注意事項。最後の方に極力薄くしましたがスカトロ描写があります。あと喘ぎが五月蝿いです。
慰めなど一片の欠片もない。
セルベリアは両手両足に高鉄の枷を嵌められ、天井から宙吊り状態でぶら下げられていた。
両手はバンザイ宜しく、脚部に至っては空中まんぐり返し。
無理矢理股を広げられ、男達が突き込みやすいよう、股間を肉棒の位置へと固定されていた。
未だ野獣どもが戦乙女の膣穴を蹂躙し、チンポをあてがい、何度も肉棒で犯し続ける。
「もっと気持ちよさそうに啼け」
「メス豚らしく喘げ」
上の口は残った精液を泡立たせ、下の口では腰と腰がぶち当たり乾いた恥音が響き渡っていた。
膣を締めなければ終わらない。
疲労困憊でも喜悦を抑えられず、肉体は浅ましい雌の刺激に痙攣した。
「あぁ、子宮にぃい、一杯、いっぱいぃい、出てりゅぅううう」
ボビュバビュ、ビュッビュビュビュッ。
また一人また一人と脈動する射精が終わり、セルベリアの身体がブルリと震えた。
身体中至る所が精液塗れ。
子宮が膨れ満タンになり、入りきらない白濁汁が股間からドボドボと垂れ落ちた。
アナルには栓をされ、浣腸ザーメンは未だ出されずボテ腹のままだ。
それからガリア軍捕虜だけでなく東ヨーロッパ兵士も交わり、快楽で弱ったヴァルキュリアを犯し抜いていった。
百の位は超えただろうか。
それだけの人数を相手にしていれば、気が狂うのも当然。
セルベリアは朦朧とした意識の中良い様に犯さていた。
「あぅ……ひぅ…………はぅ」
時折、小さな呻き声が漏れた。
「全身ザーメン塗れの豚女」
「淫乱雌豚娼婦め」
艶美な容姿がイキ過ぎてアヘ顔に固まったまま、罵声を浴びせられ、膣穴に痛烈な肉槍が突き込まれていく。
迫り来る肉棒の律動を受け続け、ギリギリの意識であろうとも腰が浮き追い続け、チンポに食らい付いてしまう。
綺麗な純白の肌は薄汚い白濁液で染まり、快楽に果てた身体をだらしなく震わせるのみ。
セルベリアは男達の激しい抽送を膣で受け入れ、妊婦のように膨れた腹を滑稽に揺らした。
そこへ大量の飲まされた精液が胃に入りきらず、食道で震え逆流。
「うぇ…………ぉげぇ」
肉体を揺さぶられるきつい振動に耐え切れず、セルベリアはゼリー状の塊を吐き出した。
下腹部でぶつかり合う腰が粘付く糸を繋ぎ、張った乳房が淫靡に振り乱れ、勃起乳首が悦楽の異常な度合いを示し、クリトリスはビンビンにそそり立つ。
前に中出しされた汚濁汁が、真新しい勃起チンポに押され、ブチュリブチュリと淫猥な粘着音と共に溢れ出た。
「……イ、クッ」
セルベリアは掠れたか細い声で呟く。
淫乱を極めた雌の肉体は、遂には中出しに抵抗を示さなくなり、ただ只管に肉棒を受け止めた。
「精液臭いクソ女め、出すぞ、出すぞっ!」
捕虜が腰を突き出し、膣奥に肉棒を差し込んでは射精した。
精液がどろりと流れ込み、嘔吐した分だけ、熱い汚汁が膣内に充満していく。
満足した捕虜ががセルベリアの膣穴から肉棒を引き抜いた。
拡張された膣口では、中出しザーメンが逆流し、床に垂れ落ち白濁の泉を作り上げる。
「あっ、う……」
セルベリアは快楽で頭の中を弄られ、意識は掠れ、重度の性行為で反応ももう少ししか示さなくなった。
だが、事を起こした悪鬼は言う。
「流石は大佐だ、よく頑張る。
ご褒美に、口で吐き出した分はしっかり補充してやろう」
男は調教開始時に剥ぎ取り回収した黒のパンティーとブラジャーを取り出した。
それを膣口から噴出し、床に広がった大量の精液を拭き取ってやる。
汚濁汁を多分に染み込ませ、グショグショに皺が寄り切った。
窄んだ下着を染み込ませ、ポタポタと汁を垂らしながら、セルベリアの口元へと近づけた。
