※この作品はR-18です。

BLEACH -とある少年の女難-   作:朱夜

4 / 12
しょっぱなからR指定シーン入ります。
後半は問題ない。



第3話 真央霊術院

 

 

柔らかい何かに包まれている感覚で、俺は目を覚ました。

寝ぼけた目を瞬かせていると、聖母のような眼差しで俺を見つめる卯ノ花さんがいた。

 

「卯ノ花さん?」

 

「おはようございます、よく眠れましたか?」

 

うん、ぐっすり眠れた。

だけどね? どうして隣で寝ているのかな……。

昨日は確か一人で寝たはずなんだけど……。

 

「どうして隣に?」

 

「千歳さんを起しに来たのは良いんですが、とても可愛らしい寝顔でしたので、つい添い寝を」

 

御茶目に笑う卯ノ花さんは、俺を起すどころか、俺の背中に手を回して抱きしめた。

 

「う、卯ノ花さん?!」

 

「もう少しだけ……こうしていても構いませんか? 千歳さん、とても抱き心地が良いんです」

 

俺は抱き枕ですか、そう言いたくなったけど、卯ノ花さんの嬉しそうな顔を見てしまうと、そんな些細なことなど気にならなくなった。

卯ノ花さんの胸に顔を埋めるような抱き方をされていると、次第に下半身のモノが硬くなってくる。

 

「う、卯ノ花さん、もう起きなきゃ」

 

「そうですね、ですが……、今起きても大丈夫なのですか?」

 

か、確信犯……。

 

「ほら、硬くなってきましたよ」

 

卯ノ花さんの左手が腕を、腰を、膝を撫で、俺の股間へと伸びていく。

 

「あっ……」

 

「ふふっ、とても立派ですね……」

 

「うのはな……さん」

 

はぁ、と息を吐いて卯ノ花さんを見ると、卯ノ花さんの頬が赤くなっていた。

 

「まだ時間はありますから、私に身をゆだねてください」

 

柔らかく細い指で俺のモノを寝間着越しに撫でられる。

敏感な所を指が行ったり来たりする度に、体が反応してしまう。

 

「お……ねがい……」

 

「何ですか?」

 

「イカ……せて」

 

自分でも分かるぐらい赤くなっているだる顔を卯ノ花さんに向け、懇願する。

 

「千歳さんは以外と助平な方なんですね」

 

寝間着越しから直に、腫物を扱うかのように優しく擦られながら耳元で囁かれ、

俺の理性は限界を超えた。

 

「も……我慢できなっ……」

 

「可愛いです、千歳さん、さぁ、私の手の中に……」

 

「あっ、あぁ……でちゃっ……」

 

熱く、硬くなったモノが卯ノ花さんの手を汚した。

卯ノ花さんは汚れた手を見ながら俺の耳元で囁いた。

 

「たくさん出ましたね……湯浴みの用意ができています、行きましょう」

 

俺は言葉の代わりに頷き返し、布団から起き上がった。

 

 

 

 

湯浴みを終え、霊術院の制服に着替えると、卯ノ花さんが待っていた。

初めて袖を通すこともあり、着られている感がある。

 

「とてもお似合いです、さて、朝食を取った後に霊術院まで送り届けますので、行きましょう」

 

卯ノ花さんの左手に右手を引かれ、部屋を出た。

左手、ついさっき俺が汚した手だ。

思いだし、少し顔が赤くなったけれど、誰にも会わずに済んだため、悟られる事は無かった。

 

 

 

 

 

 

真央霊術院にやってきた。

配属されたクラスで自己紹介をした後、早速授業に参加。

鬼道、歩法については全くの無知のため、クラスメイトの動きを観察しながら取り組んでいく。

休み時間にはクラスメイトに囲まれ、色々と質問をされる。

 

出身地はどこか、好きな食べ物は、彼女はいるか。

授業で分からないことはないか、等と、色々と気にかけてくれる良いクラスだ。

 

「あ、次は斬術の訓練だから移動だよ」

 

教えてくれたクラスメイトに礼を言い、後についていく。

斬術の訓練所、道場とも言うが、そこでは竹刀を手にした二人の生徒が対峙していた。

 

一人は、俺と同じぐらいの身長で、銀髪翡翠眼、鋭い目つきで相手を睨み付けている。

対しているのは黒髪で紫の色の目を持つ、背の高い青年。

 

