例によって大筋はまったく変わってないので既に読んでくださった方は読み直す必要はないです。
後さきを考えずに行動して許されるのは子供のうちだけだ。
大人になれば自分の行為によって引き出される事象について考えて行動するべきであり、なによりそれらに対する責任を取ることこそが大人として最も求められるべき責務なのだ。
俺はどろどろにしてしまった楓さんをシャワーに放り込んだ後、リビングの電気をつけたことによって判明したソファーの惨状をみやりつつそんなことを思った。
「プロデューサー、シャワーいただきました」
色々な液体にまみれたソファーを必死に掃除していると、バスタオルを巻いた楓さんが恥ずかしそうにリビングへと戻ってきた。……もしこれがいつも通り平常心であれば「お風呂でのぼせて、ふろふろになってしまいました」なんて言うのかもしれない。
そんなことをふと考えてしまうぐらいには楓さんのことをわかってきたらしい。
「咄嗟のこととはいえ髪の毛まで汚してしまってすいませんでした。あとこれも今更になりますけど、酔いのほうは大丈夫ですか?気分が悪いとかないですか?」
「あ、はい。大丈夫だと思います。あと……その、私こそごめんなさい。ソファーを汚してしまって…」
「いえ……俺ももう少し考えてやるべきでした。まぁ幸い革張りなのでしっかり拭いて消臭スプレーでもしておけば大丈夫でしょう」
それっきり会話が止まってしまい、ただソファーを拭く音だけがリビングに流れた。
……大人になれば自分の行為によって引き出される事象について考えて行動するべきであり、なによりそれらに対する責任を取ることこそが大人として最も求められるべき責務、である。
楓さんは、これから大きく羽ばたいていくことになるシンデレラガールズのアイドルだ。
楓さんは言ってしまえば事務所の財産であり、私財をなげうったちひろさんのすべてだと言ってもいい。
そんな楓さんには当然アイドルとしての活躍に資することが求められる。もちろんその中ではスキャンダルになるような恋愛は基本的にご法度だろうし、事務所アイドル第一号なんだから頭打ちがくるか、ある程度結果が出るまでは結婚するのでやめますなんて言えるわけがない。
……きっと楓さんは恐れているのだろう。
やることをやってしまい酒も抜けてきて冷静になった俺に、今日の情事をなかったことにしてほしい、忘れてほしいと言われやしないかと。
あるいは俺にそう言われるまえに自分から言い出そうとしているのかもしれない。
楓さんは優しくて、少し臆病なところがある人だから。
「楓さん」
「……はい、プロデューサー」
掃除を粗方終え楓さんに声をかける。
無意識のうちにだろう、うつむいていた楓さんが顔をあげる。まるですがるような目をしていた。
こんな顔をさせてしまっているという事実に胸が痛んだ。
俺も楓さんももう大人だ。絶対にその時その時の行動を常に考えてやらなければならないというわけではないが、自分の行動には責任を持たなければならない。
そしてこの場合の責任というのは、
「俺たちはもう大人ですから、これからのことを考えないといけません」
「…………」
「とりあえず結論としてですが……今夜のことは忘れろとか言うつもりはないです」
「っ……」
「どんな形になるか確約はできませんが、楓さんの気持ちを踏みにじるようなことはしないつもりです」
「…ほんとうですか?」
「はい……あぁそうか、俺もまだ言ってませんでしたね。俺も楓さんのことが好きです、だから今日のことが間違いだったなんて、俺も楓さんには言ってほしくありません」
男として、楓さんに手を出してしまったことに対する責任を指すのだろう。
「っ……私も、あなたが好きです…!」