「……ぁ、に、おい、んっ」
気をやり朦朧とした意識の中でも、鼻腔を突く精液の臭いにどうしても反応してしまう
男はむっちりとした尻を後ろから鷲掴みにし揺らす。
そして惜しげもなく口に突っ込んだ。
「気絶タイムは終了だ。下着に染みた精液をとくと味わえ」
「……ぉあっ…………。
んっ、んん゛ーーーっ!! ん゛ーーーーーっっ!!」
洗脳によって主と定められた人物からの命令。
脳幹に電気信号が走り、精液で湿った下着を口に含み、牝豚は背中を仰け反らせた。
絶頂しながら精液の味を口一杯に感じ取り、意識が強制的に覚醒させられる。
セルベリアはパンツとブラの丸い布切れを吐き出せず、肉体は悦び打ち震えた。
「じゅるじゅるぅ、ちゅうぅぅう、んんんん! ……ひんっ、ずじゅ、じゅぅぅううう!」
起きがけに大好きなザーメンを吸引し悶えた。
ザーメンジャンキー。
汚液と知ってなお啜る。
男はセルベリアの無様に成り果てた姿を思う存分堪能した。
そして漸くアナル解放の時に差し迫る。
本日のメインディッシュ。
セルベリアを天井の鎖から外し、うつ伏せの状態で冷たい地面に寝そべらせた。
顔と胸を石床に擦りつけながら、だらけた両腕を尻に移動させ、両手を尻タブの上に置いてやる。
戦乙女がケツ穴を自ら広げるように、デカ尻を天へと持ち上げさせた。
男はケツ穴に許しを与えるべくセルベリアの尻に手を掛けた。
戦乙女の肛門に埋まり、尻穴の裏側に引っ掛かったアナルプラグ。
栓を掴み、腸肉を刺激するよう上下に揺さぶり、少しだけ抜いてやる。
「ふぇ……待て、待てぇ!」
突如セルベリアのアヘ顔が大きく変化した。
「あぁ、ぞんなぁああ゛っ、あ゛お゛っ、おあ゛ぁぁあああ」
苦悶の喘ぎに尻をくねらせ、全身を震え上がらせる。
震えの中心は当然肛門。
ひり出すように強く息み、人間の身体が奏でるとは思えない、満ち充ちと拡張されていく肛蕾の悲鳴。
半狂乱に身を捩り、アナルプラグが排出された。
「ひぃいいいっ! やべてぇ、やべてえぇ!」
快感を伴った地獄の責め苦。
引き抜かれる刺激に、尻と脳に徹底的に刻まれた肛門快感。
しかし、それは所詮スタートライン。
アナルプラグから繋がったピンク色の大蛇、長大ディルドーが前進を開始した。
拡張された菊門が擦られ、尻奥では濡れた腸壁が表に出ていく長大ディルドーによって磨かれていく。
「お゛ぉぉおおお、おぢりぃっ、アナルがぁぁ!
ひっぱられりゅうううっ!! おひりぃぃいい、こしゅられでりゅうぅううっ!!」
円を描くように卑猥なケツ振りに、培われた獣の様な唸り声。
直腸からひり出された長大ディルドーは50cm程度。
セルベリアは尻を強烈に震わせるも、未だ終わりは見えない。
腸汁でベロンベロンになったアナルを捲り、長大ディルドーが尻尾のように垂れ下がり地面に向かって落ちていく。
「ひぃいいいっ! めぢゃぐぢゃにぃいい、広がってる゛ぅぅううっ!!」
強烈に呻き、肛門が一際激しく裏返った。
引き抜かれる刺激に、ナノマシンによって尻と脳に徹底的に刻まれた肛門快感。
強制完全拡張された菊門が腸肉と共にクチャクチャと鳴り響き、直腸壁の曲がりに沿わせ、蠢いては長大ディルドーを押し流した。
はみ出た部分が腸汁で濡れそぼり卑猥にくねり、撓る。
うねり落下する振動が肛門を別の刺激として襲い、アクメを更に加速させた
「尻穴が狂うぅうぅ! アナルおかしくなっちゃぅぅううっ!」
先端が床に達し、排泄から来る快楽の余り、付着した腸汁がポタポタと流れ落ちていく。
直腸内で埋め込まれていた玩具が床の上でとぐろを巻き、峠を越え、スムーズに長大ディルドーがずり落ちた。
「もうらめぇぇ! あなりゅ、でていくのおぉお!
