※この作品はR-18です。

でりばりーがーる   作:八月朔日

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脱 スランプ


10 食後の乱交パーティ

「どうしたんですか? みんなして私を見て?」

「どうしたって言うけど、なんで夕衣ちゃんいるの?」

「逆になんていないと思ったんですか?」

 

 椎奈の部屋に集合したのはいいものの、昼食時に決まったメンツ以外にもなぜか夕衣ちゃんも部屋にいた。混ざる気満々といった笑みを浮かべて。

 

「まあまあ、ええやないの。くんずほぐれず、みなして気持ちようなったら」

「居間で襲われかけたってのに随分余裕じゃないの」

「あんときは目もいっとったし、いまやったら普通やろ?」

 

 あ、ちなみに柚華ちゃんはこの会話には一切参加せず、私にくっついてじっとしてる。時折まだシないの? と言わんばかりの視線をくれるけども。

 

「いってるとか普通とか……まあいいですけど。早くお風呂いきましょ、お風呂」

 

 ちょっと不満げな夕衣ちゃんを先頭にひとまずお風呂へ。さすがにお湯を張ってなんて面倒だからシャワーでいいやー、とはなったけども、

 

「やけどの痕とか初めてみました。くすぐったいですか?」

「そないに躊躇なく触ってくる子初めてやけど、あんまくすぐっとったら食べてまうよ?」

 

 夕衣ちゃんが明日菜ちゃんのヤケドの痕を無遠慮に撫でまわしてる。明日菜ちゃんもにこにことそれを見てるけど、なんか物騒なことを言ってる。食べると言ってももちろん性的にだろうけど、夕衣ちゃんは間違いなく気絶コースでしょうに。

 

「止めなくていいの? あれ」

「いざとなったら止めるからいいでしょうよ。というか由奈の方こそどうなってるのよそれ」

 

 私の腕の中には柚華ちゃんがいる。というか抱き着いてきたからそのままにさせてるんだけど、胸に顔をうずめていたかと思えば今では乳首に吸い付いてきてる。

 愛撫というより、ちうちう吸われてる感が強い。期間でもないから何も出ないけど、なんでここまで吸ってるのかは謎。

 

「ねえ柚華ちゃん、さっきからずっと吸ってるけどそんなのいいの?」

「落ち着く」

 

 柚華ちゃんはそれだけ言ってまた乳首に吸い付いてきてる。今度はただ吸い付くんじゃなくて、ちゃんと愛撫を意識してる吸い方にかわってるけど。

 

「ほんならちょっとつまみ食いでもしとこか」

「つまみぐいってなんで──」

 

 そしてやけどの痕を撫でてあれこれしていた夕衣ちゃんは、つまみ食い宣言した明日菜ちゃんに熱烈なキスをされてる。接触が好きっていってた明日菜ちゃんは背中に回した手で背中を撫でたりお尻を揉んだりしてる。

 

「シャワー浴びてひとまず出ようか」

「そうね、ここでおっぱじめるのもなんだし」

 

 シャワーで体を洗い合いをしながらささっとお風呂場から出る。夕衣ちゃんは明日菜ちゃんの腕の中に抱き留められたまま体を洗われてたけども。

 あ、柚華ちゃんは一旦引き離してシャワー浴びたけど、そのあとまたくっついてきた。磁界でも帯びてるんだろうか、私。

 5人そろってお風呂場から出てベッドまで。とはいってもさすがに手狭だから和室に布団をしいて分散するけども。

 

「ほんなら、たーぷり出してな?」

「はいはい、やめてとか言ってもやめないからね?」

「そんなつまらんこといわんって」

 

 まあ2人は確定してるから自然とメンツは決まるんだけどね。椎奈が明日菜ちゃんをベッドに押し倒してさっそく始めてる。

 うん、さっきから柚華ちゃんが趣向を変えて胸を責めてきてるし、夕衣ちゃんも後ろから抱き着いて首筋に顔をうずめてなにやらしてきてる。キスとかはしてないけど、ちろちろ舐められてるのかな、これは。

