「かわいい寝顔ね」
「失神するまで逝かされて寝てるって理由がなければ」
これでかわいくないとか言うのがいたら病院に行かせるレベルの寝顔をしてるシアちゃん。
あの後、小由利さんの手のひらで踊らせられるようにあれこれ体位を変えながらシ続けた私たち。
出し切ったシアちゃんをペニバンで追い詰めるように逝かせた小由利さんは私もぐったりするまで逝かせて来た。うん、鬼畜かと思ったよ。
「もう1ラウンド、する?」
「いいです」
*** *** ***
「んー、おいしい」
逝き地獄2ラウンド目は回避した翌日、社長宅に戻るとソファに座って何やら飲んでるのが2名。
「昼間っから酒?」
「こんなもんじゃ酔わないわよー」
社長も飲んでるし、椎奈もグラスを傾けてワインを飲んでる。
「で、夕衣ちゃんにも飲ませた訳?」
「一口舐めたらこの通り」
空いてるソファには夕衣ちゃんが赤い寝顔をさらしてる。社長はザルなのにね。
「由奈も飲むか? 結構うまいぞ」
「未成年ですけど」
ソファに座って肴であろうチーズを拝借……うん、おいしい。
テーブルの上にはテーズにクラッカー、サラミとかいろいろ肴が広げてある。あと赤とか白とかワインボトルも何本か空いてて、そのうちの空いてるグラスにシアちゃんがワインを注いで飲んでる……?
「シアちゃん?」
「ん、おいしい」
「未成年?」
「あっちじゃ普通に飲める歳だけど?」
そう言いながらワインを飲んでるシアちゃん。まあ、海外はそういうところあるけどさ。
シアちゃんは他のボトルのワインも注いで飲みほして行ってる。なんだろ、この慣れてる感は。
「全部辛口だね、これ。甘口ないの?」
「発注はしてるよ。専攻入荷でこれらが入ってきてる」
チーズとかの肴をちまちま食べながらそんな会話を聞いてる。うん、これといって飲みたいとかも思わないからどうでもいいんだけど。
でもあれだよね、フランベとかやってみたいよね。
「来月の18日、退院だそうだ」
「……は?」
え? この前面会謝絶とけるって聞いたばっかなんだけど。退院までのスパン短すぎでしょ。
「ねえ由奈、ちょいちょい聞くけどその退院とかなんとか言ってる人誰?」
「秋月穂純(あきづきほずみ)。元、うちのナンバー1で由奈の彼女」
「四六時中一緒でしたからね」
「そうなの?」
「うぇ、あ、まあ」
紗季にどやされるまで穂純の家に入り浸ったりとかいろいろあったけどさ。
「……彼女いたんだ」
「え? 彼女じゃないけど?」
うん、彼女じゃない……はず。
「てっきり付き合ってるもんと思ってたが、違うのか」
「婚姻届の準備しかけてたのはギリギリだったんですね」
「彩音さん? 妙なもの用意しないでくださいね?」
どこだっけ、条例で同性婚出来ると言ってたけど……ねえ?
「まあ付き合おうが結婚しようが別にかわまんが、その日は空けとけ。退院祝いやるから」
「ふむ……」
なら前日から泊まり込んで仕込みして……カヌレとかも作ろうか。あと生チョコケーキも作って……。
「なあ、こいつ本当に付き合ってないのか?」
「自己申告、ですからね。本人の自覚はなくともどうなってることやら」
ふふふ……材料費は経費。腕によりをかけて祝い物作ろうじゃないの。
「ちなみに材料費は黒華持ちなので」
「じゃあ牛肉も買いで」
「最近いっぱい買わなかった?」
「安肉じゃなくて肉屋の高い奴」
ちょうどフードプロセッサーもあることだし牛100%のコロッケ作ろうかな。このまえ仕込んだベーコンも転用して……。
「ねえ、なんか楽しそうだね」
「え? そう?」
「だって恋人待ってる彼女みたいだもん」
「なあ、お前らやっぱ付き合ってんだろ? 正直に言ってみ」
「挙式の段取りはこちらでやっておきますので衣装の採寸だけお願いします」
なんか好き勝手言いだしたんだけど子の人達。
夕衣ちゃんの酔いから地味に復活して起きた所で椎奈が部屋に連れ込み、私もそのタイミングで部屋に戻った。
ここ最近ドタバタしてたし久々の昼寝でもしようかとベッドに寝転がった所で何故かシアちゃんにきじょ……馬乗りされた。
なぜだ。
「ねえ由奈」
「なにかな」
「私と穂純って人、どっちが好き?」
「いきなりどうしたの?」
昼寝する気だったから部屋に入っても電気は付けずにベッドに寝転がったから部屋は薄暗い。カーテンの隙間から射してくる日の光だけの光量だとシアちゃんの髪を黄金色に光らせて陶磁器みたいに白い肌の彩度もあがって、あの赤い目も紅玉みたいにキラキラしてる。