お互いに何度も竹刀を打ち付けているが、決定打にはならない。

手の内の探り合いなのか、それとも戦い慣れているが故の拮抗なのか……。

 

決着は、銀髪翡翠の眼をした少年が勝った。

 

「俺の勝ちだ、草冠」

 

「負けたよ、日番谷、やっぱり君は強いな」

 

お互いを褒め称えながら壁際に下がっていく二人を、俺は目で追いながらも、授業の準備に入った。

渡された竹刀を手に、適当な相手と対峙した。

今日の授業は一対一の形式で行うのか、俺と相手以外は皆壁に寄っていた。

 

「悪く思うなよ転入生、手加減はしねぇぞ」

 

「こちらこそ、転入したてで君達の使う斬術とやらが分からん、我流だが、文句は受け付けないからな」

 

上等、と声が聞こえ、男子Aが踏み込んでくる。

 

(速い、が、剣はそこまでか……)

 

上段から降ってくる竹刀を真横から弾き、固定する。

 

(力は、やや俺が劣るか、まぁこの体だ、当然だな)

 

純粋な斬術のみによる訓練、これは思った以上に苦戦するかもしれない。

二、三、と打ち合わす数を増やし、一度距離を取る。

男子Aに呼吸の乱れは見えない、これがこのクラスの平均なのだろうか?

いや、一人見ただけでは計り知れない。

 

(とりあえず、やる事と言えば全力で……)

 

俺は竹刀を正眼に構え、男子Aを睨み付ける。

 

(一瞬で懐に入って胴を斬る……)

 

男子Aは俺の気迫に息を呑みながらも、迎撃する構えを見せた。

 

「疾ッ!」

 

竹刀を下段に、懐に飛び込む。

それを読んでいたかのように、振り下ろされていた竹刀。

勝ちを悟った男子Aの顔が見えた。

 

しかし、俺はそれを誘っていた。

振り下ろされる竹刀を下段から上段に変えていた俺は、振り下ろした竹刀で男子Aの手首を打った。

手から離れた竹刀を確認し、更に急加速し、踏み込む。

驚きに目を見開いている男子Aの胴を、竹刀で斬った。

 

道場中に響いた乾いた音と、教官の「勝負あり」との声を聞き、構えを解いた。

打たれた男子Aは痛みに悶えながらも壁に戻っていく。

俺も反対側の壁へと寄り、正座する。

 

ふぅ、と息を着きつつ、次に呼ばれた者同士の戦いを観察し、時間を過ごす。

 

(さっきの……確か、日番谷と草冠の試合以外は、あまり参考にならんな)

 

結局あまり参考になるような試合は見られず、授業が終了。

放課後になると、残って訓練をする者や寮に戻る者と別れた。

今日から俺も寮生活になっており、そのためには寮まで行かなければならない。

 

寮に帰るクラスメイトに場所を教えてもらいがてら一緒に歩いていると、

俺達の横を日番谷と草冠が通り過ぎた。

 

「あの二人って、仲いいのか?」

 

「あぁ、あいつらね、二人ともこの年代の中では飛びぬけた能力の持ち主だよ」

 

「休日に一緒に見ることもあれば、無いこともある、まぁ、良い意味でのライバルだな」

 

クラスメイトによる二人の評価を聞きつつ、寮にたどり着いた。

連れてきてもらったクラスメイトに礼を告げつつ、受付に向かう。

 

「すみません、今日から入寮の黒沼ですけど」

 

「はい、承っております、お部屋は西館の二階、一番奥となっております」

 

寮の説明を聞き、部屋へ向かう。

特に手荷物等は持っていないため、予備の制服を畳んで箪笥に入れた。

二人部屋らしいが、もう一人はいないらしい。

と言うよりも、諸事情によって辞めていく生徒がいるため、一人部屋は何人かいると聞いた。

夕食まで時間もあるため、早く追いつけるように、俺は机に教科書を開き、勉強を始めた。




日番谷隊長の同期は映画版で出てくる草冠宗次朗ぐらいしか知りません。
霊術院編では、日番谷と草冠と仲良くなって、いくつかイベントを起したら次に進めようかと思います。

分かりにくいかもしれませんが、時代設定は原作の120年前、朽木銀嶺が隊長になっていたのが110年前だったと思うので、登場させました。

この時点で登場できる人物は……。
卯ノ花さん、乱菊さん、夜一さん、ですかね。
虎徹さんに関しては、いつから副隊長をしていたのか分からないため、持ってきました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。