それでは次イベが決まった白金の燐子さんです。
「…………」
「…………」
12月という事もあり外は寒い。小さい頃はこの寒さで遊んでいた事が嘘なんじゃないか、と感じてしまう。
高校2年の冬、学校は冬休みに入り学生達はそれぞれの方法で休息を楽しんでいる頃だろう。かく言う僕もその1人だ。……いや、正確には僕達も、だ。
部屋にあるこたつで僕は横になって携帯を触り、ぼんやりとしている。そしてもう1人、向かい側に座る彼女は黙々と僕の部屋に置いてある漫画を読んでいた。
お互いに無言の空間、少し面白い場面があったらくすりと笑う程度。そんなのでお前達は休みを楽しんでいるのか? と思われるだろう。だが残念、それが楽しんでいるのだ。
「…………」
「……ん」
こたつの中にある自分の足に別の足が当たる。当然、それは向かい側にいる彼女の足だ。
「読み終わったんだね。どうする、喉乾いてない?」
「少し、乾いた……かも……」
「じゃあ持ってくるよ、ホットミルクでよかった?」
「うん……お願い……」
確認を取りこたつから出る。すると冷たい空気が肌に触れて、どれだけこたつが暖かかったのかが分かった。
キッチンに向かいホットミルクとコーヒーの準備を開始する。こうしてる間にも彼女は何をしているのだろう、と考えてしまう。先に出来たコーヒーを一口飲み冷える体を温める。
「(ホットミルク……)」
作りながら前に飲んだ時の事を思い出す。
どうも彼女が美味しそうに飲むものだから一口貰ったのだ、だが僕には甘くて口には合わなかった。元々甘いのが嫌いなタイプでチョコやはちみつ、種類によってはケーキも無理だ。その時の僕を彼女は小さく笑ったのを今でも覚えている。
何故笑われたのか、理由を聞くと……。
『○○くんでも……苦手なの、あるんだな……って……』
だそうだ。そりゃ人間生きてりゃ1つや2つは苦手なのもあるだろう、別に僕は完璧人間というわけでもないんだ。
……ここら辺でさっき一緒に居た彼女についての話をしよう。
少女の名前は白金燐子。花咲川女子学園高校の2年で“Roselia”というバンドで活動をしている。趣味はオンラインゲームとクロスワード、そして読書が好きだそうだ。
「──持って行くかな」
人見知りなところがありあまり人とは話しがらない、初対面だった頃は僕ともそうだったと思う。
そんな彼女が何故僕の家に居るのか? その理由は至って単純だ。
「燐子、持ってきたよ」
「あ……。○○くん、ありがとう……」
それは僕と燐子が恋人として付き合っているからだ。お互いに人見知り、周りに比べ口数は少ない。そんな僕らはオンラインゲームを通して出会い、深い関係を持った。
「温かいね……」
一口飲んで感想をもらう。
小さく息を吐き柔らかな笑顔をしている燐子を見ると、自分の心も温かくなる感じがする。
「そうだね」
「? ……○○くんは、まだ飲んでないよね?」
「飲んではないけど……温かそうな人を見るとそんな感じになるんだよ。例えば、ほら、今の燐子みたいにね」
「……! ~~っ」
僕の言葉に恥ずかしがるように顔を隠す。だけどコップで隠しても意味は無い、あわあわしてる燐子はとても可愛くずっと見てても飽きはしないだろう。
こたつに入り足を伸ばすと燐子の足に触れた。
「あっと……ごめん。せっかく温まったのに」
冷えさせるのは悪いと思い足を引っ込めようとする。すると反対側から足を絡まされて固定される、当然それは燐子の足で……。
「冷たくないの?」
「冷たい、よ。……けど○○くんに温まってほしい、から……。私を使っていいよ……」
……ちょっと待て。落ち着くんだ僕。きっと……というか“足を”使っていいという意味なんだろうが、別の意味に聞こえて仕方がない。
