「………………ナニ、してんの」
「……へ?」
「あっ」
第三者の声を聞いて二人同時に我に返った。
声のした方。つまりはドアの方を見ると、そこにはなんとミラがいた。それも、なんか色々と見ちゃいけない物を見たかのような複雑な表情をして。
そして、ミラの視線が少しだけ動く。シャーレイの持っているブツと、支柱と手錠で繋がれているひなたの唯一の腕と、そして全裸の二人。ミラ自身、二人がそういう関係だというのは今日の昼に聞いたため知っていたが、流石に友人がこうしてまぐわっているのを自分の目で見てしまうと何とも言えない気持ちになってしまう。
ただでさえ口下手なミラが更に口下手になる。二階がやけに五月蠅かったので注意しようと来たものの、後悔してしまう。面倒だから杖をついてこなかったのも災いしてすぐに逃げ出す事が出来ずドアを開けて壁に手をついた状態のままで無言の状態が続く。
今の現状。悪い顔をしていたシャーレイが涙を流しているひなたにアメリカンサイズなブツを小さな体にぶち込もうとしている。完全にレイプのような物が行われている場所でつい声を出してしまった。しかし、二人はそういう関係。レイプではないだろう。つまりはミラはお邪魔虫。
「…………わ、わたしもうねるからぁ」
テンパって自分でも何言ってるのか分からない状態になりミラは背中を見せる。さっさと自分の部屋に行かないと自分でもどうにかなってしまいそうだ。それに、この部屋の淫らな空気を長時間吸っていては発情してしまいそうだ。
だからとっとと退散して二人にはゆっくりとお楽しみを……
「ミ~ラちゃん」
「ひぃぃ!?」
してもらおうとしたが、いつの間にか近づいてきていたシャーレイに肩を掴まれた。
「な、ななななんでございましょうかぁ……」
嫌な予感しかしない。よく考えずに物事を喋ったせいか変な言葉遣いになってしまったがそれはどうでもいい。今は後ろに立っている全裸のシャーレイが問題だ。そっと振り向くとシャーレイが悪い笑顔を浮かべた状態で立っている。その後ろではひなたが手錠を外そうと必死に手を動かしている。
「どうせなら混ざらない?」
「ごえんりょさせていただきたく……」
「拒否権あると思う?」
その瞬間、左手から金属的な音が鳴った。
何事かと思ったら手には今さっきひなたの手にかかっているのを見たばっかりの物が嵌っていた。
つまり手錠をかけられた。が、それだけだ。自分なら力づくで逃げる事なんて容易だと手錠の反対側を握って笑顔のシャーレイを見ながら心に余裕を作る。
「……この程度力づくで」
勿体ないが壊してしまおう。後で弁償なりなんなりしたらいい。今は貞操の方が大事だ。
少なくとも今この場で友人にレイプ紛いの事をされて貞操を奪われるなんて最早トラウマ案件にすら成り得る事だ。こんな事ならバイだと自白しなきゃよかったと左手に体のバランスを任せて右手で手錠を壊しにかかる。
「…………あ、あれ?」
だが、壊れない。というか、魔力が動かない。
「ちょ、まっ、魔力、魔力が」
「これ魔力を封じる手錠なんだよね」
「……もしかしてミラの人間離れした力って魔力を使ってたり?」
「いや、ちょ、しゃれになってないからじょうだんじゃないから」
ひなたの言葉についてだが、イエスだ。
ミラの体にあの超人的な力が身についているという訳ではなく、ミラは魔力を駆使して意図的に人の体にかけられたリミッターを外していくことで瞬間的に超人染みた力を得ていた。ミラはそれを何度も駆使しても壊れないように体を特訓で作っていったが、ミラ本人にあの馬鹿力はない。
つまり、現状はこの手錠を外す術はない。壊す術もない。助けてパパ。
「ふへへ……じゃあお楽しみの……」
「冗談じゃないから!!」
だが、少なくとも鍛えていないシャーレイに負ける程怠けた事はしていない。足が一本だろうが力づくで自分の部屋に辿りついて杖を手にして一晩家から離脱。そのまま夜が明けるまで逃げ切るだけ。
