「ただいまぁ……あぁ、酷い目に――」
「ひなたちゃん? どこに行ってたのかな?」
「ヒッ……!?」
ひなた、捕縛。
ミラとの行為を終えたシャーレイは何やら疲れた表情で帰ってきた丸腰のひなたをガッチリと捕獲した。先ほどまでミラとヤっていたため、あまりシャーレイ自身に余裕はないが、それでも本命であり主菜であるひなたを逃がすなんて事はしなかった。
笑いながらひなたの右手を掴み右手をそっとひなたの胸に置き、そのまま勢いでひなたが転ばないように押していき彼女を壁に押し付ける。身長のせいでひなたが下から上目遣いで不敵に笑うシャーレイを見上げる。その表情には不安やら多少の恐怖が混ざっていたが、そこがまた愛らしいとも言え、シャーレイの加虐心を煽っていく。
どうしてこの子は自分の中の普段は隠している心を的確に突いてくるのだろう。そんな思いを抱いたが、それ以上に今は目の前の少女を滅茶苦茶に犯して自分色に染めてやりたいと、そう心が叫んでいた。
自分の右手をひなたのシャツの内側に潜り込ませ、小さな乳房を手に納めて揉みしだく。小さくも柔らかな感触が手に伝わってくると同時に顔をそっと近づけ、唇を奪う。
「んぅっ……ぷぁ、あっ……」
唇を合わせ、少しだけ煙草の味がする口内を蹂躙し。その最中に漏れてくる喘ぎを聞きながら少し乱暴に彼女の胸を揉む。その中心にある小さな突起を時々指で摘まみ、こねくり回し遊び、足に力が入らなくなってきているのかそのまま座り込んでしまいそうな彼女を左手で掴んだ右手を壁に押し付ける事でそれを許さない。
股の間にも足を差し込み、彼女の逃げ道を塞ぐ。目を閉じキスと快楽に溺れるひなたを少しだけ開いた目で堪能しながらも息が続く限り唇を合わせ続ける。
そうして一分近くか。息の限界が訪れそっと唇を離した。
少しだけ開かれた口からは熱が籠った吐息が漏れ、ひなたの頬は少しだけ紅潮していた。瞳も同様に熱を帯び、翡翠の瞳は小さくも確かな熱を含みシャーレイへと向けられていた。
「しゃー、れい? その、するなら、夜じゃないと……」
「夜じゃないと……?」
「ちょっと……はずかし……」
何やかんやで何時も夜中にそういうコトはしてきた。昼間にシた記憶は無い。が、それは何時もひなたが夜中になったらとストップをかけてきたからであり、シャーレイが渋々それに応じたからだ。
だが、今日は違う。ミラという生贄を美味しく頂いたからか一回思いっきりイったからか、恐らく両方が要因で抑えが効かなかった。今こうして顔を赤くしているひなたを見ていつも通り加虐心を煽られ止める気なんて一切合切捨て去ってしまった。そういえば生贄を差し出された時夜にならシてあげるとか言っていた気がするが気がするだけだ。きっと幻聴だったんだと自分に言い聞かせて多少ある罪悪感を完全に消去する。
少し性的な事をしたら後は加虐心を煽る行為しかしないひなたはもしかしたら口では嫌と言っているが本当は誘っているんじゃないか。いや、何時もこうやって嫌々言っているが何やかんやでノリノリなのだからきっとそうだ、なんて思いながら一旦右手をひなたの服の内側から抜く。
その右手でひなたを抱き寄せ、ひなたの右手を拘束していた左手はそのままゆっくりとひなたの下腹部へ。首筋に口づけをして少しイタズラしながら彼女のズボンに手をかける。
「ひゃっ!?」
ひなたは慣れない首筋への口づけに声を漏らし、気が付けばシャーレイの左手はズボンの中へと侵入していた。
流石に真昼間からおっぱじめるのには羞恥心を感じてしまうからかすぐに右手でシャーレイの左手を掴むが、その程度で彼女の手を止められる訳が無かった。普段は何とか威厳を保とうとカッコつけているひなただったが、やはりこうした床の勝負ではどうしても彼女はねこだった。
