。
ジョークなのにそこまで間に受けたのか? そんな単純な奴だったか明日香は?
俺は適当に明日香に話し掛けてみる事にした。
「おーい、明日香ー」
「……何、○○さん」
視線すら送らずに返事をされる。
何か気にでも触れたのだろうか、だが明日香の気に触れるような事は言った覚えはない。
「どうしたんだよ。昼飯のやつは婆ちゃんの冗談だって分かってるだろ? そもそも、俺らが結婚なんてあるわけないんだからさ」
言って洗い終えた食器を明日香に渡す。
「……お姉ちゃんなら『昔約束したから!』とか言って本当にしそうだけどね」
会話が繋がった。
この流れに乗るように話を継続する。
「あー……。でも流石にないだろ、小さい頃の約束だからって。ま、それならお前ともしてるしな」
「っ──。あ、あたしは関係無いじゃん……」
「ははっ、そうだな。ガキの頃の約束なんてそんなもんだよな」
皿を洗いながら笑う。洗った皿を明日香が受け取り、タオルで拭くという作業を黙々と続ける。
全てを洗い終わったあとに、香澄が台所に居る明日香に泣きながら抱きついてきて連れ去られていった。
1人になった俺は自室に戻り夜まで勉強を再開する事にした。
「何でお兄ちゃんは一緒に入らないんだろうね〜」
「当たり前でしょ。……本当はあたしも1人で浸かりたかったんだけど」
しゅるしゅると服を脱ぐ時に布が擦れる音がする。
夜ご飯を食べた私達はお兄ちゃんから先にお風呂に入っていいと言われたので2人でお風呂場へ向かった。向かう前にお兄ちゃんも誘ったのだが「バカか。入らねぇよ」と切り捨てられてしまった。
「昔は一緒に入ってたのに〜」
ぶーぶーと言いながら私はお風呂場の扉を開けて中に入った。その後ろからあっちゃんがついてきて呆れたように言葉を返される。
「昔と今を一緒にしない方がいいよ。お姉ちゃんでも裸を見られるのは恥ずかしいでしょ」
「んー? 私はそうでもないよー? だってお兄ちゃんだし」
「それでもお互いに高校生だよ? 少しは意識でもしたら?」
お湯で身体を流しながら話す。
あっちゃんは気付いているのだろう、私がお兄ちゃんを好きな事を。意識し始めたのがいつかは覚えていない。気が付いたら意識していたのだ。
だから少しは恥ずかしいという感情はある。
だけど恥ずかしさを押し殺して接しないと、あっちゃんにお兄ちゃんが取られると思うのだ。
「そんな〜、あっちゃんじゃないんだから〜」
「はぁ。あたしの反応が普通だと思うけど……。先に身体洗うよ」
風呂場にある椅子に座って身体を洗おうとするあっちゃん。その後ろから特に理由もなく抱きついて邪魔をする。
あっちゃんは抱きついてくる私を手で押しやろうとするが、強くはしない。何とも優しい妹だ。
「肌すべすべ〜。ぷにぷにしてて気持ちいよ〜?」
「か、感想は言わなくていいって!」
じゃれあっていたからお風呂を上がったのはそれから1時間以上も経った後だった。
2人が入った後に俺も風呂に入った。
別に邪な事は考えていない。ただ思った事は、いつもより風呂場がいい匂いに包まれていた事だ。それ以外は全く考えていない。
風呂から上がり髪を乾かす。そして服を着てから取り敢えず居間へ足を運んだ。
そこにはパジャマに着替えてテレビを観ている香澄と明日香が居た。
2人とも風呂を上がった後だからか髪が微妙に濡れていた。香澄はいつもの猫耳(本人曰く星型)の部分がなくなっており、少し雰囲気が違っている。大人しくしていれば清楚美少女の部類に入ると思う。
「あんま遅くまで起きとくなよー」
「と、言いつつお兄ちゃんもテレビ観るんだね〜」
「暇だからな」と言って腰を下ろす。
胡座をかいている俺の膝に香澄は頭を乗せて横になった、所謂膝枕をしている形になる。
「えへへ〜、おにーちゃーん……」
ゴロゴロとペットのように頭を動かす。俺の今の格好は半ズボンに半袖と涼しい格好で肌が割と出てるから、香澄の髪が妙に擽ったく感じる。
「あまり○○さんに迷惑かけないでよね、お姉ちゃん。ふぁ〜っ……」
携帯の画面を見ていた明日香が視線をこちらに移して香澄に言う、欠伸をしているのを見ると随分眠そうに思える。
