鍵を開けて入った室内は私と穂純が使った部屋と似た内装で、部屋に入るなり抱き着いて胸に顔をうずめて擦りついてきた柚華ちゃん。そんな柚華ちゃんを抱きしめ返すと胸から顔を上げて上目遣いで見て来てた。
「早く、シよ?」
上目遣いでされたのは催促でした。
そんな柚華ちゃんを連れてお風呂場に入ってそそくさと服を脱いで浴室に入ると流れるような動きで胸に吸い付いてきた。
「んむ、ぅぁ……もう終わってるから何も出ないと思うけど」
「ぅん、それでもいい」
乳首をあむあむと唇で食むように咥えてきたり、胸を揉みながら吸い付いてきたりと。
柚華ちゃんの好きなように私の胸を弄んでくれてる。うん。
「お姉ちゃんも私の、好きにしていいよ?」
体を離して腕を寄せて胸を盛り上げてきてる柚華ちゃん。最近会わない間にまた少し大きくなってるっぽい柚華ちゃんの胸。寄せられて盛り上がってる柔肉がなんとも……。
でもまあ、好きにしていいよって言われても身長差があるから立ったままじゃしにくいかな。
「お姉ちゃん?」
柚華ちゃんの体をくるりと回して脇の間から手を入れて胸を手で包む……うん、収まりきらない。
むにゅむにゅと指を動かして揉みこむと指はゆっくりと沈んでいくし、手のひらには硬くなってきてる乳首が当たってる。
「んやぁ、ぁっ! お、ねえちゃぁっ」
片手を胸から脇腹へと滑らせていって秘部に手を伸ばせばもうぐっちゃりに濡れてた。クリをいじるのも早々にナカに指を埋めて軽くかき回せば、
「ぅやぁッ、ぁあっんッぁあ!」
体をピクピク震わせながら喘いでる。
浅く埋めてた指を深く埋めて強めに指を動かすと、指が動かしくにくいくらいに締め付けてきた。
「おねえちゃ、ぁあっ、だめっいっちゃぁッ!!」
ビクンッ、と体を跳ねさせて逝った柚華ちゃんはくたりと私に体を預けて来てる。
ナカから抜いた指、というよりも手はあふれ出てきた柚華ちゃんの愛液でぐっしょり。
「……お姉ちゃんのいじわる」
「なんのことかなー」
シャワーがお湯になるのを待ってから軽くかいた汗と足につたった愛液を洗い流してお風呂から出た。
遠慮なく逝かせたからちょっとくったりしてる柚華ちゃんを連れてベッドで横になると、態勢を一転させて私の秘部に顔を近づけてきた。
その分、私の目の前にはクリが鬱血してあふれてきた愛液で濡れそぼってる柚華ちゃんの秘部があるけど。
「お返し」
口をつけてきた柚華ちゃんはそのままナカに舌を滑り込ませてきて、くちゅくちゃと音を立てながら責めてきた。
膣壁を舌で舐め上げてきたと思えばクリを舌先でぐりぐりといじってきたり、ちょっと強めに吸い付いてきたり。
そういう私も柚華ちゃんのナカに指を入れ込んで奥を掻くように指を動かしてる。もう片方の手でクリを摘まんでいじってたりする。
「にゃぁ、ぅんぁ、あっおねえちゃんッ」
キュゥ、とナカに入れ込んでた指が柚華ちゃんの膣肉に締め付けられた。それでも動かせる事は動かせるから指を動かすと、柚華ちゃんの体がビクビクと小刻みに震え出した。
「動かしちゃ、だめ……ッ」
締め付けてくる膣内で指を動かすたびに体を震わせて喘いでる柚華ちゃん……なんだろ、無性にいじめたくなってきた。
脱力してる柚華ちゃんをベッドの上に寝転がしてベッドサイドにある収納スペースを開ける。そこにはペニバンやディルド、ローター等々のオモチャがはいってる……隅の方にネットで見たことがあるマシン系のオモチャが目に入ったけど気にしない。