性器をゆっくりと愛撫され、それに連動するかのように首筋に落とされていた唇は何時の間にか耳を甘噛みしている。その何とも言えないくすぐったいような気持ちいいような。そんな絶妙な快感とも言える物が脳や思考回路を麻痺させ小さく声を漏らさせる。
「ふぁ……ぁ、ん……」
「どう? きもちいい?」
「くす、ぐった……」
耳元で囁かれ背筋を寒気のような、何とも言えない物が駆けていき、体が少し硬直する。
それがシャーレイに気持ちいいからなのだと判断された結果、愛撫していた左手の指はそのまま無遠慮に濡れ始めていた性器へと挿入された。
自分の指ではない、他人の指だからこその快感と感覚に未だ慣れない物を覚え声が漏れる。足に入る力が弱まり、未だ耳や首筋を甘噛みするシャーレイのせいでそれは徐々に快楽と合わさってひなたの足から力を奪い去っていく。
「くぁ、あぁ……」
「ほら、もっと足開いて?」
「む、りぃ……」
既に足に力は殆ど入っていない。音を鳴らしながら膣内をかき回してくる指と、それが生み出す快楽に抗う事が出来ずただ体力と力を奪われていくだけ。その証拠に既にひなたの足は震え始めており、今はシャーレイに片手で抱きしめられているから何とか立ててるが、手を離されればひなたはたちまちその場に座り込んでしまうだろう。
ここ一か月近くでシャーレイに吸血する度にヤられていたからか多少は快楽に対して耐性が出来たが、それでも感度が良くまた自慰すら数える程度しかしていないため性戯にはまだまだ弱かった。だからか、既にひなたの顔は真っ赤で瞳は先程よりも熱い熱を孕んでいるように見えた。
シャーレイはそろそろかな、とひなたの絶頂を今までの経験から予想して彼女の口を己の口で塞ぎ、そのまま一気に激しく彼女の性器を攻め立てた。
「んぅっ――――!?」
そして、唇を塞がれたまま絶頂。その証拠にシャーレイの左手には吹き出した愛液がかかり、ひなたの下着は彼女自身の愛液でかなり濡れていた。
息が切れてもう足腰が立たないのをキスしながら察すると、シャーレイは唇を離して彼女の体に回していた右手を離した。既に己の力だけでは立てなかったひなたはそのまま床に座り込み、背中を壁に預けた。息は切れて絶頂の余韻からかボーっとシャーレイの顔を見上げている。
シャーレイはもっとひなたを犯したい気分だったが、生憎このまま本格的におっぱじめてしまえば夕飯が遅れてしまう、というか最悪深夜になってしまうため、今日はこの位にしておこうと追撃は止めた。シャーレイ自身、先ほどのミラとの行為で疲れて性的に満足していた、というのも一つの理由だった。
「ふふ、ごちそうさま」
「……ふぇ? もうおわり……?」
どうやら、ひなたはそのまま第二ラウンドが始まらないのを疑問に思ったらしい。
何時もならこのまま嫌だと言っても無理矢理犯してくるのに、と。
「そんなにもう一回したい?」
「い、いや……」
そんな弱弱しい言葉を放ってきたひなたにムラッとしたシャーレイはしゃがんでひなたの頬を両手で包み、何時でもキスして犯せるけど、と宣告する。その視線を受けたひなたはタジタジになりながらも目を逸らした。
「……た、煙草吸ってくる!」
そうして数十秒。羞恥心に襲われたひなたは少し乱暴にシャーレイの手を振り切るとポケットに煙草が入っているのを確認してから灰皿が置いてある居間に向かってまだ力の入りきらない足でヨタヨタと歩いていった。
シャーレイは残念、と呟くとそのまま本来の目的である夕飯の準備に取り掛かった。