時間を見ると22時を回っていた。
「眠たいのか?」
「んー……少し、そうかも……」
あまり遅くならないうちに寝た方がいいか。俺は香澄をどかそうと軽く叩く。
「香澄、どけ」
「…………」
素晴らしい程の無反応。ピクリとも動かないし声も出さない。
俺はもう1度叩いてみる。
「おい香澄。退いてくれ、電気が消せない」
「…………」
だが無反応。
俺は横を向いてる香澄の体を仰向けにして起こそうとした。が、仰向けにした後にどうして香澄が反応をしなかったかに気付く。
「すぅ、すぅ……ん〜……」
「……寝てる?」
両目をつぶり寝息を立てていた。つまり寝ていたから反応しなかったわけだ。
「(仕方ない……)」
ため息をついて俺は香澄を抱きかかえる。起こさないようにゆっくりと、だ。
お姫様抱っこで抱きかかえているから、香澄の顔が間近にある。静かに寝息を立てていて、首が少し動くとそれに連動して髪も動く。その度に髪からいい匂いが鼻をくすぐった。
「悪いけど電気消してきてくれないか? 先に部屋までこいつを運ぶからさ」
明日香はこくんと頷いて立ち上がる、俺が居間を出ると後ろから居間の電気を消した明日香が付いてくる。
そして、香澄達が寝泊まりする部屋まで2人で歩く。部屋の前に着くと、明日香に部屋の扉を開けてもらい香澄をベットの上に寝かせた。
「んじゃ、遅くまで携帯触っとくなよー」
「流石にそこまでして触らないよ……。おやすみ、○○さん」
おう。と返事を返して扉が閉まる。
「(さてと、俺も寝るか)」
部屋に戻って2時間くらい経っただろうか、思いながら時計を見ると時間は0時を示していた。
「んにぁ……ありさぁ〜。んんぅ……」
隣で寝ているお姉ちゃんは、寝言を言いながらもぐっすりと眠っている。恐らく○○さんも寝ているだろう。
あたしは音を立てないように部屋の外に出た。そして○○さんの部屋を目指す。
今からやる事が趣味な訳では無い、だけど折角だからやってみようと思ったのだ。
○○さんを思いながらの自慰行為……。それもその人の寝てる部屋でやると思うと、今でさえ感じてくる。
部屋の前に着いたあたしは、ゆっくりと扉に手をかけてなるべく音がしないように開ける。
中に入ると部屋の電気は消えていて、○○さんはベットの上で眠っていた。
「(場所は確か……ここ、だったよね?)」
まだ暗さに慣れてないので昼の記憶だけで行動する。タンスの場所まで忍び足で行き、手を伸ばすと窪みのようなものに手が触れた。
「(んし、ょ……)」
窪みに手を差し込み引っ張る。するとす、すす……、と引きずるような音がして、その中に手を入れると布の感触が手に伝わった。
あたしはそれを取り出してようやく慣れた目で確認する。
「(これ、○○さんの私服だ)」
あたしはそれをギュッと抱きしめる。
「す──っは……、っ」
顔を押し付けて匂いを嗅ぐ。
家では嗅げない匂いに自分の興奮が高まっていくのが分かった。
「──ん、ぅ」
それは自然と片手が秘部に伸びていっている事から目に見えて分かる。
あたしはズボンを片足だけ脱ぎ下着を少しずらす、そして秘部を弄り始めた。
「ん……っ、ん、んんふ……ぅ……」
既に濡れていた秘部はあたしの指を拒む事なく呑み込んでゆく。ちゅく、と水音を立てながら指を曲げたり、出し入れを繰り返す。
「(○○さん……)」
背を向けた先で寝ている人を思いながら自慰を続けていく。いつもよりドキドキしているせいかビクッと大きく身体が震えて、イキそうな感覚が奥からよじ登ってくる。
「ん、くぅ……ふ──ぅ……んんぅ……!」
声が漏れまいと更に顔を埋める。だが埋めると○○さんの匂いがより強く感じ取れる、逆効果だ。
ガクガクと震える脚、跳ねる身体。ぢゅ、ぐちゅッ、くちゅと隠す気のないかのような大きな音。これだと起きてしまわないかと心配になる。
あたしの息も荒くなっているから、もしもの事が起きるかもしれない。
「ぁ──い、イ……くぅ……」
ゾクッ、と強い波が身体を走る、そして……。
ビクッ、ビクビク! ビクン! ビクッ!