健全な男子高校生を疑わせそうな発言に戸惑いつつもその足を使わせてもらう事にした。こたつにずっと入っていただけありとても温かく、女の子特有の柔らかさ、感触がある。
「ん、んっ──。や、やっぱり冷たい……」
スルッ、スルッと動かして自分の足に温もりを分け与えるようにすると冷たさで感じてるのか小さく声を上げる。それが先程の邪な妄想をかき立ててしまい余計に興奮が高まってしまう。
「(無意識……だよね? あー、でも温かいし気持ちいいもんなー)」
考えながらもその行動を続ける。と、だんだん温まってきたところで燐子がこたつから出てしまった。そして何故か僕のベットへと潜り込む。
ベタベタしすぎたか? だけど怒ってそうでもないし……。
「燐子?」
「え、あ……。その嫌ってわけじゃなくて……、その……温まるならこっちの方が……」
「?」
ますます訳が分からなくなる。口数が少ない分たまにだが伝わりにくい時があるのだ。
「あ……うぅ……」
混乱する僕に燐子はその行為の意味を教えてくれた。いや、教えてくれたのだが……。
「機械の熱よりも……人の体温の方が温かい。って聞いた事があるよ……」
はたしてそれはどういう意味なのか。捉えようによっては誘っているようにしか思えないが……。
「え、あぁ。そうなのかな? そうだったら──」
「……。私、少しは……温かいよ……?」
「──え」
ベットの上で毛布を使い顔半分を隠して言う燐子はきっと顔が赤く染まっているのだろう。何の為にこの寒い中ベットに移動したかと思えば、まさかそっちが誘ってくるなんて……想像なんてしていなかった。
わざわざ場所に行ってくれている、それなら誘いに乗るべきだろう。というか乗らないなら男としてなってない。
僕はこたつの電源を切りベットに横たわっている燐子に添い寝する形で入る。勿論、毛布は剥ぎ取った。
「誘ったのはそっちだからね? 止めるなら、今だけど……」
一応最終確認のつもりで聞いてみる。
それ次第ではまだ行動を変更できる、なんて考えた自分が馬鹿だったと、次の燐子の言葉で思い知らされた。
「私……温か──んんっ!?」
向こうがやる気と知った途端自由になったペットのように動く。まずは唇を重ねた。
「んっ……ふっ、……んんぅ♡ あぷっ、○○く……ん、ん♡」
突然の僕の行動に最初こそは驚いたが、これまで重ねた行為がそうさせたのか自然と口を開いていき、舌を絡ませる。
舌同士が触れ合い、絡め合う。まるで食べ物を舐めているかのように違う味が自分の口の中に広がるのを感じる。
「じゅる……っ、ふあ! ちょ……り、燐子……っ!」
「はむっ……ぅん……んっ、ちゅぅ♡ はふぅ♡」
自分から仕掛けたその行為はあっという間に主導権を奪われていた。激しくもそれでいて甘く僕の舌は燐子によって味わわれて、逆に僕がゆっくりと味わう事なんて出来そうにもなかった。
「あふ……っ♡ んっ、ちゅ……ちゅる♡ ぷは……。えへへ……♡ ○○くんの……硬い、よ?」
その言葉に意識が自分の股間にいく。
僕のモノはズボンの上からでも分かるほど立派に勃っていて、今でもはち切れんばかりだ。それは燐子の太ももに当たっていて、隠しようもなかった。
「そんな事言うなら燐子だって……ほら」
スカートを捲り手を素早く乙女の楽園へ侵入させる。予想通り燐子の秘部は、下着の上から分かるくらいに濡れきって、染みを作っていた。
「うぅ……。恥ずかしい……から、見ないで……」
キスだけでこれからの想像をしたのか、そう考えると随分燐子も変わったものだ。
「なら、こっち……かな」
「んひっ!?」
ブラを脱がしビンビンに立っていた乳首を摘む。
そこは燐子が感じやすい場所、艶めかしくもどこか美しく悶える様が顕になる場所だ。
「や、やめ──ぇえッ♡」