****
結局この日、ひなたは恥ずかしさに苛まれて基本的にずっと煙草を吸ったままシャーレイよりも少し遅くに床に入った。あの後はズボンが濡れていて少し気持ち悪かったり煙草の味が分からない位に顔が真っ赤になっていたりシャーレイの視線にちょっと恐怖したりと色々とあったが、恐らく明日からは何時も通りにシャーレイの顔を見る事が出来るだろう。犯されても大体次の日には普通にシャーレイの顔を見れているから。
既に眠りに就いているシャーレイを見てから枕に頭を埋めて目を閉じる。
今日は変な男に話しかけられたリシャーレイに帰ってきてから犯されたりと、前者が無ければ大体何時も通りとも言える日だった。もうシャーレイに犯されるのが何時も通りと言えてしまう所に若干の悲しさがあるが、もう事実なので否定のしようがない。男として色々と複雑だが、今の生活は日本に居た頃より、復讐に身を焦がしていた時よりも充実していると言えるので文句などは無い。好きな子と一つ屋根の下、というのは存外人の心を満足させてくれる物だったらしい。
だが、一つ忘れているような気がする。なんか、家を出る前にミラから何か背筋が凍るような事を言われたような気が。
しかし思い出せないのでひなたはそのまま眠りに就いた。意識を手放す寸前に誰かに触られたような気がするがきっとそれはシャーレイが抱き枕代わりに抱き着いてきたからで――――
「――起きて」
「……へぁ?」
気が付いたらミラの声がした。
間抜けな声を上げた気がするが、間抜けな所を見られる程度今さらだしミラにはシャーレイに犯されて気絶した所まで見られた所もあるので別に気にしない。
まさか何か異常事態が? そんな事を思いながら目を開けると、その先は天井。それも、ミラの部屋であろう場所の天井だった。自分が寝ている場所はベッドで、別に異常事態が発生しているとは思えなかった。強いて言うなら寝ている場所が違うのが異常事態か。
少し寝惚けていたが、すぐに意識を覚醒させると、それと同時にミラはひなたに覆いかぶさるようにひなたに顔を見せた。
「……あぁ、ミラ。一体どうしたの?」
まだ視界が完全にハッキリとした訳ではなく若干ぼやけているため目を擦ってどうにかそれを直そうとしたが、腕を動かすとふと手首に何か変な物がある事が分かった。
「ん?」
それを感じ、手を動かした際に聞こえてきた家の中ではあまり聞きなれないチェーンの音を聞いてひなたは自分の手を目の前に持ってくる。
自分の目で見た手首には、何処か見覚えのあるシャーレイの私物であろうあの魔力封じの手錠がかかっておりひんやりと冷たい鉄の感触を手首に伝えていた。プラプラと揺れる手錠の片割れが自分の頬に当たるが、何で片腕だけに、何処にも繋がっていない手錠がかけられているのか。それを疑問に思い一旦自分の体に異常が無いかを確認すると、服を着ていなかった。というか全裸だった。
ちょっと視線を動かせば見慣れた自分の全裸がそこにある訳で。そして何故かミラも下着姿。しかも、ミラはベッドの上でもバランスを取れるようにか太腿の中ほどからしかない足に膝までの長さしかない木製の義足のような物を着けている。どうやらベルトのような物を巻き付けて無理矢理固定しているようだった。
ついでに少し視界を動かすとミラの手の届く範囲のベッドの上に何だか見たくもないアダルトグッズが大量に積まれていて。あ、あれシャーレイの私物だ、なんて気が付いて何だか嫌な予感が脳内を巡る。
そういえば、シャーレイにミラを生贄として差し出した時、何か言われたような。結構寒気がする事を言われたような。
確か、あの時の言葉は……
「……じゃあ、宣言通り気絶するまで犯す」
ミラはいい笑顔でそう言うと、積まれたアダルトグッズの中からディルドを取り出した。
「ちょっ」
そう言われて思い出した。ミラを生贄にしたとき、気絶するまで犯すとか言われた事を。
