ヒレの少し手前から刃を入れて鱗を取りつつ頭を落とす。背ビレ付近に刃を通してそこも切り落として腹もざっくりイワシのように切って落とす。
腹側に一本、背中側に一本刃を入れて片身を取ってこれを反対側でも繰り返す。
うん、カツオの下処理中。
昼食後、3人はまた海に繰り出していったのを見送って私は夕飯の仕込みで残った。というかあれを食べる直前で裁くのはダルイ。
おろしたカツオの身は腹骨と血合い骨を取ってから皮を引いて身についてる血合いを切除、塩水処理して水気を切ってから半身は刺身もう半身はタタキ用にカット。頭はエラを抜いて血合いを綺麗にして兜焼き用に、アラも綺麗にしてから適度な大きさに切って塩焼き用に。
伊瀬エビは数匹いるから刺身用と焼き用でわける。刺身用は胴体に刃をいれてから頭と胴を外して殻を剥いて身を取る。取った身を適度に切ってカツオと並べる。
次はアワビ……肝はいらないから殻から身を外して飾り包丁を入れてから薄く切って殻を皿代わりに盛り付ける。これも焼き用とはわけてる。
ホタテも焼きと刺身で分けるから殻から貝柱を取ってスライスして皿に盛ればこれも完成。サザエはそのまま焼くから何もしない。肉は塊のままじゃ焼けないからステーキに使うくらいの大きさにカット。鶏肉もそのまま用と漬け込みようで仕込んでっと。うん、下処理はこんな感じでいいか。
はあ、なんでこんなところにまできて仕込みなんてしてるんだろ。Lacrimとか企画で大量仕込みに慣れてきてる自分が怖いのもあるけど。
片づけをしながら海を見れば、砂浜で何やら建造してる柚華ちゃんは海水で砂を固めながら着々と建造を進めて行ってる。その奥では桃花ちゃんと紗季が水遊びに興じてる。
キッチンを綺麗に片してウッドデッキにあった椅子に座ってそれを眺める……最近いろいろあったけどようやく落ち着けた気がする。穂純の退院や企画が一昨日終わってようやく一息。今のところなんかやるとかは聞いてないし高3の紗季には特に行事があるわけでもない。あるとすれば卒業式くらいか。
「このまま寝てもいいけど確実に焼ける」
日焼け止め塗ってるとはいえ確実に焼ける。
「寝るの?」
「砂の城の建造はいいの?」
「出来た」
ぼんやりとしてたら城を作ってたはず柚華ちゃんが近くに来てた。しかも城は作ったとかいってる……あ、ほんとだ。浜を見れば仕上がった城が鎮座してた。なんであそこまでクオリティ高いの作ったんだろ。
にしてもあの2人は飽きずに遊んでる。紗季ってあんなアウトドアな子だったっけ? 浜に転がってくすぐりったりといちゃついたり……紗季、しれっと胸揉んでるでしょそれ。されてる桃花ちゃんは気づいてるのか気づいてないのかケラケラ笑ってる。姉妹なのにおもしろいくらいに性格似てないよね、この2人。
「こっちきて」
座ってた椅子から手を聞いて起こされて連れていかれたのは浴室。4人全員で入っても十分にゆとりがあるくらいの風呂さのお風呂に連れ込まれて、その連れ込んだ柚華ちゃんはコックをひねってシャワーを出すと私に抱き着いてそれを浴びながら水着をずらして胸に吸い付いてきた。すごい我慢してたものにようやく手を付けられたといった感じで。乳首を口に含んで舌先でくりくりといじってきたり、甘噛みしてきたり。そして胸に吸い付きながらも空いてる手はしっかりと秘部に伸ばされてきていて、お腹を撫でるよう下に降りてきた手は水着の中にもぐりこんできて熱を持ち持ち始めてた秘部に触れてきた。
すぅっと秘裂を撫でるように触れてきたかと思えば、クリを軽くつまんでクニクニといじってきてる。
「ふっぁ、ぁあ、そんな、たまってた?」
「エッチな格好してるお姉ちゃんが悪い」
「水着着てるだけなんだけど?」
「エッチだもん」