片方は舌で舐め、もう片方は揉んだり指で刺激を続ける。ずっしりと重量感のあるそれは何回揉んでも飽きは来なく、むしろもっと感じる部分を探し当てたく激しさを増す。
この2つの高校2年には合わない果実を1人で味わうことが出来る……それがどれほど幸せな事か、この行為をする度にしみじみと感じてしまう。
「(乱れる燐子、えっろいなぁ……)」
いつもはおとなしい分、身体を交える時に漏らす声は想像に反するというか、ギャップというのかそれが大きく興奮が高まる。例えばこんなに巨乳なのにそれを見られると恥ずかしいのか目を背けてしまう所とかだ。
残念ながらその行動は男の欲を掻き立てるだけであり逆効果だ。
「っあ……ちゅ、ちゅっ。じゅる……はぁ……っ」
「そ、んな……胸ばっか……ん♡ りぃ……♡」
身体を直接重ねていたから伝わってきたが、燐子は相当感じているらしい。舐め、揉み、弄る度に燐子は身体を小さく震わせていた、乳が敏感と自分でも言っていたがその言葉は嘘偽りない事実だ。
口を胸から離すと銀の糸が頂点の赤い蕾と繋がっていた。離れて見ても隆起させて荒い呼吸と共に動くそれらは、ゼリーのようにプルプルしていて僕の理性という枷が外れかけそうになる。
スススッ……と胸から手を下に向けて動かしていくと、太もも、次に秘部と辿り着く。先程よりも更に濡れているその場所は、下着なんか使い物にならない事が目に見えていた。
キスと胸の愛撫、それらで絶頂したんじゃないかと思わせるくらい雌穴を蜜で溢れさせる燐子。
僕は邪魔な下着に手をかけて脱がせる。下着は秘部と綺麗に繋がる糸を引いていてくちゃぁ、と音すら立てていた。
「…………」
「はぁ、っ……。ふ……ぁ、……○○くん?」
ついその部分を凝視してしまっていた。それも何かの魔法にかかったかのように目が離せなくなっていた。
ダメだ、こんなのを見てしまったら──。
「挿入れるから……」
その言葉は自分の意思で言ったのか、それとも男の本能がそうさせたのか……いやこの際どうでもいい事か。
雌穴がヒクヒクと蠢き雄を誘う──。
燐子自身無意識だろうが生理現象として動いているその穴は、十分に雄を誘惑している。おまけに肉棒を受け入れる準備も完全に出来上がっていて、そこから漂う匂いがそれを加速させてしまう。
「え──? まっ──」
ぐぢゅぅぅぅっ!! …………こつん。
「──んひぃ♡ ~~~~っ♡ いっき、奥ぅ……」
肉棒の先が燐子の膣内に侵入した瞬間に、部屋に水音が響き渡った。
僕のモノを一番奥で受け止めてくれた燐子は、挿入の衝撃からか涙目になり呼吸を整えるためにリズムを刻んでいた。
その行動と共に膣内がモノを柔らかい雌肉で包み、締め付けてくる。
「う、く……っ!?」
気を抜いたら、すぐに……!
「ぁ♡ いぃっ!? はげし……! ○、○くっ……んぅ♡」
気を紛らわすべく腰を打ち付ける。すると燐子は身体を仰け反らせて喘いだ。
ピストン運動をするとより膣内が締め付けてきて刺激が強くなる。それでいて奥では肉棒の亀頭を絶妙に舐めついてくる。
「ふぃ、ひっ♡ きもひ……い」
溢れきった愛液によりヌルッヌルッ、と何にも遮られる事なくスムーズに出し入れが可能になっている。一心不乱に腰を打ち付けていると、そのスピードが知らぬ間に加速をしていた。
ぐぢゅ! ぐぢぃ、じゅぽっ!
「あひ……ぃ♡ はや、っ……だめえ……。も、もう……、きちゃあ……うむ、っ♡」
燐子の唇を自分の唇で無理に塞ぐ。
更に蠢き続ける膣内、そしてガクガクとし始めた腰を見てイきそうになっているのが分かったからだ。
いつの間にか汗だくになったお互いの身体を重ね合わせ、それでも物足りず口では舌を絡ませてお互いの愛を伝え合う。僕の胸の部分で燐子の胸が形を変えたり、勃起した乳首の感触が分かり脳内が焼き切れるような感覚に襲われる。
ばぢゅ! ぐぢゅ……じゅぷ! ……どぢゅ!!