まるで漫画のように飛び込んで抱きついてくる楓さんをしっかりと受け止めながら、俺はプロデューサーとして、社会人としての責任の取り方についても考える必要があるなと思った。
それから二日後の朝、俺と楓さんはまるでそこで何もなかったかのように、例の汚しに汚してしまったソファーに座り、対面のちひろさんと顔を向き合わせているところだった。
「……そうですか。それでお二人は、今後も関係を続けていくつもりですか?」
あの後、楓さんと今後の身の振り方について色々と話し合った。
幸い次の日が日曜でちひろさんが休みだったので、2人して昼過ぎまで同じ布団で死んだように眠ったあと、適当に飯を食べたりちょっとムラムラしたのでアレなコレをしたりして過ごした。
その結果として決まったことは、以下の4つだった。
ちひろさんに関係を隠すことは裏切りになるからしないこと。
でも二人の関係を終わらせるつもりはないこと。
アイドルをやめるというのは本当に最終手段にすること。
たとえやめるとしてもちひろさんに不利益がないよう何らかの対応をしてからにすること。
要はちひろさんの反応次第ということだ。
俺たちはアイドルという仕事を行っていくことに対して知識に乏しいから、隠れて付き合っていくといったような行為が可能であるか等を判断することができない。
そういった判断についてはちひろさんの経験と知識を当てにせざるをえないだろう。
そして何よりもちひろさんに黙っておく、秘密を作るということは義理の問題からもしたくなかった。……いや、商品である楓さんに手を出しておいて何をいまさらという話なのだが、それはそれとして。
とにかくそうして二人で考えたことを伝えるために楓さんと一緒にちひろさんの出社をお出迎えして、今に至るのだ。
「楓さんとはこれからも親密な関係でありたいと思っています。ですがそれがアイドルとしての活動に支障をきたすことも理解しているので、ちひろさんの判断を伺いたかったのです。もしちひろさんがアイドル活動とそれを両立することが本当に不可能だと判断したのであれば、他の方法を模索することも考えています」
「他の方法というのは例えば?」
「まず楓さんとは今後可能な限り親密な行動や会話を控えるようにします、つまりアイドルとプロデューサーとしてのシンプルな関係に戻ります。そして楓さんには可能な限り早くトップアイドルの一人になってもらい、端的に言えば今まで楓さんに行われてきた投資以上に稼いでもらいます。そして新しいアイドル候補が見つかり次第、引退してもらって。その後で楓さんと改めて親密な関係になります」
それを聞いたちひろさんは、難しそうに眉をひそめる。
「うぅん……例えばその方法で行くとして、トップアイドルになるということは口でいうほど簡単ではありませんよ?それに機械のように感情を急に無視して仕事関係に戻れるのかという問題もありますし……そもそも、高垣さんは自分がトップアイドルになれると本気で思ってるんですか?」
今までソファーの隣に座って黙ったままだった楓さんへと矛先が向く。俺は何度か向けられたことがあるが、ちひろさんがこういった厳しい視線を楓さんに向けるのは俺が知る限り初めてだった。
俺は思わず左手に力を込める。
「……私には、正直わかりません。ですがプロデューサーがなれると言ってくれました。だから、私はそれを信じて全力でトップアイドルになれるようがんばるつもりです」
「それはただののろけじゃないですか……。ええっと、じゃあそのプロデューサーには当然、高垣さんがトップアイドルになれるという根拠はあるんですよね?」
次は矛先をこちらに向けてくる。言いだしっぺなのだから当たり前なのだが、それでもちひろさんの強い視線に思わず目をそらしてしまいそうになった。
……だが俺だってこの話の展開を予想していなかったわけじゃない。うろたえる必要はないしうろたえていられる状況でもない!