柚華ちゃんはとにかく私のせいにしたいらしく、洗い場に押し倒して上に乗ってきて両頬を包むように触れてくるとキスをしてきた。いつもしてるような舌を絡ませるようなものじゃなくてついばむような軽いもの。
「……しょっぱい」
「体綺麗に流してないもの」
ただシャワーに下にいるだけで海水を綺麗に流したわけじゃないし。柚華ちゃんもそれを聞いてかシャワーを固定台からはずして私の体を手で洗い始めた。手で入念に海水の塩分を洗っていく柚華ちゃんはそうやって私の体を洗い終えると自分の体も手早く洗って、私の水着のショーツの方を脱がせにきた。
脱がせ終わると足の間に体を割り入れて秘部に吸い付いてきた。舌先でクリを見つけるとグリグリといじってきて空いてる手の方は十分に濡れてるナカへと指を入れてきた。
はいってきた指は膣肉を撫でるように奥へと進んでくると入れられるところまで来たのか膣壁を擦るように動き始めた。ゆっくりゆっくり、指が膣肉をなぞってくるたびにゾワリとした感覚が先行してその後に背筋を伝って全身に快楽が広がってくる。
「ぁぁあっ、それだめッきもち、ぃぃ……っ」
「気持ちいいなら辞めない。逝ってもいいよ?」
柚華ちゃんはナカに入れ込む指を2本に増やしてさっとは倍以上の快楽を私の体に叩き込んでくる。たまった熱が行き場をなくすように送り込まれてくる快楽はどんどん強まっていって、腰がヒクヒクと震え始めた。
柚華ちゃんもそれがわかったのかゆっくりとナカで動かしていた指をいきなり激しく動かし始めて、舌先でいじる程度だったクリも吸い上げたり舌で押しつぶしたりと責めたてだした。
「ぁぁああっ、い、くッぁあ、ぁく……」
じわりと全身に広がっていた快楽が全身に一気に奔ってきて痙攣して震える体を柚華ちゃんが無理やりに押さえつけてくる。気持ちよさに悶えることもできないせいで溜まった熱や快楽に逃げ場がつぶされてる。
柚華ちゃんは秘部から口を離して今は覆いかぶさるように抱き着いてきてるけど、指だけはまだナカにうずめたまま、しかももう逝ってるのにナカでまだ指は動いてる……ッ!
「ま、ぁっいって、るか、らぁッッ」
「もう1回」
「ぁぁあッ、だ、めだってッッぃ、くッ」
逝かされ続けて過度に敏感になってる部位を執拗なまでに責めてきた柚華ちゃんは満足そうな顔をして私を見てる。
「次は外でする?」
「シない」
シャワーで体をもう1回綺麗にしてからリビングに戻ると、ウッドデッキに寝転がっていちゃついてる2人を発見。とりあえずもう遊ばないならシャワーを浴びに行かせてその間に水着から服に着替えた。ミニスカに半そでTシャツな完全にラフな格好でソファに寝転がる。海であれこれして疲れたのもあるけど、大半はさっき柚華ちゃんに連続で逝かされたのがきてる。
そのせいか寝転がった途端に眠気が……いいや、寝ちゃえ。夕飯の仕込みはもう済んでるし。
*** *** ***
「これはどういう状況?」
「お姉ちゃんの胸を枕にしたら安眠できるのかって桃ちゃんが」
目を覚ましてまず感じたのは何かの重み。目線をずらしてみれば見覚えのある頭が私の胸を枕替わりにするように抱き着いて寝てる。まあ桃花ちゃんなんだけども。
人様の胸を枕に安眠できるかって検証してる時点でこの子大丈夫かなってとこだけど、ここまでぐっすり寝てるんだから安眠はできてるんだろうね。
「お肉食べよ」
「もうそんな時間?」
「6時ちょっとすぎ」
ちょうどいい夕飯時に起きたもんだね。とりあえず桃花ちゃんを起こそうか。
「桃花ちゃーん、起きてー」
「ぅん……あ、おはよーございます! 由奈さんのおっぱいすごい寝心地良かったです!」
「それはご丁寧にどうも」
起きてそうそうにそんなことを言ってくる桃花ちゃん。体を起こしてそのまま起きるのかと思えば馬乗り状態でじーっと私を見てる。他の子だったらこのまま襲ってくる流れなんだけど、桃花ちゃんは違うだろうしどうしたんだろ?