あぁ、すごいすごいすごぃいいいっ!! い゛ぃぃいいい、きもぢぃいいいっ!!」
そして遂に長大ディルドーが全て引き出された。
じゅるっ、ぽんっ。
「ふぎゅうぅぅううっ! いぐぅうぅううう!! イ゛ク゛のぉぉおおお゛お゛お゛っ!!」
間抜けな肛裂音がと共に尻を最大限震わせ、セルベリアは絶叫した。
見間違うことなき排泄アクメ。
涎を垂れ流し、内股に縮こまった両足を細かく痙攣させ、秘所は絶頂の潮吹きを繰り返した。
「……はひっ、ひっ、あひっ、くひっ」
声を張り上げ過ぎて、息も絶え絶え。
薄紅色の肛門が完全に裏返り、ぽっかり開く。
尻穴からピンク色の直腸が丸見えになり、更にその先、ボテ腹の原因たる白濁の源泉が姿を露わにした。
ここで男が皆に静止を掛ける。
「諸君、貴い戦乙女を地に堕とす為、呼ばなければならない人物がいる」
男は一人の捕虜を紹介した。
異常に息を荒く吐き、股間部が一際大きなマラを持った屈強な兵士だ。
血管と金玉がパンパンに膨れ上がり、チンポの肉茎は子供の腕ほどもある。
「彼は村も家も家族も妻も娘も、どこぞの帝国軍ヴァルキュリアに全てを焼かれたそうだ。
逃げる暇もなく塵に、灰に……その無念を晴らすべく、進んで改造を志願したのだ」
捕虜はセルベリアのむっちりとした尻を目掛けて、猛牛の如き勢いで掴みかかり、肉棒が尻穴に突き刺さった。
「おひりぃっ、ひろがっちゃぅぅぅううっ!」
栓から解き放たれた腸肉が蠢き、チンポ浣腸ザーメンたっぷりのケツ穴を極限まで責め立てていく。
アナルは解放された括約筋を全開で使い込み、肉棒をがっちり咥え離さない。
極太チンポでアナルをガバガバに拡張され、腸汁は垂れ流し放題だ。
回りは下品に笑い、捕虜はセルベリアの腕を掴み、尻たぶに腰を叩きつけた。
「悪行を重ね、虐げてきた報いだ」
「おっ、ふぅっ」
ドスッ。
音が弾け、尻穴に響く強烈な一撃
堪らず目を見開き、雌豚が悲鳴を上げ吠える。
虚空に叫びを撒き散らし、ぎちぎち満ち充ちと極太の肉棒でクソ穴を犯される。
膣襞が震え、膣口からは中出しザーメンが逆流し噴出した。
「勿体無いことを、腐れマンコめ。折角出したザーメンをこぼすな」
「むりぃ、むりだぁ! ひぃッ!!」
大事なザーメンを落とした故か、痛烈な一撃が再度尻穴に見舞われた。
腰を唸らせ、巨大な肉棒が腸壁を強力に擦り続けていく。
肉棒に絡みつき、腸壁がズルズルと極太チンポに引っ張られていく。
アナル先端まで引き抜かれた極太の肉槍が腸内に勢い良く突き込まれた。
「い゛っ、はぐぅううっ!」
強力な抽送に加え、直腸がネジ曲がるほどの無慈悲な不意打ち。
セルベリアは尻の奥の奥から襲い来る衝撃に全身を仰け反らせた。
熱く滾る肉棒が直腸粘膜を掻き分け、腹奥深くまで貫いていく。
妊婦のようなボテ腹を床で振り動かし、胸と一緒に大きく弛ませるも、極太チンポが尻タブを穿ち、柔肉を弾けさせ、突き込むことを止めることはない。
「ごわれるぅ、お尻ぃ壊れちゃぅぅうう…………あっ、うっ」
セルベリアは痙攣しながら、悶絶した。
快楽の余り、引き付けを起こし身体は脱力、意識が遠のくのを感じてしまう。
「おねんねにはまだ早い。任務を果たせ、雌豚女」
「ほごぉっ! ぐぁあ、ぉあぁぁああ……ふひっ、ゆるひぃ、てぇ」
しかし尻穴を抉る衝撃がセルベリアを無理矢理に目覚めさせる。
ブジュブジュグジュグジュと汚らしい恥音を添えた暴力的な抽送。
意識の混濁と覚醒が繰り返され、精神が極限まで疲弊していく。
腸肉がゴリゴリと削られ、ケツ穴が穿たれた。
肉竿が前後する度、腹の奥に浣腸ザーメンが少しずつ肛門に向かい移動していく。
ショーを喜び取り囲む兵士達。
戦乙女の口から絞りだせるのは快感の声のみ。
それが嘲笑を煽り、一層獣欲を滾らせた。
「啼け、ザーメンを懇願しろ!」
「精液を、アナルでぇっ、尻奥でぇ!」
捕虜は腰を唸らせ、肛門の括約筋を破壊する勢いでスパートが掛かり、特大の肉棒が深いストロークで尻奥を抉る。
トドメとばかり、根元までぶち込まれ、チンポが直腸の奥で脈動した。
「腹が、お腹が破れるぅぅううううぅう!!」
ドブドブドブ、ボブボビュビュビュッ!!