「はい、楓さんを日高舞と同じくらいのトップアイドルに仕立て上げてみせます」
「日高舞と同じレベルとは大きくでましたね。でもこういってはなんですが高垣さんはデビューしてから今もずっと、ファッション雑誌の1~2ページにしかのらない程度のアイドルですよ?」
「それは俺のプロデュースが間違っていたからです。楓さんのアイドルとしての魅力は単純な容姿だけのものではありません。それだけでは魅力を引き出しきれていなかったんです。楓さんには今なお発揮していないものがあります」
「それは色眼鏡ではない、高垣楓という人間をアイドルとして客観視しても十分な勝算が見積れるだけの魅力があるということですか?」
「そう思います」
「ではその魅力を私にも教えて下さい。……それはもちろん、私も納得できるものですよね?」
……ここまで自信満々に答えておきながら馬鹿にしているのかと思われるかもしれないが、トップアイドルになれる魅力というものがなんなのか、正直に言って俺にはまだよくわからない。
日高舞を筆頭に大成したアイドルには何らかの、非科学的ではあるがオーラのようなものがある、というのは間違いないだろう。しかしそれだけでアイドルとして大成できるのかというと、違うと思う。
俺が今までに出会ったアイドルの中で最もオーラのような、人を無意識にひきつけるような「何か」を持っていると感じたのは研修のときに出会った天見春香ちゃんだった。
だが彼女は今765プロの新人アイドルのなかでは一番デビュー後の成長に苦労していて、オーディションの結果も芳しくなくファンの確保に苦労しているらしい。人の注意を引くようなオーラだけではどうにもならないという証左であろう。
それにそもそも俺は楓さんにも何度か同じようなものを感じたことがあるが、特にそれが何かを起こしたということはない。
つまりトップアイドルになれる素質と言うものを語るにあたって、人を奮い立たせるような、引き付けてしまうような「何か」は筆頭に挙がってこないということだ。
では技術や容姿といった、見たり聞いたりすればすぐわかるようなものがトップアイドルの魅力なのか。
日高舞のライブはDVDの液晶越しでも心を震わせるほど素晴らしいものだった。同様の例として765プロで出会った如月千早も、現在圧倒的な歌唱力を持ってデビューからわずか数か月でCランクアイドルまで上り詰めている。デビュー時期から考えれば異例の早さであるらしい。
なるほど、それはまさにトップアイドルの素養にふさわしいと言えるだろう。
だがしかしそれならば何故、如月さんと同じ時期にデビューした如月さんよりも歌唱力、それどころかパフォーマンスなどにおいても細かな部分において練習不足が感じられる星井美希が、すでにAランクアイドルにまで上り詰めているのだろうか。
星井美希という少女は、具体的に形容することができない魅力の塊だった。
歌唱力はあるしビジュアル表現においても天性のものがある。そこにいるだけで人を自然とひきつけるような魅力を発する。だが前述のように歌唱力は如月さんのほうが上だし、人を引き付けるような魅力で言えば春香ちゃんだって負けてなかっただろう。それに1つ1つ細かいところに着目すればまだまだ練習不足や荒削りであると感じさせるような所作も多い。
しかしそうであるにも関わらず、星井美希は現在若手トップアイドルの最先端をひた走っている。
客観視できるトップアイドルとしての魅力。
それは要するに「これがトップアイドルの魅力です」と言って星井美希を差し出せばいいのではと思ってしまうほどである。そしてそれはおそらくそれほど間違えてはいないだろう。
だが当たり前の事ではあるが、星井美希は高垣楓ではない。今問われているのは高垣楓の持つトップアイドルとしての魅力なのだ。
トップアイドルの魅力とは何か?