「日焼けの痕がなんか艶めかしい……」
ありゃ、塗ってたのに焼けちゃってたか。にしても焼けてるとはいえそこまで見なくてもよくない?
「まあいいや! お肉食べましょ! お肉!」
ばっ、といった感じで上からどいた桃花ちゃんはウッドデッキに走っていった。それを見送って私はバーベキューの材料を取りに冷蔵庫へ。
「さきー、冷蔵庫入ってるの持ってきてー」
「んー」
ウッドデッキに材料をもっていけば、柚華ちゃんと桃花ちゃんが網台や炭の用意をしてた。台の中には炭が入れられていて着火剤も投下済み、桃花ちゃんがそこにバーナーで火をつけてる最中だったりする。
持ってきた材料をテーブルに並べる。焼く用にあるものは牛肉と鶏肉、アワビにサザエ、伊瀬エビホタテ、カツオの身とアラ。あとトウモロコシとジャガイモ。
刺身で食べるアワビに伊瀬エビ、ホタテの貝柱と塩水ウニ。なんだか頭の悪い組合わせにしか思えないけどまあいいや。網台に火が付いたところでタタキ用に分けたカツオの身を串にさして炙る。炭火でカツオに火を通していい感じになったら氷水につけて荒熱を取って、水気を切って刺身状に切ればカツオのタタキの完成。ネギが欲しいところだけどあいにくここには野菜なんてイモとトウモトコシしかない。
「お姉ちゃん、もう焼いていい?」
「はいどうぞ」
合図を出せば肉食少女2名が網に塩コショウを振った肉をどんどん乗せて行ってる。まあそうなるのはわかってたから置く前に真っ二つにした伊瀬エビやホタテの貝類を乗せて面積占領してたんだけどね。バター醤油の良い匂いがする。
「ウニってどうやって食べるの?」
「そのままでもいいし、乗せて食べてもいいんじゃない?」
ウニとか食べないから食べ方とかしらない。社長の無茶ぶりで捌いた経験あるだけだし。貝柱とかと一緒に食べればいいんじゃない?
紗季がおっかなびっくりでウニを食べてる傍ら、肉が焼けるのを淡々と待ってる2名。ミディアムでいいならそろそろ焼け時だと思うけど。
「おねえちゃん、焼いたのはいいけど焼き加減わかんない!」
「大丈夫、ミディアムならあと16秒で焼ける」
柚華ちゃんはきっちりとカウントを取りながら肉を見つめてたらしい。うん、アワビおいしい。
「ん、焼けた」
柚華ちゃんが焼いていたステーキを持ってきていたまな板に乗せて切ると宣言通りミディアムレアの焼け具合に仕上がってる。
網に乗っていた肉は海鮮が占領していた部分を除けば3枚。柚華ちゃんは全部ミディアムに仕上げるらしく3枚とも網から上げて切ってる。
切ったステーキを一つつまめばやっぱりいい肉なだけあって油の溶け具合がいい。変な筋もないしストレスなく歯が通って噛むたびに肉汁があふれてくる。うん、おいしい。
柚華ちゃんも桃花ちゃんも一心に肉を食べてるし、紗季も負けじと食べてる。
私はその間に火が通ったホタテとかを食べる……うん、バター醤油の風味が効いてておいしい。そろそろ伊瀬エビも火が通ったころ合いだろうし、網から上げる。
「はい、あーん」
殻からほぐしとった身を柚華ちゃんに差し出せば雛鳥のようにぱくっと食いついた。二口目を桃花ちゃんに出せは同じく食いついた。