しかもそれが真顔だからなんか怖い。
「私だけって言ったのに……」
「そんな事言った憶えはないけど?」
あれ、シアちゃんに記憶のねつ造が……。
「それなのに他の女の所に行くんだ。私の事捨てるんだ……へぇ」
「捨てるもなにもそういう関係じゃないよね」
シアちゃんの中でなんか妙な位置づけされてるのかな、私。
シアちゃんは私のスカートをたくしあげるとショーツの中に手をいれ込んできた。
「シ、シアちゃん?」
「私の方がいいって言うまで逝かせてあげる。妊娠しても知らない」
入れ込んできた手でショーツを取りはらったシアちゃんは……。
「はぁ、発情した顔してたと思って来てみれば」
「社長?」
「先に言っとくが、そいつは犯し抜こうがどうしようが望んだ答えは言わんぞ。うちみたいな非合法でナンバーワンになってるくらいだからな、いろいろとタガはぶっ飛んでる」
「偉く失礼な事いいますね」
「事実だろ。唯一まともなのは穂純くらいだろ、うちは」
まともそうに見える彩音さんも変なとこあるけど、確かに穂純ほどまともなのはいないかな……。
「で、由奈を犯すのか?」
「……」
「犯す事自体は問題ないけどな、やるなら風呂でやれよ。あの量をここで出されたらベッドがジャンクになる」
「え?」
「止めに来たとかじゃないんですか」
「ベッドをジャンクにされるのは困るからな。スプリング式ベッドは意外とするんでね」
外道だ、外道がいる。
「じゃあお風呂行く」
「シアちゃん? 私行かな――」
「行くぞ、由奈」
「え?」
「な、ちょっと!」
「よーし、そっち抑えてろよ」
「んー」
「ッ、放しなさい……ッ」
洗い場で仰向けに倒されて、下半身をシアちゃんに押さえつけられて上半身は馬乗りになってる社長が私の両腕を押しつけて動けないようにしてる。
「ひ、ぅあ、シアちゃん、どこ舐めてッ」
太股を押さえこんで身動きを封じてるシアちゃんがまだ濡れてもない秘部に吸いついてナカに舌をいれこんできた。
膣壁に舌を這わせたと思ったらクリにも吸いついて舌先でくりくりと弄ってきた。
「ッ、やめ……ッ!! ふ、ぅ、んぅ」
とにかく暴れて拘束を解こうとしたら社長にキスされた。うねうねと口の中で動きながら舌をからめたり歯茎をなぞってきたり……。
「んぅ、ふぁ、ぁぅん」
「由奈、もういいよね」
「んんッぅ、ん、ふ、ぅんんッ!!!」
社長にキスをされて何も言えない状況で愛撫をしていたシアちゃんが指を中に埋めて軽く動かして抜くと、そんな宣言をしだした。
もういいって何? ねえ、シアちゃん。何する気?
「ッ、――ッ!!!!」
「んっ、キツ、い……」
ずっ、と十分に濡れてないナカにシアちゃんが入ってきた。まだほぐれてないナカを強引に押し開くように奥へ奥へと入ってくる。
「ぅ、んっ、入った……」
「シア、ちゃんッ抜いてッぁあ!!」
「やだ」
そのままシアちゃんはナカで動き始めた。
十分に濡れてないからシアちゃんが動くたびにじんわりとした痛みが来る。じんわりとは言え痛いものは痛いから地味に涙もでてきた。
ナカで動いて奥を突かれるたびに体は揺さぶられるし、腕は脚の下にはさみこまれて今は胸を好き勝手に揉まれてる……。
「ひ、ぃぁ、やぁッ」
胸を揉んでいた社長の手がふいに離れて浴槽の縁に置いてある容器を取ると、
「ッ冷た……」
「なに、これ」
「ローション」
社長はローションを結合部に塗りたくると今度は胸に塗りたくって、自身の硬くなってるソレを挟んできた。
社長の手で寄せられた胸の間を熱い熱をもったソレがにゅるにゅると行ったり来たりを繰り返してる。ナカで動いてるシアちゃんもローションのおかげか動かれても痛みは対してなくなってる……そのぶん、逆に気持ち良くなってきた。
「ふ、ぁ、ふぁ、あっ」
ずちゅくちゅ音を立てながらナカで動くシアちゃんは奥を押し上げるようにゆっくりゆっくりナカを擦りあげながら動いてる。
私の胸でにゅるにゅるとソレを擦りあげてる社長――ッ
「んんっぅ、んんっ」
「好きだろ、フェラ」
気持ちよさに声を漏らした隙に口の中にいれこまれた。舌の上のざらつく所を漁るように出入りするそれはひくつきながら口内を好き勝手に行ききしだして……あれ、これって……!?