その中からペニバンを取り出して付けてからベッドの上でくったりしてる柚華ちゃんの脚を開いて、ペニバンをぐっしょりと濡れてる柚華ちゃんの秘部に擦りつけた。
「ふぁぁあっ、ぁ、ぁぅ、ぁあッ」
「まだ入れてないよ? 擦りつけてるだけなのにねー」
ペニバンには細かな突起がびっしりとついてて、それを柚華ちゃんのクリに擦りつけてる。何度も往復して擦ってると、
「おねえちゃんのいじわる……」
うっすらと涙目の柚華ちゃん。
うん、とりあえず……、
「ぅぁあっ、あ、ぁぁあっ、んくぁ」
「まだ逝っちゃだめだよ。逝ったらお仕置きだから」
柚華ちゃんの腰をつかんで正常位で動くと、ベッドシーツを掴んでなんとも愛らしい喘ぎ声を漏らし始めた。
突くたびにふるふると揺れる胸に、耳がふやけそうな甘い声で柚華ちゃんが喘いでる……。
「お、ねえちゃっ、そこ突いちゃ、だ、め、ぇッ!!」
「逝ったらお仕置きだよ? 何しようか? 動けないようにしてマシン系のオモチャでいじめようかな?」
「やぁっ、ふぁぁッんんぅっ」
体をビクビクと痙攣させながら耐えてる柚華ちゃん……かわいい。
「おねえ、ちゃんっ、やぁっい、かせてッ……!」
「逝きたい?」
「ぅ、んっふぁぁあっ」
「んー、どうしよっかなー」
ゆっくりと手前まで腰を引いてじらすように奥を突く。すると柚華ちゃんは避難がましい目で見てきた。
「い、じわるっふぁ、ぁあっやぁあッ」
「じゃあ逝かせてあげる」
うん、逝かせてあげる。
でもね?
「ふ、んぅぁ、ぁあッ!! やぁ、ぁぁあっ、んく、ぁ、ぉねえちゃ、ぅんっ動いちゃ、だめッ」
「やめてあげるとは言ってない」
逝って腰をビクつかせて痙攣してる柚華ちゃんの体。その柚華ちゃんを見ながら締まってくるナカを開くように腰を動かす。
「や、だめ、まっぅぁあッ、ひゃぁ、ぁあッ」
「やーだ」
だって、逝ってる柚華ちゃんかわいいんだもの。
目元にうっすら涙を浮かべて脳がとろけそうな甘い声で喘いで。
「おかしく、なっちゃぅぁあっ、ふぁ、ぁあッ」
逝った後も責め続けて何10回目かの絶頂を迎えた柚華ちゃんのナカからペニバンを抜くと、か細い吐息を吐いて柚華ちゃんの体がベッドに沈んだ。
くったりと体を投げ出してる柚華ちゃん。深い息をしながらうるんだ目で私を見て来てる。
「おねえちゃんの、ばか……」
「もう1回シようか?」
「やぁぁ」
か細い声を漏らして体をよじってる……もう、かわいいなぁ。
「……でも、気持よかった」
それだけ言うと目をつむって微かな寝息を立てだした。ありゃ、ちょっとシすぎたかな。
*** *** ***
「ふぅ」
元旅館なだけあって設備されてるお風呂は結構広い。というか夕衣ちゃんの家のとあんまかわらない。
ぐっすりと寝てる柚華ちゃんをベッドに置いて、汗を流すべくお風呂にきてる。部屋のもいいけど脚を伸ばしてゆっくりしたかった。
「あれ、相手の子は?」
「ん? 寝ちゃったからそのまま寝かせてきた」
脚を伸ばしてぼーっと湯舟に使ってたら椎奈と夕衣ちゃんが入ってきた。夕衣ちゃん、タオルで胸元押さえてるとすごい強調してる感じになってるよ、胸。
「私もそのまま寝ちゃえばよかったですかね」
「気絶しないようにシてたんだけど、一応」
体の向きを変えて洗い場の方を向けば、桶に座ってシャワーを浴びてる2人。
「んっぅ、ぁ」
「シたりなかった?」
「違います! 椎奈さんが奥でいっぱいだすから掻き出してるんです……ぅぁ」
体をシャワーで流して何をしてるのかと思えばナカに出された精液を掻き出してたらしい。ほっておいたら出てくるもんね、後々。