「んんっ、イ────ッ! んんんんっ!!!!」
あたしは○○さんの部屋でイってしまった。1人でするのでここまで感じたのは初めてだと思う。
ゆっくりと息を整えながらも服から顔を離す。
「(早く、戻さないと……)」
開いていた脚をとじて服をタンスに戻そう──と、したその時だった。
──カチッ。
「!?」
その音と共に暗かった部屋に光がついた。
暗い所に慣れていたあたしの目は、反射的に目を細める。
光がついたという事は誰かがつけたという事だ、ひとりでに電気がつく筈はない。
「あ、明日香……?」
それをつけた人は、きっと……あたしの後ろで寝ていた人だろう。
「○○、さん……」
暗かった部屋が明かりに照らされて俺の部屋に侵入した人物が見えるようになる。
「ぁ──。ち、ちが……」
有り得ないものを見るかのように俺を見る明日香。その姿はズボンを半分脱いでいて、まるである事をしていたというのを思わせる。
だが有り得ないものを見ているのは俺もだ。
確かに俺はさっきまで寝ていた、だがふと変な音がすると思い起きたのだ。
暗闇の中タンスの前でガサゴソと動いてる影が見えて、香澄がイタズラしてるんだろうと思ったがその予想は外れ、予想なんてしてない結果が目の前に広がっている。
「俺の服取り出して匂いでも嗅いでたのか? 香澄じゃないんだからさ」
ゆっくりと近付き自分の服を取り上げる。
それにより服で隠れていた明日香の脚が顕になった。
明日香の秘部を覆う下着は上から分かるほどに濡れていて、シミを作っている。
「それに……オナニーでもしてたのか? とんだ変態だな、そんな奴とは思ってなかったよ」
「違う、違うの……。これは……」
「何が違うんだよ。こんな濡らしてんのに」
「ひぅん! やめ……」
その濡れている部分に軽く手を触れさせる。それだけで明日香は身体を震わせた。
ちょっと脅せばもうこんな馬鹿な事はしなくなるだろ。
「ま、今回は見逃してやるよ。綺麗さっぱり忘れてやる。だから早く部屋に戻れよな」
「──え?」
服を畳んでタンスに戻す。
そして明日香をなるべく見ないようにして、ベットに戻ろうとした。
「ま、待って!」
が、突然後ろから明日香が抱きついてきた。
「うおっ、と……」
決して大きいとも小さいとも言えない膨らみが押し付けられているのが分かる。
「気付いてよ……あたしの想いに、○○さん……」
ただでさえ秘部に触れてドキドキしてるのに、胸を押し付けられながらそんなセリフを言われると余計にドキドキしてしまう。
「〜〜ッ!」
親戚の子に邪な感情を抱いてしまう。
「そんな事──ッ」
「きゃっ!?」
俺は腰に巻かれた明日香の手を解いて無理矢理ベットに押し倒す。そして両手を明日香の顔の横について、逃げられないようにした。
「好きな奴だけに言えよ! 無駄に意識するだろ!」
明日香の思考が分からなくてつい怒鳴りつけてしまう。
分からないのだ。こいつが何を考えてるのか、どうしてあんな事をしていたのか。
押し倒した先で明日香は恐れる事なく真っ直ぐに俺を見ていた。
突然明日香が笑ったかと思うと、両腕が伸びて首に巻かれる、そして──。
「──んっ」
口と口が触れる、俺はキスをされたのだ。
「なっ──!?」
これには驚くしかない。
初めて感じた女の子の唇の味に俺の意識は引き寄せられた。
「これがあたしの気持ち。ずっと、ずっと言ってなかった想いだよ。あたしは○○さんに全てを捧げる覚悟だって……ある、から」
「引き返すのなら、今だぞ……」
理性という枷が外れる前に忠告をする。
「うん……」
頷くが逃げようとはしない。
俺はゆっくりと動かしていた手を明日香のパジャマに触れさせる。そして不器用に上から1つ、また1つとボタンを外していった。
顕になった綺麗な肌とそれを飾るかのような純白の下着、その下着をも俺は脱がしていく。
普段は見ない物に対し、俺はまじまじとそれを見つめていた。
「明日香……」
「ん、っ……」
その柔らかな胸を両手でゆっくりと、それでいて強く揉む。形がよく、ふにゅんとクッションのように俺の手はそれに沈まっていった。