力づくで左手を引く。まずはシャーレイが手に持つその手錠をなんとか振りほどかないと逃げれるものも逃げれない。これでシャーレイの手からは手錠が……
「……あれ?」
離れない。というか左手を引けない。物凄い力で手錠を握られているせいで左手を動かすことができない。具体的には少しは引けるのだが、その直後に力で引き戻されるため左手が動いていないような感じになっていた。それどころか、徐々にシャーレイの方へと手が引き寄せられ、手に引かれて体まで引き寄せられていく。そして時が経つ毎に背中に氷柱でも入れられたかのような悪寒が来ると同時に犯される恐怖がそれに拍車を加える。
「……言っとくけど、シャーレイってスラム育ちだからか結構筋力あるんだよね」
ガシャガシャと手錠を外そうとしながらひなたが呟いた。スラム育ちというのは初耳だったが明らかにこの力はそれを逸している。シャーレイはミラが見ている分には本当に最低限の、昔付けたらしい体力を保持する程度のトレーニングはしていたように見えたが、明らかにこの力はミラが見てきた程度のトレーニングで保持できる力じゃない。
「いやこれその範疇に収まらないほどつよ――きゃあ!?」
何時もの一泊置く、口下手から来る喋り方はとっくに焦りと恐怖に塗りつぶされて脊髄反射で話すようになり、完全に性欲の事しか頭にないシャーレイに無情な足払いをされて床に転がされる。体のリミッターを外さない限りはシャーレイのちょっとした攻撃でも片足のバランスは崩れてしまう。今のミラの身体能力はひなたより少し強い程度でそのひなたを完全に抑え込む事が出来るシャーレイの魔の手から逃れる術はなかった。
それを見てターゲットが完全にミラに行ったのを見てからひなたは残り数分でこの手錠をどうにかしなきゃいけない事を悟り、手錠をなんとか外すか壊すかするために一応布団を羽織って全裸のままではなく体を隠した状態で手を動かす。
「ミラちゃんって……かわいいよね……」
「ひぃっ!?」
「その顔……とぉっても素敵……」
完全に捕食者の目でミラを押し倒すシャーレイ。その様子のシャーレイに思わず恐怖するミラ。
確かに荒事をして生きてきた分、人の恨みを買った時もあったしスラムに調査のために出向いたときはいきなり押し倒されて服を脱がされかけた時もあった。そんな危ない経験を何度もしてきたが、その度に脳のリミッターを外して男共を去勢してきた。
だが、今目の前にいるのはシャーレイ。知り合いな上に自身よりも力が強く、リミッターは外す事が出来ない。もう打つ手がない状態で怪しげなオモチャ片手に押し倒されるというのは最早恐怖でしかなかった。
死とは別種の恐怖は体を硬直させ、シャーレイの餌にさせる。
服に手がかけられ、それを止めようと手を伸ばすがその前にシャーレイは一気に服を捲り上げる。それに対抗することが出来ず、温泉等を除けば十年以上他人に見せたことのない下着だけを身に着けた体が外界に晒される。それを自分の目でも見て顔が赤くなるのを感じる。
ひなたよりはまだあるが、それでも歳と身長の割には小さな胸。一応隠すためにスポブラは着用しているが、黒で無地の今まで見せたことのないそれを見られた事で恥ずかしさを感じてしまう。そうして脳が正常な判断を失った一瞬の隙にシャーレイは動き、片手だけに嵌っていた手錠をもう片方の手に嵌めた。
「今までひなたちゃんしか抑え込んだ事なかったし、念のためにね」
「ぁぅぁ……」
羞恥心と絶望と持ち前の口下手で掠れたような声しか出ない。しかし、顔を真っ赤にして視線を逸らしながら口から出たそれはシャーレイの性欲をブーストするだけ。そのままミラの手を頭の上で押さえ付けると邪魔な服を片手だけでさらに上に上げ、あとは手首を通せば脱げるという所でそれを止めた。これ以上は手錠が邪魔だった。
だが、それでも服は脱がされ、両腕は改めて服の上からシャーレイの手で固定させられる。一応手首そのものを抑えられている訳ではないが、手錠の間にある鎖を抑えられているため、どちらにしろ手は不自由なまま、下着に隠された胸を晒す。