 前後で挟まれて食べられかけてるので動きにくいけど、どうにか布団まで移動して寝転がる。

 柚華ちゃんは相変わらず私の胸を責めてきてるし、夕衣ちゃんは離れてどこに行ったかと思えば、私の足を押し広げて秘部に顔をうずめて舐めてきてた。

 秘裂は完全無視のクリ責め。膨らんで主張してるクリを舌で押し込んだりゆっくりと撫でるように舐めたり、吸いあげたり。

 ビクビクと体を震わせながら夕衣ちゃんの愛撫に耐えてると、今度は柚華ちゃんが舐めたり吸ったりしてるだけだった乳首を甘噛みしてきた。手で持ち上げるように胸を揉みながらあむあむと。

 

「ぁ、ふぁ、あ、んぅ、ふ、ぁあっ」

「お姉ちゃん、もっと声出して?」

 

 柚華ちゃんがそんなことを言ったせいか、夕衣ちゃんがクリ責めをしながらもナカに指を入れてきた。しかも十分に濡れてるのがわかったせいか、本数が2本に増えてナカをぐちゅぐちゅとかき回してる。

 

「ッあ、あふ、ああっふあぁあっ、ぁあッ、ぁああっ、」

「ん、ふぁ、由奈さんのここもうぐっしょりですよ? それにこんなに締め付けて……逝っちゃうんですか?」

「だって、気持ちい、ぃんだ、もんッふ、ぁあっ、ぁふ、んんっ」

 

 夕衣ちゃんが膣壁を指で掻いたと同時に逝かされた。ビクビクと体が跳ねようとするけど、柚華ちゃんが覆いかぶさるように乗ってるからそれもできない。夕衣ちゃんが逝ってるのにナカで指を動かしてる感触と、柚華ちゃんが揉みこみながら吸いついたり甘噛みされるがままになってる。

 

「ん、ちゅ……出ない」

「ん、ふぁ、ぁ、さすがに、そんな頻繁にはでないからね」

 

 どうやら柚華ちゃんは母乳目的で私の胸に吸い付いてたようで。さすがにそんな頻繁には出ないよ? 夕衣ちゃんもナカから指を抜いて軽くクリに吸い付いて体を起こしてる。

 

「椎奈さんとのエッチじゃなかなかできないですからね、これー」

「やっぱしにくいの? 生えてるし」

「するならクリ責めしながらしたいですけど、クリの代わりに生えてますしね。その分する時は気持ちいいからいいんですけど」

 

 指入れるのは問題ないんだけどねー。舐めるとなると少々邪魔だしね、あれ。

 

「それはそうと、あっちはどうなってるのか……な」

 

 椎奈、明日菜ちゃんペアの方を見てみると、2人からの責めでいっぱいいっぱいになってたからわからなかったけど、何回か逝ったのか体に精液をつけて横になってる明日菜ちゃんと、その明日菜ちゃんに正常位で入れたまま胸を揉んでる椎奈がいた。

 かといって明日菜ちゃんがもう限界とかそういうのではなく、動きがゆっくりなのもあってスローセックスみたいになってる。

 ナカで動かれてる明日菜ちゃんはすごい気持ちよさそうな表情してる。

 

「お姉ちゃんもおもちゃいれる?」

「いれない」

 

 柚華ちゃんは一旦満足したのか抱き着いてきておとなしくしてる。夕衣ちゃんはぴったりくっついてきてる。私を逝かせただけで満足なのかな、この2人。

 3人してぽけーっとしながら椎奈明日菜ちゃんペアのセックスを見てるというよくわからない状態になってる。後ろから抱き着いてきてる柚華ちゃんは、むにむにと体を触ってきてるし、くっついてきてる夕衣ちゃんも私の手をむにむにしてる。それ気持ちいいの?

 

「ねえ、もう逝っていい?」

「んっぁ、いっぱいだしてくれるならええよっ、ぁふ」

 

 椎奈が明日菜ちゃんの腰を抑えると、スローだった動きが一転して奥を激しく突き出した。明日菜ちゃんの声もだんだん絶え絶えになっていって、椎奈が奥を突き上げるのと同時に、

 

「ぅあ、い、くっ」

「ふぁあっあ、んっぅぁ」

 

 ビクビクをお互いに体を震わせて、脱力した椎奈が明日菜ちゃんに覆いかぶさってる。体勢がくずれたからつながってるところが見えるけど、どくどくと明日菜ちゃんのナカに射精してるせいなのか精液があふれてきてる。

 

「AVじゃないんだから3人してみなくてもいいでしょ」

「なんとなしに見てただけよ」

「だとしても、何? もうしないわけ?」

「まだする」

「え?」

「まだするの」

 