星井美希や日高舞が持つ、今まで多くのアイドルを見てきたちひろさんを納得させられるだけのトップアイドルになれるに十分な魅力とは何か。
楓さんとこういう関係になってから、いやさらに言えばここ半年ぐらいはずっと、それ何であるのかを考えて続けていた。
過去のデータ媒体等から大成したアイドルを調べた。トップアイドルになりつつある星井美希と触れあいその才能をじかに見ることができた。そしてそれと同じかそれ以上の才能があると思った楓さんのことも深く知ることができた。
俺はこのプロデューサーとして働く半年の中で、確実にそれと触れ合ってきている筈なのだ。
……ふと左手に熱を感じて、左に目を向ける。
楓さんだった。その瞳に一切の躊躇も迷いも抱いていない楓さんが、俺の左手を痛いほど握っていた。
「……高垣楓がもつトップアイドルになれるだけの魅力。それは、高垣楓が本気でトップアイドルになろうとする心と覚悟です」
「……具体的にはどういうことですか」
「アイドルがトップアイドルになるためには、二つの条件があると思っています。まず一つが容姿や歌唱力、雰囲気といった後天的にどうにかするのは難しい、生来からの才能です。今新たなトップアイドルとして名をあげつつある星井美希もかつてのSランクアイドル三浦あずさも、伝説の存在である日高舞も、等しく持っていたものがこの才能です。後からどうしようもないそれを、楓さんは持っていると思っています」
「……確かに楓さんは十分その才能に恵まれているでしょう」
「はい、なにせちひろさんがスカウトしてきた逸材ですから。……でもそれだけでは駄目なんだと思いました。才能がなければ輝けない、でも才能だけでも輝けない。才能を輝かせるために、トップアイドルになるために必要なものがもう1つある」
「…………」
「俺はそれを、心や覚悟であると思っています」
ちひろさんの目をまっすぐに見ながら続ける。
左手から伝わる楓さんの熱が俺の背中を押してくれる。
「人は気持ちを揺り動かしてくれる何かを常に求めています。ホラー映画をみたり恋愛小説を読んだりするのは、感情が揺れる瞬間に快楽を感じているからです。アイドルがこれだけ大きな市場となったのは、かつての伝説日高舞が映画や小説やドラマでは物足りなくなるレベルに皆の感情を、心を揺さぶったからです。アイドルを応援する人達はまたその瞬間を味わいたくて、興奮を感じたくてアイドルを応援しているんです。つまり、心が心を求めているんです」
「面白い分析だと思います……が、それが楓さんの心と覚悟にどうつながるんですか?」
「……初めて楓さんを見たとき、思わず天使のようだと本気で思ってしまいました」
「…………はい?」
「これほど美しい人がいるのかと思ったんです。人の容姿、特に表情というものにはその人が今まで抱いてきた感情が大きくあらわれます。怒りっぽい人を見たときに『この人はなんか気難しい顔をしているな』と感想を持つことが多いように、絶対ではないですが表情はその人の内面を語ります。楓さんを初めてみたときは、その感想が天使のようだ、だったんです」
「えっと、プロデューサーさん?」
「衝撃でした。俺はこんなすごい人なら、きっと他の人も見ただけで感動する。きっとアイドルとして人気が出るだろうと思っていたんです。……ですがちひろさんの言うようにアイドルの世界は甘くありませんでした。楓さんぐらいに才能に恵まれた人間は、そうそういなくても、いないわけじゃない。だからそれだけではアイドルとして大成することは難しかったんです。だからそのことでちひろさんに相談したこともありました」
「…………」
「そうして相談に乗ってもらって、楓さんがトップアイドルになるためには足りないものがあると知りました。だからそれを知るためにも楓さんと上っ面の付き合いではなく、真に分かり合えるようになろうと思いました。
……するとどうです、楓さんはその見た目から想像もつかないような内面を持っていたんです。すきあらばお酒は飲むし、ダジャレばっかり言ってるし、それに昨日1日一緒にいてわかったんですが結構私生活も駄目人間でした。服は脱いだらそのままだしトイレの電気はたまに消し忘れるしコップは使った後水につけないんです。俺が天使ではないかと思っていた女性の内面はその実ただのおっさんじみていたんです」
「ちょ、ちょっとプロデューサー!?そんなこと考えてたんですかっ?」
「こんな天使のような見た目の人が、まるでだめなおやじみたいなんですよ!」
顔を真っ赤にした楓さんが痛いくらいに手を握り締めてくる。
「……もうお嫁にいけないかもしれません」
俺がいる限りそれはない。
そしてそんな風に思うやつを、ファンをこれから世界中に増やしてやるのだ。
「ちひろさん。ちひろさんが楓さんをアイドルにしようとスカウトしてきたのは、それだけの才能があると容姿などから判断したからですよね?」
「……そうですね。私もプロデューサーさんではありませんが、天使のような女性だと思いましたよ」
「そんなちひろさんにもお墨付きがもらえるほど才能のある天使のような容姿の女性が、ダジャレが好きだったり私生活でだらしないところがあったりしたら、衝撃で心が揺さぶられると思いませんか?そしてそんなおやじのような女性がひとたびマイクを持てば素晴らしい歌唱力で歌をうたったり、あるいはライブや握手会などでアイドルとして魅力的なパフォーマンスを披露したら心が揺さぶられると思いませんか?