「じゃあ、早速……」
シャーレイはミラに何の断りを得ずに小さな胸に手を当て、そのまま好き勝手に揉む。その手つきはひなたで養ったのかかなりいやらしく、相手に快楽を与えるような手つきだった。
「んっ……ぁ……」
「ひなたちゃんよりはちょっと大きいかな? でも、可愛い大きさ……」
「いわっ……ないで……」
小さな胸にコンプレックスを持っていない訳ではない。でなければあの日、温泉でひなたを発見することも無かった。胸を大きくする可能性のある成長促進の温泉で。
そんなミラの内心を知ってか知らいでか。シャーレイは何時ものおっとりした感じの可愛らしい顔を完全に性欲一色に染めてミラの胸を揉む。だが、それ位は自分でもよくやっている。ひなたみたいに元男だから、という理由で自慰をしていなかった訳ではない。大体三日に一度くらいは己の性欲解消と胸が大きくなるかもしれない、という希望に任せて一人で致している。胸も自分で弄っている。
それに、胸が特別感度がいいという訳でもないため、喘いでしまうがそれでも絶頂を迎える程ではない。
「あんまり胸は感じない?」
「…………」
「むぅ……」
別にそうではないが、もしかしたらこれでつまらなく思ってくれて解放されるかもしれない。言葉に詰まった現状を上手くそう転換できるかもしれないと考えてから視線を逸らす。それに対してシャーレイはつまらなさそうな顔をする。
だが、それならそれでシャーレイにも考えがあった。元よりミラを逃す気なんてサラサラ無い。気絶するまで、だと万が一にもひなたに逃げられる可能性があるため、一回はイかせる気だ。じゃないとこの後すぐに気絶するであろうひなたじゃ色々と収まらない。だから、その分はミラで楽しむ気だ。という事でシャーレイはミラの寝間着のズボンを一気にパンツと共に下に降ろす。何の忠告もなしに。
「あっ!?」
本当に何の忠告もなく脱がされたため、ミラが声を上げる。そして晒されるミラの秘部。友人とはいえ見られては恥ずかしい部分。将来出来るかもしれない恋人に対しては見せる事になったのだろうが、それでも見られる事は恥ずかしい。
顔に先ほどよりも熱が籠っていくのを感じ、今の自分の顔が真っ赤であろうという事を何となくで察し、しかし羞恥心は冷静な思考を徐々に蝕んでいき茹蛸のようになった顔はシャーレイの加虐心と性欲を倍増させるだけ。
「その方が可愛いよ……?」
ミラに顔を近づけ、下半身にやっていた手を一回上の方へ戻し、ミラの顔を手で軽く固定すると、そのままミラの唇を奪う。勿論、舌をねじ込むディープキスで。
「んぅ!?」
唇を唇で塞がれた状態でミラが声を上げる。だが、その程度でねじ込まれた舌をどうにか出来る訳がなく、そのまま口の中を蹂躙される。
更にシャーレイはその状態でミラの秘部を触りそのまま優しく愛撫する。他人に愛撫されるという未経験の快感がミラの体を走り、激しいキスの合間の吐息に熱と喘ぎが籠る。愛撫の前から少し濡れていた秘部を更に愛撫することで濡らし、キスの途中からは指も入れる。それだけでミラの様子は変わり、吐息は更なる熱を込める。
そして唇を離し同時に秘裂から指を抜くとそこにはもう出来上がったミラの顔が。蕩けた顔は熱を持ち、いつもの無表情とクールっぽさは何処かへ消え去り、そこに居るのは頬を軽く赤に染めた発情した少女だった。
「はぁ……ぁぁ……」
長いキスだった。その分、十分に酸素を確保する事が出来ず、予め酸素を一杯に吸いキスの合間に吐き出しつつ時々息継ぎをしていたシャーレイと比べ、ミラは息を荒くしていた。酸欠で軽く思考が纏まらず、酸素を十分に確保するまでの数秒はシャーレイにとって十分過ぎる時間だった。
邪魔だったため床に置いていたディルドを手に持ち、それをミラの秘裂に押し付ける。後はこのまま押し込んで突っ込むだけ。それにようやく気が付いたのはディルドをミラの中に押し込むために力を入れた時だった。
「ま、まって! それは……」
「残念だけど聞かない」