 柚華ちゃんはそういいながら抱き着いたままの手を使って胸を揉みだした。片方の手はまだ濡れてる秘部に伸びてきて、指をうずめるようにナカに入れてきてる。

 

「ぅんぁ」

「じゃあ私も」

 

 くっついてきてた夕衣ちゃんが正面に回ってきて、キスをしてくる。そしてそのままするりと口内に入ってくる夕衣ちゃんの舌。

 歯茎や舌を撫でるように舌を這わせながらキスをしてくる夕衣ちゃんは、柚華ちゃんが揉んでない方の胸を揉んできた。

 この2人、やぱり私を逝かせるのに執念してない? ねえ。

 

「ふ、んっ……なんや、あっちもお楽しみ中? うちらも続きしよか?」

「じゃあこれ、大きくしてくれる?」

 

 決して強くない、じわじわと募るような甘い疼きを植え付けられながらも見聞きした内容。

 明日菜ちゃんは椎奈が言ったように、出して小さくなったそれを咥えて愛撫してる。くちゅくちゅ聞こえるからナカにも指をいれてるっぽい。

 じゅぷじゅぼ、と音を立てながら咥えてる明日菜ちゃんに、体をビクつかせながら気持ちよさそうな声をもらしてる椎奈。生えてないからわからないけど、結構気持ちいいんだとうね、口でしてもらうのって。

 女でいうところのクリ責めみたいなものかな?

 そんなことを考えてると、柚華ちゃんがうずめてきていた指の本数が増えてかき回すような動きに変わった。

 

「ふぁあっんぅん、くぁあッ、ふ、んっぁあっ」

「お姉ちゃんのナカ、すごいとろとろ……」

 

 至福そうな声でいう柚華ちゃん。それに合わせるように夕衣ちゃんが揉んできてる手の動きもかわってきてる。

 柔らかさを堪能するような動きだったのが、硬くなった乳首を入念に責めるような揉み方に。口内を這う舌も敏感になってきた上顎付近を責めてきてる。

 

「ぅ、ん、ふぁ、あ……口、出していい?」

「ん」

 

 椎奈が漏らす声から徐々に余裕が消えて行って、腰回りのビクつきが強くなってきてる。かくいう私も、ナカをかき回してくる柚華ちゃんと口内を犯してくる夕衣ちゃんの2人に責められてもう余裕なんてない。

 

「んっぅ、ふ、ぁあっぁ、ぃ、っちゃ、んんっ」

「ぁ、くぁ、も、ぅで、るッ」

 

 柚華ちゃんの指が膣壁のイイところを摺り上げたのと同時。ガクガクと痙攣するように震える下腹部に、何かを飲み下してるような音をさせてる明日菜ちゃんがいる。

 

「んぐ、ぁ……2回目やのに、よう出るな。シーちゃんもやけど」

「まだ出るからそのつもりで」

 

 椎奈が明日菜ちゃんをベッドに押し倒して硬いままのそれをナカにうずめていってる。ぼんやりとした目でそれを見ながらも、まだ逝ってるせいで締め付けてる柚華ちゃんの指がナカでまだ動いてる。

 夕衣ちゃんは私が逝ったのに合わせて離れたけど、今は胸に吸い付いてきてる。

 あれ、私ってずっと逝かされ続ける感じ?

 

 

 

「あー、満足」

「そう、よかったわねー」

 

 くたりと椎奈の上に体を倒した明日菜ちゃん。騎乗位で逝って満足したらしい明日菜ちゃんは椎奈にくっついて脱力してる。それでもまだ繋がったままだけども。

 そういう私も指や舌、秘部どうしを擦り合わせたりして3人そろってくったりとしてる。夕衣ちゃんは大分きついのかさっきから寝落ちしそうになってるけど、柚華ちゃんはまだ元気そうで、夕衣ちゃんの胸を揉んだりつついたりして遊んでる。

 

「今日ってさ、他なんかやるとか言ってた?」

「まだなにも聞いてない。最終日だしなにかしらするんじゃないの?」

「参加者全員で乱交パーティとかだったらどうする?」

「ふたなりに食われる想像しかできない」

 

 かりにそうなったら参加してるふたなり勢がおとなしくしてないでしょ。主に双子。

 