高垣楓がトップアイドルになれるに足ると思う根拠は、彼女が才能を持っていて、なおかつトップアイドルになればなるほど求められる、心を揺さぶる力を持っていると思うからです。そして何より、そんな彼女が昨日本気でトップアイドルを目指すと、覚悟してくれたからです。
そしてそこまで才能と条件と覚悟がそろっているなら、俺が必ずそれをトップアイドルへと仕立て上げてみせます。そういうことが出来るように、ちひろさんから教わってきたからです。
……そうだ、さっきから楓さんがトップアイドルになるために必要なものとして楓さんばかりをクローズアップしてきましたが大事なのはそれだけじゃない。それを着飾ることができる立場に自分がいるんです。ちひろさんからプロデュースのノウハウを受けた俺が、それを助けるんです!」
結局のところ、トップアイドルに絶対なれるような何かを客観的に理解することなんてできないのだろうと思う。だってそれができるなら、それを見つけたやつが今頃トップアイドルを量産し続けているだろうから。そんなことはきっと昔からアイドルをみてきたちひろさんだってとっくにわかってる。
俺の知るアイドルとしてのすべてはちひろさんからもらったものだ。である以上、彼女を超えてトップアイドルになれる「何か」を言い当てるなんでできるわけがない。
……アイドルとなる女性と信頼関係を結び、その人がアイドルとして最も輝ける方法を模索すること。ちひろさんが俺に教えてくれたプロデュースのもっとも大事なことだ。
結局この問答において問われているのは楓さんの資質だけではなく、それを導くと胸を張って言えるだけの覚悟が俺にあったかどうかだったのではないだろうか。
「ふぅ……結局、お二人とも言ってることはただののろけじゃないですか」
飽きれたような表情で言うちひろさん。
そんなちひろさんには先ほどまでのような刺すような雰囲気は感じられない。
「プロデューサーさん」
「はい」
「残念ですがプロデューサーさんの言うトップアイドルに絶対なれるものというのは、正直今の話を聞いてもあまり伝わってきませんでした」
「……はい」
つないだ左手がまた痛いほどしめつけられる。
「……ですが、高垣さんがトップアイドルになれると思って連れてきたのはそもそも私自身なわけですし、それを全力で補佐するというプロデューサーさんの気持ちは伝わってきました。……しょうがないのでそれに免じて、今回はなんとかしましょう。というかこんな真剣な話をしてる中でも手を握り合っていちゃいちゃしてる二人を引き裂くなんてこと、私にはできません」
私もそういう相手がほしいなぁ等と言いながら苦笑するちひろさん。
「っ……ありがとうございます!」
思わず楓さんと2人して手を離しつつ、頭を下げる。
「ただし、プロデューサーには今まで以上にがんばってもらいますよ?トップアイドルに仕立て上げるといったのが気持ちだけではないことを証明してくださいね?」
「はいっ……ありがとうございます!」
大人としての果たすべき義務よりも男としての感情を優先したどうしようもない自分を許してくれたちひろさんの顔に泥をぬらないためにも、なんとしてでも楓さんをトップアイドルに仕立て上げる。
誰に誓うわけでもないが、そうしてみせると強く決意するのであった。
元々登場予定になかった765プロの面々をそれっぽく使いながらそれとなく持って行きたい方向へと持って行けたことに個人的に満足しております。
しかしこれだけ作中で酷使されている星井美希が予定では名前すらでることがなかったとは我ながら驚きです。
あとはこの後のシンデレラガールズ事務所としての今後や方針とかについて3人であーだこーだと言いあうような場面を書いて、そこでプロローグに当る部分は区切りの予定です。
現状そこまでしか書けていませんのでその後の更新はしばらく時間を頂くことになるかと思います。
ここまで読んで下さった方ありがとうございました。そしてR18としていながら全然その要素がないことをお許し頂けると幸いです。