「あ、……ふぅ、ん……。あっ……ぅ、んんっ」
たまに指先で固くなった胸の先端を弾く、すると明日香の身体はビクンと跳ね感じてくれている事が分かった。
妹のような存在だった少女を汚すという背徳感に襲われながらも、俺の興奮は高まっていく。
「明日香……じゅる……っ、ちゅ」
「ひぁっ!? ○○さん、むねぇ……っ!」
貪るかのように明日香の胸に吸い付く。
その胸に乗る小さな蕾を自分の舌で転がすと艶っぽい声を上げ身体を震わせた。
「じゅる、じゅるるっ! はぁ……っ、は……ッ」
片手で空いてる胸を揉みながらも、吸ったり舐めたりを繰り返す。明日香は快楽を我慢するかのように、俺の頭を両腕で抱き抱えて力を入れていた。
「ぁ──! き、きちゃう! おっ、きいのぉ……!」
びくっ、びくっと不規則に明日香は震える。
イきそうなのを察すると俺は、イけと言わんばかりに固くなった蕾を優しく歯で噛んだ。
「あっ! いぎ、ッ!? っ、ぁ、ああぁぁぁあッ!!!!」
コリッとした感触が俺に伝わると共に明日香は声を上げた。敏感な部分に強く刺激を与えられて未知の感覚を感じているだろう。
俺に巻いていた腕は力なく解けて、明日香はベットに倒れ込んでしまった。
「は、ぁ──っ。えへへ……○○さんのここ、大きくなってるよ?」
ゆっくりと体を起こし俺のモノがある部分を撫でられる。
俺は抵抗する間もなくズボンを下げられ、そのモノを明日香の目の前に出した。
「ぅ、あっ……ふぁ……。あたしで、こんなになってくれたの……?」
「ま、まぁ……」
照れて顔を逸らしてしまう。
「ふふっ、嬉しい……。くふぅ、んんっ──ぢゅるるるッ!」
「うぁっ!?」
その隙に明日香は俺のモノを口に咥えて舐め始めた、フェラチオというやつだ。
明日香はモノをまるでキャンディを舐めるかのように舐めてくる。舌を這わせ、敏感であるカリの部分、裏すじを余る所なく舐め続ける。口に咥えられているから溶けるように熱く、気持ち良さは倍増していた。
「ぢゅぷっ! じゅぽっ! く、ぴちゅ……♥ じゅる、じゅぽ! んんぅ、ぁう……○○さんの、おいひい……♥」
上目遣いで咥えられながら言われて胸が締め付けられる。
奥へ、奥へと潜り込む。既に根元まで咥えていて、明日香の息は荒くなっていた。
「ん……、ふーッ♥ んグッ! ふッ……♥」
「(ぐっ……! だ、ダメだッ!)明日香っ、
我慢の限界になり俺は己の欲望を明日香の口に放った。びゅるる! と勢いよくモノが跳ねながら射精する、今までにないくらいの射精だったと思う。
それ程、明日香の口が気持ち良かったという証明だろう。
「ん゛ん゛ッ!? ん、ん゛っ……♥ んくっ……」
ゴクッ、と明日香はそれを飲み込んでしまった。それなのにも関わらず、眩しい程の笑顔を向けてくる。
「はぁ……んはっ……。い、いっぱいだね」
びくっ、びくっと口から離れた後でも跳ねる俺のモノ。それは1度出した後とは思えない程に硬いままだった。
何も言うことなく脚をM字に開いた明日香は、自分の秘部を触った。下着は完全に水──恐らく愛液で濡れきっていて使い物にならないくらいになっていた。
それを少しずらして、俺に秘部を見せつけるかのようにしてくる。
「あ、あたしの準備は出来てるよ……。だから──」
だから──
幼い少女が誘惑をしてくる。
当然、俺はこんな状況で振り払える事は出来ずにその誘惑に負けてしまった。
トロトロに液を垂れ流す1本の縦線……その広げられた小さな穴に俺はモノを挿し込んでいく。
「ん……っ! ん、ぁあむ……ッ!」
明日香の痛々しい喘ぎ。──と同時にすぶり、ずぶ……ずぶという感触。
「ぃ──っ、いやぁ……。おに、ちゃ……」
モノを咥えた明日香の秘部は、じんわりと血が滲んでいた。
当然だ。明日香は処女だったのだ。今はきっとその痛みと戦っているのだろう。
「わ、わりぃ……、明日香──っ!?」
俺が謝ろうとするとキスをされた。先程のキスとは違い、舌を入れるディープキスだった。
口を離した明日香は涙目で語り掛けてくる。
「あや、まらないで……。これでぇ……っ、お兄ちゃんと、一つになれたからぁ……」