肉食女子2人にも伊勢エビは好評のようで。そういう私もミソをつけて食べる……うん、濃いエビミソとタンパクな身がいい具合に合わさってる。物欲しそうにこっちを見てる紗季にもあげたけどおいしそうに食べてる。
そして気づけば肉食姉妹が新たな肉を焼き始めてた。まあ、肉はまだあるもんね。牛肉もだけど鶏肉もまだある。
いつのまにか姉妹が肉担当で私が海鮮担当になってバーベキューが進んでいった。ちゃんと刺身たちも綺麗に完食してる。
「お肉おいしかったねー!」
「そのお肉がすごい量だったけどね」
海鮮類もあわせたら結構お腹が膨れる量だったしね……。
バーベキューを終えて片づけをしたのちリビングのソファで各自くつろいでる。私の膝の上にはなぜか桃花ちゃんが寝転がってるけども。
「あー、ここ寝心地最高……」
「私の膝は寝具じゃないよ」
仰向けになって私の膝の上にいる桃花ちゃんは満足げな表情を浮かべてる。お腹が膨れてなのかそれとも違う理由なのかはわかんないけど。ちょうど手元に頭があるから撫でてるけどこのまま寝ちゃいそうな気がする。
寝るにしてもまだ8時もまわってないから大分早い就寝になっちゃけども。
「おねちゃん」
「なに?」
「お風呂行こ」
「さっき入らなかったっけ?」
「眠気ざまし。お湯張ってるから行こ?」
私の手を引いてくる柚華ちゃん。他2人を見れば今にも寝そうな桃花ちゃんとソファにうつ伏せで微動だにしない紗季。紗季にいたってはもう寝てるんじゃないかってくらいに動かない。
「2人とも、お風呂行くよ」
「んー、んむ……」
「……」
寝落ちしかけてた桃花ちゃんは体を起こして、ほぼ寝てた紗季ものそりと体を起こした。そんな2人を連れてお風呂に向かい、脱衣所で服を脱いで浴室へ。広くておおきい浴槽は4人でも十分には入れるスペースがあるからとりあえず浸かる。
「……眠い」
「紗季、ここで寝たら死ぬよ」
「お姉ちゃんに体預ける」
言いながら私にもたれてきた紗季。このまま寝る気?
「んー、私も眠い」
「桃花、寝たら犯す」
「おか、す? おかす……犯す?」
柚華ちゃんのとんでも発言で頭が冴えて行ったのか桃花ちゃんは眠そうだった目がぱっちりと開いてる。その目は発言者の柚華ちゃんをじとーっと見てる。
見てるだけでこれと言って何か言うわけでもないけど、じとーっと柚華ちゃんを見ながら私の方によってきた。
「お姉ちゃんの目がマジなんですけど……」
まあ柚華ちゃんはマジだろうからその判断は間違いじゃないと思うよ?
すりよってきた桃花ちゃんをじとーっと見てる柚華ちゃん。ひとまず妹を狙いだした姉はほっておいて腕の中でほぼ寝てる紗季を起こす。
密着してる体の間に手を滑らせて秘部に手を伸ばしてクリを刺激する。
「ぁ、は……なに?」
「何じゃなくて起きなさい」
「んにゅ……はーい」
私から離れて眠そうな目を開けてあたりを見てる。そして肉食獣のごとき柚華ちゃんを見ると、
「なんであんな獲物狙う目してるの?」
「さ、体洗おうか」
とりあえず起きた紗季と一緒に湯舟から出てボディソープを手にして体を洗いっ子する。泡立てた手で撫でるように紗季の体に手を滑らせながら湯舟を見ればいまだに狩る者狩られる者みたいなことになってる。まあ気にせず柚華ちゃんの体を洗っていく。
んー、洗ってるだけなんだけどちょいちょい声が漏れてるんだよねー……。