セルベリアは白目を剥き、狂ったように絶頂し、デカ尻の尻奥で灼熱の精汁が腸粘膜を焼き尽くした。
腸肉が震え、蠢き、肉棒を扱き切る。
凄まじいアクメを一身に受け、セルベリアは身体を激しく身震いさせた。
「あ、うっ……」
長い長い射精で、腹が限界を超えて膨れ上がった。
捕虜は全てをセルベリアのアナルに絞り切り、拡張された尻穴から肉棒が抜き取られていく。
「まへぇ、ぬ、ぬがなぃれぇ」
セルベリアが涎塗れのアヘ顔で必死に懇願する。
態度の変化に周囲が笑い、観衆は大いに沸いた。
無情にも腸肉を引き伸ばし、雌豚のアナルから特大のチンポが引き抜かれた。
栓が外れ、尻穴は無様に空気を求め、閉じることはない。
桃色の真ん円とした隙穴。腸肉が蠢き、奥底に見える白い半固形の泉。
これから起こること。
待っているのは当然、浣腸ザーメンを溜め込んだボテ腹からの解放だ。
牢内はクライマックスに向けて一気に盛り上がっていく。
我慢に我慢を重ね、限界を突破してもなお許されない。
そこから漸く訪れた解放感、そしてその先に待ち受ける快楽。
「お尻、すーすーあいてるうぅうぅう、ぁあぁぁ」
尻穴に空気が通る。
それが途方もなく恐ろしい。
ショーの終幕。
全身から脂汗を滲ませ、腹はゴロゴロと煩く鳴り響く。
最早耐えようとする努力など微塵も意味をなさず、兵士の揶揄、嘲笑などセルベリアの耳にはもう入らない。
震え上がるセルベリアの嬌態を目の当たりにし、観客は大歓声を上げ、床を踏み鳴らし、果てはカウントダウンを開始した。
「いくぞぉお! 5! 4!」
「はひっ、ひっ」
溜まりに溜まったボテ腹ザーメンタンク。
地鳴りに合わせ、開いたケツ穴が猛烈にヒクついていく。
「3!2!」
「あひっ、ひえひっ、くひっ」
唇を震わせ、喉元から飛び出るおかしな声。
眉間に悦楽を刻んだ深い皺が寄り始める。
「1!!」
「ぁあ、あああ……あああああ」
最後に背中を撓らせ、首が卑猥に仰け反った。
「0!!!」
「おっほっ」
無様な呻き声と共に美しい顔が歪み、唇の端がつり上がった。
敗北を悟った絶望の笑み。
直後、腸奥から半固形物の塊が勢い良く迫り来る。
「おあ゛っ、ぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛、お゛ぉお゛お゛お゛お゛!!」
ボビュボビュボビュ! ボヒュ、ボジュ、ボヒュッ!! ボビュビュビュビュビュビュッッ!!