小学生時代以来のお兄ちゃん呼び、それがこんなタイミングでなんて反則だ。
「明日香──!」
どうしようもないくらい愛おしくなり、今度は俺からキスをする。
「ちゅ……ん、ぷぁっ!」
キスをするとキュッと腟内がきつく締め上げてきた。
暫くすると明日香が「動いていいよ」と教えてくれた。少し痛みに慣れたのだろう。
「それじゃあ……いくぞ」
腰をゆっくりと動かしてピストンを開始する。
中学生という未だ完成されていない身体を、俺のモノは味わうかのように動き続ける。
「んっ、あ……っ♥ う、動いてるぅ……! お兄ちゃんのおち、んちんッ」
蕩けた表情で、普段なら口が裂けても言わないだろう単語を口にする。
秘部から液は止まることを知らないかのように溢れ続け、モノの出入りをより一層スムーズにさせていく。
「(明日香の腟内──気持ちいい……ッ!)」
強く締め付けていても腟内はうねり、俺のモノを味わうかのように吸い付いてくる。その最深部である子宮をノックすると可愛らしい声を上げ、俺を呼んでくれた。
「うぁ──っん! おにいひゃん……おに、ひゃぁ──、好きぃ……しゅきぃ♥」
呂律が徐々に回らなくなってきている。
「ん、んんぅ! じゅる、ぷぁっ……! きもひぃよ……、もっと、もっひょ──ちょうらい?」
俺ははち切れんばかりに勃ちきったモノを欲望のままに打ち付ける。挿入を繰り返す度に結合部からは行為による液が溢れ出す。それは俺のベットにシミを作っていた。
「ぐ……。あ、明日香……お、俺っ」
腰が震え始める。それと同時に身体の奥底から射精の感覚がよじ登っているのが感じ取れた。
流石に中出しはまずい。
そう思い、俺は射精する前にモノを引き抜こうとした。
「──!? 明日香っ!?」
ガシッと腰に両脚を絡みつける。
「だめぇ……、お兄ひゃん──なかで、あたしの
続けて両腕で体を引き付けられて、流れるようにキスをする。
「(どうなっても、知らないからな──ッ!!)」
考える余裕もないくらい俺は限界が近かった。
ただ、己の欲を明日香に吐き出すために腰を激しく振る。
「はぁッ♥ んぁッ♥ い、イきゅ……おにいひゃん……っ、あたひ、イッちゃうよぉ♥」
「お、俺も──
明日香の喘ぎ声を聞く度に腰の動きはだんだん早くなり、俺は限界を迎える。
「い、イく! いくいくぅ! おにいひゃん、おにいひゃ──」
明日香の一番奥、子宮口に密着させ俺は勢いよく射精をした。
「イくぅ! イク、イっ……んぁあああああ!!!!」
びゅるるッ! ビクッ、ビクッ! と痙攣をしながら欲望の塊を少女の腟内に放出し続ける。
俺達は快楽に呑まれないようにお互いを強く抱きしめて温もりを感じ合う。そうしてる間にも、俺のモノは射精を続けていた。
「んぁ♥ ……ッ♥ おに──ちゃ、多いよぉ♥ あたし……お腹、いっぱい……っ♥」
行為の余韻に俺達は浸る、明日香も俺もほぼ同時にイったせいでお互い力なくベットに倒れ込んだ。
「は──ぁ……」
「ぅうん……お兄ちゃん……。好きぃ……」
俺を抱きしめながら小さく言う明日香はどこか幸せそうに見えた。それに応えるかのようにギュッと抱きしめて、俺達は眠りについたのだった。
たまたま夜に目が覚めてしまったのでお兄ちゃんを脅かそうと部屋に来た私。だけど、私は部屋から漏れる声に立ち尽くしていた。
『おにいひゃん……おに、ひゃぁ──』
『ぐ……。あ、明日香……』
それは男女が交わる行為をしているような声。部屋から聞こえる声で“明日香”と“○○さん”といった名前が聞き取れる所から誰と誰が
「(う、嘘……だよね? お兄ちゃんとあっちゃんが……)」
後退りをして部屋から離れる。
扉の先の現実を受け入れないように、そうでないと信じるように──。
私はその夜はよく寝付けなかったのだった。
少し変わったエロシーンはどうでしたかね? 意見は人それぞれだと思うので、意見など言ってくれれば未熟な身なので取り入れていきたいです。
今回も読んでもらいありがとうございました!
…………続き? 書くかどうか分かりません()