ファーストキスを奪われ、そして他人の手による愛撫による初めての快感。それに思考をやられ、ぼーっとしてしまったがためにシャーレイはそのままミラの処女すら奪おうとする。
それを止めようと声を出す。が、シャーレイは意地の悪い笑顔を浮かべたまま手に持つそれへと力を込め押し込んでいく。
「あっ、あぁぁぁ……」
力を受けて徐々にミラの中へと入っていく。先端が少し入っただけでもミラに表情が強張り、異物が入ってくる感覚。それが与える快楽に身を捩る。それはディルドの大半が入ったあたりでようやく止まる。理由は単純で、それ以上は何かに阻まれ入らなかったからだ。
「これでいいのかな? 抵抗は無かったけど……」
「おお、きっ……ぬい、て……」
だが、入れられた後にあるのは腹を圧迫する感覚。快楽もある事にはあるが、巨大な異物が入ったまま放置される感覚というのは未だ慣れている物ではない。
自分の指だけじゃ足りなくて少し大きなものを入れた時は何度もあった。具体的には己の剣の鞘やサブウェポンのBナイフを展開せずに入れた時はあったが、それらは横に大きかったりしてこのように丸くはなかった。だから、初めて体内に入ってくる男の逸物の形を取った巨大なそれは入れ慣れていない物であり、異物感を感じずにはいれなかった。それ以外にもここまで大きいものを入れたがために痛みすら感じてしまう。
もしもミラみたいに自分で処女膜を破いてしまい、ある程度性器に物を入れる事に慣れていなかったら、きっと相当痛い。それこそ体の中心から裂かれるような痛みを伴うだろう。男の逸物を入れるより痛いかもしれない。それくらいにシャーレイが勘と大人の玩具をチラ見して作ったこれは大きかった。
「だぁめ」
だから、早く抜いてほしかった。もうひなたを滅茶苦茶にして自分を解放してほしかった。これでイかされたら流石に頭が可笑しくなるし指だけじゃ満足できない体になるかもしれなかったから。
だが、今のシャーレイにそんな言葉は通用しなかった。意地の悪い笑みを浮かべ完全に相手を喘がせる事しか考えていないシャーレイにとって今のミラの言葉は己の加虐心と性欲を煽るだけの言葉であり、入り切っていないがために少しだけミラの秘裂から飛び出したディルドを掴むと一気に先端付近までそれを引き抜く。
「うぅぅっ……!」
それと同時に襲ってくる快楽と異物が抜けていく変な感覚に声が漏れてしまう。その声が果たして気持ちいいから出てきた嬌声にでも聞こえたのかは知らないがシャーレイはすぐに抜いた分だけディルドをミラの中へと押し込む。
「ひぐぅっ」
自分の奥にディルドの先端が当たる音と感覚。それに内臓が上の方へと押し出されるような感覚が伴い嬌声の混じった小さな悲鳴が上がる。愛液がローションの代わりとなり一回目よりもスムーズに挿入されたそれはミラの下限次第で抜かれる速さも入れられる速さも変わってくる。
ミラの腹が入っているディルドの分だけ膨らんでいる。それを外側から撫でながらもう一度一気に引き抜く。そしてすぐに奥までそれを突っ込みさらに抜く。それを何度も何度も繰り返す。
「いぎっああっ、だめっ、おかしく、なるぅ……!」
「ふふふふ……」
可愛い。シャーレイの心にあるのはそれだけ。ひなたとはまた違う、少し大人しいような、だけど熱を孕み欲を混じらせた喘ぎ声は少し苦しそうだが愛おしさすら感じてしまう。いつもあれだけクールで強くて、だけど本当は口下手なだけの彼女がこうして喘がされ、自分の手で犯されている。そんな感覚がとてもとても快感で、それだけで彼女の性器からは愛液が垂れてくる。
息を荒げ、発情をそのまま表したような表情と息遣いでただただ己の手でミラを犯しつくす。乳首を咥え、クリトリスを弄り、キスをする。彼女の隅から隅まで、誰にも見せたことも触らせた事もない場所を触り、舐め、犯す。己一色になるように犯していく。
「んあぁ、いっ、はぁっ……」
「どう? 気持ちいい?」
「そん、なのっ……しらな、い……っ」
徐々に自分の声色が熱を帯びていくのに気づかず強がる。