だからいきなりのシチュエーションに異議を申し立てたり落ち着いて話をしようと言う前に。ひなたが抵抗の為のアクションを起こす前にミラは片手でひなたの顔を固定するとそのまま顔を近づけ、唇を合わせた。
「んむっ!?」
まさかミラの方からキスをしてくるとは予想外で驚いてしまう。
シャーレイは最早自他ともに認めるレズなのでミラにキスした時も驚きはしなかったが、ミラは口ではバイとか言っているが本当は普通に男の方に恋愛感情を持つんだろうとか思っていたのでミラとする初めてのキスには驚きしか感じなかった。
躊躇なく舌を入れてくるキスにしどろもどろしながらも、ひなた自身最早慣れてしまったのかそれとも癖からか。入れられた舌を受け入れ絡ませる。シャーレイとのキスとはまた違った、荒っぽくない少し躊躇しながら、手探りのようなキスに何だか初めての感覚を覚えながらも少しだけある隙間から息を吸って、そして吐きながら舌を絡めて互いに貪るように唇を合わせて。
何分か。いや、もしかしたら十秒程度だったのかもしれないキスを終え、ミラが自ら顔を離した。
「……キスって、こんな感じなんだ。しかも煙草味」
「いや、ミラもキスはした事あるでしょ……」
「……レイプ紛いのキスなんて殆ど覚えてない。あと、シャーレイは荒っぽい」
「あー……分かる。分かっちゃう自分がなんだか嫌だけど……」
シャーレイは何時も相手を抑えつけて自分だけ楽しむような、大分荒っぽいキスをする。後は大体行為中の流れだろうか。ひなたからキスをした事なんて数える程度しか無く、その他は大体流されてシャーレイからしてもらう程度。しかも大体犯されている最中なのでひなた自身覚えていない時がある。
それはミラも同じらしく、数回のキスの中でも覚えているキスはシャーレイからされたかなり荒っぽいキスだけだった。そうしてキスの経験は幾らかあったものの、その中でひなたとミラがキスをした事は無かったし、肌を重ねるのもこれが初めてだ。
「……シャーレイが相手じゃないならこっちの物」
「あ、これはレイプですね……って、またボクはレイプされるんかい」
「……宣言通りの事をするだけ」
「逃げなきゃって今思ったけど既に腕を掴まれている悲しみ」
肌を重ねる女の子は二人目なのにどっちも初体験は相手からのレイプというのは男として少し悲しさを覚えてしまう。股間に逸物さえあればレイプするのはこっちの方だったのに、なんて思いながらも腕をガッチリと掴まれ身じろぎは出来るがそれだけの自分の体を若干恨む。
体格で既に負けているし剣を振っているミラとほぼ無反動な銃を握っているひなたとでは筋力の差も違う。しかも魔力も封じられているひなたがミラから逃げ出せる道理なんて今ここには無かった。
何時の間にかミラはひなたの体を覆うようにして押し倒しているしひなたは完全にミラの体の下に収まってしまっているため逃げ出す事が出来ない。しかも手を掴まれているから手も動かせず、満足に動かせるのは足だけだった。仕返し、と称して出来る事と言えばミラの性器に自分の膝を当てて擦る事程度だろうか。どうせすぐに股を開かされて出来なくなるのが目に見えているが。
結論。このまま大人しく気絶するまでレイプされるのを待ちましょう。
「どうせボクは何時もネコですよーだ……」
「……何言ってるか分からないけど、早速」
何時かタチになってシャーレイとミラをひいひい言わせてやる、なんてひなたが考えていると、ミラの片手にあった恐らくシャーレイの私物であろうディルドが自分の秘裂に当たるのが分かった。しかも、そのまま力を入れて入れようとしている事も。
「あ、あの、ミラ? さ、流石に濡れてないのに入れるのはちょっと……」