「んぅッ、んん~ッッ!!!!」
「ぅぁ、ぁく」
大きく脈打ったかと思えばビュルビュルと盛大に口の中で吐き出された……先の方が細かく震えながら射精してる……。
「んぅ、ぁ、けほ、けほ……」
「この場面だけ切り取ったら凌辱シーンだな」
「進行形でそうだと思うんですけど」
吐き出す事も出来ずに口内で吐き出される精液を飲み下して、口内からソレが抜かれてそうそうにそんな会話。
「や、んぅぁ」
「ゆな……もう、逝っていいよね」
「ッぅぁ、やぁあッ」
膣奥に押しつけられたシアちゃんのソレからは勢いよく精液が吐き出された。押しつけた状態で射精してるから行き場のない精液は結合部から溢れてくるか、押し付けられてる奥……子宮内に注ぎ込まれるか。
ナカでシアちゃんがビュクビュク射精するたびに結合部を伝って溢れてくる混じり合った体液と、狭い入口を縫って入ってくる感触がする。
「んぅぁ、気持ちいい……」
「んくッ、シアちゃん、出しすぎ……ッ」
ビュクビュクと射精がしばらく続いてやっと収まった……と思ってたら、あんまりにもナカに出されてたから中出しされてた分がこぼれてきてただけで、終わったと思うよりも前にナカから抜かれてたっぽい。
今は拘束も解かれて、体を洗いながらまだナカに残ってる精液を掻き出してる。
「ほんと非常識な量だな」
「動けない女の口につっこむ奴がそれを言うわけ」
ローションも精液も綺麗に洗い流して早々にお風呂を出た。二回戦とか始められたらたまったもんじゃないし。
浴槽に入ってる2人は2人でキャイキャイなんかしてるから問題なし。枯れるかでやってればいいと思う。
お風呂からあがってリビングに行くと彩音さんと椎奈が肴を摘まみながらワインを飲んでた。夕衣ちゃんがいないのを見ると部屋に寝かしつけて飲みに戻ってきたっぽい。
「だーかーらー、8月は14,15,16はコミケあるから休むーって言ってるでしょー」
そこそこ……だいぶ酔いは回ってるようで。
「はいはい、わかりましたから」
「その後はコミトレに冬コミでしょー、ミミケとねー」
「さっきから何の呪文唱えてるの、この子」
「毎年の事なんで聞き流してるので知らないです」
カマンベールチーズを摘まみながら答えた彩音さんは酔いもあるせいかちょっとうざそうにしてる。この話題、夕衣ちゃんじゃないとついて行けないと思う。
「あ、ゆーなー」
グラスを置いてふらふらとよってきた酔っ払いが抱きついて来た。ビールほどじゃないけど酒臭い。
果実酒だからだどうけどちょっと甘い匂いがする。
「ちょっと椎奈、うざいッ!?」
酔っ払いを押し払おうとしたらキスされた。それと同時に何か液体が流し込まれて……鼻に抜ける風味といい味といい……ッ!!
「なに飲ませてんのよ……」
「えへへー、おいしいでしょー」
穂純がおいしいおいしいって言うから飲んだ以来……。
「ぅぁ……しいなさん? かのじょほうり捨ててなにしてるんですか」
「口うつしー」
しかも部屋から夕衣ちゃん出てきてるし……。
「しいなさんがえっちぃ事していいのはわたしだけなんですよ。私のからだ好き放題につかってナカにだしてもくちに出してもハメどりしていいのはわたしだけなんですよ」
性に素直というか奔放というのは知ってるけどこんな子だっけ。と言うか、椎奈? ハメ撮りってなに。なにしてるの普段から。
「わたしのしいなさんうばうって言うならゆなさん題材のりょうじょくほんだして冬コミでうっちゃいますからねー。わたしのほんかってくれる人いっぱいいますからゆなさんのりょうじょくシーンづくしの本描いてうっちゃいますからねー」
言ってる事めちゃくちゃだけど内容はとんでもない事言ってる。え、この子怖い。
ふらふらと近づいて来た夕衣ちゃんが私にもたれかかりながらそんな事を言ってる。
「もうゆいったらー」
そしてそんな夕衣ちゃんを抱きしめてにやにやしてる酔っ払い。
――ダンッ
「……彩音さん?」
「さっきからうるせぇな。酒がまずくなんだろ」
テーブルには空きのワインボトル。そのボトルには彩音さんの手があって……ラッパ飲みでもして開けたのかな、あれ。
「そんなにヤりたきゃ部屋引っ込んでハメてりゃいいだろうが、メスガキ風情が」
「……」
たまーに雑な彩音さんを見る事があるけど、これが本正か……。
「あーさっぱりした。ん? どした」
「あれ」
「……」
あがってきた社長たちの疑問を指差しで教えたらなんか無言になった。
「たく、どいつもこいつも好き放題しやがって。筆頭はお前だからな、黒華。ロクに仕事もしねぇで遊び呆けやがって。その尻だれが拭ってると思ってんだよ、おい」
「おい、誰だあれ」
「知らないですよ」
「聞いてんのか、おい」
まず私がした事はぽかーんとしてるシアちゃんと抱き合ったまま硬直してる椎奈夕衣ペアを引き連れてリビングからの退却。
各自を部屋に放り込んで私も部屋に戻った。
「さて、寝よう」
昨日今日と激しかったし疲れてるんだ、きっと。うん、寝れば治るだろうし今日はとりあえず寝よう。