今まで感じたことのない快楽。他人の手によって自分のペースではなく相手の好き勝手に犯される感覚と快楽。それによって頭がどうにかなってしまいそうで自分ではなく他人が性欲を満たしているという感覚が余計に快楽を生み出し徐々に腹の中の異物感は消えていき代わりに熱を帯びて快楽を生み出していく。
いやらしい水音を立てながらミラの中を出たり入ったりと繰り返すそれは徐々にミラの愛液を掻き出し床をいやらしい液体で濡らしていく。
「あああぁ、だめ、もうげん、かい……」
「イく? イっちゃうの?」
「おねがっ、もう、やめっ……!」
「じゃあ、ラストスパートっ」
最後に音符マークでも付きそうな程軽い声色でシャーレイは先ほどよりも強く、速くディルドを動かす。その瞬間、ミラの体を襲う快楽は勢いを増し、絶頂を迎えかけていた体を一気に助長させていく。
「ああぁぁあぁぁぁぁ!? だめだめだめぇ!!」
一気に増した快楽と己の中を抉られ好き勝手に犯される感覚が一気にミラの脳内を快楽だけで支配して――
「ああうぅぅぅぅっ、だめぇ! イク! イっちゃぁぁぁあぁぁぁぁぁぁああッ!!?」
体が勝手に跳ねる。喘ぎ声が途切れ、腰が跳ねて体も跳ねる。
それがミラがもう果てたという合図になり、シャーレイもディルドをミラの中から引き抜く。
ミラの愛液がディルドから滴り床に落ちる。そして細かく痙攣していたミラは徐々に痙攣が収まり、息も切れ切れな様子で床に手足を力なく放り投げた。
「…………だいじょうぶー?」
やりすぎたかな? そんな無責任な気持ちと共にミラに安否を尋ねる。しかし言葉は帰ってこず、どうしようかと思ってから十秒後、小さくミラがシャーレイの言葉に答えた。
「……ほっといて…………」
疲れたし、もう眠い。同居している友達に襲われて性的に食べられた現実を何となく直視したくなくて、一回イかされだけなのに余りにも巨大な玩具を突っ込まれたからか猛烈に疲労を感じて。だから、捻り出せた言葉はその一言だった。
脱がされた服をどうにかしようともせず、胸も秘部も丸出しのまま力なく倒れるミラにそんな事を言われたのでシャーレイは一瞬どうしようかと迷ったがすぐに
ひなたは結局手錠をどうにかする事が出来ず、小休止と同時にこの手錠をどうにかする算段を考えている最中だった。だが、それもこれまで。シャーレイがにっこりと笑ってひなたの手を掴んだ。
「あっ……」
「おまたせ」
「待ってないぃ!!」
本当に待ってないから。そんな言葉を叫ぶがそんなのシャーレイが聞くはずがなく、そのまま羽織っていた布団を剥がれて再び全裸の状態にされ、ベッドの上に押し倒される。手は支柱に繋がれた手錠によって頭から下へ動かす事が出来ず、抵抗は不可能。シャーレイの手にはミラの愛液で濡れたディルド。ローション代わりにはなりそうだがまだ指より太いものを入れたことがないひなたにとっては十分に大きすぎる。ひなた本人の手よりも大きいレベルだ。
完全に適当な男の逸物を入れた方が痛みが楽なレベルの大きさ。それがシャーレイによって無理矢理開かされた足の間に持っていかれ、秘部に当てられる。
「しゃ、しゃーれい……そんなの入らないからさ……」
「でもミラちゃんには入ったよ?」
「ボ、ボク指よりも大きい物入れた事がないんだよ……?」
「大丈夫だって」
「お、男のチンコだってそんなに大きくないよ……」
「へーきへーき」
「聞いてよぉ!!」
ディルドで愛撫される。それだけで先ほどまで完全に発情していたがために愛液が性器を濡らし、ミラの愛液と混ざり合う。一応、現状できる準備はできた。できてしまった。
「じゃあ、入れるね?」
「むりむりぃ!! はいんない!! はいんないからぁ!!」
子供のように叫ぶひなた。だが、シャーレイは止まらない。止める訳がない。ひなたの処女を散らすためにディルドに力を込める。
力が込められ、ひなたの秘部の穴が無理矢理広げられる。そしてそのまま徐々に先端が入ってくる。