「……じゃないとお仕置きにならない」
「いや、痛いって聞いたし流石にこの間処女を奪われたばかりの身としてはちょっとは遠慮してほしいんだけど!」
最初の時は濡れていたが挿入されたら全身が引き裂かれるような痛みに耐えれずに気絶してしまった。それ以外は基本的にちゃんと前戯してから挿入され気絶していたが、流石に濡れていないのに挿入されるのは恐怖しかない。
何時も挿入してからは腹の中に異物がある感覚とそれを動かされた時の快楽に頭が混乱しまくっているが、その中の快楽が消えるとなるともう拷問としか思えない。だから、せめて前戯してから挿入してほしかったのだが。
「……ノーサンキュー」
ミラはそのまま躊躇なくひなたの中へディルドをぶち込んだ。
自分の中を裂いて入ってくる異物の感覚と、快楽ではなく自分の中を削るような痛み……ではなく、快楽に身を捩らせる。
「ふぐっ……あ、あれ?」
「……キスの時点で濡れてた」
「あ、そうなの……?」
「……流石にそこまで鬼畜じゃない」
自分ですら気づいていなかった、という事はそこまでミラとのキスに夢中だったのかこれからの恐怖によって感覚がマヒでもしていたのか。
だが、どっちにしろ今日はこのまま気絶するまでセックスルートなので気が重いのは変わらなかった。
「……本命はこれじゃないけど」
「へ? あっ……」
ミラが不穏な声を漏らしてひなたに挿入したディルドを引き抜いた。
引き抜く際にも感じた快感がひなたに物足りなさを感じさせて声を漏らさせる。
完全に体の方は準備が出来上がっているらしく、そしてこれからの快楽を楽しみにしていたらしく、もどかしさと物足りなさを感じさせる。が、そうしている内にミラは本命と思わしき物をアダルトグッズの山の中から取り出した。そして、それを見た瞬間、ひなたの顔が引き攣った。
三週間ほど前にシャーレイに使われ、そのまま直接気絶まで持っていかれたシャーレイ謹製のぶっといディルド。長く、そして極太なそれには恐らくひなたの物であろう血痕が生々しく残っており、明らかに掃除したけど取れませんでした、みたいな雰囲気を出している。
「そ、それ……捨てたんじゃ……」
「……一応、私のオナニー用」
「回収したのね……っていうか、そんな腕より太そうなの使ってるんだ……」
案外そういうので拡張するのが好きなのかな、なんて現実逃避してみるが、使いやすいようにか取っ手のようなものが付けられたそれをミラはひなたの秘部に押し付ける。
「い、いやいや、流石にそれは駄目だって死ぬって今度こそ死ぬって!」
「……案外イケるから。平気平気」
「ボク小柄だから! そんなの入る体してないから!」
「……最初は私もそれくらいの身長だった」
「え? マジ? そんな頃からこんなのぶち込んでたの? ……じゃなくって! 本当に無理だって!」
「……どっちにしろ無理矢理入れる」
「そんなの絶対無理だああぁぁっ!!?」
流石にそのトラウマの塊をぶち込まれるのは看過できず抵抗するが悲しいかな。ミラの力は完全にひなたを封じ込め、シャーレイ謹製の極太ディルドはそのままひなたの中へと挿入された。
先ほどよりも更に太いそれが徐々に自分の中に入っていく感覚に快楽よりも大きな、自分の中を裂かれるような感覚と内臓を潰されるような感覚を覚える。
「あっ、がっ……」
徐々に入ってくるそれに気持ちよさは僅かにしか感じる事が出来ず、頭の中を電気がスパークするかのような感覚に脳を焼かれる錯覚すら感じてしまう。
仰け反り、必死にそれから逃れようとしてもミラは意地悪な顔をしてそれを遠慮なく入れてくる。数秒でそれはひなたの最奥に到達し進行を止めた。その大きさに息苦しさを感じながらも自分の体を見てみれば、心なしか腹が膨らんでいるように見えた。