「あの2人相手におもちゃにされるのもええかもねぇ。ふふ、楽しそう」

「今しがた満足したとか言ってなかった? 明日菜ちゃん」

「今は今、それはそれ。場所も相手もかわればそれはもう別腹いうてもおかしないやろ?」

 

 そういいながら体を起こして入ったままだったソレを抜くと、ナカから精液があふれ出てきた。出すぎじゃない? っていうくらいに出てきてる。

 そしてなぜかベッドを降りると私のところまできて上に乗ってきた。

 

「えーと、明日菜ちゃん?」

「相手が変われば、別腹いうたやろ?」

「え?」

 

 *** *** ***

 

「最後の時間は乱交な」

「椎奈さんが変なこというからフラグ回収しちゃってるじゃないですか」

「回収早すぎでしょ」

 

 明日菜ちゃんに別腹の名のもとおいしく頂かれてひと眠りした後、夕飯時なのもあって広間に行くとバ……社長からそんな通達。

 椎奈が変なこと言ったから現実になった……。

 どうしよう、露骨に双子がこっち見てるんだけども。

 

「人気じゃないの、由奈」

「この人気はうれしくない」

 

 あの2人にまわされたら死ぬ。夕衣ちゃんの同人誌のひどい奴みたいになって死ぬ。

 

「彼女が人気なのを喜んだらいいのか、悲しんだらいいのやら……」

「この場合は悲しんでいいよ」

 

 隣に来た穂純がそんなことを言ってくるけど、あの2人に好かれるのは末恐ろしい。茉莉なら喜ぶだろうけど、私あそこまでじゃないからなぁ。

 

「由奈もいい線いってると思うけどね」

「そうそう、いいとこいってるでしょ」

「由奈さんですもんねー」

「ちょっと、どういうこと?」

「スイッチ入ったら精魂果てるまでし続けるじゃないの」

 

 気持ちよくなっちゃったんだから仕方ないじゃないの。

 とまあ、こんな雑談をしつつ夕飯を食べ終えて各自が乱交場所……大浴場に向かう中、私は片付けと称してキッチンに逃げ込んでる。今あの魔界にいけば恐ろしいことになる。

 

「あっちが恐ろしいとか言ってる由奈が私を見る目線の方が怖い」

「エプロンつけて無自覚に誘ってきてる穂純が悪い」

「エプロンつけるだけで興奮する由奈が悪い。それはそうと、あっちには混ざらないの?」

「ふたなりばっかのとこに行くわけないでしょ」

 

 かちゃかちゃと食器を2人で洗いながらそんな雑談。今頃大浴場は大変なことになってると思う。主に茉莉とか。

 

「お前がそうやってうらに引っ込むからあれこれ文句くるんだが?」

「自衛の何が悪いってのよ」

「乱交パーティなのに主演がいないのは問題だろ?」

 

 このクソ社長、いきなりやってきて何を言い出すかと思えば。

 

「誰がいつ主演になったのよ」

「説明があるっていうのにそそくさと食器片づけて引きこもった後」

「うぐ……」

「茉莉みたいなふたなりホイホイがいるんだ、別枠作らないと乱交にならないだろ?」

「いっそのこと、小百合さんや彩音さん放り込めば? 私や夕衣のかわりにさ」

「あいつらならもう放り込んでるぞ? 久々に食い散らかすとか張り切ってたな」

「じゃあ私いらなくない?」

 

 あの2人でしょ? それなら私が主演なんて張らなくてもいいでしょ? というか、主演とかいう言い方だとAVみたいなんですけど。

 

「前菜だけで満足するわけないだろ? メインディッシュがないと締まらない、だ。さっさと行ってこい」

「えー」

「これが終わったら夏季休暇だしてやるから」

「いってきまーす」

 

 

 

「行ったか」

「で? 黒ちゃんは行かないわけ?」

「収集つかなくなるから来るなっていわれてね。今頃私を抜いたふたなりとやってんだろ」

「私はボロボロで帰ってくる由奈のケアをするわけね。それとあと、夕衣は?」

「呼びました?」

「いつからいたのよ」

「今来たばかりですよ。さっき夏季休暇がどうとか言いながら由奈さんとすれ違いましたけど」

「乱交されてきたら休暇やるって言ったからな」

「うわぁ、エグイ条件だしたね。藍ちゃん」

 

 軽い感じで魔境に行ったけど、今頃どうなってるのかね。

 

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