「う゛~~~~っ!?!?」
子宮を突き上げるような一突き。それにより声は塞がれているから上げることは出来ないが、目を見開いて舌がピンと伸ばされた。もしも口を塞いでなかったら、だらしなくアヘ顔を晒していたのだろうか? と妄想が広がる。
イった反動でキュッと亀頭から全体を離さない雌肉は、まるで僕もイけと言っているように感じた。
「ぷはぁ♡ ぁ、あー……うぁ……♡」
焦点の合わない目でぼんやりと僕の方を向いている。
まぁ、僕も少し意識が飛びかけているのも事実だ、だからそれを構うような余裕は無い。強い快楽によって背筋までビリビリが流れていて、歯を食いしばっている状況だ。
ここまできたら相当気持ちいい状態での絶頂を迎えたい……、それも今までに無いくらいの……。
未知なるものへの好奇心、それは男をどこまでも冒険させるものだ。それはゲームや本と何にでも言えることで……このセックスという行為でも同じだ。
「はぁ、はぁ……っ。確かに、人の体温は……熱いねっ!」
じゅぶぷぅ!! ごりっ! ……ごりゅごりゅ♡ ぐぢゅう♡
「……!? だ、め。それいじょ……、はいらな……ぁぁあああ♡♡♡」
一旦抜き、再び最深部へと一気に挿入。そしてそれ以上進むことの出来ない壁を押し続ける。
「ふっ♡ ふっ♡ ふ、ぅうう゛……っ♡ こ、わい……っ。○○……く♡ ぁ」
ダメ。怖い。と言いながらもそれに反して膣内は凝縮をして僕のモノを離そうとしない。身体は正直、だなんて言葉は何かでよく聞くが……はたしてこれはどうなのだろうか。
「(やば……っ! これ、もう……っ!?)」
亀頭ばかり責められているからか、体の奥底から何かが込上がってくるのが分かった。これで僕が限界を迎えるのも時間の問題だろう。
「はっ、ひぃ♡ おち、ちん……もっと♡ ひぁあっ♡」
打ち付ける腰に合わせて燐子が腰をくねらせるから尚更、僕の敏感な部分が刺激されて腰が砕けそうになる。
自分の意思によって動かしていたはずの腰はいつの間にか己の本能に委ねるだけの力任せの前後運動に変化していた。いつ限界が来てもおかしくないこの状況、何も考えれなくなった僕は歯を食いしばるしか出来なかった。
ばちゅんっ! ばちゅんっ! ずちゅっ! ぐちゅぅっ!
「り、んこ……! 燐子、っ! でる……射精るよ──っ!!」
「あうっ! あひ♡ は、ぁ♡ い、いいよ……○○くんの、精子……ぃ♡ わらしにぃ♡」
でる──っ!?
ビュッ──!!
「ふぅ゛ぅ゛ぅ♡ ぃい゛ぁ……♡ ~~っ! ~~!!♡♡」
精子が出る瞬間に奥まで到達した肉棒は、僕の意思に関係なく欲望を放出し始めた。それと同時に咄嗟に近くにあった枕で燐子は顔を隠してしまう。
目の前が眩んでゆく程の射精。経験した事のない刺激は僕の意識を奪っていき、そして──
「(ぁ──やば……)」
動かすことの出来ない身体はどさっ、と燐子に倒れてしまった。
最後に感じたのは射精を続ける僕の肉棒とビクビクと身体を震わせながら搾り取る燐子の膣内の感触だった。
「──ん。──き──、○○──ね──」
「……ん、んん?」
はっきりとしない意識の中で目を覚ます。
「あ……起きた。おはよ、○○くん……」
そして一番最初に目に入ったのは全裸の燐子だった。それで何故こういう状況なのかを思い出す。
……あぁ、そっか。僕、あの後意識を失って……。
この寒い中、2人でギリギリの毛布を使い肌を密着させて身体を温めてくれてたのだろうか? それに少しだかベットに零れていただろう液も処理がされている。
色々と気を失っていた間のことを考えていると燐子が手を握って質問をしてきた。……その質問は最初に戻る事であり。
「ね? 私、温かかった……でしょ?」
やはりこういう事をするつもりの言葉だったのか。
「温かかった、けど……温まりすぎたかな」
僕は苦笑いでその質問に答える。そして繋がれた手を握り返す。
布団から出れば部屋は寒いだろう、だけど今は燐子が居る。こうしてる間にも肌から伝わる温度はとても温かかった。
今回も読んで下さりありがとうございます。
前回、今回と♡を使って書いてみましたがどうですかね? 何か意見があればくれるとありがたいです。
それと、周りに比べ拙い作品ですが、お気に入りが増えてとても嬉しく感じます! 読んで下さる方々が楽しめるような作品を書いていきますのでよろしくお願いします!