「く、くるし……」
「……このまま気絶するまでフルコース」
「も、やめ……ひぐぅ!?」
そのままミラがひなたの中に入れたソレをシャーレイよりも乱暴に引き抜く。
そしてすぐにそれを入れ、そして引き抜く。引き抜かれる度に愛液が飛び散り、そして入れられる度にひなたの小さな体が跳ねる。
「あぐぅ、ひぃっ、ふぐぅ!?」
腹の中を突かれる度に感じる息苦しさと快楽。まだ女の体に慣れ始めたばかりの体では強すぎる快楽と息苦しさはひなたにまともに呼吸すらさせずに突くたびに酸素と体力を奪っていく。
気が付けばミラはひなたの手から自分の手を退け、ひなたの乳房を揉みながらも犯され喘いでいるひなたの見下ろしている。その視線には加虐心を煽られた時のシャーレイのような物が宿り、ひなたを犯す事を愉しんでいる。
「もっ、むりぃ! やめっ、おねがっ……!」
「ふふ……大丈夫」
「やぁっ、おかし、くぅ、なるぅ!」
シャーレイに犯されている時とは違うそれはひなたを徐々に快楽へと沈めていく。
抗う事すら既に脳内から消え去り、快楽に支配された脳内は考えるという事すら許さずに快楽に溺れさせようとしてくる。頭の中が真っ白になり手も自分が頭を乗せている枕を掴むだけで自分の中に入っている極太のディルドを抜こうとはしない。
「……ほら、イきそう? イっちゃいそう?」
「だめぇっ、もう、げんかぁ――いぎぃッ!?」
ミラに囁かれ、そして胸を更に強く揉まれ、ひなたはすぐに絶頂した。
既に染みを作るまで濡れていたベッドのシーツは更に濡れ、ひなたは絶頂によって体の自由を奪われ、身体は痙攣する。
それを見たミラはひなたがイッたのを確認し、ひなたの中からディルドを抜いた。それによって垂れてきた愛液が更にシーツに染みを作り、ディルドからも垂れるひなたの愛液は滴り落ちてひなたから離れた場所に水の跡を作る。
「はぁ……はぁ……」
「……ヒナタ? ヒーナタ? …………これ聞こえてないやつ?」
既にひなたにとっては十分にハードなプレイによって彼女は意識朦朧。目の焦点は合っていないし体に力が入っていないのか枕を掴んでいた手はとっくに力なく顔の横に置かれているだけ。
試しに小さくも柔らかい乳房を揉んでみたものの反応なし。だが、まだ気絶はしていないだろう。それに近い状態だが。
そう勝手に判断したミラはアダルトグッズの山から本命を取り出した。
先ほどまでのはあくまでも前座。本命は違う、と最初のディルドの時に言ったがあの極太ディルドが本命とは一言も言っていない。自分の自慰用だとは言ったが。
取り出したのは電マ。今日の昼にシャーレイに誤って挿入したあの電マだ。
シャーレイがあそこまでよがったのだからひなたならきっと良い反応をしてくれるはずだ、とミラは無意識にドSな笑いを浮かべながら力なく寝ているひなたの股にそれを近づける。
ひなたが反応しないのは何処かつまらない、と感じながらも電源を入れずにそれをひなたの中に入れる。結構力を入れないと駄目かと思ったが、先ほど極太ディルドを突っ込んだからか案外すんなりと電マはひなたの中に入った。
「んっ……」
その際にひなたは小さく喘いだ。だが、入っている物が電マだとは気が付いていないらしい。
「……スイッチオン」
そしてミラはひなたに何も言わずに電マのスイッチを入れた。勿論、振動は最強で。
「ひぎっ!?」
シャーレイすらよがり狂ってしまうそれを受けてすぐにひなたは放心状態から帰ってきた。
「ああ、あぁぁああぁぁぁぁぁああああぁぁ!!?」
「……電マ挿入。シャーレイすら音を上げた」
「やだやだやだぁぁぁ!! むりむりぬいてぇぇぇぇぇぇぇ!!」