体をピクピク震わせながら精液を掻き出してる夕衣ちゃん。私は湯舟から出てゆっくりと夕衣ちゃんの背後に回って手をまわし、夕衣ちゃんのナカに指をいれる。
「ぅぁっ、ゆな、さんッ」
「んー、まだ残ってるかなー」
指を根元までいれてナカを掻くように動かす……ナカから残ってた精液がつぅっと零れ出てきた。
「椎奈はいいの? 目の前で彼女こんな風にされて」
「まあ相手は由奈だし」
「でも昼からは選択制だけど?」
午前は顧客側からの指名制で昼からは各自好きなようにするってなってるし。
「持病を言い訳に辞退させる」
「うわぁ」
加減知らない子としたら間違いなく気絶するだろうしそれはいいんだろうけど。
「んー、じゃあ穂純と一緒のスタッフ側に行く? それだと特になにもすることないし」
「じゃあそれで。それと、もう全部掻き出せてるでしょ、それ」
「ん? まあ。抱き心地いいから続けてるだけだし」
「ひゃぅっ」
後ろから抱き着いて全身で夕衣ちゃんの柔らかさを堪能しながら指はナカに埋めてる。開いてる片方の手は私と同じくらいある胸をむにむにと揉んでる。やっぱり自分のと他の人じゃ感触違う……柔らかい。
「でもここまでシたら逝っちゃった方がいいでしょ?」
指の本数を増やしてナカでバラバラに指を動かす。くっついてる夕衣ちゃんの体はビクビクと震えてる。
「いいよ、逝っても」
「ひゃぁっ、ぁ、ぁあっ!!」
背をそるようにして逝った夕衣ちゃん。脱力して体を預けて来てるけど……、
「ぅぁ、ゆなさんのむね、やわらかい……」
「そんだけ大きけりゃ当然でしょ。硬かったら偽物って事だし」
「肉付きにもよるんじゃない?」
柔らかいのとしっかりめがいるとかテレビで言ってたし。小由利さんに聞けば早いかな、本職だし。
夕衣ちゃんのナカから指を抜いて体を抱きしめて支える。華奢で細っこい体つきなのに胸だけ大きい。けれど全体のバランスで見ても崩れてるなんて事はなく綺麗なバランスで肉づいてる。
「あと少しで昼食だし、早くつかりましょ」
夕衣ちゃんの体を抱き起して湯舟につかる。後ろから抱き留めるようにしてるからお湯の温さと夕衣ちゃんの温さのふたつが伝わってくる。
そのあともしばらく湯につかって頃合いを見てお風呂から出て昼食会場の広間に移動した。
「……ねえ、気のせい? 何人かダウンしてない?」
「してるねー」
広間に行くと何人かの人が横になってくったりしてた。キツイなら部屋で寝てればいいのに。
シアちゃんが膝枕してたり桜が肩に寄りかかってる子を支えてたり。茉莉は双子姉妹に介抱されてる。ふたなり2人に責められたらああもなるか。
広間の中央にはテーブルが2台並べられていて、配膳カートの乗せられてる昼食を置いて行ってる穂純がいる。
「……由奈」
「はいはい」
ダルそうな目を向けてきた穂純の元に向かって配膳の手伝い。今日の昼食はドリアとオニオンスープに海鮮サラダ。
Laclimで出してるセットをそのまま出してる。
「社長たちは?」
「上で食べるって」
「ふーん」
配膳が終わって料理のにおいにつられたのか思い思いの場所にいた子らがテーブルに集まってきた。
柚華ちゃんはどうしようかと思ってたけど眠そうな顔をしながら広間に入ってきたから問題なし。
「皆集まったし食べようか」
穂純が声をかけると各自ドリアを食べだした。ソースは作ったけど他全部穂純の手製料理……うん、おいしい。
他の人らはどうかと見てみれば問題なく談笑しながらおいしそうに食べてる。
寝てた茉莉も体を起こされてあれこれ食べさせてもらってる……なんの介護?