「いたいいたい! いたいぃ!!」
だが、それだけでもひなたにとっては激痛が走る。本当に指を二、三本以上入れたことがない未使用のそれは男の逸物を入れるだけでも激痛が走る。それと同等、あるいはそれより巨大な物を入れられるのだから痛いのは明白だった。
涙を流して叫ぶひなた。それを可哀想に、と見ながら這って自分の部屋に戻ろうとしているミラ。そんな叫びすらエンジンへの燃料としてしまうシャーレイ。
足を動かしてなんとかディルドを蹴っ飛ばそうとするが、シャーレイの手と体がそれをそれを防ぐ。その間にも徐々にひなたの膣肉を裂いてディルドが入ってくる。
「いたいぃっ!! むりぃ!! やめてよぉ!!」
首を動かし、体を動かして訴える。しかしシャーレイは手を止めない。ゆっくりとそれを進めていく。
だが、その途中、何かに当たってディルドがそれ以上動かなくなる。
「あ、あれ?」
これはシャーレイも予想外だったようで、抜こうとしたら簡単に抜けそうだが押し込もうとすると何かに当たって阻まれる。既にひなたの膣内は出血しており、ディルドと穴の間から血が流れているがシャーレイはそれに気づいていない。
「うぅぅ……お、おねがい、ぬいて……」
「えっと……こういう時どうしたら……」
涙を流しながら懇願するひなた。だが、シャーレイは未だに諦めていない。
が、自分でも入れたことがないこれをどうやったらもっと奥まで入れれるのか。ミラの時みたいに入らない事に困惑し思考を圧迫され、そしてシャーレイは現状で一番最悪であろう手段を思いついた。思いついてしまった。
「あ、そうだ。力づくで……」
「えっ……じょ、じょうだんだよね? ほ、本当に無理だって……裂けちゃうって……」
シャーレイが一度ディルドから手を放して後ろの部分に掌を当てる。そのまま掌底のように一気に押し込む気だというのはひなたには丸分かりだった。不穏な空気を感じて戻ってきたミラは絶対に痛いどころじゃ済まないと分かっているので血の気が失せた。
流石にこれはひなたが可哀想だと感じ観戦していたミラが声をあげようとした。
が、全ては遅かった。
「せぇのっ!」
シャーレイが一気に力を込めひなたの中にディルドをぶち込んだ。
何かが裂けるような音と共に一気にディルドは中に入り、ミラ程ではないがディルドは明らかに先ほどとは違う、ひなたの中の一番奥に到達した。
が、その痛みはとても計り知れる物じゃなく。
「ひぎぃっ!!?」
処女膜を一気に破られ、そのまま一切手つかずの奥までディルドをねじ込まれた事による激痛がひなたの体を突き抜け、一瞬にして意識を奪い去った。それと同時にひなたの秘部からは処女膜を破られた事や慣らさずに一気に腕よりも太い物をぶち込まれた事によって出血が生じ、ディルドと穴の合間から血が流れ出す。
「……あ、あれ?」
「…………かわいそうに……」
ひなたは気絶。シャーレイは困惑。ミラは合掌。メインディッシュの予期せぬ気絶によってこの日の性行為は幕を閉じた。ミラはそっと自分の部屋に戻ってシャーレイに滅茶苦茶に犯された事による疲労でそのまま寝つき、シャーレイは一旦ひなたの秘部からディルドを抜き取り、その出血に驚いてそっとナプキンをさせて血でこれ以上ベッドのシーツが汚れないようにしてから一人で寂しく自慰をして体の火照りを収めて眠りについた。
翌日。処女を無理矢理ぶち抜かれた痛みと違和感で変な歩き方をするひなたが目撃されたり、ちょっと気まずそうにしているシャーレイが目撃されたり、シャーレイから露骨に距離を取ろうとするミラが目撃されたりした。
ちなみに、この日使われたディルドはシャーレイが後日使ってみた所、大きすぎたため破棄され、結局専門店に行って代わりのブツを買ってきた。それはまた後日、ひなたとミラに対して使われる事になる。
ひなたさん、シャーレイに処女を奪われその痛みで気絶する。南無
ミラさんは結構色々と挿入しているため何とか無事だった模様
毎回ひなたが甚大な被害を受けてるなぁ……こいつ、主人公だぜ?