疲れてしまったからか、それとも快楽のせいか、ひなたは先程絶頂した時のように体を反るだけで電マを自ら抜こうとはしない。が、その声は喘ぎというよりも完全に悲鳴で眼には涙が浮かび、唯一残っている手は逃げようとしているのかベッドのシーツを掴んでいるだけ。
だが、そうやっても電マから来る快楽からは逃げる事は出来ず、ひなたは体を小さく動かしながらも自分の中で振動するそれが生み出す快楽に体力と気力を奪われていく。
「だめぇぇぇっ! こ、んなのしらないィィッ!?」
そしてすぐに絶頂する。
シャーレイですら数十秒で絶頂した電マ挿入にひなたが十秒以上耐えられる訳が無かった。
ミラはこれ以上電マは動かさないでもひなたは勝手に気絶すると判断しひなたの絶頂の後押しとして乳房を揉みながら小さな突起を舌の上で転がし始めた。
「ひぃぃあああぁぁぁぁぁぁアァッ!!? もぅ、げんかいらからぬいてぇぇっ!! もうなんかいもイって――あひぃッ!!?」
何度も何度もひなたの身体が跳ねる。小さな体が自分のしでかした事で何度も跳ね、そして絶頂し続けるのは何処か自分の加虐心を煽ってくれて少しはあった可哀想だから止めてあげようという気持ちはすぐに吹き飛んでしまう。
もっと、もっと喘がせたい。そう思ってしまったミラはそっと電マを掴んで更にひなたの中へと押し込む。それに比例して強くなっていく快楽はひなたの意識を徐々にホワイトアウトさせていく。
「いいぃぃぃいいいいぃぃぃイギッ!? あ、ああぁぁぁ……あぐっ!? も、むりぃ……しんじゃあっ!」
何とか止めてもらおうと最早ロクに回らないのであろう口でミラに言葉を放つが、それすら今のミラには着火剤にしかならない。
最早十秒も経たずにイキ続けるひなたにとって、今この状況は正しくイキ地獄だった。
そして、十分もしない内にひなたに限界が来た。
「ぁ、ぁぁ…………ぁっ」
最早喘ぐ体力すら無かったひなたが小さく絶頂し、そしてまるで糸の切れた操り人形のように力なくベッドの上にその身を投げた。
どうしたのかミラがひなたの顔を覗き込めば、ひなたは完全に白目を剥いて気絶していた。しかし、それでも自分の中に入っている電マの快楽は続いているため小さく喘ぎ、時々絶頂しているのか体が痙攣する。
流石に気絶しても攻め続ける、という訳にはいかないのでミラはそっと電マの電源を切ると、ひなたの中からそれを引き抜いた。
電マはひなたの愛液で既にびしょ濡れであり、シーツの方も飛び散ったりしたひなたの愛液でかなりひどい事になっている。明日か明後日には洗濯しないと、と思いながらもそっとアダルトグッズの山をひなたとシャーレイの寝室からひなたを拉致する際に頂戴してきた箱に戻した。
シャーレイが起きる前に返さないと、と思い卑猥なグッズの山に視線を落とすが、ふとひなたとシャーレイがよがり狂う原因となった電マに目がいった。
「…………そんなに、気持ちいいのかな」
シャーレイが普段からは想像がつかない程よがり狂い、ひなたも戦いの時に感じさせるクールさが完全に消え去る程にイキ狂う。そんな光景を生んだそれを手に持ち、ミラはちょっと興味を持った。
そしてミラは完全に興味本位で自分の中に入れ――
「ひぃぃッ!?」
これはそう簡単に人にやっちゃいけない物だ、と自らの身を持って実感した。
結局シーツはひなたの愛液に加えてミラの愛液でも濡れ、ひなたの近くでやらかしたからかひなたにも結構愛液がかかったのは完全な余談だった。
もうミラもバイじゃなくてレズでいいんじゃないかな、と思い始めたここ最近。そしてひなたは安定の気絶。この子R-18版だと気絶するのが最早ノルマになっている気がする。
シャーレイ(攻め)、ミラ(両方)、ひなた(受け)……うん、完璧だな!(錯乱)