「お味はいかがですかー」
「うん、おいしい」
隣に座ってる穂純がにやにやしながら聞いてくる。髪をひとまとめにしてエプロン姿の穂純……良妻感がにじみ出てていい。
「この後3時間休憩で15時から20時までが午後の部、その後はほぼフリーだっけ」
「うん。夕衣ちゃんが体力的にこの後無理そうだからスタッフ側に回るからよろしく」
「ん、了解。部屋でおいしく頂けばいい?」
「ヤったら今日は寝れないの覚悟しなさいよ」
犯す気満々じゃないのよ、椎奈。穂純もうかつに変な事言わないでよ……。
「夕衣ちゃんもそのつもりで……夕衣ちゃん?」
「ん~~、おいしい」
すごく満面な笑みでドリアを食べてた。偶然なのか夕衣ちゃんの対面には桜がいて同じような表情でドリアを食べてる。
これ、絶対話聞いてない。
「夕衣、この後ベッドから出れなくなるのと話聞くのどっちがいい?」
「はい、なんですか話って」
「昼終わってからは穂純と同じスタッフに回るって話。穂純に誘われたからってシたらどうなるかわかる?」
「腹上死は嫌ですからね、わかってますよ?」
それだと夕衣ちゃんが騎乗位でシてることにならない?
「ねえ気のせいかな」
「うん、気のせいじゃないよ」
さっきから私に視線が集中してるような……。
ふたなり姉妹に明日菜って子、宮ちゃんって子とか朔那って子も。一様にして私を見てる。
なんで?
「……あ、この展開いいですね。いきなり大勢に見つめられて何事かと思えば体を押さえつけられて1枚1枚服を脱がされて四方八方から体をいいように触られて逝かされて順番に犯される輪姦物のこの展開」
「……ねえ穂純、夕衣ちゃんなに言ってるの? 今の一息で言ってたけど」
「さあ? そこの彼女様は理解してるみたいだけど」
「クリエイターによくある病気だから」
なにその病気怖い。
「ちょっと味違うけど作ったの由奈?」
「ミートソースだけね。後は全部穂純が作ってる」
あんま変わりない味付けなのにちょっと違うってどういう味覚してるのかな、シアちゃん。
「ねえ真由、なんか食べた事ある味じゃない?」
「ぅん、あのお店のぁじ」
柚華ちゃんとはまた違った感じでだるそうな子だなぁ。完全引きこもり系かな。
「どう? おいしいでしょ? ね? ね?」
「わかったから少し黙って……」
ショートカットの綺麗な茶髪に、かわいい顔立ちの子……鏡華とは真逆な子がうっとうしそうに言ってる。ほうほう、この子が宮ちゃんか。
「なんか好評だね」
「由奈が作った訳じゃないのにね」
「私もそれなりの物は作れるんですけども?」
じとーっと椎奈を見てる穂純……まあ普通に無視して手を進めてる椎奈。夕衣ちゃんはそもそも話自体を聞いてない。メモ帳なに何やら走り書きをしてほくそ笑んでる……夕衣ちゃんってこんな子だったっけ? でもあの社長の血縁者だし……。
各々の感想を言いながら食事を終え、昼食は終わった。暇だし片づけでもしようかと思ったら、穂純がカートに食器を乗せてさっさと広間を出て行ってしまった。ふむ、することがない。
「……昼寝でもしようかな」
「いくらなんでもマイペースすぎるでしょ、それは」
2階の部屋に行こうとしたら椎奈に止められた。フリータイムなんだからいいじゃない……。
「椎奈も一緒に寝る?」
「あの状態の夕衣も付いてきていいなら」
「ふたなり達にめちゃくちゃに犯される由奈さんに追い打ちをかけるように追加凌辱をして、全部ナカに出されて気絶しても起こされるエンドレス輪姦っ」
「……遠慮しとく」
そっかそっか、病気だもんね。病気なら仕方ない。
それとさ、なんで私ひどい目にあってるの? しかもふたなり達ってさ、この場にいる子らだよね?