訪れた尻穴の決壊。
止まることを知らない白濁液の逆流。
凄まじい量の浣腸精液が尻穴から噴水の如く噴き上がる。
「ぎもぢぃ゛ぃ゛い゛いぃぃ! お尻のチンポ汁きぼぢぃ゛い゛い゛い゛い゛っ!!」
白目が更に裏返り、完全に狂った喘ぎ声。
「うれひぃいいでひゅううう! ケツ穴、あづぅうぃぃいいい!! アナル、イ゛ッッグゥ゛ゥ゛ウウ゛ウウ゛ウッ!!」
アナルファッカーとなり、調教された尻を震え上がらせ、セルベリアは狂乱し絶頂した。
尻穴からザーメンミルクが噴き荒れ、床と足を浣腸ザーメンで汚し、舌を突き出し、アヘ顔を大勢の前で惨めに晒す。
浣腸ザーメンを出し切った次。
ケツ穴から放り出る、余りにも無様な恥音。
全身が力み、腸肉がうねり捲れ出す。
臭気を含む物体が細胞壁を擦り、肉体はひり出すことに夢中になり、全身を跳ね上げイってしまう。
「いあ゛あ゛あ゛ぁぁああああっ! ん゛ん゛ぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛!」
喉が枯れ、声が状態を保てない。
絶頂にデロリと舌を突き出し、上がる断末魔の悲鳴。
締めのアクメに相応しい、一条の潮を強烈に噴き散らした。
「あ゛お゛ぉぉお゛お゛お゛! ん゛ぁぁあ゛ああ゛ああ゛ああ゛っ!!」
絶望の咆哮。
地に落ちた尊厳。
戦場で畏怖された乙女とは思えない壮絶な醜態。
急速に理性の輝きが失われ、視界が闇に染まっていく。
「あぁっ…………」
肉体と脳の限界。
快楽の極地とその果て。
ブツンと糸が切れる音が内側から聞こえ、戦乙女の意識はそこで途切れてしまった。
「……」
ベッドの上、セルベリアはぼんやりと目を開けた。
起き上がり、窓から指す朝日を浴びる。
目尻は薄黒く、疲れで完全に憔悴し切っている
着物は女性用のワイシャツを一枚だけ。
前をはだけさせ、寝汗で引っ付き、白地から肌が透けていた。
窓際には、一輪の白い花が透明な花瓶に活けられている。
花は重力に従い一枚花弁を散らす。
陽光を浴びるその姿は健気で確かに美しい。
だが、今にも手折られそうで、脆く何処か弱々しく、それが今の自分をなぞってしまう。
「悪夢だ……悪い夢だ」
セルベリアは自分に言い聞かせる様に言う。
記憶は定かではない。
だが、身体中にへばり付く粘液と奥底に残る悍しい感触。
それが精神を蝕み、肉体を疲弊させた。
そこへ無粋な男が一人、横から話しかける。
「も、申し訳ありません。
ひどい熱に魘されていて……その、大佐の服を脱がせ、風邪を引かない様、汗を」
羞恥と突発的な事で怒り、セルベリアは傍にある物を投げつけた。
花瓶がぶち当たり、陶器は壊れ、服は濡れ、その破片で男は瞼を切ってしまう。
しかし見れば、夜通しでずっと看病していたのだろう、同様にクマを作り疲れきった顔をしていた。
男は流血するも、片足で跪き、頭を垂らしてはセルベリアに忠誠の意を示す。
「不敬罪としてどんな処罰でも甘んじて受けます。
ですが御身を大切になさって下さい。
我々は貴方の駒、忠実な下僕と考えてもらっても構いません。
しかし、貴方は替えが効かない。
我々の唯一、ただ一人マクシミリアン皇太子に寄り添うクイーンなのです」
「……」
浅ましさに気付き、セルベリアは己の口を固く閉じた。
「確かに全人類が胸襟を開き、分かり合えれば言うことはないでしょう。
しかし、人はすれ違い、傷つけ、殺し合ってしまう。
時には武力も必要だと私は考えます。
平和のため、お力をお貸し……」
「わかった……もういい」
役得だと思え。
そう言い放ち、男に出て行くよう促した。
セルベリアは目を伏せ、思う。
……そうだ、まだ私はこんなにも部下に恵まれている。
しょげている場合ではない。もうすぐ任務も終わるはず。
あと少し、あと少しだ……。
心の憂いが晴れた訳ではない。
けれどもセルベリアは絶望に抗い、己を奮い立たせた。
その傍ら、ドアを締め退出する際、男が低い声で呟く。
「洗脳深度100%。さらばだ、健気で儚い戦乙女よ」
次回、完堕ちです。
早く大佐とのラブラブセックスが書きたい。