自分の彼女にも私を犯させるって……。
「なんか作ろ……」
広間を後にしてキッチンへ。一瞬双子と目があって舌なめずりされたけど無視……気にしたらいけない気がするし。
廊下を進んでキッチンに入るとかちゃかちゃと食器を洗ってる穂純がいた。
「手伝おうか?」
「んーいいよ、すぐ終わるし」
「ん」
冷蔵庫を開けて中を確認……んー、何が作れるかな……。
余剰分の食材もそこそこにあるし……うん、プリンでいいや。簡単だし。
卵と生クリーム後は……バニラエッセンス発見。
大きめのボウルに今出した材料を放り込んで混ぜ合わせてガラス容器に流しいれて蒸して完成……。
どうしよ、暇だからなんか作りに来たのに30分くらいしか潰せてない……。他になんか作ろうかな……。
「ケーキ食べたい」
「んー」
ケーキか……スタンダードなホールケーキでいいかな。さっき見たときチョコとかなかったし。
えーと、とりあえずホール2個分の材料を……薄力粉に卵、砂糖、バターに生クリーム、フルーツ各種……。
「粉はふるいにかけとけばいい?」
「うん、お願い。後、型にシートもお願い」
しれっと参加してきた穂純に薄力粉のふるいを任せて、私はバターの湯煎とオーブンの予熱。
穂純の分担業が終わったのを見てからボウルに卵を入れて卵白を切り混ぜてから砂糖を入れてハンドミキサーで混ぜる。ひたすらに混ぜていい具合になるまで混ぜる。
混ぜ終わったら薄力粉をいれて今度はゴムべらで底からすくう様に混ぜ合わせて、湯煎したバターを回しいれてまた混ぜる。
混ぜ終わった生地を型に流しいれて予熱が済んでるオーブンに入れて焼く。
焼き上がりを待つ間に生クリームにいちごジャムを入れてハンドミキサーで混ぜる。ペクチンの酵素作用で手早くホイップできる手抜きをしてホイップを済ませて、デコレーション用にしぼり袋にもいれる。
「フリータイムでケーキ焼くとかどうかしてんじゃないか?」
「縛りあげてご自由にどうぞって書いて放置してやろうか」
キッチンの入り口には黒い着流しを来た社長がいた。というかそんな服どっからもってきたわけ?
その後ろには萌黄色の着流しを着た彩音さん、薄ピンク色の着流しを着た小由利さん。皆して着流しを着てる。
「由奈、焼けたよ」
「んー」
まあ社長たちは無視して焼きあがった生地を型から取り出して粗熱をとる。その間に冷蔵庫から出しておいたフルーツを切る。苺とかバナナとかキウイとかいろいろ。
切り終えた頃には粗熱の取れたスポンジを2枚に切り分けてその間にホイップしたクリームを全体に塗ってフルーツを乗せる。そして合わせてもとの形に戻してから全体にクリームを塗ってからしぼり袋でデコレーションしてから切った苺をいい感じに乗せて完成。
もう1個の方も同じように完成させてケーキ作りは終了。
「ねえ由奈、この後誰とするかとか決めてるの?」
「全然」
双子姉妹に目を付けられたっぽいとか気にしてない。うん、全然気にしてない。
「なあ由奈、これ」
「はい? ……」
社長に呼ばれて振り返ればこちらを覗き見る夕衣ちゃんの姿が。なにしてるの? 夕衣ちゃん。
「……」
「夕衣ちゃん?」
「……おいしそう」
「夕飯で出すからそれまで我慢」
「むぅ」
あ、むくれてる……かわいい。
もう、しょうがないなぁ。
「はい、プリン」
さっき蒸して冷やしておいたカスタードプリン。
夕衣ちゃんに差し出すとちょこちょこと歩いてきてかわいらしい笑みを浮かべながらプリンにぱくついた。
おやつをあげた時のわたとめーにそっくり……かわいい。
「ああ、由奈の毒牙に……」
「誰のなんだって?」
おいしそうにプリンを食べてる夕衣ちゃんとそれを気の毒そうに見てる穂純。毒牙にとか失敬な……。
「ん~おいしい」
あー、この後も夕衣ちゃんいるなら部屋連れ込んだのに……。